Quantcast
Channel: Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1071

韓国映画 情事 an affair

$
0
0

 

 

殺人者の記憶法

1月27日から公開中です・・・!!びっくり
http://eiga.k-img.com/images/movie/87657/photo/04fefc5f1eeb99e7.jpg?1511343059
殺人者の記憶法

原題:살인자의 기억법

(2017年、韓国映画、117分)

監督:ウォン・シニョン
原作:キム・ヨンハ
出演:ソル・ギョング、キム・ナムギル、キム・ソリョン、オ・ダルス ほか

http://eiga.k-img.com/images/movie/87657/photo/d83fa65088be7953/640.jpg?1503548276
映画『殺人者の記憶法』公式サイト

↑ クリックNEW

 

ヨロブン!観に行きましょうネ・・・!!

アジャドンッアジャドンッファイティンドンッ(*⌒0⌒)クラッカー

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

アンニョンです(^-^)ノ

 

Amazonさんで注文させてもらった

SG Wannabeのベスト・アルバム、『I LOVE sg WANNA BE+』が

届いたので、聴きながら書いてます音譜

やっぱり、素晴らしい音楽ですね・・・ビックリマーク

 

2008年・・・ほぼ10年前にリリースされたCDですが

私にとって、5年前、10年前、20年前、40年前に

リリースされたアルバムを今、聴くことはごくごく

当たり前のことです。

 

音楽を使い捨てにしては、ならないッメラメラ

過去の音楽を今、聴くことが、文化に対して

せめて礼儀を尽くすことなんじゃないかと

・・・そんなふうに思います。

 

 

さて・・・1月15日の夜中、この映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラ星空

 

 

貴女は最後まで
愛してるとは言ってくれなかった・・・

 


情事 an affair
https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/p/p/49/40/138084_01.jpg
https://photos.hancinema.net/photos/fullsizephoto49.jpg

 

原題:정사(情事)
英語題:An Affair


(1998年、韓国映画、108分)


監督:イ・ジェヨン
脚本:キム・デウ
製作総指揮:イ・セホ
製作:オ・ジョンワン
撮影:キム・ヨンチョル
美術:チョン・グホ(アートディレクター)
音楽:チョ・ソンウ
録音:イ・スンチョル
音響:ソン・ピョンジュン
照明:イム・ジェヨン
編集:ハム・ソンウォン
衣装デザイン:チョン・グホ
製作担当:ジョ・ナンヨン


出演:イ・ミスク、イ・ジョンジェ、ソン・ヨンチャン、キム・ミン、チェ・ウヒョク、チェ・ミョンス、カク・チュウン、キム・ミニョン、チョン・ヨンジュ、イ・ジウン
特別出演:キム・ドンホ(映画行政家)、イ・ヨンナン、チョン・ギョンスン

 

※ 「輝国山人の韓国映画」様のページより引用させていただいてます。


https://photos.hancinema.net/photos/photo138444.jpg

 

解説
韓国で〝不倫〟は違法であるにも関わらず、そのテーマに大人気スターが挑戦したことで公開時に話題を呼んだ禁断のラブ・ストーリー。出演は、出演作が連続して日本公開されている実力派俳優イ・ジョンジェと、以前実際に不倫問題の渦中にあった彼女をモデルにして本作が作られたという「桑の葉」のイ・ミスク。(映画.com


ストーリー
建築家の夫とやんちゃな息子、美しく整頓された家庭を持つソヒョン(イ・ミスク)は、アメリカで働く妹の結婚準備のため、その婚約者ウイン(イ・ジョンジェ)に会う。新居探しを手伝いながら次第に会う回数も増え、ある雨の夜、ウインは突然ソヒョンに口づけをする。とまどいながらもウインに惹かれていく自分を抑えられないソヒョン。恋の甘美と罪悪感に揺れる日々は過ぎ、ついに妹が帰国した。「もう会えない」と告げるソヒョンだったが、2人はすでに引き返せない深みに落ちていた…。(映画.com


https://assets.mubi.com/images/film/11119/image-w448.jpg?1481134544

 

慎ましやかで穏やかな主婦、ソヒョン(イ・ミスク)は

建築家の夫、ジュンイル(ソン・ヨンチャン)と

10歳の息子、ジンスと共に、人が羨むような

裕福で恵まれた毎日を送っていた。

 

そんなある日

米国で働いている妹のジヒョン(キム・ミン)の婚約者

イ・ウイン(イ・ジョンジェ)が結婚式の用意のために

韓国へ帰ってくることになり、ソヒョンが彼を手伝うことになる。

最初、ぎこちないながらも折り目正しく妹の婚約者と

接していたソヒョンだったが、二人の間には初対面から

何か特別な気持ちが存在するかのようだった。

 

妹とウインが暮らす新居を探すのを手伝う中で

ある雨の夜、ウインはソヒョンの唇を奪い

二人は越えてはならない一線を越えてしまい

男女の関係になる。

 

27歳ウインと37歳のソヒョン・・・いけないと知りつつ

二人は逢瀬を重ね、さらに深い間柄に陥っていくのだった。


https://photos.hancinema.net/photos/fullsizephoto138433.jpg

 

常識を重んじ、平凡で慎ましやかな主婦が

妹の婚約者と一線を越え

「不倫」とゆう背徳的な形で、初めて愛の喜びを知る物語。

 

イ・ジョンジェ演じるウインは(容姿がカッコいいのはともかく)

無口で、ミステリアス・・・で、魅力的。

27歳にしては落ち着いた感じで、37歳の女性とつり合うとも

言えますが・・・それは作劇上、ソヒョンが彼に

惹かれていかなればならないので、そうゆう人物なんでしょ。

とか考えるのは、素直じゃないけど。

 

そして、イ・ミスク演じるソヒョンは

普通の女性よりももっとモラルを重んじる、堅苦しそうな女性。

人目や家族との仲を気にするあまり、自分を押し殺してきた感じ。

 

私はフッと思ったんですが

ウインはソヒョンのそんな堅苦しさからくる抑圧が

魅力的に感じられたのではないでしょうか。

米国で働いてのびのびと生きている自分の婚約者

ソヒョンの妹よりも、ずっと欲望を押さえ込んできただろう

ソヒョンのそんな生き方に。

 

いや、実際、二人が男女の仲になり・・・え~

むにゃむにゃラブラブ・・・で・・・ソヒョンがそれまでの人生から

解き放たれていくように愛に溺れていく姿は

男性にとっては・・・え~、魅力的なんじゃないかと

そう思って・・・ゆえに、納得でした。


https://photos.hancinema.net/photos/fullsizephoto138432.jpg

 

この映画、レンタルDVDさんの棚に見つけて

いつかは私も観にゃならんと思ってたんですがね。

古い映画ですが、イ・ジョンジェが出演していますし。

 

それで観たら・・・すぐにのめり込めたし

面白かったし、ほんとにいい映画でした。

ハッキリ言って「不倫」の映画としては

ちょっと心配になって考えてしまうようなラブストーリーとしては

極上の一作だったんじゃないかと思うほどで。

 

1998年の映画ってことで、今から20年ほど前ですか

その時代に韓国でこうゆう映画を作るってことは

もしかしたらセンセーショナルでスキャンダラスなことなのかな

と思いますが、もちろん、その実際を

私が知る由もありませんので、何とも言えません。

それはまあ、映画を観る上で、たいしたことでもないしね。

 

映画として、非常に面白かったけど

不思議なことに、今、この記事を書こうとしつつ

様々な場面がハッキリと思い出せるんだけど

また逆に、それ以外の幾つかのシーンが、思い出せない・・・

それがちょっと不思議なんです。

 

いや、映画をまるごと覚えることはそりゃできないけど

あからさまに、覚えてるシーンと忘れてるシーンが

分かれてるので・・・なんででしょうね。

私の無意識のなんかでしょうかねはてなマーク

 

とにかく、目を奪われるような素敵なシーンもあるし

考えさせられるシーンもあるし、ドキドキするシーンもあります。

 

最も印象的なシーンは、死にゆく父親に向けて

ソヒョンがせつせつと自分の本音、偽らざる気持ちを

語る場面でしょうか。

私も思わず落涙しました。

 

ハッキリ言って、妹のフィアンセと関係したら

そりゃ普通にアカンですよ。

非難されてしかるべきですし

どうかしたら罰せられても仕方ないでしょ。

夫と妹、そして息子との関係は取り返しがつかないことに

なるかもしれませんしね。

 

でもね、そんなルールとかモラルとか、世間体とか常識とか

そんなもんに考えが及ばないほど

そこまで人から愛され、求められて、どうかなってしまうと

他は考えられないもんでしょ。

それが人間ってもんです。

 

要するに恋愛はタイミングや時期なのかもしれません。

いや、しかし、そうは言っても

ソヒョンがこの年まで結婚せず、独身を貫いてきて

そして、後ろ指を指されない形でウインと出会っていたら・・・

それが彼女のまっとうな幸せになってたんでしょうけど・・・

でも、はたして彼女は、そこまで愛に燃えられたかどうか。

 

だから私はラスト、あ・・・と思いましたよ。

水槽の中の熱帯魚のように、自由はないけど

生きる糧を与えられて、そこそこ贅沢に暮らしてきたソヒョンと

ウインの未来に、まったく希望が潰えてないように思えて。

 

私はあの結末で良かったと思いました・・・。


https://www.hancinema.net/photos/photo50.jpg

 

イ・ジョンジェはそりゃ若かったけど

すでに表現者として確立されてる佇まいでした。

カッコイイしね・・・見ていたいと思うし・・・

でも、この映画の主人公はソヒョンの方ですね。

 

イ・ミスクは・・・

燃ゆる月』(2000年)と『造られた殺人』(2015年)で

お目にかかってるはずなんですが・・・印象になく

そう言われれば、そうやったか、って感じです。

まだむしろ、『造られた殺人』での役を覚えてる方です。

 

ん~・・・なんか、今の日本とかでは

若い女の子が一番、みたいな雰囲気だけど・・・

この映画を観てると、この映画のヒロインが一番

女として・・・何と言うか・・・ま、熟して、ってゆうか

すごい、自然な色気が素敵やと思いました。

10代では、ああはいかん。

 

この映画の中では赤裸々なラブシーンが繰り返され

意外な場所での愛の営みもありますが・・・

たしかに、エロいですよ。

でもね、ぜんぜん下品じゃないし、イヤな気分にはならない。

それは監督さんやキャストの力量もあるんだろうし

この映画の成り立ちが真剣なもので

ヨコシマなもんじゃないからでしょうね・・・。

ちゃんと「女性の性」が考慮されてたと思いますしね。

 

だから、私はやっぱり、この映画は

極上のラブストーリーだと思いますよ。

このタイプの映画の中では、一番、いいほどでしょう。

 

あ、ソヒョンの夫役を、ソン・ヨンチャンさんが

演ってはりまして、やっぱりお金持ちの役はこの方なのかなあ

とか思いましたね(^_^;)

ソン・ヨンチャンさんって、いっつも損な役回りですよね~汗


https://photos.hancinema.net/photos/fullsizephoto138431.jpg

 

監督はイ・ジェヨン監督で

この『情事』が映画監督としての長編第1作です。

以後、これまでにこんな映画を監督してはります。

 

純愛譜 じゅんあいふ』(2000年)

スキャンダル』(2003年)

多細胞少女』(2006年)

『女優たち』(2009年)

世界で一番いとしい君へ』(2014年)

バッカス・レディ』(2016年)

 

『純愛譜』も、早く観なアカンのですが~・・・

あ、『多細胞少女』は観てますよ(;´∀`)

キム・オクビンが好きなのでね。

アホみたいな映画で、『情事』とはまったく違う作風ですが

私は嫌いじゃないですね、ええ。

ってゆうか、むしろ、好きですね。

 

『バッカス・レディ』は結局、劇場で観なかったんですが

『世界で一番いとしい君へ』はもちろん、大好きな作品。

『情事』と『せかいと』を比べると

より完成されてるイメージがあります。

あ~、そうか・・・この映画の監督さんかビックリマークって思いました。

 

そんなわけで、イ・ジェヨン監督、イ・ミスクさん主演の

この作品が現在公開中ですNEW

 

いや、ってゆうか、ヨン様初主演映画なんですがね・・・クラッカー

 

スキャンダル デジタルリマスター版

映画『スキャンダル』オフィシャルサイト

↑ クリックひらめき電球

 

そんなんで・・・私に何も起こらなければ

明日か、明後日、また、イ・ジェヨン監督の作品について

このブログで書かせてもらえると思います。

 

いや~、何にもしてへんようで

私もなんやかんや、忙しいですわー( ゚∀゚; )あせる

 

でわでわ、今夜に限らず

いつも読んでくださって、おおきにですキスマークキスマークキスマークキスマーク

アンニョン~(^.^/)))


https://photos.hancinema.net/photos/fullsizephoto138442.jpg
https://photos.hancinema.net/photos/photo138441.jpg

 

 

 

 

 

情事 [DVD]情事 [DVD]
5,076円
Amazon

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1071

Trending Articles