Quantcast
Channel: Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1071

韓国映画 不器用なふたりの恋 フェア・ラブ 2010年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

NEWNEWNEW4月5日から公開スタートです!!NEWNEWNEW

 

僕たちは、再び恋に落ちた――。

 

Be With You

いま、会いにゆきます

 

 

映画 『Be With You ~いま、会いにゆきます』 公式サイト

 

【劇場情報】

北海道 北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 2019/4/5

東京 シネマート新宿 2019/4/5

神奈川 横浜ブルク13 2019/4/5

神奈川 川崎チネチッタ 2019/4/5

愛知 ミッドランドスクエアシネマ 2019/4/5

大阪 シネマート心斎橋 2019/4/5

京都 T・ジョイ京都 2019/4/5

兵庫 神戸国際松竹 2019/4/5

九州 福岡 T・ジョイ博多 2019/4/5

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

これから日本で公開される注目の韓国映画ビックリマーク

 

5月17日から 『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(2018年)

5月24日から 『神と共に 第一章 罪と罰』(2018年)

6月28日から 『神と共に 第二章 因と縁』(2018年)

7月19日から 『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(2018年)

秋に公開 『慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ』(2014年)

 

そして、シム・ウンギョンが出演する日本映画!!

 

6月28日から 『新聞記者』(2019年)

秋に公開 『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(2019年)

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

3月24日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキララブラブあせる

 

 

 

おじさんが可愛く見える。
こんな私は変ですか?


友人の娘、父の友人──
親子にしか見えない、不器用なふたりの愛しいロマンス・ストーリー

 

 

 

不器用なふたりの恋

 

別タイトル: フェア・ラブ

 

 

不器用なふたりの恋
原題:페어 러브
英語題:The Fair Love


(2009年、韓国映画、115分)


監督・脚本:シン・ヨンシク
撮影:チェ・ゴニ
照明:イ・ジョンミン
音楽:キム・シニル


出演:アン・ソンギ、イ・ハナ、ユン・スンジュン、イ・ヒョノ、キム・ジョンソク、キム・インス、クォン・ヒョクプン、チェ・ジョンニュル、キム・ミンギョン、ホ・ヨンジョン、チョン・ソンイル、ユ・インナ、キル・チャンギュ、イ・ヒョギョル、チョ・ソンウ ほか
特別出演:イ・チュニョン

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

50歳になっても今だに恋愛を一度もしたことがないキム・ヒョンマン(アン・ソンギ)はカメラの修理だけに身を捧げ、打ち込んできた独身おじさん。

友人だったキヒョク(キル・チャンギュ)のせいで貯金を全て失い、仕方なく兄夫婦(チェ・ジョンニュル、キム・ミンギョン)の家に同居していたが、それもいたたまれず、今はカメラ修理の修理室で寝泊まりしている。

 

ある日、ヒョンマンを騙したキヒョクに死期が迫り、キヒョクはヒョンマンに、自分の死後、一人ぼっちになってしまう娘のナムン(イ・ハナ)の様子を時々、見に行って、気にかけてやってくれと涙ながらに懇願する。

 

なんで俺が・・・と思うヒョンマンだが、言い残してキヒョクは逝ってしまった。

元来、人がいいヒョンマンはナムンに会いにいく。ナムンは父親が死んでも泣かなかったけど、猫が死んだ時にはたくさん泣いた、と。

ナムンの経済的なことは、ヒョンマンとキヒョクの共通の友人であるユン社長が面倒を見ることになった。

 

ナムンはせめてヒョンマンの衣類を洗濯させてほしいと申し出、幾度か会ううちに、ヒョンマンはナムンの態度に何かを感じた。彼自身もナムンを女として意識しているようで、それは彼には初めてのことで、彼は困惑を覚えた。

やがて二人の間に愛が生まれ、ナムンにとってヒョンマンは「パパの友達」から「オッパ」になる。

 

※ オッパ(오빠) = 韓国語で「お兄さん」だが、時に女性にとって年上の特別な男性への呼びかけとしても使われる。ほら、映画やドラマで女子が彼氏に「オッパヤ~ドキドキ」って言ってるでしょ。

 

 

年配の男が、娘ほどの年齢の女子と恋愛関係になる・・・しかも主演が韓国の〝国民俳優〟 アン・ソンギなので、渋い、けじめのついた、人生経験に裏づけられた、大人のラブストーリーかと思って観始めたんですが・・・これがなかなか、モジモジしてしまうような、困った「イタイ話」であせる

 

いや~あせる

ま~あせる

なかなか居心地が悪かったですね、私にはッ(>_<)

 

恋愛はともかく、私は若い頃、基本的に年下の人は認めないとゆうか、自分よりも年上の人でないと、まだ人として完成されてないし、話してても面白くない、とか(かなり強引に)思い込んでたんですが、ま、今になってみると20歳でも40歳でも60歳でもアホはアホですし、人間そこまで変わりません。若いうちからできてる人はできてますし、できてない人はそのまま死ぬまでず~っとですね。

 

それはまあ、いいんですが、50歳まで一度も恋愛をしたことがない人が、女子大生と恋愛するとゆうのが、なかなか恥ずかしいもので、私はとても、「微笑ましい」とか、そんな気分になれないとゆうあせる

いや、イタイです、正直。

 

ですが、映画的には普通に恋愛映画の趣で進んでいくんですよ、前半。

 

主人公、ヒョンマンの好きな音楽でしょうけれど、それがここ一番で流れましてね・・・そういった音楽の力で、かなりロマンティックなムードは漂います。

 

そして、アン・ソンギの演技はやはり的確で、いかにもそんな人がいそうな自然な演じ方です。ヒョンマンがどんな人か、それがよくわかります。いや、演技が上手すぎほど上手くって、それがこの映画を真面目なものにしてるとゆうか、「年の差カップルのラブコメ」じゃないんですよ、どう考えても。

笑える場面もありますよ、時々。でも爆笑って感じじゃない。

それよりやっぱりイタイです・・・もっと言ったら見苦しいです(>_<)

 

50歳の初恋といって、じゃあそれまでの50年間どうしてたんだとゆう。あの~、陳腐なことを書きますが、じゃあ本当に女性経験ゼロで女に一度も触れたことがないのかとゆう(;´∀`)

そりゃなんぼなんでもアン・ソンギが演じるのには無理がありませんかねー。大俳優すぎるとゆうか。

けど、重鎮として、いつも重みのある威厳たっぷりの大物を演じることばかりなのをあえて避けて、ホントに小市民でおとなしい男を演じられたんですよね。

私はちょっとそんなアン・ソンギを見るのが、うら寂しかったな~。

 

これ言ったら身も蓋もないけど、カメラの修理をしてるおじさんで、お金があんまりないんですよ。でも、若い女の子と付き合いだしたら無理しちゃって、高いお店に行ったり、車を買っちゃったりして・・・それがまたもの寂しい気分を増幅させたり汗

 

正直、後半になると、恋に苦しむおじさんの姿が無様で、ショックを受けました。

 

また相手役、ナムンを演じたイ・ハナが、ぽわぽわ~とした女の子で、なんか色気はあるんですが、役柄的にいつも困ったような顔してて、長く話すと(それも演技でしょうけど)、「ふ~、ふ~」って鼻息はてなマークもしくは呼吸音が目立つ、そんな子で、おっとり型で、それが男性からはちょっと「いいように扱えそうな子」に思えるのかもしれませんが、急に後半、グサッとくるようなことを急に口走ったり、言うことは言うわけですよ~。

で、見たくないケンカになってしまったり。

しかもストレス解消に自分の部屋の壁をガリガリ引っ掻くとゆう(^_^;)

ようわからんけど、ちょっと変なのがまた、「おじさんキラー」なんちゃいますか。

 

ヒョンマンも、そりゃ思うこともあるだろうけど、だんだんと説教くさくなってしまって、あれ、女子大生にはイヤやろうね~。

 

8年間、ナムンはヒョンマンの仕事場の近くに父親と住んでて、昔、自分の卒業写真を撮影してくれたおじさんを覚えてたんでしょうけど、彼女もおそらく初めてのちゃんとしたお付き合いで、そうゆう時には同世代の男の子か、せめてここまで恋に奥手でない人の方が・・・ねはてなマーク

 

ちなみにベッド・シーンなどはありません(あったら、それはそれでまた違う気分で観れたと思いますが)。キス・シーンもさらっとしてますね。

 

実は私、この映画を観てて、ヒョンマンとナムンは、上手くいかないような予感がずっとしてました。

だから、どんな結末なのか、まったく予想がつかなかった。

 

その終幕については、また自分で観てもらうとして・・・ラストにかんしては非常に良かったです。哲学がありました。こんなふうに終わるのか・・・あ~、と思いましたし、心打たれました。

感動的・・・ではないかもしれません。

ですが、それも一つの結末でした。

 

 

前述の通り、音楽、歌が素晴らしく、耳に残ります。

キム・シンイル(김신일)さんとゆう作曲家、歌手の方のようです。

YouTubeで発見しましたので、是非、聴いてください。

 

Fallen_Fair love 페어러브 OST M/V

 

김신일 - [Fair Love (페어러브) OST] - I`m A Boy (Full Band Version)

 

김신일 - Fair Love OST, 2009 - Walkin' Through The Dawn

 

「Walkin' Through The Dawn」は映画のラストシーンで流れます。

ただ、その場面では少しミスマッチ感も感じて、それが不思議な感動になったように感じました。

 

左から、イ・ハナ、アン・ソンギ、シン・ヨンシク監督ですね。

 

アン・ソンギさん・・・いえ、様、やっぱりかっこいいんですが、けど、おそらく私が観た中では、最も普通で、無様な役柄。チャレンジングで、自分のイメージを壊すような、ある意味、俳優、表現者としてやりがいのある作品だったでしょう。

 

でも、アン・ソンギ様が「次男」ってことが、私にはもう不自然(;´∀`)

 

ズバリ、低予算の作品だと思いますが、アン・ソンギ様が出てるとそうは思えないんですよね~、また。

 

イ・ハナはチャン・ヒョクと共演したドラマ、『ボイス~112の奇跡~』(2017年)で有名なようですね。

※ 『ボイス』は現在、AbemaTVで放送中のようです。

 

二人の配役が別の俳優さんだったら、また違った感想だったように思えるのですが、アン・ソンギ様とイ・ハナだったから私にはモジモジ感、いたたまれなさが高かったのかもしれない(^_^;)

でも、そのモジモジ感、いたたまれなさが良かったのかな~。

それならラストをもうちょっとアレしてほしかったですけど。

 

ヒョンマンの仕事で、一緒に働く若い人たちのうち、年かさの方(ユン・スンジュン)がまたヒョンマンを尊敬しててね~、その気の使い方がまたいたたまれないあせる

対して、年下の方(イ・ヒョノ)の、無神経だけど、けっこう的確なことを言うのが逆にホッとさせられたり。

 

シン・ヨンシク監督の作品は初めて観ました。

物語としてはきつかったけど、映画としては好きなので、また別の作品も観ていきたいと思います。

 

少し否定的に書いてしまいましたが、そういった魅力のある映画ではないでしょうか。

興味を感じたなら是非、観てみてください。

 

でわ、今夜もおおきにです・・・アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

フェア・ラブ (字幕版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1071

Trending Articles