Quantcast
Channel: Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1071

霊幻戦士キョンシーズ (2010年)

$
0
0

 

 

 

 

いつも、ありがとうさんです…キスマーク

 

【映画日記】です…カチンコ

 

 

 

8月12日、『ブレードランナー 2049』(2017年)を観ました…カチンコ

 

 

 

 

私の2017年「ベスト1」ですね。

それゆえにイージーに観たらアカンと考え意外と観返してなかったんですが、映画として印象が強すぎるのもあって、ほぼ完全に記憶してました。

また観返してもちろん細部で発見があったと思いますけど、公開当時に観た時の私の理解で変わりませんでした。

でも、より「魂」について考えさせられましたかね。

 

物語をシンプルに理解して「泣ける映画」じゃないかと思います。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は続編製作を謙虚に「冒涜」とも言っているそうですが、私は続編『2049』に感謝ですよ。

長い映画ですが、これから何度も観ていきたいと思いますし、また近いうち詳しい感想を書いてみたいものです。

 

 

 

続けて『イップ・マン 完結』(2019年)を観ました…カチンコ

 

 

 

やっとブルーレイを買っちゃいました。

今の私はカンフー映画が好きで、中でもホントにドニーさんの『イップ・マン』が好きなんだと思いました。

ウィルソン・イップ監督の「泣けるアクション演出」がホント好き。

感動ですわ~。

 

そうですね、『ブレードランナー 2049』にはアクションが足りないとご不満な方々は、『イップ・マン』で補われるのもいいかもしれないですね~。

 

『2049』と『完結』を続けて観て、また映画を観ようっちゅう意欲を頂戴しましたね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊幻戦士キョンシーズ

 

 

で、こちら2010年の香港映画ですが、私は2018年12月30日にアマゾンさんでDVDを注文してました。

DVDはなぜかホント安いですよ。

で、記録を調べると2019年1月8日に観てましたね。

そのあと感想を書こう書こうと考えてるうちに月日が過ぎてしまいました。

 

それで、8月2日に観たとある韓国映画が「イマイチ」だったんですけど感想を書くのに手間取りそうなので、また後回しにするとして、むしろ心軽く書けそうな『霊幻戦士キョンシーズ』について書いておきたいと思います。

 

 

『霊幻戦士キョンシーズ』は映画としてはコメディ風味のホラー・アクションじゃないかと思います。

 

それで、のっけからですけど、まずこの映画のちゃんとしたレビューとして明石家いわしさんのレビューをリブログさせていただきますね…ひらめき電球

 

 

香港のアクション映画は、まずいわしさんのブログを読んでいただいた方がいいと思いますビックリマーク

 

いわしさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

いわしさんのレビューがあると私も心軽く感想を書けるんですよね~。

 

ちなみに私はウェズリー・スナイプスの『ブレイド』シリーズ(1998~2004年)、観てないんですよ~。

観ないとあきませんね。

 

 

主演はジャン・ルーシャーとクリッシー・チャウの2人です。

 

タイトルも「キョンシー」となってますが、う~ん、キョンシーといえばあの清朝はてなマークっぽい服で手を前に出してピョンピョンでお札を貼ったら止まる中国ゾンビだと思うんですけどね~、この映画では意識も普通にしっかりしてて、生物の生き血を吸うような存在で、どう考えてもヴァンパイアだと思うんですけどね~、意地でもキョンシーで行きたかったようです。

 

 

キョンシーハンターのアーはなんでキョンシーハンターになったのかは今ひとつわかりませんが、実はとある凶悪なキョンシーにさらわれ生き別れになった姉スーを探していて、日夜人食いキョンシーたちと戦う日々を送っていた。

 

 

キョンシー、てかヴァンパイアが活動するのは夜ですのね、どうしても夜のシーンが多くって暗い映画ですが、最初っからアクションはぶっ飛ばしてますよ。

ジャン・ルーシャーは一人で複数を相手にすることになるんですけど、すごく早くて説得力のあるアクションです。

 

 

戦いはカンフーですけど、とどめは鉄製の武器はてなマークで刺します。

 

 

で、ジャン・ルーシャー演じるアーですけど、マックスというキョンシーの子と親友なんですよ。

実は年齢的にはマックスはもっと高齢なキョンシーなんですけど、見た目は同年齢な感じ。

 

 

で、キョンシーハンターの戦いの日々のはずなんですが、まずキョンシーたちの暮らしぶりが描かれてます。

マックスたちの一家や友達は人間を襲わずに人間社会に溶け込んで過ごしているわけですけどキョンシーだから楽しくないのよ、あんまり。

寝る時は逆さ吊りだし。

あと、「飛べる」らしい。

いや、だからヴァンパイアですやん、これは。

 

 

なんでしょうか、キョンシーだから欲がないのか。

感覚もないのか。

暇を持て余したキョンシーの遊びです。

 

マックスの家族や友達の関係が若干わかりにくいんですが、とにかくマックスのお父さん(チン・シュウホウ=钱小豪さん)は老けないのをいいことにプレイボーイやってはります。

あるやん、欲!!

 

このあたり話はけっこうユルユルなんですが、人の街にまぎれてひっそり暮らしている退廃的、且つ、なんか人のいいキョンシーたちの日常をまったり見るのもええもんですなあ。

 

あ、アーちゃんがキョンシーを退治する場面もちゃんと入ってますよ~。

 

 

一箇所、ホンマに笑うのがマックスが食としてうさぎを殺して血を吸うんですが、殺した途端に生きてたうさぎがバレバレなぬいぐるみになってるんですわ。

や、動物愛護の観点からはそのバレバレなぬいぐるみの方が確かに正しいんでっせ、ホンマあせる

 

 

よくわからないんですが、キョンシーハンターも食べ物は「精進料理」でないとダメなのだろうか。

 

 

そんな折、街に「キョンシーを食べる凶悪なキョンシー」、ムンが現れ人間の生き血を吸おうとしていたキョンシーたちを喰らい出したものだから事態は一変します。

って人間も喰われてるじゃねえか!!

 

襲われてるうちの一人はホン・ヤンヤン(ション・シンシン、熊欣欣)さんですね。

 

ホン・ヤンヤン、ジャン・ルーシャー、デニス・ローのつながりがあるんでしょうね。

 

 

そしてどうやらアーの姉スーはムンに捕まっててキョンシーにされていたのだった。

スーが逃げられないのはムンの呪いっぽいけど、スーはムンが彼女を自分の女にしようとしたのは拒めたみたい…。

 

 

ムン役は「七小福」出身のユン・ワー(元华)さんです。

昨日もYouTubeで『燃えよドラゴン』(1973年)関連の動画が表示されたので視てたんですが、出ておられたんですよ、ユン・ワーさん。

私には「なんでも演じはるおもろいおじさん」のイメージですが、ブルース様にも信頼されたユン・ワーさん、やっぱり香港ではレジェンドなんですよね。

 

この映画に出られた頃は50代後半だと思うんですけどワイヤーで飛びはりますし、アクションもキレッキレ。

さすがですわ~。

 

ただ、ユン・ワーさんからはこの方独特のチャーミングな雰囲気、人の良さが出てるので、悪役としてはそこまで憎たらしく感じないかもしれません。

ムンはやってることは残酷だし、性格も傲慢で冷酷なんですけどね。

 

チャウ・シンチーの『カンフーハッスル』(2004年)もまた観ないとあきませんね~。

ユン・ワーさんの出演作が観たいビックリマーク

 

 

マックスのお父さん役のチン・シュウホウさんとユン・ワーさん。

 

ユン・ワーさんも過去にキョンシー役を演じてこられたんですが、チン・シュウホウさんも『霊幻道士』(1985年)以来、キョンシーものの主演の方で、だから『霊幻戦士キョンシーズ』もどうしてもキョンシーなのですが、そのあたり私は全く知らないので、またお詳しい方のブログで読んでください。

 

マックスのお父さんも普段は女たらしですが子どもたちのためにはキリッとしはります。

 

 

せっかく姉と再会できたのに ―― 。

 

 

エラ強のムン。

マックスの家族や友達もムンに襲われ、マックス自身も絶体絶命。

 

アーちゃんは姉を奪った憎い仇、そして友達まで狙うイヤなおっさんを倒すため、ある決意を ―― 。

 

 

凶悪キョンシーにアーは勝てるのか!?って話です。

 

 

デニス・ロー監督の監督作品は『拳陣 FATAL CONTACT』(2006年)、『血戦 FATAL MOVE』(2008年)、そしてジャン・ルーシャーの出ている『帝戦 BAD BLOOD』(2010年)といった作品を観てきましたが、『霊幻戦士キョンシーズ』も含めて何か整理されてない、焦点のぼやけたような映画な印象です。

と書くと否定的ですが、しかし観てるとそれも楽しいかもしれません。

特に『霊幻戦士キョンシーズ』は。

 

他の作品は割と悲劇的な結末だった印象ですが『霊幻戦士キョンシーズ』はけっこう呑気な終わり方に感じられて(善のキョンシーもいっぱい死んでるんですけどあせる)いいんじゃないですか。

 

撮影はハーマン・ヤウさんだそうです。

 

 

ジャン・ルーシャー、この方にこの顔をさせたら右に出る者がいない。

いいでしょ、女の睨み・

 

キツめの顔つきの人ですが、ご本人としては体育会系のカラッとした女性なんじゃないですか。

 

念のため、多分ですが、この映画も香港映画らしく「アテレコ」なので必ずしもキャストの本当の声じゃないと思う。

 

 

ジャン・ルーシャーに関しては何度も書いてますが、『エンジェル・バトラー 戦闘無双』(2009年)というアクション映画に出会ったことで私がカンフー&アクション映画を観ていくきっかけになった方ですのでホント好きな女優さんですね、ええ。

 

女優としての彼女の代表作は、主演じゃないけど『オペレーション:レッド・シー』(2018年)じゃないかと思います。

 

 

 

 

でも彼女のカンフー映画、絶対にまた観たいですね。

 

 

ジャン・ルーシャーとユン・ワーさん、そしてチン・シュウホウさん、ホン・ヤンヤンさん以外のキャストは私には馴染みのない方ばかりのように思いますが、特に若い女優さんが何人も出てはっていいんじゃないですか。

 

物語的にはちょっとどうかなと思うんですけど映画のアバウトでゆるい感じも悪くないですし、そっから激しいアクションに突入する落差も好きですね、ええ。

 

どうぞ、皆さんも観てくださいとまではオススメしませんが、コメディ風味なホラー・アクションがお好きな方は観た方がいいんじゃないですか。

やっぱり香港映画の良さがあると思いました。

 

今日もおおきに、ありがとうさんです~☆⌒(*^-゜)v
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊幻戦士キョンシーズ


原題:僵尸新战士 / 殭屍新戰士
英語題:Vampire Warriors
韓国語題:뱀파이어 워리어


2010年製作/100分/香港

監督・製作・脚本:デニス・ロー
製作総指揮:キャサリン・チャン
撮影:ハーマン・ヤウ
音楽:トミー・ワイ
アクション監督:リー・チュンチー

ジャン・ルーシャー
クリッシー・チャウ
ユン・ワー
チン・シウホウ

 


演员表

蒋璐霞 饰 阿丫
配音  不详

周秀娜 饰 阿斯
配音  不详

卢颂之 饰 阿嘉
配音  不详

张文慈 饰 阿素
配音  不详

林熹瞳 饰 阿碧
配音  不详

裴殷 饰 阿莲
配音  不详

元华 饰 阿盟
配音  不详

钱小豪 饰 阿隆
配音  不详

熊欣欣 饰 阿恭
配音  不详

邓上文 饰 阿美
配音  不详



Cast
Wah Yuen - Mung
Lu Xia Jiang - Ar
Chrissie Chau - Max
Sui Ho Chin - Lung
Dada Lo - Kar
A Lin - Lin
Pinky Cheung - Sue
Rock Ji - Rex
Rachel Lam - Babe

 

 

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1071

Trending Articles