今日、6月28日から公開です
すんません、なぜかこの映画だけ、コロッと忘れてました(^_^;)
お待ちかね、マブリーな方のドンちゃん主演作品ですね~
奥様役は私の好きなソン・ジヒョですよ~
さて、どのコースで観に行くか~
アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
6月24日、この映画を観ましたよ~
サランヘヨ
あなたに逢いたくて
サランヘヨ あなたに逢いたくて
原題:아찌 아빠
英語題:My Old Sweetheart
中国語題:亲亲我的小爱人
(1995年、韓国映画、102分、日本版DVD:97分)
監督:シン・スンス
脚本:パク・イェラン
撮影:チン・ヨンホ
照明:パク・ヒョンウォン
音楽:チャン・ホイル
武術:キム・チュンシク
出演:チェ・ミンス、シム・ウナ、パク・チェフン、キム・ギョンジン、カン・シンボム、キム・イル、シン・ソンイル、ユン・ヘヨン、ナ・ガプソン、パク・セボム、ナム・ポドン、キ・ジュボン、クク・チョンファン、チョ・ハクチャ、パク・チン、キル・ダロ、キム・ギョンラン、イ・スジョン、キム・ジョンウン
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
チェ・ミンスさんとシム・ウナさんが主演した1995年の作品・・・かなり古い映画ですね。
とにかく観ておこうと思ってたんですが、正直、期待してなかったです。
が、観たら予想外にいい映画で、かなり気に入りました。
一つには24年も前の映画で、その古さが良かった。
1990年代半ばの韓国の空気が、とてもいいんですね。
不思議な懐かしさを感じて・・・なんか気持ち良かったんですよ。
日本では『サランヘヨ あなたに逢いたくて』とゆうタイトルですが、原題は『아찌 아빠』・・・「アッチ・アッパ」で、私には意味はわかりません。
チェ・ミンスさんは80年代半ばから活躍してる俳優さんですが、2008年に暴力沙汰を起こしてから、俳優としての活動を自粛せざるをえなかった・・・しかし、2014年に『犬どろぼう完全計画』で復帰してます。
カッときやすい性格だったみたいですね。
シム・ウナはご存知のように、7本の出演映画を残し、人気絶頂の2001年に芸能活動を引退して、以後、復帰してません。
『サランヘヨ』は彼女の映画デビュー作。
36歳の刑事のカク・ヨンス(チェ・ミンス)は、やり手のはずなのだが、けっこう変なミスをして容疑者を取り逃がしたりしてた。
この顔、変装してはります。
そんなある日、高いスカートを万引きした少女が署に連れてこられてた。
ナム・ユリ(シム・ウナ)は自ら「不良ユリ」と名乗るほどグレきっていて警察もなめていた。
ユリはヨンスに対してもふてぶてしい態度だったが、ヨンスはとにかくコトを収めて(スカートの代金を自分で払ったみたい)、ユリは放免されたが、ヨンスに対し、体で借りを返すと言う。
ヨンスは厳しく叱るが、ユリは反省していなかった。
ヨンス刑事、ユリに財布をキッチリすられていた。
その後、ヨンスたち警察が容疑者を逮捕しようと待ち伏せていると、ユリが現れ、警察のお仕事を台無しにした。
引っ掻き回した挙句、ユリは怪しげな中年男と消える。
また別の日、ヨンスが寝ていると深夜に電話が鳴り、よその警察署からで、怪我をしたユリがヨンスを叔父だと偽ったせいで、呼び出されることになった。
仕方がないのでヨンスはユリの身元を引き受けて、コンビニでラーミョンを食わせて自宅へ連れて帰った。
どうもユリのゆうことは嘘ばっかりのようだ。
勝手に酒まで飲むユリだが、ヨンスは何となく飲まれて怒れない。
ヨンスの住まいであつかましくくつろぐユリ。
ヨンスは紳士的に面倒を見てやる。
不良娘はヨンスとエッチしてもいいかな、とか思っていたが、もちろんヨンスにそんな気はない。
が、次の朝、足に手錠をかけられ、顔に思いっきり落書きされてるヨンス。ちょっと嬉しそう。
ゆで卵と生卵をすり替えられて、このザマ。
この90年代っぽい画、好きです。
ユリは暴走族の仲間に加わり、暴走してたが気は晴れない。
どうも彼女の父親(シン・ソンイル)が再婚し、ユリは新しい母親と上手くいかず、そのことで父親と不仲になったらしい。
父親に殴られ、髪も切られたらしい。
新しい母親(ユン・ヘヨン)はユリとの関係を修復したいようなのだが。
ユリはただの不良ではなく、本物の犯罪者にかかわっていた。
犯罪オヤジ(キム・イル)にそそのかされて女性のバッグをすり替えて盗むユリ。
実はバッグの中身は「違法薬物」だった。
麻薬に手を出さないと決めているユリは犯罪オヤジからそれを奪い、川に投げ捨てた。
それが後々、マズイことに。
ここでなぜか「全裸でバスケをプレイする男子たちにキャーキャーゆう女子たち」のシーンがあるけど、ま、にぎやかし程度ってことで。
その頃、ヨンスは同僚の女性刑事(キム・ギョンジン)とあるトラックの積荷を取り調べようとするが、これが誤報。
実は女性刑事はヨンスのことが好きで付き合いたいのだった。
ヨンスが帰ると部屋の前にはユリがいた。
また泊めてやるヨンス。
親身になって説教し、叱ってくれるこの堅物刑事のことをユリは好きになり始めていた。
ヨンスのことを「おじさん」と呼ぶんだけど。
しかしやはり、ヨンスはけっしてユリの体に触れようとはしないのだった。
真面目すぎて、そういった発想がもともと皆無の人なのだった。
朝、起きるとユリはすでにおらず、拳銃の弾が一個、消えており、代わりにグラスの中に十字架があった。
今日も今日とてヨンスは犯罪者どもを逮捕しに行っていたが、頑張りすぎて足を怪我してしばらく休むことになった。
お見舞いにやって来たユリ。
ヨンスがあの十字架をネックレスにしてるのに気づき、笑う。
ユリは拳銃の弾をネックレスにしてるのだが、爆発したりしないのでしょうか。
しかし、そこへヨンスのことが好きな女性刑事もやって来る。
女同士の間で険悪な空気。
ヨンスのごはんを盗み喰らうユリ。
ヨンスもユリといるのが楽しくなってきた。
ヨンスはユリに部屋の鍵を渡し、いつ来てもいいと言うのだった。
足が治ったヨンスはユリと遊園地へ行く。
それはデートのようなものだったが、しかし、同僚刑事が容疑者を逮捕しようとしてるのを見つけて、仕事に戻るヨンス(凄い偶然)。
ユリは姿を消した。
そして夜中にクラブで遊んでいたユリは、ヨンスたち警察に捕まり、ヨンスはユリに「いいか、もうお前の面倒は見ない、自分の行動に責任を持て」と冷たく告げるのだった。
ユリはヨンスが刑事なのだと思い知り、怖くなる。
ヨンスのことが好きな女性刑事はクラブで激しく酔い、ブラウスを脱いで踊りまくり、ヨンスをなじる。
ヨンスは何も言えないのだった。
女性刑事がヨンスの顔にお酒をぶっかける時の音がなんか凄いです。
ユリは亡くなったママに会いたがり、ヨンスとお墓参りに行った。
ユリは実は良家の女の子で、アメリカに留学していたのを勝手に帰国していたのだった。
そのことがユリの新しい母親の知るところとなってしまう。
(もしかしたらお父さんと新しいお母さんの間にお子さんがおられるかも)
ユリの男友達、ウォンギがヨンスを訪ねてきた。
と、言ってもケンカ腰ではなく、頼んで大丈夫だなみたいな感じで、二人の男たちの間には友情めいた気持ちが生まれるのだった。
ウォンギは真面目に働いてるし、不良って感じじゃないなあ。
ウォンギを演じてるのはパク・チェフンさんとゆう俳優さんですが、私、この方をある映画で見て苦手でした。
けど、この映画の頃はかっこよかったんですね~。
ユリは新しい母親と会うが、反抗的過ぎて話にならず。
ウォンギのところに犯罪オヤジが来てユリの居場所を聞く。
が、ウォンギは当然、明かさず。
ヨンスとユリは再び会い、話し合う。
ユリはヨンスと結婚し、彼のものになりたかったが、ヨンスはユリをまだ女として見れなかった。
彼は「お前にはまだ結婚は早すぎる。学校を卒業し、就職して世の中を知ってから、社会で認められて初めて好きな男と結婚できる」とユリを静かに諭すのだった。
ユリは彼に対する今の強い思いを告白する。
ユリは学校へ戻り、また勉強を始めた。
そして二人に幸せな日々が訪れた。
そして仲良くなったヨンス、ウォンギ、ユリの3人で、またユリの実のママのお墓参りに行った。
個人的にはこの不思議な3人の関係を掘り下げてほしかったところですが・・・。
ユリの前に犯罪オヤジが現れ、「ヤクをどこへやった」と彼女を脅迫します。
追い詰められるユリ。
ユリにかかった電話からヨンスは直感し、犯罪オヤジとユリのかかわり合いを知りました。
ヨンスは犯罪オヤジを脅して二度とユリの前に現れるなと釘を刺しますが・・・。
警察署にユリの父親がやって来て、ヨンスにユリを帰してくれるよう頼む。ユリの父親は軍の幹部、長官でした。
ヨンスはそれはユリ自身の選択だと言います。
確かに、ユリの言葉には嘘が多かった。
ヨンスは混乱しました。
彼は電話でユリに憤りを伝えた。
そしてその苛立ちをぶつけるかのように、犯罪者を暴力的に逮捕するのだった。
ここで出てくる犯人役はキ・ジュボンさん。
ユリは家には帰りましたが・・・やっぱり父親、そして義理の母親と上手くいかず、「ほっといて」と反抗する。
トゲトゲしい雰囲気の中、父親は娘を叩いてしまう。
また家を出るユリ。
ヨンスはあの十字架のネックレスをユリに返した。
ヨンスはユリが父親の元に帰り、勉強に励むべきだと思ったし、ユリは自分がまだ大人になっていないと知った。
ユリは彼に今の心境を告げ、父親の指図通りに、アメリカへ行きます、と口にした。
こうして二人は別れた。
しかしその帰り道、ヨンスは犯罪オヤジの手下どもに激しい暴行を受け、倒れた。
6年後、ユリはアメリカから帰国した。
難しい学位を取得し立派な大人になった娘に、父親も満足げで、義理の母親との関係も良好になっていた。
しかしユリが気になるのは・・・ユリはあの拳銃の弾のネックレスを見て、彼のことを思い出すのだった。
ユリはウォンギを訪ねた。
ウォンギは車の修理工場の社長になっていた。
ユリは彼にヨンスのことを尋ねたが、ウォンギは詳しく語りたがらなかった。
彼のもとへ急ぐユリ。
彼はいた。
怪我によって以前の彼ではなくなったヨンスが・・・。
ユリは彼に感謝の言葉を囁きつつ、彼と過ごしたあの部屋へ彼を連れて行こうとするのだが・・・。
なぜかストーリーを丁寧に書いておきたくなって・・・最後まで読んでくださり、おおきに、ありがとうさんです。
映画としてのデキとかは、まあ、私にはわかりませんが、今の韓国映画とはまた違う「古さ」、「時代感」が私には魅力的でした。
今の映画の方が進化してるけど、1995年の『サランヘヨ』にも今の映画にはないものがありますよね。
シム・ウナはともかく、チェ・ミンスさんの主演映画で、これまでに私が観た中では、私はこの作品が一番、好きです。
こわもてで、いかついイメージだったけど、意外とチャーミングだなぁ、と思いました。
是非、本格復帰して今の韓国映画に出てほしいですよね。
最近の韓国の俳優さんにはいないタイプじゃないかと思うので・・・。
シム・ウナも可愛かったし、やっぱり大鐘賞新人女優賞受賞の演技が素晴らしかったです。
ほんと、古い映画だけど、また機会があったら観てみてください。
でわ、ありがとうです・・・アンニョン(^.^/)))
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