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Channel: Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう
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インファナル・アフェア 無間序曲 2003年 香港映画

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你好~(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

 

 

ファン・ジョンミンさん主演の傑作2作が4月29日にブルーレイ&DVDで再発されるようですNEW

 

 

『国際市場で逢いましょう』(2014年)はジャケットが変わってブルーレイだけの再発売みたいですね。

 

 

ベテラン [DVD]ベテラン [DVD]
2,245円
Amazon

 

『ベテラン』(2015年)はブルーレイとDVDですね、

 

ただ、この2つ、最初にリリースされたソフトにあった特典ディスクは付かないようです汗

 

とにかく2作ともが、持っておきたい名作ではあります。

 

 

同じ日、『カエル少年失踪殺人事件』(2011年)のDVDも再発売されます。

 

この映画は繰り返し観るのには辛すぎる映画に思いますがあせる

 

こちらの3枚、お値段的には私が思ってた「廉価版」の平均価格ってほど、そこまではお安くはなく・・・ちょっと寂しい汗

これも時代の流れでしょうか汗

近頃は何でも値上がりしていきますし、それが私には恐怖です(>_<)

 

まあ、私は映画のソフトもこの数年間でいっぱい買いましたし、それを観返してるだけでも十分、観るものには困らないんですけどね。

 

 

 

 

 

それはともかく本題は香港映画です。

 

2月22日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

3部作 第2章、それは秘められた過去 ――

 

 

 

悲しいから憎むのか

憎むから悲しいのか

 

 

 

インファナル・アフェア

無間序曲

 

 

インファナル・アフェア 無間序曲
原題:无间道2 / 無間道II
英語題:Infernal Affairs II
韓国語題:무간도 II - 혼돈의 시대


(2003年、香港映画、119分)

監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作:アンドリュー・ラウ
製作総指揮:ジョン・チョン、ダニエル・ユン、マー・パオピン
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
撮影:アンドリュー・ラウ ン・マンチン
美術:ビル・ルイ
衣装:シルバー・チョン
編集:ダニー・パン、パン・チンヘイ
音楽:チャン・クォンウィン
アクション指導:リー・タッチウ


アンソニー・ウォン - ウォン警部
エリック・ツァン - サム
エディソン・チャン - ラウ
ショーン・ユー - ヤン
カリーナ・ラウ - マリー(サムの妻)
フランシス・ン - ハウフ
フー・ジュン - ルク
チャップマン・トウ - キョン
ロイ・チョン - ロ・ガイ
リウ・カイチー - サンスク
チウ・ジョンユー - マリー
ケリー・フー - メイ
アーサー・ウォン - コッワ
ヘンリー・フォン(フォン・ピン) - カムディ
ピーター・ゴウ - ハクワイ
テディ・チャン - マン・チン

配給:コムストック

 



解説: 大ヒット作「インファナル・アフェア」の監督・脚本家が前作の11年前を描く続編。第3作「インファナル・アフェア 終極無間」へと続く3部作の第2作。中国への返還に揺れる香港で、マフィアの大ボスが暗殺され、次男ハウが2代目の大ボスになったのを危険視した警察は、ハウの異母兄弟であるヤンを組織に潜入させる。一方、マフィアは新興マフィアのサムの子分、ラウを警察に潜入させるが、彼は大ボスの暗殺に加担していた。(映画.com

 

 

『インファナル・アフェア』、『無間道』の続編ですが、前作から11年ですか、時間をさかのぼることで、ヤン、ラウ、サム、そしてウォン警視の過去を描く・・・まさしく「序曲」にあたる映画ですね( ゚ー゚)( 。_。)

 

一作目の公開後、すぐにこの脚本で映画を一気に完成させてる香港映画のエネルギーが凄いと思いました。

 

 

一作目ではトニー・レオン、アンディ・ラウだったですが、二作目ではヤンをショーン・ユー、ラウをエディソン・チャンがそれぞれ演じてますね。

 

似てる度・同一人物度ですが、私としては、あまり高くないと感じました。

 

私は時々、この人は後のヤン、この人は後のラウと頭の中で確認してしまいましたよ汗

 

エディソン・チャンは『ダークナイト』(2008年)にも出てたんですか。

知りませんでした。

現在のところ、私はエディソン・チャンの他の出演作を観てないようです。

芸以外のことにはここでは触れないことにしましょう。

 

ショーン・ユーの出演作は『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(2009年)と『ヘリオス 赤い諜報戦』(2015年)を観てました。

でも、そこまで強い印象を受けるにはいたらず・・・。

 

二人が出演している『頭文字D THE MOVIE』(2005年)はDVDを持ってるので、また観ます・・・私はいつも遅いですよね(^_^;)

 

 

時間がさかのぼるってこと、それから主要キャスト以外には何も知らずに観てたんですが、ムードは一作目と同じですね。

同じ映画ビックリマークって感じでした。

当たり前か(^_^;)

 

いや、とにかく、前作を観てからすぐにこの二作目を観た私ですが、スッとその映画世界に入れたと思うのでありがたいと思った。

それが続編を観る時の不安でもあり、また喜びでもある。

 

なんだか、一作目よりもノアール感、ゴッドファーザー度が高いと思ったんですが、それはフランシス・ンさん演じる、ドン(首領)、ンガイ・ハウとその周囲の人物が新しく登場したからではないかと思いました。

 

 

一作目から引き続きサムを演じたエリック・ツァンさん。

 

サムが主人公の『スカーフェイス』(1983年)みたいな映画を作ってほしかったほどですね・・・ってゆうか『スカーフェイス』も観たいです。

 

エリック・ツァンさんの愛されキャラも相まって、サムの生き様にも魅力を感じまくりでした。

 

でも、11年前のウォン警部(アンソニー・ウォン)とすでにあんなに密な関係だったとは。

 

ウォン警部がサムに近づいたのにはある理由があったのですが、彼の目論見は成功する。

しかし、です。

 

 

今回、一番、かっこいいビックリマークと興奮したのが香港を支配するドンになるンガイ・ハウ(倪永孝)を演じるフランシス・ン(吴镇宇)さんでした。

 

出演シーンの全てが・・・最高ドンッ\(^o^)/ドンッ

 

これまでに、『風雲 ストームライダーズ』(1998年)、『電脳警察サイバースパイ』(2000年)、『ノイズ』(2001年)、『ラヴァーズ・アンド・ドラゴン』(2004年)、『ラスト・シャンハイ』(2012年)といった出演作を観てるのですが、ごめんなさいあせる

あまり印象になく(>_<)

 

 

いわゆる世襲制で黒社会のトップを継ぐ形なのですが、このメガネが象徴するがごとくにとにかく頭がいい。

そして、また隠された残忍性も。

 

いや~、ホンマ~、かっこええわ~。

 

この映画はサムとンガイ・ハウの映画でもある・・・。

 

 

ウォン警部よりも若そうだけど先に出世しはったらしいルク警視(陆启昌)を演じるフー・ジュン(胡军)さん・・・『孫文の義士団』(2009年)で演じた暗殺団のリーダー、将軍イエン・シャオグオがホントに素晴らしかったので、出てきはった時は気持ちが上がりましたね~(≧∇≦)

 

イエン・シャオグオでは眉毛を剃ってらしたんですがね~、それがまたなんか好きで・・・今回、わかったのはかなり背が高いってことですね。

 

ルク警視とウォン警部の関係もいいんですよね。

トランプを使った賭けでどっちが主導権か決めるとかね、その最後のトランプの賭けの場面のセリフも良かったですわ~。

 

 

もちろん、後のウォン警視、11年前のウォン警部を演じるアンソニー・ウォンさんもかっこよかったです。

 

いや~、香港映画を観る前は「変な人」、「怖い人」って印象だったんですが、申し訳ない(>_<)

それもこれもあの「人肉饅頭」の評判のせいですがあせる

 

 

一作目で強い印象を残したキョン(チャップマン・トウ)も登場。

えらく呑気なセリフを言いまくる。

 

でも、この二作目ではそこまでではなかったです。

 

あと、タイの方の組織とサムの関係もそりゃ一作目の時点で親密になってたのでわかりますが、ここはちょっと後付けっぽいかな。

 

そして、女性キャラも複数、出てきますが、これはやっぱり男の映画。

 

でも、ラウ、ヤン、サムのせつない過去を知りました。

 

ウォン警視は女性がらみの過去は描かれないけど、彼もまた『無間道』の人なのでした・・・。

 

 

登場人物も増えて、話が複雑化したことの面白さはあるのですが、私が感じる映画的うねりは、そのことでやや分散化した印象です。

細かくなったとゆうか。

 

ラストへの物語の流れは一作目の方が強いと思います。

 

でも、二作目も強いセンチメントがあるし、途中にも泣ける場面がありましたね。

 

香港が返還されるところ、良かったなあ。

 

特に良かったのは一作目ではそこまで描かれなかった香港黒社会の生々しさです。

 

これはおそらく、後の映画にまた影響を与えたじゃないでしょうか。

 

 

一作目と同じ作風で一作目とは違う面白さのある、話がさかのぼる続編でした。

いわゆる「プリクエル」型の、前日譚モノとして理想的だったのではないでしょうか。

 

私はとても気に入りました。

 

ヤン、ラウも良かった、ウォン警部もサムもルク警視も良かった、でも、ンガイ・ハウが今回、観ててホントに良かったですクラッカー

 

 

そんな感じで、また少し間を空けてからついに三作目、『インファナル・アフェアIII 終極無間』(2003年)を観ようと思います。

 

皆さま、素晴らしい傑作をオススメいただき、ありがとうです!!

 

でわ、でわ・・・今日も最後まで謝謝ビックリマークでしたキスマーク

拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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