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韓国映画 マルティニークからの祈り 2013年

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12月8日から公開中!

ときめき♡プリンセス婚活記

映画『ときめき プリンセス婚活記』公式サイト

 

 

 

ドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブドキドキラブラブ

 

 

 

アンニョンです・・・毎度ッ(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

観ても、また観ても、さらに観ても

減りませんね~、韓国映画あせる

まだまだ、観たい映画がある・・・

逆に言えば、いつまでも楽しみは続くってことですねはてなマーク

そうなんですね!?

じゃあ観ていきましょうか~、韓国映画音譜ヾ(*´∀`*)ノ音譜

 

前後しますが11月30日

この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ星空

 
 
 
 
 
妻だから、
母だから、
私は家に帰りたい。
 
 
 
マルティニークからの祈り
https://eiga.k-img.com/images/movie/80429/poster2.jpg?1402901786
 
マルティニークからの祈り

原題:집으로 가는 길
英語題:Way Back Home


(2013年、韓国映画、131分、G)


監督:パン・ウンジン

脚本:ユン・ジノ

助監督:クォン・ヒチョル、キム・ソンハン
撮影:イ・モゲ(CGK)
照明:イ・ソンファン
音楽:キム・ジュンソン(シネノート)
美術:イ・ネギョン


出演:チョン・ドヨン、コ・ス、リュ・テホ、ペ・ソンウ、カン・ジウ、ヨアンナ・クーリグ(Joanna Kulig)、コリンヌ・マシエロ(Corinne Masiero)、イ・ドンフィ、チェ・ミンチョル、ホ・ジュンソク、パク・ユニ、パク・チイル、イ・ドギョン、Jean-Michel Martial、Antoine Blanquefort、Hugues Martel、Catherine Baugue、Francoise Michaud、パク・チファン、ソ・ジノン、チョ・スンヨン、オ・ヨナ、チェ・ユヒ、トン・ヒョヒ ほか

 

※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。


配給:CJ Entertainment Japan

 

マルティニークからの祈り 予告編

 

https://eiga.k-img.com/images/movie/80429/gallery/sub1_large.jpg?1401260682
https://photos.hancinema.net/photos/photo386073.jpg
 
ソン・ジョンヨン(チョン・ドヨン)は
夫、ジョンベ(コ・ス)と娘、ヘリン(カン・ジウ)との暮らしが全ての
30代の平凡な主婦だったが
人の良いジョンベが友達の保証人になったことで
膨大な借金を背負うことになり、一家の暮らしは急に苦しくなる。
 
そんな中、夫の後輩、ムンド(チェ・ミンチョル)が
南米からフランスまで金の原石を運ぶ仕事を夫婦に持ちかけ
気のりしなかったジョンヨンだが、少しでも楽になればと
引き受けてしまう。
 
フランスのオルリー国際空港で麻薬運搬犯として逮捕された
ジョンヨンは、フランスの海外領でカリブ海に浮かぶ
マルティニークの刑務所へ送られてしまう。
韓国から飛行機で22時間、大西洋をはさんで12,400km
この島でジョンヨンは長期にわたって拘留され続けることに・・・。
 
 
私が韓国映画を観始めた2014年の夏に
日本でも公開された映画ですが、私は観なかった作品です。
観終えた時には、ああ、劇場で観といたら良かったかなぁ・・・と
ちょっと後悔しました。
 
この映画にかんしては、思うに賛否両論があるでしょうね。
なんてゆうか、「日本人的視点」が存在する映画だと思います。
韓国映画だけに特にね。
「自己責任」とか「自業自得」とか、そういった感想が
日本人の間ではいかにも多そうな作品じゃないですか。
そういった観方では、そんなにいい映画には思えないかなはてなマーク
 
もちろん、知らなかったとはいえ、違法な薬物を運んだら
厳しく調べられるだろうし、何らかの罪にはなるかもしれない。
しかし、私はこの映画を観て
主人公、ジョンヨンを非難する気には少なくともなれなかった。
私は、彼女には救いの手が差し伸べられてしかるべきだと思った。
 
ほんとに、世界中、どこにでもいる平凡な人が
その人の良さ、そして、少しでも生活の足しになればと
どんな仕事でも疑わずにやってしまうことで
母として、妻として、大きな苦しみを経験する物語です。
 
韓国人女性がフランスで逮捕され、裁判を待つうちに
フランスの海外領で、カリブ海に浮かぶ島
マルティニークの刑務所に収監されてしまう話で
このマルティニークの刑務所が、え!?と驚くほど
劣悪な環境で、映画はいわば「女囚モノ」の様相を呈するので
新参者のヒロインが囚人たちからいじめられたり
女のカラダを弄んでしまう極悪女刑務官まで出てきてしまうし
ヒロインと仲良くなる女囚は「ネズミ」を飼ってたりします。
実際にあったことに基づく映画ですが
そういったところは意外と、映画的とゆうか
もしかすると、どこの刑務所にでもある話なのかもしれないのかな
と、思わされます。
 
主人公、ジョンヨンはとにかくおとなしい人なので
何があっても我慢してしまったりして
日に日に衰弱していくのですが・・・観ている私は
何とかならないのか、この刑務所はむかっと腹も立ちます。
 
ペ・ソンウさん演じる在仏韓国大使館のチュ課長は
「刑務所と言ってもね、こちらは先進国ですから
ホテル並みです」とか言ってるんですが(こいつ行ってないし)
ジョンヨンのいる刑務所は不潔で、酷いところです(>_<`)
 
ちょっとあれですが
先日、韓国映画の『ハーモニー 心をつなぐ歌』(2010年)を
観たんだけど、この映画に出てくる韓国の女性刑務所は
かなり囚人に対して配慮した刑務所で、合唱団を結成して
かなり自由に活動してたりして、人道的だと思いました。
 
そのあとで『マルティニークからの祈り』を観たら
酷いムショなので、落差にちょっとショックです。
(両作品とも実話ベースだったりするあせる
もしかしたら、この映画、フランス政府が観たら
いやいや、酷すぎやろビックリマークと怒りはるかもれません(^_^;)
 
しかし、映画の中で最も批判的に描かれるのは
フランスの韓国大使館の人々なんです。
大使館の人たちが職務を怠慢し続けていたから
ジョンヨンは韓国政府から少しの支援も受けられず
不公正に扱われる中で、あきらかに必要以上に長く
拘留され続けてしまうのですね。
映画はかなりハッキリと、大使館に勤務する人物たちを
非難しています。
 
そして、韓国側の警察も、良くは描かれてませんが
これはどちらかとゆうと、ドラマを盛り上げるための
アプローチとして、イライラするような表現がされている
いつもの韓国映画の手法じゃないかと思います。
警察の中で、プラスに作用してる人もいたので。
 
この映画ではテレビですが、マスコミも
これはおかしいんじゃないですか、どうですか、皆さん!?
物議を醸すキッカケとして適切な仕事をしていて好感度ですわ。
韓国映画はジャーナリズムの良心を描きますね。
 
面白いのが、夫のジョンベがかかわることになった
ヤクザの親分さんが意外と良い人になってるとこ。
 
なんでアメリカ先住民が雨乞いをすると雨が降ると思う??
降るまで続けるからだよ。
何度もな、がむしゃらに。
 
イ・ドギョンさん演じる親分さんのそんなセリフが心に染みます。
 
余談ですが、イ・ドギョン(이도경)とゆう
韓国の女性キックボクサーもいるんですね、ハハー( ゚ー゚)( 。_。)
 
パッと見、普通の女の子やけど「韓国女王」ですって。
 
https://photos.hancinema.net/photos/photo376130.jpg
https://photos.hancinema.net/photos/photo386033.jpg
https://photos.hancinema.net/photos/photo386028.jpg
 
私がハッとさせられたのは後半、ジョンベの友達
イ・ドンフィさんが演じるクァンシクの呼びかけもあって
インターネット・ユーザーたち
(韓国では〝ネチズン〟とゆうのかなはてなマーク)が
「ジョンヨンさんを救え」「頑張れ、ジョンヨンさん」と
応援を始めるところ・・・一気に感動しました。
クァンシクも「韓国最大の武器はネットユーザーだよ」と言うけど
この映画のような、ネット世論のあり方が正直、感動した。
(※ 映画の中の掲示板には否定的な意見も見受けられるけど)
 
あの動きは絶対に日本では起こりません。
違う、と思いたいが現実に起こらないんだから、しょうがない。
日本は「自己責任」とか「死刑にしろ」とか「自殺しろ」とかしか
ないですから。
他に言葉はなく、100パーそれ一色。
日本は、何かあったら嘲って誹謗中傷して攻撃する国。
そして、必ず見捨てる国。
そして、幾らお金が使われたのか、そればかり気にする国。
もう、うんざりするほど、それ一色の国なのでね。
 
どの国でも、同じ国の仲間は助け合うものだけど
どうも日本人は弱い者イジメをベースとした切り捨て国家で
何かあったら仲間を見捨てるのが国風のようです。
残念ですが。
 
それと、基本的に、国家を、政府を、役人を煩わせるな
とゆう大前提があって、国民全体がそのルールに従う国ですね。
お上を困らせるな、お上に逆らうな
税金を使わせるなが国全体の共通認識で。
だから話し合いがなく、意見が画一的になるんでしょう。
 
時々、政府とか自民党が金を払って
暇人に書き込ませてるんじゃないかと思ってるんだけど
そこまでしなくってももともと、そうゆう国民性なんでしょ。
 
私は『マルティニークからの祈り』を観て
かなり怒りを感じましたが、それは自分の国に対してもあった。
こうゆうことを書くと、日本人には喜ばれないかもしれないし
発狂する人もいるかもだけど、それが私の正直な意見です。
 
この映画を観ていて
困っている人がいたら、助けねばならない
力を貸さねばならないと強く思い知りました。
後半、痛感しましたね。
 
それがこの映画が教えてくれたことです。
 
ハッとさせられ、目に涙がにじむシーンも幾度かあります。
 
ジョンヨンはジョンベと結婚した頃
今は行けないけど、結婚十周年には海外へ旅行へ行こう
と話し合っていました。
 
彼女がそのことを思い出す場面は号泣でした(゜´Д`゜)
 
https://photos.hancinema.net/photos/photo366021.jpg
https://eiga.k-img.com/images/movie/80429/gallery/main_large.jpg?1401260682
https://eiga.k-img.com/images/movie/80429/gallery/sub2_large.jpg?1401260682
 
完璧な映画とゆうか・・・
1mmのスキもないほど完成された映画だと思いました。
少しのケチのつけようもない。
 
ちょっとそこらへん憎たらしいほどの傑作で・・・
だから、映画の不完全も好きになるような私は
困ってしまうほどとゆう(^_^;)
 
何もかもが素晴らしかったです。
 
チョン・ドヨンは1秒で私にジョンヨンを実感させました。
 
チョン・ドヨンの演技は、言葉は関係ないと思わせます。
いや、がちで日本の女優さんよりも感情移入しますよ、ホンマに。
俳優さんの演技を見ててもよくわからないってこともあったけど
なぜか、韓国映画を観ていてそうゆうことは少ないのです。
チョン・ドヨンはいつも私にとって最高の女優です。
 
コ・スはもともとのイケメン期を経た役作りで
いい人なんだけど、ものすごく普通で
どっか抜けた夫、お父さんの役。
いやいや、お前が判をついたのがまず悪い、とは思いますが
必死に妻のために戦っていく中で強くもなり
心が変わっていくことに大感動でした。
 
そして二人の娘を演じたカン・ジウちゃんの泣き顔に
もらい泣き・・・(゜´Д`゜)
女の子に大人気の元気いっぱいの〝コンスニ〟を
買ってあげたい、あービックリマーク
 
この映画のDVDには日本語吹き替え音声があるけど
それで観て、さらに泣けます~゚。゚(゚´Д`゚)゚。
 
いい吹き替えですよ。
この映画は吹き替えで観て二度、楽しめる映画です。
大使館の二人は余計にムカムカきますがパンチ!
ペ・ソンウさん(;´∀`)
 
ラストもいいですよ音譜
このラスト、大好きです。
 
パク・ウンジン監督は、もともと女優さんでもあった人で
美人監督ですね。
私は監督の作品を初めて観ましたが、次回作も楽しみ・・・ビックリマーク
 
このところ、いい映画が続いて・・・
記事にも力が入ってしまい、書くと疲れます(;´∀`)
 
『マルティニークからの祈り』・・・
もしもまだ観ておられなかったら、絶対に観てくださいねクラッカー
 
でわ、最後まで読んでいただき、どうもでした~キスマーク
アンニョン~(^.^/)))
 
https://photos.hancinema.net/photos/photo386034.jpg
https://photos.hancinema.net/photos/photo378080.jpg
https://eiga.k-img.com/images/movie/80429/gallery/sub3_large.jpg?1401260682
 
解説: 言葉も通じない異国の地で、身に覚えのない罪で投獄された平凡な主婦が、家族のもとへ帰るために苦闘した約2年間を描いたドラマ。2006年に韓国で放送されたドキュメンタリー番組でも紹介されて反響を呼んだ、1人の女性の実体験を映画化した。04年10月30日、夫と娘がすべてのごく普通の主婦ジョンヨンは、フランスのオルリー空港で突然逮捕される。貧しい生活のため生活費のたしになればと、南米からフランスまで「金の原石」を運ぶ仕事を引き受けていたが、運んでいたものは石などではなく、麻薬だった。騙されていたジョンヨンだったが、異国の地で言葉も分からず、弁解の余地も与えられないまま、フランスの海外領でカリブ海に浮かぶマルティニークの刑務所へ送られてしまう。主演は「シークレット・サンシャイン」でカンヌ映画祭女優賞を受賞したチョン・ドヨン、夫役に「超能力者」「高地戦」のコ・ス。「容疑者X 天才数学者のアリバイ」で知られる女性監督パン・ウンジンがメガホンをとった。(映画.com
 
 
 
 
 
 
 
 

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