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韓国映画 タチャ ワン・アイド・ジャック 2019年

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4月23日(金)から

シネマート新宿・心斎橋さんで上映

 

愛の終わり、私のはじまり

2013年製作/89分/PG12/韓国

 

オム・ジョンファ、キム・ヒョジン、そしてファン・ジョンミンが共演した、ミン・ギュドン監督の2013年公開の作品です。

もともとオムニバス映画『オガムド~五感度』の一篇としてとして製作された作品ですが、1本の長編として2013年再公開されたとのことです。

 

大人の恋の終わりと始まりを描いたラブストーリーだそうですが、あらすじを読む限り、またちょっと違うようにも私には思えました。

女優さん二人の共演の意味合いが強いような気もします。

 

キャストが非常に少人数ですが、キム・ガンウも出てるそうですし、チェ・ミンシクも「声の出演」をしているらしい。

 

惹かれますわ~。

 

 

 

 

 

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ザ・バッド・ガイズ

映画 『ザ・バッド・ガイズ』 公式サイト

 

剣客

映画 『剣客』 公式サイト

 

※ 『剣客』は4月22日までのようです。ご注意をビックリマーク

 

ミナリ

映画 『ミナリ』 公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

4月8日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

 

 

 

タチャ ワン・アイド・ジャック

 

 

タチャ ワン・アイド・ジャック
原題:타짜: 원 아이드 잭
英語題:Tazza: One Eyed Jack
中国語題:老千3:独眼杰克


2019年製作/140分/韓国


監督・脚本:クォン・オグァン [第2作]
脚本:チョン・チョル、ノ・ジェスン

原作:タチャ 3部:ワン・アイド・ジャック ホ・ヨンマン(許英萬)、キム・セヨン 作

PD:キム・ユギョン、キム・ヨンミン
助監督:ソ・ドンジン
撮影:ピョン・ボンソン(C.G.K)
照明:ソン・ヒョンソク(Real Lighting)
編集:キム・ウイル(Twinpeaks)
音楽:パン・ジュンソク
美術:キム・ボムク
武術:クォン・グィドク

出演
パク・チョンミン → ト・イルチュル 予備校生 チャックィ(片耳、ト・ソンギル)の息子
リュ・スンボム → エック 別名:ワン・アイド・ジャック
チェ・ユファ → マドンナ
ウ・ヒョン → ムル老人(カモ老人) キム・バンス
ユン・ジェムン → マグィ
イ・グァンス → カッチ 詐欺師
イム・ジヨン → ヨンミ 女優 演劇芸能科卒
クォン・ヘヒョ → クォン院長 詐欺師 カンウォン棋院

イム・ヒョンソン → チョ・チョルボン ムル老人の手下
ソ・ジョンヨン → イルチュルの母
イ・ジフン → トルボ(ヒゲオヤジ) 金融業者
ヒョン・ボンシク → コンチ(鳥の尾)1 ヨンパルの手下

友情出演
キム・ヒウォン → サラン(舍廊)常連
イ・サンヒ → マダム
キム・イェウン → チュニ オンマ(ママさん)
ペ・ユラム → ムン主事
チェ・ジェファン → コンチ(鳥の尾)2 ヨンパルの手下
イ・チャンヒ → 暴力団2  [映画監督]

特別出演
チュ・ジンモ → チャックィ(片耳) ト・ソンギル
チェ・ドンフン → 係長 [映画監督]

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

『タチャ ワン・アイド・ジャック』は、『タチャ イカサマ師』(2006年)、『タチャ 神の手』(2014年)に続く、「タチャ」シリーズの最新作ってことになりますね。

 

シリーズといっても3作とも主人公は違うんだけど、1作目の『タチャ』を中心として微妙に重なってる感じですね。

 

 

1作目の主人公、ゴニを演じたのはチョ・スンウ。

共演はぺク・ユンシクさん、キム・ヘス姐さん、そしてユ・ヘジンさん。

 

1作目を監督したチェ・ドンフン監督は、『タチャ ワン・アイド・ジャック』に特別出演してるそうです。

私は気づけなかったけど。

 

ところでチェ・ドンフン監督の新作、『エイリアン』はどうなっているのだろうか。

 

 

2作目の主人公、テギルを演じたのはBIGBANGのT.O.Pくん。

共演はシン・セギョン、クァク・ドウォンさん、そしてユ・ヘジンさん。

それ以外にもちょっと増えてました。

監督は『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)のカン・ヒョンチョル監督。

 

 

 

私が観始めた頃は、韓国映画ってあんまり続編が作られるイメージがなかったんですが、このところ、増えつつあるような印象。

 

けど、『パイレーツ』(2014年)の2作目がそうなんですけど、キャストが一新されてたりもするんですよね。

 

『タチャ ワン・アイド・ジャック』も前2作に出ておられたキャストはほぼ、出てきません。

一人だけじゃないかなあ・・・。

 

そのあたりを期待すると落胆することになりますね。

 

そして原作がそうだからだそうですけど、前2作では「花札」でしたけど、今度は「ポーカー」です。

 

もしかすると花札よりもポーカーの方が今は馴染みがあるかなあ。

 

『タチャ ワン・アイド・ジャック』の主人公、イルチョルは公務員になるために頑張ってるのかな。

ホンマは勉強せんとアカンのに賭博ポーカーに凝ってるのだった。

 



あらすじ


賭けるのは、命。
 

父親に捨てられ貧しい家庭に育った青年のイルチュル。安定を望む母親の気持ちとは裏腹に”金こそが全て”と信じ込むようになり、天性の洞察力を武器に賭場に入り浸る日々を過ごしていた。そこで出会った美女に一目ぼれしたイルチュルは、恋人らしき男から彼女とデートできる権利を得ようとポーカーの勝負を仕掛ける。圧倒的な力の差の前に全財産を巻き上げられ、挙句は殺されそうになるイルチュルだが、昔父親に世話になったという謎の男エックに窮地を救われる。そしてイルチュルは借りを返すべくエックが招集したイカサマ師チームの一員となり、命を賭けた賭博に身を投じていくことになる。

 

 

監督は『フィッシュマンの涙』(2015年)のクォン・オグァン監督。

そのつながりでイ・グァンスさんが出演したんでしょう。

 

イ・チャンドンがプロデュースした社会風刺SF作品から娯楽的な賭博ノワールに行ったのが意外に思いました。

 

 

公開の時期が、(現在日本で公開中の)『ザ・バッド・ガイズ』(2019年)と重なったそうで、観客動員競争では敗れてしまったそうです。

 

私は映画として、『タチャ ワン・アイド・ジャック』、きっちり楽しませてもらいましたけど、1作目の『タチャ イカサマ師』が大好きで、DVDも持ってます。

 

3作とも「青年がゲーム賭博の世界にのめり込み、地獄を見る」って形なんですけど、『ワン・アイド・ジャック』は気のせいかもしれないけど、映画として小ぶりな印象でした。

今、考えるとそんなにボリューム的な差はないようにも思うのですが。

 

ただ、2作目の『神の手』に私が感じた「続編としての興奮」が薄いとは思いました。

2作目は最初がホントに良かった、最初が。

しかもユ・ヘジンさんにキム・ユンソクさんだし。

 

『ワン・アイド・ジャック』は続編として前作とオーバーラップが少ないんですよね。

 

ただ逆に、物語としては、前2作に近い形を蹈襲した話しになってますけど、その分、意外性はなくなった気もする。

 

『新 感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)が続編の『新 感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)ではゾンビものってこと以外はぜんぜん別の映画になってましたけど、そういった意外性もだからいいと思うんですよね。

少なくとも私はそこまで前作から変化していく続編も認めたいわけです。

 

ただ、『タチャ』は、そんなに変えられないでしょう。

もうこれ以上変えていくと別モンになってしまうし汗

 

難しいですよね(^_^;)

 

とにかく、そこはあまり「シリーズ」、「続編」ってことにこだわらないでいいのかもしれないし、私の結論は、続編であることはともかく、それを気にせずとも、命まで賭ける凄惨な賭博ノワールとして確実に面白かったですよ。

 

全体的に暗いし、後半はかなり怖かったですけどね・・・。

 

 

イルチュルを演じるパク・ジョンミンくん、さすがでした。

荒んだ顔ぶりが凄まじいです。

このシリーズの主役を演じるに相応しい人でしょう。

 

でも、『それだけが、僕の世界』(2018年)を思い出すと、作品自体がなんかもったいない気にもなってしまう(^_^;)

 

 

私、リュ・スンボムさんも好きなんですけどね~、久しぶりに見たリュ・スンボムさん、ホントに良かったですよ。

 

リュ・スンボムさんがこの作品で復帰してきた、パク・ジョンミンくんとの感動的なエピソードもまたどこかで読んでもらって・・・韓国のトップ候補であるパク・ジョンミンくんにそこまで敬意を感じさせてしまうリュ・スンボムさんもホントに凄い。

 

若手の頃は割と軽かったり、薄っぺらかったりしたイメージでしたし、美形だとは言えないお顔ですが、いい顔するんですよね~、ホントに。

 

この映画のリュ・スンボムさん・・・普通、映画とはいえ人が酷い目に遭ったりすると、心が痛んだりするもんですが、この映画のリュ・スンボムさんはどこまでも男の美学が感じられたんですよね・・・。

そうゆうのってかっこいいし、なんか、人生ってもんを考えさせられるじゃないですか。

どうせ一度は人間死ぬよはてなマークみたいな・・・。

まあキャラもホントに良かったんですよね~。

 

リュ・スンボムさんのボヘミアン的体質が出てるのかもですね。

 

 

乗りに乗ってたイルチュルくんが好きになってしまったために酷いことになっていってしまいまくることになる、〝ファム・ファタール〟を演じるチェ・ユファ・・・出演作は観てたけど、知らない女優さんでした。

良かったです。

カッコ良い、の方かな。

でも途中でエロいシーンもありますね。

 

そのほかにももちろん・・・イ・グァンスさん、イム・ジヨン、そして クォン・ヘヒョさんが出てきまして、個性豊かな面々ですね。

 

ウ・ヒョンさんは鴨ネギの人なんですけど、なかなか怖い人でした。

そしてもう一人、出てきた瞬間に独特のムードをかもす人がいますが・・・うちの記事ではあえて触れないでおきましょう(;´∀`)

 

ちょっとだけだけどキム・ヒウォンさんも友情出演です。

 

 

批判的なことも感想として書きましたけど、観るか観ないかでは観た方が絶対にいい映画なのは確かでしょうね。

 

それと、4作目ですが・・・公開されるのを楽しみにします音譜

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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