アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうですッ
私のオススメの作品です
是非、劇場で観てください
そして、こちらの作品は2月2日から公開です
こちらも、是非
で、今日の記事だけど
1月22日、この作品を観ました
狂おしいほど
切ない
禁断の愛
この衝動は
抑えられない
男と女
雪に覆われたフィンランドで出会い、激しく惹かれ合う男と女。
男と女
原題:남과 여
英語題:A Man and A Woman
(2016年、韓国映画、115分、PG12)
監督:イ・ユンギ
脚本:シン・ウニョン
脚色:イ・ユンギ
PD:イ・ドンハ(P.G.K)
助監督:キム・ボムジン
撮影:キム・ドンヨン(C.G.K)
照明:キム・ヒョンヨン
音楽:パン・ジュンソク
美術:キム・ビョンハン)STUDIO ARTFLOW)
出演:チョン・ドヨン、コン・ユ、パク・ピョンウン、イ・ミソ、パク・ミンジ、ミン・ムジェ、ペク・サンヒ、ノ・ガンミン、カン・ジウ、チョン・ソンギョン、ユン・セア、チョン・イクリョン、キム・ヘオク、キム・ヨンソン、チョン・スノン、カン・シンチョル、イ・ジフン、イ・サンウォン、ガブリエル・ダイ ほか
特別出演:カティ・オウティネン、チェヒ、カン・ビョル、ハ・ジョンウ
※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。
配給:クロックワークス
STORY
フィンランドのヘルシンキ、子供たちの国際学校で出会ったサンミン(チョン・ドヨン)とギホン(コン・ユ)は、遠く離れた北のキャンプ場に2人で向かうことになる。大雪で通行止めとなり、誰もいない真っ白な森の小屋で2人は体を重ね合わせ、互いの名前も知らないまま別れる。8か月後のソウル。フィンランドでのひとときを雪原が見せた夢だと思い、日常に戻ったサンミンの前に、突然ギホンが現れ、2人はどうしようもないほど熱く惹かれ恋に落ちる。(クロックワークス公式サイト)
世に言うW不倫の映画です。
こうゆう映画って
―― つまり、人の性愛、恋愛を描いた映画ってことですが ――
やっぱり映画ですから(それは文学でも同じことでしょうけど)
何を表現するか、ってことが大事なんちゃいますかね。
私は恋愛映画、メロドラマが大好きなんだけど
観る本数は意外とセーブすることになるとゆうか
本当にいい恋愛映画を観ると、あとを引くので
次に同じような映画を観る気にならないことが多いです。
だから、観る本数は少なくなるのかもしれない。
正直、恋愛が一要素としてではなく、恋愛そのものを描く
純粋な恋愛映画でホントに気に入る作品は
案外、多くないのかもしれない。
で、恋愛映画で何を描くのかってことですが
下手したら、どれほど大胆に、露骨にベッドシーンとかを
演出するのか、その一点張りで話題を振りまこう、なんて映画も
あるように思いますが、ま、映画を少しは観ていけば
そういったタイプの映画が必ずしもすごくいい、ってこともないと
思えたりしませんか。
若いうちはともかく・・・ってそんなふうに私は思います。
思いっきり考えつく限りの特徴的なエロをブッ込んで
人々の目を奪うのもアリだが、それだと結局
他の細やかなことがあんまり伝わらへん可能性もあると思います。
まあ、観客の立場で、何を観たいのかにもよりますので
一概には言えないけど ――
イ・ユンギ監督の2016年の作品、『男と女』は
私が今、一番観たい恋愛映画だった
一番好きなタイプのスタイルだった ――
そんなふうに思いました。
こういったブログで書かせてもらうについては
特に、何と言うのかな、W不倫のドラマとして
道徳や倫理を忘れないとゆうか、バランスや整合性が
絶妙だったんじゃないかと思いました。
観てて、少しも嫌な気分にならないとゆうか・・・
もちろん罪悪感は感じるんですが
二人のことを少しも責める気になれないとゆうか
むしろ、ここまで恋人たち二人の気持ちに同調して
なりきって、映画を観れてるってことが凄いし
めっちゃ気持ちよかったんですよね。
ま、それでも、そりゃ、ガチガチの道徳家や正義漢気取りは
人が何をやってても揚げ足を取りまくって
批判するのかもしれないけど、私はそうじゃないのでね。
スタートが
もしも、出会わなければ
もしも、雪が深くなければ
もしも、あの森の中のサウナがなければ
何もなかった二人ですので ―― 。
基本的に、主人公たち
サンミン(チョン・ドヨン)とギホン(コン・ユ)は
駆け引きとか、計算とか、そんなんはない人たちで
(二人とも、キッチリ仕事しててお金に困ってはない)
躊躇やためらいはあるんだけど、抑えきれぬ思いに
つき動かされているんだけど、観てて
ああ、これはもう、仕方がない、抑えようがないと思ってました。
だから、私は特にサンミンの立場でなら
この恋が今後、どうなろうとも、今は進むしかないし
後悔したくない ―― と思うしかなかった。
最後の方で、彼女が言葉である決断をしめした時
その時はさすがにドキッとして
これまでの彼女の人生が壊れてしまうことを危険視して
怖くもなりました。
それが現実の感覚ですよね。
でも、ああせざるをえなかったサンミンの気持ちも
痛いほど、わかる。
不倫が夫、もしくは妻にバレたら、多くの人は
動揺して後悔するのでしょうか。
それにかんしちゃ、それも確かに映画になるでしょうね。
W不倫の場合、恋人の配偶者に対して
強い嫉妬心を覚えるもので、それがセクシーな感情になりうるけど
『男と女』では、そういった気持ちはなし・・・
二人はお互いに相手の配偶者のことを強く考えることは
避けていたのかもしれない。
でも、子どもたちのことは、いつも心の中にあったでしょう。
実は彼らが、父であること、母であることから
離れていた時間を描いた映画なのだけれど ―― 。
結婚はともかく、子どもの存在は、どこまで行っても
追いやることはできなかったでしょう。
だから、子どもの姿を見ると、ドキッとしますよね。
―― 実はさっきから頭で考えてブツブツと書いているのは
他に書くことがないから、仕方なく書いているわけで・・・
私はこと、男女のセクシーなセンシビリティについては
映画など映像表現よりも、文章の方がそれが高いものだと
思ってきたのですが・・・どうやらこの映画は別格のようです。
しかし、それを書けとゆうのも酷なものです(^_^;)
友達とお酒でも飲みながら話すのなら、楽しいでしょうけど
こうして人様に読んでもらう場合は・・・。
私には書けないことも多いんでしょう。
ハッとさせられる、どうしようもなくセクシーな情欲があります。
この映画は、格が違う存在なんじゃないですか。
イ・ユンギ監督の監督作品は以下のとおり・・・。
チャーミング・ガール(2004年、脚本も)
ラブ・トーク(2005年)
アドリブ・ナイト(2006年、脚本も)
素晴らしい一日(2008年、脚本も)
愛してる、愛してない(2011年、脚本も)
男と女(2015年、脚色も)
ワン・デイ 悲しみが消えるまで(2016年、脚色も)
私が観たのは、『アドリブ・ナイト』と
それからもちろん、『ワン・デイ』ですね。
『チャーミング・ガール』はDVDが買ってあるので
早く観なくちゃならないんですが・・・ファン・ジョンミンも出てるし。
『素晴らしい一日』と『愛してる、愛してない』も
レンタルDVDさんにあるので、早く観たいですねー。
イ・ユンギ監督の映画は、なるほど、共通点があって
繊細、きめ細やか、って感じですか。
上手くは言えないけど・・・すごくトーンが整ってるとゆうか
映画らしい映画ですよね。
お金をかけてどうこうって感じじゃなく、自然で・・・。
あ、『男と女』は、フィンランドでも撮影してるんだから
お金はかかってるんでしょうけど。
そして、『アドリブ・ナイト』、『素晴らしい一日』
『愛してる、愛してない』など
日本の作家の作品が原作の作品が多いのも特徴ですね。
これまでに観た3作品で、私にも好きな監督さんです。
特に『男と女』と『ワン・デイ』は大好きですよ。
後半は、せつなさが凄くって・・・胸がもうキュッとなってしまって
涙が溢れてしまいましたね。
ま、やってることは
『マディソン郡の橋』(1995年)みたいな感じなんだけど・・・
『男と女』の方がずっとずっと感傷的とゆうか・・・
ドワッて心に迫ってきました。
ハッキリ言って、このタイプのラブストーリーでは
メチャクチャ良かったとゆうか
これまでに私が観た中で、最高でしたわ。
今、一番、観たかった恋愛映画・・・そんな気がしました。
ようやく出会えた・・・とゆうか。
そんで、しもたー
これも劇場で観れたのに・・・観に行かへんかったんや~(>_<)
と、非常に悔やんだとゆう。
あ~、観ておきたかったですよ・・・スクリーンで。
けど、もともと、私は、映画を観るのなら
100円とかで借りれてしまう、レンタルDVDさんで十分
と思ってたところへ、映画ブロガーさんたちのブログを
読ませてもらってるうちに、なんか、羨ましくなってきて
マネして書き始めたら、ちょっとずつ真剣になってきて
じゃあ最新の映画も劇場で観ましょう
みたいになってるだけなので・・・ま、劇場で映画を観る方が
特別だったんですがね・・・それでも観る作品数は少ないけど。
でも、『男と女』を観てる時
あ~、映画館で観といたら良かったヽ(≧Д≦)ノ
って思ったのは、ホンマです。
絵が、画が、ほんっとに、素晴らしいので。
チョン・ドヨンとコン・ユとゆう名優二人の主演作ですし
二人の演技のスゴさも・・・そのスゴさに気づかないほど
凄かったです。
演技に見えないもんなー。
あ、チョン・ドヨンの夫役が
なんか怖いパク・ビョンウンさんだったり(^_^;)
コン・ユの仲間の一人がユン・セアだったり
「二人だけの世界」の外の人たちも良かったですね~。
時々、なんか人々を怖く感じるほど
主役の二人に感情移入してしまってた
そうそう・・・フィンランドってことで
最後の方でチョン・ドヨンが乗るタクシーの運転手さんが
カティ・オウティネンさんでした。
アキ・カウリスマキ監督の作品で有名な・・・。
アキ・カウリスマキ監督の作品もまた観ないとダメなんですが。
『男と女』・・・いいセリフがいっぱいで・・・
私も大好きな韓国の恋愛映画になりました。
W不倫ものですので、好き・嫌いもあるでしょうけど
また、この記事を読んでもらって観たくなったら、観てください。
でわ、今夜もありがとうです・・・アンニョン・・・(^.^/)))
解説: 「シークレット・サンシャイン」でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞した演技派チョン・ドヨンと「トガニ 幼き瞳の告発」「サスペクト 哀しき容疑者」のコン・ユの共演で、北欧の地で出会い、激しく惹かれ合う男女の姿を描いた韓国製ラブストーリー。ヘルシンキで出会ったサンミンとギホンは、大雪の誰もいないキャンプ場の森の小屋で体を重ね合う。互いの名も知らぬまま別れた2人だったが、それから8カ月後、ソウルで日常に戻っていたサンミンの前に突然、ギホンが現れる。(映画.com)
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