公開中です
ヒョンビン主演のこの映画も公開中です
王宮の夜鬼(やき)
そして、10月11日からは、シム・ウンギョンが夏帆と共演する箱田優子監督の作品も公開されますよ
アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうございます
ここ数日、なんとなく思ったんですが、うちのブログは韓国映画の記事を公開すると、アクセス数が高くなるように思います。
どうです
やはり韓国映画について書くのが私には向いてますかね
だったら私も願ったりかなったりです。
韓国映画を観て、書かせてもらいますよ~ヾ(*´∀`*)ノ
今日、書かせてもらう映画は、私が去年、2018年の10月14日に初めて観た映画です。
ホントに素晴らしい映画なので、前からブログで書いておこう、書いておこうと思ってたんですが・・・前の記事、『レイトオータム』(2010年)のキム・テヨン監督の2006年の作品とゆうことで、だから『レイトオータム』の次に今、書くのがちょうどいいなあ、と思いました。
家族の誕生
家族の誕生
原題:가족의 탄생
英語題:Family Ties
(2006年、韓国映画、113分)
監督:キム・テヨン
脚本:ソン・ギヨン、キム・テヨン
撮影:チョ・ヨンギュ
音楽:チョ・ソンウ
出演:ムン・ソリ、コ・ドゥシム、オム・テウン、コン・ヒョジン、キム・ヘオク、ポン・テギュ、チョン・ユミ、チュ・ジンモ、キム・コッピ、イ・ナリ、ファン・ウンジ、イ・ジンソン、キム・ドンヨン、チョ・フンフィ、チョ・ソンファン、イ・ラへ、イ・インチョル、パク・チュンヒョン、キム・ヒョナ、ソン・ジョンウ ほか
特別出演:リュ・スンボム、チョン・フンチェ、イ・ヒョンスン、ウ・ヒョン、パク・ミヒョン
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
作品情報: '07年、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞で最優秀作品賞と脚本賞の2冠に輝いたドラマ。3組の家族の姿を通し、さまざまな家族のあり方とそれぞれの愛を描く。(Movie Walker)
2007年、「第44回 大鐘賞映画祭」の作品賞、脚本賞を受賞した傑作です。
そんなに予算をかけてなさそうな超・地味な映画なんですけどね。
でも、繊細で緻密で、めっちゃ感動的な作品なんです。
私、この作品、大好きですね、やっぱり。
親から継いだ家を守りつつ、大衆的な食堂を一人で切り盛りしてるミラ(ムン・ソリ)ですが、ず~っと音信不通だった弟、ヒョンチョル(オム・テウン)が何の前触れもなくご帰還です。
もともと仲のいい姉と弟だったので帰ってきたのは嬉しかったのですが、ヒョンチョル、なんと、かなり年上の女性、ムシンさん(コ・ドゥシム)と結婚したんだと、ミラの知らない女性を連れてきてしまう。
それでミラは、ヒョンチョルとムシンさんの夫婦と同居することになるんですが、もともといい加減でお気楽なヒョンチョルと結婚しただけにムシンさんもタバコを吸ってたり、ちょっとミラとは合わないところもあって、ミラは、うわ~、しんどいな~と思うんですよね。
でも、ヒョンチョルはぜんぜん気にしてない・・・デリカシーのないヤツ。
ミラにもキム社長とゆう彼氏さんがいて、結婚しようかな・・・って思ってるんだけど、ヒョンチョルたちと4人で飲みに行ったら、ヒョンチョルがつまらないことでキム社長に噛みついて、場を台無しにするし・・・。
でも、ヒョンチョルってダメンズだけど、どっか憎めないところがあって・・・ミラはやっぱり許してしまう。
で、3人で旅行に行くんですが、行きのバスの中で案の定、イチビリまくるヒョンチョル。
なんとなくミラもヒョンチョルとムシンさんを受け入れつつあったんですが、ところが旅行から帰ると一人の小さな女の子がミラの家にやって来て・・・なんと
ムシンさんを「母さん」と呼ぶその子は、ムシンさんの前のご主人の前の奥さんの連れ子やったんです。
その子、気さくなヒョンチョルになついてるんですけど、ミラにはちょっと耐えられない。
で、気まずい空気が充満してしまい、ヒョンチョル、またフラ~ッと出て行ってしまい、それっきり、帰ってきませんでした。
ムシンさんは女の子を連れて出ていこうとするのですが・・・。
2話目、私の大好きなエピソードです。
ソンギョン(コン・ヒョジン)はお母さん(キム・ヘオク)と非常に不仲でした。
と、ゆうのもお母さん、女として魅力があるんでしょう、男性遍歴がけっこうあって、ソンギョンとは父親の違う男の子を育てつつ、現在も妻子持ちの男性(チュ・ジンモさん)と不倫中ですね。
そういった男を惹きつけてしまうようなお母さんの娘だったからかどうかは知らないけど、ソンギョン自身は恋愛が上手くいかないようなのね。
以前は歌手を目指してたんだっけか
その頃、付き合ってたジュノ(リュ・スンボム)とも上手くいかず・・・すごい険悪ムードで別れてしまったんですよ。
だからソンギョンは自分が上手くいかないのはお母さんのせいだって思ってて、もう韓国にいるのもイヤなんでしょうね、日本語を勉強して、旅行会社に就職して、海外で仕事してたいんですよ。
ところがそんなある日、お母さんがソンギョンの部屋を訪ねてきて・・・でも、ソンギョンは会話する気にもならない。
お母さんは持ってきたトランクを残して、無理やり帰らされる。
ま、観光の仕事をしてる時、元カレ、ジュノが新しい彼女を連れて現れてしまったりもして。
そしたら、ソンギョンの部屋にお母さんの彼氏(チュ・ジンモさん)が訪ねてきて、ソンギョン的には追い返そうとしたんですがね、彼氏がゆうには、お母さんは深刻な病気を患っている・・・と。
お母さんの先は長くないようです。
でも、ソンギョンはどうしてもお母さんと仲直りする気には、なれない。
そんな時、ようやく希望の職場に就職できそうになるのね。
とにかくお母さんのいる世界から離れたいソンギョン。
でも、ふと、お母さんのやってるお店に足が向いてしまう。
そして思い出す、彼氏と決定的に別れたあの日を。
ジュノに「残酷なやつだよ」と言われたことを。
そして、お母さんはソンギョンに、年の離れた弟の幼稚園の運動会に行ってやってと頼むのだった。
そりゃ、お母さん・・・こんな小さな子を残していくとしたら・・・耐えられない気持ちでしょう・・・。
コン・ヒョジンのギスギス演技が素晴らしい。
年の離れた弟の坊やは、『息もできない』(2008年)などで名演技をやってたキム・ヒスくんですよ。
3話目には人気の高いチョン・ユミが登場します~。
ギョンソク(ポン・テギュ)にはチェヒョン(チョン・ユミ)って超・可愛い彼女がいるんですが、彼にとっては彼女がだんだん苦しみになってきた。
いい子なんですが、なぜか振り回されてるようで、しんどい。
チェヒョンちゃん、ホントに東に病気の子どもがあれば行って看病してやり、西に疲れた母があれば行って稲の束を背負い、みたいな女の子でさ~、友達のお葬式は最後まで手伝ってしまうし、そんな感じでチェヒョンが人に優しくすればするほど、ギョンソクの心にはすきま風は吹いてしまうのだった。
なんか不安でさ~、僕のこと好きなのかなって・・・。
そんなんで、ギョンソクは唯一の家族であるお姉さんに、チェヒョンを紹介して、女同士の目で判断してもらうことにするんですが、そのお姉さんに会う約束も、チェヒョンは迷子の子どもを探す手伝いですっぽかし、ギョンソク、大激怒。
別れよう、とゆうが、チェヒョンにはその気はない。
チェヒョンが子どもを探したのには、実は自分の境遇が関係してるんじゃないかと、私は思いますがね。
また逆に、そんなチェヒョンに愛されてるかどうか、心配するのもギョンソクらしいといえばそう。
結局、嫉妬深いギョンソクだが、チェヒョンと別れきれず、彼女が乗る電車に乗り合わせ、彼らはお互いに本音をぶつけ合う。
そして、彼らが向かった先は・・・。
泣けますぜ~( ;∀;)
撮影中のキム・テヨン監督(左)とムン・ソリ。
やっぱり私の記事ではネタバレはやめておきましょう。
私も何も知らずに観て、その観方が本当に良かったと思ってるから。
ホントに、何でもない話なんですよ、部分、部分では。
でも、誰しもが体験するような、ほんとに日常にある世界なので・・・ハッと共感させられて、思わず感動するような映画なんですよ。
そして最終的に・・・ああ、そうゆうことなのか、と・・・。
2度、3度と繰り返し観たくなる映画なんです。
実際、私もそうしてます。
良質な日本語吹き替え音声もあるし。
繰り返し観てると、さらに泣けます、最初からね・・・。
キャストは超・豪華で、ムン・ソリ、ベテランのコ・ドゥシムさん・・・そしてダメ男役のオム・テウンが超・上手いんです。嫌いになりきれないサジ加減で・・・。
ムン・ソリはムン・ソリらしい演技です(ムン・ソリさんも〝映画監督と結婚した女優〟ですね)。
私のお気に入りのコン・ヒョジンもやっぱり名演技ですし、キム・ヘオクさんの演技も心を打ちますよね~。
最初、ポン・テギュくんの長髪がイヤでね~、なんか「ムーミン谷のベートーベン」みたいに見えて、ほんと似合ってない~と思ったんですが、でも演技はいいです。
ポン・テギュくんの出演作では『家族の誕生』が一番、好きかもしれません。
そして、チョン・ユミちゃんがやっぱり可愛いです。
チョン・ユミちゃんとコン・ユの共演でベストセラーを映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』ですね、もうご存知でしょうけど、え~、もう公開されたのかな~
わかりませんが、いつも魅力的なチョン・ユミですよね。
キャストの演技だけでも観せきれてしまう映画じゃないですか、これは・・・。
A child of May 오월의 아이
YouTubeにサントラ盤まるごと、アップされてましたけど、私はエンドロールで流れるこの歌が一番、この映画を表してるように思えてなりません。
すごくいい余韻です。
歌モノではLoveHolicも参加してるようですね。
『家族の誕生』は、家族ってもんについて、深く思わせてくれる映画です。
家族を哲学する映画ですよね。
ただ観て、泣いて、感動、ってだけじゃなく、人の世の成り立ちみたいなものを感じさせてくれると思います。
どこでどう、誰と出会い、どうなるかで自分の人生もどうなっていくのか、そんな感じで・・・それが最後、エンドロールに映ってる駅のプラットフォームみたいに、知らず知らずのうちにスレ違いつつ、どこかで出会う、みたいな。
実際、電車の中で出会う人もおるし。
いや、家族って、こうした形もあるんだなあ。
それが、なんとも羨ましいなあ・・・とすごくあたたか~い気持ちに・・・。
さすがはキム・テヨン監督でした。
本当に素晴らしい監督さんです。
こうなると是非、次の映画を早く作ってほしいですね(´∀`*)
まだ観てない人は絶対に観るべきだし、普段、韓国映画を観ない映画ファンには是非、観てほしいです。
だって本当に傑作だもん。
素晴らしい映画です、『家族の誕生』は・・・
でわ、今日もありがとうです~
アンニョン~(^.^/)))
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