アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうです
8月27日から
ついにこの映画が公開ですね
ちょっと状況的にワーワー煽れない雰囲気なんですが・・・万全の注意の上で観に行くのはいいですよね。
私もなんとか観に行きたいと思います。
それもですが、8月16日はこの映画を観ました・・・
パク・ポンゴン家出事件
パク・ポンゴン 家出事件
原題:박봉곤 가출사건
英語題:Adventure of Mrs.Park
1996年、韓国、105分
日本版DVD:103分
監督:キム・テギュン[第1作]
脚本:チャン・ハンジュン
撮影:キム・ヒョング
照明:パク・ヒョヌォン
音楽:キム・デジョン
出演
アン・ソンギ → 探偵X
シム・ヘジン → パク・ポンゴン(朴奉坤)
ヨ・ギュドン → チェ・ヒジェ ポンゴンの夫
チェ・ジウ → ウンソン ハヌ(韓牛)精肉店
オ・ヒョンチョル → チェ・ソック ポンゴンの息子
チョン・ウォンジュン → チェ・チョロク
シン・チュンシク → コ社長 クラブ・アラビアンナイト
クォン・ヨンウン → ヌンムル(涙) チョロクの手下
キム・イル → 探偵Xの父
ミョン・ゲナム → タクシー運転手
チェ・ジョンウォン → ポンゴンの先生
クォン・ビョンギル → オ・チュングァン 作曲家
キム・ドンス → サンチョ チョロクの手下
シン・チョルジン → オ氏 マンボク商会
チェ・ソンジュン → ソックの担任
ペ・ジャンス → 厨房長
パク・チョルミン → タルジュン クラブ・アラビアンナイトの先輩従業員
ノ・ヒョンジョン → オ先生
パク・ヨンパル → 守衛
ムン・ミボン → 老婆
チュ・ボン → キム老人
チャン・イナン → オ老人 マンボク商会
イ・インチョル → 支配人 クラブ・アラビアンナイト
ハン・サンジュン → ピアノ奏者 クラブ・アラビアンナイト
イ・ヒヨン → 厨房補助
チャ・ヨンオク → スーパーの女
チュ・ウォンソン → 踊りの先生 クラブ・アラビアンナイト
イ・ヨンヒ → 探偵Xの母
チョ・ミヘ → ミス・ソ 作曲家の女性
⬇
チョン・ジヒョン(チョン・ジェヨン) → 愚連隊
リュ・ジャンハ → 愚連隊
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
こうして韓国映画を観ても観ても、まだまだ観てない映画がありましてね・・・その中で、韓国で〝国民俳優〟と讃えられてきたアン・ソンギさん主演作品で、気になっていた作品です。
ただ、観る前は「1996年の映画だし、ちょっと・・・」とあまり期待はしてなかったんですね。
小学生のソックくんを悩ませること、それは「パパが二人いる」ことだった。
映画はソックくんが語る変な物語。
歌手志望だった少女は喧嘩っぱやい大学生と出会い、二人の間に男の子が生まれた。
それがソックくん。
ま、できちゃった婚だった。
その後・・・パパのヒジェさんは野球チームの監督ですが、ママのポンゴンさんは専業主婦で・・・食卓を囲めば罵り合いになり、ママ31歳が家出しました。
けどね、ヒジェさん、ちょっとホントにアレなので妻に家出されても仕方がないような人なんですけどね。
で、界隈の人たちが適当に噂するものだから嘘が事実として広まってしまい、自分の知らないところで恥をかいているパパ。
この方は私服女子学生マルスク(イ・スヨン)・・・登場時間、約30秒。
エロ系のボケを入れてきます。
パパは人探しのプロ、「X」を選手から紹介してもらう。
搜索には15日かかるとのこと。
約束の期日を過ぎたらお金はいらないそうです。
「X」を演じるのがアン・ソンギさんなのですが、作品が作品なので最初っからコメディ演技に徹しておられます。
たしかに、出演作にコメディもあったけど、〝国民俳優〟がこうまで笑いで来られるので最初はちょっとビックリ。
でも、さすがなんですよね~。
いや、でも、ホンマにコントみたいなんですよ(≧∇≦)
で、この映画、やたらと「回想シーン」が多いんですね。
なんだろう。
なにか、こんな映画を他に観たような気がするんですが・・・。
で、実はX自身も奥さんに逃げられた経験があり、彼女のことは諦めたんですけど、それ以来、この仕事をやっている。
その頃、ソックくんのママ、ポンゴンは夢だった歌手になるため、作曲家の先生に紹介してもらった「クラブ・アラビアンナイト」で働くことになっていた。
赤ちゃんをどうやって作るかを子どもたちに説明するXさん。
そしてママ、ポンゴンの現実も厳しい。
ってゆうか出てくる人、出てくる人、みんな変。
そしてパパはなんと、韓牛精肉店のウンソンさんに一目惚れ。
え~加減な話やな~。
で、はい、ウンソンさんを演じるのはチェ・ジウさんです。
これが映画初出演だったそうですが、セリフはなし。
思ってたよりも早くポンゴンを見つけるXさん。
このあたりになるとソックくんのパパ、ヒジェさんはほとんど出てこなくなりますね(;´∀`)
その頃、(前半から前触れはあったんですが)怖い組織のボス、チェ・チョロク(チョン・ウォンジュンさん)が刑務所から出所し、部下二名を従えながら大興奮である目的を果たそうとするのだった。
うるさいな~。
その目的っちゅうのも逆恨みっぽいんですけどね~。
で、Xは「クラブ・アラビアンナイト」で働きつつ、ポンゴンを観察するんですが、先輩がパク・チョルミンさんなのでかなりめんどくさい(^_^;)
ポンゴンはさすがに歌が上手かった。
歌ってる歌は『怪しい彼女』(2014年)でマルスンばあさんの宿敵が歌う歌ですね。
題名はわからないのですが。
この映画で歌われる歌は何となく知ってる歌が多いです。
歌うポンゴンにXが見とれてると、先輩風のパク・チョルミンさんが「南ベトナムが負けるわけだ。お前みたいに命令に従わないヤツがいるんじゃな」とちょっと上手いことを言いますね~。
話しにはまったく関係ないけど寝てるネコさんです。
このネコさんに象徴されるように、ことごとくまったりした映画。
ポンゴンにちょっかいを出すゴロツキ二人組の1人は本名「チョン・ジヒョン」時代のチョン・ジェヨンさん・・・若い
一瞬ですけどね。
そんな感じのきっかけでポンゴンとXは会話することになる。
ポンゴンはそっと本音をXに明かすのだった。
で、お互いに親しみを感じていくんですがこうなると何となくわかってくるでしょ。
でも、そうこうしてるうちに怖い組の人たちが「クラブ・アラビアンナイト」に押しかけてきてしまう。
で、いろいろあってポンゴンとXは歌の歌詞に導かれるように海を目指し・・・そこに偶然、主要登場人物ほぼ全員が集結。
不思議な魅力のある映画・・・。
しかしやっぱり笑いはまぶされてる。
コメディではあるんでしょうけれど、コメディって言葉だけでは言い表せない映画じゃないでしょうか。
細かく笑いが入ってるんですけど、その合間にまたロマンティックもあり、でもそこまでロマコメって感じでもなく、ホントに不思議な魅力がある映画でした。
いいんじゃないですか、簡単にジャンルを振り分けられないことが。
で、あとで知ったんですけど監督があのキム・テギュン監督なんですよね。
初監督作だったようです。
1998年 ファースト・キス 監督
2001年 火山高 監督、脚本
2004年 オオカミの誘惑 監督、脚本
2004年 20のアイデンティティ 「2時」 監督
2005年 短編映画 I'm O.K 監督
2006年 百万長者の初恋 監督
2008年 クロッシング 監督
2010年 裸足の夢 監督
2010年 彼岸島 (日本映画) 監督
2013年 愛の棘(とげ) 監督
作品はどれもいいんですけど、一作ごと、いろいろな監督さんですよね。
この映画を観たあとでアン・ソンギさんの経歴やご家族について読ませていただいてたんですけどね・・・ご長男、ホントに美形でハンサムでイケメンでかっこいいですね!!
画家をされてるようなんですけど、イ・ジョンジェとチョン・ウソンの間に挟まってもオーラ負けしてない青年なんですよね~。
でも俳優にはなられなかったようですね。
なんかもったいないわ~。
パク・ポンゴンを演じられたシム・ヘジンさん、も素晴らしかったです、
『パク・ポンゴン 家出事件』
思ってた映画とはぜんぜん違いましたね。
予想よりもずっといい映画でしたよ。
今のほぼ四半世紀前の映画ですが、今の韓国映画とはまた違いますよ。
もし興味を惹かれたら是非
でわ、いつもありがとうです、アンニョン(^.^/)))