いつも読んでくださり、ありがとうございます(^-^)ノ
韓国ドラマ1作、韓国映画1作、書きたい感想もあって気も焦ってるんですけど、先に1960年のアメリカ映画について書かせていただきます。
正直、韓国の作品は書くのが大変です。
責任を感じるとゆうか・・・やっぱり自分としては気持ちが張ってる感じがしますね。
だから時間もかかります。
ところで音楽関係の話題なんですけど、長いこと日本盤が廃盤だったジョニ・ミッチェルの『ワイルド・シングス・ラン・ファースト』(1982年)が9月22日、再発売です
しかも安価で
入手困難盤復活!!
続・ロック黄金時代の隠れた名盤〈1976-1985編〉
【生産限定盤】
スティーヴ・ルカサー、ラリー・カールトン、ライオネル・リッチー他の豪華ゲストが参加した通算13作目。
■発表:1982年
■マスター:1990年
■解説・歌詞・対訳付
【収録内容】
01. チャイニーズ・カフェ アンチェインド・メロディ
02. ワイルド・シングス・ラン・ファースト
03. レイディーズ・マン
04. ムーン・アット・ザ・ウィンドウ
05. ソリッド・ラヴ
06. ビー・クール
07. ベイビー、アイ・ドント・ケア
08. ユー・ドリーム・フラット・タイアズ
09. マン・トゥ・マン
10. アンダーニース・ザ・ストリートライト
11. ラヴ
私としてはボーナス・トラックなどを追加していただいたら、さらに嬉しいのですが・・・や、あつかましいことは言いますまい。
欲しかった方はこの機会に是非、買ってくださいね(≧∇≦)
それも大事ですが、8月20日、この作品を観ました・・・
荒野の七人
荒野の七人
原題:The Magnificent Seven
韓国語題:황야의 7인
中国語題:豪勇七蛟龍
1960年製作/128分/アメリカ
日本劇場公開日 1961年5月3日
配給:日本ユナイテッド・アーチスツ
スタッフ・キャスト
監督・製作:ジョン・スタージェス
脚本:ウォルター・ニューマン
製作総指揮:ウォルター・ミリッシュ
撮影:チャールズ・ラング
美術:エドワード・フィッツジェラルド
編集:フェリス・ウェブスター
音楽:エルマー・バーンスタイン
ユル・ブリンナー - クリス
スティーブ・マックィーン - ヴィン
チャールズ・ブロンソン - オライリー
ジェームズ・コバーン - ブリット
ホルスト・ブッフホルツ - チコ
ロバート・ボーン - リー
ブラッド・デクスター - ハリー
イーライ・ウォラック
ウラジミール・ソコロフ
ロセンダ・モンテロス
ホルヘ・マルティネス・デ・オヨス
解説
黒澤明監督の名作「七人の侍」を西部開拓時代のメキシコに舞台を移してリメイクした西部劇の金字塔的作品。メキシコの寒村イスカトランの住民は、毎年収穫期になると現れる野盗たちの略奪行為に苦しんでいた。ついに立ち向かうことを決意した彼らは、少ない資金を出し合って銃を買いに街へ向かう。そこで偶然にも凄腕ガンマンのクリスとヴィンと出会い、協力を依頼することに。仲間を集めて村にやって来たクリスたちは、住民を指揮して戦いの準備を整え、野盗たちを迎え撃つ。7人のリーダーとなるクリス役に「王様と私」のユル・ブリンナー。スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンは本作の世界的ヒットにより一躍脚光を浴びた。監督は「大脱走」のジョン・スタージェス。
(映画.com)
もちろん、7月に『七人の侍』(1954年)を観てその面白さに超・感動したので、アメリカのリメイク作品も観てみようと考えたわけですね。
『荒野の七人』は『七人の侍』のリメイク作品ってことですが、黒澤明監督や脚本家の方々の知らないうちに製作されたとの話しもあり、そのあたり複雑な誕生だったようです。
そういったことはまた詳しい方のご解説を読んでもらうとして、観始めたとたん、あ知ってる音楽
って感じでした。
そうですか~、この映画の音楽でしたか、あの曲は・・・。
うちのおじいちゃんがカセットとかで聴いてたと思いますし、テレビなどでも耳にしたような気がします。
有名な音楽ですよね。
エルマー・バーンスタインさん・・・観終えたあとで調べると、この映画にまつわる人々の中でも、最も私に馴染みのある人物だと判明しました。
つまりその映画音楽に触れていたってことですね(CDなどは持ってなかったんですが)。
それで・・・前提としてリメイクなわけですが、最初、そんなに似てないな~、って思ったんですね。
何といってもオリジナルの『七人の侍』を観たばかりでしたので。
ところが10分も観てると、やっぱりドンドン、オリジナルと似たところが出てくるわけですね。
それで、やっぱりこれはリメイクだと思いましたね。
ただ、そっくりそのままってわけではないので、何度も、あらと思うわけですが、映画は本来、比べながら観なくてもいいものなので・・・ま、比べてるんですけどね、思いっきり。
観比べてみることを目的に観始めてますし。
特に前半は『七人の侍』との共通点を追うあまりに、同じじゃないことが気になったりしたんだけど、後半はもう気にならなくなってました。
むしろ結果としてオリジナルとの違いが良かったんじゃないでしょうか。
キャストについては、私は『七人の侍』は観た時点で三船敏郎さんただ一人しか知らなかったんですけど、『荒野の七人』の方は、ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ボーンと5人も知ってましたよ。
これは私が邦画よりも洋画を圧倒的に好んできた証拠で、今でも日本の俳優さんよりも海外の俳優さんの方を知ってますね。
今は何といっても韓国の俳優さんですよ。
国別なら一番、知ってるんじゃないかなあ。
そこまでキャストに注目しまくってることが人生初かもしれないですしね。
音楽や文学もそう。
自分的に海外の方を知ってますよね。
それもあるんでしょうけど、私は漢字があまり読めないんですけど、カタカナの固有名詞をよく覚える方だと思います。
漢字はダメなんですけどね~、カタカナは好きですね。
と言って、ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ボーン・・・作品をよく観てたわけではないんですけどね。
ユル・ブリンナーは『十戒』(1956年)を観てるんですけど・・・ごめんなさい、ちょっと退屈だったことくらいしか覚えてません(>_<)
ただ、やっぱり印象深い方ですよね。
ロバート・ボーンは、一作だけ、『刑事コロンボ』の第29話、「歌声の消えた海」を知ってるんですね。
この作品には疑いをかけられる人の役でディーン・ストックウェルさんが出てたんですね・・・。
ジェームズ・コバーンは『戦争のはらわた』(1977年)がものすごいインパクトでしたね。
最後の大笑いをよく覚えてます。
戦争映画の傑作ですよね
チャールズ・ブロンソンもよく知らないんですけど、『映画秘宝』によく出てきたのかなあ・・・。
でも、お顔はよく存じ上げてました。
1953年の『肉の蝋人形』って作品も観てます。
そのブロンソン氏をちょっと覚えてますね。
たしかセリフはなかったけど。
スティーブ・マックィーンは、『ゲッタウェイ』(1972年)と『パピヨン』(1973年)を覚えてます。
特に『ゲッタウェイ』ですね。
『ブリット』(1968年)って作品も観てますが、よくわからなかったんですよね。
つまり、知ってはいますけど、それぞれの方々の作品はあんまり観てないってことですね。
で、『七人の侍』からのアレンジってことになるけど、どの人がオリジナルのどの人ってけっこうわからなかったですね。
この人があの人かなあと思っても、なんか違ったり・・・でも共通点を感じたり・・・結論としてその変更も良かったんじゃないですか。
私はそのアレンジが気に入りました。
やっぱり違うんですよね。
ストーリーは大筋では一緒だけど、人物の設定とかが違いますよね。
でもブロンソン氏が薪割りしてたのは爆笑でしたね。
ブロンソン氏演じるオライリーは顔は怖いけど子ども好きって点が菊千代なんですけど、それがいいんですよね~。
菊千代的なチコは、菊千代なんでしょうけど、また違うなあ~と思いましたね。
混ざってますからね、勝四郎と。
後半、物語的にもオリジナルと違うんですけど、こっちの方ならではの「泣き」が多かったですね。
かなり目頭が熱くなりました。
「計画」や「準備」が甘すぎるように思いましたし、オリジナルと比較してツメも甘いと思いましたけどね、これはこれで胸熱展開。
ハリー(ブラッド・デクスター)って人が勘違いしたままなんですけどね、ユル・ブリンナーが「優しい嘘」をつくのに泣きました。
ガンマンたちのそれぞれの死も印象深いですね。
ラスト、同じなんだけど、オリジナルとなんか違うんですね。
こっちの方がわかりやすいとゆうか・・・。
でも、ホント、やっぱり『七人の侍』が凄いわ。
『荒野の七人』のいい場面もやっぱりオリジナルあってのことでしたしね。
『七人の侍』なんて207分もあるのに、一瞬も退屈しないし、どこかカットしますかといってもカットのしようがありませんものね。
完璧な完成形なので。
でも、『荒野の七人』もとても良かったですよ。
カラーってこともあるし、フィルムをきれいに修復しはったのか、映像的にはあまり古さを感じませんでしたね。
あと、やっぱり音楽がええです、
面白さでは『七人の侍』の方が上だと思いますけど、『荒野の七人』も良かったです。
『七人の侍』も私、まだ一回しか観てないんですけど、また観たいですね。
それと、『荒野の七人』をさらにリメイクした『マグニフィセント・セブン』(2016年)、こちらの方も、少し時間を置くと思いますけど、また観たいと思います。
そんなんで、今日も拙い感想を読んでくださり、おおきに、ありがとうさんです。
また更新しますので、よろしくお願い致します☆⌒(*^-゜)v