メリクリですッ
・‥…★☆★Merry Christmas★☆★…‥・
메리 크리스마스
圣诞快乐
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死んでもハッピーエンド
劇中で女優イェ・ジウォン(『まぶしい日に』『気まぐれな唇』)が、本人役を怪演して本国で話題となったサスペンス・コメディ!
今夜は予想外です―
幸せの絶頂から、最悪の状況に真っ逆さま!女優イェ・ジウォンの運命は!?
映画俳優イェ・ジウォン(イェ・ジウォン)は様々な逆境にうち勝ち最高の女優にのし上がっていた。あるクリスマスイブ、彼女は憧れていた名誉ある映画祭の主演女優賞を受賞し、翌日の映画祭にレッドカーペットを歩いている姿を想像しながら幸せを噛み締めていた。しかし、それも束の間、彼女の家に予想もつかないお客たちが訪れてきた。浮気者デニス、ヤクザ社長チェ、知ったかぶりのジュ教授、そして肝が小さい映画監督のパク。
そんなんで、今日もありがとうさんです…
毎年、クリスマスには何かクリスマスにまつわる映画を書ければいいな~と考えるんですが、今年は変な映画を思いつきました。
死んでもハッピーエンド ―― 2007年の韓国映画で、悪趣味なコメディ映画なんですけど、イブの夜が舞台なんですよ~。
で、じゃあイブの夜に観るといい映画かって言うと、それはどうかな~って映画なんですけど、意を決して観てもいいかもしれない…
―― そんな映画なんですね。
私が初めて観たのは…調べてたんですが、今はちょっとわからなくって…DVDを2018年の3月26日にヤフオクさんで落札させてもらってるんですけど、ま~、そのあと観たんでしょう。
私としては自分が初めて観た日をちゃんと明記したいところなんですが、記録が雑だったので見つからない…
この作品は1998年製作、ジェームズ・ユット監督のフランス映画、『シリアル・ラヴァー』のリメイクなんだそうです。
案の定、私はオリジナルの『シリアル・ラヴァー』を観てないんですが、観たいですね。
フランス映画だって好きですからね。
観た方、おられますか~
女優のイェ・ジウォンさんが第79回○○○映画祭の主演女優賞に選ばれました。
この国際的な映画祭での受賞は日本の中谷美紀以来、海外では…とか、なんとか、韓国人女優としては初となり、アジア人では2人目となる快挙です、とか適当な状況から始まりまして ―― 。
女優イェ・ジウォンさんにとってイブであるとともに晴れ舞台の前日でもあったわけですが、彼女の暮らす高級マンションに付き合っていた3人の男たち、プラス、映画監督1名が現れて鉢合わせしてしまい、非常に気まずい状況ですが、何となくみんな席について自己紹介とか始めてしまう…
あ、イェ・ジウォンさんに付き従うマネージャーさんはドゥチャンさん(イム・ウォニさん)。
やって来たのは暴力団組長のチェ社長(チョ・ヒボンさん)、大学教授のユ教授(チョン・ギョンホさん)、韓国系米国人のデニス(リチャード・キムさん)、そして映画監督のパク監督(パク・ノシクさん) の4人…。
イェ・ジウォンさん、なんでもいいからこれはという男性とはとりあえず付き合っとく人だったのだろうか
おっきいダイヤを目にすると我を忘れる人みたいですが。
そんなだからみんながプロポーズしようと一堂に会するハメになる
清純可憐、純真無垢なキャラクターで高い人気を享受している映画俳優イェ・ジウォン。彼女は,色々な逆境に勝って、最高の女優席に上がった人物で、一時ちょっと遊んだ姉さん(?)の姿を隠したまま、あまりにも優雅で控えめに生きている ―― ってこと~
で、それだけでも十分たいがいですが、なんと…
あまりにも神がかった(聖夜だけに)変な偶然が重なって一人、また一人と無残に死んでいく~
アホか
このままではバレれば有名美人女優は殺人犯
イェ・ジウォンさんは彼女を絶対に守りたいマネージャーのドゥチャンさんに手伝わせて、死体を隠し通そうとメチャクチャにギリギリで奮闘することになるのだが、なんと
実はジウォンさんが住むマンションにはサンタクロースの扮装をした泥棒(ウ・ヒョンさん)が侵入しており、マンションの前には凶悪犯担当のベテラン刑事(チャン・ヒョンソンさん)と新米刑事(ペク・トビンさん)が張り込んでいた。
また何かかんやとこの刑事さんたちが来るんですよね~。
しかも、事務所の後輩ウンジ(チョ・ウンジさん)が仲間を引き連れてお仕掛けてくるという大迷惑
どうする、ジゥオンさん ―― って話です。
そんな感じで、そんな話かって ―― コメディですよ、ホントに。
でもね、死体を弄ぶような不謹慎な笑いでブラックですし、またおトイレ関係で非常に汚い表現があってホントにホントに困ります
イヤだなぁ、もう。
でもね、ホントにホントに笑えるんですよ~。
別にそんな深い話じゃなくアホアホなんですけどね~、ただもう死体を隠そうと必死になってるだけで笑ってしまうという、そんな映画ですなあ。
ほぼそれだけで1時間半もたせるんだから偉い。
それにしても何なんや、あの磁石式の地球儀は
それと…キム・ギドク監督の『ワイルド・アニマル』(1997年)で○が凶器だったことがよっぽどインパクトがあったのか、それがらみらしきパロディがあり、またキム・ギドク監督の名前も出てきますね。
ヤクザの親分役のチョ・ヒボンさんについては説明は不要でしょう。
親分さんには子分さんがお二人(ユン・ジュサンさんとキム・ビョンチュンさん)が付いて来てはります。
ちなみにDVDには日本語吹き替え音声がありますけど、チョ・ヒボンさん演じる親分さんは変な関西弁。
全体的にふざけた吹き替えですけど、お陰でオリジナル音声とは違う笑いが生まれてますね~。
大学教授役のチョン・ギョンホさんはあのチョン・ギョンホさんとは違うんですが、私は気になる俳優さんなんですよ~。
なぜか私の好きな映画で印象的な役で出てられることが少なくなく、あの『甘く、殺伐とした恋人』(2006年)でも途中でいい感じに○んではりました。
『死んでもハッピーエンド』では登場人物の中で最も汚い目に遭う人
米国生まれのデニスを演じたリチャード・キムさんは声優さんだそうで、CMとかで活躍されてるそうですし、また『アジョシ』(2010年)でタナーヨング・ウォンタクーンさんが演じられた「ラム・ロワン」の声も担当されたそうです。
また短編映画も監督されてます。
顔出しで映画に出られてるのは『死んでもハッピーエンド』だけみたいですけど、ステレオタイプでやたら陽気な「韓国系米国人男性」を喜々として演じてはりました。
が、やっぱり○ぬのだった
映画監督役のパク・ノシクさんは「殺人の追憶』(2003年)の容疑者役で有名じゃないですか。
あの警察に拷問されまくる…。
『カンナさん大成功です!』(2006年)のファンの役も有名かなあ。
いっぱい映画に出られてますけど、どこに出てたか探してもわからない時もある…
『奥様は16歳。』(2004年)の見掛け倒しの不良役も面白かったなあ。
勘が鋭そうで洞察力に長けてそうな刑事さんはチャン・ヒョンソンさん…コメディな中でシリアスなムードなのが笑えるんですよね。
そして後半、パーティー・ピーポーなだれ込みの場面でおもむろに登場する、ジウォンさんと前の映画で共演したドゥホンさんを演じるのはチョン・ドゥホンさん(;´∀`)
この方は本来、アクション監督なのでいいんですけど、普通に役者として演技されると固くて棒読みっぽいんですよね(^_^;)
でも、この映画では何だか演技が上手かったです
アクション監督としてはホントに厳しい方だそうなんですが、自分が俳優をやる分にはアホな役でも楽しんではるのかもしれませんね~。
そして泥棒サンタは泥棒顔のウ・ヒョンさん…。
そんな感じで派手ではないけど、韓国映画ファンの嬉しいところを突いてくる値打ちを感じる渋いキャストなのでした。
もちろん主演はイェ・ジウォンさんとイム・ウォ二さんです。
イェ・ジウォンさんはホン・サンス監督の作品に出演するイメージもあるけど、コメディの演技も素晴らしいです。
そういえばタイが舞台の『チョコレート・バトラー』(2011年)にも出てはりましたね。
イム・ウォニさんもやっぱりさすがですよ。
「バレないように頑張ってる時の顔」がホント素晴らしいです。
カン・ギョンフン監督は2003年に『Summer in 1945』という短編作品を監督されているそうですが、長編監督作としては『死んでもハッピーエンド』1作のようです。
なぜ1作だけ…もったいない。
またコメディ映画を作ってほしいですよ~。
『死んでもハッピーエンド』ですが、終わり方がなんだか良かったなあ~。
あれこれあったあとで、こっちも疲れた感じで…。
ああいう、悪いも犯罪もなんとなくうやむやになるハッピーエンドって好きですわ~。
普段からあれもやったらアカン、これをやったら人にどう思われるかで、ガチガチに縛られて堅苦しい気分の人生なのでね、映画を観てる時くらいにはモラルとか何とかを忘れて笑ってたいものです。
そんな感じでイブの夜が舞台の不謹慎コメディです。
ま~、死体で笑かす非道なコメディですが、憂さ晴らしにはもってこいなので、何だったらイブの夜に観てくださいな。
では皆様、素敵な聖夜を…
今日もおおきに、ありがとうさんです☆⌒(*^-゜)v
死んでもハッピーエンド
原題:죽어도 해피엔딩 死んでもハッピーエンディング
英語題:Femme Fatal
2007年製作/94分/韓国
韓国封切:2007年8月22日
原作:ジェームズ・ユット、ユーゴ・ジャコメ、ロマン・ベルトミウ 映画『シリアル・ラヴァー』
監督・脚本:カン・ギョンフン [第1作]
脚本:イ・ドンギュ、ハ・ウォンギ
撮影:チェ・チャンミン
照明:イ・ジェヒョク
音楽:チョン・サンユン
出演
イェ・ジウォン → ジウォン 女優
イム・ウォニ → ドゥチャン ジウォンのマネジャー
チョ・ヒボン → チェ社長 俗物暴力団ボス
パク・ノシク → パク監督 映画監督
チョン・ギョンホ → ユ教授 大学教授
リチャード・キム → デニス 在米同胞2世
チャン・ヒョンソン → 古参ペク刑事
ペク・トビン → 新参チョ刑事
ウ・ヒョン → 泥棒サンタ
チェ・ソンジュン → PD
チャン・ジノ → すし配達員 [演出部]
キム・ウンソン → 化粧室女
イ・ヨンピル → 警察1 [制作部長]
キム・ドンリョン → 警察2 [クリップ]
ユン・ジョンホ → アナウンサー
スンチョンヒャン(順天郷)大学校 演劇映画科学生たち → 補助出演
友情出演
ユン・ジュサン → ソンボム チェ社長の手下
キム・ビョンチュン → キリョン チェ社長の手下
チョ・ウンジ → ウンジ ジウォンの妹
オー!プラザース → オー!ブラザース
イ・ソンムン → バンド・メンバー
チェ・ソンス → バンド・メンバー
キム・ジョンウン → バンド・メンバー
イ・ソンベ → バンド・メンバー
アン・テジュン → バンド・メンバー
特別出演
チョン・ドゥホン → トゥホン
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。