アンニョン・・・(・_・)ノ
7月もありがとうございました。
8月もよろしくお願い致します。
明日から神奈川・千葉・埼玉・大阪に緊急事態宣言ですか、気持ちも沈みますが、なんとか、みんなで乗りきっていきましょうね。
7月30日、この作品を観ました・・・
第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭 観客賞受賞
女はなぜ殺されたのか?
誰が殺したのか?
あなたはこの嘘を見破れるか?
真犯人
原題:진범
英語題:The Culprit
中国語題:真犯
2019年製作/100分/G/韓国
日本公開日:2020年11月27日
配給:クロックワークス
監督・脚本:コ・ジョンウク
PD:ト・サンヒョン
助監督:イ・ヨンチュル
撮影:キム・ドンチョン
照明:ソン・ジェソク
編集:ムン・インデ
音楽:チョン・ヨンジン
美術:イ・ミニ
武術:ソン・ミンソク、チャン・ハンビョル
出演
ソン・セビョク → イ・ヨンフン
ユソン → チョン・ダヨン
チャン・ヒョクチン → パク・サンミン
オ・ミンソク → キム・ジュンソン タヨンの夫
チョン・ヘギュン → チョ・サンピル 刑事
ハン・スヨン → イム・ユジョン ヨンフンの妻
チョン・ヒテ → チョン弁護士 サンミンの弁護人
ユン・ソンア → ミナのママ(母) サンミンの妻
ウ・ミファ → タヨンの姉
シン・ヒョンタク → イ・ミンジェ 刑事
チャン・ヨン → パク・トンス 刑事
チョン・ヒョンスク → チョンウォンのママ(母)
パク・ミリ → ヒョジンのママ(母)
キム・ピル → スーパー 社長
シム・ヘヨン → キム・ウンジン タヨンの娘 幼稚園生
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
日本ではテアトルシネマグループさんの「ワールド・エクストリーム・シネマ2020」で上映された作品で、第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭観客賞受賞作品だそうです。
話しはちょっと違いますが、「ワールド・エクストリーム・シネマ2020」で上映された2019年のスペイン映画、『サイレント・ソルジャー』・・・観たいです。
『真犯人』ですが観る前の印象はとにかく「地味」、「陰気」っぽいイメージでしたが、観たいことには変わりない。
この映画はミステリー映画ですので、内容をいろいろ書くのをやめておいた方が良さそうだ。
詳しく書かずに、ミステリー映画のファンの方々に観てもらえるように書けたらいいんですけどね。
まあ、私はミステリーが好きだと思いますけど、本もあまり読んでいないし、映画もそんなに観ていないし・・・でも、ここ数年、ミステリー小説を読んでみたいとはいつも考えてるんですよ。
ミステリー映画については内外問わず、必ず面白い作品が多いですね。
中でも私はやっぱり韓国映画・・・。
ってゆうか下手な文章・・・
ある夜、ヨンフンの妻、ユジュンが殺害される事件が起こる。
話しはそこから始まり、犯人は誰なのか、動機は何なのかって映画ですね。
映画の構成としては、時間が行きつ戻りつしますので、複雑ですが、登場人物の髪型が変わったり、顔つきが憔悴していったりするので、なんとなく整理できますね。
でも私にはやっぱり難しかったかな。
警察はヨンフンの親友であるジュンソンを逮捕しました。
ヨンフンにユジュンを紹介したのがジュンソンだったのですが、ジュンソンがユジュンと不倫関係にあったこと、事件の時、ジュンソンが部屋にいた証拠が出てきたんですね。
しかしジュンソンは自分がやったんではないと否定する。
ジュンソンの裁判が始まっていましたが、ヨンフンは憔悴しきって周囲の人たちが怖がるほどだった。
そして彼はある人物に注目し、ある行動を起こす。
またジュンソンの妻であるダヨンは、ヨンフンに夫の無実を裁判で証言してほしいと懇願する。
ジュンソンがそんな大それたことをできないことを、ヨンフンが一番よくわかっているはずだ、と。
ジュンソンとユジュンは本当に不倫関係にあったのか?
彼は本当に妻を殺したのか?
ヨンフンは必死で真実に迫ろうとする。
そしてダヨンも夫を救うため、行動する。
そういった話しですけど、私に書けるのはここまでですね。
登場人物全員が疑わしく先の読めない展開が好評を博し ―― って説明はまさしくその通りですね。
人物と状況の何もかも疑わしく、何を信じていいかわからない。
何度もサプライズが襲ってきますね~。
ただ、登場人物が多くないので、もしもその中に犯人がいないのなら・・・急に登場した人物が犯人です、ってオチの可能性もあるので、どうなんだろうな~って思ってましたけどね、まあ、そのあたり、うちのブログではボヤかしといて。
でも、そんな映画もありますよね。
怪しそうに見えた人が犯人ではなく、ただの通りすがりの人物の犯行だった、みたいな。
その方がリアルではあるんじゃないですか。
いろいろ推理してても結局は通り魔の犯行だった、って。
結末ですが、ハタと膝を打つ種明かしではありますので、そこにはスッキリもあります。
が、その明かされた真実がまたモヤる真実で、オチも気持ちのいいものではないんですよね~。
そこらへんは観る人の好き嫌いがありそうですね。
私は好きでしたけど。
韓国映画とはこういったものです、とは一言で断言できないけど、やたらマイナス思考で悲観的な作品も少なくない。
逆にとても楽観的で観れば幸せになる映画も多いですしね。
私としては両方、好きなんですね。
『真犯人』ですが、観終える時、私はこれまでに読んだ幾つかの日本のミステリー文学の短編・・・おそらく森村誠一先生の短編作品を思い出したような気がします。
その共通した何か・・・好きですね、やっぱり。
主役のヨンフンを演じるのはソン・セビョクさん。
『真犯人』は私が観た14本目のソン・セビョクさんの出演作品ですが、最初にソン・セビョクさんを見たのは『第7鉱区』(2011年)だったかなあ・・・。
それか、ソル・ギョング主演の『トラブルシューター 解決士』(2010年)だったと思うんですね。
オ・ダルスさんの部下でちょっとマヌケな刑事です。
今、見るとホントに味のある助演なんですよ。
で、映画に出る時にはたいていオモシロ系のコミカルな役だったと思うんですけど、暗い役が増えてって・・・主演作のこの映画もそうなんですね。
だから明るい役、暗い役、なんでもいける俳優さんですね。
顔は可愛いけどね。
殺害されるヨンフンの妻、ユジョンはハン・スヨンさん。
日本版のポスターに写ってます。
ジュンソンの妻、ダヨンを演じるのはご存知、ユソン。
私、『幼い依頼人』(2019年)のユソンよりも『真犯人』のユソンが好きです。
まったく違う役作りですけどね。
声がなんか、キム・ユンジンに似てる気がしたんですね。
実のところ、ヨンフンよりもダヨンの方が心境が理解できるように感じたので感情移入しつつ観てたんですが・・・やはり、先が読めない。
容疑者として裁かれているジュンソンを演じるのはオ・ミンソクさん。
役柄上、イケメンなのが好きになれないなあ~(>_<)
ミンソクさんって『第7鉱区』ではソン・セビョクさんにしごかれてませんでしたっけ(^_^;)
今回は親友同士の役。
途中でヨンフンに拉致される男、パク・サンミンを演じるのはチャン・ヒョクジンさん。
『新 感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)の乗務員さんの役が印象的かな。
パク・サンミンはなかなかクセ者ですよね。
後半はヨンフンとダヨン、そしてサンミンの関係に集中していくことになる・・・。
事件を担当する刑事チョ・サンピルを演じるのはご存知、チョン・ヘギョンさん(≧∇≦)
いや~、ま~ね~、今、私、ドラマ『シグナル』(2016年)を観てますのでね~、また同じ刑事役でね~、アン係長、○でしまいましたけどね~、これはまた『シグナル』の感想を書く時に書きたいんですけどチョン・ヘギョンさん・・・いい表情をするんですよね。
上手いわ~、やっぱり・・・
もう、刑事役なんか、お手のモノなんですよね。
コ・ジョンウク監督は、この『真犯人』が初監督作って書いてあるけど、韓国語のサイトによると、2011年に戦争映画で『毒カエル Poison Frog』って作品で監督と脚本をされてるようですよね。
ただ、31分だから短編作品なのかなあ。
作品に対する批判になりますけど、『真犯人』のようなミステリーは韓国映画に少なくないと思うんですね。
だから、私はいいんだけど、もうちょっと個性ってゆうか、際立つ何かを入れてはった方が映画としてはもっと人気が出そうに思うんです。
でも、あんまりすると、このシリアスなミステリーが壊れるのかもしれないですね・・・。
暗くて、深刻、そして、ペシミスティック。
そんな映画を観る楽しみがありました。
100分と長くなく、無駄もなく、種明かしもよくわかり、ミステリー映画としては文句なしですね。
観て良かったです。
と、こうして書いてまいりましたので、ミステリー映画がお好きな方々は是非、観てください。
でわ、今日もありがとうです
アンニョン(^.^/)))