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明日、9月18日 公開スタートです
アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
ついに、この作品を観てきました・・・
天空に見えるのは、この国の未来――
時代を変えようとした王と、
その王に人生を捧げた天才科学者
夢と信念を共にした君臣の固い絆を描く感動作!
世宗大王 星を追う者たち
世宗大王 星を追う者たち
原題:천문: 하늘에 묻는다
英語題:Forbidden Dream
中国語題:天文:问天
(2019年、韓国映画、133分、G)
監督:ホ・ジノ
脚本:チョン・ボムシク、イ・ジミン
脚色:チェ・グノ、キム・ソンテ
PD:キム・チョルヨン
助監督:イ・ヨンホ
撮影:イ・モゲ
照明:イ・ソンファン
編集:キム・ヒョンジュ
音楽:チョ・ソンウ
美術:ソ・ソンヒョン(アートディレクター)、チョ・ファソン(美術)、チェ・ヒョンソク(美術)
武術:ホ・ミョンヘン
出演
チェ・ミンシク → チャン・ヨンシル(蔣英実)
ハン・ソッキュ → セジョン(世宗)
シン・グ → ヨンウィジョン(領議政)
キム・ホンパ → イ・チョン(李蕆)
ホ・ジュノ → チョ・マルセン(趙末生)
キム・ウォネ → チョ・スンセン
イム・ウォニ → イム・ヒョドン
オ・グァンロク → イ・スンジ(李純之)
パク・ソンフン → イ・ヒャン(李珦)
チョン・ヨビン → サイム
ユン・ジェムン → チェ・ヒョナム
ミン・ギョンジン → シンゲ
イ・ドンヨン → ユン・ジュンブ
キム・スンフン → チェ・マルリ(崔萬理)
キム・スンテ → チェ・チョング
チェ・ジェソプ → ユン・サウン
イ・ソファン → チョン内官(ネグァン)
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
『世宗大王 星を追う者たち』は、李氏朝鮮第4代国王、世宗(セジョン)大王と、彼を支えた天才科学者チャン・ヨンシルの物語です。
世宗大王は朝鮮の歴史上、最も有名な人物の一人だそうなので、またもっといろいろ知りたいところですが、観てる途中で思い出したのが、チュ・ジフン主演、チャン・ギュソン監督の『私は王である!』(2012年)で、この作品は若き日の世宗大王が主人公なんですね。
つまり、この人なんですけどね。
で、もっと思い出すと、ほら、出てきましたやん、なんか大砲とかいろいろ発明してる変な人・・・イム・ヒョンジュンさんが演じてたあの人が、なんとチャン・ヨンシルだったんですよね~
そりゃまあ、同じ時代の歴史を描けば出てくる人も一緒でしょうけどね、『世宗大王』と『私は王である!』は一緒に考えるとめまいがしてくるほど作風が違いますのでね(^_^;)
しかしやっぱり、映画から韓国の歴史を知ってきた私にとって『世宗大王』と『私は王である!』の共通点と違いについて考えるのは楽しいことです。
ほとんど笑ってますけど。
少しだけストーリーの触りを語らせてもらいますね。
内容について知りたくない方はご注意くださいね
当時の朝鮮王朝は明国(昔の中国)と難しい関係にあり、無理難題を押しつけられていたようです。
明国は朝鮮が発展しないよう、嫌がらせをしていた感じだった。
そんな中、ある新しい機械のことで世宗大王が詳しく知りたくなった時、きちんと説明できたのがチャン・ヨンシルだった。
王はチャン・ヨンシルの豊富な知識と優れた才能を見抜き、重用することにする。
しかし、チャン・ヨンシルは奴婢の身分だった。
それでも王は彼が国のために大きな働きをすると信じた。
映画が始まると同時に世宗がいかに優れた王だったか、そして、彼がいかに難しい状況にあったか、映画は丁寧に教えてくれる。
はたせるかな、チャン・ヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明していき、それらは朝鮮の国民みなの役に立つものだった。
王は彼の働きぶりを嬉しく思った。
いつしか王とチャン・ヨンシルは、身分の差を超え、友情すらも感じ始めていく。
チャン・ヨンシルはいつからか、大護軍(テホグン)とも呼ばれているので名前が二つあるのかと思ったんですが、「大護軍」はどうしても名前って感じがしない。
私にはわからないのですが「大護軍」は役職でいいのかな。
とにかくチャン・ヨンシルは低い身分ゆえに蔑まれてきた人で、だから自分の知識と才能を活かせる機会はないと思ってたんですが、王のお陰でやりたかった発明に専念することができました。
チャン・ヨンシルは王に深く感謝し、王のために人生を捧げようと心に決めます。
王の方も、チャン・ヨンシルを大切に思い、感謝すらするのでした。
もう、このへん、私の琴線に触れまくり~で無闇に目頭が熱くなりまくりです( ;∀;)
ところで昔、日本(って国はなかったかもしれないけど)って、朝鮮に「象さん」を贈ったことがあったんですか
いや、なんか、象さんがいたイメージないし。
ホ・ジノ監督のじっくりと静かな演出が冴え渡り、観ててボーッとなるほどでしたが、そして・・・ええ
え~
うわ~、どうゆうこと~、この展開は~(@_@;)
どうなってしまうんでしょ、マジ卍~
私は心に決めた。
これ以後、何が起ころうと受け入れようと(*〇o〇*)
自分の浅い既成観念でものごとから目を背けてはならない・・・。
わかった~、わかった~、はい~、もしかしたらこうゆう映画~
でも~、きゃああああああ(*>д<*)
タ、タイヘンだー
・・・言っていいんでしょうか・・・いいんでしょう。
私の下衆の勘ぐりだったようです。
やっぱり人と人の絆がすごく深まるお国柄なんやと思う。
逆にむしろ、日本が淡白すぎるんとちゃう
感情表現に乏しいっちゅうか。
この映画、自然におじさんがイチャイチャする映画でもある。
それから20年ののち、あれほどチャン・ヨンシルの発明を喜び、大切にしてくれた王は、なにゆえかそれを破棄することを命じる。
二人の間に何があったのか
そして王の乗る輿の車輪がはずれ、王が地面に投げ出される事故が起こった。
それは誰かが手を加えたからであった。
犯人は誰なのか――
物語の構成としては、王がチャン・ヨンシルに出会った頃と、その20年後を行きつ戻りつする形ですね。
登場人物たちがそれなりに老けるので、どの場面がいつのことなのか、混乱することはないでしょう。
そして、私たち観客はなぜ、あんなに仲良くいろいろと新しいものを作っていってた二人なのに、なんで20年後、それが壊れつつあるのかを知っていくことになる。
私の正直な感想としては、前半はもう素直に感動的だったし、何度も涙ぐんだんですが、後半、ちょっとわからなくなりました。
難しい、かどうかはともかく、今のどうゆうこととか私は思いましたね。
まあ、ちょっと焦りもしましたよ。
それについては今もわかってないんですが、またそのうち、詳しい方のレビューを読ませてもらおうと思います。
しかし、わからなかったけど、最後はなんかわかったんですよ。
最後はホント、やっぱり感動しましたね。
そのラストを観た時、ああ、さすがはホ・ジノ監督と思いましたよ。
ただ、後半は難しく感じた分、やや退屈に感じもしました。
けっこう前半の面白さと落差を感じてしまいましたよ
けど、それは私が一回目、観ててわからなかったせいでしょう。
あと、韓国の歴史ドラマをよく観てられる方々にはもの足りないんじゃないかと思います。
世宗とチャン・ヨンシルの物語は133分の映画よりも、ドラマで長く描いた方が相応しいようにも思えてなりません。
実際、ソン・イルグクとキム・サンギョン主演の『「チャン・ヨンシル 朝鮮伝説の科学者』(2016年、全24話)としてドラマ化されてますし、ハン・ソッキュは『根の深い木 世宗大王の誓い』(2011年、全24話+特別編3話)でもすでに世宗を演じておられます。
でも、私のように2時間、ないし3時間くらいの長さの映像作品を好むタイプはやっぱり映画でやってほしいんですけど。
とにかく私はいつだって、韓国の歴史映画が大好きです。
それは揺るぎないですね。
たとえ、私には難しく感じられたとしてもね。
主演はハン・ソッキュとチェ・ミンシクですね。
ホ・ジノ監督は、キャスティングする際にハン・ソッキュとチェ・ミンシクに同時に脚本を渡し「配役については二人で決めてほしい」と依頼をした、そうですがそれも素晴らしい信頼関係ですね。
韓国を代表する俳優さんたちと映画監督ともなると、そういったこともできてしまう。
ハン・ソッキュとチェ・ミンシクがこれまでに共演した映画、私は『ナンバー・スリー』(1997年)も観てますが、この作品はなぜか私はスイッチ入らなかった映画。
何回か観てますが、まだ、つかめてません
だからブログでまだ書けてないんですよね~。
しかし、『シュリ』(1999年)、こっちは大好きですよ。
何回も観てるし観れば観るほど好きです。
後半のソッキュさんとミンシクさんが対峙する場面、ホント好き。
『ナンバー・スリー』と『シュリ』では敵同士ってことになりますけど(でもそんなに単純でもないんだけど)、『世宗大王』では相思相愛の仲・・・。
いや、冗談抜きでお二人の今の演技、円熟とか熟成とかいった言葉だけでは言い表せられないたぐいまれなる芸術でした。
もう、それが観れただけで、大きな価値があった。
キャストはホント、おじさんおじさんおじさんおじさんおじさんおじさんおじさんおじさんおじさん、おじいさんみたいな。
ものの見事に、平均年齢50代くらいの大おじさん大会・・・
私、キャストもほとんど知らずに観たんですが、お~、あの人も出てる・・・あ~、この人も出てるってなかなか驚きで、韓国のおじさんが集結しまくってるんじゃないかと思いましたね。
女は1人しか出てなかったんじゃないかなあ。
一人、チャン・ヨンシルを旦那様ってしたってる女の子がいましたけど、年も離れてたし男女の仲ではないよね。
とにかくこうもおじさんづくめでは、もう、女の入る余地がない・・・。
ってゆうか入りたくない、とまでは言いませんが、主人公たちの女性関係をまったく描かないところにストイシズムもある。
ここらへん、またいろいろ考えたいと思います、いや、真面目に。
そんな中でも領議政(ヨンイジョン)を演じられたシン・グさま・・・日本式の数え方だったら84歳でいらっしゃると思いますが、やっぱり凄かったな~。
間違えてたらゴメンなさいですが、『私は王である!』でぺク・ユンシクさんが演じた人物と同じ役でしたよね
そして、出てはることも忘れた頃に満を持して登場してきはったホ・ジュノさま・・・かっこよかったな~。
実年齢よりも老けた役だったと思うけど、私も思わずおじさん萌えでした。
いや、萌えてまではないか(;´∀`)
そのほか、おじさんの皆さま、一人ひとり語りたいけど、それやりだすとキリがないので
でも語りたいですけどね~。
ただ、この3人組の扱いが・・・納得いかないんですが、あれはあれでいいんですか~
繕工監ですか、キム・ウォネさん、イム・ウォニさん、ユン・ジェムンさん・・・この映画の中ではコミカル系の立場なんですけどね、なんかひどくないですか~
まあ、それについてはまたいつか観て考えてみますね。
ホ・ジノ監督の長編作品は以下の通り・・・。
八月のクリスマス 1998年 ★
春の日は過ぎゆく 2001年
四月の雪 2005年
ハピネス 2007年 ★
きみに微笑む雨 2009年
危険な関係 2012年
ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女 2016年 ★
世宗大王 星を追う者たち 2019年 ★
★=私が観た作品です。
初監督作にして大傑作、『八月のクリスマス』の人気がやはり高いと思うけど、私が先日、観た『ハピネス』も素晴らしかったですし、『ラスト・プリンセス』も大好きです。
まだ観てない作品もまた観たいです。
パンフレットは800円(税込)です。
・ イントロダクション
・ ストーリー
・ レビュー チェ・ミンシクとハン・ソッキュ 夢を追う者たち 桑畑優香(ライター・翻訳家)
・ キャスト・プロフィール
・ 監督:ホ・ジノ インタビュー
・ プロダクション・ノート
・ レビュー 世宗の夢と苦悩 水野俊平(北海商科大学 国際交流センター長)
・ 世宗大王 李祹 イ・ド
・ 人物相関図
・ ワード解説
・ 作品データ
ザッと目を通しても、すごく良さそうなパンフレットですが、私、時間が今、ちょっとなく、ブログを早く書きたかったりして、まだちゃんと読めてません。
これから読みますね~。
パンフレットももう、買わないことにしようかと思ってるんですが、しかし映画を観ると、やはり買って読んでみたくなりますよ。
特に『世宗大王』のような知識を要する作品ならばね~。
韓国映画はいつもちゃんと観て、パンフレットも読みたいんです
『世宗大王 星を追う者たち』、まさしく歴史映画ですが、新しい何かがある映画でした。
人物に迫った~って感じでしたよね。
難しかったけど、私は世宗大王とチャン・ヨンシルの二人が大好きでした。
セットやロケーションなど、絵も素晴らしいので、是非、劇場で観ていただきたいと思います。
もしも心配だったら公式サイトさんに書いてあることを読んでから観てください。
そしたら大丈夫でしょう。
私はオススメさしていただきます
ちょっと今、病院の方に検査に行ったりしてて(体調は問題なしですが)、時間があまりないのでコメントのお返事が遅くなってます
必ずご返信さしていただきますので、よろしくです(´▽`;)ゝ
でわ、今日も最後まで、おおきに・・・ありがとうさんです
アンニョン~(^.^/)))