你们早(^-^)ノ
いつも読んでいただき、ホントに谢谢您です
3月28日、この作品を観ました・・・
楊家女将伝 女ドラゴンと怒りの未亡人軍団
楊家女将伝 女ドラゴンと怒りの未亡人軍団
原題:杨门女将之军令如山
韓国語題:양문여장
英語題:Legendary Amazons
2011年製作/108分/G/中国
配給:日活
スタッフ
監督:フランキー・チャン 『金城武の香港犯罪ファイル』『英雄剣』
製作:ジャッキー・チェン 『1911』『新少林寺/SHAORIN』
キャスト
セシリア・チャン 『PROMISE』『少林サッカー』『喜劇王』
リッチー・レン 『エグザイル/絆』『シルバーホーク』『アクシデント』
チェン・ペイペイ 『グリーン・デスティニー』『香港ノクターン』
リウ・シャオチン 『西太后』『芙蓉鎮』
大島由加里 『上海エクスプレス』『プロジェクトS』
Directed by Frankie Chan
Produced by Jackie Chan
Wang Tianyun
Written by Frankie Chan
Liu Heng
Ma Honglu
Music by Roc Chen
Cinematography Wu Rongjie
Chen Youliang
Zhang Wenjie
Cast
Richie Jen as Yang Zongbao
Cecilia Cheung as Mu Guiying
Cheng Pei-pei as She Saihua
Liu Xiaoqing as Chai Qingyun
Ge Chunyan as Zhou Yunjing
Oshima Yukari as Zou Lanxiu
Li Jing as Geng Jinhua
Jin Qiaoqiao as Dong Yue'e
Yang Zitong as Meng Jinbang
Kathy Chow as Ma Saiying
Yu Na as Huyan Chijin
Chen Zihan as Yang Yanqi
Liu Dong as Yang Yanying
Xiao Mingyu as Yang Wenguang
Zhou Xiaofei as Yang Paifeng
Wang Ti as Yang Jinhua
Zhao Qianyu as Little Bean
Tang Yaolin as Little Sparrow
Shi Fanxi as Yin Qi
Wu Ma as Pang Ji
Lin Wei as Wang Qiang
Zhong Chao as Liu Fu
Li Boyu as Jiao Tinggui
Luo Yingyuan as Meng Huaiyuan
Han Yu as Meng Liang
Hu Biao as Jiao Zan
Ren Xuehai as Fan Zhongyan
Xiao Rongsheng as Yang Yanzhao
Xu Xiao as Di Qing
Feng Ke'an as Little Bean's grandfather
製作費16,000,000万ドル(13億円)の一大叙事詩
ジャッキー・チェン製作、セシリア・チャン主演。中国宋の時代の実話をもとにした、アクションエンターテインメント!
11世紀の中国・宋の時代。時の皇帝は酒池肉林の生活を送っていた。悪政が蔓延し度重なる戦争のため国は崩壊寸前だった。そんな時、宋の北西部に位置する西夏軍から侵略を受け、宋・楊家の将軍(リッチー・レン)とその一族は戦いを挑む。しかし男達が次々に死んだため、怒りに燃えた将軍の未亡人・桂英(セシリア・チャン)は未亡人軍団を率いて戦場へ向かった…。
余太君を司令官に据え、武術に長けた未亡人たちが様々な奇策を用いて個々に作戦を遂行。応戦するも、わずか6千人で9万の大軍を相手に戦ううち、次第に形成不利となる。勇敢な女たちも敵の大砲攻撃や火の玉などに次々と襲われる。 未亡人軍団は果たして生き残ることができるのか!
映画.comさんの「解説」によりますと、この作品、ジャッキー・チェン製作で、中国・宋王朝の時代を舞台に、亡き夫の後を継いで戦場に赴いた女たちの戦いを描くアクション。製作費5000万元(約6億円)がつぎこまれた大作だが、中国のラジー賞と呼ばれる「金のほうき賞」で作品賞、監督賞、男優賞、女優賞の全部門にノミネートされ、主演のセシリア・チャンが「最も失望させられた女優賞」を受賞したトンデモ映画。とのことです。
いや、「トンデモ映画」て
私思うにそんなに「トンデモ」でもないと思うのですが。
これが「トンデモ」なら、もっと「トンデモ」な映画が増えてしまうと思いますけど。
まあ、普通の映画だと思いましたけど、観る側の期待を裏切ったのなら、しゃあないですね
そういった意味では、私もちょっと期待ハズレに感じたところもあります。
何かが違う・・・何か私が望んだものとは違う・・・とは思いました。
ストーリーも私にはわかりにくかったんですけどね~、まあ、男性が戦争で亡くなっていたりして、女性が戦争で戦う作品ですね。
細かいことや歴史的なことはぜんぜんわかりませんね。
本当はもう一回、観た方がいいんですが、なんか時間もなく・・・ちょっと二度、観たりする気にもなれなかったので、映画に対して申し訳ない気もしてしまう・・・。
そういったわけで、やはりここは私のアクション映画の先生である明石家いわし師父のレビューをリブログさせていただきます
いわし師父、いつもありがとうございます(*´∀`*)ノ。+゜*。
いや、いわし師父ですら、「ただ膨大すぎる出演者と登場人物のため、誰が誰なのか顔と人物が一致しないまま」と書かれてるので、私なんか誰が誰かわかりません。
セシリア・チャン、チェン・ペイペイ様、そしてシンシア・ラスターこと大島由加里様の3名しか知らなかったと思います。
が、せっかく出演作を観れた大島由加里様だったのに、あまりに女が大挙して出まくってるために、今、どこにお出になってるのか把握できず・・・結局、どうなられたのかもわからず・・・
いわし師父も最後は「本作はとにかくワイヤービュンビュンで飛び回る女優たちのアクションと金かけて頑張った戦闘シーンをポップコーン片手に見るのが正しい楽しみ方なのかもしれない」とまとめておられるんですがポップコーン片手に見てたらもっとわからなくなってたかもしれません。
ところで「女ドラゴン」で発見したんですが、こんな映画もあるそうです。
監督が谷垣健治さんなんですよね~。
「エロス&アクション」ってことなんですけど、どんな映画なんだろう。
で、香港映画じゃなく中国映画ってことでセシリア・チャンの声が違う。
セシリア・チャンといえばまちゃまちゃと酷似したあのドラ声でしょうが。
それが似ても似つかぬ普通の声では違和感アリアリ。
ま、いいんですけど、そのせいで最後まで違和感が拭えなかった。
どうもこの中国映画のこだわりのない吹き替えがイカンよ。
ハピネットさんの方では音声が「オリジナル<広東語>」って表記されてるけど、北京語じゃないかなあ~
広東語だったらドラ声が自分の声で話すと思うけど・・・。
まあ、それについては私もいい加減なことは書けませんが。
あ、日本語吹き替え音声はなかったと思います。
チェン・ペイペイ様、ジェイド・フォックス(碧眼狐狸)を演じられた『グリーン・デスティニー』(2000年)で初めて見た時から好きだったんですが(映画自体も素晴らしいです)、それから十何年経ってもかっこよく、さらに重みを感じる存在感・・・。
でも、アクションはされてませんでしたね、もったいなし。
なんか、「輿」に乗って運ばれておられるんですが、軍のトップ(でありまた曾お祖母さんでもある)であるがゆえに「絶対に死なせてはいけない人」なので周囲が守りまくってるわけですね。
だったらもう頑丈な車付き「鉄の箱」にでも入っていただいて、それを押して移動すりゃええやん、と思うんですが、それはプライドが許されないのか。
映画としては私にはやたらと軍国主義な映画に感じられましたね。
これは戦争映画ですね。
もうなんか、ホントに戦争第一みたいな世界で。
ダン中尉の家系に近いものがありますよね。
よくわからないんですが、敵が攻めてきたので民衆を守るために戦うって感じではなく、上から命令されたので軍人として誇りのために戦うって感じじゃないんですか。
「民衆のために戦い、命を落とす」なら納得できるわけ。
それなら戦いに意味があると思うんですよね。
でも、上から言われるので集団としての誇りのために戦うでは、映画として観てて動機が弱いように思えてならないんですよね~。
観ようによっては「戦争で男が死んでも、残った女も怖がらずに戦いましょう」みたいなことを暗に強制してくるように思えて怖い感じ。
実際、戦争とは、敵が無法に攻めてきた時、人々を守るためなら形もつくけど、そうじゃないわけですよ。
自国の方が無法だったりするんですよね~。
あ、第二次世界大戦の時の日本の話だけではなく、一般的な戦争についてですけどね、戦争自体、あとあと考えたら納得できる理由が説明できないことの方が多いんじゃないですか。
真実は「戦争をすれば儲かる人たち」が望んだとかで。
戦争なんて100パー、しなくていいはずだと思うんですよ。
どの国にとっても犠牲ばかりで。
考えると腹が立ってくる。
まあ、映画はそれでいいんですよ。
映画の中の戦争は娯楽でもあるんですから。
私も映画の中の戦争を楽しんでますしね~。
この映画もそうかな、と思ったんですけど、なんか違うんですよね。
せっかく女が戦争をする映画なんですけどね、誰が誰か把握できないうちに、早々と戦死してしまって、すごく悲しくなってくるんですよ。
そりゃみんなが手柄を立てたり武勇伝を作ったりもできないでしょうけど、虚しいんですよね、よくわからないうちにアッて感じで死なれると。
自己犠牲で・・・。
また槍や矢が何本も刺さったり・・・絵も悲しいんです。
さすがに最後まで観たら夫婦愛や家族愛など、いろいろ感動するところもありましたけど、もうちょっと戦争をドラマして観れて、素で感動できる映画だったら、もっともっと私は気に入ってたと思います。
話は変わりますが、最近、考えてたんですけど、韓国映画やドラマで、女同士が言い争ったり、時にはつかみ合いのケンカをするのがイヤって方、ファンの中にもおられますよね。
それはそれでわかるんですけど、韓国映画や韓国ドラマでは、女同士のケンカもどこかで面白さがあって、観る人たちもそれを楽しんでると思うんですよね。
口論の激しさとか感情の爆発とかね、そういった「キレてる人」を見るのって私自身もなんか楽しいんですよね。
ああ、こうまで怒り狂って口ゲンカ、時には手の出るケンカもしたら、それはそれで一種の爽快感があるなと。
で、中国・香港のドラマは観てないので知らないけど、映画ではやっぱり女のケンカもあるけど、もっとアクション的なケンカなんですよね。
『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』は敵は男性ばかりだったと思うけど、「女の戦争」の映画であるわけですよ。
そして私はまだ観れてないけど、香港映画には女性アクションの世界もあって、イメージとして女のお色気も売りだったりするんでしょう。
だから映画としても韓国や中国でも戦う女が求められてるのかなあと思いました。
ちなみに「手の出るケンカ」はともかく、口論などはアメリカ映画でも、どの国の映画でもあるので、物語上、ありうるんだと思います。
で、YouTubeで時々、今の女子プロレスを見てて、中には非常に高度な、激しい試合をやってて、これはもっと人気が出てもいいんじゃないかと思ったんですね。
私の知る限りですが、中国や韓国では女子プロレスがなさそうだけど、日本では昔から盛んなんですね(韓国でも日本の女子プロが好きな人が多そうです)。
映画ではあまり女性の戦いや、激しい言い争いなんかが好まれないような日本ですが、プロレスの世界では女子の激しい感情的な必死の戦いが人気な土壌があるんですよね。
そのファン層が映画のファンと重なるかどうかはわかりませんが、一概に荒っぽい女の戦いが日本では疎んじられるってわけでもないと思うのでお国柄の違いはあれど、映画やプロレスの世界で発展していくのではないだろうか――そんなふうに思いました。
あくまでもスクリーン、テレビ画面の中、リングの上の話ですが。
ちなみに中国にはプロレスが存在していなかったと書かれた本があるんですが(井田真木子先生の『プロレス少女伝説』・・・私の大好きな本です)、またいつか、その本について書いてみたいと思ってます。
『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』・・・期待もあったんですが、ちょっとガッカリでしたかね(^_^;)
でも、中国はわからないけど香港映画にはまだまだ観てみたい女性アクションがあるので、そちらに期待しておきます。
でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~
再见~(^.^/)))