エスパー伊東さん…もうその番組そのものをほとんど覚えてないんですけど ―― ずっと昔、タレントさんではなく、一般の方のフリをして出演されて、「こんなことができます」と言ってはできずにダイナミックに失敗するという、とんでもない挑戦をされてたのをよく覚えてます。
こっちはやりはると思って見てたので、できないんだと判明した時の衝撃が凄かったんですよね
何か、窒息死寸前までの危険な状況を放送されて
こっちもまだ信じやすい子どもですやんか、この人はいったい何をやってるんだっていう
いや、その番組自体をもう忘れてるんですが、それでもエスパーさんの「失敗芸」だけは覚えてるんですよ。
その挑戦の「失敗芸」を繰り返されてるうちに笑えてきましてね…毎週楽しみになったりしてからに、それと同時にカバンに入ってしまったり、できることは体を張った超現実的な芸なんですよね。
少し前から、とても具合がお悪いという報道に心を痛めていたんですが、あっという間に亡くなられて、また寂しい気持ちになりました。
失敗する姿を見せて笑わせてくれる笑いがホントに心置きなく笑えて素晴らしかったし、だから本物のコメディアンでした。
お悔やみを申し上げ…思い出してちょっと笑い、エスパーさんのことずっと忘れません。
你们早!(^-^)ノ
いつも谢谢您です…
本文の映画感想ですが ―― 今夜、書かせてもらう映画は絶賛して書けない感じなので書くかどうしようか迷ったんですが、観た記録としてだけでも書いておきます
15日でしたけど、この作品を観たんですね…
モンスターレイダーズ
美しく、過激に、怪物を討つ――。
砂漠にある地下実験場で事故発生
流出した放射能の影響で、変異生物誕生
巨大かつ凶暴怪物、その裏側に潜む恐るべき陰謀
運命は、3人の傭兵に託された
3人の美しき傭兵が、世界の危機に挑む!
史上最強のスリーマンセルが魅せる、ヒロイン・バトル・アクション!!
STORY
軍属企業OMHテクノロジーが所有する、砂漠にある地下実験場。そこでは核物質の実験が行われていたが、事故により放射能が流出。その影響で生物のDNAが再編され、変異生物が発生したという。軍は、ハーヴィン博士を事態の収束のために派遣する。一方、地下実験場で消息を絶った恋人を探すため、傭兵のバイジーはビージャオとグイチョーと共にハーヴィン博士の護衛として軍と共に実験場へと潜入する。そこでは、突然変異したサソリが大量に発生していた。軍は、地下実験場に閉じ込められている人間ごと変異生物を駆逐しようとするが―。
2021年の中国映画で、ちゃんと「映画」として劇場公開された作品のようです。
原題は「绝色逃生」で「見事な脱出」とか「大脱走」という意味らしいですが、確かに「脱出」の映画ではありました。
でも英語題は「No Way to Escape」で「逃げられない」なんですけどね…そっちも正しいかな。
韓国では「절색특공 : 데드 스콜피온」=「絶色特攻:デッドスコルピオン」の題で公開されたそうで、これはこれで内容に合ってる
で、確かにDVDのジャケットのような映画です。
映画にはいろいろありますけど ―― 最近の私は「ちょうどいい大きさのモンスターが襲って来る映画」を求めていまして…そういう意味合いではこの『モンスターレイダーズ』、「砂漠にある地下実験場」が確かに舞台で、「変異生物誕生」だし、「巨大かつ凶暴怪物」が出てくるのも間違いないんですが…私が欲しいのはこれじゃないんだなあ~(>_<)
ありがたいことに去年2月に怒りくまさんがレビューしておられますのでリブログさせていただきます…
詳しい内容を知りたい方は是非、怒りくまさんのブログで
怒りくまさん、さすがに面白く書かれてますので、観たあとで読むと非常にすっきりしますし、観る気がない方はいかりくまさんのブログで(≧∇≦)
怒りくまさん、ありがとうございます☆⌒(*^-゜)v
そういったわけで私は詳しい内容には触れませんけど、私の感想としてはほとんど面白くなかったんですよ
いえ、89分と短い映画なのでそこまで退屈はしませんでしたけど、「ちょうどいい大きさのモンスターが襲って来る映画」としての期待には必ずしも応えてくれなかったので、非常に不完全燃焼でした。
かと言ってどこが悪いとか何だとかいうのもそんなに指摘できないんですけどね、やっぱり強いて言えばモンスターの姿や襲い方、そして強さなどに不満が残ったように思うんですわ。
いえ、私が勝手に複数種類のモンスターが出てくると思い込んでいたのもダメなんだけど、モンスターはサソリなんですわ。
小さいのを従えた大きいのなんですがね。
でもね~、巨大サソリといえば、すでにルイ・レテリエ監督の『タイタンの戦い』(2010年)ですごいのが出て、もうほぼ極まってたじゃないですか。
心苦しいけど『モンスターレイダーズ』のサソリ戦は『タイタンの戦い』のサソリ戦よりも手に汗を握らないし迫力も劣る…
何だったら『タイタン』では象みたいにサソリに乗ってたし
念のため、2010年版の『タイタンの戦い』のリメイク元、1981年版の『タイタンの戦い』にもサソリは出てきますよね。
1981年版は小さな人形をちょっとずつ動かすヤツで、カクカク感が凄かったんですけど40年前の映画だし。
でも1981年版もいいですよ。
ものすごいのも出てきますし。
『モンスターレイダーズ』のサソリはCGですが、予算がかけられなかったのかなあ~、なんか粗くて安いです。
でもサソリは「強い」んです。
だから1匹をやっつけられないんですよね。
ホントに特攻覚悟でないと…。
その強さもいいんですが、でも、1匹に襲われる怖さが出てないというか…ほぼほぼ怖くないんですよね。
その時点で私の中では評価がガタっと落ちました(>_<)
それから
書き忘れてました
サソリといえば楳図かずお先生の『漂流教室』
あのサソリがもう凄かったですよね
なんでサソリなのか、理由はありましたっけ
ともかく…『漂流教室』といえばあのサソリが凄かった。
あのサソリとの戦いで…あの子が悲しかったです(´・_・`)
どうやってあのサソリを撃退したか忘れたけど…「サソリ」を出すからには『漂流教室』がもうね~、立ちはだかりますからね。
ちょっとやそっとのサソリでは、少なくとも楳図先生のマンガを読んでる人はビビらないよ…という。
『漂流教室』のあの世界が本当に映画になったら凄いと思いますけど…残酷すぎて映画では無理でしょう。
私としてはあれくらい怖がらせてもらえればもう、ギブアップですね、何も申しません。
これはキャストの方々のせいではなく、脚本と演出のせいではないかと思います。
私はアジア映画はできるだけ贔屓目に褒め称えたいという気持ちで観てますけど、どうもここ数年の中国の怖いSF系の映画は合わへんわぁ
「これはもしかすると」という期待が大きすぎるのかもしれないけれど…。
実は今日、というか昨日、ハリウッドの「DCエクステンデッド・ユニバース」関連の女性アクション・コメディを観たけど、その作品はとても良かったもの。
アクションシーンで「おお」となりましたからね~。
だから中国だって女性アクションを同じくらい頑張ってほしいじゃないですか~
でも『モンスターレイダーズ』だって女優さんたちはガンアクションや、ワイヤーアクションを頑張ってるんですよ。
おそらく宙に吊り上がって
その点ではハリウッドに劣らないはずだし、アクション演出の方だって秀でた方々が参加するはずなのに、何でだ
と、困ってしまう(>_<)
ストーリーも面白くなかったし、キャラクターの魅力も出てないなあ
もうちょっと女なら女同士で、絆とかをガーッて出して、男性を守る強い女の映画の熱さが出たら良かったと思うんですけど。
悪役も弱いなあ~。
ただ、戦う美女トリオが軍の男性たちの中に入っても動じずに堂々としていて、そのうちの一人はお色気を振りまいたりしてるのが、何だか中国映画では意外に思えて先入観をくつがえしてもらいましたけどね。
「美しく、過激に、怪物を討つ――。」って感じではなく、もうなりふり構わず生きるか死ぬかの必死なバトルでしたけど。
ハーヴィン博士が『DEATH NOTE』の「L」から持ってきたようなキャラなのはあからさまに変だけど、そこはなんか、そのパクリ感が楽しかったのでイヤではなかったですけど。
褒めるところは、強い女性三人のアクションSFで、とにかく彼女たちがモンスターと戦う映画だったことかな
せっかくの中国の女性SFアクションなのにオススメできないことが残念です。
でも、それでも観たい方は観てくださいな。
私の感想なんてアテになりませんからヾ(´▽`;)ゝ
今夜も読んでくださり謝謝~でした
再见~(^.^/)))
モンスターレイダーズ
原題:绝色逃生
英語題:NO WAY TO ESCAPE
韓国語題:절색특공 : 데드 스콜피온 絶色特攻:デッドスコルピオン
2021年製作/89分/中国
STAFF
監督:ルー・ユンフェイ
CAST
ユー・スーチュー/シュー・ドンメイ/ウー・ヨウシュエン/ホアン・ジョンハオ
职员表
出品人 孙忠怀
制作人 常斌(总制片人)
监制 韩志杰(总监制)
导演 路云飞 Yunfei Lu
编剧 王娟(总策划)
演职员表
于思楚 饰 白炙
徐冬梅 饰 鬼车
吴宥萱 饰 狴蛟
黄政浩 饰 莱恩·李
Cast
Carlos Alberto
Yichen Chen
Dieter Ger
Cheng-Hao Huang ... (as Zhenghao Huang)
Yu Sichu
Dongmei Xu
Wu Youxuan
Xiaodong Zhao
■ 品番: ALBSD-2679
■ POS: 4532318417721
■ 画角: シネスコ
■ 字幕: 日本語字幕
■ 中国語・英語版
■ 片面1層
■ 制作国: 中国
■ 制作年: 2021年
■ 収録時間: 89分
■ 音声: DOLBY STEREO
■ タイプ:DVD
■ 発売: ニューセレクト株式会社
■ デカ字幕採用
■ 特典映像:予告編
1月20日 ポーラー・エクスプレス(2004年) ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年)