殺人者の記憶法
今日、1月27日より公開スタート・・・
殺人者の記憶法
原題:살인자의 기억법
(2017年、韓国映画、117分)
監督:ウォン・シニョン
原作:キム・ヨンハ
出演:ソル・ギョング、キム・ナムギル、キム・ソリョン、オ・ダルス ほか
映画『殺人者の記憶法』公式サイト
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皆様、観に行きましょう・・・
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アンニョン~(^-^)ノ
いつもありがとうございます~
先ほどまで、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)を
観ておりました
やっぱり、世界一〝泣ける〟ゾンビ映画です~・゜・(ノД`)・゜・
ちょっと、悲しい気分になり過ぎました・・・
でも、ほんと、素晴らしい映画ですね・・・
さて、『監獄の首領』(2017年)に続いて
この作品を観たんです~
空白の3分16秒
仕組まれた殺人
俺は一体、何をした――
操作された都市
FABRICATED CITY
操作された都市
原題:조작된 도시
英語題:Fabricated City
(2017年、韓国映画、126分)
監督:パク・クァンヒョン
脚本:パク・クァンヒョン、オ・サンホ
音楽:キム・テソン
出演:チ・チャンウク、シム・ウンギョン、アン・ジェホン、オ・ジョンセ、キム・サンホ、キム・ミンギョ、キム・ギチョン、イ・ハニ、キム・ホジョン、イ・スノン、キム・スルギ、シム・ウォンチョル、ソ・イアン、チェ・グィファ、クォン・テウォン、ペ・ミンジョン、キム・ジフン、ノ・ナムソク、ユン・ソンミン、イ・ソク、ユ・スンオク、リュ・インソク、チョン・ヨクサン、アン・ヨンソン ほか
友情出演:パン・スヒョン、キム・ホソン、カン・ヒョンジュン
特別出演:ウ・ヒョン
配給:ツイン
映画『操作された都市』メッセージ動画&アクション予告
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『操作された都市』・・・何も知らないでパッとこの映画の印象は
サイバー、ヴァーチャル、SF、アクション、サスペンス、シネマ
・・・そんなふうな映画なんじゃないかと、私は思ったものです。
いや、それで、当たらずしも遠からずですが
いや、やっぱり違いますが、とにかく
サイバー・パンクの映画とか、ヴァーチャル系の映画は
私にはそんなに面白く感じられた試しがない・・・と
そう思えて、あんまり気乗りしないんですね(^_^;)
だから、観に行こうか、それとも、やめとこうか・・・
微妙なところだったんですが
『監獄の帝王』を本来、先週に観に行こうと思ってたのが
ちょっと観に行けなくって
そしたら20日から『操作された都市』の公開が始まったので
それならいっぺんに一日で観ようと決めたんです。
ところが、観たら・・・
これがめちゃくちゃ面白い(*≧∀≦*)
あ・・・「サイバー・パンク」とか「ヴァーチャル・リアリティ」は
ほんの些細な要素ですので、そうゆう映画じゃないですよ
公開中の映画なので、私としても絶対に
詳しいことは書きたくないので、そうしますが
だいたい、一人の青年が無実の罪で逮捕されて
どこの国や~って監獄に送られたら、そこの首領が
「悪いキム・サンホさん」だったので、毎日
小突き回されて怪我だらけなんですが、それでも
お母さんに励まされて屈せずに、自分の無実を証明しようと
ついには脱走し・・・とゆう、そんな話です、が・・・私
何も知らずに観たので、かなり衝撃的でした。
観てる時の気分は・・・映画としてはかなり違うんですが
10代の後半に初めて観たアレハンドロ・ホドロフスキー監督の
『エル・トポ』(1970年)・・・あの時の感覚にかなり近かった
どう言えばいいのか・・・
映画を観ている間の時間が経過する感覚が
日常とは違うとゆうか、遅く感じる・・・そんな感じ
だから、2時間の映画が長く感じられる気がしたんです。
それは退屈だとゆうことではなく、むしろ、面白く
興奮が続く時間が濃密だから。
『エル・トポ』もそうでした。
そして、先が読めない、映画としての斬新さと意外性。
『エル・トポ』も何も知らずに観たから、半分くらいまで来て
え、え、え・・・どうなってしまうのお~
って感じだったんだけど、『操作された都市』も
何も知らずに観たので、かなり早くから
え、え、え・・・こんな映画だったんですかあ~
どうなってしまうのお~(・・;)ってなりました。
ジャンルにこだわってないために
なんの映画を観てるのか、こっちがわからなくなることが
素晴らしい。
まず、最初、映画の予算を根こそぎ、最初の10分で
使いきってしまうのかあ~ってほど派手な始まり方。
こっちが心配になります(>_<)
そして急転直下、理不尽なまでに予想外な展開に
驚きつつ、監獄行きなんですが
これがどう見ても、韓国映画って感じじゃない(^_^;)
面白すぎるやろ、この監獄
どこの『パピヨン』(1973年)やねんと思わされるけど
刑務所内での苦闘の日々がしつこく続くのが韓国っぽい。
で・・・まあ、語るのはこのくらいにするけど
とにかく前もって何も知らずに観たため
完全に予想外で、ビックリしまくりですね。
映画自体、幕の内弁当とゆうか、他の映画の面白いとこだけを
集めて作ったような映画なので、ずーっと観せ場だらけ・・・
その分、息抜きがありませんが、問題なし
126分、ミッチリ、楽しませていただきましたから・・・
けど、あの暗闇の場面のあれは
『デアデビル』(2003年)・・・あの映画をパクったな~
ま、主人公が元・テコンドーの国家代表で
今は無職でゲームびたりのニートくん、しかもイケメン・・・って
そんなヤツ、おるかぁ~って感じなんですが
そんな役に説得力を持たせたのが
主人公、クォン・ユを演じたチ・チャンウクくん。
本当に申し訳ないけど、ドラマをチェックしてない私は
存じ上げておりませんでしたm(._.)m
でも、映画を観始めたらすぐにファンになりましたよ~ヾ(*´∀`*)ノ
役柄的にはどこにでもいる普通の青年なんですが
なんしか、ゲームが得意で、窮地に陥った時の工夫もあるし
テコンドーの国家代表だったからケンカも(1対1なら)強い。
かっこいいですよね~( ゚ー゚)( 。_。)
なんか、映画が非現実的にコミカルになっても
チ・チャンウクくんがシリアスにかっこよく演じてるのが
めっちゃバランスいいですよね・・・
この映画のキャラは全員、マンガっぽいけど
映画がそうなので、そんなに変とは思わなかったかな。
そして、彼を助ける仲間たち・・・感動的なんですが
・・・ん~、シム・ウンギョンは、いつもほどは目立たなかったかな
よく顔も映りませんでしたしね・・・でも、珍しいキャラで
だけど、その気持ちなんかがグッときますね。
それにしても、あの「変態殺人鬼」みたいな家は何なんや。
あの機械類は誰が買ったんや。
まあ、その点はこの映画、あやふやですが・・・
一人暮らしなんかなあ~
アン・ジェホンもこの映画で初めて意識しましたし
キム・ミンギョ(韓国のロッテリアのCMでピコ太郎のモノマネを
演ってた人)も良かったです。
でも、私的にはキム・ギチョンさんの面白い顔が目について
仕方なかったかな(;´∀`)
キム・ギチョンさんって時々、見かけて強烈な印象です。
私は私を笑わせてくる人が大好きです
いや、刑務所にいた「韓国版レクター博士」みたいな
ウ・ヒョンさん含めて「渡る世間に鬼はなし」みたいな映画です。
いますけど、鬼も。
実はキム・サンホさんもやっぱり鬼でも笑かしてきたし
あの、最後の方で出てくる、「あいつを呼べ~」
「はい~、親分~、来ました~」みたいな人も面白かった。
あの人、誰やったかなあ・・・また、DVDになったら確認せんと
強いて言えば、敵の、悪役の人が適役で
それはそれでいいんですけど、ん~、個人的には
やっぱりもうちょっとカッコよくって、「好きになれる悪役」の方が
嬉しかったかな(^_^;)
あれでは狂いすぎですし、カッコ悪いもん。
けど、ああゆう悪役もいいし、面白かったですけどね。
それと~・・・悪役の人のとこで働いてはるのが
(現在、ユン・ゲサンの彼女でいいのかな)
イ・ハニで、その登場した時からの不自然さが凄いんですが
この映画のそうゆう強引で脇役が目立つところ
私は大好きですO(≧▽≦)O
一つ、非常に深刻で、本当に悲しいことも起こるけど
けど、全体的にはけっこうハチャメチャで、息つく暇もなく面白いし
最後はかなり興奮のうちに、スカッとして終われて
気持ちのいい映画でした。
だから最後の数秒間、ウルウルきましたね(T-T)
ああいう終わり方、ええわ~・・・大好きです。
監督は『トンマッコルへようこそ』(2005年)の
パク・クァンヒョン監督。
長編映画は『トンマッコルへようこそ』に続いて
2作目なんですが、『トンマッコルへようこそ』から12年を経て
長編第2作目が『操作された都市』って凄いですね(;´∀`)
ぜんぜん違いますやんっ
でも、私は・・・
『操作された都市』の方が好きかもしれへん~(≧∇≦)
パンフレットは800円(税込)でした。
あまり読むとこはなく・・・ハッキリ言ってちょっと高いなあ、と
思わされましたけど、写真も多いし
全ページ・カラーで紙質もいいので
私的には買って良かったです。
こうゆうパンフレットを買えることも贅沢だなぁ、と
ちょっと気分が良かったですね。
チ・チャンウクくんのファンの方々
ページによっては、製本をバラして
壁に貼って飾っておきたくなるようなパンフレットですね
特に後ろの方。
ただ、「キャラクターズ&キャスト」のページから
キム・ミンギョとキム・ギチョンさんが弾かれてたのが
あんまりだと思いました(^_^;)
この映画、絶対に観た方がいいですよ。
かなり、面白いです。
娯楽の殿堂みたいな映画でした。
ほんと、儲けものって言ったら失礼なんだけど
予想外に異常に面白くって、観てて嬉しくなりましたよ
公開中ですし
まだまだこれから公開される劇場もあるので
是非、是非、観に行ってくださいね
ほんま、オススメです
私は劇場で映画を観る喜びを満喫しました
でわ、いつも読んでくれておおきにです~、アンニョン~(^.^/)))
解説: 「ヒーラー 最高の恋人」をはじめ、「奇皇后」「THE K2 キミだけを守りたい」など話題の韓国ドラマに多数出演してきたチ・チャンウクの映画初主演作で、濡れ衣を着せられたゲーマーの主人公が、オンラインゲームの仲間たちの協力を得て仕組まれた事件の真実を暴くため奮闘する姿を描くサスペンスアクション。オンラインゲームでは卓越した才能を発揮してリーダー役を務めているが、現実世界ではうだつの上がらないフリーターのクォンは、ある日、わずか3分16秒の間に何者かによって殺人犯に仕立て上げられてしまう。仕組まれた殺人事件の実態を暴こうと、クォンのもとにそれぞれ特技をもった5人のゲーマーが集結。やがて事件の黒幕としてある男の存在が浮上し、6人は巨大な力を持った男に立ち向かっていく。共演は「怪しい彼女」のシム・ウンギョン。監督は「トンマッコルへようこそ」のパク・クァンヒョン。(映画.com)