9月4日から公開中です
9月18日 公開スタートです
アンニョン~(^-^)ノ~(^-^)ノ~(^-^)ノ
いつもおおきに、ありがとうさんです
今日・・・ってゆうか記事が公開される時には昨日ですけど、『8番目の男』(2019年)を観ましたよ。
やっぱり面白いし、感動的な映画ですよね~。
なんか、もう2度目ってことで、最初の方から目頭が熱くなってしまいました。
本題ですが、この映画を観てきましたよ・・・
鬼手 キシュ
鬼手
原題:신의 한 수: 귀수편
英語題:The Divine Move 2: The Wrathful
中国語題:神之一手:鬼手篇
(2019年、韓国映画、106分)
監督:リ・ゴン
脚本:ユ・ソンヒョプ
PD:イ・ジンソン
助監督:チャ・デソプ
撮影:キム・ドンヨン
照明:キム・ヒョンヨン
編集:シン・ミンギョン
音楽:チャン・ヒョクチン、チャン・ヨンジン
美術:イ・ギョンイン(アートディレクター)、オ・ギュテク(美術)
武術:キム・チョルジュン
出演
クォン・サンウ → 鬼手
キム・ヒウォン → トン先生
キム・ソンギュン → ホ・イルド
ホ・ソンテ → プサン(釜山)チャプチョ(雑草)
ウ・ドファン → ウェットリ(ひとりぼっち)
チョン・インギョム → ファン・ドギョン
ウォン・ヒョンジュン → チャンソン(将星)ムーダン(巫女)
パク・サンフン → 幼い鬼手
シン・スヨン → スヨン
キム・ジョンパル → ソニョン
ホン・ギジュン → カルゴリヌン(鉤目)
ステファニー・リー → ファン・ソニ2段
チュ・ソウン → スヒ
チョ・ウン → 鬼手の父
イ・ソファン → ウェットリ(ひとりぼっち)の父
イ・ギュホ → トクテ
友情出演
ファン・チュナ → オ・ソリ
コ・セウォン → 神父
特別出演
ユソン → ホンマダム
イ・ビョンジュン → 七宝焼士
パク・キョンヘ → 汽車駅 女性職員
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
『鬼手』は『神の一手』(2014年、チョ・ボムグ監督)のスピンオフですよね。
ただ、物語的に続編として続いてるわけじゃなく、共通点は囲碁と復讐くらいで、登場人物もかぶってない・・・と思ったんですが、どうも『鬼手』の主人公も登場しているかもしれない、との話もあります。
あ
今、判明しました
『神の一手』でチョン・ウソンさんが刑務所の独房で隣の人に囲碁を教わりますよね
あの人じゃないかって話もありますーΣ(゚∀゚ノ)ノ
それはともかく、確かなのは、『神の一手』を観てなくても『鬼手』は楽しめるってことですわ。
『神の一手』も非常に面白い映画ですよね。
『鬼手』・・・めちゃくちゃ面白かったです(≧∇≦)
これですよね、劇場で映画を観る最高の愉悦・・・🤩
予想以上でしたね~。
実は当初、私は観ない予定だったのですが、ブロともさんも観られてるし、京都でも上映されるので観たんですね。
大正解でしたよ
noriさん、ありがとうです☆⌒(*^-゜)v
この映画、劇場で観ておいた方が絶対にいい。
一つには音響が非常に素晴らしい。
けっこう、驚かされるシーンが多いんですけど、音がいいんですよね。
何度も「ビック~\(◎o◎)/
」ってなるんですけど、そのたびに「あ~、この音、劇場で観て良かったなあ~」って思いました。
演出の巧さもあるんでしょうけど、映画を観ててまだ驚けるってのがホントに嬉しいですよね。
とにかく音のいい映画でした。
映画としては「囲碁ノワール」って感じですね。
でも、囲碁を知らなくってもぜんぜん大丈夫ですね(知ってた方がさらに面白いのかもしれないけど)。
つまるところ、囲碁の世界を舞台にしつつ、しかし、裏の世界のなまぐさい異臭、どころか血の臭いが充満、一瞬の差が生死を分けていく怖い映画ですよ~。
なんか、もう、囲碁をあそこまで極めるだけでもしんどいのに、いつなん時、バイオレンスが襲って来るかもわからへんちゅう・・・知と暴力の裏街道です。
そして、アクション度も高く、『神の一手』がそうだったように、アクション映画にカテゴリーしちゃってもいいような映画ですよね。
アクション的な要素だけでもきっちり満足させてくれるほどです。
凄いヤツらが登場してきて、その対決にドキドキしますよ~、胸が苦しくなるほど。
またその苦しさが快感なんですよね。
やっぱり映画はまず現実では体験できへんような異常事態であっちの方へガーッて連れてってくれんと
しかし、その分、この作品は暴力度、残酷度、かなり高いです
ストーリーですが、私はいつもですが、映画を観る前に何も知りたくないタイプ。
完全にゼロで観たいんですね。
でも、観ると語りたくなる
そりゃそうでしょうけど、自分は知りたくないのに人には知らせるでは矛盾しまくりなので、まあ、基本、書きませんよ・・・。
私は公式サイトのストーリーすらも読まずに観たんですが、それでもう、大丈夫です。
少なくとも難しい話じゃないので、いきなり観てぜんぜん大丈夫。
知らない方が絶対に驚かされるので、何も知らずに観るのが一番だと思います。
一つ・・・公式サイトにも、主人公の名前が書いてありますけど、それ、厳密には間違いです。
それも観ればわかると思う。
ここから下・・・(キャストについての話だけですが)内容に触れるかもしれません
主演はもちろん、クォン・サンウ。
やっぱり脱ぐとホントに凄いんですよね~。
でも、それもこの映画的に意味があるんですけどね。
ただイイ体ってだけじゃなく。
『鬼手』は私が観た7本目のサンウさん出演の映画でしたが、好きさでは最高でしょうね。
まったくジャンルが違うけど『悲しみよりもっと悲しい物語』(2009年)と同じくらい好きな気分。
でも、今のサンウさんのさらに完成された演技って面から『鬼手』を一番にしたい気分ですね。
人生は二つに一つ。
遊び場になるか、生き地獄になるか ――
ホ・イルドを演じるのはキム・ソンギュンさん。
少年だった主人公はソウルへ出て、そこである人物と出会う。
いかにも子どもがかかわっちゃダメなタイプの人だけど、、あれ実はいい人
と思いきや、やっぱりアカンやん~(>_<)みたいな・・・けど、映画を最後まで観るとホ・イルドがなぜ少年を導いたのか、わかるような気もします。
深いわ~。
主人公のマネジャー的立場になっていくトン先生を演じるのはいい人で有名なキム・ヒウォンさん。
ユ・ヘジンさんがよく演じてたような、韓国映画によく出てくる主人公のおちゃらけ者の相棒って感じの役ですが、この緊張感の高い映画の中でホッとさせられるコミカルな存在・・・好きです
この上なくダークな映画ですがトン先生は笑かしてくれますよー。
キム・ヒウォンさんがこれまでに演じてきたキャラの中でもかなり愛すべき存在でしたね~。
あと、この人の最後のセリフがホンマにかっこええでえ~
そしてこの映画、実はトン先生の恋愛事情もあったりする。
トン先生と深い仲なホン・マダムを演じるのはユソンさん。
トン先生とホン・マダム、ホント好き。
Busan Weed・・・「釜山の雑草」を演じるホ・ソンテさん。
お顔の陰影がいいんですよね、また悪そうで。
35歳で俳優になりはったそうですが、そうゆう経歴もまた役作り面でいい作用なんちゃいますか。
「釜山の雑草」のキャラ変遷はホントに意外でしたけど、そうゆうのもいいですね。
やはり一筋縄ではいかない。
hook shape eye・・・「鉤目」を演じるのは、今年、思いっきり飲酒運転で摘発されたホン・ギジュンさん。
私としては『犯罪都市』の強力班の刑事さんのイメージが強かったので、今回はこう来たかって感じでした。
アクションも得意なんですよね~。
それにしてもあのズリズリズリズリズリ~痛そうやったな~
「鉤目」って「フック型の目」らしいんだけど、目つきが悪いってことかな。
Shaman Jangsung・・・「長城の占い師」を演じるウォン・ヒョンジュンさん、出演作はかなり観てたんですが、まったくのノーマークでした。
それゆえに怖かったですね~。
そうゆう方が俳優さんの良さが出るかもですね。
「長城の占い師」はこの映画の中で最も現実離れしたっちゅうか、理解に苦しむ役。
ウ・ドファンくんについては、今はここでは書かないでおきますね
Loner・・・(他人と交わらないで)一人で行動する人、「一匹狼」ってことらしいですけど、それも的確な役名ですよね。
ってゆうか、これから観る人はウ・ドファン君が出てることも忘れておきましょうか。
その方が絶対に面白い。
いや、もう、ホント、この映画、濃い濃いキャラクターばかりで・・・ウ・ドファンくんを忘れてたんですよね。
でも、出てくるとまた興奮なんですけどね~。
でも、なんかキャストの年齢が物語的に合わないように思うんですね。
いや、もっと年を取ってるやろ~、とか・・・。
まあ、クォン・サンウは実年齢よりも若い役を演じたってことなのでしょうね。
ウ・ドファンくんが演じたキャラですが、もしかしたら、さらにそっからスピンオフとかもありなのかなあ~
もう一人・・・「冷酷な最強棋士ファン・ドギョン」を演じた三白眼のチョン・インギョムさんですが、日本版公式サイトはおろか、韓国版ポスターにすら姿を現しておられない。
ゆえに私もここでは触れないのですが・・・『鬼手』のラスボスです。
今回はこれまでのキャラと比較しても最低最悪な人物。
ファン・ドギョンの娘、ファン・ソニ役のステファニー・リーさん、米国ボストン生まれで、『安市城 グレート・バトル』(2018年)では韓国名イ・ジョンアで友情出演されてましたが、『鬼手』では酷い目に遭うのだった
リ・ゴン監督はこの『鬼手』が初監督作品だそうです。
1975年生まれ、2004年に『Thirsty』ってゆう29分の短編を監督・脚本・編集をやられて監督されてますね。
以後、短編映画を幾つか監督されて、また、クァク・キョンテク監督の『タイフーン TYPHOON』(2006年)、チャン・リュル監督の4作目、『風と砂の女』(2006年)に助監督として参加されてます。
俳優として出演もされてるかもしれないです。
リ・ゴン監督、この『鬼手』1作で大注目の監督になりました
パンフレットは買わないつもりだったんですが、あんまり素晴らしい傑作っだったので買ってしまいました~。
800円(税込)です。
・ イントロダクション
・ ストーリー
・ 碁盤の局面を人生になぞらえた壮絶な復讐劇 松崎健夫(映画評論家)
・ キャラクター&キャスト
・ プロダクション・ノート
・ クォン・サンウ インタビュー
・ 「タフ」と「ソフト」を自在に行き来するクォン・サンウの碁譜 桑畑優香(ライター・翻訳家)
・ アクションだけでない、リアルな囲碁対決シーン 山田 拓自 八段(日本棋院所属 棋士)
・ キーワード
・ 『鬼手』の原点! 『神の一手』も見逃せない!!
・ 作品データ
実はまだちゃんと読んでないのですが、ザーッと眺めたところ、かなりいパンフレットじゃないですか。
でもやっぱり、チョン・インギョムさんは登場してない・・・。
Story
父が自ら命を絶ち、母にも捨てられた貧しい少年グィスが、最愛の姉まで失って天涯孤独の身になってしまう。 そんなグィスが地獄のような現実を生き抜く唯一の術は、生前の父から伝授された囲碁だった。 ある一匹狼の棋士にその才能を見込まれたグィスは、山寺での猛特訓によって類いまれな潜在力を開花させ、 心身共にたくましい大人へと成長。 やがて下山し裏社会のスゴ腕棋士たちと次々と死闘を繰り広げ撃破していく。 そしてついに、姉を死に追いやった冷酷な最強棋士ファン・ドギョンへの復讐を果たすため、 人生のすべてをかけた最後の闘いに身を投じるのだった・・・
(公式サイト)
この映画、ホント傑作💥
私の超・オススメです😈
9月の段階ですが、今年の私のベスト10候補の1作です。
少なくともノワール系では上位になるはず
もう、かなり上映が終わった劇場さんも少なくないけど、音響の素晴らしさがあるので、できれば劇場で観ておきたいところ。
たしかに残酷だし、怖い映画だけれど
機会があったら是非、観ておいてくださいね
そして、9月25日から、さらにサンウさんの主演作がまた公開されるのでした
なんか、今の勢いで観に行きたい気分
そんなんで、今日も最後までありがとうでした
アンニョン~(^.^/)))