アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
先ほど、映画ブロガーさんの記事を読ませていただいてて、ギクッとなりましたよ。
この作品が公開中らしいのですが、監督がサイモン・ウェスト
で、内容的に「ディザスター系」
こ・れ・は
カン・ドンウォンが出演する、あのハリウッド映画ではないのか~と焦ったんですね。
まあ、『Tsunami LA』とは違ったんですがね、サイモン・ウェスト監督の作品だけに惑わされたんですよね。
『ボルケーノ・パーク』は主演がワン・シュエチーやショーン・ドウ、そしてジェイ・チョウの奥様であるハンナ・クィンリバン(昆凌)で、だから中国の観客を意識した映画なようですが、サイモン・ウェスト監督、2作続けて「災害映画」なんですね。
『ボルケーノ・パーク』の予告編などから『Tsunami LA』がどんな映画か何となく予想できそうにも思えるのですが・・・ってゆうか、ホントに完成するんでしょうかね~
『Tsunami LA』は韓国資本のハリウッド映画でもないでしょうし、純粋に東洋人の役としてドンくんもキャスティングされたんでしょうけど、公開されなきゃ意味がないんです~(>_<)
まあ、半分忘れかけで待っときますがね~。
あ、皆さん、『ボルケーノ・パーク』、また観てみてください。
私は劇場では観ませんが・・・。
観たいのは観たいですね。
今日、朝イチでこの作品を観ました・・・
15ミニッツ
解説: ニューヨークで残酷な放火殺人事件が起きた。事件を担当することになったのはNYPDきっての有名刑事、エディ。彼とコンビを組むことになったのはメディア嫌いの若手放火調査官のジョーディ。そんな中、凶悪な連続殺人犯とそれをビデオカメラで記録し続ける相棒のサイコな2人組は、次の標的をエディに定める……。(映画.com)
"In the future, everyone will be world-famous for 15 minutes."
一貫してドナルド・トランプを批判してきた真の名優、ロバート・デ・ニーロ氏の作品で、まだ観ていなかったので観た作品です。
正直、そこまで期待してなかったし、観てもこのブログで感想を書いたりはしないだろうとタカをくくってたんですね。
何となくですが『セブン』(1995年)のようなサイコ・サスペンスかなあと思ってたんですが、違いましたね。
ロシアとチェコからニューヨークにやって来た男2人組が、観光客気分で殺人行脚を繰り広げるムチャクチャな映画なんですね。
それをロバート・デ・ニーロ演じるテレビで有名な刑事と、エドワード・バーンズ演じる若手放火調査官が追うわけです。
2人組の最初の殺人を目撃してしまったヴェラ・ファーミガをですね、探してどうしてやろうみたいな流れでまず来るんですけどね、それだけじゃなく・・・。
そんなんある~って感じなんですけど、これがなんだかやたら面白いんですよ。
そんな怖さとかは意外となく、けど、変にサスペンスなんですね。
で、旅行客2人組の片方が殺人担当なんですけど、もう一人は来て早々、カメラを万引きしましてね、ことのほかこのカメラが気に入って、ず~っと録画しっぱなしで、特に相棒が人殺しを始めると撮影にも熱が入るわけなんです。
俺はフランク・キャプラだ~、とかゆうて。
まあ、コイツはおかしいって誰もが思うんですけどね、迷惑ユーチューバーのさらにサイコ版で。
で、撮影担当のヤツが、なんだかだんだん可愛く見えてくるんですね。
もう、ホントに無邪気で、何が起こっても相棒が怒っても撮影はしていたくって、なぜか憎めないんすよ。
まあ、ずっとカメラを離さないで撮影し続けてるのも、ものすごく変なんですけどね、悪人なんだけど、悪人に見えなくなる瞬間があるんですわ。
観終えてわかったんですが、この撮影野郎を演じてるのがオレッグ・タクタロフさんといって、元々はロシア出身の格闘家で、あの格闘技イベント「UFC」でも活躍してはった人なんですね。
で、この『15ミニッツ』から映画俳優としても活躍しだしはって、いろいろ出てはりますね。
私も何本か観てました。
最新作はクリスチャン・グーデカスト監督の『ザ・アウトロー』(2018年)だそうです。
オレッグ・タクタロフさんは美少年とか美青年とかではないかもしれないけど、何とも味のある顔で、演じてる役は悪人なのに、どっかユーモラス、なんか可愛い、そんな感じです。
でっかいわんこみたいで。
ビビってる女性に自然にキスしたりするのもええなあ。
ちょっとファンになりました(´∀`*)
そんなんで、あれやこれやいろいろあって、私は当初、名優ロバート・デ・ニーロの主演作ってことでもうちょっと安定的な、定番のノリかと思ってたんですが、なんかこの映画、「変」なんですね。
人を食ったところがあるとゆうか、意外性にも富んでますし、私なんかぜんぜん先が読めなかったし、また変なところで笑ってしまう感じもあり・・・。
で、観終えてから調べたら、監督&脚本が、ジョン・ハーツフェルドさん。
はい、あの傑作、『2days トゥー・デイズ(2 Days in the Valley)』(1996年)の監督&脚本さんだったんですね
あ~、そりゃ面白いはずや、と思いましたね。
『15ミニッツ』と『トゥー・デイズ』は、そりゃ違う映画ですよ。
え~、似た映画じゃないですね。
でも、やっぱり監督さんの良さが出てると思うんですよね。
作品的には私は『トゥー・デイズ』の方が好きですけど、、『15ミニッツ』も観てホントに良かったと思いましたね。
『15ミニッツ』では途中でシャーリーズ・セロンが突然カメオで出てきてビックリするんですけど、それも『トゥー・デイズ』が彼女のスクリーン・デビュー作だったからですよね、きっと。
そう考えると、『トゥー・デイズ』では無駄に脱いだりしてたけど、シャーリーズにとって、きっといいスタートだったんだろうな~と思えて、嬉しくなりました。
ジョン・ハーツフェルド監督の最新作は、シルベスター・スタローン主演の『大脱出3』(2019年)ってことになるようです。
これは『大脱出3』も観ないとダメですね。
『15ミニッツ』は犯罪とメディアの関係を問うた作品ですね。
そういったテーマも考えさせられました。
後半は特に風刺の側面が強くって、そういった映画としての構成も良かったなあ。
アンディ・ウォーホルの言葉、「未来では、誰でも15分だけ、世界的な有名人になるだろう」のその「15分」ってことらしいですし、劇中とエンドロールでGod Lives Underwaterによるデヴィッド・ボウイのカバー、「Fame」が流れて・・・。
でも、そんなシリアスなテーマもありいの、なんかグチャグチャ感もあって、私は久しぶりにニューヨークの映画を観て楽しかったですよ。
もしも、まだ観てなかったら、また観た方がいいですよ。
観ないともったいないと思いますね。
でわ、今夜も読んでくださり、ありがとうさんでした
アンニョン~(^.^/)))
15ミニッツ
原題:15 Minutes
韓国語題:15분
中国語題:千钧一刻 / 15分钟
(2001年、アメリカ映画、121分)
監督・脚本:ジョン・ハーツフェルド
製作:デビッド・ブロッカー、ジョン・ハーツフェルド、キース・アディス、ニック・ウェクスラー
製作総指揮:クレア・ラドニック・ポルスタイン
撮影:ジャン=イブ・エスコフィエ
美術:メイン・バーク
衣装:エイプリル・フェリー
編集:スティーブ・コーエン
音楽:アンソニー・マリネリ、J・ピーター・ロビンソン
ロバート・デ・ニーロ - エディ・フレミング
エドワード・バーンズ - ジョーディ・ウォーソー
ケルシー・グラマー - ロバート・ホーキンス
エイヴリー・ブルックス - レオン・ジャクソン
メリーナ・カナカレデス - ニコレット・カラス
カレル・ローデン - エミル・スロヴァク
オレッグ・タクタロフ - オレグ・ラズグル
ヴェラ・ファーミガ - ダフネ・ハンドロヴァ
ジョン・ディレスタ - ボビー・コーフィン
ジェームズ・ハンディ - デクラン・ダフィ消防署長
ダリウス・マクラリー - トミー・カレン刑事
ブルース・カトラー - 本人
シャーリーズ・セロン - ローズ・ハーン
キム・キャトラル - カサンドラ
デヴィッド・アラン・グリア - セントラル・パークの強盗ウラジミール・マシコフ - ミロス・カルロフ
スティーブン・デイビス - マーフィー(マーフ)
アントン・イェルチン - 火災現場の少年
配給:日本ヘラルド映画