9月4日 公開スタートです
アンニョン(^-^)ノ
いつもありがとうです
是枝裕和の新作「ブローカー(仮題)」にソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナが出演
⇒ 大ニュースでした
題材的にも私は惹かれます。
とにかく観ることけってー(≧∇≦)
ムーラン
逆に・・・リウ・イーフェイ、ドニー・イェン、ジェイソン・スコット・リー、コン・リー、ジェット・リー、そしてチェン・ペイペイ様と、今の私にとっては最高のキャストであり、しかも監督が非・アクション系のニキ・カーロとゆうことが逆に期待を大きくさせていたディズニーの『ムーラン』・・・
劇場での公開が見送られそうです(>_<)
まあ、しょうがないのかなあ
え~、ついに、この作品を観てきました
右手に宿った神の力――
ディヴァイン・フューリー 使者
ディヴァイン・フューリー 使者
原題:사자
英語題:The Divine Fury
中国語題:阴曹使者
(2019年、韓国映画、129分、G)
監督・脚本:キム・ジュファン
PD:パク・アヒョン、イム・ジュニョク
助監督:パク・ソンジン
撮影:チョ・サンユン
照明:パク・チュンギ
編集:キム・ソンミン
音楽:ク・ジャワン
美術:イ・ボンファン
武術:パク・ヨンシク、イム・ワンソプ
出演
パク・ソジュン → ヨンフ
アン・ソンギ → アン神父
ウ・ドファン → チシン
パク・チヒョン → スジン
チョン・ジフン → ホソク
イ・スンヒ → 男
シム・ヒソプ → キム神父
イ・チャニュ → 幼いヨンフ
キム・シウン → テレサ
キム・ソンミン → アンジェラ
チョン・ウィスン → ベロニカ
キム・ボムス → ポムス
パク・チェホン → ソノ
特別出演
イ・スンジュン → パク警士
チェ・ウシク → チェ神父
パク・チンジュ → 中華料理店 配達
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
MOVIX京都さんでは上映前に、新型コロナ・ウイルス渦であっても映画館では感染に配慮されていることを学者の方が説明してくださる動画が流されて、このご説明がすごく納得できるものだったので、安心して映画を観ることができたものです・・・『ムーラン』、ビビリ
『ディヴァイン・フューリー 使者』、さぞかし客席は女子で埋まり・・・と思ってるとむしろ男性も多い
半々ぐらいかな・・・カップルもおられました。
まあ、ホラー映画の色合いもあるし、けっこうね、怖いんですよ。
だから怖い映画が苦手な人が気をつけていただきたいです。
若き格闘家と
ベテラン神父が悪に挑む
新次元エクソシズム・アクション・エンターテイメント
ヨンフ少年は大好きなお父さん(イ・スンジュン)と仲睦まじく暮らしていたが、あることが起こり、そのせいで神様を信じられなくなった。
彼は恨み、怒りに取り憑かれ、孤独な人生を送っている・・・。
青年になったヨンフは総合格闘技の世界に進み、そこで勝ち続けている。
人呼んで〝死神〟
私も格闘技イベント「PRIDE」がスタートした1997年頃から「PRIDE」がフジテレビで放送されなくなった2006年頃まで、熱心に総合格闘技を観てました。
なんか当時はめちゃくちゃエキサイトしてましたね。
まあ、ですので、このグローブをはめたスタイルのバトルには慣れてます・・・自分がやるって意味ではなく、ファンとしてね。
この総合格闘技の源流はブルース・リー様だったりするんでしょうけど、韓国でも総合格闘技は盛んなんだと思いますし、また現実にチャンピオンもいるでしょう。
パク・ソジュンくんの格闘家ぶり・・・アクション映画でもあった『ミッドナイト・ランナー』(2017年)もありましたので、非常に説得力があります。
ってゆうか、体がね・・・できてます(≧∇≦)
特に胸板がね~・・・たしかにスゴイわ、ほんま。
ところが帰りの飛行機の中で手のひらに・・・なんやかんやありまして、マネジャーさんのススメである人物に会いに行き・・・それがきっかけでバチカンから韓国へ来ていたアン神父(アン・ソンギさん)と出会い、自分に特別な力があることを知っていく。
ヨンフはこの世を混乱させる悪の存在と向き合う運命にあったのだ。
韓国型オカルト・アクションです。
ホラー映画もであるし、オカルト色も強く、宗教的な映画もあり、でも、そんなに観念的な映画ではなく、難解でもありませんでした。
アクション映画としてはそこまで直線的な作風ではなく、私が観てて思い出したのはM・ナイト・シャマラン監督の作品です。
私は映画のリズムとゆうか、演出ですか、ホントに好きでした。
観てて、うわ~、好きな映画やわ~、と思いましたね。
この映画ならではのリズムがあって、そこが好きでしたし、普通と違うとこでインパクトがあった、そんな気がしました。
上手く説明できないけど・・・かなり後の方まで、あんまりイケイケドンドンって感じじゃないんですよね。
あと、意外と派手さよりも、荒唐無稽な設定をリアルに見せるようなバランス感覚もあるように思いました。
暗めだったり、CGの使い方だったり、絵作りもいいですね。
なんしか韓国映画大好きな私ですので、ズバリ、ハリウッドのこれ系の映画よりもずっと好きかもしれません。
主演はもちろん、日本での知名度も一気に上がりまくりのパク・ソジュンくん。
キム・スヒョンくん主演の『リアル』(2017年)にも、ソジュンくんは「警備員服の男」って役で友情出演してたそうですが、ハッキリとパク・ソジュンくんを認識して観たのは、主演作の『ミッドナイト・ランナー 』(2017年)からですね。
ホントにいい映画でしたね~、『ミッドナイト・ランナー 』(≧∇≦)
今後の映画出演の予定は、IUと共演する『Dream』(2021年)、イ・ビョンホン、パク・ボヨンと共演する『Concrete Utopia』(2021年)。
ヨンフは友達も彼女もなく、人をドツキまくる人生を送ってきたわけですが、アン神父に父親のような何かを感じたのかもしれませんね。
と、同時に使命感も生まれていくんでしょう。
さして他人に興味がないようなヨンフが土壇場になると勝手に体が動いてしまうのがかっこいいです。
暗い殺伐系のソジュンくんも素晴らしいですね~。
だから、子どもに囲まれた時の表情も素敵でした~。
ヨンフと出会ったことで、彼の荒ぶる人生に影響を与えていくことになるアン神父を演じるのは、ご存知、韓国では〝国民俳優〟と讃えられるアン・ソンギさんです。
私、アン・ソンギさんを今回こそ、初めてスクリーンで観た、って確信的な気分になりました。
主演作である『殺戮にいたる山岳』(2016年)も映画館で観てたんですが・・・『ディヴァイン・フューリー』の方がずっとええの
それは正直な感想。
もうね、優しい笑みを浮かべつつ、あの声でお話しされたら、心の悩みがピャ~と消えてくれそうなんです。
アン神父のような役をアン・ソンギさんが演じて悪かろうはずがない。
それどころか、私がこれまでに観てきたアン・ソンギさんの出演作の中でも、『ディヴァイン・フューリー 使者』は特に好きですヾ(*´∀`*)ノ
アン神父は、悪魔祓いの団体であるアルマ・ルチスに所属する司祭で、韓国に潜む悪の根源である〝闇の司教〟を捜しているのだった
謎に包まれた不気味青年、「ジシン」を演じるのはウ・ドファンくん。
『オペレーション・クロマイト』(2016年)ではさすがにどこで出てきたのかわかりませんが、『MASTER マスター』(2016年)での、チン・ギョンさん演じるキム・ママのボディーガード役はよく覚えてます。
ってゆうかなんでここでこんな美形男子が出てくるんだって感じだったんですが、まあ、キム・ママ的にも若くてきれいな男の子と結託して会長の裏をかいてやろうって話だったかも。
とにかく、あの映画で出演時間が短かかったにもかかわらず、ウ・ドファンくんは目を惹かれる存在でした。
しかし、私はまだまだウ・ドファンくんを知らない。
ゆえに、この作品ではどこまで行っても謎に包まれた不気味青年、しかも何となく勝ち組、自分の店舗の地下で夜な夜な狂った儀式をするゴスっぷりなのだった。
悪魔憑きの暴れっぷりが凄かったですね~。
くどいわ、しつこいわ、そのあたりも意外性に富んでて、ビックリさせられると同時に嬉しくなってしまうんですよね。
こう来るか~って感じでしたわ~。
それを映画で観てるのがホンマに幸せですな。
ちびっ子憑依のバイオレンス&毒舌も素晴らしくってトリハダものでしたが・・・正直、私はちょっときつかったかな。
いじめの生々しさもありましたし、彼がシスターに「お前のせいだ」って毒づいた時のシスターの表情にドキッとさせられて、そうゆうセリフ一言で描かれない背景を感じさせるの、韓国映画っていつもながら優れてますね。
あの男の子、ホソクが酷くいじめられて泣いていた時、優しそうなおにいさんが味方になってくれるって言うんですよね・・・。
その時のホソクの気持ちを思うとね、それまでもうきっと、神も仏もあるものかって気持ちだったと思うんです。
そんな少年が悪魔に魅入られたとしても、誰に責められよう。
私はもう、泣きそうになった。
今なお、若い子どもたちがいじめに苦しんで、自ら命を絶つ事件は後を絶たないし、そのことが明るみになってもスッキリとした解決なんて望めるわけがありません。
この映画の中盤、修道院でのホソクの場面は、かなりいろいろ考えさせられて、重かったです。
ウシクくんの「ちょっと待ってください」からの~、着替えて出撃
・・・テンション上がりました~、かっこいいっす~
ドラマ面、怖がらせ面も非常に私好みの映画でしたが、アクションなど、動的な要素についても非常に素晴らしく、最後の決戦は出血大サービスというか、全部出し切る勢いで、興奮したなあ~
見たいのもを見たいだけ見たって感じでした
最後、拝んで解決、とかじゃなく殴り合いで決めるのがホンマ、ええですな。
音楽も、スロヴァキア国立交響楽団が奏でる荘厳なスコア、とのことですが、えらいかっこええ音でした
監督はもちろん、『ミッドナイト・ランナー』のキム・ジュファン監督。
向かって左から二人目の方。
『ディヴァイン・フューリー 使者』は制作段階からユニバース化を念頭において作られた作品で、監督がアン神父を「ニックフ・ューリー」に例えたりもしたそうです。
で、監督、当初チェ・ウシクくん主演の続編を「사제(司祭)」のタイトルで作ろうと考えていたようですが、韓国内での興行的苦戦から作られない可能性も・・・まあ、アジア諸国の収益だけでも損益分岐点は軽く超えると思うんですけどね。
私としては作っちゃってほしいし、その続編のデキ次第でシリーズ化も考えてほしいなあ。
パンフレットは800円(税込)です。
・ イントロダクション
・ コラム 進化するパク・ソジュン 前田かおり(ライター)
・ キャスト パク・ソジュン
・ キャスト アン・ソンギ
・ キャスト ウ・ドファン
・ チェ・ウシク パク・ジヒョン チョン・ジフン
・ 監督・脚本 キム・ジュファン
・ コラム 韓国イケメン神父とエクソシズム映画の系譜 中村樹基(脚本家)
・ プロダクション・ノート
・ アイテム 悪魔祓いバッグ ロザリオリング 銀の炭ケース&聖水の瓶 カラスの指輪&蛇の牙
・ パク・ソジュン アン・ソンギ ウ・ドファン キム・ジュファン監督 インタビュー
・ 作品データ
いろいろ読むところもあり、記念にもなる
これならパンフレットとして嬉しい(*≧∀≦*)
神様に恨み、怒りを感じ続けてきた青年の物語でもあります。
戦いの中で青年の心境が変化していくのがホント感動的でした。
『ディヴァイン・フューリー 使者』、凄い傑作だと思います
日本でももっと多くの方々に観てもらいたいですね。
観ないとか、もったいないですよ~、やっぱり。
音も迫力があるので、これはスクリーンで観る映画
かっこいいコリアン・オカルティック・アクションを劇場で体験せよ
ネタバレ
ですけど、書いておきたいこと・・・しかし、たいしたことは書いてません👿
前半でヨンフが会いに行く美少女霊媒師、ホンジンを演じるのは『お嬢さん』(2016年)で子ども時代の秀子お嬢さまを演じてたチョン・ウニョン。
またちょっと大人になってました。
出演時間が短いのは残念ですが凄まじい存在感でした
そして、チェ・ウシクくんがビビって逃げ出した、「憑かれた男」役のイ・スンヒは『ミッドナイト・ランナー』の、あのアパートで女の子たちを管理していた金髪ヤロウでした。
顔も凄かったけど身体能力凄かったですね~(゚Д゚(゚Д゚ノ(゚Д゚ノ)ノ
アン神父とヨンフが悪魔祓いしに行くスジンを演じたのは『コンジアム』(2018年)でジヒョンを演じたパク・ジヒョン・・・可愛いですよ。
ところがってゆう、モノ凄い顔をするわ~Σ(゚∀゚ノ)ノ
どうやらコンジアムからは逃げ帰れたようですが、霊を連れてきてしまったご様子。
今後もホラー道を極めてほしいものである。
スジンの部屋には「キューピーちゃん」が飾ってあったような・・・。
あと、修道女テレサ役には当初、イ・ソムがキャスティングされたそうですが、ドラマの撮影スケジュールから降板することになり、代わりにキム・シウンが参加したっちゅうトリビア
「うわっパク・ヨンフだ
・・・ファンなんです
」
「サイン」
「いえ、けっこうです」
これぞ「出オチ」って感じのパク・ジンジュ。
チャイニーズ・レストランのデリバリー女でした。
「いや~、あたしもね~、実は能力が使えるんすよ~(´∀`*)」って感じに絶対に後半で効いてくる役だと思ってたんですがね~
まあ、出てきてくれただけで嬉しいとしよう。
あ、続編で活躍する予定やったん
で、まあ、こうしてアン神父とヨンフがもぐもぐタイムなわけです。
ところでバチカンにはサランラップがないのかな
アン神父がビールを飲む場面も好きでした。
エクソシスト系の韓国映画といえばペ・ソンウさん、ソン・ドンイルさん、チャン・ヨンナムさん主演の『Metamorphosis 변신』(2019年)もありますが、この作品は『メタモルフォーゼ 変身』のタイトルで、WOWOWで放送されたとのことです。
贅沢は言いませんが、私が観る機会はあるのかなあ~。
ところで、うちのブログを読んでくれてるプロレスに詳しい方で、「魔界倶楽部」を知ってる方はおられますかね
このいかにも悪魔に魂を売り渡したがごときヤバめな集団のボスがリングの柱から逆さま向けにビッシビシと墜落したあまりにも危険ながらほとんど笑かしにかかっていた話をついでに書いておきたかったのですが・・・今日はやめて、またの機会にします/(^o^)\
で、ホントに最後の最後まで素晴らしかったし、ケチのつけようのない映画なんですがね~、ひとつだけ~
あ~、あ~、あ~、あ~(艸Д<; )
いやいやいや、なんで
スベスベお肌の美形2名の戦いじゃアカンの~
7時間にわたる特殊メイクをこなし・・・ってこなすなー
君がこなせばこなすほど、美しき男たちの戦いが、動物園みたいになる~ってゆう・・・ま、大きなお世話ですね(;´∀`)
その実態はご自分の目でお確かめください。
それもですがこの映画、総合格闘技で成功したイケメンと、クラブ経営で成功したイケメンの殴り合い蹴り合いの映画でしたね
でわ、今夜もありがとうでした
アンニョン(^.^/)))