日本で公開されてる韓国映画
公開中です
4月5日から公開です
映画『パスト ライブス/再会』|2024年4月5日(金)公開
海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。
BODYGUARD
ボディガード
巨大な陰謀に吞み込まれた二人 今度こそ守り抜く・・・
●かつて恋人を守り切れずに失った男が、再び愛する人を守るために立ち上がるサスペンス・アクション。
●ボディガードをテーマにした物語は人気抜群、かつての名作群に新たなる神話が加わる!
ボディガード作品:『ボディガード』『マイ・ボディガード』『シルベスター・スタローン ザ・ボディガード』『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』
●W主演に新人カン・ソクチョルと元ミス・コリアのユ・イェビン。ボディガードをテーマにした人気映画群に新たなる傑作が生まれた。
●映画に厚みを加えるのは数々の人気韓流ドラマや映画で活躍するキム・ジヌ『最終兵器 ムスダン』とチ・ヘイン。
Cast
スハン役…カン・ソクチョル『ザ・スパイ シークレット・ライズ』(日本語吹替:伊藤有希)
イェジン役…ユ・イェビン 第57回ミス・コリア『プレーヤー 華麗なる天才詐欺師』(日本語吹替:谷 茜子)
テヨン役…チ・ヘイン『戦野 チョンヤ』(日本語吹替:杉江睦未)
サンホ役…キム・ジヌ『最終兵器 ムスダン』(日本語吹替:石津薪之介)
Story
恋人を失い自暴自棄のスハンは、幼馴染のテヨン、ジンチョルと共に街金の回収業で食いつないでいる。ある日、スハンは男たちに拉致されかけているイェジンと出会う。彼女はテジングループの跡取りで、彼女の失脚を狙うグループに狙われていたのだ。スハンは身を隠したいイェジンに家の一室を与えるが、その頃、彼女を追う敵対グループはスハンの出入りする金融会社の社長を呼び出し、高額の報酬で彼女を探すよう依頼していた。
アンニョン(^-^)ノ
3月もお世話になりました…
4月もよろしくお願いします…
書きたい書きたい思ってるのに時間が経ってしまいました
3月23日でしたがシンガポールのモンスター映画『グアイウ 地下鉄の怪物』(2023年)を観て次にすぐに韓国のアクション映画『ボディガード』を観ました…
韓国では2020年4月に公開されたようですが、日本では去年暮れにひっそりとDVDでリリース…日本では劇場公開されてませんよね
確かに観ればわかるけど、上映時間も81分と短く、おそらく低予算の、派手さに欠けた飾り気のない映画ですので、日本で劇場公開されなかったのもわかります。
で、私がよく知ってる俳優さんも出てなくって、これはどうかと思ってたんですが、実際に観たら、なかなか良く、私に「合う」映画だったんですよ。
だから、「あ、これは観て良かった」と思いました。
話の触りを書きますね。
ハン・スハンは妹分のイ・テヨン&弟分ジンチョルと共に、貸金業者の社長チョ・サンチョンに雇われ、かなり荒っぽい取立てをやっていた ―― んですが、実はスハン、強もてで怖そうだけど、実は根が優しく、取立てでもやり過ぎないし、あとで気の毒な債務者のところに引き返してそっと自分の取り分のお金を置いていってしまうような人。
そんなスハンだからこそテヨンやジンチョルも付いていこうと思ってるんでしょうね。
で、映画ですが、もう風景の撮り方が私はホント好きで…これはもう私が韓国映画を観ていく理由なんでしょうね。
ちょっとした物語があり、韓国の風景があれば…私にはもう十分なんですよ。
で、大企業だと思いますけど、テジン・グループの会長チェ・インデが不自然な形で亡くなり ―― それによってテジン・グループの本部長で悪い感じのチョルウンが亡くなった会長チェ・インデの娘で後継者のチェ・イェジン理事の株を脅して奪おうとしていた。
あくどいチョルウンは会社を乗っ取ろうとしてるんですね。
それでイェジンを拉致してさらに脅し上げるか、殺すかしようと部下に命じてイェジンを連れて行かせようとしてたんだけど、咄嗟にイェジンは逃げ出しました。
必死で逃げるイェジンでしたが、そこで偶然、スハンがいて、スハンは若い女性が男たちに追われているのを見て、暴れてイェジンを守りました。
念のため、スハンはかなり強いです。
それで、自分に身の危険が迫るイェジンはスハンに隠れる場所を提供してほしいと頼む。
お礼は今は、この大事な時計しかないけど…と。
もちろん、チョルウン本部長とその一味は、イェジンを探しますわな。
亡くなった会長の忠実な警護チーム長だったサンホも使うことにする。
一方、イェジンを匿うことにしたスハンは、自分の部屋にイェジンを案内しますが、やはり男の人の一人住まい…若干、汚い。
が、文句は言えません。
が、空腹でスハンの食い残しのしょうもないお菓子を口にしようとするイェジンだが「あつかましい」とか言われてしまうのだった。
イェジンがスハンの部屋にいることは訪ねてきたテヨン&ジンチョルの知るところになりますが、あんまり気にせず焼酎とか飲むテヨンとジンチョル。
で、またイェジンは3人の食い残しの「鶏の足」を食べたりする。
イェジンは大企業の気の強いお嬢様、スハンはしがない取り立て屋(しかも優しいので向いてない) ―― 言わば、身分違いの関係ですなあ。
イェジンにとってスハンのような暮らしは、ちょっと驚かされるものだったんでしょ。
でも、お腹が減ってたら食べ残しの「鶏の足」でもご馳走ちゃいますか。
ハッキリ言って美女なイェジンですが、スハンは彼女に対し一定の距離を保ち、手を出す素振りも見せません。
ただ…イェジンが裸足で走った足に怪我があるのに気づき、薬をそっと置いておくだけです。
スハンはホンマ、根が優しい人なんですね。
そしてたまらなくピュアな一面がある。
実は女性については…彼は以前、命よりも大事な女性ミジュを悲劇的に失ってるんです。
彼はそれをずっと引きずっていて…彼女が逝った海に行き、弔いながら過去に浸っていたんですね。
テヨンたちはそんな過去に苦しむスハンを心配してるんですが。
で、何の偶然か、悪役チョルウンはスハンたちの雇い主である貸金業者の社長チョ・サンチョンに、彼が裏の世界に通じているってことで、行方をくらましたチェ・イェジン理事を探させる。
ハッキリ言って前半、スハンとイェジンの物語はあんまり動きません。
ただイェジンがスハンの部屋に隠れているだけで、あとは悪役チョルウンが悪巧みしてるだけなんですけどね、何も起こらないスハンとイェジンの場面の積み重ねが私はとても好きだったんですね。
自分とは住む世界の違うスハンの住まいで過ごし、カルチャーショックを受けつつ、徐々に彼に対し、好感を抱いていくイェジン。
そして厄介事の元凶であるかもしれないイェジンを侘しい自分の部屋に泊め、なんとなく彼女が隠れている状況が好きになっていくスハン。
すぐにエロい気分になったりしなくて、ただお互いの存在を認めていく時間の流れ…とてもいいと思いましたね。
が、スハンの仲間テヨンは、チョ・サンチョン社長とその子分たちがイェジンを探していると知り、スハンが面倒に巻き込まれないか危機を感じている。
このテヨンの、社会の汚れた世界で生きてきた逞しさもまたいいんですよね~。
と、そんな感じで危険な立場にある女性、彼女を匿った男性の、割と淡々としたドラマなんですが、そういった穏やかな時間ももちろん長くは続かず、スハンがイェジンを匿っていることも悪役チョルウンの一味に知れ、またジンチョルの態度に不審なものを感じた社長チョ・サンチョンは彼を痛めつけてイェジンとの関係を吐かせようとし ―― イェジンの身に危険が迫り、スハンは彼女を脅かす存在と戦わねばならなくなる ―― といった物語です。
ハン・スハンを演じるのはカン・ソクチョルさん。
『ザ・スパイ シークレット・ライズ』(2013年)、『ブーメランファミリー』(2013年)といった作品に出てはったそうですが、私は記憶にないなあ。
1984年生まれのアラフォーですが、若く見えますね。
個性という面ではちょっと弱いかもしれませんが、この映画で彼に求められたのは演技力、それに足すことのアクションでしょう。
確かに後半は戦いまくりです。
チェ・イェジン理事を演じたのはユ・イェビンさん。
映画は初出演ですが、去年、ウ・ドファン主演のドラマ『朝鮮弁護士』に出てはりますのでご存知の方もおられるかもですね。
私ゃ知りませんでした。
が、カン・ソクチョルさん、ユ・イェビンさんのケミストリーが良かったんじゃないかなあ。
私は主演のお二人に好感を感じました。
ちなみにこのポスターのユ・イェビンさんは映画の中で見るユ・イェビンさんとなんか違うなあ。
そして助演の中で気に入ったのは何といってもスハンの仲間、イ・テヨンを演じたチ・ヘイン。
このテヨンの仲間を思う気持ちが感動でした。
ヒロインのイェジンと三角関係になるのかなあと思いきや、ドラマはそこまで踏み込みませんが、逆にテヨンがスハンを自分のものと考えず、男女を超えた友情で生きているのが素敵です。
男女の友情もあるんですね~。
そういった荒っぽいけどサバサバしたテヨンの人柄、良かったですよ~。
そしてジンチョルを演じたハン・グギン。
ジンチョルも仲間を売らない心意気のあるチンピラくん。
韓国映画のこういったキャラクター、ホントにいいんですね。
確かに韓国映画では、敵に捕まってきっつい拷問を食らって血だらけになっても「ガハハハハ」とか笑って仲間のことは絶対に売らないことがかっこいいことになってます。
そこは見習いたいところですな。
そしてテジン・グループの警護室長サンホを演じたキム・ジヌさん。
サンホは亡くなった前会長に忠誠を誓う警護のプロですが、悪役チョルウンの策にはまり、イェジン探しに使われてしまう。
よってハン・スハンと敵対していく関係なのですが…。
後半はチェ・イェジンをめぐる戦い、アクションになってきます。
私の個人的な好みでは韓国のリアルな殴る蹴るよりも、香港・中国のカンフーの方が好きなので、この映画のアクション面はそこまで感銘を受けなかったけど、しかし映画に合致したアクションだったのは間違いないし、映画の殴る蹴るが好きな方はきっと気に入られるのではないかと思います。
そうですね~、物語的には80分の映画ですが、なんでここ要るのみたいな時間つぶし的な無駄があるかもしれない。
でも、そんな映画の教科書的な、通信簿的な観方は私ゃしません。
好きかどうかです。
この映画も映画ファンから高評価をもらえないかもしれないけど、私には「アタリ」でした。
なんだろう、新しい韓国映画
じゃあ、観てみよう ―― ゚゚゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚-
いいです
ってホント感覚の世界じゃないですか。
こうなるともう説明はできないんですが、私は観て良かったですよ。
韓国語の原題は「경호원」 ―― 「警護員」なんですが、「ボディガード」という日本でのタイトルは、どうしてもケビン・コスナーと故ホイットニー・ヒューストンが主演した1992年の同じタイトルの名作が思い出されます。
この映画の主役ハン・スハンはボディガードではなく借金取り立て屋なんですが、しかし思いがけず一人の女性をボディガードすることになり、そしてラスト ―― それはまたご自分で観てくださいナ。
一つ…この『ボディガード』、もうちょっと「泣け」たら良かったんですが、そこまでの泣きはなかったです。
割とカラッとしたアクションものですね。
それもまた良かったんじゃないですか
最後に、この2020年の『ボディガード』はソン・スンヒョン監督の、監督第1作目だそうです。
同じ年の9月には監督第2作の『7月7日』が公開されてます。
主演はチョン、キム・ヒチャン、ユン・ジョンイル、パン・ウンジョン…。
韓国での観客動員はかなり低かったようですし、日本では未公開になってしまってますけど、『ボディガード』がこうしてDVDは発売されたんだから、また何かの時に観れるかもしれないですね。
ソン・スンヒョン監督の『ボディガード』…私は期待してなかった分、棚ボタ的に楽しめた作品でした。
あんまり深刻だったり難しくなかったのも気に入った原因かな。
キャストの皆様の演技、醸し出す雰囲気、とても気に入りました。
映画そのもののムードも好きでしたわ~。
オススメ…とはちょっと違うと思うんですが、またうちのこの感想を読まれて興味を感じられたら、観てみてくださいね。
今日もおおきに、ありがとうさんでした…
アンニョン~(^.^/)))
原題:경호원 警護員
英語題:Bodyguard
2020年製作/80分/韓国
韓国封切:2020年4月16日
PD:ソン・ギヒャン
監督・脚本:ソン・スンヒョン [第1作]
助監督:ユ・ヨンウク
撮影:アン・ギョムソ
照明:ウォン・ソンビン
編集:チョン・イェラン
音楽:キム・ジュンソン (CINENOTE)
美術:キム・ジミン
武術:チョン・ジュノ
出演
カン・ソクチョル → ハン・スハン 天使キャッシュ
ユ・イェビン → チェ・イェジン テジングループ 理事
チ・ヘイン → イ・テヨン スハンの幼なじみ 天使キャッシュ
キム・ジヌ → サンホ テジングループ 警護チーム長
チェ・チョロ → チョルウン テジングループ 本部長
ハン・グギン → チンチョル スハンの幼なじみ 天使キャッシュ
イ・テヒョン → チョ・サンチョル 貸金業 社長
ハ・ジェヨル → ピョング 貸金業 社員
キム・ギボム → チ室長
パク・セロム → パク室長 テジングループ
パク・テサン → トッコ チョルウンの手下
オ・ギョンミン → ヨンジェ チョルウンの手下
ファン・ウンミ → ミジュ スハンの恋人
イ・ドングン → トングン
シン・ヨンフン → 食堂 男主人
チン・ソ → 食堂 女主人
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
ボディガード 日本版DVD
セル発売日: 2023年12月22日(金)
価格: 4,400円(税込)
セル品番: IFD-1190
JANコード: 4547286411909
セル発売元: インターフィルム
セル販売元: インターフィルム
【DVD仕様】
2020年/韓国/80分/16:9シネスコ/片面1層/1枚組 / 音声:1.韓国語5.1chドルビーデジタル 2.日本語吹替2.0chドルビーデジタル /字幕:1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕 3.日本語吹替用字幕 / 特典:1.オリジナル予告編 2.日本版予告編