アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうさんです…
今日、29日から公開スタートです
「チェイサー」「哭声 コクソン」のナ・ホンジンが原案・製作、ハリウッドリメイクされた「心霊写真」や「愛しのゴースト」を手がけたタイのバンジョン・ピサンタナクーン監督がメガホンをとった、タイ・韓国合作のホラー。
韓国インディーズ映画界で注目を集める新鋭イ・オクソプの長編初監督作で、ある女性看護師の周囲で起こる奇妙な人間模様をポップな映像でブラックユーモアたっぷりに描いた恋愛群像劇。
この2作、私も観たいんです
なんとか観に行こうと思ってます
皆様も是非…
『女神の継承」は怖そうだけど…
今日の記事ですが、7月26日、この作品を観ました…
探偵なふたり:リターンズ
マンガ喫茶をやりつつ未解決殺人事件サイトを運営していた探偵志願のカン・デマンと〝広域捜査隊の人食いザメ〟と呼ばれたレジェンド刑事のノ・テス ―― 1作目で見事に事件を解決したふたりはその勢いで探偵事務所をスタートさせたがお客さんがぜんぜん来なかったさあどうする
って映画ですが ―― いや~、観始めたら私、1作目がどんな話だったのか忘れてました(^_^;)
続編を観るのにあまり時間を置き過ぎるのは良くないですね
カン・デマンとノ・テス…実はふたりとも奥さんをやけに怖がってたことはよく覚えてるんですけど事件そのものがどんなだったのかは…
しかし
1作目を覚えてなくても問題なし
1作目で事件を解決しました、ですのでふたりは相棒になりました、そのふたりがリターンズしますってことで大丈夫ですね。
もちろん1作目をよく覚えていた方がより楽しめるとは思いますが…。
で、『リターンズ』ですが前半はもう、ほぼ依頼人が来ない探偵事務所の悲劇だけで笑えてしまいますのでOKです。
けっこう長いですよ、その前半がまた。
で、ようやく依頼人が来まして…その依頼人があの『ビューティフル・ヴァンパイア』(2018年)のチョン・ヨンジュなのですけどね、ぜんぜん違う役作りで別人でした。
で、彼女の行方不明の婚約者を探す仕事が開始されるのですが、ノ・テスのツテで元サイバー捜査隊のエースだったヨチが加わってしまうんですけど、このヨチもたいがい違法な手口のおにいさんです。
で、事件の核心は、コメディ映画とは思えない陰惨なものなのでしたΣ(゚д゚lll)
ミステリー映画としては私にはちょっと難しく感じられました。
複雑といいますか。
もう少しガッツリ話を理解できたら良かったのですが…最近、また頭の方が暑さと疲れでボーッとしてきましてね(>_<)
しかしコメディ映画としては極上ですよ。
ボーッとした頭でもキッチリ笑いましたので最高です~
前作のキム・ジョンフン監督からイ・オンヒ監督が作品を引き継いでます。
なんで同じ監督で続編をしなかったのかはわからないけど、キム・ジョンフン監督が『パイレーツ 失われた王家の秘宝』(2022年)の方で忙しかったのかな。
でも時期が違うし…。
しかし実は私も観終えてから初めて監督さんが変わってることを知ったほどなので、監督さんが変わっても作風までは変わってないですね。
イ・オンヒ監督の経歴は以下の通りです。
幸せな葬儀 Happy Funeral Director (2000年) 演出部/その他
子猫をお願い (2001年) 脚色
アメノナカノ青空 (2003年) 監督
チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス (2004年) 脚色/脚本
肩ごしの恋人 (2007年) 監督
女は冷たい嘘をつく (2016年) 監督/脚色
探偵なふたり リターンズ (2018年) 監督/脚色
初監督作の『アメノナカノ青空』と監督3作目の『女は冷たい嘘をつく』…私は2作とも好きな映画でしたが、笑える『探偵なふたり リターンズ』とはぜんぜん違う映画でしたよね。
『アメノナカノ青空』は優しく切ない映画…『女は冷たい嘘をつく』は哀しい映画…イ・オンヒ監督は作品ごとに作風を変える監督さんなのかな。
クォン・サンウさん…昔から韓国映画・ドラマを観ておられる方々はまた違うかもしれないけど、私はなんだかコメディの印象が強いんです。
もちろん、それは私には嬉しいことですが、でも『悲しみよりもっと悲しい物語』(2009年)のような泣ける映画もまた観たいですね~。
ソン・ドンイルさんもコメディが多いですよね。
また傑作が多い。
笑いに引き出しも多いですしね~。
『カエル少年失踪殺人事件』(2011年)なんかはシリアスな演技でしたし、『怪しい彼女』(2013年)のドンイルさんの演技には泣かされました。
ドンイルさん演じるノ・テスは長年の刑事としての経験ですが、サンウさん演じるカン・デマンは意外とホントに探偵ぶり…す裏面では私にはやや難解でしたが、ふたりの会話が楽しかったです。
念のため…デマンの妻ミオクを演じるのはソ・ヨンヒさん、テスの妻ミスクを演じるのはイ・イルファさんです。
そしてバディ・ムービーだと思ってたのにトリオになってしまうヨチくんの登場です。
演じるのはご存知イ・グァンスさん。
ヨチは3人の中でも特にボケ担当ですが、私、この映画のイ・グァンスさん、役に合ってたからか非常に良かったんです。
一回転してかっこいいほどでして…ほら、「ルパン三世」だって三枚目だけどかっこいいじゃないですか。
あのノリですよね。
ミステリー・コメディのキャラとしてヨチくん、良かったです。
面白いことにサンウさんもドンイルさんもグァンスさんも、3人とも『パイレーツ 失われた王家の秘宝』に出てるんですよね。
そしてキム・ドンウクくんが警察の若きチーム長、クォン・チョリンで友情出演なのですが、このキム・ドンウクくんがホンマかっこよかった~。
レジェンド刑事のノ・テスも遠慮を感じるような「できる男」感…で、これは嫌味なエリート刑事なのかと思いきや、実はテスやデマンの実力を認めてるという、そのあたりもう、ホントにかっこいい男です。
やっぱり口だけでなく自らが決断して責任も持つ、そして人を認める度量のでっかさ、男のカッコよさが炸裂です。
それから…デマンのマンガ喫茶関連で、キム・グァンギュさんも結構願望の強い男性の役で出てきます。
笑いますよ~(≧∇≦)
前述の通り、私には推理面では難しく思ったところもあるのですが、まあ、他の方々は大丈夫でしょう
で、ネタバレですけど事件の真相が…また「臓器売買」かよ
韓国映画ってホントにこの要素が多いですよね~。
犯罪といえば臓器売買…そこ、一回離れてほしいですよね
いや、確かに切実ですよ、でもさ~、コメディ色が強いこの映画でもそう来るか
事件としては陰惨なものですが、しかし推理する人たちが思いっきり笑いに走ってるので、そうなると笑うしかない(>_<)
その辺も韓国映画の面白さです。
あと、敵の方に「強い女」が出てきますのでアクションもありますし、ちっこい車で潜入するのとかホント好き。
コメディとミステリーが大好きな方々は是非、観てくださいね。
今日もおおきに、ありがとうさんです…
アンニョン~(^.^/)))
探偵なふたり リターンズ
原題:탐정:리탄즈
英語題:The Accidental Detective 2:In Action
2018年製作/116分/韓国
監督・脚色:イ・オニ [第4作]
脚本:チョン・ハンジン
脚色:キム・ハンギョル、チョ・ドンオ
PD:モ・イリョン
助監督:チュ・ウォニル
撮影:キ・セフン
照明:キム・チャンホ
音楽:タル・パラン(カン・ギヨン)
美術:パン・ギルソン
武術:イム・ワンソプ
出演
クォン・サンウ → カン・デマン
ソン・ドンイル → ノ・テス
イ・グァンス → ヨチ
ソ・ヨンヒ → ソ・ミオク テマンの妻
ナム・ミョンニョル → ウ・ウォニル 院長 ヒョンジェ(兄弟)保育院(孤児院)
チェ・ドンムン → キム・ジョンファン 総務部長 ハナ食品
ソン・ダムビ → ユン・サヒ 院長の娘 セサラン病院 事務長
イ・イルファ → イ・ミスク テスの妻
チェ・ソンウォン → チョ・ヨンチョル 刑事 ソンブク(城北)警察署
パク・ソンイル → ソン・ジェピル 刑事 ソンブク(城北)警察署
チョン・ヨンジュ → ソ・ヒヨン 依頼人
オ・ヒジュン → キム・ジェミン ソ・ヒヨンの婚約者
キム・ソンギュ → イ・デヒョン 保育院出身者
キム・ジュンギ → 警察署長
イ・チョンヒ → 女性警官 チョンヒ
キム・ヨンジュン → 工場長 ハナ食品
パク・ソンヨン → 年上看護師 セサラン病院
ホン・ソベク → タイ秘書
子役
ホン・ウンテク → カン・ゴヌ テマンとミオクの息子
カン・ギュリン → カン・ホンジ テマンとミオクの娘
チョン・ムニョン → 双子1 テスの娘
チョン・イニョン → 双子2 テスの娘
シム・テヒョン → 幼いジェミン
友情出演
キム・ドンウク → クォン・チョリン チーム長 ソンブク(城北)警察署
キム・グァンギュ → クァンギュ 漫画喫茶 新主人
特別出演
ピョ・チャンウォン → 依頼人 [国会議員]
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。