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韓国映画 黄泉がえる復讐 2017年

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アンニョン(^-^)ノ

あらためて、暑中お見舞い申し上げますッ晴れ

ビックリマーク韓国 日韓友好 日本ビックリマーク

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 現在公開中の韓国映画 ドンッNEWNEWNEW

 

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私が次に観るのは『感染家族』~ヾ(*´∀`*)ノ

 

でも、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』もあるよ~ひらめき電球

 

 

 

 

 

8月12日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラオバケ

 

 

 

 

 

黄泉がえる復讐

 

 

黄泉がえる復讐
原題:희생부활자
英語題:RV: Resurrected Victims


(2017年、韓国映画、91分)


監督・脚本:カク・キョンテク
原作:パク・ハイク
PD:ヨン・ヨンシク
助監督:ユ・ジェヨン
撮影:キム・ソンファン
照明:チョン・ヨンミン
音楽:チョン・ジノ
美術:チョン・イヌァン
武術:ソン・ミンソク


出演:キム・レウォン、キム・ヘスク、ソン・ドンイル、チョン・ヘジン、チャン・ヨンナム、キム・ミンジュン、チョン・ギソプ、オ・デファン、チョン・グァンジン、ペク・ポンギ、イ・ジュニョク、キム・ジュウォン、ヒョン・ボンシク、イ・ジウォン、カク・ミンソク、ナム・ムンチョル、リュ・テス、チャン・ミョンガプ、ヤン・ジュンギョン、チョン・ギュヨン ほか


配給:「反逆の韓国ノワール2018」上映委員会

 

 

『黄泉がえる復讐』・・・この作品は、『一級機密』(2017年)といっしょに去年のアルバトロスさんの「反逆の韓国ノワール2018」で上映されてたんですが、私は両作品とも、観ませんでした。

もちろん気にはなってたんですが・・・ところで、今年は「反逆の韓国ノワール」、ないんですねはてなマーク

アルバトロスさん、どないしたんかなあ。

韓国ノワール作品を仕入れられへんかったか。

 

でも、韓国はまたすぐに優れたノワール作品を作ると思いますけどね。

 

 

2008年のある雨の日、ソ・ジンホン(キム・レウォン)の母親、ミョンスクはバイクに乗った男によって殺害された。

それから7年後、亡くなった母、ミョンスクは忽然と姿を現し、息子であるジンホンを襲った。

 

最初の犠牲復活者はアメリカで出ました。

警察から事件資料の保管を委託されたされたCIAが、各国の情報機関に公開しています。

マカオの未解決連続殺人事件では、自分たちは行方不明になっている犠牲者だと主張する5人の女性が現れました。

そのうち2人は各々の遺体が埋まっている場所も伝えています。

その後マカオの犯人は突然、犠牲者たちに襲われ、出血多量となり死にました。

マカオの犠牲者たちもアメリカの少女のように犯人に復讐したのです。

犯人を殺したあと、犠牲者たちは自ら発火して消えてしまいました。

各国の情報機関で条件が確認された復活者は、犯人が法による正当な裁きが行われない場合にのみ現れ、復讐すると報告されています。

近頃ではSNSやインターネット上で映像を見たものが、犠牲者のことを〝犠牲復活者〟という意味で、〝Resurrected Victims〟・・・「RV」と呼んでいます。

 

ミョンスクは韓国で初めて見つかったRVだった。

 

各情報機関が把握しているRVの数は世界で現在までに89人。

韓国では今回が一人目。

 

復讐を終えたRVの生存者は、今のところ報告されていない。

全員が復讐を終えたあと、すぐに消えている。

 

つまり、RVたちは自分たちが殺害されたのに、その犯人が裁かれないままであるために、黄泉がえり復讐を遂げ、またあの世へと帰っていく、とそう考えられるのだった。

そしてこの不思議な現象を信じるのならば、RVに復讐される相手は必ず殺人者である、とゆうことである。

 

ミョンスクさんの場合、黄泉がえって襲いかかったのは息子のジンホンである。

そうなるとジンホンがミョンスクさんを殺害したことになるが・・・ジンホンは被害者の遺族であり、また現役の検事だった。

彼がそんなことをするとは思われない。

 

韓国においては国家情報院が犠牲復活者の情報を管理し、国民がパニックに陥らないよう、情報統制を敷いている。

映画の中に登場する国家情報院所属の人物、ソン・ヨンテを演じるはソン・ドンイルさん。今回はコミカルを消し、シリアスに徹するビックリマーク

 

警察として捜査にあたるのは国家情報院が警察大学を首席で卒業し、アメリカで犯罪心理学を学んだ刑事、イ・スヒョン。

演じるはイ・ソンギュンさんの奥様、チョン・ヘヨンさん。

かっこええぞ~(´∀`*)

 

ミョンスクさんはシングルマザーで苦労して長女のヒジョン(チャン・ヨンナムさん)と、ジンホンを育て上げました。

その甲斐あってジンホンは検事になりました。

やっと報われ、これから、とゆう時にミョンスクさんは殺されたのでした。

そのことで悔いも残ったでしょう。

 

しかし、なにゆえ、息子に襲いかかったのか。

不可解です。

 

ジンホンも警察とは別に、母にまつわる謎を独自に調べることになる・・・。

そして、母の事件の犯人は二人いたとの証言を得る。

 

・・・ストーリーについて触れるのはここまでにさせてもらいます。

 

 

 

やっぱりこの映画は前もって何も知らずに観るのが一番だと思います。

 

まあ、ホントは結末まで考えて、どんな映画なのか書いてみたい欲もあるのですが、それを書きだすと、また時間がかかりますしね。

 

以下、私の感想を少し書かせていただきますが、おそらく、内容がかなりバレると思いますので、観てみようと思ってる人は是非、読まないで観ていただきたいと思います。

 

 

まあ、最近、こうしてブログで映画について書くことに熱中するあまりに、あれも書いておかな、これも書いておかな、書き忘れたことはないかあせると、ちょっと強迫観念で、それはそれでしんどいもんです。

ホントに書くのが上手い人は短いもんですよね~( ゚ー゚)( 。_。)

私ゃ、ダメ、どうしても長くなりますわ~あせる

 

それはいいんですが、『黄泉がえる復讐』は、クァク・キョンテク監督の作品。

 

クァク・キョンテク監督といったらご自分が釜山出身ってこともあり、釜山が舞台である場合が多いようですが、『黄泉がえる復讐』は釜山じゃないようですね。

 

そして、こういった不可解な超常現象を扱った作品をクァク・キョンテク監督が作ることが意外に思えますが、クァク監督、1998年にチャ・インピョさん主演で『ドクターK』とゆう映画を作ってて、この作品が・・・多くは語りませんが、ちょっとそれ系なんですね。

犠牲復活者、RVが超常現象のカテゴリーに当てはまるのかどうかはともかく・・・。

 

左からクァク・キョンテク監督、キム・ヘスクさん、キム・レウォン。

 

主演の母子を演じるのはキム・ヘスクとキム・レウォン・・・とゆうと、どうしても私は大好きな映画、『ひまわり』(2006年)を思い出さずにはいられません。

やはり、演技にかんしてはお二人とも圧倒されますし、特にキム・ヘスクさんは、なんてゆうか「わかってる演技」で怖いほどでした。

 

 

主人公、ジンホンのお姉さん役はチャン・ヨンナムさん。

好きな女優さんです。

 

 

ホントに一瞬ですが、イ・ジュンヒョク(イ・ジュニョク)さんがお姉さんの夫役で出演。

なんか、もったいない。

 

 

今、思うと、こうゆうアイデアは日本のマンガに多いように思うんですが・・・どうでしょうか。

私にはマンガの知識がないので思いついただけですけど。

 

映画としては、とにかく私が好きなタイプの題材の好きなムードの作品だったので、観ててゾクゾクきて、それが気持ちよかったです。

好きですね~、こうゆうタイプの作品は・・・。

ジャンルを越境していくこの不可解なミステリー・・・。

 

そして、最終的には、ああ、やはり韓国映画だなぁ、と思いました。

正直、韓国映画の中で幾度も見てきたような結末。

もう、どうしても、こっちの方に行っちゃうのかなあ・・・と思うんですが、それでいいんじゃないですか。

それでこそ韓国映画、とも思いますし。

 

「黄泉がえり」、「犠牲復活者」といった空想的な題材なのもあるし、やっぱり好き嫌いのある映画だとは思います。

現実的でなさすぎるってことで敬遠される方もおられるでしょ。

 

しかし、思うにこの「犠牲復活者」、「RV」といった事象が実際に起こるものなら、どうなるだろうとは思いませんか。

未解決になってしまった殺人事件の犯人に、事件の被害者が復讐しに来る、ってゆう事態・・・。

もしも、ありうるのなら、正義だと言えるんじゃないかと私にも思えました。

 

私は死刑に反対とまでは言いきれないけども、何かあると簡単に死刑にしろビックリマークと騒ぐ風潮があまり好きではないんです。

すぐに、死刑にしろビックリマークって簡単に語気を強めることは、その言われている殺人事件で起こったことと、かなり近いものなんじゃないですかね。

同じように暴力的とゆうか・・・言葉で殺しているとゆうか・・・。

だから、事件が起こった時に世論が一気に死刑ビックリマーク死刑ビックリマークになるのはあまりにも単純なほど、怖い感じで、私は同じ気持ちにはなれません。

 

しかし、同時に事件の被害者とそのご家族、友人の気持ちも想像しますし、自分がその立場になったらとも思ってます。

だからジレンマも感じますが、事件を起こした犯人がそのまま逃げ延びて、しかもまったく反省していないのなら・・・これほど憤りを感じることもないですし、RVの復讐が現実にあってほしいと映画を観ながら思いました。

 

しかし、映画の理念はもっと複雑で、やはりそう単純ではないと思いました。

それは結末を見ればわかりますが・・・。

 

主人公のジンホンは母親を殺されたために厳罰を求刑する検事です。

彼のような人がこの映画の主人公であることが面白いと思いました。

 

とにかく「犠牲者が自分を殺した人物を殺しに復活してくる」とゆう、強い復讐の思いに基づいて映画にしただけでも凄いんじゃないですか。

 

 

最後になりますが、この映画に限らず、他の幾つかの韓国映画にも登場する「朝鮮族」、別の言い方は韓国系中国人になりますが、この人たちの描き方には、先入観や偏見に基づく差別的な印象を感じずにはいられない場合も少なくない、と書かなければならないように思います。

朝鮮族の人々にかんする現実については私も知識があまりにもないので一概に決めつけられませんが、韓国在住の日本人ブロガーの方の記事を読んで、やはり韓国内では偏見や差別も何らかの形であるのではないかと思い至りました。

次にまた映画の中で朝鮮族の登場人物を目にした時、今よりもさらに考えさせられることは間違いないでしょう。

このことについては、自分の意見のようなものはまだないけど、これからも考えに含めておきたいと思います。

下手な文章ですんません汗

 

『黄泉がえる復讐』・・・私にはとても面白かったし、考えさせられる映画でもありました。

 

念のため、怖い映画でもありますし、残酷な場面も少なくないけど、ジャンル分けしにくい、でもあきらかに韓国映画らしいこの映画に、興味を惹かれた方は是非、また観てみてください。

 

ただ・・・う~ん・・・キム・レウォンの主演作品としてはベストではなかった・・・かな~あせる

 

でわ、でわ、でわ、最後までありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

解説: 殺された者がよみがえり、自分を殺した犯人を殺す「犠牲復活者」と呼ばれる存在が巻き起こす事件を、「友へ チング」のクァク・キョンテク監督が描いたミステリーサスペンス。検事のジンホンには7年前、母親が強盗に殺害され、その後に犯人と見なされた男が死亡したという過去があり、母を殺した真犯人は別にいると考えるジンホンは、独自の調査を続けていた。しかし、何者かに殺された人間が報復のために生き返り、復讐を果たすと再びこの世から消えるという「犠牲復活者」と呼ばれる存在の報告が各地で相次ぎ、世間を騒然とさせたある時、ジンホンの前に母ミョンスクが現れ、ジンホンに襲いかかってくる。当局に保護されたミョンスクは「犠牲復活者」とされ、ミョンスクがジンホンを襲ったことから、ジンホンは母親殺害の嫌疑をかけれてしまい……。ジンホン役を「江南ブルース」のキム・レウォン、ミョンスク役を「お嬢さん」のキム・ヘスクが演じる。(映画.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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