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韓国映画 ビースト (2019年)

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最初の恋、最後の恋人

映画 『最初の恋、最後の恋人』 公式サイト

 

スピリットウォーカー

映画 『スピリットウォーカー』 公式サイト

 

連鎖

映画 『連鎖』 オフィシャルサイト

 

 

 

NEWNEWNEW4月22日から公開NEWNEWNEW

 

ビューティフル・ヴァンパイア

『ビューティフル・ヴァンパイア』 株式会社ハーク

 

上映劇場
北海道 サツゲキ 4/22(金)~
東京 シネマート新宿 4/22(金)~
愛知 シネマスコーレ 近日
大阪 シネマート心斎橋 4/22(金)~
京都 アップリンク京都 5/6(金)~
福岡 KBCシネマ 4/29(金)~

 

 

 

NEWNEWNEW4月29日から公開NEWNEWNEW

 

手紙と線路と小さな奇跡

映画 『手紙と線路と小さな奇跡』 公式サイト

 

SEVENTEEN POWER OF LOVE : THE MOVIE

「SEVENTEEN POWER OF LOVE:THE MOVIE」公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

4月14日ですが、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

ビースト

 

 

どうも文章を書こうとすると寝てしまうんですけどね、やっぱり書くことが面倒なんでしょうね(^_^;)

まあ、仕事やないんやから無理に書かんでもええんですけどね、書かないって決定も今はできませんし、頑張って書くんですが、この映画、『ビースト』も書くのが楽ではない映画かもしれませんね。

 

でも私は映画の批評をしなくてもイイので、素直な感想を書かしてもらいます。

 

いつものことですが、私はほぼキャストと、少しあらすじだけで観始めております。

この映画もその観方が一番じゃないかと思います。

正直、「私の感想なんて・・・」と思いますが、内容にも触れておりますので、念のため、これから観る予定の方々はご注意ください。

 

 

『ビースト』は2004年のフランス映画である『あるいは裏切りという名の犬』のリメイクなのだそうです。

 

『あるいは裏切りという名の犬』は、1985年に発生した実際の事件に触発された作品だそうです。

 

 

 

 

私は『あるいは裏切りという名の犬』を観てなかったのですが、キャストに知ってる俳優さんも多いし、『ビースト』を観た今、またオリジナルも観てみようと思いました。

『ビースト』の記憶が薄れた頃にでもね。

 

『ビースト』はオリジナルから変更した要素も多いらしく、そのあたり韓国では賛否両論なようですね。

 

『あるいは裏切りという名の犬』は110分なのに対して『ビースト』は130分、時間からしていろいろ増やした感じです。

 

 

『ビースト』を観た結論なんですけど、めちゃくちゃ良かったです。

 

韓国の怖い映画を観たビックリマークって感じですね。

 

物語的にはリュ・スンワン監督の『生き残るための3つの取引』にも似ているので、『生き残るための~』が好きな人は観た方がいいかもしれない。

 

 

私は何も知らずに『ビースト』を観てたんですけど、最初は主人公の二人の気持ちがよくわかってなかったですね。

 

でもね、ホントに雰囲気がいいんですね。

「雰囲気がいい」はちょっと変だけど、この映画の殺伐とした不気味なムードが私はとにかく好きなんでしょうね。

もうこのムードだけで映画を観た甲斐がありましたよ。

 

ある種の韓国映画がかもすこのにおい、空気・・・私が韓国映画を好きになった理由でもあるでしょう。

 

映画を観ていてその気配を感じる時、嬉しいですね、ホントに。

 

ホラー映画とはまた違う怖さでね。

 

※ 物語に触れます。ご注意を!!

 

仁川(インチョン)で発生した殺人事件が世間を震撼させる ―― 。

強力1チーム長のチョ・ハンス(イ・ソンミンさん)が捜査に当たるが、強力2チーム長のハン・ミンテ(ユ・ジェミョンさん)との昇進を賭けたバトルが始まり、足の引っ張り合い状態に汗

 

ハンスは警察に情報を流しているマダムがヤクザに脅されれば、暴力的に脅し返してしまうような刑事。

殺人事件の容疑者も早急に捕まえて事件を解決しようとするが、ミンテが邪魔してくるのだった。

 

ミンテは冷静な人物だが、ちょっと何を考えてるのかわかりにくいはてなマーク

ハンスとミンテはかつて相棒同士の仲だったようだけど・・・。

 

そんな中、刑務所から出所してきた麻薬密売人のチュンベ(チョン・ヘジンさん)がハンスに殺人事件の情報を提供すると持ちかけてくるのだが、彼女と会ったことでハンスは窮地に陥る。

 

バレたらエライことになります汗

ハンスはチュンベに加担せざるをえなくなる・・・。

 

ともかくチュンベの情報で、警察は殺人者がいるマンションに逮捕に行くのだが ―― 。

 

大雑把にそんな話しです。

 

もう、ここまででもメチャクチャ面白いんですよ。

怖いけど・・・。

 

慣れてない方にはやっぱり怖いと思うんですけど、韓国映画の残酷表現も極まったところがあり、そのへん私も慣れてしまったところがある。

 

でもやっぱり生々しくって、きついですよね。

『ビースト』はかなり、また新しく踏み込んだ感じで声を上げてしまうような怖さもあったし、物語的に衝撃もありました。

 

 

チョン・ハンスを演じるのはイ・ソンミンさん。

主演した映画がどうにもヒットに恵まれなかったり、もったいないイメージですが、この渋い俳優さんのファンも多いですね。

『ミセン 未生』(2014年)などドラマでも人気です。

動物たちと話せる『SP 国家情報局:Mr.ZOO』(2020年)なんて、可愛くって好きなんですけどね。

 

チョン・ハンスはけっして善人ではないけど、最初はきっと正義感に満ちた刑事さんだったんじゃないですか。

彼は最終的に自分の正義を試された感じ・・・はてなマーク

 

イ・ソンミンさんの最新の主演作である『第8日の夜』(2021年)はネットフリックスで配信中です。

 

第8日の夜 Netflix(ネットフリックス)公式サイト

 

次の出演作はファン・ジョンミンさん、チョン・ウソンさんと共演する、キム・ソンス監督の『ソウルの春』ですね。

 

 

ハン・ミンテを演じるのはご存知、ユ・ジェミョンさん。

私も去年くらいか、「助演の人」って認識してたと思うんですけど、ドラマではさらに存在を発揮されてるのか韓ドラのファンの方のブログでよくお名前を見ますね。

イヤな人を演じる時にはホントにイヤな感じですけど、普通にイイ人も演じはりますよね。

『ビースト』ではイ・ソンミンさんとのダブル主演です。

 

ハンスに比べてミンテはわかりにくい人物ですが、悪いことはやってないようですよね。

でも途中の冷静さを欠いたような行動は手柄を焦ったためはてなマーク

そのあたり、俗な人なわけかな。

 

ハンスとミンテの関係は複雑ですね。

反目し合ってますけど本来は同じ目的だったような・・・険悪ですけど大きな目で見れば協力関係でもあるような・・・。

そういったあたりも私には魅力的に感じられました。

 

 

ハンスに情報を提供する麻薬密売人のイム・チュンべを演じるのはチョン・ヘジンさん。

念のため、イ・ソンギュンさんの奥様ですよ。

 

このチュンベの役作りといい、チョン・ヘジンさんの演技といい、ホンマに魅力的で好きでしたわ~。

 

いわゆる「汚れ」な役なんですけどな、私は昔っから女優さんがこんな役を演じるのが好きだったんですよね。

第一人者としてはジェニファー・ジェイソン・リーやアマンダ・プラマーじゃないですか。

 

チュンベを演じるチョン・ヘジンさんが興奮でしたわ~。

殴られて「ぐええ」とか言っててもサマになってるな~。

 

 

チョン・ハンスの部下の刑事を演じるのはチェ・ダニエル。

 

何か映画としてはホントに久しぶりに観た感じですけど、ドラマでは出てはりますかはてなマーク

 

役的にはそこまで大きくないんですけど、前半、出てます。

ハンスに従順な刑事さんですけど、ハンスのやり過ぎに手を焼いてる感じもありますね。

 

 

ハンスに裏社会の情報を流していたことで苦しい目に遭うマダムを演じるのはキム・ホジュンさん。

『操作された都市』(2017年)ではチ・チャンウクくんのお母さんでしたね。

 

 

「科捜研の女」、チョンヨン。

ハンスと離婚したばかりの元妻ですけど、二人は職場での出会いだったわけでしょ。

出会った頃のハンスはきっと今とはまた違う人柄だったんじゃないかな。

 

演じられたアン・シハさんは舞台、ミュージカルの女優さんだそうで、映画は初出演ですね。

 

 

新しく強力2チームに配属されてきた刑事、ヨ・ミヨン。

最終的に、象徴的なキャラクターだったのではないですか。

彼女の結論は観客の気持ちと同調するものではないかな。

 

演じたイ・サンヒは、出演した映画を調べると、あ~、あの人ひらめき電球って女優さんですね。

 

イ・サンヒさんも出演している韓国映画、『マドンナ』(2015年)のDVDが今年になってリリースされたんですが、近いうちにその映画の感想もまた書かしてもらいますね。

 

 

 

『ビースト』ですが、他に印象的な俳優さんとしては仁川のチャイナタウンの裏社会を支配する大物役でキム・ホンパさんも出られてます。

チュンベはこの人物の甥に復讐したため、非常に危険な立場に追い詰められるわけですね。

 

それと・・・出てきた時に「ギャビックリマークあせる」と声を上げそうになるキャラクターを演じたのが、キム・ギョンドクさんだそうですが、マジですか!?あせる

特殊メイクはてなマークあせる

どう見ても体型が違うと思うんですけどあせる

また詳しい方、教えてくださいあせる

 

 

イ・ジョンホ監督は、オム・ジョンファ主演のホラー映画、『ベストセラー』(2010年)が監督デビュー作で、次が『さまよう刃』(2013年)でした。

 

『さまよう刃』は東野圭吾先生の原作がホントに傑作なんでしょうけど、イム・ジョンホ監督の映画も良かったですよね~。

イ・ソンミンさんは『ビースト』と同じく刑事役でした。

 

『ベストセラー』もいいホラー映画でした。

よく覚えてます。

 

監督3作目のビーストは、内容的に複雑で、難しい映画だったように思います。

 

イ・ジョンホ監督は『探偵なふたり』(2015年)では脚色で参加されてます。

 

 

映画の結論は、これこれこうと単純に語れないようなものだと思いましたが、登場人物、特にチョン・ハンス、ハン・ミンテ、そして女性刑事のヨ・ミヨンの心情を想像するに、何とも言えん気分にさせられた映画。

 

しかし、「いつから正義と信念は歪み始め、運命の歯車は狂い出してしまったのか?」ってことなら、ハンスももっと正義感の強い人物だった方が理にかなってる気がしましたけど・・・そこ、私も観きれてないのかな。

私は最後、ハン・ミンテの気持ちを想像して虚しかったです。

 

この映画はね~、難しいけど、韓国のこれ系のミステリー、サスペンス、スリラーがお好きな方々は絶対に観んとアカン映画ですね~。

ってゆうか、ミステリーとかそっち系のシリアスな映画が好きな人は観た方がええですよ~( ゚ー゚)( 。_。)

オススメします!!

 

怖いけどね汗

 

今日もおおきに、ありがとうさんでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))



ビースト


原題:비스트
英語題:The Beast
中国語題:野兽


2019年製作/130分/G/韓国
日本公開:2021年10月15日
配給:キノシネマ

監督・脚本:イ・ジョンホ [第3作]
脚本:チェ・ウィモク
PD:ペク・ギョンスク(総括PD)
助監督:シン・ソニョン
撮影:チュ・ソンリム
照明:チェ・ジョンハ
編集:シン・ミンギョン
音楽:モグ(イ・ソンヒョン)、ウジュ
美術:キム・ソンヒョン(アートディレクター)、ホン・ジュヒ(美術)
武術:キム・ジュンソン

出演
イ・ソンミン → チョン・ハンス 強力1チーム長
ユ・ジェミョン → ハン・ミンテ 強力2チーム長
チョン・ヘジン → イム・チュンベ 麻薬密売人
チェ・ダニエル → チョンチャン 強力1チーム
キム・ホジョン → オ・マダム
キム・ビョンチュン → ソン課長 成挺䁫
アン・シハ → チョンヨン 解剖検査医 ハンスの妻
イ・サンヒ → ヨ・ミヨン 強力2チーム
キム・ホンパ → チャイナタウン チャン社長
イ・ソンヒ → チェ・ワンシク
キム・ギョンドク → チェ・チョルギ チェ・ワンシクの息子

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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