はい、また映画の感想を書かしてもらいますね(^-^)ノ
4月12日、この作品を観ました・・・🤩
ウルトラ・ハッピー大娯楽映画 マサラムービー
ムトゥ 踊るマハラジャ
ムトゥ 踊るマハラジャ
1995年製作/166分/インド
原題:Muthu
韓国語題:춤추는 무뚜
配給:エデン
日本初公開:1998年6月13日
スタッフ・キャスト
監督・脚本:K・S・ラビクマール
原案:プリヤダルシャン
製作:ラジャーム・バーラチャンダル、プシュパー・カンダスワーミ
製作総指揮:B・カンダスワーミ
撮影:アショークラージャン
編集:K・タニカーチャラム
音楽:A・R・ラフマーン
ムトゥ - ラジニカーント
ランガナーヤキ - ミーナ
ラージャー・マヤラーシンマン - サラット・バーブ
アンバラッタール - ラーダー・ラヴィ
テーナッパン - センディル
ヴァライヤーパティ - ヴァディヴェール
シヴァガーミヤンマール - ジャヤバーラティ
パドミニ - スバーシュリー
カーリ - ポンナーンバラム
ラティ・デーヴィ - ヴィチトラー
ラジャセーハラン - ラグヴァラン
プラターブ・ラーユドゥ - タイガー・プラバカール
ポーンガヴァナン - ガンティマティ
パッラヴァラヤン - パンドゥ
カラマカンナン - クマリムトゥ
タミル語を話すマラヤーリ - K・S・ラヴィクマール(カメオ出演)
Cast
Rajinikanth as Muthu
Meena as Ranganayaki
Sarath Babu as Raja Malayasimman
Radha Ravi as Ambalathar
Senthil as Thennappan
Vadivelu as Valayapathy
Jayabharathi as Sivakamiyammal
Subhashri as Padmini
Ponnambalam as Kaali
Vichithra as Rathidevi
Raghuvaran as Rajasekhar
Tiger Prabhakar as S. P. Pratap Rayudu
Ganthimathi as Poongavanam
Pandu as Pallavarayan
Jyothi Lakshmi (special appearance in the song "Kokku Saiva Kokku")
Kumarimuthu as Kamalakannan[
K. S. Ravikumar as the Tamil-speaking Malayali (uncredited)
解説
インドの国民的俳優ラジニカーントが主演を務め、大地主に仕える召使いムトゥの活躍を、インド映画ならではの歌や踊りをふんだんに取り入れて描いた娯楽大作。日本では1998年に公開されて大ヒットを記録し、インド映画ブームを巻き起こした。大地主ラージャーの屋敷で働くムトゥは、ラージャー専属の執事、馬車の御者、ボディーガードとして、常にラージャーと行動をともにしていた。ある時、ひょんなことから旅回り一座の女優ランガと恋に落ちたムトゥだったが、ラージャーもまた、ランガを好きになってしまう。さらに、屋敷を乗っ取ろうと企むラージャーの伯父の陰謀により、ムトゥは屋敷を追い出されそうになるが、ラージャーの母シヴァガーミがムトゥの驚くべき出生の秘密を明らかにする。95年に製作され、日本では98年6月、渋谷のミニシアター、シネマライズ単館で公開がスタートすると口コミで評判が広がり、23週におよぶロングランを記録。その後も全国で上映されて大ヒットとなり、日本にインド映画ブームを巻き起こした。日本公開から20周年を記念した2018年、4K&5.1chデジタルリマスター版でリバイバル公開される。
(映画.com)
2014年に韓国映画に熱中し始めた時、映画についてなら自分にも何かが書けそうだと思ったんですが、それなら韓国映画を中心に「アジア映画全般」をテーマにしてはどうだろう、と思ったんですね。
ただ、別に詳しいわけでも何でもないので「ただ漠然と」なんですよね。
これからやっていきますよ、みたいな。
その頃の私の考えでは「韓国映画も3年くらいで全部観終えるだろうから、そのくらいでアジア映画もいろいろ書いたらきっと皆さん、感心してくれるに違いない」って感じだったんですよね。
それでブログのタイトルも「Asian Film Foundation」に変えて ―― 韓国映画を中心に観ていくとして、ブログを書く用に、『ザ・テロリスト 少女戦士マッリ』(1999年)ってインドの映画のDVDも買ったりして、それなりに用意してるつもりだったんですが、考えが甘かった。
映画の数が多すぎて、観て書いていてはホントに大変なんですね。
だからそんな短期間に手広くやるのは私には無理だった ―― と、わかりました。
だから「Asian Film Foundation」だとかいってる割には、書くのはほとんど韓国映画、そして香港映画と中国映画、それと少しの日本映画、あとはアメリカ映画やヨーロッパの映画になってしまい、アジアの他の国々の映画は疎そかになってしまい、お恥ずかしいかぎりです。
インド映画については、ブログ以前に私の生涯でもほとんど観たことがなく・・・『アンジャリ』(1990年)って作品は映画館(朝日シネマさんでした)で観たんですが、あとはテレビで観たホラー映画1本くらいしか記憶になく、こうして書いているといかに私が映画を観ていないかよくわかっていただけることでしょう。
インド映画も観ずして、何がアジア映画のファンだ
―― そうお叱りを受けても、当然です。
でも叱らないでよね(;´∀`)
『ムトゥ 踊るマハラジャ』が大ヒットしていた頃、何となく私は中国映画やインド映画も観ないと視野が狭いままだ、と焦りも感じつつ、やっぱりアメリカ映画やヨーロッパ映画を観ていたような気もしますが、むしろ「映画を観ていなかった」可能性が高いような気もします。
ただ、誘われたりしたら観に行ってはいたんですよ、きっと。
でも、あまり記憶にないなあ・・・。
個別の映画について公開日なんかを調べたら、その時に劇場で観たかどうかくらいはわかるんですけどね。
まあ、やっぱり熱心に映画を観てはいなかったと思いますね。
テレビで放送される映画を観ることは多かったようにも思いますが。
とにかく『ムトゥ 踊るマハラジャ』は観てなかったんですね。
でも、いつかは観たいと思っていて、でも観なくって、とにかく、2021年、やっと観ましたよ。
主役のムトゥさんですが演じるラジニカーントさんの風貌から、「きっとお金持ちの人の映画に違いない」と思ってたんですが、違いましたね。
ムトゥはお金持ちに仕える御者、兼、用心棒的な
とにかく歌と踊りと何かにつけてカッコつけることと目立つことが大好きな気のいいお兄さんだったわけですね。
ちょっとアレなほど威勢が良すぎて超うざいんですけど憎めない。
前評判などから、かなりブッ飛んだ映画らしいと予想してたので、たしかにこれは日本人からしたらかなりブッ飛んだ映画だけど、そこまで驚かなかったですね。
ムチャクチャだし、どうなってるのんとは思うんですけど、そのムチャクチャもちゃんと娯楽として完成したムチャクチャなんですね。
撮影とかもホント上手くて興奮ですよね。
だから、映画としてはやっぱり楽しいと思いましたね。
この作品、分類するとラブコメですよね。
あ、ラブコメやんって思いました。
それにミュージカルもぎょうさん入ってるんですよね。
コメディとしてはちょっと引く場面もあるんですけど(人にイヤな感じの優劣があるように思えて)基本、やっぱり笑ってしまう。
そして先の読めなさがホントに面白い。
で、群舞のシーンになるとやっぱり目を奪われますね。
振り付けの素晴らしさもあるんですけど、もう絵が凄いとゆうか。
で、あれやこれやあって165分もある映画だけどぜんぜん飽きさせない。
ま、疲れるんですけどね、グッタリ。
あ~、これは凄いと思いました。
ただ、馬チェイスの場面ですね、そこでズデンとか転ぶお馬さんたちがホントに気の毒
いつも思うんですよ、映画で馬が転倒すると、大丈夫なんって。
映画のためにあんな目に遭ってしまって・・・。
あれ、死んでないですよね
後半は物語の真相が明かされることになり、シリアスになっていくんですが、私は正直、そこはそこまで感動しなかったんですね。
面白いけど、そんなに心揺さぶられるほどではない。
私としては前半のコメディ大会からシリアスにハンドルを切った時、もっと圧の高い感動が欲しかったです。
そこ、残念に思いました。
それで言えば前半は絶対に思いつきやろって感じの無駄だらけに思えるんですが、その無駄こそが楽しいんですよね。
でも、最後の最後でムトゥがご主人のラージャに気持ちを告げますけど、そこは私もウルッときました。
ホントは、あまりにも奥ゆかしすぎるし、腰が低すぎるし、そもそもご主人と召使いって関係にも納得がいかないんですが、でもああ来られたらもう、ムトゥ、あんたは偉い
あんたは男を見せた
ホンマ、ようそれゆうたね~。゚(゚´Д`゚)゚。と感動でした。
いい終わり方でしたね。
でも、人に貴賎があるような感じなので、どっかで引っかかるんですけど。
まあ、実際、確かに日本でも序列は存在しますしね。
さすがは大ヒット作品だったし、さすがは日本にインド映画 ―― マサラムービーを根付かせた映画だけはありました。
ホントに面白かったです
またこれをきっかけにインド映画 ―― マサラムービーを観ていきたいと思いますので、オススメの作品があったら教えてくださいね(´∀`*)
じゃ~、今日もおおきに、ありがとうさんです☆⌒(*^-゜)v