1日からこの映画が公開中です
明日、11月8日からはこの作品が公開スタート
※ パンフレットは800円だそうです。
そして11月15日からこの作品が公開です
アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
この作品を観てきました・・・
「風水」が世を動かす―――
最高の運気を宿す〝明堂(めいどう)〟を求める者たちの野望と陰謀が渦巻く壮大な史劇エンターテインメント!!
風水師 王の運命を決めた男
映画 『風水師 王の運命を決めた男』 予告編
風水師 王の運命を決めた男
原題:명당
英語題:Feng Shui
(2018年、韓国映画、126分、G)
監督・脚本:パク・ヒゴン
音楽:チャン・ヨンギュ
チョ・スンウ → パク・ジェサン
チソン → 興宣君
ユ・ジェミョン → ク・ヨンシク
ムン・チェウォン → チョソン
イ・ウォングン → 憲宗
ペク・ユンシク → キム・ジャグン
キム・ソンギュン → キム・ビョンギ
カン・テオ → 懐平君
パク・チュンソン → チョン・マニン
配給:ハーク
解説: 「インサイダーズ 内部者たち」のチョ・スンウ、「コンフェッション 友の告白」のチソンによる史劇エンタテインメント。土地や水脈の形状を見るだけで人々の運命を変える能力を持つ風水師パク・ジェサンは、「明堂(めいどう)」と呼ばれる運気の集まる土地を探し当てる天才だった。しかし、明堂の独占を画策する重臣キム・ジャグンの陰謀に巻き込まれ、最愛の妻子を殺されてしまう。失意の日々を送るジェサンはキムに深い恨みを持つ王族の興宣君と出会う。キム一族の滅ぼすため、風水の知識を駆使するジェサンと興宣君だったが、やがて彼らは、天下最強の「大明堂」をめぐる巨大な謀反を知ることとなる。パク・ジェサン役をスンウ、興宣君役をチソンが演じるほか、「インサイダーズ 内部者たち」のペク・ユンシク、「悪いやつら」のキム・ソンギュンらが顔をそろえる。(映画.com)
私は『インサイダーズ 内部者たち.』(2015年)を公開時に観逃しましたので、絶対に観たいと思ってた『風水師』です。
え~、ブロともさんのnoriさんも「説明がしづらい」と書かれたような内容で、その通りです。
もしもストーリーを書こうとすると、映画をそのままなぞりたくなるような感じ
それは今、ちょっと無理なんですが、しかし、公式サイトさんの方に、すごく丁寧なストーリーがありますので、もしも観る方は是非、それを読まれておかれたらいいと思います。
短く書くと、つまり、風水を悪用したことで国王である年若い憲宗よりも強くなり、権力を欲しいままにしてた重臣キム・ジャグンとその息子キム・ビョンギですが、それをそのままにしてたら国が滅びると、天才風水師パク・ジェサンと、憲宗の身を案じた叔父・興宣君が手を組んでやっつけようとする・・・そういった話です。
歴史映画な上に登場人物も多いし、話も複雑なので難しい映画なんだけど、不思議なことに私はこの映画、よくわかったんです。
韓国映画の歴史モノを観てきたこともあるんだろうし、韓国映画が私に〝合う〟のもあるんだろうけど、たしかに最初は難しく感じられたけど、途中からはぜんぜん大丈夫でした。
もしも韓国ドラマの歴史モノをよく観ておられる方だったら、私なんかよりももっと深く理解されて、楽しまれることでしょう。
『風水師』は、『観相師』(2013年)を1作目とする「易学3部作」とゆうくくりの最終作、3作目なんですが、2作目が『ときめきプリンセス婚活記』(2018年)なんですよね~
『風水師』は『観相師』とは似てます。
なんか共通点もあります。
でもね~、『ときめきプリンセス婚活記』は違うんだなぁ~
いや、『ときめき』もけっしてキライではないんですが、どうせ3部作にするのなら、やっぱりもっと同じタイプの3作でそうしてほしいですよね。
悪役の重臣、キム・ジャグンを演じるのはご存知、ペク・ユンシク様。
『観相師』では善い役、〝虎の相〟を持つキム・ジョンソを演じてはりました。
今回は無表情ながら相手を射すくめるような恐ろしい殺視線の持ち主。
とにかく悪いのです。
そしてその息子、キム・ビョンギを演じるのがキム・ソンギュンさんで、父親のような悪の頭のキレはそこまでではないようですが、それでも悪いし、平気で人をバンバン殺せるようなヤツ。
詳しい方によりますとビョンギはジャグンの実の息子ではないそうです。
ところで・・・あの・・・私、何も知らずに観てたんですが、これもネタバレになるんですが、チソンが演じる興宣君はあとに興宣大院君と呼ばれるようになる実在の人物。
ってことは、あの方があの映画で演じた人なのですね。
ってことは、韓国の人たちからすれば、よ~く知ってる人物で、つまり映画のラストを予感しながらこの映画を観られてるんでしょう、皆さん。
悪の陰謀に対抗する善のチームワークものでもあるんですが、なんといっても「風水」の映画で、原題は「明堂」。
「明堂」とは、条件を備えた天下の吉地であり、必ず国に安寧と繁栄をもたらす場所。
それは人の運命をも変ずる強い運気の土地である。
だが、持てる者の我欲は果てしない。
真に明堂の力を得るべき者は、誰なのか──?
とにかく「風水」が非常に大きな力を発揮し、風水に頼るか頼らないかでぜんぜん差があるんですね。
だから、権力を掌握してたい者、それをやっつけたいもの、どちらも風水師たちにどうするか決めてもらわないとダメなんですよね。
主人公、パク・ジェサンは天才風水師ですが、ある時、自分の考えを口にしたために命を狙われ、なんとか生き延びた境遇。
演じるはもちろん、チョ・スンウで、私も大ファンです。
お気に入りの映画は『タチャ イカサマ師』(2006年)と『GOGO 70s』(2008年)でしょう。
ミュージカルの舞台で何回もパフォーマンスされてきた俳優さんで、歌の上手い韓国の俳優たちの中でも歌唱力はダントツでしょう。
パク・ジェサンは、大切な人たちを失ったことで心に虚しさを感じてますが、貧しい人たちを助けたいと考える思いやりのある人物。
対してもう一人、イヤな感じの風水師が出てきますが、パク・チュンソンさん演じるチョン・マニン。
キム氏親子に取り入って、欲ばりつつハカリにかける、ホントにイヤ~な感じのヤツ。
でも、ずる賢くって頭がいいんですよね~。
この方はカン・テオ演じる懐平君。
興宣君に協力する、王族の一人ですか。
面白いんですが、言葉が上手く出てこない人で笑いを取るのは、なんかひっかかりますね
カン・テオは5urprise(サプライズ)のメンバーで、これが映画初出演のようですが、素顔はぜんぜん違うんですよね~。
ムン・チェウォン演じる、妓楼の女将、チョソン。
この女、敵か、味方か、それは映画を観て知ってほしい。
ムン・チェウォン・・・私としては『神弓』(2011年)と、カン・ジェギュ監督の短編、『あの人に逢えるまで』(2011年)が印象的です。
美しい~、女優さんですね~。
イ・ウォングンくん演じる、年若きイケメンな王、憲宗。
イ・ウォングンくんって誰~と思ったら『女教師 シークレット・レッスン』(2017年)の、あのバレエダンサーを目指してる高校生でしたか。
気づきませんでしたが、『風水師』では、若くしてもそこはやっぱり威厳のある王を演じてるんですが・・・いや~、相手が悪かった
それと、チョ・ボクレさんが何回か出てきましたけど、ヤン・ドングンは気づかなかったです。
あと・・・最後に知ってる俳優さんが出てたと思うんだけど・・・思い出せない(>_<)
前半は風水の面白さが描かれてます。
そして、それを悪用して権力を欲しいままにする安東キム氏の親子。
中盤はちょっと中だるみとゆうか、少しは退屈しました。
まあ、これは私がそう感じただけかもしれないが。
だってこの映画、ほとんどアクションとかないんだもの。
比較的、静かな映画じゃないですか。
静かとゆうか、しぶい系ですね( ゚ー゚)( 。_。)
でも、後半に差しかかる頃、ある真相が明かされ、そこからラストまではホンマに一気です。
いや~、後半はホントに面白かったです。
おう、おう、おうえ~
って感じ。
そして、結末も意外なもので一筋縄ではいきません。
なんか、それがリアルな歴史って感じでした。
それが『観相師』を思い起こさせましたよね。
けど、時は流れ・・・歴史の先のことは誰にわかろう。
そして、その時代を評価するのはのちの世の人たち。
ひとつ、パク・ジェサンには、ユ・ジェミョンさん演じるク・ヨンシクってゆう、コミカルな相棒がいるんですがね、この人はけっこうお金に目がない人で、だからジェサンと行動してるんでしょうけど、このク・ヨンシクさんが最後、良くってね~。
だから、いい終わり方だったと思います。
なんか気分が良かったとゆうか。
でも、最後、ビックリしましたよ。
そうか・・・『風水師』の時代って、そんな時代だったんですね。
最後になっちゃいましたけど、興宣君を演じているのはチソン。
私がスクリーンで見るのは初めてでしたが、これまでに観た出演作も少なくって、でも『コンフェッション 友の告白』(2014年)は本当に素晴らしい映画でした。
哀しい~、映画でしたけどね~。
興宣君を演じるチソンも素晴らしかったです。
かっこいいしね。
けど、最初の方、ホントに屈辱的でね~
観てて悲しかったんですよ。
だから後半で絶対にやり返せ~って思ってたんですけどね~。
あ、チソンの奥様はイ・ボヨンですよ、リアルで。
監督はパク・ヒゴンさん・・・↑の写真の真ん中、一番奥の方ですね。
初監督作品はキム・レウォンとオム・ジョンファが主演だった、日本でも公開されてる〝贋作モノ〟の『仁寺洞スキャンダル』(2009年)ですね。
私もDVD持ってますけど、まだ2回しか観てません。
けど、面白かったですよ。
『風水師』よりももうちょっとコミカルだったな。
パンフレットは800円(税込)でした。
・イントロダクション
・ストーリー
・キャラクター相関図
・プロフィール
・チョ・スンウ インタビュー
・チソン インタビュー
・エッセイ 康 熙奉 カン ヒボン(作家)
・プロダクション・ノート
・コメント
・作品データ
サイズは映画のチラシと同じ大きさで、写真が多いです。
キャストのプロフィールとかも細かく書いてありますし、インタビューが嬉しいですよね。
私はやっぱり康 熙奉先生のエッセイが面白かったです。
『風水師 王の運命を決めた男』・・・私はこの映画、いつかまた観たいです。
一回ではまだまだって感じです。
『観相師』がそうだったように、何度も繰り返し観るうちに、より理解も深まり、新しいことに気づけるでしょう。
めっちゃ大人向きのしぶい映画ですが是非、観てください。
よろしく
でわ、最後までありがとうです
アンニョン(^.^/)))