アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
公開中です
7月19日から公開スタートです
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木曜日の昨夜は9時から韓国ドラマのリメイク、『サイン 法医学者 柚木貴志の事件』が放送されてましたね。
後半だけ観ましたが、かなり面白そうです。
さて・・・この作品を観てきました
韓国初登場第1位!
愛する妻を奪われた時、男の本能が目覚める
死にたい奴から、かかって来い。
UNSTOPPABLE Trailer (2018) Don Lee Action Movie 予告編
魚市場で働くカン・ドンチョルさん(マ・ドンソク)は昔はちょっと暴れてはったが今はおとなしくなり、美人でしっかり者の奥様、ジス(ソン・ジヒョ)と二人、幸せに暮らしてました。
なんせあの体ですので、仕事は真面目に、よう働いてはったと思いますが、いかんせん騙されやすい。割とええ話があるとすぐ飛びついてしまうような人みたいね
その日もパク社長(チョン・インギさん)から紹介されたソンジュさん(キム・ウォネさん)とゆう人からキングクラブの先もの取引を持ちかけられ、仕事仲間のチュンシク(パク・ジファン)はちょっと不安に感じたんだけど、ドンチョルさんはこれはいけると思って契約してまいました。
いやいや、相手がキム・ウォネさんやん、見るからに危ないやんアカンって~
と観客全員がつっ込んでるにもかかわらず
案の定、カニの船が中国の領海にフラフラ入ってしまって・・・まあ、それももしかしたら嘘かもしれへんとみんな思うわけですがね、ドンチョルさんはまだ信じてはるのか、奥様の誕生日にええレストランを予約して、早速、ソンジュさんがくれたキングクラブを料理してもらい、おもむろに奥様にカニの先もの取引の話をして、ケーキを運んできたら、奥様が先に帰ってました
激しい雨が降る中、ドンチョルさんは奥様をどう取りなそうか、思案しながら帰ってきたんですが、マンションの部屋に奥さんの姿がない。
鈍いドンチョルでしたがこれはただ事ではないと不安を感じるのだった。
何だと
いや~、難しい映画が続いてた気がするんですが、この映画、ほんとに何も考えてなくても「わかる」映画で、久しぶりに私向きの映画でしたわ~。
マ・ドンソクさん・・・あれよあれよとゆう間に大スターとなり、日本での人気も急上昇
しかも出演作も続けて日本公開されて絶好調
そんな中、待望の主演作が公開され、またマ・ドンソクさんかよっとも思ってしまうが、そりゃ観ますよね~
けど、こんな映画でいいんでしょうか
こんな・・・ユルユルでドタバタした映画で
とズッコケ気味なトコロもなきにしもあらずなんですが
いいんです
そうですよね
なんかね~、「さんびゃくまんえんくらいで、ぴゃ~とつくりました」みたいな映画で、「誘拐された妻を助けようと大男が暴れまくる」とゆう「誰もが簡単に思いつけそうな映画」で、しかもいい意味でにわか作りな粗っぽさが漂いまくってるんですが・・・パンフレットを読むと「苦悩から始まったこの作品は5年ものあいだ手直しを繰り返し誕生した」とか平気で書いてあってさ~
いやいや、5年ものあいだ、何を考えて苦悩しまくらねばならないんですか
どのポイントと考えてたのか、教えてほしい
なんか、私でも頑張れば書けそうな脚本にも思えてしまうんですが・・・ま~、最終的な完成に至るまで、5年ものあいだ、苦悩しまくった結果なのかな~。
いや、そう思いたい。
ほんと、なんでこんな映画が日本でもウケているのかと感慨深いものがあります。
けっこう意外性に乏しい映画に思ったんですがね、ドンチョルさんの義理堅い相棒、チュンシクさんを面白い顔のパク・ジファンさんが演じてるんですがね~、ドンチョルさんのことを「兄貴、兄貴」と立てているので、「いや、あんたの方がよっぽど兄貴やろ~」と思ってたら後半、明かされた実年齢が意外すぎる(;´∀`)
なんでそんな変なサバを読む~
けど、ホントに兄貴の奥さんのため、最後まで一緒に頑張る姿、それとここ一番、なぜか急に決断力が増すのがかっこよかったですよ~。
で、ジスを探し出すためにドンチョルさんとチュンシクさんが頼むのが興信所のコム社長で、このコム社長の事務所がもう爆笑だったんですが、この人がデキる人なのかデキない人なのかがようわからない。
確かなことは変装だけはちょっとイケてるんじゃないかってことです。
キム・ミンジェさんにはいつもイライラさせられてきましたが、この映画では笑わせてもらいました。
そして誘拐された奥様のジスを演じてるのがソン・ジヒョ。
私、この女優さんには強い思い入れがあります。
韓国映画にハマるキッカケとなったホラー映画、『狐怪談』(2003年)の主演女優ですからね、実のところ、マ・ドンソクさんよりも先に好きになってたくらいでしてな。
最初に見た瞬間から、この女の子好きと思ったほどでしたよ。
『宮 Love in Palace』(2006年)のミン・ヒョリン役でも有名ですよね。
映画への出演はあまり多くないけど、傑作、『新しき世界』(2012年)でも重要にして悲惨な役で出てました。
『無双の鉄拳』で初めてスクリーンで見れて、嬉しかったですわー。
そして、ま、言っていいんですかね・・・ええでしょう
悪役のギテを演じるのはキム・ソンオさんですよねー。
恐ろしい男だ。
なんか悪役のイメージが強いんですが、演るとなったら徹底してはる人。
ギテは一応、組織のトップらしいんですが、チンピラ感も漂わせつつ、屈強な部下にも恐れられてたり、結局、「ド変態」の雰囲気。
まわりくどい犯罪をやることが好きで仕方ないんでしょうね~。
彼の犯罪は「韓流ブームで韓国女の値打ちが上がった」ことで大繁盛のようで、ええ加減にしてほしいですよね。
ただギテはけっこうマヌケでコミカルなところもあり、やってることは凶悪ですが、そこらへん、作品のゆるさに合ってる悪役でしたよね。
ところでギテの部下の一人を演じるのが1980年生まれのパク・チフンさんなんですが、この方、よくこうゆう「組織の強そうな大男の部下」とかを演じてることが多いと思うんだけど、この映画で「上半身裸で睨んでくる」のがほとんどホラーばりにホントにめちゃくちゃ怖かったです
ところが、誘拐した女の夫がタダ者ではなかった。
性格的に腕っ節的にも。
兄貴が怒ったら誰にも止められない。
こんな顔になったらね。
いや~、実社会ではワキが甘いが、夫としては立派な人やわ~。
そして、僅かな記憶から必死で推理するのがマブリーですね~
アクション映画としての「タメ」はしっかり効いてましたね。
最初からガチャガチャいかず、そこはじっくり出し惜しみして偉い
だからこそ、暴れだした時の興奮があるんですよね~。
いっぺんスイッチが入ると、イカれてるぞ、何だよ、こいつは、と誰もが思うドンチョルさんは最終的な目的を成し遂げるまで、キッチリ手を抜かないくどい人なのだった。
普段からこのくらいツメがしっかりしてたらええのにね~。
「Don Lee」の名でハリウッド・デビューし、マーベル映画の新作、『エターナルズ(Eternals)』でアンジェリーナ・ジョリーと共演するだろうマ・ドンソクさん・・・大出世だぜヾ(*´∀`*)ノ
まあ、これからも「ちょっとマヌケで優しいけど実は暴れると怖い人」の役で映画に出る可能性が高いんですけど、それで観客が満足するのなら、いいんじゃないですか。
確かなのは以前に出た映画で演じたような「単に怖い人」の役をまんま演じることはもうないでしょう。
それでこそ、マブリー
ラストが素晴らしいですよね~
こんな終わり方でホンマにええのかな~と思いますが、またエンドロールで流れる音楽がステキで、ズッコケつつも、あ~、いい映画を観たなぁ~♪と大満足でした・・・マ・ドンソク
脚本も担当されたキム・ミンホ監督はこの作品が初監督作品だとか・・・5年もこの映画に費やした根気は賞賛すべきですね
次作も期待してます~☆⌒(*^-゜)v
パンフレットは700円(税込)です。
・イントロダクション
・ストーリー
・コラム 松江哲明(ドキュメンタリー監督)
・アバウト・ザ・ムービー
・プロダクション・ノート
・キャスト&スタッフ
・コラム 宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
・作品データ
面白いけど、韓国映画とマ・ドンソクさんのコアなファンにはちょっともの足りないかも~(´∀`*)
『無双の鉄拳』・・・
韓国映画のいいところが詰まった116分でした
そこまで怖くはないし、「死にたい奴から、かかって来い」とゆうわりにはそこまでではなさそうだし、かなり笑える映画でもあるので、どなたにも楽しんでいただけると思います( ゚ー゚)( 。_。)
・・・ただし大人向きではありますが。
是非、劇場で観てください~
さらに、ファンの人ならば、8月2日から公開のこの映画も絶対に観に行かねば
女子高の体育教師になった元ボクシングのチャンピオンとか、また誰でも思いつきそうなマブリーな話を
ほんっとに嬉しくなってきますね~ヾ(*´∀`*)ノ
キム・セロンちゃんとの共演です~
でわ、今夜もどうも、おおきにです~
アンニョン~(^.^/)))
解説: 「新感染 ファイナル・エクスプレス」「犯罪都市」のマ・ドンソクが、誘拐された妻を追う男を演じたノワールアクション。現在は愛する妻ジスと穏やかに暮らしているドンチョルは、かつては一度キレたら最後、誰にも止めることできない「雄牛」の異名で恐れられていた。ある夜、ちょっとした揉め事でジスを怒らせてしまったドンチョルは急いで自宅に戻るが、部屋は荒らされ、そこにジスの姿はなかった。そこへジスを誘拐したという電話が入る。電話の主はドンチョルに身代金を要求せず、逆に金を渡すからジスのことは忘れろとの提案をもちかけてくる。怒りに震えるドンチョルは、警察に頼ることなく妻を助け出すために独自で動き出す。(映画.com)
無双の鉄拳
原題:성난황소
英語題:Unstoppable
(2018年、韓国映画、116分、G)
監督・脚本:キム・ミンホ
撮影:イ・ソンジェ
編集:キム・スンミン
音楽:モグ
武術監督:ホ・ミョンヘン
キャスト
マ・ドンソク ドンチョル
ソン・ジヒョ ジス
キム・ソンオ ギテ
キム・ミンジェ コム社長
パク・ジファン チュンシク
配給:アルバトロス・フィルム