今日、10月25日からこの映画が公開です
そして11月1日からはこの映画が公開です
是非☆⌒(*^-゜)v
サワディー(^-^)ノ
いつも、ありがとうございます
最近、週に1本、アクション映画を観ることにしてます。
10月21日、この映画を観ました・・・
テコンドー × ムエタイ
激辛アクション誕生!!!!!!
チョコレート・バトラー
THE KICK
チョコレート・バトラー THE KICK
原題:Пяткой в глаз
韓国語題:더 킥
英語題:The Kick
(2011年、タイ・韓国合作映画、105分)
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本:イ・ジョンスク
キャスト
ナ・テジョー テヤン
K・キム(Taemi) テミ
チョ・ジェヒョン ムン(父)
イェ・ジウォン ユン(母)
ジージャー・ヤーニン ワワ
ペットターイ・ウォンカムラオ マム
ド・シガン
前にコメント欄で、明石家いわしさんがオススメしてくださったので観たんだけど、この映画は、どの国の映画かってことで、ちょっと悩みましたね。
観たらわかるんですが、タイが舞台だけど主役の家族は韓国、なのに、タイの監督さん、だけど、韓国の脚本家さん、そんなタイと韓国の合作映画ですよね。
だから、ホントにタイと韓国、どっちかって決められないんですよ。
それで、観る前に海外のポスターを見たらチョ・ジェヒョンさんが出てて「お」と思ったんですが、それがすごく面白い感じで、チョ・ジェヒョンさんって・・・今、セクハラ問題の件で芸能活動は禁止なのかもしれないけど、もともとはキム・ギドク映画の重要な俳優さんですよ。
だから、私のイメージでは娯楽映画に出る人って感じじゃないんだけど、そんなこともなくってけっこういろいろ出ておられるんですよ。
それにしても、タイが舞台のアクション映画にまで出るとは・・・
似合わね~、けど、そうなると、すごく観たい気持ちが高まるんですね。
余談ですが、チョ・ジェヒョンさんが出た2000年の『ミラクル・サッカー』って、日本ではVHSのビデオだけは出たようなんですね。
それを知るとまた観たくなるんですよね~。
とにかく、『チョコレート・バトラー』ですが、主演が韓国勢ってことでうちのブログのテーマは「韓国映画」にさせてもらいますね。
で、観る前にサラッと調べたら、この日本版ソフトのジャケット、ジージャー・ヤーニンがガッツリきてるんで「主役かと思ってたのに」って批判が多かったんだけど、私はそれを知ってから観てます。
実のところ、私はジージャーにそこまでのこだわりがなく、むしろ韓国の俳優さんがキャスティングされてることに惹かれた方なので、問題なしでしたね。
でも、ホント、内容をちゃんと表してないジャケットとか、アカンよ~。
それをやったらみんなに良くないよ~。
ジージャーにかんしては、2010年頃か、それよりあとに、『チョコレート・ファイター』(2008年)を観たんだけど、その頃はまだタイのアクション映画を観る眼を持っていなかったために感銘も受けなかったし、今もほとんど記憶にないんですよ。
ただ、今は違います(と言っても相変わらず「観る眼」はないけど)。
アジアン・アクション大好きなのでね。
それに、やっぱり女の子で凄いアクションができる、ってことなら応援したいんです。
で、『チョコレート・バトラー』のジージャーですが、出てないと言ってもぜんぜん出てるんですね。
特に後半、アクションの観せ場でずっと活躍しますし。
スペシャル・ゲスト的な立場だとは思いますけど。
でも、中盤、もしかするともうちょっとラブストーリー的な展開があっても良かったかも、とか思いましたけどね。
話は、まあ、アクションの合間に話があるような映画なんで、そんなたいそうなものではないんですが、でも細かいところが良くってね~、本当はジックリ書きたいところですが、そうそう丁寧に書いてられないので・・・とにかく、20年前、テコンドー世界大会で相手の卑怯な手口でやられて2位にあまんじた人がいて、その人、今はお父さんになってるマスター・ムンです。
で、このオヤジの方針で、奥様、そして3人の子どもたち、テヤン、テミ、テプンくんの一家は日々、テコンドーの鍛錬に余念がない。
と思ったらそこはタイのバンコクなのでちょっと驚き。
でも長男のテヤンくんはダンサーになりたくって身が入らず、お父さん、「トルネードができるまで頑張らんか」とかたくなに激怒。
テミもラインばっかりやってて。
お父さんはチョ・ジェヒョンさんで、お母さんはイェ・ジウォンさん。
けど、イェ・ジウォンさんってぜんぜんアクションってイメージないですよね~。
おきれいですが、私の中ではコメディの印象が強いですよ。
ところが、この作品の後半、予想外にいい動きなんですよ。
ってゆうか、まずオヤジのチョ・ジェヒョンさんがそんなにテコンドーをできそうに思えない(^_^;)
なのに、子どもたちには異常に厳しく怒りまくってるのがちょっとね。
まあ、お父さんのお父さんに期待されてたこともあり、だから子どもに夢を託してるんでしょうけど。
ハッキリ言って子どもたちの方が動きは断然上。
まあ、凝り固まった頑固オヤジってことなんですよね。
で、同じ頃、タイの国宝、「クリスの刀」が盗まれまして、その奪った犯罪集団が逃げる途中でテコンドー一家と出会ってしまう。
長男のテヤン、演じるはナ・テジュ(나태주)。
同じ名前の詩人がいるそうですが、ナ・テジュくんは歌手でもあり、また当然、優れたテコンドーの選手でもある。
2010年に『Hero』って映画に出ている。
また2015年の『PAN ネバーランド、夢のはじまり』にも「部族のパン クワフ」の役で出演してるそうです。
ハッキリ言って、ナ・テジュくんの身体能力、異常に凄いです。
かなりビックリしました。
妹のテミを演じるのはK・キム(태미)。
この映画の役名まんまの「Taemi」とゆう名でもあるようです。
彼女もホントに凄いですね。
高く飛ぶし、足が上がります。
末っ子のテプン(=タイフーン)くん。
お兄ちゃん、お姉ちゃんほどのアクションはないのですが、ずーっとゲームにこだわってます、
またお父さんもテプンくんにはそこまで理不尽にテコンドーをさせてません。
まだちっちゃいしね。
でも、変な一家に育ったからか、モノゴトに動じない性格。
この映画、けっこうデータ的なことが私には調べきれず、坊やの名前はわかりませんでした、ごめんネ。
なにげにこんなところををタタタタタッと。
この右の人が犯罪者集団のボス。
表の顔は、大企業のトップ的な
演じておられるのはド・シガン(Do Si Kang 도시강)さんで、『ロマンスが必要』(2011年)や『イニョン王妃の男』(2012年)といった韓国ドラマに出ておられるようですよ。
背が高くって手足が長く非常に強いです。
そして自分の顔を傷つけたテヤンくんに怒ってます。
この人はボスの片腕的な強い女です。
演じてるのはKim Yirooさん。
この方もできる人ですよね。
ま~、ストーリー、細かく書けばややこしいし、単純に書こうとしてもややこしいです
とにかく、「クリスの刀」をめぐって一家と犯罪組織が出会っては戦い、出会っては戦いです。
それと、お父さんとテヤンくんの考え方の違い方からの父と息子の対立もあります。
アクションとコメディ、そして家族のハートウォーミング・ドラマがほどよく合わさってる感じです。
基本、ご家族で観れるアクション映画って感じで、映画通の人たちが目くじら立てて批評するタイプの映画ではない。
楽しい映画ですよ。
日本語吹き替え音声もあるので是非、お子さまと観ていただきたいと思います。
それもですが、一家が人々の前で披露する演舞がグダグダで凄いです。
オヤジの頭に火がついてます。
で、また犯罪者軍団に襲撃されたりしつつ、親子間の軋轢もありつつ、子どもたちはお父さん、お母さんと離れて、お父さんと旧知の仲である、ペットターイ・ウォンカムラオさん演じるモムおじさんのところで過ごすことになる。
おじさんの住まいは大自然の中で、ケモノたちが闊歩していた。
ケモノ・・・でわなく、おじさんの姪、ワワ。
演じるはもちろんジージャー。
ジージャー、可愛いです。
で、同世代同士、ひとしきり勝負したりして、仲良くなるんですが、私、テヤンくんとワワの間に恋など生まれるのかな、と思ってたんですが、そこまではなし。
あとでワワがテヤンを気づかう顔をしたり、あるんだけど。
が、そこへ敵がやって来て戦いになり、テプンくんが誘拐されてしまう。
ここでテヤンくんが見せる「音楽が鳴ると急に強くなって踊りながら戦う」アクション、素晴らしいです
親御さん世代はともかく、テヤン、テミ、ワワのアクションがホントに素晴らしい。
それだけでも観る価値はあります。
アクションのデザインも素晴らしく、私もホント、目を奪われました。
テコンドーを習っときゃと思いますね~。
会長は怖いけど(;´∀`)
誘拐されたテプンくんを助けようとする中で頑固オヤジも超・危険な立場に陥り・・・泣かせます。
そして動物園を舞台に家族&助っ人のワワとモムおじさん VS 犯罪者集団の最終決戦。
一番、笑ったのはお母さんとモムおじさんのキッチン・ファイト。
及び、ある動物の囲いの中へ入ってしまう緊迫の場面ヾ(*´∀`*)ノ
(あの二人は食われたのだろうか)
イェ・ジウォンさんもいい動きです。
若い者組のアクションが炸裂。
テコンドーの動きなんでしょうけど、輪を描いてクルクルクルと回るアクションがホントに美しい。
よくわからないけど、プロレス的な技も使ってます。
やっぱり女は女同士で戦うんですね。
女の子でも戦うと顔に傷がついていくのがリアル。
仲良さそうなジージャーとK・キム。
ジージャーはすでにスターでしょうけど、ナ・テジョーとK・キムも、もっと活躍してほしいですね。
なんか非常にもったいないぞ。
テヤンくんの場面では天井に設置されたシーリングファンが回る中での戦いとなり、これにホンマに頭ガーンいく敵の人にビックリ。
でも敵のボスがとうとう「クリスの刀」を振り回したりして異常に強く、家族全員、歯が立たずにやられてしまう。
テプンくんも必死でかかっていったら、ほおり投げられてしまい、よく見ると画面の隅でコロン、と倒れてるのが本当に可哀想。゚(゚´Д`゚)゚。
で、テヤンくんが一人で敵と戦うことになるのかと思いきや、そこにパオオと驚きの助っ人が
素晴らしいッ\(^o^)/
エンドロールでは「ホントに危険な、大変なことしてたんですね、お疲れ様でした」と感服せざるをえないような「撮影現場、NGシーン、種明かし」が映り、またスタッフ&キャストの仲の良さもよくわかるのでした。
だからこそ、こんないい映画ができるんですね
最後になりましたが監督さんは『マッハ』(2003年)や『 チョコレート・ファイター』のプラッチャヤー・ピンゲーオさんです。
私、この監督さんのアクションはもちろんのこと、コメディの演出、そしてどこか感じさせてくれるあたたかさ、大好きです。
『チョコレート・バトラー』、いや、『ザ・キック』、ホントに素晴らしい映画でした。
ここ最近、観たアクション映画の中でも、ホントにかなり好きな映画でしたよ。
上にも書きましたが日本語吹き替えもあるので是非、ご家族で観てください~。
明石家いわしさん、オススメしていただき、ありがとうございます
でわ、今日も最後まで、おおきにです
アンニョン~(^.^/)))
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