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韓国映画 恋は命がけ 2011年

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NEWNEWNEWドンッ7月19日から公開スタートですドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

 

『工作 黒金星と呼ばれた男』 公式サイト

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございます~キスマーク

 

今夜はキム・ヘス&イ・ソンギュン主演の『修羅の華』(2017年)を再び観てたんですが、この映画は2回、観た方がいいですねー。

2回、観るとグッとくる、心に迫ってくる映画です。

正直、監督さんにはもうちょっとわかりやすく作ってほしかった気もします。サンフンが屈折しすぎててホントにわからない人なので・・・。

でも、2回目、観たら監督さんの意図が読み取れた気がします。

やっぱり私は映画は何回も観るのが好きですね。

 

 

 

そんなんで7月15日はこの映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラオバケ

 

 

 

 

 

『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジン × 『クイック!!』のイ・ミンギ競演の大ヒット作!!
二人の恋の行く先には、〝ゴーストの呪い〟が待っていた…!?

 

 

 

恋は命がけ

 

 

恋は命がけ
原題:오싹한 연애
英語題:Spellbound / Chilling Romance


(2011年、韓国映画、114分)


監督・脚本:ファン・イノ
撮影:イ・ドゥマン
照明:カン・ソンフン
音楽:イ・ジェジン
武術:ユ・サンソプ


出演:ソン・イェジン、イ・ミンギ、パク・チョルミン、キム・ヒョンスク、イ・ミド、シン・ソンフン、ユン・ジミン、ファン・スンオン、イ・ヒョンジン、オム・テグ、キム・スジ、キム・ソヒ、チャ・アルム、チョン・ミナム、シン・ユンファン、ハン・サンチョル、キム・ヘスク、キム・ボラ、コン・スミン、キム・スミン、アン・スホ、イム・ジェフン(マジシャン)、ヨム・ヒョンソ ほか

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

解説: 霊が見えてしまうことから孤独な人生を歩んできた女性とマジシャンの青年が織りなす恋を、「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジン主演で描いたホラータッチのラブコメディ。ストリートで活動するマジシャンのジョグは、観客の中に不気味な雰囲気の女性ヨリを見つける。ヨリにインスピレーションを受けて開始したホラー・マジックショーで大成功を収めるジョグだったが、ひょんなことからヨリが抱えてきた秘密を知る。(映画.com

 

 

俺は平凡なストリートマジシャンでした

有名なマジシャンにはカードや変身など看板マジックがあります

でも俺には平凡すぎる

 

特別な何かを探していた時、おかしな女を見つけました

ニコリともせず、何かワケありのような・・・うまく言えないけど

 

とにかく俺はその変な女の後を追いました

 

奇妙な感じでした

あれをどう言ったらいいのか・・・

今にも たんすから幽霊が出てきそうでした

 

その瞬間 アイデアがひらめいたんです

〝ホラーマジック〟

 

俺は勇気を振り絞りました

そして彼女と組んでマジックは大ヒットしたのです

 

・・・そんな始まり方なんだけど、マ・ジョグ(イ・ミンギ)のモノローグはこの冒頭のみ。

 

2011年とちょっと古い映画ですが、前から観たかった映画です。

 

 

それで、マ・ジョグはけっこう大きな劇場でホラーマジックの公演ができるようになりました。

スタッフにはパク・チョルミンさんがいて、それからオム・テグさんも真面目そうな風貌でコソッと出演してます。

 

で、ジョグは、一座の中で浮きまくってる「変な女」、カン・ヨリ(ソン・イェジン)を、興味本位で飲み会に誘いたいんですが、いつも一人のヨリは何かと言い訳して来ない。

 

ヨリは古びた家に一人暮らし、うら若き身でありながら彼氏もなく、友達もミンジョン(キム・ヒョンスク)一人だけで、それも会わずに電話で話すだけとゆう・・・ま、ミンジョンはヨリを気づかってユジン(イ・ミド)とゆう相談乗りたがりの女を紹介して3人でお喋りすることになるんですが・・・とにかくヨリは孤独だった。

 

 

で、いろいろあってヨリはジョグたちの飲み会に参加するんですが、実は大酒飲みの上に酒癖が悪かった。

しかも、ワケのわからんことを話題にするので怖かった。

しかも、なぜか握力が強く、人のシャツを引き裂くビックリマーク

 

実はヨリ、高校時代にバスの事故で死線をさまよって以来、「見える人」になってたんですね。いわゆる、幽霊を連れてきてしまう人で。

 

で、お母さんと妹も幽霊を怖がってノルウェーに移住してしまい、以後、ヨリは絶えずアイソレーションを感じる寂しい境遇に(でも、結婚相談所を通じて男性との出会いを求めてるとゆう矛盾もあせる・・・ま、それもお母さんからの誕生日プレゼントなんですが)。

 

ジョグにはソヌ(ユン・ジミン)とゆう彼女がいるんですが、彼はヨリにお節介を焼いて、友達♂を紹介したりしてるうちに、そりゃ幽霊にビビることはありますがお互い惹かれ合っていくのですね。

 

そんな感じでラブコメでありながらホラーからのファンタジー風味もありーの、とゆうややこしい作品で、笑うとこでは笑いつつ、怖いとこはけっこう怖いとゆう珍しい映画になってました。

 

 

ほんと、悪く言えばチグハグ、良く言えば類を見ないミクスチャーなんですが、それもそのはず、監督さんはこのあとで2013年に同じイ・ミンギ主演で『その怪物』を作ることになるファン・イノ監督。

 

 

『その怪物』はさらに、圧倒的な個性派、且つ、風変わりな映画で、サイコ・サスペンスとして怖がっていいのか、おバカコメディとして笑っていいのか、ダメな人なら怒りだす、好きな人にはたまらない怪作だったものです。

 

はてなマーク

はい、大好きですね(´∀`*)

 

そんなワケで世が世ならば、今にして思えば、キム・ゴウンが演じてなければソン・イェジンがボクスンを演じてイ・ミンギくんのお腹に噛みついて食いちぎってたりしてたのかもしれないなあ・・・な、どと。

 

なんしかファン・イノ監督の変なセンスは素晴らしいのです合格

 

 

ホラーに限らず韓国映画の幽霊モノって、いい映画が多いんですが、韓国ではやっぱりかなり、霊的な存在が強く信じられてるんじゃないですか。

映画を観てるとそんなふうに思いますね。

 

この映画のホラーな場面ですが、そこまで怖くはないけど、慣れてない人はやっぱり怖いんじゃないかな~。

 

かなりキッチリ真面目にホラーな演出してはるので。

 

 

焼酎をおいしく飲む3つの方法・・・ご存知かしらはてなマーク

 

その1 そのまま飲む

その2 乾杯する

その3 愛する人と一緒に飲んじゃうラブラブ

 

ソン・イェジンは酔っぱらい演技を筆頭に、かなり変な人を演じてて可愛いですよね。

ちょっと無理してるかなあ~、って気もするんですが、もともと可愛い人なので変なことをしてても変な可愛さがあっていいですよね。

 

場を和まそうとして「溺れるカエルの声をやります」とかね~、「やります」ってなんやねんあせるとか思いますけど、結果オーライです。そのあと、「ふぎゃービックリマーク」と変な声で叫ぶとゆう。

 

ちょっとこんなソン・イェジンは他で見たことがないので、ファンの方なら嬉しいんじゃないですか。

 

でも、作品によりマッチしてるのはイ・ミンギくんの方かな。

イ・ミンギくんはこうゆう映画に合いますよね~。

逆に私にとっては『その怪物』の変態殺人鬼、テス役の方がミスキャストに思えましたよね汗

いや、いいんですが、あそこまで不気味で怖いとなあ~あせる・・・やっぱりちょっとイヤでしたね。

ああゆう役はもっと別の人に任せても良かったように思うのですが・・・でも、芸の幅が広がって良かったんでしょうね、きっと。

 

『恋は命がけ』のイ・ミンギくんはキュートでかっこいいです。

マヌケなところもありますが、本領発揮って感じですよね。

いい~顔をするんですよね~、イ・ミンギくん・・・やっぱりね~。

 

でもこの映画ではジョグとヨリ、二人ともボケ役ですよね。

だからボケ合いっちゅうか、Wボケの魅力がスゴイありました。

 

そして、ヨリの電話友達を演じるキム・ヒョンスクさんとイ・ミドさんがいいんですよね~音譜

パク・チョルミンさんとなると芸達者の安定感がある分、こうゆう役はもう映画界でも極まった感もあるんですが、イ・ミドさんの演技はいつも笑えるもんなあ。

 

そういえば途中でジョグが彼女さんとテレビで、ドンくんとイ・ナヨン主演の『私たちの幸せな時間』(2006年)を観てましたね。

 

ヨリの家の美術も好きですね~。

一人で住むのは怖いかもだけど、いい家でした。

部屋でテントとかも面白いです。

 

 

もうちょっとホラー面を抑えて、ラブストーリーに力を入れてほしかったかな~、と思うけど、いや~、これでいいのかな。

 

けっこうジョグの彼女さんが必要以上にやたらとものわかりのいい人だったり、そのへん、ええかげんな気もしますが、そんなあまさも私は好きな方でして・・・やや、話的に重複してるとこもあったかもしれませんが、まあ、ええですやん。

何より、「幽霊が見えてしまう」ことについての結論がとてもいいと思うんですよ。

 

幽霊は出ますよはてなマーク

でも、僕のマジックで・・・とかね、かなり感動しちゃいましたし、最終的に高校時代の事故の因縁が解かれていく過程とかも、すごくいいですよ。

 

そしてラスト、その幽霊が恋のあと押しをするのもね~・・・最高クラッカー

ホラーも好き、ラブコメも好きな私からしたら、ホントにたぐいまれなる終わり方で、非常に気に入りました。

 

最後の方でCAさんがちょっとだけ日本語を話しはりますよ。

 

あ、ネタバレドンッになってしまいますが、ヨリを悩ます幽霊、高校の親友、イ・ジュヒ(ファン・スンオン)ですが、やっぱり女の子同士だから、自分ができなかった恋愛をヨリがするのがイヤだったんだと思います。

だから邪魔してたんじゃないかな。

それってすごく10代女子的な発想かもしれませんけどね。

幽霊にセリフがないので本当のところはわからないけど。

 

 

この映画、やはり傑作だと思いますビックリマーク

ホラーのところはちょっと怖いけど・・・オススメしたいですね~!!

もしもまだ観ておられなかったらば、是非音譜

 

恋愛に臆病な女の子向きです~ラブラブ

 

でわ、今夜も最後までありがとうですキスマーク・・・アンニョン(^.^/)))

 

 



 

 

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香港映画 ドラゴン危機一発'97 1997年

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NEWNEWNEWドンッ7月19日から公開スタートですドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

 

『工作 黒金星と呼ばれた男』 公式サイト

 

 

まだ観てない私が何ですが、ファン・ジョンミン主演、ユン・ジョンビン監督でつまらないはずがありません、絶対。

心ある映画ファンの皆さまは是非ビックリマーク

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

你好(^-^)ノ

こんなブログを読んでくださり、いつも、ホントに多謝ですキスマーク

 

この記事が公開される頃には、すでに選挙は締きりになってると思いますが、皆さま、投票されましたかねはてなマーク

今回の選挙は私、1票と言わず、2票は欲しかったですね~。

誰に投票するのか決めるのが、ホントにしんどかったです。

もちろん、自分なりにですが・・・。

 

なんしか、増税はまずいな~。

増税は生きるか死ぬかの問題ですわ~。

 

 

 

7月16日はこの作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラメラメラ

 

 

 

 

 

監督・主演 ドニー・イェン

 

 

 

ドラゴン危機一発'97

 

 

ドラゴン危機一発'97

原題:新唐山大兄
英語題:The New Big Boss

韓国語題:신당산대형
戰狼傳說 Legend of the Wolf


(1997年、香港映画、91分)

 

監督:ドニー・イェン
製作:ジェレミー・チョン、リッキー・ウォン
製作総指揮:ドニー・イェン
脚本:カプ・チン、ドニー・イェン、ビル・ルイ
撮影:ウォン・カーファイ
編集:ケント・チャン
音楽:トミー・ワイ
アクション指導:ドニー・イェン、ビル・ルイ、ビンセント・タン、レイ・マク


キャスト
ドニー・イェン マンヒン
カーマン・リー イー
ウォン・ジーワー ワイ


配給:アクセスエー


日本初公開:1997年6月14日

 

映画.com

 

 

解説: ドニー・イェンが記憶を失った凄腕の格闘家を演じるアクション。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズへの出演で脚光を浴びたドニーが、1997年に手がけた作品で、監督、脚本、製作総指揮、アクション監督、そして主演の5役を務めている。荒れ果てた僻地に記憶を亡くした伝説の格闘家マンヒンがやってくる。次々と現れる刺客と戦い、かつての恋人とも再会し次第に記憶を取り戻していったマンヒンは、自分が盗賊団のボス、ビッグ・ウルフと戦っていたことを思い出す。97年に日本公開。2015年、6月に閉館の東京・シネマート六本木の最後の上映としてHDリマスター版で公開。(映画.com

 


 

先日、ブルース・リー初主演映画、『ドラゴン危機一発』(1970年)を観たおり、アクション映画を愛するブロとものさんせんさんに、こうゆうのもあるよ・・・みたいに教えてもらった映画なんですが、レンタルさんで発見したので観てみました。

 

念のため、タイトルが同じなだけで、李小龍の『ドラゴン危機一発』とは物語的には何の関係もない作品ですね。

 

にしても、ありがたいな~、「ぶるーすりー」と打つと「李小龍」と変換されるもんな~。

 

「さいもんやむ」と打っても「任達華」と出てきますけどね。

 

あ。

サイモン・ヤムさん・・・えらいニュースで・・・汗

けど、大きな怪我に至らず、何よりでした。

どうか、お大事に・・・(*・・*)

 

 

 

青年ベンは伝説の男マンヒン(ドニー・イェン)に〝殺しの依頼〟と称して近づいた。
側近の老人ワイの案内で、マンヒンに会い、昔話を聞かされる。
時は過去――荒れ果てた僻地の村に、一人の男がやって来た。記憶をなくした伝説の格闘家マンヒンだ。
彼を次々に狙う刺客たち。彼は、かつての恋人に出会い、次第に記憶を取り戻していく。
そして、自分が盗賊団のボス、ビッグ・ウルフと戦っていたことを思い出すのだった。
マンヒンの話が終わりかけた時、ベンは銃口を彼に向ける…。

 

 

 

観るためには、最低、このあらすじだけは読んでおけばよかった・・・と私は非常に後悔しましたよ~あせる

観てるだけでは、ほんっ     とにワケがわからへんのであせる

 

なんかもう、最初っからほとんど最後までに、難しく、話がつかめないので、かなりキッツイことになりました~あせる

 

こっちは後の『イップ・マン』シリーズの、ルーツ的なものを楽しませてくれるかも、おそらく極上のアクション映画に違いない、と思って観てるわけですやんか、おぼろげに。

 

けど、観てるともう、なんか、難解で哲学的な芸術作品を観てる気になってくるんですよ、頭に入ってこないから。

いや、もちろん難解で哲学的な芸術作品ならそれでいいんですよ、こっちも映画を観てる間くらいしか、難解で哲学的な芸術に触れる機会もないのでね。

 

でも、ドニー・イェン主演のアクション映画を観てそんな感想に陥るとかね、ホンマに予想外ですよ。

 

ドラマになると、変なクセがありつつ、情緒があるとも言えるムードになるんですけどね、アクションの局面になると、一気にけっこう残酷で殺伐、且つ、気の毒なコマネズミ(コマのように水平に回る変わった習性をもつ)のごとき目まぐるしいアクションが延々と展開されるので、超・変な気分でしたよ。

 

あと、過去か現在かがかなりわからない(^_^;)

過去のシーンの中に回想シーンがあるのがね~あせる

 

ま、正直、観るにつれ、監督と製作総指揮と脚本とアクション指導と主演をやった人に、何考えてはるんすか!?あせる

こんなわかりにくい脚本でそのまんま作って!!・・・と言いたい気分が頭の中を駆け巡りましたがね、アクションそのものは当時の最高峰に違いなかったと思うんですよ。

 

だから映画の印象としては、「すごくテクニカルな演奏家がつまらない曲を演奏してる」て感じがしてなりませんでした。

ほんっと、「世界最高のアクション俳優が方向違いに全力で突撃してる」・・・とまで言ったら怒られるか、そこまでは言いませんが汗

 

ブルース・リーの『ドラゴン危機一発』はね、そりゃあ昔の映画ですし、やっぱりいろいろと荒っぽいとこもあったと思うんですよね。

でも、やっぱりアクションが爆発するまでの素晴らしい「タメ」とか堪えてから感があって、ホントに面白かった。

『ドラゴン危機一発』でも『'97』にはそれがない汗・・・と申し上げるしかありません・・・。

 

ま~、私にその権限があったら、こんな話じゃなく、おとなしい人たちが暮らす村を守るため、心に傷を負ったドニー・イェンが凶暴なる山賊と闘う、といったようなシンプルな話に直してください、と言ったんですがね~。

おとなしい村人たちに戦い方を教えてね、そんな中で美しい村娘との恋もありーの、ドニー兄貴に憧れる弟分に戦うことの厳しさを教える流れもありーの、かつて負った心の傷が癒される流れもありーの、いろいろできますやんか。

で、後半、ためにためて、ドカーンドンッとアクションですわ。

 

いや、ほんと、もう、ドニー・イェンその人が、ちょっとわかりませんでしたよ。

なんでこうなるはてなマークみたいにずっと思ってて・・・やっぱり1997年だからかなあ~はてなマーク

 

ラブシーンもなあ~・・・汗

なんかスベってるな~汗

観ててこっちが恥ずかしいよ~汗

 

しかもイヤな感じの結末やなあ~汗

私にはよくわかりませんでした・・・汗

 

知ってる俳優さんもいなかったし。

 

最後の最後に出てくるベン(エドモンド・リョン)の彼女とかね、もう凄かったですよね。

誰なんや、この人!?ってゆう。

 

正直、観終える頃には「1997年頃の香港映画は危ない」とまで思ってしまいましたが・・・でも、今は気を取り直してます。

 

それが証拠に、同じドニー・イェン主演の『新・ドラゴン危機一発』(1998年)がもしレンタルさんにあったら借りようとちゃんと思ってるんですから。

 

一つには、私を一気に香港映画の方へ引き寄せてくれた『イップ・マン』シリーズ・・・その同じようなのを期待しすぎちゃったとゆう、私自身の過剰なる先入観の問題もありますよね~、うんうん、反省。

私はまだまだドニー・イェンの映画なんか観てないですからね。

 

この映画についてはかなり否定的に書いてしまいましたが、しかし、それでも1997年のドニー・イェンの身体能力、アクションは凄いし、素晴らしいし、ハッとさせられて目を奪われます合格

それだけはもう、さすがビックリマークと思いました。

 

だからこそ、それが最高の形で活かされる脚本でスタートしててほしかったですよね。

とにかく、もったいない!!って結論でした。

 

でも、またいつか観たら感想もきっと変わるかもやね。

 

とにかく『イップ・マン4 完結編』が楽しみですよ。

 

映画 『IP MAN 4 完結編』 公式サイト

 

この映画は私も観に行くことが確定です。

ヒットしてほしいものやわ~クラッカー

 

さんせんさん、こんな記事ですんません・・・m(._.)mあせる

そしてこの映画を教えていただき、ありがとうございます音譜

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜(^.^/)))

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国・香港合作映画 狂獣 欲望の海域 2017年

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アンニョンです(^-^)ノ

いつも、読んでくださり、ありがとうですキスマーク

 

いろいろ書きたいことはありますが、やっぱり映画でいきますビックリマーク

 

 

7月26日から

この2本の韓国映画がシネマートさんで

公開スタートですNEW

 

 

ヒョンジェ 釜山港の兄弟

映画 『ヒョンジェ 釜山港の兄弟』 オフィシャルサイト

 

 

出国 造られた工作員

映画 『出国 造られた工作員』 公式サイト

 

 

 

 

 

それと、日本で公開される韓国映画は

できるだけフォローしておきたいとは思ってるのですが

もう1作品、気づいてない映画がありました、すんませんあせる

すでに公開がスタートしてますDASH!

 

王の預言書

王の預言書(株式会社ハーク)

 

こちらは、新宿シネマカリテさんの特集企画である「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)の中で、上映されてます。

 

この作品には、一昨年の10月に急逝されたキム・ジュヒョクさんも出演されてます。

私の好きなチョン・ウヒやカン・ハヌルも出てるんですよね~・・・。

だから、私としてもできれば劇場で観ておきたい作品なのですが・・・。

 

カリコレ2019さんでのスケジュール的には、以下の4回のようです。

 

7月25日(木) 14:30~

7月26日(金) 10:00~

7月28日(日) 18:10~

7月31日(水) 9:45~

 

カリコレ2019さんでは、ファン・ビンビンの主演作品とか、台湾のアニメ映画とか、めっちゃ怖そうなホラー映画とか、『アストラル・アブノーマル鈴木さん』とか、ブルース・リー(ドラゴン)の作品2本とか、ホントに面白そうで観たくなる映画ばかりです。

映画ファンの皆様は是非!!

 

私ももっと映画を観ていたかったと思いますが、税が上がるので、もう、それもムリですね・・・ダウン_| ̄|○ダウン

 

でも、『王の予言書』は観たいなあ~。

 

ちょっとここ最近、あんまり気持ちが上がらなくって(税が上がるだけに)、映画を劇場で絶対に観たい!!って気分にゃならないんですが、でも、全部は無理かもしれないけど、私、頑張ってまた観に行きます。

でも、観に行かなくっても怒らんでくださいよ(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなんで、あらためまして你好(^-^)ノ・・・って感じですが

ちょっと前、7月4日にこの作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ船

 

 

 

 

 

初主演!マックス・チャンと『ドラゴン×マッハ!』チームが放つ、

ハードボイルド〝ストーム〟アクション!

 

 

 

狂獣 欲望の海域

 

 

狂獣 欲望の海域
原題:狂兽 / 狂獸
英語題:The Brink

韓国語題:생사결


(2017年、中国・香港合作、100分)


監督:ジョナサン・リ
製作:ソイ・チェン、パコ・ウォン
脚本:リー・チュンファイ
撮影:ケニー・ツェー
美術:リー・ジーファン
衣装:ジュン・チョウティン
編集:カーレン・パン
音楽:チュン・チーウィン、ベン・チャン
アクション監督:ニッキー・リー


マックス・チャン 西狗(サイガウ)
ショーン・ユー 貴成(グァイセン)
ウー・ユエ 阿徳(アダ)
ラム・カートン
倉田保昭 “鬼”(グァイ)


配給:マクザム 

 

 

解説: 「ドラゴン×マッハ!」や「グランド・マスター」、そしてハリウッド大作の「パシフィック・リム アップライジング」にも出演したマックス・チャンが主演し、海に眠る金塊をめぐって繰り広げられる男たちの死闘を描いたクライムアクション。共演に「インファナル・アフェア」シリーズのショーン・ユー、「SPL 狼たちの処刑台」のウー・ユエ、「和製ドラゴン」の異名を取る日本のアクション俳優・倉田保昭。恐れ知らずの刑事・西狗(サイガウ)は、密漁業者の貴成(グァイセン)が取り仕切る金塊の闇取引を追っていた。やがて一連の闇取引に、貴成のボスである“鬼”(グァイ)が運営する海上の大型カジノ船が関わっていることが判明。着実に組織内での地位を固めていた貴成は、“鬼”の近くまでのぼりつめていくが、そんな貴成を捕らえるべく、西狗も現場に乗り込んでいく。シネマート新宿、シネマート心斎橋の特集企画「のむコレ2018」(18年11月3日~)上映作品。(映画.com

 

 

マックス・チャン初主演!×『ドラゴン・マッハ!』チーム製作!

海に眠る金塊を巡り繰り広げられる、男たちの死闘を描くクライムアクション

 

ストーリー: 刑事・西狗(サイガウ)は、密漁業者・貴成(グァイセン)が取り仕切る金塊の闇取引を追っていた。一度は貴成を取り逃した西狗だったが、相棒の阿徳(アダ)と共に捜査を進めていくうちに、一連の闇取引には貴成のボス、“鬼”(グァイ)が海上で商う大型カジノ船が関わっていることを突き止める。暴力によって組織内の地位を固めていた貴成は、“鬼”の元へ。だが、その現場には貴成を捕らえるべく西狗も乗り込んでいた…。

 

 

金髪のアウトロー刑事が、海の底深くに眠る金塊を狙う海賊と大激闘を繰り広げる海洋アクション映画。

 

カンフー映画の範疇なんでしょうかはてなマーク

違うかなはてなマーク

とにかくアクション映画ですよね。

 

映画の最初に、「残酷ですからご注意ください」と但し書きがありますが、ズバリ、それは「生きている人のお腹を刃物で裂く」とゆう場面についてじゃないかと思いました。

 

でも、残酷に慣れている良心的な映画ファンの皆さまには肩すかしじゃないですかね~。

私にはそう思えました。

私の知ってるかぎりでも、もっともっと残酷な映画はあったと思いますよ、この世の中には。

 

あ、裂かれてたのはタイポー(太保)さんでしたっけはてなマーク

 

物語的には、けっこう私とは合わなくって、そんなに難しい映画じゃないんですが、なんかけっこうつかみどころがないとゆうか、ボヤッとしたところがあり、観ててキツイところもありました。タイトさにも欠けるし・・・。

 

ですが・・・今回は、どこが不満だったか、とかはやめときましょ。

 

前回の、『ドラゴン危機一発'97』(1997年)の記事では、他に書きようがなかったところもありますが、あまりにも否定に徹して書いてしまい、その後、自分でも後悔して記事を消そうかと考えたほどだったのですね。

 

まあ、それについては戒めの意味もあり、公開した記事はそのままにしておこうと決めたんですが、でも、あの書き方で、本当にあの作品が好きな方がイヤな気分になられたかもしれないと思って、今は申し訳ない気持ちです、ファンの方々、すみませんm(._.)m

 

どんな映画も観て楽しみ、その良さを賞賛する書き方を目指そうと決めてたのに・・・いや、ほんと、粗を探して減点方式で映画を語るなんて、一番、簡単っちゅうか、アホでもできる、ちゅうたら言い過ぎだけど、まあ、非常に映画の感想としてはイージーなわけですよ。

 

だから、何ごともですが批判は簡単。

でも、じゃあ自分でやってみい、ちゅうたら、こと映画にかんしてはもう、そりゃ絶対に無理なワケですよね。

 

自分ができひんのに人のやってることを貶すのは愚かだぜはてなマークってゆうかね。

まあ、それは私も本来、いつも念頭にあります。

 

あったはずですが逆に、エラそうに意見を述べられるのも映画がまず来てしまうとゆうか・・・だからついついやってしまうんですよね~あせる

 

ほんと、やっぱり謙虚さを忘れちゃアカンですよね~。

 

だからこれからは気をつけますビックリマーク

 

けど、ほんと、あんまり分析とかしない方がええですね。

映画は観て、直にどう感じたかで、それが一番かなと思います。

考えたらあきませんな。

 

・・・いや、やっぱり考えた方がええのか(^_^;)

 

 

でも、それでも一つだけ不満を言えば、ってゆうんかい、不満あせる

 

すんません、ホンマに一つだけ・・・あのマックス・チャン演じる主役の暴力刑事、西狗(サイガウ)が殺めてしまった犯罪者の娘(苏丽珊)ですが、西狗はその後、彼女の生活費とかを面倒見てて、二人の間には壁があったけど、それでも少しずつ打ち解けてましたやんか。

 

で、最終的に娘は妊娠していて、それについて西狗は一言、言葉を残しますが、結果として、あの二人の関係が描ききれてなかったと思うんですね。

 

それは特に私には残念だった。

 

だって、犯罪の解決とか、刑事と犯罪者のバトルとか、アクションとか、それと同時にあの二人のドラマで感動を与えてくれることができたと思うんですよ。

でも、それがなかった。

 

それだけはやっぱり観終えてガッカリやわ、みたいな。

 

 

「娘のお腹の子は西狗かはてなマーク」みたいに疑問を書いてはる方もおられたんですが、それだけは違いますよねはてなマークあせる

 

いや、そんなムチャな脚本やったらホンマに凄いと思うけど汗

 

ホンマ、最後、死につつ、「命の尊さを若き妊婦さんに教える」なんて結末だったりすると、私も号泣だったんですがね。

安易かなはてなマーク

 

 

悪役となるショーン・ユー演じる貴成(グァイセン)と、彼のことをいちずに思い、犯罪に加担していく女、阿雪(文咏珊)の関係なんかは、これまでに観た映画の中で似たような男女の仲があったので、なんか、わかるわけです。

 

だから、やっぱり孤独なアウトロー刑事、西狗の別の一面を描き、感情を掻き立ててくれるように、あの娘との関係ももっと彫り込んでほしかったな、と思いました、そこだけは。

 

まあ、西狗にはウー・ユエ演じる阿徳(アダ)とゆう、ほんとに気心の知れた相棒刑事との関係もあるんですけどね。

 

 

うちのブロともさんに、マックス・チャンさん(と、そしてカン・ドンウォンさん)の大ファンがおられますのでね~、やはり、私としてもマックス・チャンさんには気を使うし、注目もまたしてます。

 

確かではないけど、出演作品としては、これまでに『グランド・マスター』(2013年)、『イップ・マン 継承』(2015年)、『パシフィック・リム アップライジング』(2018年)、『イップ・マン外伝 マスターZ』(2018年)、そしてこの『狂獣』と、5本、観てきたことになりますね。

 

でも、『グランド・マスター』と『パシフィック・リム』の2本ではまったく記憶になしあせる

観返したいほどです。

 

こうなると、皆さんが絶賛される、悪役を演じたとゆう『ドラゴン×マッハ!』(2015年)を観るべきかもしれません。

よしビックリマーク

ガチで刺されたサイモン・ヤムさんも出てはるし・・・。

 

 

マックス・チャンさん、たしかにかっこええですよね~クラッカー

 

正直、映画としては『狂獣』は私には合わなかったかもしれないんだけど、主演のマックス・チャンとショーン・ユーは非常に素晴らしかったし、気に入りましたよね。

 

それだけでもう映画を観た甲斐はあったし、観て良かったです合格

 

やっぱり私としては、ウォンビンにとっての『アジョシ』(2010年)のような映画をマックス・チャンさんには用意してほしいと思いますよね。

ってゆうか『アジョシ』の香港版リメイクでどうですかね。

これはもう、めちゃくちゃ似合うと思うんですがね。

 

あ、けど、香港版『アジョシ』だったら、ドニーさんもええな~(´∀`*)

 

 

ん~、『狂獣』だったら『イップ・マン外伝 マスターZ』の方が好きだし、人にもそっちをオススメしたいですよね~あせる

 

ですから『狂獣』は『イップ・マン 継承』や『イップ・マン外伝 マスターZ』を観て、マックス・チャンさんが好きになった人が観たら、きっといいと思いますよ。

マックス・チャンさんと海洋アクション映画が好きなら、きっと気に入ることでしょう。

 

でわ、でわ、でわ、今日も最後まで読んでくださり、謝謝キスマーク

拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国ドラマ ママはアイドルに夢中 2010年 ネタバレ

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

今夜は2010年9月に韓国の「MBC日曜ドラマ劇場」で放送された、いわゆる1話モノの「単発ドラマ」のストーリーを書かせてくださいテレビ

 

 

 

 

 

韓流テレビ映画傑作シリーズ

 

ママはアイドルに夢中

 


ママはアイドルに夢中
주부 김광자의 제3활동
sad birthday to me

 

韓国放送日:2010年09月22日

日本版DVD:88分

 

演出:キム・ユンチョル(『私の名前はキム・サムスン』『ケ・セラ・セラ』)

脚本:ペ・ヒヨン

出演
ヤン・ミギョン(『宮廷女官 チャングムの誓い』)

イ・ジュン(MBLAQ)

キム・ガプス

チョン・ギョンホ

デニ―・アン(g.o.d)

ハン・ボベ

ハン・スンリ
 

 

このドラマ、日本版DVDが出てます。

観た方もおられるでしょう。

 

 

主人公、キム・グァンジャを演じるのはヤン・ミギョンさん。

80年代から女優として活躍し、『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)で演じたチャングムの師匠、ハン尚宮の役で有名だそうです。

最新出演作は日本でも今年1月に放送された『大君 愛を描く』(2018年)。

 

映画、『彼とわたしの漂流日記』(2009年)にも出てられたんですが出演場面が短く、私、覚えてませんあせる

 

実は日本でもエッセイ集が出版されてたりする。

 

 

模範的な主婦、グァンジャさんはその日が誕生日でした。

グァンジャさんはきっと、夫のビョング、娘のユンソンも、日頃の自分の労をねぎらいつつ、祝ってくれると思ってたんだけど・・・。

 

グァンジャさん、なんてゆうか、韓流オバハン度は低いです。

「毒舌ビックリマーク凶暴ビックリマークおせっかいビックリマーク」って感じじゃなく、万事、控えめ、自分をあまり出さずに慎ましく我慢するタイプ。

 

 

ですが、誕生日用のケーキを買って帰ったグァンジャさん、団地にパソコン教室の広告の張り紙をしていた怪しい男をそこは叱りつけました。

 

どっかで見た顔。

 

 

グァンジャさんの夫、万年巡査長の警察官、ビョングさん。

演じるはご存知、いぶし銀系のキム・ガプスさんですが、このドラマではぜんぜんイブってません。

 

 

自分でワカメスープも作って待ってたんですが、夫と娘は二人とも、グァンジャさんの誕生日なんてキッチリ忘れてました。

 

 

悲しくってグァンジャさんの目には涙・・・。

 

 

今は亡きご両親のお墓に参って、寂しく愚痴もこぼしたくなります。

 

 

その帰り、タクシーの中で聴こえてきた歌。

 

誰も知らない誕生日だとしても

傷ついた君の悲しい心を癒してあげる

 

でも祝おう 今日は喜ぼう

もう一度 始めよう Right now

 

二度とない My sad birthday

My sad birthday

明るい明日が君を待っているから

 

二度とない My sad birthday

My sad birthday

俺がいるよ 君と一緒にいる・・・

 

自分が慰められているように感じ、思わず涙ぐむグァンジャさん。

 

 

で、CDショップに買いに行ったんですが、店員さんを演じるのはg.o.dのデニー・アンさんのようですね。

 

この店員さんが異様に優しく親切すぎるので、勘ぐって悪人なんじゃないかと私は思いましたが、まったくそんなことはありません。

ただただ、いい人なだけ。

 

で、タクシーの中で聴いたのは、あまり有名ではなかったけどドラマの挿入歌で、ファンの間でも隠れた名曲だそうで、JIN'Sの歌、「Sad Birthday to Me」でした。

 

CDは「ジャガイモ鍋よりも高い」と思い、カセットテープを買ってしまうグァンジャさん。

しかも、うちの子はカセットテープが好きなのとか、変な言い訳してる。

 

 

皆が知らなくても 1人 残されても

誰も知らない誕生日だとしても

 

そばにおいで

I'm gon' be down down

 

忘れられた誕生日

あきらめても同じこと

 

でも祝おう 今日は喜ぼう

もう一度始めよう Right now

 

その日から毎日、グァンジャさんは夫と娘が出かけてる間、JIN'Sの歌を聴いていると励まされてるように感じ、心が軽くなるのでした。

 

が、テープがよれてしまった。

 

 

そこで今度はCDを買いに行ったのですが、あの親切な店員さんが限定版のポスターをくれて、CDの裏にあるアドレスにアクセスしてJIN'Sのファンカフェに入会すると新曲が発売前に聴けます、と耳より情報。

 

が、グァンジャさんはパソコンの使い方を知らなかったビックリマーク

 

「アドレス」と聞いて「あら、住所が英語なのね。夫と娘がいるから米国には行けないわ」とか軽くボケるグァンジャさん。

 

 

そこで先日、どやしつけた男に教えてもらうことになった。

 

実はチョン先生はパソコン教室の先生だった。

 

この「軍隊の教官風」の笑い、さぶいんですが、この人は昔、本も出して成功したのだが、先輩に騙されて裏切られ、今はしょぼい状況。

 

人生に裏切りは付きものだと達観してる先生ですが・・・。

 

スパルタ講義で最高のネット民に!!

 

 

キーボードも上手く扱えないキム・グァンジャさんですが、熱心な先生の指導により徐々に上達していく。

一段落すると栄養ドリンクをくれる先生の気づかいが優しい。

 

チョン先生を演じてる人、どっかで見たなあ、と思ったら、チョン・ギョンホさんって方でした。

映画で見てますよね。

 

 

その頃、学校ではグァンジャさんの娘、ユンソンが仲間はずれにされ、いじめられていた。

昨日かららしいのですが、なにか原因がありそう。

 

ユンソンがジンくんの写真をゴミ箱に捨てたりして、仲違いから殴るわ押すわに・・・。

 

ユンソンを演じてるのはハン・ボベ。

なんと、パク・チャヌクの『復讐者に憐れみを』(2002年)でソン・ガンホの娘を演じてたあの女の子ですわ。

覚えてますかはてなマーク

 

 

グァンジュさん、無事に〝JIN'S 公式ファンカフェ〟に入会完了。

 

美大で絵を専門に学んでいたグァンジャさん・・・絵が上手いビックリマーク

昔、せっかく描いた家族の絵を夫と娘に思いっきりシカトされてから、長く絵を描いてなかったんですが久しぶりに描いて・・・ジンくんの絵をファンカフェのファンアートのコーナーに送りました。

 

絵は会長に選ばれ、会員たちもみんな感動して喜んでくれ、100件以上もコメントがついた。

グァンジュさんは久しく感じていなかった、人から認められる喜びを思い出していきます。

 

特にファンカフェのHN「雨後のタケノコ」さんとは気が合い、チャットしてファン同士、親交を深め合うことになった。

ジンくんがドラマにも出てると知り、グァンジェさんは観ておけばよかった~と悔やみます。

 

その頃、学校ではユンソンが、ジンくんの顔が印刷されてるジュースの缶を踏みつけて、何かの憂さを晴らしてるのだった。

 

 

絵で味をしめたグァンジェさん、今度はパソコン教室で動画の作り方を先生に教わる。

先生はなんでそんなことを・・・と困り気味ですが。

 

 

動画もまたもやファンのあいだで好評に。

満足げなグァンジェさん。

 

 

で、雨後のタケノコさんとまたチャットしてたんですが、なんと雨後のタケノコは現在、学校でグァンジェさんの娘のユンソンと険悪になっている友達、ユミだった(2人はお互いの関係には気づかず)。

 

家庭的に恵まれていない雨後のタケノコの悩みを聞き、優しく励ますグァンジェさん。

二人の間に絆が生まれ、アイドルのファンでいることを共感し合うのだった。

 

年なんて関係ないわ。

来月のオフ会には必ず来てね。

 

 

夫の職場に「のり巻きよりも安いスシ」を届けたグァンジェさん、パソコンが苦手な夫に代わり、家で警察関係のホームページ作成を仕上げたげた。

 

めちゃくちゃ喜んで妻を見なおす夫。

 


グァンジェさんはまた、デザイナーを目指す娘のため、課題をパソコンで作業したげた。驚く娘。

評価はAプラスだった。


 

自分のおこづかいでママを外食に誘うユンソン。

 

 

その時、テレビに映ったジンくんのことをユンソンが悪く言い、グァンジェさんはそんな娘をさとす。

 

ユンソンの言葉が彼に聞こえなくても、人前で悪く言うのは攻撃するのと同じよ。

仕事してるだけなのに悪口は良くないわ。

言葉はブーメランよ。

誰かを悪く言ったら他の誰かに悪く言われ、悪口を我慢すればその分、攻撃されずにすむの。

 

 

ユンソンはその夜、ママの言葉を信じ、「JIN'S アンチカフェ」を退会するのでした。

これがいじめの原因か・・・。

 

 

パソコン教室で先生に隠れてラジオの電話ライブにジンのソロ曲、「Sad Birthday to Me」をリクエストするグァンジェさん。

 

ジンくん自身がそれに気づき、採用されることに。

 

ジンくんを演じるイ・ジュンはもちろんあのイ・ジュンですよ。

 

 

雨後のタケノコことユミと仲間たちも、おおおビックリマークって感じ。

 

 

誕生日に祝福されたかより、存在自体が大事だというメッセージソングです。

そんな僕の思いを理解してくれた方がいます。

 

で、ジンくん、生歌を披露ですが、せっかく静かに聴きたいグァンジェさんの隣ではご主人がおしっこをしてるのだった汗

 

それでも怒らないグァンジェさん・・・心が広い。

 

 

そしてパソコン教室を卒業することになりました。

 

本人参加で「Sad Birthday to Me」も歌うらしい〝ジンの誕生日パーティー〟に参加することを楽しみにしていたグァンジェさんでしたが、ご主人のお姉さんのお舅さんが亡くなり、手伝いに行かなければならなくなる。

 

 

で、故人の遺影と対面して悔し涙の大号泣。

 

 

その頃、ジンくんは「Sad Birthday to Me」を熱唱中。

 

 

ここは笑いました・・・ちょっと不謹慎(;´∀`)

 

 

誕生日パーティーには行けなかったけど、缶で微笑むジンくんが優しく励ましてくれる・・・そう思うグァンジャさん・・・けなげ。

 

 

来なかったグァンジャさんのことをファンカフェの会員たちは心配する。

そしてジンくん自身が、グァンジャさんがどんな人なのか会ってみたいとコメントをくれた。

 

だからグァンジャさんも来週土曜日のキャンプは絶対に行きますと返事したんですが、ジンくんからのメッセージはまさかと信じず。

 

 

それなのに、夫の仕事の所長の息子の誕生日とモロかぶりして、キャンプにも行けないことに(T▽T)

 

やはりチョン先生の言ったように人生とはこうして裏切られるものなのだろうか。

 

 

グァンジャさんは寂しく日々を過ごしていたが、そんな彼女の前にジンくんがビックリマーク

 

 

大好きな「Sad Birthday to Me」を歌ってくれる。

 

 

が、もちろんそれは夢だった。

 

余計に虚しい。

 

 

今までいい夢見てたのね。

 

仕方がないので、所長の息子の誕生日に何を着ていくか選んで美容院に行ったら、チョン先生も来ていた。

 

 

髪を切ったチョン先生、小さな教室で初級の講師になるそう。

 

先生はグァンジェさんから多くを学んだ、と。

 

もう一度チャレンジする勇気がわきました。

 

 

先生もグァンジェさんと出会って考えが変わったようです。

 

勇気を出せば、人生は裏切りだなんてバカなことは思いません。

 

 

それを聞いたグァンジェさんも心を決めた。

タクシーに乗って慶尚北道のリゾートへ。

 

 

が、到着したら若い子ばかりで、いたたまれぬあせる

 

 

「娘を連れ戻しに来たお母さん」だと勘違いされ・・・でもそう言ったのは雨後のタケノコ、ユミだった。

 

このおばちゃんがキム・グァンジェさんだとわかって、ファンのみんなはあたたかく彼女を迎えた。

 

 

その頃、ビョングさんとユンソンは急にママのことが心配になり、一緒だったのが警察関係の人たちばかりなので、余計に悪いことを想像してママの行方を探しまくることになった。

ここで映画、『JAWS』の音楽が流れますなー。

 

 

その頃、グァンジェさんは初めてのファンミを満喫中。

 

 

JIN'S登場ビックリマーク

 

そして騒音デシベルが最も高いファンがジンとキスできるチャンス。

 

 

グァンジェさんも参加者に選ばれたが、なかなか自分のことだと気づけずあせる

 

 

憧れのジンが数メートル先に。

 

 

そこへ、夫と娘がやって来て、いったい何をやっとるんだ!?と。

 

 

一気に日頃の怒りを噴出させ絶叫するグァンジェさん。

 

 

見事、最大の騒音を記録。

 

 

さすがに驚愕。

 

 

静かに待つジンくん・・・さあ、キスしてくださいね。

 

 

しかし、グァンジェさんは人生経験豊富な節度のある人だった。

 

キスの代わりに大好きな「Sad Birthday to Me」を歌って、と。

 

 

キスしなくて後悔しませんかはてなマーク

 

 

ここに来たのはキスするためじゃない。

ジンくんの歌を聴いて笑顔を取り戻したの。

久しぶりに元気になった。

 

うわ~、ポール・ギャリコの『ハリスおばさんパリへ行く』みたいな結末や~( ;∀;)

 

 

こうしてグァンジェさんは最高に幸せな時を過ごした。

 

 

この日のことをグァンジェさんはずっとずっと忘れないだろう。

きっとジンくんも・・・。

 

歌が終わり、二人は静かにハグした~ドキドキ(≧∇≦)ドキドキ

 

 

ユンソンたちも仲直りした(ちょっと安易)。

 

 

チョン先生の新しい本、『グァンジェ式パソコン教本』はベストセラーに。

 

 

ジンくんはグァンジェさんのステキな絵に感謝の言葉を送った。

 

そしてグァンジェさんはまた絵を描くことにし、ビョングさんは英語教室に通ってソヒに会いに米国へ行くと言いだすのだった。

 

 

ズバリ、ぬるいです。

特に笑いはスベリ気味です。

でも、なんか、あたたかい気持ちになれるドラマでしたし、無理がない分、素直な心持ちで観れました。

観て良かったですラブラブ

 

でわ、今日もありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

イラン映画 そして人生はつづく 1992年

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イランの挨拶ってなんてゆうのかはてなマーク

サラーム、らしいけど、それで通じるのかな。

 

 

 

7月25日、この映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ晴れ

 

 

 

 

 

そして人生はつづく

 

 

そして人生はつづく
原題:زندگی و دیگر هیچ Zendegi Edame Derad
英語題:And Life Goes on...
韓国語題:그리고 삶은 계속된다
中国語題:生生长流


(1992年、イラン映画、91分)


監督・脚本・編集:アッバス・キアロスタミ
製作:アリ・レザ・ザリン
撮影:ホマユン・パイヴァール
録音:ハッサン・ザへディ、Changis Sayad
字幕:齋藤敦子


キャスト
ファルハッド・ケラドマン
プーヤ・パイバール
Thepeopleof Koker Poshteh


配給:ユーロスペース


ハッシュタグ: #そして人生はつづく


解説: 一九九〇年の大地震に見舞われた「友だちのうちはどこ?」の撮影地を監督アッバス・キアロスタミとその息子が訪ねていった体験を再現した映画。「友だちのうちはどこ?」の後日譚といえる映画で、次回作「オリーブの木の下で」を加えて三部作になる。「そして人生はつづく」は九二年のカンヌ国際映画祭で“ある視点”部門のオープニングをかざり、ロッセリーニ賞を受賞した。監督、脚本、編集はキアロスタミ。製作はアリ・レザ・ザリン。撮影はホマユン・パイヴァール。音楽はヴィヴァルディの「二つの狩猟ホルンの協奏曲」を使用。主演は映画監督である父にフファルハッド・ケラドマン、息子のプーヤにプーヤ・パイヴァール。(映画.com

 

 

友だちのうちはどこ?』(1987年)が撮影されて3年後の1990年、イラン北部で大地震が発生した。この震央にあたったのが『友達のうちはどこ?』の撮影現場だった。


映画に出演した子どもたちのことが心配で、映画監督は息子を連れて被災地に車で向かった。

 

とゆうと、まるでアッバス・キアロスタミ自身が映画監督として出演してるドキュメンタリー作品かと思ってたんですが、映画監督を演じてるのは別の俳優さん。

 

ってゆうか本来は経済企画庁のお役人さんらしいんですよ。

ファルハッド・ケラドマンドさんは13年間イタリアに留学して政治、経済を学ぶ。一方、自ら詩を詠み、パゾリーニの小説を翻訳、出版もしている。

パーティーで彼を見つけたキアロスタミ監督がその物事に動じない性格を見抜き、出演を依頼。

 

しかも、「撮影の数日前になって免許を持っていないが構わないのか、との電話。冗談かと思ったら本当の話で、監督は慌てて彼を教習に行かせたという」との面白エピソードまで(´∀`*)

 

なんせこの映画の映画監督の役はずっと車で走ってる役なのでね。

 

で、映画監督と息子は車で映画のロケ地となったコケールを目指すんですが、お父さんは、心配でかなり気も焦ってるんだけど、ついてきた息子はそこまで深刻な気分でもなく、そんな中、おしっこに行ってもバッタを捕まえてきたりして、そのバッタを捨てなさい、いや、飼って移住させるんだと、議論も起こり、観てるこっちはちょっとだけヒヤヒヤしてます。

 

そして道路は地震の直後で車は大渋滞中、なかなか前へ進めない・・・。

業を煮やして横道にそれて目的地を目指すのだが、そのことでまたいろんな人と出会うことになる。

二人は目的地に到着し、映画に出た人々に会えるのだろうか。

 

 

アッバス・キアロスタミ監督の映画はほんっとに久しぶりだったので、ちょっと構えて、とゆうか、「格調高い何かを鑑賞する」ように真面目な気分で観始めたんですが・・・観始めてしばらくしたらもう、ただ映画を観てるって感じで面白さに引き込まれてるような感じでした。

 

親子が車で移動しつつ、いろんな人たちと会話してるだけなんですがね~・・・なんでこんなに面白いんでしょうね~。

 

まず風景、そして登場する人たちもありますし、それから映画の作りですよね。

おそらく撮影した時のまま、音が重ねられたり、手を加えられてないんじゃないですか。

それが非常に気持ちいいとゆうか、あ~、映画を観ているな~、って気分でしたよね。

音が本当に好きです。

もちろんいろいろと調整したり、さらに音を加えたりする手の込んだ音響の映画も大好きなんだけど、そうじゃないこの映画が逆に際立ってて、すごく良かったんですよね。

映画ってあんまり加工しないでそのまま観た方が、時々、いいような気がする・・・。

 

「そのまま」って点にかんしちゃ、ルヒさんって途中で出てくるおじいちゃんが、映画監督の息子にお水をあげようとした時、「戸が閉まっていてお椀が見つからないぞ」とか言ってて、「坊やに水を汲んでやる物がない」とか言ってから、カメラに向かって真顔で「お椀はどこかね」とか聞いて、誰かが(おそらく監督さん)「すぐにお椀を渡して」とか言って、スタッフの人(スクリプト・ガールらしき女性)が渡しに来てしまうのが、すさまじい「そのまま」でしたよね。

 

その直前にルヒさんが「映画だって嘘ばっかりじゃないんだ」と言ってることも含めて、それに気づくとかなり笑える演出です。

 

ルヒさんはセリフを覚えてるのかいないのか、ホントに好きなことを喋ってるような感じで、映画が作りものだとバラしてるような人なので、何だこりゃはてなマークって思うんですがね、DVDの映像特典を読むと、なるほど、そうなのか、って感じでした。

 

 

難しい映画じゃないです。

かなりシンプルです。

 

正直、タイトルがネタバレみたいな感じじゃないですか。

「人生はつづく」って映画ですよ。

 

大きな地震が発生して、大勢の人たちが亡くなってしまったんだけど、それでも人生はつづく・・・ってゆう。

 

信仰の違いがあるのかもしれないけど、日本人が聞くと「えはてなマーク」とゆうようなことを、人々が言いますよね。

 

映画監督がそういった言葉を引き出すような質問をするんだけど、地震の時、家族や友人に亡くなった人はいるはてなマークとかね。

で、みんな、それぞれ、言いたいことは言うし、言いたくないことは言わないのかもしれないんだけど、中には身内に亡くなった人がいてもそのまま結婚式を強行した、とかね~あせる

あ~、やってしまうのね~、結婚式はビックリマーク(◎o◎)って若者もいて、そして地震は神が起こしたんじゃない、地震はオオカミみたいなもので人間を見境なく食べてしまうんだ・・・って考えもあり、そんな中で息子は彼なりに人々の言葉を聞いていて自分なりの考えを口にもする・・・。

 

それとか、大変な地震だったけどワールドカップをテレビで見るためにアンテナを立てっぞビックリマークみたいな。

 

ちょっとね、2019年の今、こういった意見を発すると、ネットではおそらく賛成ばかりじゃない・・・否、むしろ叩かれるんじゃないですか。

日本だったらね。

 

そこらへんイランはどういった状況なのかはわからないのだけど、映画の中で聞く言葉に私は感銘を受けもしたし、納得でした。

 

強い憧れを感じまして・・・私なんかホントに悪いことが起こる前から想像して、クヨクヨ悩んでばかりだから・・・すごく大きな悲劇が起こった直後であっても、けっこう前を向いてるってそんな人たちを見ると、自分もそうありたいと思うのでした。

 

これは「脚本」なんでしょうかねはてなマーク

どうも「出演者」の顔を見ているとそうも思えない・・・。

 

息子が出会う、洗濯をしている女性・・・おそらくホントにそこにいた人なんでしょうけど、劇映画で俳優たちが話すセリフよりもずっと説得力があったように思います。

作ってないとゆうか。

 

 

それでも私は大きな事件・事故があっても、その時に何か自分の言葉で話す、書くのが難しいですよ。

 

そういった目に遭われた人たちを可哀想だとか、気の毒だとか思っちゃダメだと、いつからか思ってたので、少なくともブログでは触れないですよね。

それを冷たい素通りだと思われたら悲しいんですが・・・私が被災者や事件の被害者やその家族だったら、その時、人から(もちろん善意にしろ)可哀想、気の毒と言われても喜べないかもしれないと思うんですよ。

だからホントに何を言うべきかは今もわかんないんですね。

だから黙っておく・・・とゆうかね。

 

だからキアロスタミ監督も映画を作るまでは、地震に遭ったところへ行って映画にするだなんて思いもしなかったようですね。そんな中でドイツの映画関係者が映画にすべきだと進言したとのことで・・・。

 

監督としても始めるまでは当然、逡巡、迷いもあったとは思うけど、完成した映画はフッと笑みがこぼれるシーンもあるし、自然と気持ちが明るくなりもする場面もあるんですよね。

ああ、それが映画ってもんなんか、と今、思います。

 

もしかしたら撮影中、コラコラコラ、何を撮っとんねん、こっちは地震に遭ったばっかりなんやぞ、ふざけるな、帰れ!!むかっって人もいたかもしれませんがね。

それもまた自然な対応ですよね。

 

 

やっぱり風景が素晴らしいです。

 

そりゃ建物はめちゃくちゃに壊れてるんですが・・・それでもイランの風景は揺るぎないとゆうか・・・その点、日本の大震災は絶望的にガラッと風景が破壊されたイメージですが(こういったことを書くのも、ほんとに慎重にならざるをえないのですが・・・)、日本人の私が見てイランの風景はいつも美しかったです。

 

それと、子どもたちの声や話し方が心地よくって、それはイランの空の広がりとか、電気っぽくない空気のせいでしょうかね~はてなマーク

ニワトリのコケコッコ~♪も気持ちがいいんです。

 

地震や震災とゆうと、私にはCoccoの歌=祈りが心に浮かぶんですが、こんな日常的な音もイランではそれになるんでしょうね。

 

 

そういえばブロともさんのキャプテン・ニッポンからキアロスタミ監督の遺作となる『ライク・サムワン・イン・ラブ』(2012年)を観るよう、薦められたのに、今だに観ずじまい・・・あせる

 

今回、本当に久しぶりにキアロスタミ監督の映画を観て、感想以前に、好きだし、観ていたい、もっと観たいと思いました。

 

正直、韓国映画について書くよりも難しいんですよ、きっとイラン映画は。

知識ももっとないしね。

 

でも、まあ、ホントにこうしていろいろ映画について書いてきたけど、私は永久に映画のことがわからないし、だからわからないなりに書いていくしかないですね。

 

それはいいんですが、ホントは映画について書き始めた時にはこんなことを書きたかったんですよ。

でも、まあ、書けないことがわかったんですけどね。

私は人が読んで面白いと思ってもらえるのが一番ですかね。

 

そして人生はつづく・・・題名のいい映画は、やっぱり傑作クラッカー

ホントに観て良かったです合格

 

またアッバス・キアロスタミ監督の映画を観ねばっ!!

 

でわ、今日も最後までありがとうですキスマーク

次はまた韓国映画について書かせてもらいます☆⌒(*^-゜)v

 

 

ありし日のアッバス・キアロスタミ監督。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯 2016年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

8月2日から、こちらの映画、公開ですNEWNEWNEWDASH!

 

守護教師

 

映画 守護教師 公式サイト

 

先日は妻を誘拐されて暴れたおしたマブリーな人が今度はなぜか女子高に赴任ですビックリマーク

こんな面白そうな映画、絶対に劇場に観に行ってください!!

 

 

 

 

 

と、言っても最近、私は観る映画の量が、自分的には少し多いと感じてます。

本来は純粋に観るのなら、週に1~2本がベストでしょうか。

でも、週に3、4回、ブログを書くためには逆に何本か、映画を観ておく必要があります。

正直なところ、いい加減に記事を書ける、どうでもいいような映画ばかりなら、楽は楽ですよね。

そうゆう映画にはそうゆう映画の良さがあると思います。

つまり、気楽に観れるとゆう。

 

もっと観て考えるような映画は、どうでしょう、たしかに記事を書くと疲れるけれども、観た充実感が大きいですよね。

本当はそうゆう映画の感想をキッチリ書ければいいんだけど・・・書けたタメシはないんですよね~。

 

私はこうしてパソコンで書くのなら書けますけど、漢字もぜんぜん書けませんし、読めないのでね~。

まあ、調べながら書いてますよ汗

 

 

 

7月22日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラ星空

 

 

 

 

 

生誕100周年の詩人 尹東柱の生涯を

美しい言葉と映像で綴る感動作

 

 

 

空と風と星の詩人

尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯

 

 

空と風と星の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯
原題:동주
英語題:Dongju: The Portrait of a Poet


(2016年、韓国映画、110分)


監督:イ・ジュニク
脚本:シン・ヨンシク
PD:キム・ジヒョン(P.G.K)
助監督:アン・グァンヒョン
撮影:チェ・ヨンジン(C.G.K)
照明:イ・ジュニル、イ・シヒョン
音楽:モーグ(MOWG)
美術:イ・ジェソン
武術:チョン・ジェヒョン


出演:カン・ハヌル、パク・チョンミン、キム・イヌ、チェ・ホンイル、キム・ジョンソク、チェ・ヒソ、シン・ユンジュ、キム・ウジン、ミン・ジヌン、チェ・ジョンニュル、イ・ソンジュ、パク・ミョンシン、イ・ビンナ、ムン・テホン、チェ・ジョンホン、ソン・ホンイル、チョ・ソンウ ほか
特別出演:ムン・ソングン

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。


配給:スプリングハズカム、レスペ

 

 

ストーリー

 

1917年北間島(ぷっかんど)の同じ家で生まれ育った、いとこ同士の尹東柱(ゆんどんじゅ)と宋夢奎(そんもんぎゅ)は中学を卒業すると共にソウルの延禧専門学校へ進学する。尹東柱は医者になってほしい父を説得して選んだ文学部への入学だった。二人は同級生姜処重(かんちょじゅん)やイ・ヨジンらと共に、夢奎の散文や東柱の詩を載せた同人誌を編集発行する。東柱はヨジンの紹介により、長年憧れていた鄭芝溶詩人に出会い、詩人になる夢をさらに膨らませる。1941年延禧専門学校を卒業した尹東柱は、日本への留学からやむなく創氏改名に応じ、一家は「平沼」姓となり、夢奎も「宋村」と創氏する。二人は揃って日本へ渡り、夢奎は京都帝京大学へ、東柱は東京の立教大学に入学するが、戦時体制の気風が厳しくなり後に京都の同志社大学に転学する。翌年、独立運動を主導した嫌疑により宋夢奎は逮捕され、帰郷しようとしていた尹東柱も捕らわれてしまう。(公式サイトより)

 

 

解説

 

尹東柱は韓国の国民的詩人で日本でも多くのファンを魅了する詩人であるにも関わらず今まで映像化されることがなかった。彼の作品がどんな時代に生まれ、どのような環境や人物に影響され残されたのか、映像作品として残したいと考えていた、イ・ジュニク監督はシン・ヨンシクに脚本を持ちかけ、尹東柱の71回忌に企画、初めて映像化された。全編モノクロの劇中には「新しい道」「星を数える夜」「懺悔録」など尹東柱の人生の節目ごとに書かれた作品が重なる。

 

 

ユン・ドンジュ(尹 東柱、1917年12月30日~1945年2月16日)

作品を出版できないまま、27歳で夭逝した韓国の国民的詩人。

 

この映画が日本で公開されるまで、知らない人物でしたが、同志社大学で勉強しておられたこともあり、京都ゆかりの人なんですよね。

 

宇治川の新白虹橋のたもとに「記憶と和解の碑」とゆう記念碑があるそうです。

いつかお参りしたいです。

 

演じてるのは、もちろん、カン・ハヌル。

 

 

ソン・モンギュ(宋 夢奎)

 

トンジュの従兄弟。

独立運動に取り組んでいくことになり、トンジュとの関係は強い絆で結ばれつつ複雑。

 

演じてるはパク・チョンミン。

 

 

カン・チョジュン(姜 処重)

二人の友達。

 

演じてるのは、ミン・ジヌン。

いい~顔しますよね~。

 

 

カン・ハヌルくんが実在の詩人を演じた伝記映画です。

 

それが私が劇場で観ないことにした理由でしたが、なんか難しい映画に感じてしまって・・・でも、実際に観たら、ただ難しいだけの映画ではなかったです。

 

そりゃあ、まったく知識がないのでわからないところもあるけど、重く、苦しく、理不尽な時代に生きた、青年詩人の青春の悩みや葛藤、そして喜びの映画でした。

 

青年ですので、淡い恋心も抱く・・・。

イ・ヨジン(シン・ユンジュ)とゆう女子との出会い、そして彼女を家まで送るシーンなどにはロマンティックなムードも。

でも、ドンジュはそれよりも、今はやるべきことがあったようです。

 

 

この映画は『ラスト・エンペラー』(1987年)形式とでもゆうべき編集で、捕まった主人公が過去を語っていき、最後、現在に追いつく形ですね。

 

ドンジュを捕まえ、取り調べる刑事を演じるのはキム・イヌ(インウ)さん。

日本語がめちゃくちゃ上手い方です。

そのせいで演じるのは日本人ばかり(^_^;)

 

日本人といえばキム・イヌさんといった状況なので、もしかするとこの役は日本人俳優が演じた方が新鮮だったかもしれない。

『密偵』(2016年)に出演した鶴見辰吾さんのような・・・。

 

 

しかし、キム・イヌさんの日本語は完璧です。

 

そしてこの刑事が人物として深いとゆうか、観ていて複雑な気分になりました。

戦争中、しかも末期ですか、1943年に登場してることになるんですが、当時の日本人として善い悪いはともかくある種の信念があるんですね。

セリフからそれが伝わり、何とも言えない気分になりました。

 

刑事自身にも苦しみがあるように感じて・・・。

 

戦時中の日本人の理念のようなものを今も正しいと思う人も少なくないようですが、そういった人たちを映画の中で目にした気がしました。

 

しかし同時に、植民地、朝鮮の人々が歯向かわないよう、必要以上に厳しく追い詰め、トンジュのような青年まで苦しめる光景には、やはり納得はできないし、観客として怒りも感じました。

 

ただ、取調室でのやり取り自体は、議論とゆうか、会話として成り立っていて、映画を通じて観客が考えられるようなスタイルになってました。

 

 

監督はイ・ジュニク監督。

 

王の男(2005年)

ラジオ・スター(2006年)

楽しき人生(2007年)

あなたは遠いところに(2008年)

雲を抜けた月のように(2010年)

ソウォン 願い(2013年)

王の運命 歴史を変えた八日間(2015年)

金子文子と朴烈(2017年)

 

・・・傑作ばかりの監督さんだし、私もその作品が本当に大好きです。

 

また最新の2作は韓国と日本の関係を深く描いた監督さんで、日本のことが好きなんだと思いますが、日本映画、『イン・ザ・ヒーロー』(2014年)への出演経験もありますよね。

 

 

チェ・ヒソが出てくると、わ~クラッカーとテンション上がりました(´∀`*)

 

彼女が演じるのは立教大学生の深田久美。

だからやっぱりセリフは日本語のみ。

朝鮮語が翻訳できないことを残念がるシーンもありました。

 

彼女は当時の朝鮮と日本の不公平な関係の中でも、認め合える共鳴の存在として、日本人である私には嬉しく感じられる、また自分もそうありたいと思えるキャラクターでした。

 

トンジュと久美には、恋愛に発展する間柄も見えつつあったのですが・・・。

 

 

ちゃんと本を読んだりして勉強してない私には、やっぱり日帝植民地時代の朝鮮と日本の関係は、知らないこともわからないことも多いんだけど、この映画を観て、また少し知識が増え、理解が深まったように思います。

その時代に朝鮮人として生きるってことがどんなことなのか・・・。

 

二人の死の真相にかんしては、映画は推理した上での結論であって、完全な真実ではないようです。

実際はあそこまで酷(むご)いことをされてなければどんなにいいかと思うのですが、若い二人が時をおかずに相次いで獄死したことを考えれば服役中に、やはり暴力なり、生体実験なり、非人道的な行為があったのではないかと推測できます。

 

 

このところ、「日韓関係が冷え込んでいる」らしい。

私には「冷え込んでいる」実感がないのだけど、そう実感できる人もいるのだろう。

 

まあ、悪いところばかり、いつも探して調べていればそんな気分になるのも当たり前かもしれないが・・・韓国も日本も、それを政治が利用してることも大きいのかもしれないし、また本来、ジレンマがないはずはないでしょ。そんなに単純なはずはない。

選挙の前に「もの申す日本強い」アピールしたかったのか、またその逆もあるでしょうけど、それを間に受けるかどうかは個人の勝手。

 

でも、年寄りの政治家たちがやったことで子どもたちの心が傷つけられるのなら、そんなもん政治でもなんでもねえよ。

 

それはともかく、日頃、韓国に良くない印象を感じてる人こそ、この映画を観られてはいかがでしょうか、とゆう記事を書いてみようか、と映画を観終えてから考えてたんですが、頭の中では書いてみたけど、やめた。

 

きっと韓国に良くない印象を感じてる人は、自分でそう感じていたいのだろうから、映画なんか観てもきっと何も変わらない。

だったら観ない方がいいんじゃないですか、と思うのは斜に構えすぎですか。

 

とにかく、私はまた韓国映画を観ていきましょう。

そして、少しでも韓国と日本のことについて考えていきます。

 

嬉しいのは、私のブロともさんには、映画について何か書く前に他国に対してひとりきり批判めいたことをまず書かずにはいられないような、日本だけが素晴らしい国だと思い込んでるような人がほぼ、いないってことです。

 

そんな時、さすがは映画ファン!!ってやっぱり思いますね。

映画ファンの凄みとゆうかね。

 

 

この世を去る日まで空を仰ぎ見て
一点の恥もなきことを
木の葉を揺らす風にも
わたしの心は痛んだ
星をうたう心で
すべての逝くものたちを愛さなくては
そしてわたしに与えられてた道を
歩まなければ

今宵も星が風に吹かれた

 

序詩 ユン・ドンジュ

 

 尹東柱 「朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト」様から引用させていただきました。

 

 

正直に言って、最後まで観て、映画としてはきつかった部分も少なくなかった。

 

後半の獄中での描写ですが、そこはやはりいかにも韓国映画的とゆうか、これまでに観たような気がして、消耗を感じました。

若き詩人がいかに時代によって破壊されたのか、映画として見せる必要があったのでしょうけれど。

 

先に『金子文子と朴烈』を観ていたこともあるでしょうね。

 

ドンジュは文子やパク・ヨルよりも、もっとデリケートでセンシティブだったので・・・さらに観てて辛いってのもあった。

ドンジュは当時の日本に困惑や不満を感じてはいただろうけれど、それでも留学して日本で学ぼうとしてたんだから、それをあんなふうにいわれなき罪で責め立てて、人生を蹂躙していいわけがない。

多かったのではないですか、その時代、こんなことが・・・。

 

 

しかし、やはりイ・ジュニク監督でした。

ただ悲惨なだけの物語じゃないです。

美しいモノクロームの映像。

 

そして、カン・ハヌルを筆頭にキャストの素晴らしい演技。

 

カン・ハヌルくんの日本語もいいですなあ。

それと、繊細で感受性豊かな青年の役もホントに素晴らしい。

だから余計にグッとくるんですよね。

 

映画としてはそこまで無理矢理な感動の映画じゃなく、非常に冷静なところがありましたね。

ドンジュのおとなしく穏やかな性格によるものだと思いますけど、過激で熱い『金子文子と朴烈』とは違いましたね。

 

だからやっぱりこれは両方、観た方がいいんです、間違いなく。

 

『金子文子と朴烈』のDVDも9月27日に出ますし・・・NEW

 

 

相変わらず、拙い感想ですが、読んでくださり、ホンマにおおきに・・・ありがとうございますキスマーク

 

ですが、映画は本当に素晴らしかった合格

 

でわ、またです、アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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韓国映画 ヒョンジェ 釜山港の兄弟 2017年 公開中

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NEWNEWNEW 現在公開中の映画 NEWNEWNEW

 

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

 

『工作 黒金星と呼ばれた男』 公式サイト

 

 

出国 造られた工作員

 

映画 『出国 造られた工作員』 公式サイト

 

 

『工作』、観ましたよ。

ホントにすごい傑作でしたビックリマーク

 

『出国』は公開期間が短そうなので、観たい方はお早めに!!

 

 

 

NEWNEWNEW 8月2日から公開の映画 NEWNEWNEW

 

守護教師

 

映画 守護教師 公式サイト

 

いよいよですね~、超・楽しみですヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

しょぼいながらも映画について頑張って語るブログ!!

 

 

 

この映画を観てきましたよ映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ男の子女の子男の子

 

 

 

 

 

行き着く先は

天国地獄か ――

 

―― 警察官の兄とマフィアの弟・・・

宿命的な再会を果たした兄弟が抱える、悲しく切ない秘密とは?

 

 

 

ヒョンジェ 釜山港の兄弟

 

 

ひらめき電球 映画 『ヒョンジェ 釜山港の兄弟』 オフィシャルサイト

 

【劇場情報】

シネマート新宿 7月26日(金)~

名古屋シネマテーク 9月7日(土)~

シネマート心斎橋 7月26日(金)~

 

映画 『ヒョンジェ 釜山港の兄弟』 予告編

 

 

INTORODUCTION
20代~40代の女性達から圧倒的な支持を得たラブコメディ「高潔な君」、DramaFeverで海外120国で放送され「Weekly Top 10」第1位を獲得した大ヒットロマンティックコメディ「じれったいロマンス」のツンデレ王子、ソンフンが挑む愛と裏切りの物語!
ソンフンはこの作品がスクリーンデビュー作となり、今まで見せたロマンチックでソフトなイメージとは180度異なる荒っぽくて強烈な演技を披露する。

釜山オールロケ敢行!
二卵性双生児として生まれながら、刑事とマフィアとして再開した兄弟の哀しい秘密と運命。
壮絶なクライマックスから目が離せない!

 

(公式サイトより)

 

 

ヒョンジェ 釜山港の兄弟
原題:돌아와요 부산항애
英語題:Brothers in Heaven

中国語題:回來吧,釜山港之愛 / 兄弟天國


(2017年、韓国映画、114分)


監督・脚本:パク・ヒジュン
撮影:チェ・ドッキュ、イ・スンミン
照明:イ・グァンヒ
音楽:イム・ミンジュ

主題歌:チョ・ヨンピル 「釜山港へ帰れ」
美術:チャン・ジュチョル
武術:ウォン・ジン


出演:ソンフン、チョ・ハンソン、ユン・ソイ、コン・ジョンファン、イ・イクチュン、パク・チョルミン、ソン・ビョンホ、パク・チイル、ペ・テウォン、チ・ミニョク、シン・セフィ、ユン・イェヒ、パク・チョンハク、コン・ヒョンジュ ほか


配給:ブロードウェイ


ハッシュタグ: #ヒョンジェ釜山港の兄弟  

 

 

解説: 人気韓流ドラマ「じれったいロマンス」のソンフンがスクリーンデビューを果たし、刑事とマフィアとして再会した双子の兄弟の運命を描いたサスペンスアクション。二卵性双生児の兄弟テジュとテソンは事故で両親を亡くし、釜山の施設で育つ。テソンは施設長の娘チャンミに思いを寄せるが、彼女が不幸な事件に襲われたことをきっかけに、3人はそれぞれの道へと進んでいく。20年後、兄テジュはソウルの江南警察署の警官、弟テソンは釜山最大のマフィア組織の後継者として人生を歩んでいた。釜山で起きた事件を捜査することになったテジュは故郷に戻り、テソンやチャンミと再会する。そんな中、テソンは組織の後継者争いと施設の移転問題で組織と衝突し、ライバルのサンドゥにチャンミを人質にされてしまう。ソンフンが弟テソン、「オオカミの誘惑」のチョ・ハンソンが兄テジュを演じる。(映画.com

 

 

観ようかどうしようか、迷った作品でしたが、時間的にいけたので決心しました。

本当は『出国 造られた工作員』の方に惹かれてたのですが・・・。

 

「釜山」で「極道」、「犯罪」となると、クァク・キョンテク監督がすぐに思い浮かびますが、『ヒョンジェ』の監督は・・・パク・ヒジュン監督!?

 

いや~、私、この監督さんの2001年の監督デビュー作、『HEAVEN ヘブン』のDVDを持ってるんですが、2度、チャレンジして2度とも爆睡したっちゅうぐぅぐぅ

レオン・ライさん主演のSFファンタジー映画なんですけどね~、正直、異常に眠気を誘う映画で、まだ観れてません(^_^;)

 

だから~、申し訳ないけど、また眠たい映画かと思えて怖いものがあるんですが、『HEAVEN』からもう20年近くが経過してますし、監督もまたいろいろ変わってると思うので・・・いってまえビックリマークっちゅう(;´∀`)

 

で、シネマート心斎橋さんに行くと、予想外に観客の人々が多いビックリマーク

 

実のところ、このあとに観た『工作』に勝っていて、ちょっとビックリしましたよ。

 

 

二卵性双子として生まれたテジュ(チョ・ハンソン)とテソン(ソンフン)は警察官だった両親を亡くし、施設で育つことになったんですが、超・優等生で院長先生のお気に入りのテジュに対して、テソンはケンカ上等で暴れまくり、それで怒られてもなお反抗して、「もうケンカしたらアカンぞビックリマーク」と怒られても「約束はできない」と律儀に言い返すので院長先生も堪忍袋の緒が切れて大激怒。

 

しかし、そんな時には院長先生の娘のチャンミ(ユン・ソイ)が必死に取りなしてくれるのだった。

と、言っても院長先生は怒ったままなんですけどね。

私、気持ちはわかりますが、院長先生のこの不良を見捨てる姿勢、ちょっとガッカリだったぜ。

 

テジュはチャンミが好きで、チャンミもオッパのことがまんざらでもない様子。ですが、テジュとテソンの兄弟仲はあんまり良くなかった。

 

それから20年後、案の定、テソンはヤクザになっており、ボス(ソン・ビョンホさん)から信頼を得ていたが、ライバルであるサンドゥ(コン・ジョンファン)との関係は険悪だった。

組織はなんか、え~、あるルートで歴史的な骨董品を横流ししており、買ってるのは日本人のヤクザのようですね。

ま、犯罪ですわ。

 

で、テジュは警察学校を出て刑事となってたんですが、そんな中、弟のテソンがかかわる犯罪を捜査する立場となり、双子は再会するのだった。

 

そんな話です。

 

 

テソンを演じるソンフンさん・・・映画は初出演とのことで、私もまったく知らなかったのですが、かっこよかったです。

ヤクザとゆうことで、悪の魅力ですね~。

子どものころからケンカばっかりしてたので、ケンカが強い。

そしていかにもヤクザらしいヤクザで、ボスには忠実。

 

いつも行動を共にするミング(イ・イクチュン)は子どもの頃の不良仲間。

 

冒頭、船の中に単身、殴り込みをかけてましたが、あの襲ってくる女はなんだったんでしょうか。

ちょっと不思議な存在でした。

 

 

チョ・ハンソンさん・・・なんか久しぶりでした。

 

チョ・ハンソンさんといえば『オオカミの誘惑』(2004年)。

あれもカン・ドンウォンと女性を間にはさんだ三角関係の映画でしたが、またもやかよビックリマーク

いや~、そうゆうのが似合うのよね~。

 

テジュは双子の弟とは違い、真面目人間で優等生コース。

おまわりさんになってました。

実はね、亡くなったお母さんが亡くなる間際に言い残したことを守りたかったんですよね。

 

釜山の警察にやって来たテジュはなぜかあまり歓迎されてませんが、一人だけ、女性の刑事(コン・ヒョンジュとゆう女優さんかな)が味方になってくれそうですが、この人、出てきた時の雰囲気とはうらはらにビックリするほど活躍しません。

 

この映画には教会とかキリスト教のイメージが幾度か出てくるんですが、聖書に出てくるとゆう「カインとアベル」がモチーフになってるのかな~はてなマーク

私は聖書に詳しくないので何とも言えないんですが・・・。

 

 

大人になったチャンミを演じるのはユン・ソイ。

私、この女優さん、好きですよ。

 

リュ・スンワン監督の『ARAHAN アラハン』(2004年)でデビューし、2005年の『無影剣 SHADOWLESS SWORD』でかっこいい女剣士を演じてるんですが、その作品が大好きなんですよね。女性アクションの傑作ちゃいますか。

 

今回は・・・けっこう複雑な役はてなマーク

 

 

パク・チョルミンさんは警察の人の役ですが・・・ま、悪徳刑事ですか。

今回は笑いを完全封印。

また、タダの悪かと思いきや、意外な一面が。

出演時間は短いですけどね。

 

そして誰もが絶対にキライになる、コン・ジョンファン演じるサンドゥ・・・いみじくもボスが「この世界ではサンドゥのようなヤツが成功するものだ」と言ったのが頷ける・・・んですが、あまりにも行動がメチャクチャなので、何考えてるのかよくわからない。

どうしたかったんでしょうねえ~・・・結局。

 

サンドゥの部下の一人をぺ・テウォンとゆう俳優さんが演じてますが、この男もたいがいイヤな感じのヤツでした。

 

 

組織のボスを演じるのはソン・ビョンホさん。

 

どんな役でも演じきる名優なので、ヤクザを演じることも多いですよね。

このボスはキッチリと極道なりのルールを守る人ですわ。

だからテソンを信頼して後継者に、と考えてたんですがね~。

 

あと、やっぱり悪い人でパク・チョンハクさんも出てきます。

人相の悪人ばかりの映画です~あせる

 

あと、日本人のキャラも出てくるけど、この人の話し方がズッコケるほど面白い話し方なので、そうゆうのを怒る人は怒るんでしょうけど個人的には特した気分でした(;´∀`)

 

 

犯罪と、兄弟仲と、そして恋愛の要素が合わさってる映画で、そうゆうタイプの映画として、そこまで突出して際立った映画ではないかもしれません。

 

しかし、サプライズが幾つか用意されてます。

それには私、かなり驚かされました。

 

ただ・・・知った時、非常に悲しくなる部分もあります(´・_・`)

 

 

残酷度は・・・私はある程度、慣れているから大丈夫だったけど・・・苦手な人にはきついんじゃないですか。

大勢の人が死ぬし、血も吹き出すし、その点はご注意を、ですね。

 

拳で殴り合いだけかと思いきや、銃も出てきますし。

うわ~ダウンって殺し方もありましたしね。

 

逆にバイオレンス映画が好きな人は嬉しいんちゃいますか(;´∀`)

 

ただ、そこまでの異常な残酷エネルギーは渦巻いてないように思うけど、よく知らない俳優さんが出てくると変に怖いですね~。

ある人物が再登場してきた時、がちで怖かったです。

思わず「ひっあせる」みたいな。

 

 

釜山の風景と、いわゆる「釜山訛」が味わえる映画です。

 

韓国映画を観てるとソウルだけじゃなく、そういったローカル性もたまりませんよね。

特に釜山の風景と、人々の話し方は好きな人が多いんじゃないですか。

 

 

映画の構成としては回想シーンがかなり多いです。

そういった面は好き嫌いがありそうですね。

個人的には気に入りました。

 

ただ、ほんと、気が沈むような回想シーンが多くってね~汗

正直、かなり暗い映画です。

笑いもあったか、ないかだし・・・。

まあ、ないですね。

 

 

正直、観てて辛い場面が多かったですし、最初の方からもう、なんだか悲しみが漂っていて・・・そして私のスイッチが入ったのか、フッと落涙しそうな場面が幾度もありました。

それが感動って感じじゃなく、ほんとに悲しい、憂鬱な心境で・・・そういったブルーな感触が心に残りました。

 

前半はせつないなあ~。

もう最初の子ども時代から・・・。

で、後半はいろいろ、やるせなさが襲ってきますしね。

 

ソンフンさん演じるテジュの、ヤクザとしての立身出世としての物語なら、また違うんですが・・・応援はしてたんですよ。

彼は裏街道を歩んでるけど、そこまでの悪人ではないし・・・それにかっこいいし。

 

また、テソンの刑事としての活躍を期待するにも、そこまでではないですしね。

 

エキサイティングな犯罪映画ではなく、憂愁っちゅうか、なんしか、悲しいかな~。

 

 

念のため、この映画のパンフレットはありません。

だからファンの方々は、劇場でもらえるチラシを大切にしないとね。

 

 

いろいろ書いてきましたが、今の私にはちょっと悲しすぎる映画でした。

でも、それがこの映画の良さじゃないでしょうか。

最近の私はコメディ映画が一番、好きだし観ていたいんだけど、こうゆう悲しい、やるせない映画もいいですね。

 

初めて見たソンフンさんは切れ長の目が印象的なかっこいい俳優さんでした。

ドラマではまた、もっと明るい役を演じてはるんでしょうけど、映画初出演では哀しきヤクザでした。

アクションも良かったですよ。

 

チョ・ハンソンさんも久しぶりに見て、これまでで一番、かっこよく見えましたよ。

 

悲しい気持ちになったけど、観て良かったです合格

 

シネマートさんでしか上映してないけど、また機会があったら是非、観てみてくださいビックリマーク

 

でわ、今日も最後までありがとうです~、サランへ~キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

韓国映画 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 2018年 公開中

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

シネマート心斎橋さんで、やけに小さな音で『感染家族』の予告編が流れてました。

実はそれまでちゃんと日本版の予告編を観てなかったんですが、やっぱり超・面白そうですね~ビックリマーク

 

ってことで、8月16日からついに公開ですNEW

 

感染家族

 

映画 感染家族 公式サイト

 

この映画を観終えたら、私もようやく『カメラを止めるな!』(2017年)を観ることになりそう。

 

 

 

そして、8月2日、皆さんお待ちかねのこの映画が公開NEW

 

守護教師

 

映画 守護教師 公式サイト

 

皆様、マブリーな先生に逢いに行きましょうビックリマーク

 

それにしても4文字熟語な題が続くな!!

 

 

 

 

 

そして、この映画を観てきました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ星

 

 

 

 

 

誰も知らなかった南と北の

 

 

 

北に潜入した工作員の見た祖国の闇には、 驚愕の真実が隠されていた――

 

 

 

工作

黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

 

 

『工作 黒金星と呼ばれた男』 公式サイト

 

 

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
原題:공작
英語題:The Spy Gone North
中国語題:特工 / 北风 / 北寒谍战

ロシア語題:Шпион пошел на Север


(2018年、韓国映画、137分、G)

 

監督:ユン・ジョンビン

脚本:クオン・ソンフィ、ユン・ジョンビン

PD:クク・スラン

助監督:キム・ジョンホ

撮影:チェ・チャンミン

照明:ユ・ソンムン

音楽:チョ・ヨンウク

美術:パク・イリョン

武術:ホ・ミョンヘン、チェ・ボンノク


キャスト


ファン・ジョンミン パク・ソギョン
イ・ソンミン リ・ミョンウン
チョ・ジヌン チェ・ハクソン
チュ・ジフン チョン・ムテク

キム・ホンパ、チョン・ソリ、キ・ジュボン、キム・ウンス、チェ・ヨン、パク・チニョン、ナム・ムンチョル、チェ・ビョンモ、キム・イヌ ほか

友情出演:パク・ソンウン、キム・ビョンオク
特別出演:イ・ヒョリ


配給:ツイン

 

 

ファン・ジョンミン主演
誰も知らなかった南と北の裏の裏の裏


1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張が高まっていた。軍人のパク・ソギョンは北の核開発の状況を探るために、工作員として北朝鮮に潜入する命令を受けた。事業家に扮した彼は3年にも及ぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の外交交渉を一手に握るリ所長の信頼を得ることに成功する。さらに、北朝鮮最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにするのだった。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命がかけて準備してきたことが無になることを知り激しく苦悩する。果たして彼が下した最後の決断とは?

主演を務めるのは『哭声/コクソン』『アシュラ』など数々の出演作品がヒットを続け1億俳優と呼ばれる、国民的俳優のファン・ジョンミン。実在のスパイ黒金星を演じる。北朝鮮のリ所長を、映画ドラマとジャンルを問わず彼が演じたキャラクターの存在理由まで信じ込ませる力を持っている名優イ・ソンミンが演じる。韓国の国家安全企画部室長として工作戦の総責任者チェ・ハクソン役を「シグナル」『お嬢さん』など作品によって大きく印象が変わるカメレオン俳優のチョ・ジヌンが務める。北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクを演じるチュ・ジフンは『アシュラ』で共演したファン・ジョンミンとは北と南という関係で再会する。

 

(シネマートさん)

 

 

監督=ユン・ジョンビン、主演=ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフンです。

韓国映画のファンとしては、それだけで絶対に観ておかねばならない作品。

 

ユン・ジョンビン監督のこれまでの長編映画作品は、この4作品。

 

許されざる者 2005年

ビースティ・ボーイズ 2008年

悪いやつら 2011年

群盗 2014年

 

 

ユン・ジョンビン監督・・・チャン・リュル監督の『春の夢』(2016年)では間の抜けたドラ息子の役を演じたけど、いかに優れた映画作家か、『工作』であらためて証明することにビックリマーク

 

『工作』は監督の5作目の映画で、ハ・ジョンウが出演していない初めての映画となりますね。

私はカメオでも出てないか、ハ・ジョンウを探してたんですが、出てないようですね。

 

 

韓国を代表する名優たち・・・ファン・ジョンミン、イ・ソンミン。

 

 

黒金星と呼ばれた実在のスパイの物語。

 

私なりの正直な感想を書きましょう。

 

観終えて、かなり難しく、わからないところが多かった。

 

イメージとして50%かそれ以上、いや、80%くらい、理解できなかった、と正直に申し上げるしかありません。

前半はまだしも後半はかなりわかりませんでした。

 

でも、変な話、わかるんですよ。

状況は正確に把握できなかったけど、その中でどんなドラマが語られたのかは、わかったような気がします。

 

実のところ、難しかったからよくわからなかったことは、こうしてブログで映画の感想を書く上では、なかなか好都合なことでしてね、お陰でネタバレせずにすむ(^_^;)

 

思うに、映画ファンにはある種のジレンマがあると思います。

 

この映画を初めて観つつ、一度で深く理解するためには、前もっていろいろと知識を仕入れておく必要がある。

おおまかなストーリーや、当時の時代背景、韓(朝鮮)半島の南北情勢、韓国国内の政治、諜報活動のあり方、そして当時の北朝鮮の人々の状況・・・等々、ですか。

 

それはいいんですが、映画で何が起こるかを知ってから観てしまうと、映画鑑賞としての楽しみは少し減少してしまう。

何が起こるのか知らないから、映画は面白いものでしてね。

 

私自身、途中で困ってました。

むずかしくってよくわからないから。

 

ですが、観ながら同時に、ああ、何も知らずに観て良かった・・・とめちゃくちゃに喜んでました。

興奮が違うんですよ。

 

特に、ピョンヤンへ初めて行く場面・・・もう、映画を観てて、ここまでゾクゾクきたのは久しぶりビックリマーク

心臓バクバク・・・そのゾクゾクが本当に快感でした。

 

その時点で私は、私用の映画の観方は正しかったと思ってました。

 

 

まあ、わからなかったことは、これから詳しい方々のレビューを読ませていただいて、そして、また観ることによって理解できるでしょう。

これまでもそうでしたから、この映画についてもきっとそうですね。

 

ってゆうか、今、ホンマにもう一回、劇場で観たくて観たくて仕方がないんですよね~(>_<)あせる

シネマート心斎橋さんのスクリーン、そして音響で。

なんかホント、劇場で観たい映画でした・・・これぞ、映画!!

 

 

私もこの5年、韓国映画を観てきましたよ。

だから韓国の歴史を映画で知りました。

 

映画を時代の順に並べることで韓国の近現代史をイメージできます。

 

大韓帝国から日帝植民地時代、そして南北戦争、イ・スンマン、パク・チョンヒ、チョン・ドゥファンの軍事政権の時代、そして民主化の時代。

 

でも、ノ・テウ、キム・ヨンサムの時代となると、どんな時代か、わかりません。

シン・ジョンビン監督は、1990年10月にノ・テウ大統領が「犯罪との戦争」を宣言した頃の暴力団を描いた作品、『悪いやつら』を作ってますのでつながってるといえばつながってますよね。

 

そして、キム・デジュン大統領の時代となるわけですが、『工作』はその前までが主な舞台なんですよね。

 

ちなみに1973年に発生したキム・デジュン拉致事件を描いた阪本順治監督の『KT』(2002年)とゆう日本映画もあります。

かなりハードな映画ですが、私、この映画のムードが大好きです。

 

 

ところで、「北朝鮮」と聞くと多くの日本人は、少なからず恐怖を覚えるんじゃないですか。

 

私も以前、そうでした。

恐怖とゆうか、まあ、少しは怖かった。

 

それは2002年ですか、北による拉致問題の悪さがめくれたからだと思います。

その時、なんてことをする国だビックリマークと多くの日本人は思ったんですよね。

 

しかし、韓国映画を観ていくと、少なくとも映画を観ていく上では、北の人たちにどんどん親しみを覚えていくことになった。

南北問題を描いた映画などで、北のキャラクター、しかもその多くは善人だったり、かっこよかったりするのを見ていくのでね。

北の人たちが好きになりもしました。

 

これは日本人としては言いにくい発想だとは思いますが、私は書いていいと思ってますので書いてます。

ただ「北朝鮮は怖い」と思って闇雲に警戒してるより、当然、前向きだと思いますから。

 

韓国映画の中で北がハッキリと怖い敵、単純な悪役として出てきた作品は私が観た中では2作品くらいだったと思います。

 

なぜ韓国映画の中で北が単純な悪役として描かれないのかは、来たるべき統一の気分をそこないたくないからだと思いますし、その希望を大切にすることは、やはり正しいと思います。

 

また、当然ながら、北と南がどんな関係であれ、人と人とは共感し合い、仲良くできることも間違いないと思います。

このあたり、思想とか何とかが優先して人と人の関係を見れない狭量な人たちには理解できないことかもしれないけど。

 

それはともかく、私は日本人が北朝鮮と聞いて、その国としての得体の知れなさを不気味に感じ、怖がるだろうことを、なんだかちょっと面白く感じてます。

 

だから『工作』では北の中がじっくりこと細かに描かれますけど、それを観た時、人々はどう感じるんだろうはてなマークと思いましたね。

 

 

ま、やはり怖がらせるように映画として作ってあるんですがね、私自身、さっきも書いたようにゾクゾクきました。

状況が状況だけにサスペンス度が異常に凄いので。

 

でも、同時にかっこいいとも思ってましたよ。

 

チュ・ジフンが演じる国家安全保衛部のチョン・ムテクなんて、けっして善人ではない、むしろ悪役的な役なんですがね、さすがは『群盗』でカン・ドンウォンをチョ・ユンとゆう最高の悪役に仕上げたユン・ジョンビン監督。

 

北の制服を着てるチュ・ジフン、最高にかっこよかったです。

ええなあ~(´∀`*)

キム・ポンパさんと踊る変なダンスはこの映画の数少ない笑いビックリマーク

 

 

それから、主人公、パク・ソギュンと多くの時間を過ごすことになる対外経済委員会の所長、リ・ミョンウン。

韓国映画史上、最も魅力的な北の人であり、そして私たち日本人が北に抱くイメージを踏襲してるようでもあり、またそのイメージを急激に変化させるほどに強い印象を残すキャラクターではないでしょうか。

 

演じているのはイ・ソンミンさん。

 

私にとって非常に馴染みのある俳優さんですが、私、ここまでイ・ソンミンさんに目を奪われたことはありませんでした。

これまでで最高の演技でした・・・凄い!!

 

 

実は『工作』を観る直前、チョ・インソン主演の2003年のラブコメ、『ラブ・インポッシブル 恋の統一戦線』を観たんですよ。

内容的には私が大好きな感じで、南の男子と北の女子がいがみ合いつつ、徐々にラブラブって話なんですが、この映画のラストにある実在の人物が登場して味なことをするんですね。

 

その人物が『工作』にも登場しますが・・・正直、痺れました。

もちろん詳しくは書きませんがね、書きたいほどに面白かった。

 

その人物を日本の観客たちが目にする時、どんなふうに感じるのかなあはてなマークとワクワクしました。

 

観てる時はわからなかったけど、演じてるのがキ・ジュボンさん。

へ~ビックリマーク\(◎o◎)/ビックリマークって感じでした。

 

 

書きだしたらキリがないけど、北の女性の訛りも良かったなあ。

 

演じてるのはチョン・ソリとゆう女優さん。

 

 

めっちゃ可愛かったなあ。

映画は初出演みたいです。

 

キム・ポンパさんは、いつもは悪いお金持ち、権力者の役が多いけど、今回も地位のある人ではあるんだろうけど実は普通のおじさんで・・・泣ける役でした。

 

「北朝鮮は怖い国」、そう思うのも仕方がないけど、北の子どもだちが凍傷で手足を失ったり、ゴミの中をさ迷い、飢えから人肉を食べているのだとしたら・・・それは怖くはないですよね。

怖がるよりもまず心を痛めるのが先じゃないか、と思うのは私がナイーブ過ぎるからはてなマーク

 

日本人に北朝鮮が怖いと思わせるのは、日本の軍事化に都合よく利用されるイメージ戦略ではないか・・・私はずっと前からそんなふうに感じてます。

北とゆう敵を設定することは現政権に都合の良いことなのでははてなマーク

 

もしかしたら日本人拉致被害者はそれに利用されている側面があるのでははてなマーク

「国難突破解散」、そんな言葉もありますが、その選挙の後、拉致問題に進展はありましたかねはてなマーク

 

私たちは韓国もだけど、北朝鮮も知らねばなりません。

ホントは言葉にも気をつけるべきなんだけど・・・様々なことを知るべきなのでしょう。

知らないから怖い、ではちょっと。

 

北の人は一度、信用した人を裏切らないとの話もあります。

 

おっと、いろいろ書きすぎて字数が減ってきました。

 

キム・イヌさん、また日本語かい~ビックリマークってゆう・・・ま、国籍は北だったようです。

 

キム・ビョンオクさんはセリフ皆無の特別出演・・・偉いビックリマーク

 

実在の黒金星さん、ググると顔出しなさってて、ホントに普通の方ですね~。

 

なぜ中国には「上半身裸の大男」がいるのかはてなマーク

 

ピョンヤンの日本人料理人のあの方は出てくるのかはてなマーク

 

そしてシカさん、ウサギさん、オオカミさんたちが気の毒あせる

 

ストーリーについては私は触れませんが、観る前にこちらの動画を見ておかれてはいかがでしょうか↓

 

映画 『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』 特別キャラクター映像

 

 

キャストについては文句なしに素晴らしい人たちばかり。

 

ジョンミンさんはいつも違う演技を見せてくれるし、いつも必ず感動させてくれる天才的な名優。

ジェームズ・ボンドよりもかっこいい!!

 

チュ・ジフンさんはいつものお茶目を消して怖さに徹してはりました。

 

パク・ソンウンさんも見れただけでありがたいほどでした~。

 

本当の男は仕事中、気を抜かない。

本当の男はここ一番、酒を断らない。

 

国家の理不尽に翻弄される男たちの間に残るのははてなマーク

 

この映画、「大人の映画ファン」向きの映画です。

 

ん~、韓国映画をまったく観たことないと辛いかもしれないけど、映画ファンなら絶対に観てほしい作品ですね。

本当に完成度が高く、137分の間、一瞬も気の抜けない面白さと緊張感が素晴らしかったです。

 

ユン・ジョンビン監督の映画作りは凄かった。

その絵作り、演出に圧倒されましたよ。

特にピョンヤンへ初めて行く時・・・体、揺れました。

やっぱりユン・ジョンビン監督クラッカー

 

そして、最後まで観て必ず感動されると思います( ;∀;)

 

韓国映画としては上映される劇場が多いので是非、観に行ってください・・・よろしくビックリマーク

 

 

パンフレットは700円(税込)。

 

・イントロダクション

・ストーリー 登場人物

・時代背景解説 明治学院大学名誉教授 秋月望先生

・映画の中に出てくるワード解説 秋月望先生

・コラム 松江哲明さん(ドキュメンタリー監督)

・監督:ユン・ジョンビン ユン・ジョンビン監督への13の質問

・キャスト ファン・ジョンミンへの11の質問

・プロダクション・ノート

・作品データ

 

映画がよくわかる、いいパンフレットです・・・観たら是非ビックリマーク

 

でわ、でわ、今夜もありがとうございますキスマーク

 

素晴らしい傑作ですので、ホント、劇場で観てくださいね!!

 

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 


香港・中国合作映画 ドラゴン×マッハ! 2015年

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你好(^-^)ノ

いつも、ホントに多謝ですキスマーク

 

『工作 黒金星と呼ばれた男』を観て、ひと段落して、一旦、劇場で映画を観るのをお休みします。

でも、またすぐに観に行きたいんですがね・・・『守護教師』ビックリマーク

 

それで、韓国映画も最初はそうだったんですが、香港~中国映画も何を観ていったらいいのか、まだ私にもわかってないんですね。

 

韓国映画はもう、闇雲に次々と観ていって、その観方で満足してきたし、成功だったと思ってるんですが、この5年くらい、映画をたくさん観すぎてちょっと疲れたので、最近はそこまで次々と観られない気分ですよ。

 

だから一番、いいのはブロともさんの好きな映画を観ることです。

それが間違いない。

 

(申し訳ないけど)ハリウッド映画やヨーロッパの映画には今、どうしても気が向かないんだけど、香港、中国、そして日本の映画を中心としたアジア映画なら、またお好きな映画を教えてくださいひらめき電球

 

と言っても私はまず、韓国映画全部を観終える使命があるし・・・なかなか忙しいですねあせる

ま、映画もほどほどで。

 

 

 

そういったわけで7月29日、この映画を観ましたメラメラ

 

 

 

 

 

ムエタイ&カンフー

アジア最強の格闘技の競演!

 

男たちの怒りの最終決戦 ファイナルバトル が始まる――!!

 

 

 

ドラゴン×マッハ!

 

 

ドラゴン×マッハ!
原題:杀破狼II
英語題:SPL II: A Time for Consequences
韓国語題:살파랑2: 운명의 시간


(2015年、香港・中国合作映画、120分)


監督:ソイ・チェン
製作:ウィルソン・イップ、パコ・ウォン
アクション監督:ニッキー・リー


キャスト
トニー・ジャー チャイ
ウー・ジン チーキット
サイモン・ヤム チャン
ルイス・クー ホン・マンコン
マックス・チャン コー


配給:ツイン


ハッシュタグ: #ドラゴン×マッハ

 

 

解説: 「マッハ!」シリーズのトニー・ジャーが、ムエタイの達人で正義心の強い看守を演じるアクション作品。香港で闇の臓器売買ビジネスを展開するホン・マンコンを逮捕するため、任務を遂行していた潜入捜査官チーキットは、その正体がばれ、タイの刑務所に監禁されてしまう。しかし、その刑務所こそが臓器売買の拠点だった。チーキットに執拗に暴行を加える刑務所所長コーの非道な行為を前に、所長に臓器移植が必要な娘の入院費を工面してもらっている看守のチャイは、見てみぬ振りするしか術がなかった。しかし、チャイはある事実を知り、チーキットを助けることを決意する。ジャーが主人公の看守を演じるほか、ウー・ジン、サイモン・ヤム、ルイス・クーらが共演。監督は「モンキー・マジック 孫悟空誕生」のソイ・チェン。(映画.com

 

 

ストーリー Story


伝説の名作『SPL/狼よ静かに死ね』のスタッフ&キャストがパワーアップして放つ、新たなるレジェンド・アクション超大作!接近戦、銃撃戦、カーチェイス、囚人200人が入り乱れる大乱闘など、武器も多用した肉体バトルの連続技により「香港電影金像奨 最優秀アクション監督賞」を獲得。熱き闘魂を煮えたぎらせた男たちの絆に哀泣する最高峰ノワールアクション、ここに極まる。

香港の臓器売買組織のボスを捕らえようとしていた潜入捜査官チーキットは、正体がばれてタイの監獄へ送られてしまう。冷酷な刑務所長に逆らえずにいた正義感の強い看守チャイは、ある事実を知り、チーキットを救うことを決意。 “命”をめぐる岐路に立たされた男たちは、熱き拳を交える死闘へと突き進んでいく──!

 

 

この映画、借りてから調べたら『SPL II』ってことで『SPL』=『殺破狼』シリーズの2作目だと知り、目の前が真っ暗になりかけたんですが、シリーズ1作目の『SPL 狼よ静かに死ね』(2005年)との間に物語的な連続性はないとのことで胸をホッとなでおろした次第です。

いずれにせよ、いつかは『SPL 狼よ静かに死ね』も観なきゃならないんでしょうけど、観る順序が逆になっても問題なさそう。

 

で、観始めたら、またけっこう難しく、どんな話かわかりにくかったんですが、観てて30分くらいしたら登場人物同士の関係など、話が見えてきて、そっから面白くなってきましたよね。

 

ただ、ウー・ジン演じる捜査官チーキットが仕事上、薬物中毒になった事情はもうちょっと明確に描いてくれてた方が助かったし、タイの刑務所に入る経緯も過去を後に持ってこずに時間通りにやってくれた方が良かったなあ、と思いました・・・すんませんけど。

 

しかし、どうも観終えて感じたのは、この映画には本来のディレクターズ・カット版があったのではないか、完成版が長すぎたのでカットしたり再編集したのではないか、ってことで、無理に「詰めた」ような感じがどうしてもしました。

 

それは私の映画観のようなモノのせいかもしれませんが、無理に短くせず、丁寧に長く作ってほしいとゆうところが基本、ありますので、映画の内容と比較して短く感じたのかもしれません。

 

しかし、観終えると、登場人物たちの関係と、それぞれのドラマの重なり合い、関連など、非常に複雑ながら面白かったです。

 

かなりキャラそれぞれのバックグラウンドが見えてくるので、そこらへん、もうちょっと詳しく知りたいとゆうのはありましたよね。

大勢出てくるので・・・。

 

ルイス・クー演じるホン・マンコンの弟の妻ですか、あの女の人がなんであんなに暴力的なんや、とかね。

あの人も末路も気の毒なものですが・・・。

 

サイモン・ヤムさん演じる、チーキットのおじさんの刑事さんも、もうちょっと情報が欲しかったかな。

 

まあ、話は自分で観てもらって(;´∀`)

 

とにかく、病に蝕まれている娘の父親で刑務所の看守であるパパのトニー・ジャー。

 

臓器売買組織に潜入捜査している捜査官、ウー・ジン。

そのおじさんで刑務所に入ったウー・ジンを救出しようとするサイモン・ヤムさん。

 

そして、心臓の病で危険な状況にある臓器売買組織の親玉、ルイス・クー(嫌悪感を感じる演技のイヤな役なのであまり触れたくない汗)。

 

 

タイの刑務所の所長でありながら臓器売買組織にも深くかかわるアグネス・チャン!!・・・でわなく、マックス・チャン。

 

なんでこんなイケメンが所長!?って感じですが。

 

それぞれの運命が交差する時、暴動とケンカと残酷と殺し合いと無駄に人が死ぬ臓器売買の恐怖とギリギリの救出劇と、そして少女の命を救うための生き残り戦と一つの心臓をめぐる追撃戦が展開され、熱き闘魂を煮えたぎらせた男たちの絆に哀泣する最高峰ノワールアクション、ここに極まるビックリマーク

 

あと、ウー・ジンのスマホを拾った漁業のおにいちゃんがメチャクチャいい味出しまくってました。

いいですね~、ああゆうキャラは。

 

 

ま、話的にはやはり複雑でうかうかしてると置いてかれるワケですが、イケメン所長があきらかに悪く出てくるとテンションがマックス・チャンです。

 

 

で、ついに暴れだした時の素晴らしさクラッカー

 

ピョン、ダ、ダ、ダ!!みたいに一瞬で片づけますビックリマーク

 

やはり素晴らしいアクションですね~。

狂暴なる舞・・・noriさんが大興奮なのもよくわかりました(´∀`*)

 

暴動の場面でノーカットでカメラが移動していくのが好きです。

 

そして電波探しつつ、しつこく戦うのがちょっと笑えました(^_^;)

 

 

後半、それほど強くはないサイモン・ヤムさんも甥と自らの命を救うため、必死の決断・・・そして激痛の中、男を魅せて観客を引かせるビックリマーク

泣けます。

 

 

何度か出てくるけどセリフが皆無なため、ただただ不気味さだけが強調されるナイフ使いの怖い杀手(殺し屋)。

 

ボスのため、ボスの弟をおんぶしてせっせと運ぶ真面目な面もあり。

なんぼくらいもろうてはったんでしょうね~、お給料。

でも足が逆向けにあせる

 

 

演じるは、张驰さん。

私がこの映画の直後に観た『イップ・マン 誕生』(2010年)にも出演してたそうです、もっと普通の役で。

 

ウー・ジンとの激闘に手に汗握ります。

 

 

うわ~、怖ッ、何してんのん、こいつら~あせる

 

と受付のおねえさんたちも固まります。

 

 

しかし、話自体はかなり悲しいもので、なかなかスカッとした気分にはなれません。

すごく重苦しい・・・。

兄弟の骨肉の争いもあり・・・。

 

やはり一番は、トニー・ジャーの娘、サーちゃん8歳の安否が気づかわれます・・・と、言いつつ、この子が勝手に病院を抜け出してウロウロしてしまうのだ~あせる

 

そこで、バンコクのド真中であるケモノと出会う場面に不思議な感動がありました・・・さすがは、「殺破狼」ビックリマーク

エンディング・ソングもソレがらみです。

 

 

トニー・ジャーもウー・ジンもかっこいい。

サイモン・ヤムさんもかっこいい。

しかしどうしても目を奪われるのは所長を演じるマックス・チャン。

 

銃弾をスッ、スッ、とよける姿にも痺れます~ヾ(*´∀`*)ノ

 

ところで、彼のヤバイ仕事をする部下たちが韓国語を話してたように思ったんですが、あの人たちはタイ在住の韓国人犯罪者たちでしょうか。

 

心なしか、斧とかを武器にしてたような。

でも、韓国語が下手だったような。

 

 

トニー・ジャーの腕に巻かれた鎖は、余計に敵を痛くするための武器か、はたまた伏線か。

重いだけのような気もするが・・・。

 

以前、書きました、私が好むアクション映画の「タメ」、この映画では効いてました。

いや、前半からかなりアクションはあるのですが、最後にメインイベントが用意されてたとゆうか、そこで、またドカンドンッとなる感じが素晴らしかったです。

 

 

この、金持ちのための病院で展開されるバトルが最高。

 

2対1でも負けないんだもんな~。

負けそうになったらまだ奥の手もあるし~。

 

マックス・チャン、素晴らしいですクラッカー

 

ただ、ルイス・クーがああなった時点で戦う意味がなくなったような・・・でも刑務所長としての自分の地位を守るためだったのかな~。

 

それもだけど、ホン・マンコンと弟のグダグダなファイトも怖い。

イヤな気分になってしまって汗

 

なんか、ここの舞台とか、ちょっと、パク・チャヌクっぽいとゆうか、『オールド・ボーイ』(2003年)的なムードもありましたよね。

モーツァルトですか、クラシック・ミュージックが流れたり・・・。

 

ただ、また同時に、この映画と韓国映画の一連の作品、特に違法な臓器売買を扱った作品は、また違うんですよね。

どっちがいいとかではなく、その違いをかなり感じました。

 

 

ビッターンドンッと、この両手ビンタは詠春拳の技でしょうかはてなマーク

 

 

ラストのあの感じ、私は好きですね。

ちょっと取って付けたような感じでしたが、感動しました。

 

 

映画では戦ってても仲良しなのがいいですね音譜

首を絞め合ってるけど。

 

ソイ・チェン監督の作品、私はどうやら、ドニー・イェン~アーロン・クォックの『モンキー・キング』シリーズ(2014年~)は観てたようですが、『孫悟空』モノとは共通点が感じられなかったですかね。

 

こっちはもっと残酷ですね。

映画としたら、かなりえぐいシーンが多いし。

 

でも、アクション映画としても、また普通に映画としても面白かったし、何より悪の所長さんが素晴らしかったです合格


 

ウー・ジン、マックス・チャンはともかく、トニー・ジャーの主演映画は初めて観ました(無言の役では『イップ・マン外伝 マスターZ』を観てます)。

あまりにも人の良さそうな顔つきですが、動きはさすがでしたし、優しいお父さん役ってことで好印象です。

サーが倒れた時、同じ病院の子たちがお父さんと一緒に心配して見守ってるのが可愛かった。

 

noriさん、いい映画をご紹介いただき、ありがとうございます!!

 

私もやっぱりマックス・チャンさんです音譜

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜☆⌒(*^-゜)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香港映画 イップ・マン 誕生 2010年

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你好(^-^)ノ

いつも、ホントに多謝ですキスマーク

 

KBS京都では、8月13日から韓国ドラマ、『ホジュン 伝説の心医』(2013年)が放送されます。

KBS京都が映る方は是非。

 

キム・ジュヒョク、パク・ジニ、ナムグン・ミン、パク・ウンビン・・・ほか、キャストが豪華、もしもノーカットなら135話と長大・・・何といっても故・キム・ジュヒョクさん主演のドラマですので、私も頑張って観たいところです。

 

観たい映画も多いし、時間がもっと欲しい~。

 

 

 

7月31日、この映画を観ましたカチンコ

 

 

 

 

 

ブルース・リー伝説の師「葉問」の原点はここにあったー
若き日のイップ・マンを描く本格“詠春拳”アクション・ムービー

 

 

 

イップ・マン 誕生

 

 

イップ・マン 誕生
原題:叶问前传
英語題:The Legend Is Born: Ip Man

韓国語題:엽문전전


(2010年、香港映画、100分、G)


監督:ハーマン・ヤウ
脚本:エリカ・リー
武術指導:トニー・リャン


キャスト
デニス・トー
ルイス・ファン
サモ・ハン・キンポー
ユン・ピョウ
クリスタル・ホアン
ローズ・チャン

澤田拳也
シュー・チャオ
ラム・シュー
バーニス・リウ


配給:日活


ハッシュタグ: #イップマン誕生

 

 

解説: ブルース・リーの師として知られるイップ・マンの青年期を描いたカンフーアクション。生涯の伴侶となる女性との出会いや、ライバルでもあった義兄イップ・ティンチーとのエピソードなどが描かれる。1905年、中国広東省・佛山市。6歳のイップ・マンは義兄イップ・ティンチーとともに詠春拳の宗師チェン・ワースンに弟子入りし、妹弟子のメイワイらとともに修行を積む。やがて立派な青年に成長したイップ・マンは、副市長の愛娘チャン・ウィンセンと出会う。ウィンセンはイップ・マンを気にかけるが、メイワイもイップ・マンに淡い恋心を抱いていた。(映画.com

 

 

なんで日本版ポスターではラム・シューさん演じる副市長がでっかく載ってるねん!?

 

などとゆうことはともかく、2008年から始まるウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演版の『イップ・マン』シリーズに対して、ハーマン・ヤオ監督版の作品ですね。

ハーマン・ヤオ監督版はこのあと、老境にさしかかったイップ・マンを描く『イップ・マン 最終章』(2013年)が作られてます。

 

監督さんが違う、別の映画ではあるけれど、実在の同じ人物の伝記映画だからか、共通点も多く、ドニー・イェン版のプリクエル・・・前日譚といっても無理のない感じですよね。

 

 

昔、中国広東省、佛山の武館では子どもたちが詠春拳を熱心に習っていた。

 

イップ・マンのお父さんは武館にここの土地を貸してはったみたいで、その縁もあってか息子のイップ・マン、そして養子にしたティンチーを連れてきて、武館で預かってもらうことになった。

 

たしかに厳しい格闘技の道場ではあるけど、見ようによっては保育園に見えなくもない。

子どもたちの楽しみはもちろん食べること・・・。

 

イップ・マン、ティンチーと一緒に詠春拳を学ぶ中にはメイワイとゆう女の子もいた。

子ども時代のメイワイを演じるのはご存知、シュー・チャオ(徐嬌)。

『ミラクル7号』(2008年)の主役の子です。

 

 

お~、出てる出てる~、って感じでした。

 

 

武館の先生はサモ・ハンさん。

そして、先生のあとを継ぐことになる先輩はユン・ピョウさん。

 

ユン・ピョウさんって私、どうしても顔がわからなかったのですが、この方ですか~。

 

 

先生と先輩は詠春拳の素晴らしさを見せてくれた。

すなわち、目隠し。

 

 

ちなみに先輩は基本的には厳しいけど、のちに、飽くなき探究心に目覚めた青年、イップ・マンが正統な詠春拳から逸脱せんとした時、これにかなり激怒、イップ・マンを破門すべきかどうか悩むことになったが、師匠の墓前でコイントスしながら悩みまくるような心優しくお茶目な一面を持ち合わせた人物。

 

 

デブゴン先生はイップ・マンのたぐいまれなる素質を見抜いていた。

そしてご自分の死期をも悟っておられた。

 

観てて、先生、はよお薬を飲んでください~汗と思いましたが、もう先生はわかってらっしゃったのだろう。

 

武館は先輩が継ぐことになり、イップ・マンは修行に励んだ。

みんなが稽古をやめてもなかなか休憩しないところに「詠春拳バカ」の人生がすでに始まっている。

 

メイワイは実はイップ・マンのことが好きなのだが、詠春拳バカは鈍感でした。

そしてそんなメイワイのことをティンチーはそっと愛しているのだった。

 

 

そんな折、「縁日」に武館も屋台で参加してたのだが、外国の珍しい蓄音機に目を奪われたイップ・マンはある姉妹と出会った。

副市長さんの娘たちである。

 

姉妹の姉、チョン・ウィンシン(クリスタル・ホアン)は、レコードのことをよく知らずに傷をつけてしまった無知なくせに触りたがりなイップ・マンに代わって代金を払ってやるのだった。「気持ちを買ったの」とか言って・・・。

 

ところが町のチンピラたちが大道芸の少女たちにイチャモンをつけ、正義感の強いウィンシンが咎めたら、ちょっと暴力的な状況になり、詠春拳の武館の若者たちがチンピラたちを懲らしめることになった。

 

 

若き日のイップ・マンはやはり、若い頃からこんなことをしていた。

チンピラ連中を懲らしめるのがちょっと楽しそう。

若いの、うぬぼれは禁物じゃよ(´∀`*)

 

もちろん、私たち観客の方も楽しい。

 

 

そのこともあって、ウィンシンにとってイップ・マンは気になる存在になる。

 

 

それで妹にラブレターを託し、イップ・マンに届けてもらうが、出てきたメイワイはイップ・マンが今はいないと嘘対応(実はいる)。

恋敵は容赦なく潰す。

 

メールとかラインとか、ない時代の話です。

 

 

お陰でイップ・マンはウィンシンの気持ちを知ることなく、香港のステファン書院へ勉強に行ってしまった。

 

香港の学校の食堂の習わしが変な感じでイヤなんですが、それよりもイップ・マン、中国人をバカにした外国人を45秒くらいで懲らしめた。

 

昔から、外国人に中国人が蔑まれるのがイヤな人です。

でも、昔の方がちょっと気が短いかな。

普段はおとなしい青年だけど。

 

 

傲慢な外国人を懲らしめたことでイップ・マンは早くも町のヒーローとなった。

 

が、その懲らしめた外国人青年のために打ち身の薬を買いに行ったら、薬屋さんのおじいちゃんも詠春拳をやってるとのことで、ちょっと手合わせしたら、異様に強くてイップ・マン、かなわない。

 

ここ、私、大好きですね。

 

 

おじいちゃんの名はヨーダ、でわなく、リョン・ビック(梁璧)。

演じるはイップ・チュン(葉準)さん。

現実のイップ・マンの息子さんですね。

 

俳優としては超・ド素人のはずですが、存在感が違います。

 

 

リョン・ビックさんと詠春拳の関係など、詳しいことはともかく、私は観てて、『イップ・マン 継承』(2015年)で、チョン・ティンチ(マックス・チャン)が「イップ・マンの詠春拳は正統ではない」と宣言して、自分が正統派の道場を開いたことと、連なっているのではないかと思いました。

 

 

イップ・マンはリョン・ビックから新しいことを多く学びます。

ルーク・スカイウォーカーとヨーダの関係のよーだ。

 

そしてお土産をいっぱい買って佛山に帰るのだった。

 

 

その頃、佛山港では日本人の北野(澤田拳也)が何ごとか、悪いことをスタートしているようだった。

 

その北野の娘か妹かよくわからないけど、ティンチーがいた道場に『帝都物語』の加藤保憲みたいな格好で道場破りにやって来て、刀とか振り回すバーニス・リウがなんか凄い。

 

 

帰ってきたイップ・マンは久しぶりに兄・ティンチーと手合わせ。

 

 

よく考えたら、ドニー版の『イップ・マン』ではこの二人、「山賊」みたいな悪役を演じてたんですよね。

デニス・トーはこの『誕生』と同じ年に公開されてる2作目の『葉問』(2010年)では市場の乱暴な格闘家を演じてたりして・・・。

 

いや、演技がぜんぜん違うし、それはそれで面白いと思います。

 

 

詠春拳にはなかった新しい方法とかを取り入れたイップ・マンのやり方にみんな驚き、教えてー、教えてービックリマークと大騒ぎ。

 

しかし、そのことで頭の固いユン・ピョウ先輩の怒りを買うことに。

 

 

そして、ヴァンパイア映画を観に行った時でしたか、イップ・マンはウィンシンと再会し、二人はデートとかするようになる。

 

この時、ないがしろにされるお金持ちの坊っちゃんがメチャクチャ気の毒。

 

メイワイはとうとうウィンシンにイップ・マンを取られそうになって泣いてしまうのですが、この時にローズ・チェンの演技に私も心打たれ、もらい泣きしてしまいましたよー。

 

そんな時、顔では数レベル劣るティンチーがメイワイに優しく寄り添うのですが、そんな急に気持ちとか変われませんてあせる

 

娘がイップ・マンと付き合ってると知った副市長さんは猛反対。

絶対に許さんぞむかっと言ってますが、そこへ正装してお父さんに会いに来るイップ・マンが男として立派。

二人は何ごとか話し合うことになり、ウィンシンも笑顔ですが、何を話し合ってたんでしょうか~。

 

結果としてメイワイはティンチーと結婚することになりますが、その式の夜、日本の悪い人たちがイップ・マンを陥れて、中国にイジワルをしてくのだった。

 

 

ん~、ここまでは良かったんですがね~、個人的にはこの映画、ここからがいただけませんね~、好みじゃなかったわ~あせる

 

日本人が悪役なのは別にいいんだけど、物語の展開と、悪役たちの作戦がね~、ハッキリ言って気に入りませんな~。

 

正直、私は前半のまま、淡々とほのぼの系の「イップ・マンの青春時代」でいっちゃって良かったと思うんですよねー。

無理にそこまで暴力的なドラマにいかず・・・。

 

せいぜい、中国人をバカにした日本人と戦って懲らしめる、とかで・・・日本の変な組織との戦いとか、映画としては荒唐無稽にも思えるのに、ああまで深刻で悲しいことが起こって終わる必要はなかったように思えてなりません。

 

 

ニンジャ軍団はいいんですけどね~、むしろ好きですよ。

でもね~、日本人の子どもを中国人の家の前に捨ててスパイにしてる、しかもその子どもたちを箱に詰めて運んでるっちゅうのがね~、そんな回りくどくめんどくさいこと、実際はなかったに決まってるでしょ。

作ったにしてもあんまり面白くないねー。

 

しかもそのことで悲劇的なことが起こって、私は悲しかったですよ。

 

 

しかし!!

イップ・マン対ニンジャ軍団のあたりのアクション・シーンは素晴らしかったです。

そうなるともう、納得でしたね。

 

けど、肝心のラスボスの北野があんまり強くないのも残念でした。

あれならもう、意外なところから武器を出したりしてイップ・マンを苦しめてくれた方が面白かったのに。

 

でも、目潰しをくらったイップ・マンが昔、デブゴン先生から教わったことを思い出すのは感動でした。

 

まあ、映画を観終えて一番、疑問に思ったのは、ラスト、「詠春部屋のおかみさん」みたいになったウィンシンがその後、ウィルソン・イップ監督版の作品ではなんであんなに夫の武術熱をイヤがって、怒ったりしてるのか、その間のことが気になりましたよ。

おそらく、イップ・マンが詠春拳一辺倒で家族と過ごす時間をないがしろにした、とかでしょうけど。

 

 

その他、川井憲次さんのあのテーマ曲が流れない、とか不満はあるにはありますが、この作品はこの作品で良かったんじゃないですか。

デニス・トーの初々しいイップ・マンも良かったです。

悪役がもうちょっと魅力的だったらなお良かったんですが・・・バーニス・リウの持ち味か、素でイジワルそうな感じは気に入りました。

 

あと、エンドロールで元気に流れる冼國林、「千尺浪」も好きですね。

 

そんなんで次は、アンソニー・ウォンさん主演の『イップ・マン 最終章』(2013年)ですね。

近いうちに観ようと思います。

 

でわ、でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜☆⌒(*^-゜)v


 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 ジャングル・ジュース 2002年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

ニュースなどで日韓関係がどうのこうのですが・・・念のため、韓国映画、韓国ドラマ、K-POP、そして韓国モノを愛するファンの皆様、あんまりそんなん気にせんといてくださいよー。

そもそも文化と政治は・・・とか以前に、政府のやったことと個人の見解は別モンですから。

ことさら政府のやったことに賛成である必要はないし、それで一喜一憂することもないんですよ、本来。

気にするだけ損かもしれませんし、国家間の軋轢とかそんなんで人の気持ちまでは、そこまで変えられるものじゃないでしょう。

それで変わるんなら、その人がそんな人なんですよ、きっと。

逆にそんなんで一喜一憂して国民が右往左往するんなら、その方がアカンでしょ。

はあ~、書くのがめんどくさい(o´Д`)=з

 

そりゃあ韓国と日本が仲良くしてた方がいいですよ。でも、険悪ムードにしたのは両国の政治家とか、そんな人たちで、ウチラは一個もそうしてくださいとお願いした覚えがありませんから。

それでウチラに弊害が出るんなら、やった人間が責任取れよ、ってだけの話ですから(まず絶対に取らないんでしょうけど)。

人が勝手にやったことなので、私なんかは関係ないと思ってます。

私なんか、ず~っと政治が頼んでないことばっかりやってるので、その点では1mmも期待はしてません。

私はこのことで自分の気持ちが変わることもないので、ご立派な識者の意見に耳を傾けて安心するといったこともないです。

むしろ、テレビタレントとかテレビ弁護士とかに得意げに話さんといてほしいほどで。

 

まあ、まあ、しばらくは日韓の間でいやがらせ合戦とか仕返し合戦が続くのかもしれませんが、それはやりたい人同士でやってください。

それで勝った負けたの、どっちがいいの悪いのに一喜一憂してたらええんちゃいますかね。

 

その結果がどんなものであれ、私は気にしないし、関係ねえよ。

私は映画を観て、音楽を聴いて、そしてブログを書くだけです。

特に国と国の関係はスポーツやゲームじゃないんだから、応援したって面白いはずがない。

あと、相手の国の人たちが困るとか苦しむのを喜ぶとか、根本的に人としてどうなんよはてなマーク

それ、普通はてなマーク

 

てゆうか、ホワイトなんとかの話題も、この前の参議院選挙と10月の消費税上昇から人々の目をそらす策略なんちゃいますかね~。

 

 

 

そんなんで・・・つまらないニュースは忘れさせてもらって、暑い夏の盛りにピッタリのアホな映画について書かせてもらいます。

 

え~、私が観たのは今年の3月19日だったんですが、もしも記事に書くのなら今頃が一番じゃないですかね。

 

2002年と、ちょっと昔の映画です映画キラキラキラキラキラキラねこへび

 

 

 

 

 

この展開って、どうよ?

 

 

 

ジャングル・ジュース

 


 

ジャングル・ジュース
原題:정글쥬스
英語題:Jungle Juice


(2002年、韓国映画、103分)


監督・脚本:チョ・ミノ
撮影:イ・ドゥマン
音楽:キム・ジェウォン、パク・ヨン
美術:イ・デフン
武術:シム・ジェウォン、イ・ホンピョ


出演:チャン・ヒョク、イ・ボムス、ソン・チャンミン、チョン・ヘジン、キム・マン、キム・レハ、、ポン・テギュ、ハン・ギジュン、パク・ウォンサン、ファン・ソクチョン、キム・ソネ、ソン・ジュヨン、アン・テゴン、キム・ジュンギ、ユン・ジェムン、キム・ジェマン、クォン・テウォン ほか

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

2002年頃の韓国映画にはホントにアホな傑作が多くって、私なんかは嬉しくなるし、そんな映画を作ってしまってた韓国とゆう偉大な国にも尊敬の念を禁じえないんですよね。

 

ストーリーは詳しく書きませんが、ってゆうか、あまりにもグチャグチャしてるので書けないとゆうか、キッチリ書いてたら大変ですわ。

 

この映画、すっかり更新が途絶えてしまった私のブロともさんも観てはって、そうゆうことは私はちゃんと覚えてるんですが、こうして書きながら、どうしてはるんかな~はてなマークと、ちょっとせつない気分(´・_・`)

 

舞台は清凉里(チョンニャンニ)588・・・今は変わってしまったとのことですが当時はかなりデンジャラスな雰囲気の街・・・ですが映画で見る分には面白いから問題なしビックリマーク

 

 

この淫靡で騒がしい街にバカが二人いました。

ギテ(チャン・ヒョク)とチョルス(イ・ボムス)。

とにかくやることなすこと規模が小さい。

が、エネルギーはあり余ってるようで、その分、めんどくさい。

 

 

ギテは弱い者にはめっぽう強く、闇でアダルトDVDを売ってたペンジルとかゆう若造を追い掛け回して、ボロ車をせしめる。

そしてチャッカリつまみ食いが得意。

 

チョルスはサッカー大好きで子どもたちを集めてサッカー三昧。

が、そこへゴロツキどもが来て(ゴロツキのリーダー格はポン・テギュ)、もめて、やっつけるのかと思いきやボコボコにされてる。

 

二人の地元界隈・・・街並みがいいんですよね~。

 

 

この女性は第3の主役、メグ・ライアン。

お仕事はプロスティテュートをなさってます。

演じるはチョン・ヘジンさん。

言ってええのかな~はてなマーク

ええんでしょうビックリマーク

今はイ・ソンギュンさんの奥様です。

 

が、この映画、チョン・ヘジンさん的には思い出したくないかも。

えらい大胆に脱いじゃってるので・・・。

 

念のためですがこの映画、なんぼ若き日のチャン・ヒョク主演であってもなまじっかの気持ちで観たらダメですよ~(^_^;)

 

早い段階でチャン・ヒョクのベッドシーンはあります。

が、ま~、お下劣系なこと(;´∀`)

セリフも酷いし、考え方もおかしい。

 

どっちか言ったら男性向きちゃいますか。

女には向いてないよーあせる

 

 

二人はワニの兄貴(キム・レハさん)が予備軍訓練に行ったことで、カバの兄貴(ユン・ジェムンさん)にスカウトされ、あまりにも暴れるので組からも持てあまされ気味の極悪凶暴極道、ミンチョルさん(ソン・チャンミンさん)に使われることになった。

 

そして、ミンチョルさんたちがヤクの売人(アン・ネサンさん)と取引するとこへ同行したのだが、またそのボロボロのビルが廃墟みたいで怖いのよ。

なのに変なガキもいたりして。

 

この映画、ジャンル的にはコメディなんですけどね~、急に残酷なバイオレンスが炸裂するのでけっこう怖いんですよー。

 

その笑いとグロのさじ加減が絶妙とでも言いましょうか、コメディのくせに凄惨だから、変に笑えて余計にキテレツ。

 

そんなんでヤクの売人の凶暴な手下にカバの兄貴は速攻でむごたらしく殺され、ミンチョルさんも大怪我を負ってしまう。

 

もちろんギテもチョルスもビビってしまい、何もできず。

 

で、まあ、いろいろあるんですけどね、親分さん(キム・マン)がそのブツを奪った二人組を探し出すか、失敗した取引の分、ギテとチョルスに弁償しろ、とムチャ言ってきた。

期限は三日。

そんなもん、二人にすぐ用立てられるワケないじゃないですか。

 

 

チョルスは仲間の子どもに中学生たちを恐喝させるけど失敗。

しょうがないので腎臓を売りに行ったがいろいろあって挫折。

ご両親から借りようとするもやはりそれも無理。

 

ギテはおばちゃん相手にイメクラで稼ごうとするも嘔吐。

 

 

で、メグにカツアゲの方法を教わって実行しようとするんだけど、これが丸ごとまた無駄なシーンで(^_^;)

けど、私にはその一瞬、一瞬が輝いて見えますキラキラ

 

そして二人はなぜそうなるのかわかりませんが、薬屋さんに泥棒に入ってあらゆる薬をまぜこぜにして服用。

異常なトリップ状態に陥り、そのままATMを襲撃。

パトカーに追われ、悪夢の一夜を過ごす。

まー、ええ逃げっぷりですが、なぜ、そのまま寝るはてなマーク

 

 

案の定、警察に捕まり、お巡りさん相手に変な言い訳を力説。

 

バット片手に取り調べに来た刑事さんはパク・ウォンサンさん。

ギテとチョルスはサツの犬になり、盗聴器を身に付けて組事務所に戻る。

この盗聴作戦は失敗し、組と警察は大乱闘。

ヤクザ役の人たちが本物にしか見えない・・・。

その間にバカ二人は脱出。

 

 

墜落して病院行き。

忙しいわー。

 

いろいろあってギテはメグの手引きで病院を脱出。

 

その間、チョルスはヤクザが窓から落としたブツを見つけた「野良犬=キム・ヒョンス」とゆう役名のポン・テギュくんからブツを奪う。

ブツを食べるバカモノ・・・ブツはコカインでした。

どえらいモンを手にして狼狽えまくるバカ二人。

 

 

メグの方が割り切っていた。

売ったらええやん、そんなもん。

 

彼女、自分の職業のことをバカにされると手にチェーンを巻いてキレます。

 

 

その頃、ミンチョルさんはワニに銃の手配を命じ、釜山でカタをつけることにしてた。

 

 

ギテ、チョルス、そしてメグはブツの取引のため、釜山はチャガルチ市場を目指すが途中で車が故障。

なぜか車をめっちゃ楽しそうに壊す3人・・・車爆発。

 

実はメグは釜山カモメ組の元ナンバー2だったとか・・・。

で、ナンバー1のチジンを演じるのはあのファン・ソクチョンさんだったりする。

 

そして急に「実の母ちゃんは釜山出身なんだ」と衝撃の告白をコソッと口にするチョルス(が、誰も反応しない)。

 

釜山の風景がホントに美しい。

 

 

ま、結局、取引を手伝ってもらう気だったカモメ組の女たちにブツを横取りされてしまうんですが。

 

 

やっぱり取り返して3人は自力でブツ売りさばこうとする。

 

 

こうして3人組、ミンチョルさんたちヤクザ、ヤクの売人たち、そしてパク・ウォンサンさんたち警察の皆さん、この4組が海雲台のスペースシップで鉢合わせ・・・やけにカラッとした大殺戮に突入するビックリマーク

 

 

ここでのギテとチョルスの行き当たりばったりの活躍も素晴らしいんですが、もっと驚かされるのがチョン・ヘジンさん演じるメグ。

キム・レハさん相手に、韓国の女は土壇場になったら死にもの狂いの暴力も躊躇しねえビックリマークみたいな強烈なバトルでした・・・凄ッ!!

 

 

結末もバカバカしいけど、ホントに大好きビックリマーク

 

 

チョ・ミノ監督はこのあと、けっこういい映画を作っていき、そして今年、2019年にはコ・アソン主演の『抗拒:ユ・グァンスン物語』を公開。

 

この映画は「3.1運動を代表するユ・グァンスン烈士の物語」で、シリアスな歴史・伝記映画のようです。

 

『ジャングル・ジュース』とぜんぜん違う作風なのは確かみたい。

 

 

コメディ + 犯罪 = グチャグチャ、みたいな映画ですが、私は好きですねー、この映画。

教養とは無縁でバカバカしくって無駄が多くて笑えて・・・いいんじゃないですか、こうゆう映画も絶対。

 

主役の二人も最高でしたね~。

今や、大御所になりつつある二人の明るいチンピラぶり・・・そしてチョン・ヘジンさんのスケ番ノリ・・・好きです。

 

ロケーションでしょうけど、なんか映画からにおいを感じるんですよね・・・ちょっと懐かしいような・・・特に釜山に行ってから。

ただ笑えるだけじゃなく、なんかあるんですよー。

 

でも下品で残酷でバカなので、観る人は選ぶと思いますよ。

ご家族で、などはもってのほかですし。

 

でも、こうゆう韓国映画を本物の映画ファンにも観てほしいです。

 

まあ、今年最初に韓国で大ヒットした『極限職業』もコメディですし、やっぱり韓国はコメディ大国ですよね。

 

まさか買ってまでも観る必要はないと思いますが、もしもレンタルDVDさんで見つけたら是非、借りていただきたいと思います。

 

でわ、今日も最後までありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 時間回廊の殺人 2017年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

本当に異常に暑いので、皆様、どうか、ご注意を・・・ひらめき電球

正直、ずっと屋内で過ごしていたい気分ですが、でもやっぱり夏もいいものですしね~。

体力に自信のある方は是非、お出かけになっていただいて・・・。

まあ、映画館で映画、が無難じゃないですか・・・お金はかかるけど。

 

 

 

昨日、8月9日から公開がスタートしてますNEW

 

僕の中のあいつ

映画 僕の中のあいつ 公式サイト

 

これは面白そうビックリマーク・・・是非!!

 

 

 

前回の記事の「枕」で書いた日韓関係についての私の見解は、あくまでもおぼつかない私の正直な気持ちですので、そんなもんです。

 

しかし!!

世の中には思慮深く、ものごとに精通しておられる方々も大勢おられ、こと日韓関係については、韓国に住んでおられる日本人の方々のブログをいつも読ませていただき、学ばさせてもらっています。

 

私が信頼する方のお一人には韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!とゆうブログもなさってる、武藤克精先生(日韓比較文化学専門家 / 文化交流コーディネーター / 日韓未来ハートタンク代表 / サムスン人力開発院講師 / 韓国語マガジン『サランヘヨ・ハングンマル』編集長)がおられます。

 

武藤先生が昨夜書かれた記事を是非、読まれることをオススメ致します。

 

■なぜ、韓国人はいつまでも歴史問題を訴えるのか?ヾ(≧∇≦)〃♪

 

私も読んでいるうちに得心がいって、心がスーッと穏やかになりました。

最近の韓国が理解できない、また現実の韓国がなかなか見えない方々は是非、読んでください。

 

そして韓国映画を観るビックリマーク

 

 

 

これはあくまでも私の印象ですが、最新の映画について書いた記事ほど、アクセス数が多いように思います。

まあ、そりゃそうかもしれません。やっぱり今、話題になってる映画ですしね。

でも私の場合はそうそう最新の、公開中の映画ばかり観て書くわけにもいかないので難しいところです。

だから、公開が終わってレンタルが始まって、旧作扱いになった映画がどうしても多いかな。

今回もそんなちょっと前の映画について書かせていただきます。

 

 

 

8月6日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ時計

 

 

 

 

 

一家を崩壊させた凄惨な殺人事件。

25年の時を超え、全ての謎が解き明かされる ――。

 

 

 

時間回廊の殺人

 

 

時間回廊の殺人
原題:시간위의 집
英語題:House of the Disappeared


(2017年、韓国映画、100分)


監督:イム・デウン
脚色:キム・ヒョヌ、イ・ガンミン、イム・デウン、ユ・ヒギョン
脚本:チャン・ジェヒョン
PD:パク・ソニョン
助監督:パク・テヒ
撮影:パク・チェホン
照明:キム・スンチュン
音楽:キム・ウグン(AURA MUSIC)
美術:ペク・キョンイン


出演:キム・ユンジン、オク・テギョン(2PM)、チョ・ジェユン、パク・サンフン、コ・ウリム、ファン・ジュヌ、カク・チヘ、ウ・サンジョン、キム・ミンジョン、キム・ナヨン、ペ・ウジン、チャン・ボンス、ソン・ミンス、シン・ヘジョン、キム・ヒョン、チョン・フィホン、カン・セイン、チェ・デウン、ソン・ミヒ ほか
特別出演:イ・ハヌィ、パク・チュンミョン、ペク・トビン、イ・ドンギュ
友情出演:ユ・イニョン

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

解説: 映画「シュリ」「国際市場で逢いましょう」、テレビシリーズ「LOST」などヒット作に出演する韓国の国際派女優キム・ユンジンが主演し、人気アイドルグループ「2PM」のテギョンが共演したミステリーサスペンス。1992年11月11日、閑静な住宅街で起こった殺人事件で、夫と息子を殺害したとして被害者の妻で母のミヒが逮捕される。しかし、息子の遺体は見つかっておらずミヒは無罪を訴えるが、懲役30年が求刑される。25年後、仮釈放されたミヒは、息子を捜す手がかりを求めて事件現場となった家に戻り、そこで何者かの気配を感じ取る。一方、受刑者のケアを担当しているチェ神父は、頑なに心を閉ざしているミヒの過去を調べていく中で、事件現場となった家にまつわる驚くべき過去を突き止める。(映画.com

 

 

この映画、観ると決めた方は何も知らずに観るのがベストだと思います。

正直、うちのブログなんか読まずにいきなり観てほしい。

でも、まあ、書くだけ書かせてください。

もしくは観たあとで読んでもらうか。

 

1992年、11月11日、ウィルン洞34番地の古びた家で殺人事件が起こる。夫チョルジュン殺害の容疑で逮捕されたのは妻のカン・ミヒ(キム・ヨンジン)。彼らの息子ヒョジェ(パク・サンフン)の血痕は確認されるも遺体は発見されなかった。

ミヒには懲役30年が宣告され、彼女は服役することに。

 

 

25年後、仮釈放されたミヒは事件の現場である家へと戻った。

ミヒは消えた息子を見つけ出したいのだった。

彼女は喉頭ガンに侵されていた。

25年を経た今でも、ミヒは家に漂う不気味な気配に恐怖を感じていた。

 

ミヒを訪ねてきたチェ神父(オク・テギョン)だが、長く刑務所にいたミヒは彼にも心を開かない。

それでもチェ神父は25年前の事件について調べ、その中で事件の舞台となった家そのものにまつわる、ある怪異な過去の事件について知っていくことになるのである。

 

 

時には迷惑がられつつも・・・。

 

もうちょっと書きますか。

 

 

映画は年老いたミヒの現在と過去の回想シーンが交互に進みます。

 

25年前、ミヒは刑事だった夫のチョルジュン、最初の夫との間に授かった長男のヒョジェ、今の夫との間の次男であるジウォン(コ・ウリム)とあの家で暮らしていた。

 

夫は実の子であるジウォンのことは可愛がるのだが、ヒョジェのことはそうではなかった。

また浮気をしているようでミヒとの仲も上手くいっていなかった。

 

私、最後までちょっとわからなかったのですがミヒはなぜチョルジュンとの結婚生活を続けていたのか・・・ほんと、感じの悪い男だったので。

 

まあ、結婚当初はいい人だったのかもしれませんが。

 

そして、ヒョジェは遺伝性の心臓病を患っていて、ヒョジェ自身、そのことでパパみたいに死なないか心配してるんですね。でもミヒはきっと治療法があるから大丈夫、と・・・。

 

ある夜、酔って帰った夫が出て行ったあと、家に不気味な音が響きます。誰かが戸を揺さぶるかのような・・・そしてミヒの寝室に誰かが侵入しようとします。怖いぞ~汗

 

その後、ヒョジェの手には謎の脅迫文が。

 

 

〝出ていけ 子供が死ぬ〟

 

 

ヒョジェは誰にこれを渡されたのか、答えない。

 

 

子どもたちが通う駄菓子屋さんのおばあちゃん(キム・ミンジョンさん)が言うには、ミヒたちの住む家が立つ土地はダメなんだ、と。

いくつもの霊がさまよっている・・・とも。

 

 

そこで、「地相鑑定士」、つまり風水の先生に家を見てもらうんですが、その役を演じるのはイ・ハヌィさん。

先生は予想外の事態に恐怖することに。

 

いいですか、例えば水脈だとか風水が問題だってゆうんじゃないんですあせる

 

 

で、次にミヒが相談に行くのは・・・汗


 

巫女(ムーダン)の先生。

先生役はパク・チュンミョンさんで、キム・ユンジンとは『ハーモニー 心をつなぐ歌』(2010年)で共演してはりますね。あの女子プロレスラーです。

 

お弟子さんはキム・ナヨンとゆう女優さんで、ちょっと笑わせてくれるのがこの映画では息抜きになってます・・・すぐに怖くなるけど。

 

 

で、家に来てもらって儀式を行ってもらうことになるんですが・・・。

 

 

やっぱり怖いですよね、ええ(lll゚д゚)゚。

 

 

ここからが重要ですが、あらすじはここまでにしときます。

 

この作品、2013年のベネズエラ映画、『マザーハウス 恐怖の使者(La casa del fin de los tiempos)』の韓国版リメイクだそうです。

 

 

ポスターが怖い(>_<)

 

こうして韓国リメイク版を観ると、オリジナル作品を観たくなります。

ありがたいことに日本でもオリジナル版のDVDが発売されてるんですが・・・そのジャケットが韓国版よりも怖いので困ってしまうあせる

 

韓国版も、最初、事件モノかなと思って観てると一気にホラーっぽくなるし、いろいろ怖いので怖がりの人たちには向いてません。

 

ですが・・・。

 

 

 

ドンッネタバレドンッ

※ 種明かしはしてないけど内容には触れてますひらめき電球

読みたい方だけマウスでドラッグしてください・・・汗

 

ミステリー、スリラーかと思いきや、ホラー風味全開になり、そして謎が解き明かされつつ、ファンタジー的な展開になります。

それも、韓国映画・ドラマでもよくある「時間モノ」、「タイムスリップ系」です。

私は観ながらハタと膝を打ちました。

なんと伏線がよく効いた、完成度の高い映画かと・・・ビックリマーク

 

真相のキーとなる人物に「陰陽師のあべの」って存在があって、日本人なんですが、陰陽師がそうして韓国でも知られているのが面白かった。

はい、怪奇な現象の原因に日本もからんでますよ。

これも実は理にかなってます。

 

そして最後には強い感動があります。

これは、お母さんの映画でした。

お母さんは我が子のためならどんなことでもできる、とゆう。

そんな映画だと知らずに観てた私は思わず涙しました。

ホントにいい映画でした。

 

実は『怪しい彼女』(2014年)に近いものもあって、そういった意味ではいかにも韓国映画でしたが、ベネズエラ映画のリメイクとのことで、やはりこうゆう母の思いは万国共通なのかな、と思わされました。

 

そして、ラストがまたいいんです。

ある人たちが再会するんですが、またここも泣きましたね。

 

ネタバレ、ここまでですひらめき電球

 

何も知らずに観たから余計に感動したと思います。

 

それと、映画が私に合ってたんだと思います。

もともとコレ系の映画や小説は私の好きな分野だったんですが、この映画はよく理解できました。

わからなかったところはないですね。

きっとオリジナルの脚本も優れていたんでしょう。

それを最高に上手い形で料理した韓国の作り手も凄い。

 

イム・デウン監督の映画はこれで3作、観ましたがこの作品が最高だったと思います。

『ホラーストーリーズ』(2012年)の第2話、「恐怖のフライト」も良かったけど、レオン・ライさん主演、中韓合作の『マッド・ドライバー』(2016年)はピンとこなかったので、やるじゃんビックリマークみたいな。

 

キム・ユンジンは映画のほぼ半分を老けメイクで演じてますが、メイクだけでなく演技でも老けててさすがです。女優としてやり甲斐があったでしょう。

 

テギョンくんの神父役、良かったですよ~。

テギョンくんの映画は初めて観ましたが、さすがでした。

かっこいいけど、役にハマってましたね~。

 

あと、子役たちも素晴らしかったビックリマーク

 

そして被害者役なのにチョ・ジェユンさんがイヤだった(^_^;)

 

そういったわけでこの映画、オススメなんですが、騙されたと思って何も知らずに観てほしいところです。

そうゆうふうに作ってある映画ですのでね。

ジャンルとかにこだわらずに観ていただければ。

 

怖い場面が多い映画ではあるんですけどあせる

 

私は非常に気に入りました、観て良かったです(´∀`*)

 

でわ、今日も最後までおおきにですキスマーク

またです~、アンニョン~(^.^/)))

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリッジ・オブ・スパイ 2015年 スティーブン・スピルバーグ監督作品

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 現在公開中の韓国映画 ドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

『工作 黒金星と呼ばれた男』 公式サイト

 

守護教師

映画 『守護教師』 公式サイト

 

僕の中のあいつ

僕の中のあいつ 公式サイト

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 8月16日から公開スタート ドンッNEWNEWNEW

 

感染家族

映画 『感染家族』 公式サイト

 

 

 

 

 

・・・うちのブログでは今年くらいから、ハリウッド映画など、非・アジア映画は観ても、書いておきたいことがなければ書かないこともあるですが、今日はごく新しいハリウッド映画について書かせてもらいます。

 

 

 

8月7日、この映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

ブリッジ・オブ・スパイ

 

 

ブリッジ・オブ・スパイ
原題:Bridge of Spies
中国語題:间谍之桥
韓国語題:스파이 브릿지
ドイツ語題:Der Unterhändler
ロシア語題:Шпионский мост


(2015年、アメリカ映画、142分、G)


監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:スティーブン・スピルバーグ、マーク・プラット、クリスティ・マコスコ・クリーガー
製作総指揮:アダム・ソムナー、ダニエル・ルピ、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング
脚本:マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:アダム・ストックハウゼン
衣装:カシア・ワリッカ=メイモン
編集:マイケル・カーン
音楽:トーマス・ニューマン

 

出演
トム・ハンクス
マーク・ライランス
スコット・シェパード
エイミー・ライアン
セバスチャン・コッホ
アラン・アルダ
オースティン・ストウェル
ミハイル・ゴアボイ
ウィル・ロジャース


配給:20世紀フォックス映画

 

 

解説: スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演、ジョエル&イーサン・コーエン脚本と、いずれもアカデミー賞受賞歴のあるハリウッド最高峰の才能が結集し、1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンスドラマ。保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる。第88回アカデミー賞では作品賞ほか6部門でノミネートを受け、ソ連スパイのアベルを演じたマーク・ライランスが助演男優賞を受賞した。映画.com

 

 

『ブリッジ・オブ・スパイ』。

 

本当に素晴らしい傑作だった『工作 黒金星と呼ばれた男』を観終えて、『工作』にかんする皆さまのレビューを読ませてもらってた中で、ちょっと細かいことは忘れたんですが、どなたかがその題名を出されてて、強い何かを感じた作品でした。

霊感じゃないけどね。

 

調べてみると、監督はあのスティーブン・スピルバーグ監督で、脚本にはジョエル&イーサン・コーエンが参加している!!

 

ジョエル&イーサン・コーエンは私がアメリカ映画界で最も好きな映画作家。

が、そんな映画に脚本で参加しているとは知りませんでした(もう一人、私は詳しく知らないけど、マット・シャルマンとゆう脚本家の人もクレジットされてますので3人体制ですね)。

 

しかも、あのスティーブン・スピルバーグ監督。

 

ですので、観てみました。

 

 

ソ連のスパイと疑われるルドルフ・アベル(マーク・ライランス)がFBIに捕まり、弁護士のジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)が弁護を担当することになる・・・そんな話です。

 

この映画、めちゃくちゃ良かったです。

 

アジア映画から何から全部、ひっくるめて今年、観た映画の中でも本当に気に入りましたし、めちゃくちゃ感動しました。

 

ちょっと最初は難しいんだけど、すぐに話が見えてきて大丈夫なんですが・・・それはトム・ハンクスとマーク・ライランスとゆう、ほんまもんの名優のお陰だと思います。

と、言ってこの映画の出演者は私の知らなかった人ばかりで、知ってる人は主役のトム・ハンクスと、もう一人、アラン・アルダだけだったんですけどね、そのキャストに馴染みがないってこともまた良かったんじゃないですか。

 

とにかく、いわゆる冷戦時代の1957年の時代背景とか世界情勢とか、そんなんは私はぜんぜん知らないんですがね、知らないんですけど、けどなぜか、この映画だけはス~ッとわかったんですよ。

ほんと、自分でも意外なほど。

 

さすがはスピルバーグ監督ビックリマークと思いました。

 

弁護士のおじさんが主人公とゆうことで、先日も『アラバマ物語』(1962年)を偶然、観てたんですけど(好きな作品なので何度も観てます)、『ブリッジ・オブ・スパイ』の主人公、ジェームズ・ドノヴァンと、『アラバマ物語』の主人公、アティカス・フィンチ(グレゴリー・ペック)に私は共通したものを感じて、ハッとしたんですね。

 

最初、ドノヴァンはそんな、アティカスみたいにそこまで立派な人に見えなくって、なんかちょっと変な人にも思えたんですが、結果的に非常に近い人なんじゃないかと思えて、それがまた嬉しかったんですよね。

 

ドノヴァンはタイプ的にはきっとケンカも強くないし、実はビビリなんじゃないかとゆう疑わしさを感じる場面あり、そのへんのキャラもまたええんですよね。

 

 

何が起こるかわからないからハラハラドキドキもするんですが、観てて、この映画で歴史を振り返り、ああ、なんと人類の20世紀は無駄なことに時間を費やし、人々は必要以上に気に病んでたんだろうとバカバカしく感じて、ちょっと笑えましたね。

あんまり笑ってもアカンけど。

ここらへんの「ちょっと前の時代」を皮肉っぽく見るのがコーエン兄弟っぽいですよね。

 

まあ、子どもなら仕方がないのかもしれないけど。

お風呂に水を溜めてしまったりね~。

大人の私も似たようなもんですし、最近も北朝鮮のミサイルが京都に飛んできて落ちないか、漠然と不安を感じてたんですがね・・・そんな時に壇蜜が出演する自衛隊のCMを見たりしてさらに余計に不安を感じたりしたものです。

 

1957年頃の人たちはその後、21世紀まで来て、どんなふうに思ったんでしょうね。

冷戦時代、「東側の国」を「アカ」と思って恐れ、敵視してたんでしょ。

この映画ではそれがわかりやすく描かれてます。

 

まあ、結局、今も「アカ」を敵視する人たちはそのままですがね。

本気でアカと戦ってるつもりの人たちのなんと多いことか。

それはそれで、そんなもんなんかな、と思いますけど。

 

スピルバーグ監督やコーエン兄弟、マット・シェルマンはなんてゆうか、20世紀の冷戦時代を振り返ることを、映画のテーマの一つにしてると思うんだけど、そこにやっぱり、批判的な視点とか、冷静な気持ちが感じられたんですよね。

 

もっと中立で冷静であってほしい裁判官がやたら「国益」とかを気にしてたり(それで上手くドノヴァンに呼び水をさされたりする)、ドノヴァンが電車で通勤してる時、「敵を弁護しやがってむかっ」みたいな視線を感じて困るとことか、偵察中にソ連で捕まったパイロットが帰ってきた時、誰も優しい言葉をかけないとことか。

 

音楽でも、あの偵察の飛行機が飛ぶとこで、いかにもな愛国っぽいおごそかな音楽が流れたんだけどね~、そこですぐにドノヴァンの方へ切り替わるのが、ハッとさせられましたね。

そこが上手いと思いましたよね。

 

真の愛国者とははてなマークって考えさせられるんですよ。

 

この映画では時々、スパイの方が高潔な人物に描かれてたりもするし、後半は政治とか何かがどんなけ人々を理不尽に扱うかもキッチリ描かれてて、やっぱり何でも時間が経たないとわからないのかもしれないし、同時に映画の凄みも感じて、凄く興奮させられましたよね。

あぶり出すよね~、映画は・・・とゆうか。

 

「どっかで捕まったヤツなんか自己責任だから勝手に死ね」とか、そういった仲間を見捨てる冷たさも、私はとにかく嫌いなですが、そうゆう発言をネットで何度も投稿してる人って、この映画を観た時、何を感じるんだろうか。

 

 

ところで東ドイツの兵隊さんたちの制服って、なんかナチスっぽく感じたんですが、それはそうなんですかはてなマーク

第2次世界大戦後、ナチスっぽい要素は完全に排除されたように思ってたので、なんか、不思議な感じがしたんですが・・・私の誤解ですかねはてなマーク

 

 

映画の後半で、ドノヴァンは人質の交換のために民間人として交渉しに行きます・・・当時のベルリンへ・・・。

 

リュ・スンワン監督の傑作、ベルリンが舞台のスパイたちの映画、『ベルリンファイル』(2013年)もありますよね~。

 

『ベルリンファイル』は激しいアクションを満喫できる動的な映画、『ブリッジ・オブ・スパイ』はアクション的な要素の少ない静的な映画・・・。

 

飛行機が墜落する場面と、車がスピード違反する場面、トム・ハンクスがカツアゲされる場面はありますがね。

 

あの~、「交渉」の場面のセリフは、いかにもコーエン兄弟ですよね。

この映画は実際に起こったことに基づく映画なんだけど、そこにコーエン兄弟が参加した理由があると思いますよね。

 

『ブリッジ・オブ・スパイ』には『工作 黒金星と呼ばれた男』と重なる部分も少なくないんじゃないですか。

特に、感動的なこと。

 

もっとカッチーンと硬い映画かと思ったんですけど、後半はかなり泣きましたわー。

 

泣ける映画とは思ってなかったので意外でした。

そして、ドノヴァンの人柄がめっちゃ好きになってましたね。

トム・ハンクスが異常にかっこよく見えた。

 

もう一人、マーク・ライランスさんはこの映画で初めて意識させていただいたんですがね(出演作は観てたんですがね)、本当に素晴らしい名優ですね。

アベルが最後にドノヴァンに見せる表情に胸がキュ~ッとなってしまい、予想外のおじさま萌えです(´∀`*)

 

「ストイキー・ムジック」・・・に、大感動!!

 

 

最後、「疲れきった人がバッタリ寝てる」のが『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』(1997年)と丸かぶりしてたりしますけど、そんなんもありつつ、スピルバーグ監督の映画がまた観たくなりましたよ。

 

ええわ~、スピルバーグ監督。

やっぱりすごい人なのや~。

ちょうど『ブリッジ・オブ・スパイ』のあたりから監督の作品を観なくなってたんですがね~、一気にまた惹きつけられた感じです。

うわ~、スピルバーグ監督の映画が観たい~(≧∇≦)

 

コーエン兄弟も、脚本を書いてはる『サバービコン 仮面を被った街』(2017年)はあんまり評判が良くないけど、また観たいです。

 

『ブリッジ・オブ・スパイ』・・・素晴らしい傑作と出会えました。

 

でわ、でわ・・・今日もありがとうございました、またです(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1,987円
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韓国映画 守護教師 2018年 公開中

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

このところ、日韓関係が悪化しているとの見方もあるようですが・・・韓流ファンの皆様メラメラ

そんな時こそ、韓国映画を映画館に観に行って、韓国ドラマのDVDをレンタルして、K-POPのCDを買ってコンサに行って、服とかコスメなどありとあらゆる韓国モノを買いまくって全力で「逆・不買運動」を展開してください!!

そしたら韓国も「やはり日本は凄いあせるとひるみたじろぎ気圧されることでしょう、はい、間違いなく。

どーせ10月1日から増税される・・・明日なき世界です。

だから駆け込み需要で韓国モノに使っちゃいましょビックリマーク/(^o^)\ビックリマーク

 

 

 

と、なかなか自分でもいいイントロで書き始められたと思いつつ、それはともかく、9月2日から公開される吉岡里帆主演の映画、『見えない目撃者』(2019年)・・・ご存知かもしれませんがキム・ハヌル主演の2011年の作品、『ブラインド』のリメイクですね。ユ・スンホくんが高杉真宙くんですね。

中国版リメイクもありましたが、日本版はどんな映画になってるのかなあ~はてなマーク

観たいですね~。

 

それから9月20日公開、曽根剛監督の『ゴーストマスク 傷』(2019年)・・・怖いんですが、非常に気になりますあせる

こちらも観たいですね~。

 

 

 

そして、明日16日からこちらの作品がついに公開スタート!!

 

感染家族

 

映画 感染家族 公式サイト

 

ついに観れます音譜

기묘한 가족、ファイティンビックリマーク(≧∇≦)ビックリマーク

 

 

 

その前に、この映画をやっと観てきました~映画キラキラキラキラキラキラドンッ

 

 

 

 

 

放課後に少女が消える。

容疑者は、この町に住む全員 ―― 。

 

謎多き女子高生失踪事件に、熱血体育教師が挑む!!

 

『新感染 ファイナル・エキスプレス』 マ・ドンソク

『アジョシ』 キム・セロン

 

 

 

守護教師

 

 

映画 『守護教師』 公式サイト

 

 

守護教師
原題:동네사람들
英語題:The Villagers / Ordinary People


(2018年、韓国、100分、G)


監督・脚本:イム・ジンスン


キャスト


マ・ドンソク ギチョル
キム・セロン ユジン
イ・サンヨプ ジソン
チン・ソンギュ ビョンドゥ

チャン・グァン
シン・セフィ
オ・ヒジュン
ユン・ビョンヒ
チョン・スハン
ペ・ジナ
ユ・ハボク
ヨ・ムヨン
ソン・ヨンスン
キム・ミンチェ

特別出演
ソン・ウンソ
ソ・ジョンヨン


配給:アルバトロス・フィルム


ハッシュタグ: #守護教師

 


かつてボクシングの東洋チャンピオンだったギチョルさん、いろいろあって都会から離れたのどかな町の女子校の体育の先生、兼、学年主任として赴任することに。

 

やってきて早々、なんかもめてる女の子たちを仲裁しようとしたらその場の全員から躊躇ない反撃を喰らい、校内でも生徒たちから十分に聞こえる距離で目を合わせながら「何こいつキモいむかっ」とか言われ、「この町の人は怖い」とボヤキまくり。

 

 

そんな中、女子生徒、ハン・スヨンが忽然と失踪しているにもかかわらず、町の大人たちがそのことにやけに無関心なことを不審に感じていく。

 

たった一人、スヨンのことを心配し、必死に捜す生徒、カン・ユジン。彼女はスヨンの親友なのだが、ユジンは新しくやってきたギチョル先生なら力になってくれると思い、ようやく心を開いてくれるのだが・・・。

 

 

ちょっとまだそこまで信用されてない。

 

前半のムード、いいですよね~。

これぞ韓国映画って感じです。

思わず顔がほころんで笑ってしまうんですがこれは犯罪にまつわる映画・・・笑ってばかりもいられへんのです。

 

 

はい、気ぃつけます。

 

いや、どうせ単純な映画だろうと思ってあらすじも適当にサラッと読んでから観始めたんだけれど、「放課後に少女が消える。」のあたりから、こっちはけっこう複数の生徒たちが消えていくのかと思ってたんですが、映画の中で失踪するのは一人だけでした。

 

たしかに・・・中高生が消えても、そのご家族は心配して心ここにあらずでしょうけど、町全体で心配して捜索に協力してくれるかどうか・・・もちろんこれは日本でも現実的な話。

「あの子は家出したんだよ」と言われれば、そうなんだと思って、それですんでしまうのかも。

 

考えてみるとリアルに怖い話ですね、ええ。

 

 

そんな中、我らがマブリーな教師が嗅ぎ回るビックリマーク

 

でも、なんか大人な対応でした。

先生として折り目正しいとゆうか、その場、その場で無理はしない。

 

なんぼボクシングのチャンピオンというてもすぐに殴ってカタをつけるようなことはしない。

そのせいで私たち観客もちょっとイライラさせられましたね。

 

まあ、『守護教師』っちゅてもなあ~、生徒は大勢、先生は一人、そうそう守護ってばかりもいられませんし、教頭から「先生は滞納している生徒から学費を取り立てることに専念してください」と言われるのでね~あせる

 

先生は仕方なく学年主任の仕事に専念・・・と思いきや、UFOキャッチャー。

が、そこでユジンが子どもが入ってはいけないようなビルに入っていく。

先生、そこは見逃せない。

 

 

ちょっとだけ私の感想を書かせてもらいます。

念のため、観る前には読まれない方がいいかも・・・。

ネタバレはしないけど。

 

これは絶対に面白いヤツやろうと思って観てたんですが、たしかに女子校に赴任して戸惑いながらも何とか仕事に専念するドンソクさんってだけでも楽しすぎましたね(´∀`*)

 

そして、観ながら、やっぱりドンソクさんの演技が的確で秀でていることを再確認しました。

顔が派手なこともあるけど、演技が上手いですよね~。

ほんっとに素敵な俳優さん。

 

ですが、ん~、話そのものはかなり陰惨なイメージが強く・・・軽い気持ちで観てたらけっこう辛いんじゃないかとも思いました。

私自身はそうでしたね。

かなり、きつかった。

女子生徒の失踪事件ですが、やはり現実にあったら恐ろしいことなので・・・楽しいだけの映画じゃないですよね。

 

そこが韓国映画の優れたところだと思いますが、やはり「タメ」が効いていて、かなりイライラさせられます。

アクション映画としてのタメも効いているので、観客は、あ~、ここでもうドンソクさんが無双の鉄拳を振るってくれればいいのにあせるともどかしく感じること間違いなし。

アクション・シーンはちょっと少ないので、それ目当ての人はガッカリするかもはてなマーク

 

でも、それでいいんじゃないですか。

 

アクションの快感とかよりも、犯罪の怖さ、犯罪への憤りをキッチリ描いた映画ですもん。

実際、途中でドキッとするほど怖い場面もあるし、犯罪者への怒りも沸点に達しますよ。

 

 

キム・セロン・・・私は『私の少女』(2014年)か『悪魔は闇に蠢く』(2014年)ぶりかと思いますが、またちょっと大きくなってて、女優さんとして成長してました。

ドンソクさんに匹敵するさすがの存在感でしたよね。

先生とユジンの関係、会話、すっごい良かったです。

 

前半の回想シーンで、ユジンとスヨンが屋上で話してる時、スヨンが口にするセリフ、「行かせてあげよう」・・・韓国らしいなあ。

韓国の人たちって時々、胸がキュッとなる言い回ししますよね。

 

イ・サンヨプ演じる美術教師・・・私、ああいう人、キライやわ~あせる

いや、ほんっとキライ。

(もちろんイ・サンヨプさん自身がどうこうではなく、よあせる

ちょっとイケメンだから女子生徒たちから人気はあるわけだけど、もはや監督のジェラシーを感じるほどに、キモい部分の数々でしたね。

でも、おるんちゃいます、ああいう人。

 

チン・ソンギュさん・・・裏社会のボスの役かな、最近、いい感じですよね~。ワルだけど、ちょっとかっこいいじゃないですか。

 

やる気のないお巡りさん役のオ・ヒジュンも良かったですね。

ええとこ持ってくわー。

 

あと、書きたいけど、他のキャストの方々には意図的に触れません。

ちょっと地味目のキャストですが、配役は的確です~。

 

それと、申し訳ないけどユン・ビョンヒさんの顔が面白い(^_^;)

 

 

イム・ジンスン監督・・・日本未公開の『スーパースター』(2012年)以来の2作目だそうですが、いい~映画を作りはりましたよね~。

次の映画にも期待です~。

 

 

チャン・グァンさんが出ていることもあり、観終えて私が思い出した映画は『トガニ 幼き瞳の告発』(2011年)でした。

ん~、かなり近い映画に思えました。

 

『守護天使』もやはり大人たちの正義を問う作品でした。

同調圧力に屈せず、正義を貫けるのか、とゆうような・・・。

 

私はドンソクさん演じるギチョルの気持ちに泣けました。

やはり人柄の映画でもありますよね。

 

そしてキム・セロン演じるユジンの友達を思う気持ちにも・・・。

 

後半はかなり目頭が熱くなりましたよ。

ホンマに韓国映画のええ感じの熱さって素晴らしいですよね。

映画を応援したくなるとゆうか・・・。

 

最後の、終わっていき方もすごい良かった。

なんか静かに、ジ~ンときました。

優しいな~。

そんで、ギチョルのような大人たちにいてほしい、と思ったし、自分もそうあらねばと姿勢を正したくなりましたよね。

 

小さな町のある事件の映画だけど、超大作に負けない素晴らしい傑作でした。

いや、勝っているビックリマーク

最近、いい映画が続いてますが、さすがは韓国映画、ですクラッカー

これは私がかなり好きなタイプの韓国映画でしたよ・・・!!

 

是非、劇場で観ていただきたい映画ですクラッカー

 

 

パンフレットは700円(税込)です。

 

・ストーリー

・イントロダクション

・コラム 真魚八重子(映画評論家)

・アバウト・ザ・ムービー

・キャスト&スタッフ

・コラム ギンティ小林(映画ライター)

 

内容的には若干、薄いけどギンティの文もあるので買いです。

写真もいっぱいやし・・・。

 

そういったわけで『守護天使』、大好きですッヾ(*´∀`*)ノ

ホンマに良かったですよ~合格合格合格合格合格

 

でわ、今日も最後までありがとうでした~キスマーク

次は、『僕の中のあいつ』(2018年)ですねビックリマーク

またです~、アンニョン~(^.^/)))

 

 

解説: 「新感染 ファイナル・エクスプレス」で一躍人気を集めたマ・ドンソクが、女子高生失踪事件に挑む熱血教師に扮した主演作。かつてはボクシングのチャンピオンの座に就きながら、暴力沙汰によりコーチの職を失ってしまったギチョルは、女子高の体育教師として働いていた。女生徒たちに囲まれた職場は、男ばかりの世界で過ごしてきたギチョルにとっては戸惑うことばかりだったが、学校になじもうとする中で不登校中の同級生の行方を捜すユジンと出会う。こつ然と姿を消してしまったその生徒を、他の教師は単なる家出と取り合わず、警察の捜査もまったく進展が見られなかった。生徒の行方を捜さないのは意図的ではないかと感じさせるこの町の不穏な空気をギチョルが感じる中、ユジンが何者かに襲われてしまう。ギチョルはユジンに代わって生徒の行方を探そうとするのだが……。ユジン役は、「冬の小鳥」「アジョシ」などで天才子役として注目を集めたキム・セロン。 (映画.com

 

 

韓国映画 僕の中のあいつ 2018年 公開中

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アンニョン(^-^)ノ

暑中お見舞い申し上げますッ晴れ

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 現在公開中の韓国映画 ドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星と呼ばれた男

工作 黒金星と呼ばれた男 公式サイト

 

守護教師

守護教師 公式サイト

 

感染家族

感染家族 公式サイト

 

 

 

 

観たい傑作が続きますね~ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 

一昨日、15日の夜、フッとテレビをつけたら『ピュア!一日アイドル署長の事件簿』ってドラマがNHKで放送されてて、途中から見てたんですが、そのあまりにも『トリック』とのソックリぶりも含めてとても面白かった。

NHKさん、再放送、お願いしますね~。

してくれたら、うちがNHKを守ったる、心配せんでも・・・音譜

 

 

 

 

 

そんなんで、この映画を観てきました~映画キラキラキラキラキラキラアップドンッダウン

 

 

 

 

 

韓国で190万人を動員した

キラキラ抱腹絶倒のキラキラ

ボディーチェンジ・エンターテイメント!

 

 

 

ある日突然、弱虫高校生と強面社長が入れ替わった!?

 

 

 

 

 

僕の中のあいつ

 

 

僕の中のあいつ 公式サイト

 

【劇場情報】

 

東京 シネマート新宿 8月9日
群馬 シネマテークたかさき 近日
愛知 シネマスコーレ 8月17日
大阪 シネマート心斎橋 8月9日
京都 出町座 8月24日
兵庫 神戸アートビレッジセンター 9月14日
福岡 KBCシネマ 近日

 

ジニョン初主演映画 『僕の中のあいつ』 予告編

 

 

僕の中のあいつ
原題:내안의 그놈
英語題:The Man Inside Me / The Dude In Me


(2018年、韓国、122分)


スタッフ
監督:カン・ヒョジン
製作:キム・ボンジュン
脚本:パク・デソン、カン・ヒョジン
撮影:ソン・サムウン
美術:キム・ヨンタク
音楽:キム・ウニョン


キャスト
ジニョン キム・ドンヒョン
パク・ソンウン チャン・パンス
イ・ジュニョク パン・マンチョル
ラ・ミラン ミソン
イ・スミン ヒョンジョン


特別出演:キム・ホンパ、キム・ブソン


配給:ハーク


ハッシュタグ: #僕の中のあいつ

 

 

解説: 韓国のアイドルグループ「B1A4」でリーダーを務めるジニョンの初主演作。ひ弱な高校生ドンヒョンが、不良生徒からいじめられて校舎から転落し、たまたま真下を歩いていた一流財閥の社長パンスの上に墜落したことをきっかけに、ドンヒョンとパンスの体が入れ代わってしまう。心は大人のまま、容姿は高校生になってしまったパンスは、この不思議な事実を周囲の人びとに伝えようとするが、性格や言動が急に中年男性に豹変したことを「頭を打ったせいで、おかしくなった」と誰も取り合ってくれなかった。一方、エリート社長パンスの体になってしまったドンヒョンは、ライバル会社による陰謀に巻き込まれ、命を狙われるはめに。原因を突き止めるため、仕方なく高校生活を送るパンスは、不良たちをやっつけ、クラスメイトの女子ヒョンジョンと親しくなる。しかし、彼女と自分との間のある秘密を知ってしまい……。(映画.com

 

 

映画が始まる前、ジニョンくんのメッセージが流れます。

上がりますわ~、こうゆうのがあると音譜

 

さて、「一流財閥の社長パンス」となってますが・・・思いっきりヤクザ上がりで今も反社会的勢力の人たちを使ってる、そんなヤバイ社長、パンスさん(パク・ソンウンさん)、この日も一の部下であるマンチョル(イ・ジュンヒョクさん)に指示を出し、脅し上げてキム・グァンギュさんの会社を奪わせた・・・めちゃくちゃ悪いやんあせる

可哀想なキム・グァンギュさん・・・(´・_・`)

 

なのに自分のことは棚に上げて中盤、そのグァンギュさんがまた取り立て屋に小突き回されてると「いまだに殴って取り立ててるのか」とかせせら笑っているパンスの変な矛盾(^_^;)

 

ま、それはいいんですが、とにかくこわもてのパンスさん、絶対に相手にナメられない、絶対に相手に隙を見せない・・・はずだったのですが空から落ちてきた高校生と激突ドンッ

そのまま入院することに・・・。

バチが当たったはてなマーク

 

が、すぐに目覚めて良かったんですが、なんか、おかしい。

鏡を見ると、なんとビックリマーク

ボディーチェンジ・エンターテイメント!!

 

 

この映画、めちゃくちゃ良かったです!!

もう、素晴らしい傑作クラッカー

めちゃくちゃ笑いました~ヾ(*´∀`*)ノ

 

あまり詳しく調べずに、「ある日突然、弱虫高校生と強面社長が入れ替わる」くらいの知識で観始めたんですが、かなり予想外でサプライズも多いでした。

けど、「入れ替わりモノ」のポイントは押さえられてるので、安定感はありますよね。

 

ジニョンくん演じるドンヒョンについての詳しい説明がないまま物語になだれ込むので、まずそこで笑う笑う(*´∀`*)

公開中ですので詳しくは語りませんが。

 

そして、ジニョンくんとパク・ソンウンさんが交互に主役かと思いきや、ソンウンさんは『俺はパパだ 終わりなき復讐』(2011年)のキム・セロンと同じくらい眠りっぱなしなので、ほぼ活躍しません。

 

それでまずおじさん高校生が学校に馴染む流れで延々、笑うことになりシネマート心斎橋さんでも笑いが絶えないのだった。

 

 

ところで、あれ~はてなマークあせる

最初にパンスさんが食べに行ったラーメンって、なんでしたっけ!?

あの、キム・ブソンさんのお店のなんとかラーメン・・・。

忘れてしもた(>_<)

 

とにかく、ここに謎を解くカギがありそうではありますまいか。

 

 

パンスさんの一の部下であるマンチョルを演じるイ・ジュンヒョクさんがいつになく、いかつくも物騒なヤーさんを演じておられ、アクションなど、ほんとにカッコイイ。

この方も今やなくてはならない人。

 

そして、これは観た方全員が感じるでしょうけど、ジニョンくんがソンウンさんのこれまでの演技もキッチリ研究し、ソンウンさんが演じるパンスさんになりきっているビックリマーク

これがホントに上手いし、面白い(´∀`*)

無理なくおじさんと高校生が一度に主役をやってる形ですわ。

 

で、弱虫高校生が弱虫たる所以であるイジメっ子たちと対峙するんですが・・・ちょっと暴力は控えめですね。

『恋の潜伏捜査』(2005年)のキム・ソナの方がもうちょっとボコボコにしますね。

 

 

ムカムカくる学園イジメ集団。

 

この上にさらにムカつくヤツも出てくるのですがプールに叩き込む程度・・・個人的にはもっとボコってほしかった。

やはり未成年相手だからかなはてなマーク

 

 

しかし大人相手なら容赦なしビックリマーク

 

そして、同じくいじめられてる女子を強くしたげる理由もあります。

実はパンスさん、その子のママ(ラ・ミランさん)とワケありでしてね。

 

 

いろいろ誤解もあり、キモい!!と言われてしまうんですがね、やはり。

 

クラスメイトの女子ヒョンジョンを演じたイ・スミン・・・知らない女優さんだったんですが、先日までKBS京都で放送されていたユン・ギュンサン主演の『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』(2017年)でホン・ギルドンの妹、オリニを演じていたと知って、そうだったんかひらめき電球と思いました。

初々しかったですね。

 

 

それにしてもジニョンくんがホントにかっこよかった!!

高校の制服もぜんぜんおかしくないし、むしろ高校生役なのがホント好き。

まあ、最初、ああして登場して、そっからあれしてこうなるとゆう反則気味のヴァージョンアップもあるんですがね。

いい顔してますね~。

 

私はソンウンさんとジニョンくんなら(比べるのもなんですが)ソンウンさん派でしたがね、この映画ではジニョンくんでしたね。

もう一挙手一投足、かっこよかった。

まあ、元々、ジニョンくんを推薦したのはソンウンさんだそうですが、結果として余裕のよっちゃんでおおいに引き立てることになったとゆう。

そこらへん、ソンウンさんのお人柄も垣間見れます。

 

一つには私がこのタイプのコメディが大好きってこともあるんでしょうけどね、そして実はこの高校生、中身はおじさんってこともあり、あのケンカ強さとかね、そんな高校生は本来はおらんビックリマーク・・・そうなんですが、そのせいで余計にかっこいい。

 

B1A4はまだCDを1枚も持ってないので、買っとかな!!と思ったほどで。

 

ちなみにアクション・シーンはかなり激しく、長いんですが、満足させられます。

今回の技としてはテーブルに敵の頭を叩きつけるとゆう荒ワザ。

ガシャンドンッガシャンドンッと硬質な音が響き渡る。

これが見てるとなんか、自分もやってみたくなるとゆうワザでした。

 

 

この映画、怖いおじさんと高校生と学園といじめとラブストーリーと財閥のイザコザが渾然一体となって展開されるファンタジー・コメディですが、その人と人のかかわりが紐解かれていく話が異常に面白い。

けっこう2時間近い上映時間も、ちゃんと意味があるもんです。

 

観てて前半、いじめを克服していく流れ、そりゃね~、実際にいじめを受けてる子たちからしたらあまりにもファンタジーでしょう。

でもね、それでもこの映画で少しはスッとしてほしいんです。

それに、この映画を観て、まだイジメをやってるヤツなんて、間違いなくホントに救いようのないバカだぜはてなマーク

 

そして後半、なんと高校生男子と子持ちのおばさんのラブストーリー・・・いや、ジニョンくん、ラ・ミランさんの演技力、そして脚本も担当したカン・ヒョジン監督の手腕でしょうけど、不自然でありながら心打たれ、ちゃんと没頭できますので、なるほど、この手があったか、と感動でした。

 

そして、それはお金の面とかでは成功したかもしれないけど、その代わりに諦め、捨てた別の人生の大切さにあらためて気づく中年男の後悔、からの、失った気持ちと家族を取り戻したいとゆう思いがグッとくるんですよね~。

まだ遅くない、間に合うかも、ってゆう。

その中年男が今、高校生ってゆうのが面白い。

 

そんなわけでこの映画、やたらと全方向にポジティブな空気をまき散らす元気に満ちてもいます。

観れば絶対に幸せになるクラッカー

 

 

笑いにかんして、笑えたところ一個、一個を書き出したいほどなんですがね~、もちろん、やめときます( ゚ー゚)( 。_。)

 

後半は泣きそうになるけど、まだ笑える、みたいなややこしい空気が続き、それが非常に良かったですね。

 

一つだけ、最後、もうちょっと泣けるかな~、と思ってましたが、そこまでではない。

私はいけたとは思うんですが・・・監督の判断かな。

まあ、これはもう一度、観たら変わるかもしれません。

 

私がこれまでに観たカン・ヒョジン監督の作品は他に2作。

『ミス・ギャングスター』(2009年)と『ミス・ワイフ』(2015年)でした。

 

『ミス・ギャングスター』はハワイに行くことだけが望みのばーさん3人組が銀行強盗をやっちまうとゆう、ドイツ映画のリメイクでした。

最後、淋しい、もの悲しい結末だったように覚えてます。

 

『ミス・ワイフ』は・・・まだ観てない人のために詳しく書きませんが、ハッピーエンドかどうか微妙な結末で、でも、いかにも韓国映画にありそうな、そんな泣きが入った終わり方。

 

ハッピーエンド度は『僕の中のあいつ』が最も高いでしょう。

そして、それだから素晴らしかったと思います。

映画を観終えた時、いい気分でいられるっていいものですよね。

 

 

パンフレットは600円(税込)でした。

ちょっと安い。

 

・ストーリー

・イントロダクション

・プロダクション・ノート

・キャスト ジニョン インタビュー

・パク・ソンウン ラ・ミラン イ・ジュニョク イ・スミン

・監督 カン・ヒョジン ディレクターズ・ノート

・作品データ

 

コミック風のデザインがポップです。

目玉はジニョンくんのインタビューでしょうね音譜

 

その他、劇場では

B2ポスター 600円 
ハート形バッジ 400円
クリアファイル 300円

なども売ってたと思いますが

※数に限りがございますので、売り切れの際はご了承ください。

とのことで、欲しい方は早いめに劇場鑑賞です!!

 

ポスターとクリアファイルはソンウンさんペンの方もゲットですひらめき電球

 

こうゆうグッズは買うかどうか迷ったら、買う!!ですよビックリマーク

 

 

僕の中のあいつ

期待以上に笑える、楽しい映画でした合格

 

私は観て、ほんとに満足です。

笑いのセンスは最高ですし、人生ってもんをちょっと考えさせられる。

 

楽しいコメディが観たいビックリマークとゆう方は是非、観てください!!

がちでオススメ致しますクラッカー

 

でわ、今日も最後までありがとーでしたキスマーク

またです~、アンニョン~(^.^/)))

 

 


韓国映画 黄泉がえる復讐 2017年

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アンニョン(^-^)ノ

あらためて、暑中お見舞い申し上げますッ晴れ

ビックリマーク韓国 日韓友好 日本ビックリマーク

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 現在公開中の韓国映画 ドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星と呼ばれた男

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守護教師

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僕の中のあいつ

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感染家族

感染家族 公式サイト

 

 

 

私が次に観るのは『感染家族』~ヾ(*´∀`*)ノ

 

でも、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』もあるよ~ひらめき電球

 

 

 

 

 

8月12日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラオバケ

 

 

 

 

 

黄泉がえる復讐

 

 

黄泉がえる復讐
原題:희생부활자
英語題:RV: Resurrected Victims


(2017年、韓国映画、91分)


監督・脚本:カク・キョンテク
原作:パク・ハイク
PD:ヨン・ヨンシク
助監督:ユ・ジェヨン
撮影:キム・ソンファン
照明:チョン・ヨンミン
音楽:チョン・ジノ
美術:チョン・イヌァン
武術:ソン・ミンソク


出演:キム・レウォン、キム・ヘスク、ソン・ドンイル、チョン・ヘジン、チャン・ヨンナム、キム・ミンジュン、チョン・ギソプ、オ・デファン、チョン・グァンジン、ペク・ポンギ、イ・ジュニョク、キム・ジュウォン、ヒョン・ボンシク、イ・ジウォン、カク・ミンソク、ナム・ムンチョル、リュ・テス、チャン・ミョンガプ、ヤン・ジュンギョン、チョン・ギュヨン ほか


配給:「反逆の韓国ノワール2018」上映委員会

 

 

『黄泉がえる復讐』・・・この作品は、『一級機密』(2017年)といっしょに去年のアルバトロスさんの「反逆の韓国ノワール2018」で上映されてたんですが、私は両作品とも、観ませんでした。

もちろん気にはなってたんですが・・・ところで、今年は「反逆の韓国ノワール」、ないんですねはてなマーク

アルバトロスさん、どないしたんかなあ。

韓国ノワール作品を仕入れられへんかったか。

 

でも、韓国はまたすぐに優れたノワール作品を作ると思いますけどね。

 

 

2008年のある雨の日、ソ・ジンホン(キム・レウォン)の母親、ミョンスクはバイクに乗った男によって殺害された。

それから7年後、亡くなった母、ミョンスクは忽然と姿を現し、息子であるジンホンを襲った。

 

最初の犠牲復活者はアメリカで出ました。

警察から事件資料の保管を委託されたされたCIAが、各国の情報機関に公開しています。

マカオの未解決連続殺人事件では、自分たちは行方不明になっている犠牲者だと主張する5人の女性が現れました。

そのうち2人は各々の遺体が埋まっている場所も伝えています。

その後マカオの犯人は突然、犠牲者たちに襲われ、出血多量となり死にました。

マカオの犠牲者たちもアメリカの少女のように犯人に復讐したのです。

犯人を殺したあと、犠牲者たちは自ら発火して消えてしまいました。

各国の情報機関で条件が確認された復活者は、犯人が法による正当な裁きが行われない場合にのみ現れ、復讐すると報告されています。

近頃ではSNSやインターネット上で映像を見たものが、犠牲者のことを〝犠牲復活者〟という意味で、〝Resurrected Victims〟・・・「RV」と呼んでいます。

 

ミョンスクは韓国で初めて見つかったRVだった。

 

各情報機関が把握しているRVの数は世界で現在までに89人。

韓国では今回が一人目。

 

復讐を終えたRVの生存者は、今のところ報告されていない。

全員が復讐を終えたあと、すぐに消えている。

 

つまり、RVたちは自分たちが殺害されたのに、その犯人が裁かれないままであるために、黄泉がえり復讐を遂げ、またあの世へと帰っていく、とそう考えられるのだった。

そしてこの不思議な現象を信じるのならば、RVに復讐される相手は必ず殺人者である、とゆうことである。

 

ミョンスクさんの場合、黄泉がえって襲いかかったのは息子のジンホンである。

そうなるとジンホンがミョンスクさんを殺害したことになるが・・・ジンホンは被害者の遺族であり、また現役の検事だった。

彼がそんなことをするとは思われない。

 

韓国においては国家情報院が犠牲復活者の情報を管理し、国民がパニックに陥らないよう、情報統制を敷いている。

映画の中に登場する国家情報院所属の人物、ソン・ヨンテを演じるはソン・ドンイルさん。今回はコミカルを消し、シリアスに徹するビックリマーク

 

警察として捜査にあたるのは国家情報院が警察大学を首席で卒業し、アメリカで犯罪心理学を学んだ刑事、イ・スヒョン。

演じるはイ・ソンギュンさんの奥様、チョン・ヘヨンさん。

かっこええぞ~(´∀`*)

 

ミョンスクさんはシングルマザーで苦労して長女のヒジョン(チャン・ヨンナムさん)と、ジンホンを育て上げました。

その甲斐あってジンホンは検事になりました。

やっと報われ、これから、とゆう時にミョンスクさんは殺されたのでした。

そのことで悔いも残ったでしょう。

 

しかし、なにゆえ、息子に襲いかかったのか。

不可解です。

 

ジンホンも警察とは別に、母にまつわる謎を独自に調べることになる・・・。

そして、母の事件の犯人は二人いたとの証言を得る。

 

・・・ストーリーについて触れるのはここまでにさせてもらいます。

 

 

 

やっぱりこの映画は前もって何も知らずに観るのが一番だと思います。

 

まあ、ホントは結末まで考えて、どんな映画なのか書いてみたい欲もあるのですが、それを書きだすと、また時間がかかりますしね。

 

以下、私の感想を少し書かせていただきますが、おそらく、内容がかなりバレると思いますので、観てみようと思ってる人は是非、読まないで観ていただきたいと思います。

 

 

まあ、最近、こうしてブログで映画について書くことに熱中するあまりに、あれも書いておかな、これも書いておかな、書き忘れたことはないかあせると、ちょっと強迫観念で、それはそれでしんどいもんです。

ホントに書くのが上手い人は短いもんですよね~( ゚ー゚)( 。_。)

私ゃ、ダメ、どうしても長くなりますわ~あせる

 

それはいいんですが、『黄泉がえる復讐』は、クァク・キョンテク監督の作品。

 

クァク・キョンテク監督といったらご自分が釜山出身ってこともあり、釜山が舞台である場合が多いようですが、『黄泉がえる復讐』は釜山じゃないようですね。

 

そして、こういった不可解な超常現象を扱った作品をクァク・キョンテク監督が作ることが意外に思えますが、クァク監督、1998年にチャ・インピョさん主演で『ドクターK』とゆう映画を作ってて、この作品が・・・多くは語りませんが、ちょっとそれ系なんですね。

犠牲復活者、RVが超常現象のカテゴリーに当てはまるのかどうかはともかく・・・。

 

左からクァク・キョンテク監督、キム・ヘスクさん、キム・レウォン。

 

主演の母子を演じるのはキム・ヘスクとキム・レウォン・・・とゆうと、どうしても私は大好きな映画、『ひまわり』(2006年)を思い出さずにはいられません。

やはり、演技にかんしてはお二人とも圧倒されますし、特にキム・ヘスクさんは、なんてゆうか「わかってる演技」で怖いほどでした。

 

 

主人公、ジンホンのお姉さん役はチャン・ヨンナムさん。

好きな女優さんです。

 

 

ホントに一瞬ですが、イ・ジュンヒョク(イ・ジュニョク)さんがお姉さんの夫役で出演。

なんか、もったいない。

 

 

今、思うと、こうゆうアイデアは日本のマンガに多いように思うんですが・・・どうでしょうか。

私にはマンガの知識がないので思いついただけですけど。

 

映画としては、とにかく私が好きなタイプの題材の好きなムードの作品だったので、観ててゾクゾクきて、それが気持ちよかったです。

好きですね~、こうゆうタイプの作品は・・・。

ジャンルを越境していくこの不可解なミステリー・・・。

 

そして、最終的には、ああ、やはり韓国映画だなぁ、と思いました。

正直、韓国映画の中で幾度も見てきたような結末。

もう、どうしても、こっちの方に行っちゃうのかなあ・・・と思うんですが、それでいいんじゃないですか。

それでこそ韓国映画、とも思いますし。

 

「黄泉がえり」、「犠牲復活者」といった空想的な題材なのもあるし、やっぱり好き嫌いのある映画だとは思います。

現実的でなさすぎるってことで敬遠される方もおられるでしょ。

 

しかし、思うにこの「犠牲復活者」、「RV」といった事象が実際に起こるものなら、どうなるだろうとは思いませんか。

未解決になってしまった殺人事件の犯人に、事件の被害者が復讐しに来る、ってゆう事態・・・。

もしも、ありうるのなら、正義だと言えるんじゃないかと私にも思えました。

 

私は死刑に反対とまでは言いきれないけども、何かあると簡単に死刑にしろビックリマークと騒ぐ風潮があまり好きではないんです。

すぐに、死刑にしろビックリマークって簡単に語気を強めることは、その言われている殺人事件で起こったことと、かなり近いものなんじゃないですかね。

同じように暴力的とゆうか・・・言葉で殺しているとゆうか・・・。

だから、事件が起こった時に世論が一気に死刑ビックリマーク死刑ビックリマークになるのはあまりにも単純なほど、怖い感じで、私は同じ気持ちにはなれません。

 

しかし、同時に事件の被害者とそのご家族、友人の気持ちも想像しますし、自分がその立場になったらとも思ってます。

だからジレンマも感じますが、事件を起こした犯人がそのまま逃げ延びて、しかもまったく反省していないのなら・・・これほど憤りを感じることもないですし、RVの復讐が現実にあってほしいと映画を観ながら思いました。

 

しかし、映画の理念はもっと複雑で、やはりそう単純ではないと思いました。

それは結末を見ればわかりますが・・・。

 

主人公のジンホンは母親を殺されたために厳罰を求刑する検事です。

彼のような人がこの映画の主人公であることが面白いと思いました。

 

とにかく「犠牲者が自分を殺した人物を殺しに復活してくる」とゆう、強い復讐の思いに基づいて映画にしただけでも凄いんじゃないですか。

 

 

最後になりますが、この映画に限らず、他の幾つかの韓国映画にも登場する「朝鮮族」、別の言い方は韓国系中国人になりますが、この人たちの描き方には、先入観や偏見に基づく差別的な印象を感じずにはいられない場合も少なくない、と書かなければならないように思います。

朝鮮族の人々にかんする現実については私も知識があまりにもないので一概に決めつけられませんが、韓国在住の日本人ブロガーの方の記事を読んで、やはり韓国内では偏見や差別も何らかの形であるのではないかと思い至りました。

次にまた映画の中で朝鮮族の登場人物を目にした時、今よりもさらに考えさせられることは間違いないでしょう。

このことについては、自分の意見のようなものはまだないけど、これからも考えに含めておきたいと思います。

下手な文章ですんません汗

 

『黄泉がえる復讐』・・・私にはとても面白かったし、考えさせられる映画でもありました。

 

念のため、怖い映画でもありますし、残酷な場面も少なくないけど、ジャンル分けしにくい、でもあきらかに韓国映画らしいこの映画に、興味を惹かれた方は是非、また観てみてください。

 

ただ・・・う~ん・・・キム・レウォンの主演作品としてはベストではなかった・・・かな~あせる

 

でわ、でわ、でわ、最後までありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

解説: 殺された者がよみがえり、自分を殺した犯人を殺す「犠牲復活者」と呼ばれる存在が巻き起こす事件を、「友へ チング」のクァク・キョンテク監督が描いたミステリーサスペンス。検事のジンホンには7年前、母親が強盗に殺害され、その後に犯人と見なされた男が死亡したという過去があり、母を殺した真犯人は別にいると考えるジンホンは、独自の調査を続けていた。しかし、何者かに殺された人間が報復のために生き返り、復讐を果たすと再びこの世から消えるという「犠牲復活者」と呼ばれる存在の報告が各地で相次ぎ、世間を騒然とさせたある時、ジンホンの前に母ミョンスクが現れ、ジンホンに襲いかかってくる。当局に保護されたミョンスクは「犠牲復活者」とされ、ミョンスクがジンホンを襲ったことから、ジンホンは母親殺害の嫌疑をかけれてしまい……。ジンホン役を「江南ブルース」のキム・レウォン、ミョンスク役を「お嬢さん」のキム・ヘスクが演じる。(映画.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運び屋 2018年 クリント・イーストウッド監督・主演作品

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

今日、見つけてめちゃくちゃ気に入った歌があって・・・

2NE1時代にボムがソロで歌った「You And I(유 앤드 아이)」です音譜

動画はコチラ ⇒ 

 

2010年とかなり古い歌だけど、私は知らなくって、初めて聴いて、一気に好きになりましたね。

なんてゆうか、私の好きなポップソングって感じでしたよ。

 

2NE1は日本語版のアルバムを1枚、持ってたんだけど、そんなにいいとは思ってませんでしたね。

まあ・・・歌ってヤツは、聴いてみないとわかりませんわ~。

 

 

 

昨日、19日、この映画を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

運び屋

 

 


運び屋
原題:The Mule
韓国語題:라스트 미션
中国語題:骡子


(2018年製作、アメリカ映画、116分、G)


監督:クリント・イーストウッド
製作:クリント・イーストウッド、ティム・ムーア、クリスティーナ・リベラ、ジェシカ・マイヤー、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス
製作総指揮:アーロン・L・ギルバート
原案:サム・ドルニック
脚本:ニック・シェンク
撮影:イブ・ベランジェ
美術:ケビン・イシオカ
衣装:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス
音楽:アルトゥロ・サンドバル


出演:クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア、イグナシオ・セリッチオ、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガ、ユージン・コルデロ、ローレン・ディーン、グラント・ロバーツ、ピート・バリス、ロバート・ラサード、ソウル・ウエソ、リー・コック、、ノエル・Gクリフトン・コリンズ・Jr.、ダニエル・モンカダ、ポール・リンカーン・アラヨ ほか


配給:ワーナー・ブラザース映画

 

 

解説: 巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンク。イーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアら実力派が集結。イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。(映画.com

 

【予告編】 『運び屋』 6.19リリース / 5.15デジタル配信開始

 

 

まず・・・この話題から。

 

最初にちゃんとオリジナル音声、日本語字幕で観てから、念のために日本語吹き替え音声でも再生してみたんですが・・・げげっ目ビックリマーク

山田康雄さんが吹き替えてる!!

まぢか――!?

 

ビックリしましたね~あせる

多田野曜平さん・・・ビックリマーク

 

本当に山田康雄さんのままに演じておられる・・・。

精巧な職人の仕事って感じですよね。

「演技」ってものを堪能させていただきました。

イーストウッドよりも30歳も年下なのに・・・。

 

昔、山田康雄さんの吹き替えでクリント・イーストウッドの映画を観ていた人たちも、それはそれは、感慨深いでしょう・・・。

 

これまでのクリント・イーストウッドの作品も多田野曜平さんに新しく声をあててほしいと思ったし、また別の映画の吹き替えもなさってほしいと思いました。

 

韓国映画では『リザレクション』(2002年)に参加されてるんですが・・・『リザレクション』は映画としてちょっとアレな作品なので、また別の映画もやっていただけませんかね!?

めっちゃ聴きたいな~音譜

 

 

観始めてすぐ・・・まず思ったのは、主人公のアール・ストーンさん、デイリリーの栽培にかまけて家族をないがしろにし、行事を全部すっぽかしてきたため、妻や娘との関係がくずれて疎遠になってしまった・・・って、また「家族との過去に後悔してる主人公」の映画かいッ!?

 

いや、ホントに、まあ、ご存知でしょうけど、クリント・イーストウッドの映画作品は(たとえ監督作ではない主演のみの映画でも)半分以上は、そんな「過去に悔いを感じ、過去に苦しめられている人」が主人公の映画でしょ。

贖罪がテーマの。

 

なんで自分では脚本を書かないのにそうなるはてなマーク

 

それは私にはわかりませんが、『運び屋』は、かつてデイリリーの栽培の達人として知られた高齢のおじいちゃんがヤクの運び屋になるって実話に基づいてニック・シェンクが書いた脚本の映画化ですが、この、アール・ストーンが仕事にかまけて家族を二の次にしたため、家族との絆を失っていた、って話も現実に準じてるんだろうけど、それをイーストウッドが演じてるとものすご~く映画的に見える。

映画として完成していくとゆうか・・・。

 

だから、どこまでが実話なのか、わからないけど、ほとんど作ってるんだろうと私は思った。

もちろん、それで映画として評価が下がるとかではないけど、むしろ、実話の映画化だと思わない方が、もっと好きになれたかなあ、と思いました。

 

でも、私の感想ですが、クリント・イーストウッドの監督作品は規模の大きい大作よりも、『運び屋』のように質素な映画の方がいいですよね。

 

 

私が気に入った点ですが、まず、笑えるところビックリマーク

 

90歳近い人が車を運転してるってだけでも、いろいろ思い出してしまうし、どうにも危なっかしくてドキッとしてしまいますが、まあ、アメリカと日本では道路事情とか、車社会のスケールとかで、また違うんでしょうね。

 

それはいいんですがアール・ストーンさん、せっかくデイリリーの栽培で名を馳せて名声を浴びていたのにインターネット時代に乗り遅れ、一気に落ちぶれてしまい、ヤクの運び屋を一回だけのつもりでやることに。

 

でも、トラックを買ったら、次は孫娘の結婚式も応援してやりたいし、差し押させえになってる自宅も取り返したいし、退役軍人クラブに寄付もしたいし、娯楽センターの古いスケートリンクを直すお金も出してあげたいし・・・と、1回目、2回目、3回目、4回目、5回目・・・とドツボにはまっていく(;´∀`)

 

なんせ、ええカッコしい、みんなにチヤホヤされて拍手されることが何よりも大好物なじいさん、もう、歯止めが効かないのよあせる

 

しかも第二次世界大戦に参加したことで変な自信がついちゃってて、犯罪グループの連中相手にも態度がでかいし、その神経の図太さとちょっと上手いこと言う舌のなめらかさから、犯罪グループのギャングたちともなんとな~く打ち解けてしまう(^_^;)

だって、麻薬王のボスまで(じいさんの仕事ぶりを直に見てないのに)気に入ってしまってご褒美にもてなしてしまうんですし。。

 

この映画、ポスターはえらい暗いので、そんな雰囲気を予想してたら、かなり笑える映画でした・・・しかも、後半まで。

 

いや、やってることは普通に悪いんですが、なぜか観てるとこのまま上手いこと行ってほしい気にもなる無責任な話。

じいさんが運べば運ぶほど、人が中毒とかで不幸になるのにね。

 

で、ギャングの方から逆に正論を食らってしまったり(^_^;)

また、歳はいっててもなぜか機転の利くじいさんでちょっと危なくなっても意外と切り抜けてしまったり・・・面白かったですよね~。

 

さすがにじいさん&♀×2の「ベッドシーン」には引きましたが。

や~め~と~け~あせると。

 

ほんとに節操のないじいさんです。

 

画像1

 

ブツを運んでるがバレるか~、バレないか~、とゆうようなギリギリのハラハラドキドキにかんしては、あんまり力の入ってない映画じゃなかったんじゃないですか。

そういったシーンでドキドキした覚えはないけど、ただ、じいさん自身の身に危険が及ぶ時には不安や焦燥感を感じましたがね。

 

しかし、組織の残忍性もあまり描写されないため、怖さはかなりなし。

 

犯罪映画だけど、ハートウォーミング・コメディって感じに思いました。

 

結論として、私にとって強く気持ちを揺さぶられるような映画ではなかったんですが、しかしホロリとさせられる作品で、また90歳の老人が主人公である映画でしか表現しきれないような境地と諦観に至ったような感動のある作品で、やっぱり結局、じいさんの言うとおり、家族こそかけがえのないもんなんやなぁ~、と思わられる作品でした。

 

ラブストーリーでもありましたよね。

 

それにしても、いつも、同じような映画やなあ。

 

 

何度も書いてますけど、私の父はクリント・イーストウッドの大ファンで、母も好きですので、私も、そうですね~、小学4年生くらいから、次々とイーストウッド作品を観ていくことになり、主演作・監督作はほぼ全部、観てます。

 

父とはまた違う視点で観てるのかもしれないけど、子ども時代にすでに「かっこいい人」って認識はありましたし、長じて、そうですね、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)を観たあたりからはその哲学性に強く影響を受けたようにも思います。

 

『ヒア アフター』(2010年)を観て以後、急激に興味を失いましたが、2012年の主演作である『人生の特等席』は素晴らしい映画だったし、正直、やっぱり監督だけでなく出てくれてはる方が嬉しいですよね。

 

『運び屋』を観て、また一気にクリント・イーストウッドの世界に惹き戻された気がするし、そうなるとまた新たな監督・主演作を観たいなあ、と思うんですよ。

 

たとえば、やめてからかなり経つ元・刑事さんの役とかで、アクションのないミステリー、サスペンスとかをまたやりはったらええですやん。

 

昔、一度だけ、解決できず、未解決事件になった殺人事件の犯人のやり口と同じ手口の事件がまた起こり、現役の人たちから助けを請われる、とかさあ、なんぼでもできそうよはてなマーク

そう思いませんか。

 

あ、でも、でも、『The Ballad of Richard Jewell』がすでに・・・ですねビックリマーク

 

『運び屋』・・・面白かったし、観て良かったです合格

 

でわ、今日も最後までありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運び屋(吹替版)運び屋(吹替版)
2,500円
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韓国映画 模倣霊 2017年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうです~キスマーク

 

またなんかしょうもないニュース・・・はてなマークむかっ

いろいろあっても韓国と日本、最後は仲良うせなアカンよビックリマークむかっ

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 現在公開中の韓国映画 ドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星と呼ばれた男

工作 黒金星と呼ばれた男 公式サイト

 

守護教師

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僕の中のあいつ

僕の中のあいつ 公式サイト

 

感染家族

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そして8月30日から

ソン・イェジンとヒョンビン主演のこの映画の公開がスタートドンッ

 

ザ・ネゴシエーション

映画 『ザ・ネゴシエーション』 公式サイト

 

 

 

同じ日

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』もスタート~ひらめき電球

 

 

 

 

 

どうでもいい話ですが・・・どこか要らないところをクリックしたのか夕刊フジ系のニュースサイト「zakzak」が更新されるたびにパソコンの画面に表示され、邪魔で鬱陶しいので本気でイヤです。

 

それで、それを停止させようとしたんだけど、そのサイトでその停止させる方法が見つからない。

 

立派なフジサンケイ系列ですか、曲がりなりにもマスコミの端くれが、いったい何のご冗談でしょうか。

こっちは1mmもいらんのにしつこく宣伝するのをやめていただけませんか、と申し上げるしかありませんな。

 

 

 

 

 

今日、書かせてもらう映画は怖い映画です叫び

ジャンル的にはホラー映画になると思いますが、苦手な方はご注意くださいあせる

 

またネタバレはしないけど、内容については触れているので、何も知らずに観たい方も気をつけてくださいひらめき電球

 

 

 

昨日、8月21日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラオバケ

 

 

 

 


ママ、こっち

洞窟から聞こえてくる〝その声〟が
寒慄の闇へ引きずり込む――


とある少女を引き取った家族。突如いたる所から聞きなれた声が聞こえ始める。「声」の正体とは?震撼の声真似ホラー!

 

 

 

 

 

模倣霊


 

模倣霊
原題:장산범
英語題:The Mimic


(2017年、韓国映画、100分、G)


監督・脚本:ホ・ジョン
製作総指揮:キム・ウテク
助監督:ホ・ヘンウク
撮影:キム・イリョン
照明:キム・ミンジェ
編集:スティーブ・M・チョー
音楽:キム・ホンジプ、イ・ジニ
美術:チョン・スア
武術:チョン・サンジュン

出演:ヨム・ジョンア、パク・ヒョックォン、ホ・ジン、シン・リナ、パン・ユソル 、イ・ジュニョク、キル・ヘヨン、イ・ユル、イ・ジュウォン、パク・スヨン、ノ・スサンナ、チョン・ジフン、イ・チェウン、ファン・ジェウォン、チャン・リウ、チョン・ヒョナ、イ・ジャリョン、イ・ダル、チュ・ジフン、イ・サンオク、イ・ソンベ 
特別出演:イム・ジョンユン、イ・ジャンウォン、チョン・ジュノン、キム・スアン、チョ・ヒョニム

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

配給:ハーク

 

映画 『模倣霊』 予告編

 

 

ホラー映画も、すっかり観なくなりました。

思い出すと、前はなんであんなにホラー映画に凝ってたんだろうと思いますね。

とにかくホラー映画が怖くなって観れなくなってます。

 

しかし夏にホラーを観れないのもそれはそれで悲しいと思って、前から絶対に観ようと思ってた作品を頑張って観ることにしました。

 

この映画、話自体はそんな難しい作品ではないです。

でも、ちょっとだけ詳しく書きますね。

 

まず、最初のつかみから怖い場面で始まるんですが、ひと組の男女がある理由から、森の中で車を走らせてます。

で、ここであることが起こるんですが、ズバリ、ワンコちゃんのお好きな方々には向いてません。

残酷なことが起こります。

 

私自身にも向いていませんでした。

どうやって撮影したのか、えらくリアルで、とても悲しい気分になります。

 

 

夫ミノ(パク・ヒョックォン)の母親、スンジャ(ホ・ジン)の認知症が進んだために、その治療の意味も兼ねて都市を離れてスンジャの故郷、チャンサン(萇山)に引っ越してきたヒヨン(ヨム・ジョンア)。

獣医師でもあるミノと、家族で「森と風と犬のペンション」を始めることにします。

 

 

夫婦にはジュニ(パン・ユソル)とゆう娘がいますが、実はその上にジュンソとゆう息子もいました。

 

これは後でわかってくることなんですが、ある時、ヒヨンとおばあちゃん、そしてジュンソの3人でデパートへ行った時、おばあちゃんとジュンソだけ残してヒヨンが束の間、離れていた間にジュンソがいなくなり、それきり行方不明になってしまったんです。

ヒヨンはそのことですっかり打ちひしがれてしまい、今も息子がいないことに苦しんでいました。

それでもおばあちゃんが記憶を取り戻してくれたらジュンソにたどり着ける手がかりを与えてくれると思うからこそ、おばあちゃんの介護を続けていたいのでした。

 

夫ミノは、ジュンソがいなくなってもう何年も経つのだから気持ちを切り替えようと妻に促しますが、ヒヨンはどうしても息子のことにこだわり、片時も忘れることができない。

彼女は心の病のための薬を服用する必要があるようです。

 

 

引越ししたばかりの時に、やって来た幼い姉弟が犬たち用の家の中を覗き込んでます。

彼らはワンコのトッティを探しに来たのですが、このトッティが冒頭のワンコだったのでしょう。

ヒヨンは彼らと話し合い、トッティも探してくれると思ってるから、諦めずに必ず見つけてあげてね、と話します(自分の息子のこともあるからでしょう)。

 

姉弟はトッティの声が聞こえたように思ってチャンサン(萇山)洞窟にたどり着き、そこで不可解な恐怖を体験することに。

 

そして、その場に駆けつけたヒヨンとミノは、一人の汚れた身なりの少女(シン・リナ)と出会います。

少女は親とはぐれたようなのですが・・・不思議なことにこの子の名前もジュ二なのだとゆう。

 

と、同時に洞窟の中で女性の遺体が発見され・・・はてなマーク

 

 

『模倣霊』は、間違いなく私がここ数年で観た映画で最も怖い映画だった『かくれんぼ』(2013年)のホ・ジョン監督の2作目の映画あせる

 

『かくれんぼ』・・・怖かった、いや~、ホントに怖かった(>_<)

怖さは全開でした~あせる

 

2作目になる『模倣霊』はもっとホラーらしいホラーだったんじゃないですか。

これは内容について触れることになりますが、主人公ヒヨンの幻覚といったような心の中の問題かと思いきや、夫のミノも不可解な現象に驚くことになりますので・・・そういった意味で、ホラーであるからこその映画だと思いますね。

 

また少しネタバレっぽくなりますが、日本での題名は『模倣霊』・・・う~ん、たしかに「模倣」は重要な要素ですが・・・「霊」がなあ~あせる

「霊」じゃないですね。

 

オリジナルの題名は『장산범』・・・「萇山虎(チャンサンボム、もしくはチャンサンボン)」で、これは萇山で伝承されてる妖怪らしいです。

これも映画を観てて後半、わかってくることなんですけどね。

 

まあ、その妖怪が実在しているかはともかく、萇山虎は目撃情報もあり、今も人々の間で話題になる妖怪。

「장산범」で画像検索したらどんな姿か見れます汗

 

釜山のヘウンデにある萇山は、日本から観光へ行かれる方も少なくないようですね。

映画を観てて、萇山の風景からヘウンデにあるとはちょっと想像できなかったのですが。

 

とにかく、そこで古くから伝わる萇山虎・・・韓国の人たちにとっては、やはりゾッとする何かもあるのでしょう。

まったく知らなかった私がビビりまくったんですから(^_^;)

 

また、英語題の「mimic」とは「真似る」とゆう意味だそうですね。

 

 

主演がヨム・ジョンアで、町から離れた人が少ない場所の一軒家が舞台ですので、どうしてもキム・ジウン監督の傑作、『箪笥 たんす』(2003年)を思い出しますよね。

近い、とも、そうでない、とも言えますが、あんまり似てないんじゃないかと私は思います。

 

ヨム・ジョンアはけっこう、『ラブリー・ライバル』(2004年)のヒステリー教師とか『チョン・ウチ 時空道士』のヒステリー女優とかのコミカルな印象が私には強いんですが、やっぱり『箪笥』の人ですものね~、ホラーにも似合いますよね~。

『模倣霊』のヨム・ジョンアはとても美しいです。

 

夫ミノを演じるのはパク・ヒョックォンさんで、とぼけた演技が上手い人ですが今回はシリアス演技でした。

普通のお父さんって感じでしたね。

 

怪しげな盲目の巫女の役で、キル・ヘヨンさんも出てきます。

イ・ジュニョクさんもある役で出てきます(かなり大きな役)。

 

そして、子役たちが何人も出てきます。

輝国山人さんのプロフィールで調べたら、ああ、あの子ビックリマークって気づくと思います。

声だけの出演ですが『哭声 コクソン』(2016年)のキム・スアンも参加してます。

 

 

そして、やはり注目は夫婦の娘であるジュニ(ハン・ユソル)と、森で発見された謎の少女(シン・リナ)ってことになります。

 

二人とも可愛いんですが、ハン・ユソルの方のジュニが影が薄くって・・・私はもしかするとこの子はヒヨンの見ている幻影じゃないかと思ってたほどなんだけど・・・この映画、作り手側が意図したものかどうか、ちょっとわからないけど、そういったあやふやなところがあり、一筋縄ではいきません。

 

 

う~ん、何とも言われへんな~あせる

 

とにかく、ホラー映画として私の「好き」な映画だったんですが、それゆえにやたらと怖く・・・やはりビビりまくることになりました(;´д`)

 

そんなに人が次々と死んでどうこうじゃないんですが、運命とか、人の苦しみに恐怖が付け入ってくる感じで・・・悲しく、怖い・・・。

 

最後について、わからないと書かれてる人もおられましたが、夫ミノは息子ジュンソのことを諦めていました。

しかし妻ヒヨンはどうしても諦めきれず、ずっと思い続けてました。

それだから彼女は、ああいった結末を迎えたんじゃないですかね。

 

いつものことですが韓国映画の「子を思う母」です。

それゆえに、余計に悲しい映画で胸に迫ります・・・。

ちょっと『ディセント』(2005年)のラストも思い出したかな(地下だけに)。

 

韓国映画における「子どもの失踪」については、本当に切実に感じれられて、映画を超えて胸に迫る場合が多い。

『カエル少年失踪殺人事件』(2011年)がそうですし・・・この『模倣霊』もそうでした。

観てて、スピルバーグ監督の『マイノリティ・リポート』(2002年)も私は思い出しましたね。

 

子どもが失踪した親の悲しみ、苦しみ、悲愴を映画で真剣に描こうとゆう姿勢が尊いと私は思いますし、それはやはり、世間もけっして忘れてはならないことだから・・・。

 

とにかくその上で、全体を観て、いかにも悲しい東洋の「怪談」めいた物語で、そんな話を21世紀の今日に作れる韓国映画をまた私は好きになるのです。

 

DVDの宣伝では「新感覚ホラー!」とありますが、むしろ古いタイプの「怪談」に近いんじゃないかな。

なんしか私には『哭声 コクソン』より怖さは上でしたよ。

 

だから、私向きの映画でしたね~・・・超・怖かったけど( ̄▽ ̄;)

 

あと、ホ・ジョン監督の「作り」のようなものも、映画として私は好きです。

ムードとかテンポとかね。

 

 

 

私の信頼するブロともさんのシズさんが先に観てレビューされてます。

是非、そちらもお読みいただきたい。

 

苦しみは、それぞれなのだ。 ← コチラですひらめき電球

 

 

久しぶりに韓国のホラー映画を観たんですけど、やはり怖かったですね~あせる

けっこう、始まってすぐから終わるまで、ず~っときつかったです。

それだけ、いいホラー映画だったってことでしょうけどね。

私は気に入りましたし、こうゆう映画、好きですね。

 

でも、めちゃくちゃ怖かったけど汗

 

夏の夜、観られてはいかがでしょうか~はてなマーク

 

私ももう1本くらい、観たい気もあります(;´∀`)

 

でわ、でわ、今夜もありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 



韓国スリラー映画歴代1位!!

『かくれんぼ』の監督が放つ戦慄のホラー!

『殺人の追憶』を抜き<韓国スリラー映画歴代1位>を記録した「かくれんぼ」で鮮烈なデビューを飾ったホ・ジュン監督が、ウェブコミック化された有名な伝説「長山虎(チャンサンボム)」をモチーフに、家族の日常に起こった事件を「声」を用いて描く異色作。人間の深層心理に食い込む「声」の完成までに通常の5倍以上のサウンド・エフェクトを施し、世界各国で高評価を得た。

都会を離れ、山々に囲まれた夫の故郷で義母の介護をすることになった妻ヒヨン。閑静な家で新生活をスタートして間もなく、森の中に一人ぼっちでたたずむ泥だらけの迷子の少女を見かける。放っておくことができず自宅に招き入れるが、少女は夫婦の娘と同じジェニという名を名乗り、娘の声や家族の会話もそっくり真似しはじめた。ヒヨンは数年前に行方不明になった息子も思い出し熱心に世話を続けた。やがてヒヨンに夫や我が子そっくりの声が話しかけてくるようになる。それは幻聴なのか…、それとも……。

 

(シネマートさん)

 

 

 

 

 

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香港映画 イップ・マン 最終章 2013年

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你好(^-^)ノ

いつも、ホントに多謝ですキスマーク

 

書きたい映画はいっぱいありますが、今は1作づつです。

 

 

 

8月23日・・・この映画を観ましたカチンコ

 

 

 

 

 

イップ・マン 最終章

 

 

イップ・マン 最終章
原題:叶问:终极一战
英語題:Ip Man: The Final Fight

韓国語題:엽문4: 종극일전

 

(2013年、香港映画、100分、G)


監督:ハーマン・ヤウ
脚本:エリカ・リー
撮影:ジョー・チャン
美術:レイモンド・チャン
編集:アズラエル・チョン
アクション監督:ニッキー・リー、チェックリー・シン


出演
 

アンソニー・ウォン イップ・マン

エリック・ツァン ン・チョン

アニタ・ユン チャン・ウィンセン
チョウ・チュウチュウ ジェニー

ティミー・ハン リョン・ション
ジョーダン・チャン タン・セン
マーベル・チャウ ウォン・トン
ジャン・ルーシャー リー・キン
ジリアン・チョン セイムイ

ホン・ヤンヤン ドラゴン
ケン・ロー ガイ

リウ・カイチー リー
イップ・チュン 店主

 

 

まず、最初に、私の記事なんかどうでもいいんですが、アジアン・アクション作品といえばこの方ビックリマーク

 

この映画についてちゃんとしたことを詳しく読みたいのなら、明石家いわしさんのレビューを読まれることをオススメ致します。

 

いわしアクション映画日記VOL. 406 『イップ・マン/最終章』 ひらめき電球

 

そうしていただけると私も気が楽(^_^;)

 

 

武術の達人であり国際的なカンフー・スターの師匠であるイップ・マンはファッサン(佛山)の富豪の生まれ、妻のウィンシンも名家の出で、裕福だったが戦争中、日本軍に家を接収され、食うや食わずの生活になった。

 

〝男子たるもの広い世界を見よ〟

1949年、イップ・マンは胃病を患いながらも家族を故郷に残し、単身、香港へ出た。

 

この映画、セットに力を入れているからでしょうけど、かつての香港が素晴らしく再現されてるようです。

私も冒頭からその町並みに見とれることになりました。

空撮(CG?)からセットにスムーズにつながっていくのが凄いです。

 

 

腹ペコなイップ・マンだったが、香港で弟子たちに詠春拳を指導することになった。

 

最初にイップ・マンと出会い、弟子になるリョン・ションはサモ・ハンさんの息子さんのティミー・ハン、洪天明みたいですね。

 

この作品、予想するに、イップ・マンの息子さんや、お弟子さんたちの談話がモノローグとしてかぶさってて、それは本当に事実なんだと思います。

そして、それ以外の場面には、映画的な創作が多いんじゃないですかね。

観てて、非常に実話な感じがあったことは確かです。

 

 

私が元々、咏春拳宗师、イップ・マン、叶问の映画を観ていこうと思ったのは、この2013年の『最終章』に中国のアクション女優、ジャン・ルーシャー、蒋璐霞が出演しているからだったんですが、イップ・マンの映画がどれも素晴らしいので、ちょっとした主客転倒状態となって、むしろイップ・マンの方が主となりましたね。

 

それでもジャン・ルーシャーが出てくると嬉しいものですが、まあ、思ってたよりも大きな役ではなかったですね。

ジャン・ルーシャー演じるリー・キンは早い段階からイップ・マンの生徒になったうちの一人で、工場のマドンナ、正義感が強くてしっかり者、仲間たちの先頭に立って、工員たちの権利を叫ぶ。

 

いつも以上に顔がでかく感じるジャン・ルーシャーあせる

(小顔に囲まれたためと思われる)

まあ、普通の女性を演じてますが、じゃあ、なんでそんな普通の人が詠春拳を学んでるんだと思いますし、集まりの真ん中でバンバン机を叩いたりして自己主張がきつい。

英国人の警察署長も思いっきりどつくし。

 

ジャン・ルーシャーのアクションは要所々々でありますが、そこまでの観せ場ではなく、やっぱりお弟子さんの一人って感じです。

もうちょっと目立たせてもらっても良かったのにね。

 

 

小顔のセイムイは点心の売り子、武侠小説の大ファンで、悪をくじき弱きを助けるヒロインに憧れている。

ちょっといちびり。

 

 

イップ・マンの香港での最初の弟子たちが、映画の中でそれぞれの役割で活躍しますね。

 

ってゆうか、人としてまだまだですので、トラブルも引き起こしてくれますわ。

 

イップ・マンがそのことで愚痴をこぼす場面もあり・・・。

 

 

佛山から妻のウィンシンがやってきました。

 

この作品ではアニタ・ユンがウィンシンを演じてます。

アニタ・ユン・・・私もよく知っている香港の女優さんです。

 

イップ・マンとウィンシンの間には今も変わらぬ愛がありました。

 

しかし、『最終章』でのウィンシンの場面は多くはありません。

 

 

毛布が一枚で寒い思いをしていた夫婦に、弟子たちがみんなでお布団をプレゼントしてくれました。

 

 

当時の香港は景気が悪く、労働者たちがむくわれない状況が続いていた。

 

そんなわけで香港デモクラシーはてなマーク

労働争議ですか、みんなで集まって喧々諤々です。

こういった場面が『秋瑾 競雄女侠』(2011年)を思い出させ、ハーマン・ヤウ監督の思想を感じさせます。

「人肉饅頭」だけの人ではないのだビックリマーク・・・と思いたい。

 

イップ・マンも弟子たちを気にかけ、言葉もかけます。

弟子たちはデモに参加して中には逮捕される者も。

 

今現在の香港の状況にも思いが至ります・・・。

 

 

ジョーダン・チャン演じる弟子の一人、警察官のタン・センは職務と良心の間で悩み、イップ・マンに教えを請います。

 

ハチミツをかけず、苦いままの亀ゼリーを奨める師匠には、苦い味も味わいなさいとの弟子への教えもあったのでしょうかはてなマーク

 

タン・センは賄賂を受け取り、九龍を支配するボスのドラゴン(ホン・ヤンヤン)にも接近していくことになり、武館から足が遠のきますが、それでも師匠を金銭的に困らせたくない様子。悩んでます。

そして詠春拳を絶対的に信じている・・・。

 

イップ・マンは妻が来ている間にある旧友の家族とも再会しましたが、その家族すら貧困から悲惨な状況にあった。

イップ・マンは自分を情けなく感じるのだった。

 

旧友役は『極限探偵』(2007年~)シリーズでタムくんの親友の刑事さん、チャックを演じていたリウ・カイチーさんでしたね~。

なんか久しぶり。

 

 

ウィンシンはまた香港へ戻るつもりで帰っていったんですが、1951年、中国と香港が国境管制を実施し、そして彼女は二度と香港へ来ることはありませんでした。

 

ドニー版の『イップ・マン 継承』(2015年)と矛盾が生じてるけど、『最終章』の方がより事実に近いようです

 

 

あるお店でのいざこざから、イップ・マンは一人の女性と知り合いました。

チョウ・チュウチュウ演じる歌手のジェニー。

 

 

もめたのが白鶴派の人たちだったので、白鶴派の師匠、エリック・ツァンさん演じるン・チョンさんがイップ・マンのところにやって来ました。

 

二人の師匠たちは手合わせすることに。

 

 

ン・チョンさんはけっして礼節を忘れない、穏やかな尊敬すべき人だった。

 

むしろ、イップ・マンのような人と出会えたことを喜んでいる。

二人の間に友情が生まれました。

 

エリック・ツァンさんもかっこよかったですわ~。

 

 

歌手ジェニーはあまり幸せそうに見えないんだけど、お礼を言いにイップ・マンの元を訪れ、イップ・マンに対する自分の気持ちを知ったドキドキ

 

サンフランシスコの叔母に促されて送ることになっていたお見合い用の写真を郵送しないことにする。

 

師母、ウィンシンが存命中にジェニーとゆう女性が現れたことを容認できない方もおられると思いますが、二人の仲はまだ恋愛には発展してません。

 

 

こうしてジェニーはあれこれとイップ・マンの世話を焼くことになる。

まあ、浮気は浮気かあせる

 

このお弁当箱が泣けますわ~゚(゚´Д`゚)゚

 

 

獅子舞大会にはン・チョンさん率いる白鶴派も優勝候補として参加したのだけど、九龍のボス、ドラゴンが推す鎮威(ツェンウェイ)武館のガイ(ケン・ロー)がタチの悪い反則をしてきて場外乱闘状態に。

 

 

イップ・マンたち詠春派もン・チョンさんに助太刀することになる。

 

 

イップ・マンはここでガイと対峙する。

ガイの一派は引き上げていった。

 

それはいいんですが大会がグチャグチャあせる

 

 

イップ・マンはン・チョンさんとひと時、語り合い、師匠であることの大変さを笑い合うのだった。

 

いい師匠とゆうものも多くはないが、優れた弟子を探すのは・・・難しい。

 

佛山でウィンシンが亡くなったとイップ・マンの息子のチュン(チャン・ソンウェン)から連絡が入り、ショックでイップ・マンは倒れてしまう。

 

彼は見舞いに来たジェニーの姿に、亡き妻、ウィンシンを重ねて見るのだった。

 

事実はどうあれ、イップ・マンが妻が亡くなったあと、別の女性と深い仲になることを映画にする難しさに、作り手側が苦労してるのが感じられました。

 

 

1961年、セイムイとウォン・トンが結婚。

しかし、武館を開いてみたが流行らなかったので、ウォン・トンはタン・センが話を持ってきた九龍城で開かれているギャンブルを対象とした武術の試合に出ることになる。

最初は10連勝を達成したりして良かったのだが・・・この試合はドラゴンが仕切っていた。

 

このあたりでイップ・マンの現実の息子さん、イップ・チュン、葉準さんがカメオ出演されてましたね。

 

映画の中のチュンが香港にやって来て、イップ・マンは息子と部屋を借りて暮らすことになる。

 

 

新年会には主な弟子たちが集まったが、そこへジェニーがお餅を持って現れると空気は一変した。

 

女の弟子たちはジェニーをあからさまに嫌って無視した。

 

この「イップ・マンの側にいる新しい女性を女たちが嫌う」って描写が露骨でね~、いや、実際、そんなもんだとは思いますがね~あせる

気まずいです。

 

脚本を担当されたエリカ・リーは女性だそうですが、それもあるのかな。

前作の『誕生』(2010年)にも女のジェラシーがあったけど・・・。

 

でも、イップ・マンもアカンわ。

なんか一言、言ってあげたらいいのにね、微笑んでるだけで無言汗

 

 

無理と顔に書いてあるようなイヤな表情のジャン・ルーシャー、こうゆう陰険顔がホンマに上手いんですが、とうとう「師匠、前に奥様に差し上げたお布団、返していただけますかむかっ」って・・・そこまで言う~あせる

 

で、ほんとに布団を持って帰る・・・どんなけ~あせる

 

 

で、弟子たちが借りてくれた部屋を出て行くイップ・マン汗

それはそれで強情でかたくな。

 

そのままジェニーの部屋に転がり込む絵ヅラはかなり見たくないものを見てる感じ。

さらに胃が痛い。

 

そしたらジェニーがアヘンを飲ませてね~あせる

 

・・・イップ・マン、激怒。

 

 

こういった武術を極めた、境地に達した人が、まだ恋愛するのは、ちょっと見たくないけど、でも、映画を観てる限りでは恋愛関係ちゅうよりも「年の離れた友達」って感じに見えなくもない。

私はそこまでイヤじゃなかったです。

キスシーンすらあらへんしね。

 

そして・・・最後まで観てください。

泣けます。゚(゚´Д`゚)゚。

 

息子のチュンも父から詠春拳を学ぶことになり、またイップ・マンの弟子たちも増えていくのですが、ジェニーは姿を消します。

 

九龍の闇の試合に出てたウォン・トンに危機が迫り、お腹に子を宿したセイムイが夫を助けに行く。

 

そして、ドラゴンやガイの横暴も見過ごせないものとなり、イップ・マンはまた戦いに赴くことになる。

 

彼は弟子たちを導き、香港から悪を一掃できるのか。

 

 

最後、李小龍に対してイップ・マンが距離を置いているように見えたのは、自分が来る前に小龍が料理に手をつけていたからでしょうか。

 

せっかく成功して有名になった自分の弟子なのに、少し残念に感じたのですが、いががでしょうか。

 

 

やはり、「イップ・マン」といえばドニー・イェンが演じるイップ・マンが私は一番、好きかもしれませんが、アンソニー・ウォンさんのイップ・マンも素晴らしかったです・・・ってゆうか、これ1作でアンソニー・ウォンさんのファンになりましたよビックリマーク

こんなに優しい目をされる方だったんですね~。

これまでの印象では変なオヤジって感じだったんですが(^_^;)

 

こうして観てきて、ドニー版の3作(4作目は今年公開)と、ハーマン・ヤウ版の2作、そしてウォン・カーウァイの『グランド・マスター』(2013年)の足して6作、全部、良かったです。

どれがどれ、とは言えませんね。

 

不思議なことに、一番、忘れてる『グランド・マスター』をまた観返したくなりました。

マックス・チャンも出てるし。

今、観たらさらにわかると思うんですよね。

 

『最終章』は最後の5分間が本当に素晴らしいんです。

他の作品にはない「泣き」と感動があります。

 

また、他の「イップ・マン」映画を観ていなくっても、この『最終章』だけ観ても大丈夫ですよ。

アクション映画でもあるけど、伝記映画の良さもすごいあります。

100分の映画ですけど、内容、濃いですよ~。

 

お弟子さんと息子さんのナレーションがかぶさるのも味わい深く、私は好きですね。

 

ドニー版の4作目、『完結編(原題)』はどうなるんでしょうねはてなマーク

『最終章』的な余韻もあるのか、ないのか。

終わっちゃうのか、まだ続くのか・・・。

いや~、5作目も作った方がええんちゃいます~はてなマークあせる

観る人は絶対に観ると思うけど。

 

そんなんで、またドニー版の3作も借りてきて観返して『完結編』に備えたいと思います。

 

でわ、でわ、今日は香港映画でした。

最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク

拜拜☆⌒(*^-゜)v

 

 

解説: ブルース・リーの師として知られるイップ・マンの青年期を描いた「イップ・マン 誕生」(2010)に続き、ハーマン・ヤウ監督がイップ・マンの晩年期を描いたカンフーアクション。1949年、中国から単身香港へと渡ったイップ・マンは、庶民を相手に詠春拳を教えていたが、中国と香港の国境管制により中国に残した愛妻ウィンセンに会える機会を失ってしまう。やがてウィンセンは亡くなり、その死に立ち会うことができずに途方に暮れたイップ・マンだったが、以前からひかれていた歌手ジェニーに亡き妻の面影を見出し、次第に親しくなっていく。そんなある時、スラム街・九龍城で開かれる闇試合に巻き込まれた弟子を助けるため、イップ・マンは他の弟子を引き連れ九龍城に乗りこむ。前作のデニス・トーに変わり、アンソニー・ウォンが晩年期のイップ・マンを演じる。(映画.com


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トイ・ストーリー4 2019年 公開中

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうです~キスマーク

 

 

 

NEWNEWNEWドンッ 現在公開中の韓国映画 ドンッNEWNEWNEW

 

工作 黒金星と呼ばれた男

工作 黒金星と呼ばれた男 公式サイト

 

守護教師

守護教師 公式サイト

 

僕の中のあいつ

僕の中のあいつ 公式サイト

 

感染家族

感染家族 公式サイト

 

 

 

そして、8月30日からこの作品が公開スタートですドンッ

 

ザ・ネゴシエーション

映画 『ザ・ネゴシエーション』 公式サイト

 

 

 

 

 

同じ日に公開のクエンティン・タランティーノ監督の新作、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、私、観に行くこと、けってーです。

 

超ゴージャスなキャストに惹かれたのは当然なことといえ、また同時にタランティーノ監督の映画は、私にいつも変な印象を残すんですね。

確実に後味が悪いとゆうか・・・私が見たくない残酷がサクッと炸裂して本当にイヤなんですが、同時にそのイヤな感じが味わいたいとも思わされるんですよね。

それをいっとかなアカンと。

 

しかも、この映画のモチーフになってるのが実際の殺人事件・・・若い頃の私が熱心に調べたりした事件です。

これはそうとうイヤな映画になってる違いない、かなりの不快感を感じることになりそうだと、一種の肝試し感覚が圧倒的です。

 

幸か不幸か、一緒に行こうとゆう人もおりますので、そんなわけでまた観てみたいと思います~。

観たあと、気まずそう・・・汗

 

161分ですか~、なかなか大変ですビックリマーク

 

 

 

 

 

さて、遅ればせながら、この作品を観てきました~カチンコ

 

 

 

 

 

トイ・ストーリー4

 

 

トイ・ストーリー4
原題:Toy Story 4
韓国語題:토이 스토리 4
中国語題:玩具总动员4


(2019年、アメリカ映画、100分、G)


監督:ジョシュ・クーリー
製作:ジョナス・リベラ マーク・ニールセン
製作総指揮アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ、ピート・ドクター
脚本:ステファニー・フォルソム、アンドリュー・スタントン
編集:アクセル・ゲッデス
音楽:ランディ・ニューマン
日本版主題歌:ダイアモンド☆ユカイ

 

出演:
トム・ハンクス ウッディ
ティム・アレン バズ・ライトイヤー
アニー・ポッツ ボー・ピープ
トニー・ヘイル フォーキー
クリスティーナ・ヘンドリックス ギャビー・ギャビー
キーガン=マイケル・キー ダッキー
ジョーダン・ピール バニー
キアヌ・リーブス デューク・カブーン
アリー・マキ ギグル・マクディンプルズ
ジョーン・キューザック ジェシー
ウォーレス・ショーン レックス
ジョン・ラッツェンバーガー ハム
ジム・バーニー スリンキー・ドッグ
ドン・リックルズ ミスター・ポテトヘッド
エステル・ハリス ミセス・ポテトヘッド
ビル・ヘイダー
パトリシア・アークエット
フリー

 

配給:ディズニー

 

 

【日本語吹き替え】

 

唐沢寿明 ウッディ
所ジョージ バズ・ライトイヤー 
戸田恵子 ボー・ピープ
竜星涼 フォーキー
新木優子 ギャビー・ギャビー
松尾駿 ダッキー
長田庄平 バニー
森川智之 デューク・カブーン
竹内順子 ギグル・マクディンプルズ
日下由美 ジェシー
三ツ矢雄二 レックス
咲野俊介 ハム
辻親八 スリンキー・ドッグ
辻萬長 ミスター・ポテトヘッド
松金よね子 ミセス・ポテトヘッド

 

 

絶対に劇場で観ようと思ってたんですが、観に行こうと約束してた友達の都合で今頃になりました。

 

まあ、別に上映中ならいつでも良かったんです。

そんな急いで観ることもないし。

 

そんなんで友達とその子どもと観に行ってきたんですが、劇場にはけっこう二十歳くらいのカップルとか、若者が多く・・・いやいやいや、あんたらちょっと幼稚やな~、これは小中学生の観る映画じゃないのかいはてなマーク

ハタチ過ぎたらそろそろ韓国映画とか大人向きの映画を観なビックリマーク

 

と、思ったんですが、よく考えたら、1作目の『トイ・ストイーリー』(1995年)の日本公開が1996年・・・今年20歳くらいの若造、小娘など、まだ生まれてもいなかったんですよね~あせる

 

長きに渡る人気シリーズと化したトイ・ストーリー。

おそらく、み~んな、子どもの頃からトイ・ストーリーを観てきたクチなんでしょうね~。

ですよね~。

 

時は、アッという間に、過ぎていく。

 

 

始まった途端に思ったのは

おまけの短いアニメがないやないか~!!

でしたが、まあ、それはいいんですがね。

 

私も子どもの頃からディズニーの映画は大好きでずっと観てきたんですが、もともとディズニー好きでしたよ。

しかし、1996年に『トイ・ストーリー』を観た時の衝撃は忘れようとも忘れられません。

アニメの概念が一気に変化したといっても過言ではないでしょう。

 

それからピクサーのアニメは全部、観てたんですが、コリアン・ウェーブの波をモロかぶりする日が来た頃から、観なくなりましてね・・・いや、それでも観たい気持ちはあったのですが、とにかく韓国映画~アジア映画の日々でした。

 

でもテレビで放送されてたら観てましたね。

確かなことは6歳以下の人にオススメするのなら韓国映画ではなくピクサーだ、ってことです(^_^;)

 

そんなんで、ピクサーといえば最初におまけの短いアニメがあると思い込んでたので、ないのはちょっとビックリでしたね。

 

 

でも、始まったらそれどころではなく・・・最初っから、すごくエモーショナルでしたね。

 

もう、始まった直後から、目がウルウル(T-T)

 

『トイ・ストーリー3』(2010年)の中で、セリフで語られてたことが、映像化されてましたね。

 

これがもう、普通に山場みたいな場面でした。

 

あ~、こんなことがあったんやね・・・と。

 

 

ボニーの元で過ごすことになってから、どうもドーリーの方がリーダー的な立場で、ウッディは彼女を支える立ち位置なのかな。

ドーリーは「市長」と呼ばれてたような・・・。

 

ウッディは1作目で知りましたからね。

「我が、我が、ではアカン」とゆうことを。

ウッディも1作目から変わりましたよね~。

 

でも、ボニーも女の子だし、男子のウッディは選ばれることも少なくなり・・・ここらへん、おもちゃであることがすなわち仕事みたいな生き様のおもちゃたちですので悲哀も感じつつ、笑えます。

 

そして、ボニーのためには何が一番か、いつも考えるウッディにまた泣ける。

 

 

新キャラ、登場ビックリマーク

 

何とも言えないイラッとした登場ですが、やはり可愛く見えてくる。

 

そして、ウッディは、ボニーにとって何が大切か知っている。

 

 

あ~、なって、こ~、なって、やはりとゆうかトラブルが勃発ドンッ

 

トイ・ストーリーには、「ちょっと子どもをビビらしたろ」とゆう、怖さがまぶされてるのが素晴らしいですね。

 

私も実は怖かったですね。

 

 

4作目が作られると知った時、まだやるんかい!?とゆう驚きとともに、やはり嬉しかったんですが、実際に観てみて、私の予想はぜんぜん当たってなかったです。


これはピクサーへの営業妨害になるかもしれないけど、書いてしまいますがね、私はもしも4作目が作られるのならば、ボニーが大人になって

おもちゃが必要でなくなった頃、アンディが結婚して、彼に子どもが生まれ、それを知ったかつての仲間たちが再結集!!って物語に違いないと思い込んでましたよ。

 

それ以外ないと思ってたんですが、違いましたね~あせる

 

もしかしてそれは5作目で実現するのかな~はてなマーク

って自意識過剰ですかね。

 

 

この映画全体にいえることですが、「再会」の感動がすごく強かったです。

 

もう、それだけで観た甲斐があったとゆうか、それが私の一番、観たかったものだし、それでこそシリーズものだと思わされましたね。

 

自分が予想してたストーリーとは違ったけど、だからぜんぜん文句とかないです。

これでいい、これがベストだったと思いましたね。

 

一瞬ですが、最後に仲間たちが再会してハグしましたよね。

もう、あれでブワッ。゚(゚´Д`゚)゚。ときました。

 

再会ものって、ほんとに好きです。

 

 

1作目は、我が、我が、じゃアカン、って、いかにもアニメらしい子どもたちへの教訓の映画でしたが、2作目以降、さらに哲学的な内容となり、『ブレードランナー』(1982年)に匹敵する「存在」ってもんを考える映画になりましたね。

 

どう・・・って言えないんだけど、2作目からある種の「怖さ」のようなものが私には感じられるようになりました。

3作目にもありましたが、2作目が一番かな。

笑顔の裏に、未来への不安もあったと思うんですよね。

その不安が3作目で現実のものとなり、3作目の最初では最も恐れていたことが起こってました。

 

しかし、ウッディのある決断により、おもちゃたちは新しい未来へと向かうことになる。

 

おそらく、本来はその同じことの繰り返しの中で、擦り切れて壊れていくおもちゃたちはレプリカントのように「廃棄」されていくんでしょうけど・・・4作目で!?

 

いや、書いてるうちに『ブレードランナー』と重なってきましたわ。

 

人によってはリストラの恐怖とか、仕事が与えられない怖さも感じるんでしょうけど、やはり、「存在」について考えさせられる映画です。

そん時、となりに仲間がいれば、ってテーマもあるんですけどね。

 

2作目のジェシーの過去には、思い出すだけで目がうるむんですが、ラストのバズとウッディのセリフにも、ものすごく強い印象が残り、ほんとに考えさせられたので・・・。

 

新キャラのフォーキーって、観終えて、彼の成長みたいのが考えさせられますよね~。

ほんとに何のために生きるのか・・・。

 

あるキャラの最後のセリフを聞いた時、トイ・ストーリーの深淵に触れましたね。

私はそんな映画が大好きです!!

 

 

スネイプ先生!!

じゃなくって、この人も面白い役の声で、ええ仕事、してましたわ~。

 

って森川智之さんですけどね、私が観たバージョンでは。

 

バニーとダッキーも最高でした(´∀`*)

 

可愛いキャラで声がおじさん!?ってのも定番ですね~。

 

それと、私はギャビー・ギャビーが非常に気に入りました。

 

 

私が初めてランディ・ニューマンの『小さな犯罪者』(1977年)を聴いたのは『トイ・ストーリー』を観たあとか、観る前か・・・まあ、その後ですね。

アメリカ盤のレコード、持ってますけど、『小さな犯罪者』って20年後の『トイ・ストーリー』のベースみたいなのがすでにあるし、ランディ・ニューマンの他の曲にもトイ・ストーリーの音楽と共通点を聴きだせる歌、ありますよね。

 

日本人ならダイアモンド✡ユカイですけど、あれはてなマーク

エンドロールかで、ランディ・ニューマンの歌も流れてた気がしますが・・・はてなマーク

 

I Can't Let You Throw Yourself Away

 

モロにじいさんになってても声に衰えがありませんな~。

 

いや、もともと、若手の頃から衰えてたのか(;´∀`)

 

いや、でも、その変な「枯れ」みたいなイメージも良かったんですよ。

 

それにしても、ええ仕事にありついて・・・この幸せもん!!

 

もちろん、ダイアモンド✡ユカイの歌も最高ですね。

最高の歌手でしゅ。

 

ユカイさんも、いかにトイ・ストーリーの世界を作ってるか。

 

ところでオリジナルの声にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーも「the Duke Caboom commercial announcer」の役で出演してたようで・・・何の役や!?

気になるな~。

 

声の出演も超豪華ですね~( ゚ー゚)( 。_。)

 


 

いろいろ書きたいけど、まだ公開中だし、それに、やっぱり観る人には何も知らずに観てほしい。

 

結末については、私はあれで良かったし、トイ・ストーリーにまたあんなラストがあったことが驚きでした。

もちろん賛否両論はあると思いますがね、私には最高の結末でした。

 

ハッピーエンド、かどうかは・・・どうなんでしょうね~。

あの時の選択は、難しかったと思います。

同時に二つは選べなかったとゆうか・・・時間もなかったし、私も気が焦って、複雑な思いも残りました。

でも、あれで良かったのではないかな、結局。

 

でも、どうかな、別れは寂しいですね。

 

もしも観るかどうか、迷ってるのなら絶対に観るべきですね。

 

映像とかはもう、過去最高でしょう。

 

凄い合格

 

私は観てホントに良かったし、ちょっと視野が広がった気がします。

 

あと・・・アニメだけでなく、韓国映画も観ろよっ!!

 

でわ、今日も最後までありがとうです~キスマーク

アンニョン~(^.^/)))


 

解説: おもちゃの世界を舞台に描くピクサー・アニメーションの大ヒットシリーズ「トイ・ストーリー」の第4作。ウッディたちの新しい持ち主となった女の子ボニーは、幼稚園の工作で作ったフォーキーを家に持ち帰る。ボニーの今一番のお気に入りであるフォーキーを仲間たちに快く紹介するウッディだったが、フォークやモールでできたフォーキーは自分を「ゴミ」だと認識し、ゴミ箱に捨てられようとボニーのもとを逃げ出してしまう。フォーキーを連れ戻しに行ったウッディは、その帰り道に通りがかったアンティークショップで、かつての仲間であるボー・ピープのランプを発見する。一方、なかなか戻ってこないウッディとフォーキーを心配したバズたちも2人の捜索に乗り出すが……。ボー・ピープが「トイ・ストーリー2」以来19年ぶりに再登場を果たすほか、物語の鍵を握るフォーキー、ふわもふコンビのダッキー&バニー、かわいいアンティークのおもちゃギャビー・ギャビーなど新キャラクターたちも続々と登場。数々のピクサー作品でストーリーボードアーティストを担当し、「インサイド・ヘッド」では脚本にも参加したジョシュ・クーリーが長編初監督を務める。(映画.com

 

 

 

 

 

 

 

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