アンニョン~(^-^)ノ
8月もうちのブログを読んでくださり
本当にありがとうございますッm(._.)m
いや~、もともと勉強大キライなめんどくさがりなので
ブログ書こうと思って始めると急に寝てたりします~![あせる]()

8月最後の記事は、ちょっと怖い映画についてです![叫び]()

まあまあ怖いので、苦手な方はスルー
でお願い致します。

でも、うちのブログは怖く書かないので、大丈夫ですよ![音譜]()

8月26日、この映画を観ました![映画]()
![キラキラ]()
![キラキラ]()
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![ドクロ]()





漢江の解氷と共に発見された首無し死体。
その首が、どこにあるのか知っている――。
犯人は生首に訊け

犯人は生首に訊け
原題:해빙
英語題:Bluebeard
(2017年、韓国映画、117分)
監督・脚本:イ・スヨン
PD:チョ・チョンジュン(P.G.K.)
助監督:イ・ウォンジン
撮影:オム・ヘジョン
照明:チョン・ヘジ(ライト ハウス)
音楽:チョン・ヨンジンsh
美術:ソン・ミンジョン
武術:イ・ウンジュン
出演:チョ・ジヌン、シン・グ、キム・デミョン、ソン・ヨンチャン、イ・チョンア、ユン・セア、キム・ジュリョン、ユン・ダギョン、キム・ギョンミン、イ・ガンジェ、ムン・ジョンヒョン、チョン・ドウォン、チョン・アミ ほか
※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。
配給:「反逆の韓国ノワール2017」上映委員会
解説: 「お嬢さん」のチョ・ジヌン主演で、15年におよぶ未解決連続殺人に巻き込まれる医師の姿を描いた韓国製スリラー。医師のスンフンは妻と離婚し、京畿道の新都市に移り住んだ。この町では、15年もの長きにわたり未解決の連続殺人事件が起きていたが、新たに氷が解け出した漢江から首と手足が切断された女性の死体が浮かび上がる事件が発生する。そんな折、認知症患者でスンフンが住むマンションの1階にある精肉食堂の老人チョンが病院にやって来る。診療中にチョンがつぶやいた「体は橋から捨てれば見つからない。頭はまだ冷蔵庫の中」の言葉に、食堂の一家が連続殺人に関係しているとの疑いを持ったスンフンは、店の冷蔵庫に死体の頭部が隠されているのではと想像をめぐらせるが……。監督は「4人の食卓」のイ・スヨン。(映画.com)

この映画は日本では、去年
「反逆の韓国ノワール2017」のうちの1作品として上映され
私は劇場では観なかったんだけど、一年越しでようやく
観れまして、これで「反逆の韓国ノワール2017」4作品全部
フィニッシュできました。
監督は、パク・シニャンとチョン・ジヒョンが主演した
2003年のホラー映画、『4人の食卓』のイ・スヨン監督で
イ・スヨン監督にとって長編2作目だとのことです。
『犯人は生首に訊け』も怖いは怖いのですが、個人的には
モロにホラー映画だった『4人の食卓』の方がはるかに
怖かったです(^_^;)
もう観てから数年経っていますが・・・韓国のホラー映画を
観始めの頃だったので軽く衝撃でした・・・いろいろと![汗]()

『4人の食卓』・・・そういえば、日本での公開時
思い出すと、何度もテレビCMが入ってましたね![はてなマーク]()

あの「飛び降り自殺を目にしたチョン・ジヒョンが気絶する」ヤツ![あせる]()

その頃は韓国映画にまったく興味がなかった私ですが
今思うと、その頃に観ておけば良かったのか、あるいは
そうじゃなくって良かったのか・・・どっちでしょ![はてなマーク]()

いや~、やっぱり、その頃に韓国映画と出会ってた方が
きっと絶対に良かったんでしょうね~・・・
( ゚ー゚)( 。_。)![ビックリマーク]()



もちろん、うちのブログではネタバレしないどころか
内容にもほとんど触れませんが、ざっとあらすじを
書かせていただきますね。
15年前から連続殺人事件が発生してて、そのことで有名だった
キョンギド(京畿道)の新都市。
って言っても「新都市」にはあまり見えないように思うのですが・・・
とにかくそこへ、自分でやってはった病院を倒産させてしまい
妻とも離婚した内科医のピョン・スンフン先生(チョ・ジヌン)が
越してきて、先輩医師の病院、シン内科医院に就職します。
それで、私は経験ないけど、内視鏡検査の時に
麻酔薬を使用して、半分寝かけで検査する方法も
あるようなんですね。
そん時、半覚醒状態の患者さんが、なんか自分の秘密とかを
口走ってしまうこともある・・・ようなのです。
その麻酔薬・・・違法薬物の代用とかにもなるんでしょうか![はてなマーク]()

そんな感じです。
で、スンフン先生の診察を手伝っている看護師の女の子
けっこう前半、スンフン先生に「色目を使う」っちゅうか
「秋波を送る」っちゅう感じなんですが
あれは本気にで気があったんでしょうか・・・![はてなマーク]()

なんかこの看護師の女の子、ミヨンが
シャネルのバッグとか分不相応に持ってたりする描写とか
気になるところですが・・・
(ま、職場の先輩に見せびらかしたいだけでしょう)
それもそれとして
どうも私、このミヨンって女の子をどっかで見た気がして
仕方がなかったんですよ。
で、途中で「あ」って気づきました。
イ・チョンアだったんですね~![!!]()


いや~・・・『オオカミの誘惑』(2004年)組の中でも
ドンくんだけがビッグになった印象で![あせる]()

イ・チョンアにも、もっと映画の大きな役で目にする機会が
増えてほしいと思うんだけど・・・しかし、イ・チョンア
あの『オオカミの誘惑』の時の、ちょっとダサめの魅力が消えて
なんか普通になっちゃいましたねー・・・(´・_・`)
普通にアカ抜けた、っちゅうのかな。
でもこの映画のイ・チョンア、良かったですよ。
悪いことしてるのがバレた時の必死の謝りとか
その後、ちょっと逆ギレしてるのとか(;´∀`)
そんなんで
スンフン先生はマンションの3階で一人暮らししてるんですが
そのマンションの大家さんはチナン精肉店の
ソングンさん(キム・デミョン)です。
チナン精肉店は、今は息子のソングンさんが継いではりますが
先代のお父さん(シン・グさん)はスンフン先生に
診察してもらってるんです。
マンションを借りてる関係もあり・・・。
ところがある日、お父さんを診察してたら、薬も効いたのか
スンフン先生の前で恐ろしいことを口走らはった。
「人間はこうやって解体したらやりやすい」とか![あせる]()

「腕と脚は漢南大橋に、胴体は東湖大橋に捨てた」とか![あせる]()

「分けて漢江に捨てれば来年の春まで浮いてこない」とか![あせる]()

そしてあろうことか、「頭はまだ冷凍庫の中」とまで![あせる]()
![あせる]()
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それで、スンフン先生もビビるんですが
けど、ソングンさんのお父さんも、ちょっと
認知症が進んではるようなので、にわかには信じ難い![汗]()

それでも、「このエリアで15年前から発生してた
連続殺人事件の犯人はこのおじいさんじゃないか
」と

疑いが生じるには十分なワケですよ![あせる]()

そして、しばらくの間、静かだったこの新都市で
再び、頭のない遺体が発見されるに及び、怖くなってきます![叫び]()

そして、スンフン先生はまた
勤め先の医院の待合室に
怪しい男(ソン・ヨンチャン)を見かけるようになるのでした。
また大家のソングンさんも、なぜかスンフン先生と
お酒を飲んだりして、何かと仲良くしたくなりたい様子・・・。
ところがスンフン先生には、チナン精肉店の冷凍冷蔵室に
老人が隠した人の頭部があるように思えてならないのですが・・・![ビックリマーク]()

そんな話です。


そんな感じで、観終えた時、なんか
アメリカの「パルプ・マガジン(pulp magazine)」に
掲載されていたとゆう、そういった小説作品の何か
私が読んだようなことがあるのが、おぼろげに思い出されました。
具体的にどれ、っちゅうて申し上げられないのですが・・・
ロバート・ブロックとか、ジム・トンプソンとか![はてなマーク]()

詳しい方なら、もっと具体的な関連に気づかれそうですが。
そうゆう系の小説はハヤカワ文庫から出てたりするんですよね![はてなマーク]()

そうゆう系、私、十代にかなり読んでるんです。
けっこうね、韓国映画のこのタイプのサスペンス、スリラーとか
あるいはホラーとかミステリーとかを観てると
その、以前に読んだそうゆう「怪奇文学」とゆうのか・・・
エドガー・アラン・ポー的な世界を彷彿とさせる気が
してなりません。
まあ、怖い作品(文学、映画など)には
どっかしら共通点があるのかもしれませんがねー。
いや~、10代の私が韓国のこれ系の映画と出会ってたら
どうなってたんでしょうねー![あせる]()

なんせ殺人事件とか怖いもんに熱中してましたので![あせる]()

めっちゃハマってえらいことになってたでしょうね。
ま、でも私が十代の頃にはまだ、韓国映画もここまでの
怖い映画を連発してなかったですけどねー。




この映画は、人当たりの良い生真面目で温厚な医師が
自分の患者が連続殺人事件の犯人ではないかと疑い
恐怖を感じる映画ですが・・・
前半から、ところどころに不思議な、不自然な場面があって
それが事件の謎を解くカギなんじゃないかと思えて
よし、これは覚えておこう、と思うんですよね。
絶対にこれはおかしい、って場面もあって
それがさらに謎が謎を呼ぶんですが、映画を観てて
そんな気分になる時、私は好きですね。
疑問を感じるのが好きとゆうか。
で、イ・スヨン監督の上手さだと思いますが
怖さが急に来ますよね。
ドキーッ![叫び]()
って感じで。


だから、ホラー的な怖さやビックリもあるんですが
なぜか、私はそこまでは怖くはなかったですね。
バラバラ殺人事件なんて、めちゃくちゃ怖いはずなんですがね。
若干、怖さにかんしては、そこまでではなかったです。
その分、「真相は
」っちゅう、その謎解きの部分で

楽しませてもらいました。
ま、案の定と申しましょうか、私はコロッと
騙されたりもしてたんですが、しかし
頑張って自分で推理しようとゆうココロが大事ですね。
あと・・・ジヌタンなんですが・・・あ
「ジヌタン」とは、韓国映画&ジヌタン大好きな
ayetanさんご命名なのですが、ayetanさんも感無量でしょう・・・。
終盤、そのジヌタンのベッドシーンまであったものです。
スンフン先生が別れた奥様と・・・なんですが、中盤
二人の服装が乱れていたので、これは、何だ
と思ったものの

タネ明かしなわけですが・・・
いや、この場面はかなり濃厚なエロティシズムがかもし出され
この映画最大のサプライズであったかも、とか思いました。
ジヌタンのような、いわば「性格俳優」が
普通に官能的なラブシーンを始めてしまうと
なまじのイケメン俳優には絶対にない何かが
発生してしまうわけです。
そのあたりを見極めないとほんまの映画ファンとは言えない・・・
って結局エロかよッ![!!]()

と思ったところが、元妻の顔がある人の顔に見えて
あえなく中断となるのだった・・・![ダウン]()
![汗]()






ジヌタンはキャリア史上、最も痩せたはったんちゃいますかね。
なんか顔はそうでもないけど、ヒョロヒョロ~としてはりました。
医師とゆうことで役作りですね。
それなのにまた、「ダイエットするからお昼はオニギリ2個」とか
言ってるんですがね。
演技にかんしては、さすがとしか申し上げられません。
また、可愛い息子さんとお食事してる
「お父さんジヌタン」の図もグッとくるものがありました。
「危ないおじいちゃん」を演じたシン・グさんは
『特別捜査 ある死刑囚の慟哭』(2016年)でも
痴呆の進んだおじいちゃまを演じておられましたね・・・。
キム・ミョンミンさんのおじいちゃんっちゅう・・・。
8月13日がお誕生日ってことで、おん歳82歳(日本式の年齢)。
韓国映画では、高齢の方々はかならず痴呆になってると
決めつけんばかりですが、シン・グさんは普通に映画に出て
的確すぎる演技をなさっておられるので
それはシッカリした方なんでしょう。
キム・デミョンさんは、どっから見ても怪しい彼氏なわけですが
『さまよう刃』(2014年)での
「塾のフリをして家出少年少女をこき使っている」おっさん役の時
あまりのキモさで逆に覚えたほどなんですが
それ以後、どんどん親しみがわいてきたとゆう。
今回も、控えめながら、興味津々で徐々にジヌタンの部屋に
何度も通ってくる大家さんとして、性格俳優対決が
堪能できるものでした。
ソン・ヨンチャンさんも「怪しい男」の役でしたが・・・
ま、詳しくは語りますまい。
ただ、最初から注意しておいてください。
ジヌタンの別れた奥様はユン・セアさんですが
美人でしたしエロかった。
後列、左よりジヌタン、キム・デミョンさん
前列、左よりイ・チョンア、イ・スヨン監督、シン・グさん
そして、ソン・ヨンチャンさんです。
『犯人は生首に訊け』・・・
このテの映画がお好きな方なら
たまらない逸品ではないでしょうか。
私![はてなマーク]()

私ももちろん、楽しませてもらいました。
そこまで怖すぎなかったのでね・・・。
さすがは韓国映画![!!]()

面白かったし結末も納得でしたよー![合格]()
![合格]()
![合格]()
![合格]()
![合格]()





そして夏向けな映画でした~![晴れ]()

ただ、私が「反逆の韓国ノワール2017」の4作品の中で
一番オススメするのは、チョンウ&カン・ハヌル主演の
『善惡の刃』(2017年)です。
でわ、でわ・・・
8月も本当にありがとうございます![クラッカー]()
![クラッカー]()
![クラッカー]()



7月もよろしくお願い致しますッ![キスマーク]()
![キスマーク]()
![キスマーク]()



アンニョン~(*´∀`*)ノ。+゜*。

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楽天さんはちょっと高いなー。
買うのならAmazonさんの方がお得ですね。
それから、『犯人は生首に訊け』は確か
3000円だったと思いますが
シネマートさんでは、韓国映画のDVDもいっぱい
販売しておられますが
この「反逆の韓国ノワール」系の作品のうちの幾つかは
1000円とゆうロープライスで売ってられましたよ。
シネマートさんで映画を観られた時には是非
チェックなさってくださいね