アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
公開中です
この映画を観てきましたよ~
俺は誰なんだ?
なぜ戦っている?
世界を席感、ハリウッド・リメイク決定!
韓国映画界が新たに放つ、エクストリームSFアクション!
「本作は私がここ数年見た中で最も革新的で予測不能なアクションを備えた刺激的で素晴らしい作品です。ハリウッドでこの独創的な作品をリメイクできるのがとても楽しみです」と語るのは『トランスフォーマー』などで知られるプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ。世界中で数々の映画祭に招待され「革新的なSFアクション!」として話題になった本作は、早くも彼の手によるハリウッド・リメイクが決定。その続報に注目が集まっている。主演を務めるのは、大ヒット作『犯罪都市』でマ・ドンソク相手に真っ向勝負の悪役を務めたほか、実話を基に高い評価を獲得した『国選弁護人ユン・ジンウォン』『マルモイ ことばあつめ』などで知られる演技派俳優ユン・ゲサン。本作では記憶を失い12時間毎に他人の体をさまよう謎の男という難しい役柄を、その卓越した演技力で体現しつつ『犯罪都市』以上にハードなアクションに挑戦している。競演には記録的ヒットとなったアクションコメディ『LUCK-KEY/ラッキー』のイム・ジヨン、『悪人伝』などのベテラン、ユ・スンモクら韓国映画界を代表する面々が集結。今ますます世界を席巻し続ける韓国映画に誕生した傑作を彩っている。
もっと早めに観に行く気でいたんですが、すっかり遅くなってしまいました。
この作品以外にも私が劇場で観たい作品が今、公開中なんでですけど、どうしても消極的で申し訳ないのです。
しかし、そうなると韓国映画優先なのでした、チョアヨー(≧∇≦)
韓国語の原題、『유체이탈자』は「流体脱離者」って直訳されるそうですが、そう言われてみればそんな感じも・・・。
海外では『Fluid Renegades』ってタイトルで公開された国もあるようですね。
そちらは「流体の反逆者」って意味のようです。
2020年に公開予定でしたが1年延期され、公開前になんと107カ国に販売され、ハリウッド・リメイクまで決まったっちゅうことですが、それもまた頷ける話しです( ゚ー゚)( 。_。)
私はなんとな~く、ユン・ゲサンさんがいろんな人に変身しながらどうこうする映画なんだろうくらいしか知らずに観始めることになったんですけど、確かに、それで間違いないと思います。
ズバリ、12時間ごとに違う人物に憑依していく記憶喪失の男が、自分は誰なのか、なんでそんなことになったのか、真相を求めて奔走しまくるエクストリームSFアクションです。
まず、この作品は憑依SFですね。
ですのでズバリ、その設定が理解できない人もいるかもしれないけど、韓流ファンの人は大丈夫じゃないでしょうか。
そういった特殊な設定のドラマもあるようですしね。
しかしぜんぜんSF慣れしてないとけっこうきついかもしれませんね。
憑依系のファンタジー映画で韓国映画だったら、チャ・テヒョン主演の『大好きだから』(2017年)もありますし、ソン・セビョクさん主演のそのものズバリなドラマ、『憑依 殺人鬼を追え』(2019年)まであるそうですしね。
いきなり観たんですけど、私は大丈夫でした。
もともとSFやファンタジーは好きなジャンルです。
「別の人間になっている」ことを視覚的に見せる緻密な方法も上手かったですよ~。
ただ俳優さんが代わるだけだと混乱したと思うけど、今どうなってるのかちゃんとわかる見せ方で感心しましたよ。
物語的にも監督さんの語り方も上手いんだと思いますね
記憶を失った男の奮闘だけで前半、すごい観せてくれるんです。
12時間ごとに他人に憑依する設定さえ理解できてたらあとはホントに面白い映画だと思います。
憑依の瞬間の映像も、CGでしょうけどかなり凝ってて面白いし、何よりも映画館で観ていたので音がね~、やっぱり劇場の音響が素晴らしいですよね。
映画館も、100円値上げしたんだから音もちょっと大きめにしてもらわんとね~。
とにかく最初から音が迫力の映画で、そこはすごい好きでした。
で、男が憑依していくことで少しずつ真相に近づいていくんですけど、そこも楽しいんですよね~。
あ~、そうなのか~ってパズルのピースが埋まる気持ちよさがあります。
ただ、憑依の原因とか理由はなかなか明かされないのでそこは引っ張るよね~。
その引っ張りも楽しかったんですよ。
迷う感じの迷宮・迷路感覚もこういった映画の醍醐味ですしな。
そしてズバリ、アクションが素晴らしい
ソ・ヒョヌさんが主人公を襲ってくる男の役で出てるんですけどね~、ソ・ヒョヌさんってここまでアクションをする人やったんかってほどで、ターミネーターみたいな「硬いアクション」をしはるんですよ~。
ガチンみたいな。
ここなんですけどね、このシーンで私もかなり興奮させられましたね。
前半の観どころですよね~。
韓国は韓国ならではのアクションを追求してきてますね。
この映画を観てて確信しました。
私が韓国映画を観始めた頃に感じた何かが、さらに進化している。
それが私の好きなところでもあると思うんです。
後半までいろいろアクションはありますし、「銃を使う映画」なので最後はバンバンいきますよ~。
で、また、普通の市内をカーチェイスしまくるのとかも凄いんですね。
日常をブチ壊すような車の暴走がホンマ楽しい。
そういったアクション面については、スクリーンで観て良かったと心底思いましたし、劇場であまり映画を観れてない私にはホントに嬉しいことなんですよね。
ユン・ジェグン監督・・・いかにも『スピリットウォーカー』を監督しそうなおにいさん。
ユン・ジェグン監督は、2004年の『春が来れば』に脚本で参加、2008年の『最高のパートナー』に脚色で参加、2009年の『純情漫画』に脚本で参加といった経歴で、そして、2010年の『ハートビート』で監督デビューされてます。
パク・ヘイルとキム・ユンジンが主演した『ハートビート』、私はとても面白かったし、最後の結論も感動しました。
『ハートビート』もいいんですけど、ユン・ジェグン監督、『スピリットウォーカー』でお名前を上げましたよね~
もともとは5人組アイドルグループ「god(=groove over dose)」のメンバーでもあるユン・ゲサン・・・私にとっては最初から俳優でしたし、出演したいろいろな映画を観てきたけど、どれも良かったな~。
『ゴールデンスランバー』(2018年)なんてホントに短い出演時間なんですけど、泣ける演技でね・・・。
『犯罪都市』(2017年)の悪役は怖かったけど、『マルモイ ことばあつめ』(2019年)の主役も良かったですわ~。
2PMチャンソンが出てることもあるんでしょうけど、2014年の『レッドカーペット』のブルーレイ&DVDも再発されてます。
『スリープウォーカー』のユン・ゲサンはアクション俳優~って感じですけど、演技も良かったですよね~。
最後の方で主人公のある気持ちが明確になっていきますけど、泣いてしまいましたよ~。
役柄はともかく、パク・ヨンウさん。
この方こそ本物のカメレオン俳優ですよね。
出演作のタイトルは思い出せてもお顔が思い出せない(^_^;)
いっぱい出ておられるんですけど、いちいち役柄が違うし、キャラも違う。
振り幅、広すぎ・・・
一作を選ぶと、2014年の『アトリエの春、昼下がりの裸婦』かな。
主人公に対し、なぜか銃を突きつけ凄んでくる女性はイム・ジヨン。
観てる間は気づかなかったんですが、あの女優さんでしたか
この映画ではかなりアクションしはりますね。
銃も撃つし、かっこいいですよ。
『情愛中毒』(2013年)、『背徳の王宮』(2014年)、『LUCK-KEY ラッキー』(2016年)、『タチャ ワン・アイド・ジャック』(2019年)・・・いい映画に出てはりますね。
計らずしも主人公に協力してくことになるアジョシはパク・チファンさん。
面白い助演といえばこの方となりつつありますが、この映画でもなぜか笑かされてしまう。
ゲームやってるとこ、最高(≧∇≦)
おじさん、逃げれば逃げれた状況もあったんですけど、なぜか逃げずに頑張ってしまう。
最後、いい仕事しました~。
他の助演の方々も魅力的でしたけど、特に男女コンビの殺し屋が好きでした。
なんかやりそう~みたいな思わせぶりがいいんですけど、結果、そこまででもないかな(;´∀`)
でも、最後の戦いはホントに迫力ありますよ。
パンフレットは600円(税込)です。
・ イントロダクション
・ ストーリー
・ ユン・ゲサン
・ パク・ヨンウ
・ イム・ジヨン
・ お写真のページ 4ページ
・ プロダクション・ノート
・ 監督: ユン・ジェグン
・ 作品データ
600円とは言えど、もうちょっとね~
こっちもブログに書くためもあって買ってますけどね~、この映画、パンフレットでも謎に包まれてるよ~
でも、写真を眺めてたいって方は買ってもいいかな。
写真は多いです。
最後、ちょっとネタバレです。
憑依の理由がちょっとね、説得力がないかもしれない。
私は、そんなことと思いましたし、リアリティがないと思うんですね。
そんな薬物、ホントにあるのって思ってしまいました。
ないに決まってますけど。
だからこの映画、12時間憑依が起こる理由はそこまで重要じゃないんでしょうね。
12時間憑依そのものが面白いんですよ。
そこ、つっこまれるとキツイかな。
でも、それ以外は問題ないと思います。
「自分がいったい誰なのか」、これは哲学ですよね。
そこがすごく深い。
だからキム・スヒョンくんの『リアル』(2017年)も思い出したんだけど、あそこまで難解でジャンル分け不可能じゃないです。
キッチリ「SFアクション」の範疇です。
私も映画を観ながらいろいろ考えてました。
主人公と同じ状況になったらとね。
パク・チファンさんがまたいいこと言うんですよね~。
あのおじさんもいろいろ考えてはりますよね。
監督があのセリフをおじさんに用意したのが素晴らしいです。
とにかく、記憶喪失&憑依モノのSFアクションの進化系ですよ。
新しい映画を観たいと考えてる方は是非、劇場で観てください。
オススメ致します(`・∀・´)
今日もおおきに、ありがとうさんでした
アンニョン(^.^/)))
スピリットウォーカー
原題:유체이탈자
英語題:Spiritwalker
2021年/108分/G/韓国
日本公開:2022年4月1日
配給:クロックワークス
監督・脚本:ユン・ジェグン
製作:チャン・ウォンソク
撮影:イ・スンジェ
編集:キム・ソンミン
音楽:カン・ネネ
武術指導:パク・ヨンシク
ユン・ゲサン カン ・イアン
パク・ヨンウ
イム・ジヨン ムン ・ジナ
ユ・スンモク
イ・ソンウク ユ・ジュンヒョン代理
ソ・ヒョヌ
ペク・ドギュン
ウ・カンミン
ホン・ギジュン
ユン・キチャン ミン軍曹
チョン・ユンハ ミンジュ
イ・ウンサン チ・チョルホ
チェ・ドング
キム・ミンギョン
イ・ホンネ
チュ・ジンモ
ホ・ドンウォン
Cast
Yoon Kye-sang as Kang I-an, agent
Park Yong-woo as Director Park, a agent who is chasing Kang I-an.
Lim Ji-yeon as Moon Jin-ah, she is looking for Kang Eui-ah
Park Ji-hwan as Haengryeo, Kang I-an's helper, a homeless person.
Yoo Seung-mok as Chief Lee Shin-woo
Lee Sung-wook as Yoo Dae-ri, a co-worker of Kang I-an
Seo Hyun-woo as Baek Sang-sa
Lee Woon-san as Ji Cheol-ho
Hong Ki-joon as Go Joong-sa
Joo Jin-mo as Director Hong
Park Min-jung as Cake Lady
Kim Min-kyung
ノート: 撮影は2019年1月15日に開始された。