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あの子を探して 1999年 チャン・イーモウ監督作品

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2月21日からこの作品が公開ですビックリマーク

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

是非っ!!(≧∇≦)!!

 

 

 

 

 

你们早!(^-^)ノ

いつも谢谢您ですキスマーク

 

 

 

まだ確定はしてないけど、4月3日から公開されるジム・ジャームッシュ監督の『デッド・ドント・ダイ』(2019年)・・・観に行こうかはてなマークと思ってます。

ゾンビものも久しく観てませんし・・・や、その前に、去年の暮れからジム・ジャームッシュの映画を2週間に1本くらいずつ、観返してるんですよね。

この5年、韓国映画に没頭だったけど、ジム・ジャームッシュの映画は観返したいんですよ。

で、もしも最新作を観れたら嬉しいな~、と。

トム・ウェイツが出てるってのも大きいしね。

京都は私があまり行きたくない劇場なんですけど(料金も100円高いし)汗

 

それと、『ミステリー・トレイン』を観返したことも大きいんでしょうけど、数日前からスクリーミン・ジェイ・ホーキンスにまたハマってます。

で、2枚、新しく買ったんですけど、両方ともベストとゆうか、「集めモノ」なんですよね~。

スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのオリジナル・アルバムって私、1991年の『Black Music for White People』しか持ってないです。

でも、入手困難だった古いアルバムもボーナス・トラック付きで再発されてるようなので、この期に及んでちゃんと聴いた方がいいかもしれない音譜

 

 

 

今夜はハ・ジョンウさん主演、『許三観売血記』こと、『いつか家族に』(2015年)を観てました。

観れば観ただけ、泣ける映画です~。

この映画も繰り返し観た方がいいですね。

 

 

 

 

 

1月31日には、この作品を観ました・・・カチンコ

 

※ ネタバレはしてないけど、かなり深くストーリーを書いてます。

 

 

 

 

 

あの子を探して

 

 

あの子を探して
原題:一个都不能少
英語題:Not One Less
韓国語題:책상서랍 속의 동화


(1999年、中国映画、106分)


監督:チャン・イーモウ
脚色:シー・シアンション

原作:『空に太陽がある』(1997年) シー・シアンション
エクゼクティブ・プロデューサー:ウェイピン・チャン
製作:ユー・チャオ
撮影:ホウ・ヨン
美術:ツァオ・ジュウピン
音楽:サン・パオ
編集:リュ・ザイ
衣裳:フュアミャオ・トン
字幕:水野衛子

魏敏芝 ウェイ・ミンジ
張慧科 チャン・ホエクー
田正达 チャン・ジェンダ
高恩满 カオ・エンマン

孙志梅 サン・ズメイ


配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 

 

ある村の小学校のガオ先生がお加減のよくないお母さんを看に行くため、お休みすることになり、ひと月の間、代理の先生に代わってもらうことになった。

 

村長が連れてきたのは、13歳の少女、ウェイ・ミンジ。

 

 

さぞかし熱意にあふれた女の子かと思いきや、ウェイ・ミンジはすぐ不満が顔に出るような、なかなかふてぶてしいツラがまえ。

 

とにかくお金のためなんですね。

一ヶ月の分が50元。

さらに、ガオ先生が帰ってくるまでに一人の生徒も脱落させなければ、10元がガオ先生から支払われる。

 

ガオ先生はミンジ自身が教育を受けていないことを知ると、教科書に書いてあることを黒板に写して、生徒にそれをノートに写させるよう指示する。

 

そして、チョークは貴重だから大切に使うように、と。

 

 

が、13歳の少女に急に先生をやれといっても、なかなかできるわけがない。

ドニー・イェンさんならまだしも・・・(;´∀`)

 

授業が始まってもいない状況に村長、激怒。

 

が、生徒たちからほとんどナメられている。

 

 

生徒たちが可愛いなあ~。

子どもたちはどの国の子も可愛いです~。

 

 

が、ウェイ・ミンジ先生にとってはそこまで可愛くはないようで汗

怒りが顔に出てる。

 

授業はともかく、一人も逃げないように見張っている。

 

 

やんちゃなトラブルメイカーであるホエクーが教室で騒いだことでウェイ・ミンジ先生は彼ともみ合いになり、ガオ先生のチョークを踏んづけてしまう・・・。

 

 

一人の女の子が足の速さを見込まれて特別な学校に転入することになるけど、ミンジはガオ先生との約束があるし、一人も生徒を減らしたくないので強く反対。

 

 

ホエクーがある少女の日記をからかって読んだことで、ミンジ先生は自分が気づかぬうちにミスを犯していたことを知る。

 

 

ホエクーもさすがに、まずかったと、うろたえる。

 

 

そして、ホエクーが学校に来なくなった。

 

ホエクーのお母さんによると、借金の返済のために、ホエクーは街へ働きに行ったのだとゆう・・・。

 

ミンジ先生はホエクーを連れ戻しに街へ行くことにするが、村長さんはそこまでの交通費も出してくれない。

 

ミンジは街までのバス代を捻出しようと、クラスの生徒たちと相談することになる。

 

ここ、初めて授業らしくなる場面に、ホッと感動しました。

 

 

で、交通費捻出のためレンガ置き場で勝手にレンガ運びを開始!!

 

 

ここ、子どもたちが「労働の押し売り」をする場面、ちょっと怖いんですが、でも、可愛い。

 

 

最初は、こらこらこら、何をやっとねん、誰が運んでくれゆうた、金払えってお前らが勝手に運んだんやろが、俺は知らん、知らんとけんもホロロだったおじさんも、ガオ先生の名前が出ると、なんか態度を軟化させる。

 

こうして街までの交通費ができた(と思った)。

 

労働のご褒美として2本のコーラを少しずつ飲む生徒たち。

 

ああ、人数分、買ってあげたい。

それぐらいなら私にもできます・・・。

 

 

が、バス代はもっと高かった。

 

そこで結局、生徒たちが実行する方法がまた怖い(^_^;)

 

でも、今は知らないけど、昔、中国へ行った時、バスの乗り方がすごく「イス取りゲーム」状態だったことを思い出します。

しかもみんな、ちょっと楽しそう(^_^;)

あと、お年寄りにはイスを譲ってましたね。

 

 

こうしてミンジ先生は無事にバスに乗れた・・・と思ったが、やっぱり無理だった。

 

 

仕方なく街まで歩くことにするミンジ先生。

 

 

ひたすら歩く。

 

 

13歳で、一人でこの距離を歩いて初めての場所へ行くことは大変だ。

 

 

ミンジ先生はホエクーが働いてるはずのところに行くが、ホエクーはいなかった。

 

 

状況を説明する女の子はミンジと同い年くらいだけど、これがまたことごとく面倒くさそうで強気。

 

 

ミンジは仕方なく、彼女に一日分の給料と同額のお金を払い、ホエクーを見つけるのを手伝わせるが、早速、お腹が減ったと不満をあらわにされる。

手持ちのお金は乏しいし、自分だって食べるものはないのに・・・。

 

 

女の子はホエクーにわかるように駅の掲示板に置き手紙を貼っておいたと言うが、それもいい加減な話。

 

 

二人は駅の人に放送でホエクーを呼び出してもらうことにするが、効果はなかった。

 

 

そのうち、女の子はケンカ腰になってきて、金を出せと言ってきた。

 

険悪ムードな中、イヤイヤお金を払うミンジ先生・・・2元5角・・・。

 

 

考えてみれば、この子も日々の労働で疲れているのだ。

 

 

ミンジ先生は次に墨と筆で尋ね人のチラシを書くことにするけど、ひと晩、必死で書きまくったのに、駅にいたおじさんはそんなことをしても効果はないという。

 

それよりもテレビだと。

 

 

テレビ局に行ったが身分証明書もお金もないミンジ先生は受付で門前払い・・・。

 

メガネの男の人だとゆうテレビ局の局長さんに直接、頼むことにするミンジ先生だが、局長はなかなか現れない。

 

 

夜、疲れて道路の端で眠るミンジ先生。

 

心配して声をかけてくれる人はいるけれども、都会で聖者として生きることは大変だ。

 

 

次の日、テレビ局の前にいる女の子のことを知った局長さんは受付のおばちゃんを咎め、ミンジ先生の頼みに応じることにする。

 

渡る世間に局長さん、いい人。

 

 

ごはんも食べさせてくれました。

 

 

ミンジ先生はテレビ番組に出演することになった。

 

司会の女性が質問したことにミンジ先生はなんと答えるのか・・・はてなマーク

 

 

おととしの12月に『活きる』(1994年)を観て・・・去年の4月に『初恋のきた道』(1999年)を観ました。

 

2作とも予想以上の衝撃で、言葉もないほどでしたね。

 

それ以前にチャン・イーモウ監督の映画といえば、初監督作品の『紅いコーリャン』(1987年)を10代の頃に観てるはずなんですが、まったく記憶にないんですよ。

ただ、『HERO』(2002年)と『グレートウォール』(2016年)も観ているのは確かで、『HERO』は劇場で観てますね。

 

とにかく、『活きる』を観てガラッと変わったように思います。

 

そしてまた、『あの子を探して』を観て、凄い!!と思いました。

 

何が凄いとかって・・・正直、言葉がないんですよね。

 

私にこの映画のことを語れと言ったって、無理は話ですよ。

 

ただもう、凄いってことですね。

 

2020年が始まった時から、いつもいい映画とばかり出会ってるんですけど、『あの子を探して』は特にですね。

私が一番、観たい世界だと思いました。

 

ズバリ、めっちゃ泣きましたけどね。

それも当然だろうと思いました。

 

 

この作品はヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したそうで、それはそうだろうと思います。

この作品は1999年だろうと1959年だろうと2029年だろうと普遍のテーマですよね。

そうゆう映画が凄いんじゃないですか。

 

あまりゴチャゴチャ書くと、私がこの映画作品からもらった何かを損なうように思うのですが、学ぶってこと、教室で勉強するってことのありがたさを痛感しました。

 

もうね、小学校に戻って、一から本気で勉強したいと思いましたよ。

 

それと、今、日本で小学校に通ってる子どもたちに是非、観てほしいと思いました。

教室で勉強するってことが、どれほど素晴らしいか、知ることができるでしょ。

 

いや、もう、先生方が授業で上映したりしてるのかな。

してそうですね。

それがいいと思います。

 

私はもちろん、もう小学生じゃないし、これまでに小学校の先生になったこともないけど、ハッと自分の人生が豊かなもののように思えましたし、人の世界ってものが思ってたよりも素晴らしいと感じられました。

 

この映画には貧しさもありますし、格差もあります。

今の社会を突き詰めれば結局、お金なのかもしれないと映画を観てて思いました。

それでも、子どもたちが教室で勉強するのなら、素晴らしい。

チョークを使って黒板に字を書けるのならこの世に意味はある。

 

心が洗われた気分です。

そんな気分にさせてくれる映画が凄いですね。

 

『パラサイト 半地下の家族』(2019年)とはまったく違う形で、でも同じ方向性で、社会の構造をについて映画を観ながら考えさせられる作品ですね・・・。

 

 

映画としての作りも最高ですね。

 

撮影とか・・・何よりも演出ですか、チャン・イーモウ監督のやり方を少し知りましたが、そのやり方が素晴らしいですよ。

 

ただ、監督は撮りながらジレンマや苦悩もあったでしょうね。

ただ、自分の芸術を作ることに没頭していればいい時間ではなかったはず。

 

子どもたちが、素晴らしい。

特にウェイ・ミンジ先生を演じたウェイ・ミンジ(魏敏芝)・・・。

 

彼女のその後を百度百科さんとかで少し調べてみたけど、自分のやりたいことをしているのならいいですね。

主演作を1作観ただけですが、そっと応援していたい気分です。

 

ホントに彼女の演技は素晴らしかったです。

 

でも、もう二度とできない演技なのかな~。

 

2002年には『寻人档案』ってテレビシリーズに出演してるそうです。

 

ところで驚いたことに、ホエクーの方がミンジ先生よりも年上なんですねひらめき電球

そういえばこの年頃は女子の方が成長が早いもんね。

 

 

『あの子を探して』はホントに素晴らしい傑作でした。

 

映画ファンの方々はもう、すでに観ておられるでしょうね~。

私が最後くらいかなあせる

 

でも、観れて良かったし、今の年齢だからもっとよく感じられたってのもあるかもしれませんね。

 

うわ~、また凄い映画を観たわ~ドンッ(≧∇≦)ドンッ

 

チャン・イーモウ監督の作品をまた観たいビックリマーク

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク

再见(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


韓国映画 マリオネット 私が殺された日 2018年

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アンニョンです(^-^)ノ

いつもありがとうございますキスマーク

 

アカデミー賞の作品賞は『パラサイト 半地下の家族』(2019年)でしたね。

正直、昨夜は私もえらい感極まって、ず~っと高ぶってました。

 

で、今夜は『パラサイト』の作品賞受賞について書こうかな~はてなマークと思ったんだけど、まあ、ちょっと冷静になってからの方がいいことが書けるかな、と思いました。

『パラサイト』以外には『ワンハリ』(2019年)しかノミネート作品を観てないし・・・。

 

まあ、書くとしたら、私の懺悔の気持ちから書くと思いますけど・・・だって、受賞すると思ってなかったもん~(>_<)

 

いや、そりゃ、神さまに「他は何も望みません、『パラサイト』に受賞させてください」と祈ってましたよ。

でも、私の1000倍は映画に詳しい方々がね、作品賞、『パラサイト』は無理だろう、本命は『ジョーカー』(2019年)だろう、って書かれてるんよ~(>_<)あせる

「作品賞は『パラサイト』」って断言されてる方はおられなかったんじゃないかな~はてなマーク

ああ、だったら無理なんだとこっちも思ってしまうやんあせる

 

でも、信じてる人もいたんですよ、299分署のたまさんとか。

ご立派ビックリマーク(´∀`*)

 

とにかく自分が観に行ってから、他の方々の書かれた『パラサイト』のレビューを毎日、毎日、読ませていただいてます。

それが最近の楽しみの一つですね。

 

でも、面白いのは今年のアカデミー賞について書かれた記事を読ませてもらってると、日本の映画ファンは韓国映画よりもハリウッドを身近に感じているようだ。

ハリウッドはずっと親しんできた身内、韓国はそれよりも遠い存在、といったように。

 

そのあたり、日本人の国際感覚が現れてるのかもしれない。

いや、私もそうでした、かなりね、5年前まではね。

 

ハリウッド映画は観るけど、韓国映画、中国映画は観ていなかった・・・。

今は違いますけどね。

 

『パラサイト』4部門のそれぞれのスピーチ、ホントに感動的でした。

ポン・ジュノ監督の(ブラックじゃない)謙虚でピュアな映画人の面が出てて、目頭が熱くなりました。

 

うちのブログでもこう叫ばせていただきます。

 

おめでとう パラサイト!!

 

あと、めでたい席やねんから、はしゃいだイ・ハニも大目に見たげましょうよ~ビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え~、2月3日、この映画を観ました・・・カチンコ

 

観終えたら、できるだけ早く感想を書くべきだと思うんだけど、遅くなってしまったあせる

 

※ 性犯罪を題材にした映画ですのでご不快に感じられる方もおられるかもしれません。ご注意ください。

 

 

 

 

 

あの日私は汚され、晒され全てを失った

それでも過去は、再び私を殺しに来るー

 

 

 

 

 

マリオネット 私が殺された日

 

 

マリオネット 私が殺された日
原題:나를 기억해
英語題:Marionette


(2018年、韓国映画、102分)


監督・脚色、脚本:イ・ハヌク
脚色:キム・ウンギョン
PD:イ・ゴヌ
助監督:ソ・ウォニョン
撮影:パク・キョンギュン
照明:イ・ヨンス
音楽:キム・ドンウク
美術:チョン・ソンギュン
武術:カン・グヒョン


出演:イ・ユヨン、キム・ヒウォン、オ・ハニ、イ・ハクチュ、キム・ダミ、キム・ヨンソン、イ・ジェヨン、チャン・ヒョクチン、ソン・ガングク、コ・ギュピル、カン・スンワン、ソウン、ムン・ジャンビン、チョ・ジヒョン、 イ・ギュヒョン、ユン・ヨンスク、パク・ウンジュ、チョン・ビョンドク、ユン・ヒジョン、チェ・ソンジョン ほか
特別出演:カン・ジソプ

 

※ 輝国山人の監督映画様から転載させていただいてます。

 

「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品

 

 

観てから時間が経ってしまってるので、記憶も薄れてますが、間違えないように確かなことだけ書いておきます。

 

いや、最近は、『パラサイト』で頭がいっぱいで、どうも危なっかしい汗

 

性犯罪を題材にした映画なので少しどぎつい言葉が混じるかもしれませんが、注意して書きます。

 

 

高校生のユ・ミナ(キム・ダミ)は母子家庭でしたけど、仲の良いお母さん(キム・ヨンソン)と二人で明るく暮らしていました。

 

自分も好意を感じていた男子のキム・ジノ(イ・ジェヨン)からデートに誘われ、喜ぶミナ。

楽しい時間でしたが、もう帰る時間が来ても、もうちょっと、もうちょっと、とジノから引き止められて、結局、お酒も飲んでしまい、そして、ジノから勧められた酔い醒ましのドリンクを口にし、意識を失ってしまいました。

デートレイプドラッグが入れられていたんでしょう。

 

気がつくとジノの住まいには他にも男子高校生たちがいて、ミナは彼らから集団で乱暴されてしまう。

 

その後、ジノのことは忘れ、なかったことにしようと考えたミナでしたが、あの夜に撮影されていた動画を見せられ、彼女はジノたちから脅される。

そして男子生徒たちの慰みものになってしまう。

 

動画の存在を知った刑事のオ・グクチョル(キム・ヒウォン)はミナのお母さんに、事態を伝え、男子学生たちを捕まえ、この「マリオネット事件」を解決することを約束したが、警察は失態を犯した。

ミナの存在をマスコミに知られてしまい、彼女は取材対象として注目を浴びてしまった。

 

それは当然、10代の少女に耐えられる状況ではない。

 

 

高校時代のミナを演じるのは『The Witch 魔女』(2018年)の〝最強少女〟・・・キム・ダミですね。

『マリオネット』は『The Witch 魔女』よりも先に出演したみたいです。

 

 

実は、この映画の最初は、10代のミナと14年後、教師になったミナが交互に描かれてるんですね。

 

最初、二つの事件が同時に発生してるのかなあはてなマークと思ったんですが、観ていると、あ~、そうゆうことか・・・と、気づきました。

 

ミナは忌まわしい「マリオネット事件」から14年後、高校の教師になっていました。

 

名前もハン・ソリンと変えて。

 

大人になったミナは、イ・ユヨンが演じています。

 

ウヒョク(カン・ジソブ)とゆう素敵な婚約者もいて、幸せな人生を送れるかと思っていたんですが・・・生徒がくれたらしいコーヒーを飲み、意識を失ってしまう・・・。

 

最初、彼女はただ職員室で眠ってしまっただけかと思っていたんですが、顔を隠した男たちが意識のない自分にみだらな行為をしている動画が送られてきたことで、愕然とします。

14年前の記憶が蘇り・・・。

 

そして、その動画を送ってきた「マスター」とゆう呼び名は、14年前に彼女を脅したキム・ジノが使った言葉に他ならない。

 

今また自分を脅しているのは、あのキム・ジノなのか。

 

ソリン(=ミナ)は14年前に「マリオネット事件」を担当したオ・グクチョルと共に、不気味な真相に迫ろうとする。

 

そういった物語です。

 

 

ストーリーを追うのは、もうやめるけど、この映画は・・・少し批判的に書くしかないかなあ、と思います。

 

※ ここまでで興味を感じた方はうちの感想を読まずに、そのまま観てください。

 

前半は、たしかに、性犯罪の恐怖がしっかりと描かれていたと思います。

 

よく考えてみたら、これは映画だから普通に観てますけど、女性が、特に10代の少女が、こういった形で性犯罪の被害者になることは本当に恐ろしいことですよ。

 

しかもミナはジノのことが好きだったんですから、そのジノによって辱めを受けたことはどれほど傷つくことでしょうか。

 

また、絶対に隠しておいてほしい自分の身元がバレてしまい、カメラマンに囲まれて撮りまくられるんですから、どんなに苦しいことでしょうね。

 

現実の元TBS記者による性犯罪事件について、私もいろいろな意見を読んでみましたが、まだまだ「被害者の方にも落ち度があったではないか」といった視点で語る人も少なくなく、正直、それだけは腹も立ちます。

被害者の立場になって考えられる想像力があれば、出ない言葉だと思うんですがねえ。

 

どうも、この世には、どうしても性犯罪の被害者の方を責める思考の人がいつまでもいるようです。

 

しかしこの映画を観て、被害者も悪いと感じる人はいないと思うんですよ。

 

私も映画を観つつ、ムカムカ腹が立ってきてね・・・それは映画がいい証拠だと思うんです。

犯罪を描くなら、観る側の正義を呼び起こさないとね。

 

観ながら思ったのは、自分に対するみだらな行為を動画に撮影されて脅された時、迷わずに警察に相談できる状況であってほしいってことですね。

もしも今も若い女の子たちがそういったことで苦しんでいるのなら・・・それは社会の敗北ですよ。

事件の被害者が救われ、加害者が罰せられる社会であってほしい。

 

『マリオネット』の前半は、そんな気持ちを強く感じた。

 

 

後半、映画はさらにサスペンスフルになる・・・。

 

現在のソリン(=ミナ)が自分を脅している存在を探っていく場面ではドキドキ、ハラハラです。

 

監督のイ・ハヌク監督の演出も上手いんだと思います。

実際、面白い映画だと思いました。

 

でも、後半に行くにしたがって、ドンドン映画が、なんてゆうか、映画になっていくんですよ。

 

とても映画的とゆうか・・・ハッキリ言って面白くなり過ぎとゆうか。

 

後半、真相が一つ一つハッキリしていくつれて、私の気持ちは冷めていきました。

素になったとゆうか。

 

ん~・・・なんでしょ。

とにかく、後半になればなるほど圧が弱まる気がするんですが・・・いや、そりゃ映画としては面白いけどさ。

 

この事件は日本では「実話に基づくフィクション」として宣伝されてるんですが、2004年に韓国であった少年たちによる集団性犯罪事件をベースにしてるんじゃないかとは思いました。

その実際の事件をもとに映画化された作品は、『ポエトリー アグネスの詩』(2010年)や『母なる復讐』(2012年)があると思います。

 

最後まで観て、『マリオネット』もその事件に基づいて映画化したにしても、90%かそれ以上は創作なんじゃないかと思いました。

これは実際の事件のそのままの映画化ではないでしょ。

 

日本の映画会社さんに聞きたいんですが、けっこ韓国映画のこれ系は何でもかんでも「実話の映画化」ってことにしてませんかね。

もともと、韓国でも実話の映画化ってことで公開されてない映画でも、それっぽくしてる気がする。

まあ、真相はわかりませんが、誇大広告ならアカンでしょ、ぜんぜん。

 

とにかく『マリオネット』の前半はリアリズムがあったけど、後半は映画らしい映画になったと思います。

 

最終的には、ちょっと呑気すぎるかな~汗

だから作りすぎとゆうか・・・笑いまであるし・・・。

 

まあ、トラウマ克服みたいなノリなんでしょうけどね。

 

でも、切実さや怖さは薄れたけど、映画としては最後まで面白く作ってるなとは思いました。

 

ホントの最後については私の好きなタイプのシーンで終わるので、ウルウルしましたけど。

 

 

主演はイ・ユヨンで、私は他に『アトリエの春、昼下がりの裸婦』(2014年)や『背徳の王宮』(2014年)、『あいつだ』(2015年)を観てますが、初めてイ・ユヨンの「ハズレ」を観た気がしました(^_^;)

 

そうゆう時って、申し訳ないけど、女優さんもいつもよりもダメに見えてしまうんですよね~。

 

イ・ユヨンなら私は『アトリエの春、昼下がりの裸婦』をオススメします。

 

で、3月4日にDVDがリリースされる『ザ・ソウルメイト』ではマ・ドンソクさんやキム・ヨングァンと共演してるので楽しみです。

 

 

それと、キム・ダミはイ・ユヨンの少女時代にちゃんと見えてて良かったです。

 

キム・ヒウォンさんはらしくて良かったですよ。

脚本のおかげで深みのある役でしたしね。

こうゆう役には実にマッチされますね。

キム・ヒウォンさんも好きなんですよね~、私。

実はホントに穏やかないい方みたいですよ。

 

イ・ハヌク監督は2012年に『かくれんぼ』って映画を監督してるそうですが、私の好きな、ホ・ジョン監督の『かくれんぼ』(2013年)とは別の映画ですね。

詳しくはわからないです。

 

イ・ハヌク監督、でも、実力派の人だと思ったので、また是非、映画を作ってほしいです。

 

 

え~あせる

この映画はオススメじゃないですあせる

 

このテーマの映画ならもっといい映画がありますやん。

 

でも、観たい人は観てください。

 

卑劣な性犯罪への怒り、批判は最後までつらぬかれてたと思います。

 

あ、念のためですが、男性が興奮するようなエロ描写とかはないと思うので、「それ目的で観る」なんてゆうバカげたことはやめといてくださいね。

 

でわ、最後までありがとうございますキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国ドラマ 私の名前はキム・サムスン 2005年

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もうすぐですが、2月21日からこの作品が公開ですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです!!

 

『パラサイト 半地下の家族』が「怖い~、観れない~」って方は、こちらの作品を観に行きましょうね、是非音譜ヾ(*´∀`*)ノ音譜

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

久しぶりにドラマについて書かせてもらいますキスマーク

 

2月2日、このドラマを観終わりました・・・キラキラテレビキラキラ

 

 

 

 

 

 

名前キムサムスン

 


私の名前はキム・サムスン
原題:내 이름은 김삼순
英語題:My Name Is Kim Sam-soon / My Lovely Sam-Soon


(韓国MBC、2005年6月1日~7月21日、全16話)


演出:キム・ユンチョル
脚本:キム・ドウ
脚本原作:チ・スヒョン
企画:キム・サヒョン(MBCドラマ本部)
撮影:キム・ギョンチョル、イ・ヨングァン
照明:チョ・フンス

出演(声の出演)
キム・サムスン - キム・ソナ(林真里花)
ヒョン・ジノン - ヒョンビン(桐本琢也)。
ユ・ヒジン - チョン・リョウォン(小林さやか)
ヘンリー・キム - ダニエル・ヘニー(清水明彦)
キム・イヨン - イ・アヒョン(渡辺美佐)
イ・ヒョンム料理長 - クォン・ヘヒョ(仲野裕)
ナ・ヒョンスク - ナ・ムニ(一城みゆ希)
ミン・ヒョヌ - イ・ギュハン(川島得愛)
チャン・チェリ - イ・ユンミ(津々見沙月)
ヒョン・ミジュ - ソ・ジヒ
ユン・ヒョンスク - ユン・イェヒ
パク・ボンスク - キム・ジャオク
チャン・ヨンジャ - キム・ヒョンジョン
イ・イネ - ハン・ヨウン
オ支配人 - ヨ・ウンゲ(宮寺智子)
子ども時代のサムスン - ナ・ユニ

 



観た日程

2019年
11月20日 第1話 人生は箱いっぱいのボンボン・ショコラ
11月24日 第2話 僕たち付き合ってみませんか?
11月26日 第3話 恋愛契約書の書き方教えてください!
11月27日 第4話 オーバー・ザ・レインボー
12月10日 第5話 恋はもともと子どもじみたものです
12月11日 第6話 キスのカロリー 愛のカロリー
12月12日 第7話 マドレーヌ 失われたときを求めて
12月13日 第8話 お父さん 私の恋はどうしてうまくいかないの
12月25日 第9話 あなたは私があげた心をおもちゃのように…
12月26日 第10話 私の名前はキム・ヒジン

 

2020年
1月5日 第11話 2度目のキス 今度こそ本物?
1月6日 第12話 だから何? 私は まだ30歳よ!
1月20日 第13話 彼女と別れる方法…
1月21日 第14話 恋愛術の基本
2月1日 第15話 恋愛術の定石
2月2日 第16話 恋せよ 傷ついたことがないように

 

 

全16話を、なんと、2ヶ月に渡り、年を越してまでの長期間をかけまくって観終えまして・・・ドラマ・ファンの方々には何をやってるんだとお叱りを受けそうですがあせる

 

自分的には一週間に一話ずつ丁寧に観てみようか、ってことだったです。

今、振り返ると、週に2話ずつくらいでも良かったと思いますけどあせる

まあ、毎日、1話ずつ観て18日で観終えるのでも良かったですねあせる

 

私はなぜか・・・いつも時間をかけたがる。

 

ストーリーは・・・まあ、あまりにも有名なドラマなので私ごときが語る必要もないんですが、まだ観てない方のために少しだけ・・・。

 

少なくともスリムではない三女っ娘、キム・サムスン(キム・ソナ)はフランスに2年間留学していた経験のあるパティシエなんですが、クリスマスイブの夜に3年付き合っていた彼氏に振られ、ホテルのトイレで号泣。

が、そこは男子トイレ!!

 

ってゆうか、AbemaTVでもやってましたし、dTVさんでは第1話が無料で観れますね・・・ま、それはいいんですが(;´∀`)

 

で、そこで見知らぬふてぶてしい青年、ヒョン・ジノン(ヒョンビン)に泣き顔を見られてしまう。

 

後日、サムスンはホテルのレストランの仕事の面接に行ったんですが、そこであの傲慢イケメン、ジノンと再会。

ジノンはお母さん(と叔父さんも)がホテルを経営してるおうちの御曹司だった!!

 

偶然が重なってサムスンはジノンが経営するレストラン〝ボナペティ〟のパティシエとして採用されることになる。

が、サムスンとジノン、とにかくお互いにふてぶてしく自分を曲げない同士なので険悪ムード、ってゆうかハタ目にはすでにケンカ腰。

 

ところがサムスンの亡きお父さんが生前、お金関係の保証人になってたことが判明ダウン

このままではお父さんが残した持ち家が奪われてしまうっちゅうので、サムスンは急遽、お母さんと2番目のお姉さんと相談したが、どうしてもお金を工面できず、仕方がないので憎たらしいジノンから5000万ウォン借りる代わりに、偽装結婚の契約を結んでしまうビックリマーク

 

ジノンは自分のお母さんに結婚をせっつかれるのがとにかく、イヤなのでね。

そういったわけでサムスンは〝ボナペティ〟での新しい人生を始めつつ、ジノンとのヘンテコな付き合いもスタートするのだった!!

 

 

キム・ソナの映画での出演作では私、いろいろ好きですが、やっぱり『恋の潜伏捜査』(2005年)が一番かなあと思います。

とにかくコメディエンヌのイメージが強く、他にイム・チャンジョンと共演した『偉大なる遺産』(2003年)なんかも大好きですね。

 

しかし現在のところの最新の主演作(映画)である『ザ・ファイブ 選ばれた復讐者』(2013年)がどうにも暗く、悲惨な、気持ちのすぐれない映画で、チャレンジングではあったけど、似合ってはいなかったと思うんですよね。

笑わせてくれないキム・ソナなんて!!って感じでした。

 

 

で、大ヒットドラマの『私の名前はキム・サムスン』ですが、私は大勢の方々のレビューから、ラブコメとしてめっちゃ笑えるのかと予想してたんですが、むしろグッとシリアスだと感じましたよ。

 

たしかにめっちゃ笑えますよ。

芸風は『偉大なる遺産』や『恋の潜伏捜査』にホンマ近いですしね。

素の顔で変なことするアレですね。

 

けど、要所々々できっちりシリアスなドラマが押さえてありますでしょ。

 

そして後半はさらにシリアスなラブストーリーのドラマへと変容していく・・・。

 

たしかにジャンルはラブコメだけど、ラブストーリーとして非常に納得いくものだったし、感動もありましたよ。

 

結果として、ああ良いドラマを観たなあと思いました。

 

もうちょっとメモを取っとけば、どの回のどこが良かったかとか書けるんですがあせる

 

とにかく最終回が良かった。

 

ちょっと、いかにも韓国の話ってところ(お父さんがらみ)がありましたけど、そこも含めて私は泣かされましたね。

あの、夢の演出は大好きですよ。

 

『サムスン』ではキム・ソナの最もエモーショナルな演技が見れると思います。

 

 

まあ、サムスンのキャラクターも思ってた以上にちゃんとした人でしたね。

 

観る前はもっと自分さえ良ければそれでいいみたいなわがままキャラかと思いきや、ぜんぜんそんなこともなく、ちょっと我が強くてはっきりモノを言うけど常識人ですよね。

 

それに、留学経験もあって、パティシエとしての腕は確か、望めば自分の好きな場所で働けるでしょう。

 

実のところ、ドラマを観ていてもサムスンに結婚できない理由はないように思ってました。

 

まあ、元彼のミン・ヒョヌ(イ・ギュハン)ですか、あの人がアカンし、そのせいで自信を失ってただけでしょう。

 

後半は誰もがサムスンの恋を応援するでしょう。

 

 

やっぱりヒョンビン、いいですね(´∀`*)

 

若いね~、当時、22、3歳ですか(日本式の数え方で)。

 

私は今の方が重厚、っちゅうか重みがあるので好きですが、好きな俳優さんの若い頃を見るってのはまた格別の味わいですね。

このドラマが日本で放送された2005年には私なんか、韓国映画も韓国ドラマも完全に無縁だったのでねあせる

後追いで満喫させていただいてます。

 

ん~、やっぱり過去の記憶に襲われて泣いてしまう場面ではもらい泣きしてしまいました~。

 

 

で、私が『私の名前はキム・サムスン』を観ようと思ったのは、まあ、もちろんヒョンビンでしたけど、それ以外のキャストにも魅力を感じたからです。

ナ・ムニさんやクォン・ヘヒョさんですね。

 

そういえば、サムスンの2番目のお姉さん、イヨンを演じたイ・アヒョンはこの前、うちのブログで書かせてもらった『約束』(2006年)ではチャ・スンウォンさんのお姉さんだったりしたんですよね~(^_^;)

 

 

で、サムスンの恋のライバル、ヒジンを演じるチョン・リョウォンがまた好きだったりするんですよ。

 

やっぱり美人でしたわ~。

 

でも前半、けっこう悪く見えたんですけどね、後半はサムスンの方が悪く見えたりもしてあせる

 

もちろんヒジンもキライになれるキャラじゃないですし。

 

 

で、ダニエル・ヘニーさん演じるヒジンの主治医、ヘンリーがまたいい人でね~、ほんっとに穏やかで、いつもにこやかで、落ち着いていて、非の打ちどころのない、とはこの人のことです。

 

なのに、ジノン=サムシクは割と感情が優先する人なものだから、いきなりケンカをふっかけてね~、プールで沈め合いになるのが、イヤでしたね~。

ヘンリーはそんな人じゃないですから。

気の毒。

 

でも、ヒジンとヘンリーのエピソードは割と淡々としてるんですけど、ちょっと変な安心感がありましたよね(^_^;)

まあ、何が起こるのかわからないのがドラマですし、予断は許しません。

 

ダニエル・ヘニーさんのまだ観てない映画も観なきゃですね。

『サムスン』を観ててファンになりましたよ~。

 

 

あと・・・第8話でしたっけ、出てますね、キム・ナムギルさん。

ジノンとヒジンの友達のお医者さんの役で。

 

出てるってどなたかのブログで読んでたので驚かなかったけど、やっぱり嬉しかったですね。

 

 

(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-ビックリマーク

豪華なスリー・ショット!!

 

この3人で映画を作りゃいいのに・・・ナムギルさんが超・頭のいい国際的な犯罪者でダニエルさんとヒョンビンが協力してそいつを捕まえようとする、とかね・・・ありきたりかあせる

 

 

あとでもう一回出てきたけど、そん時は短かったな~。

 

 

サムスンのお母さんはサムシクをノックアウト。

 

サムスンのエネルギッシュなお母さんを演じたキム・ジャオクさんは2014年の11月に亡くなられました・・・ご冥福をお祈り致します。

 

 

後半の気になる存在・・・〝5000万〟わんわん

 

 

あと、クォン・ヘヒョさん演じるシェフのイ・ヒョンムさんと、サムスンのお姉さんのコミカルな関係もあり・・・でも、セリフがやけに露骨(;´∀`)

 

なんかお互いに経験豊かだとか意地を張り合ってましたけど。

 

 

私に書けるのはこんなところですが、2005年からこのドラマを観て、好きでいた方々に思い出していただいて、楽しんでいただければ幸いです。

 

なぜ、『私の名前はキム・サムスン』が多くの人たちに愛されるドラマなのか、よくわかりましたし、私もまたファンになりましたよ。

 

『私の名前はキム・サムスン』を観終えたので、買ってある、イ・ミンギくんの『いいかげんな興信所』(2007年、KBS)を観ていこうと思ってます。

『いいかげんな興信所』ってマニアック系なのかな!?

 

どうしても私は映画になってしまうけど、ドラマもいいですね、長くて、濃くって、念入りで・・・。

 

でわ、最後までありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンタ・サングレ 聖なる血 1989年 アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品

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2月21日からこの作品が公開スタートですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです!!

 

私も超・期待してますよ~音譜ヾ(*´∀`*)ノ音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも読んでくださり、本当にありがとうですキスマーク

 

この一週間くらい、けっこう私的にはいろいろ映画を観てたんですが、限られた中では全部の作品を記事にすることは困難です。

それに、一つ一つの作品を詳しく書くことも難しい・・・。

 

字数は少なくなると思うけど、韓国映画以外の作品も頑張って書かせてもらいます。

 

まあ、ホント、自分の感想ですけどね。

 

2月8日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

サンタ・サングレ 聖なる血

 


 

サンタ・サングレ 聖なる血
原題:Santa Sangre
英語題:Holy Blood
韓国語題:성스러운 피
中国語題:圣血

(1989年、メキシコ・イタリア合作映画、123分)

監督・脚本・原案:アレハンドロ・ホドロフスキー
脚本・原案:ロベルト・レオーニ
脚本:クラウディオ・アルジェント
製作総指揮:アンゲロ・イアコノ ルネ・カルドナ・Jr.
製作:クラウディオ・アルジェント
撮影:ダニエレ・ナヌッツィ
音楽:サイモン・ボスウェル
編集:マウロ・ボナンニ
字幕:関美冬

 

【出演】
フェニックス - アクセル・ホドロフスキー
子ども時代のフェニックス - アダン・ホドロフスキー
コンチャ - ブランカ・グエッラ
グリンゴ・サーカスの団長オルゴ - ガイ・ストックウェル
入れ墨の女 - セルマ・ティゾー
アルマ - サブリナ・デニスン
子ども時代のアルマ - ファビオラ・エレンカ・タピア
アラジン - ヘスス・フアレス
ポン引き - テオ・ホドロフスキー
モンシニョール - セルジオ・ブスタマンテ
ルビ - グロリア・コントレラス

配給:ケイブルホーグ


 

話は過去に戻りますが、私がアレハンドロ・ホドロフスキーの『エル・トポ』(1971年)を観たのは正確な時期は忘れたけど、10代の後半でした。

前に書きましたように、映画好きの友達と選んで、ビデオをレンタルして観たんですが、非常に衝撃を受けました。

これは凄いビックリマークと。

 

たしかに、普通では体験できなような何かを観ようと期待してたんですが当時の私には期待以上でした。

 

 

でも、観ながら、最後の方、変な気分だったですね。

 

小学校高学年の頃、上田秋成の『春雨物語』の中の一篇、「捨石丸」をを読んでいて、で、中学生の頃、菊池寛の「恩讐の彼方に」も読んでたんです。

 

で、「捨石丸」も「恩讐の彼方に」も、つまり大分県の「青の洞門」とゆうトンネルが完成した時の実話に基づくってことみたいなんですよ。

 

まあ、禅海さんって和尚さんが掘ったらしいんですがね、「捨石丸」も「恩讐の彼方に」もやっぱ、創作だっちゅうことですわ。

本では「逃亡殺人犯」やからね(^_^;)

 

それで、『エル・トポ』を観た人はわかるでしょうけど、後半が一緒なんですよ、「捨石丸」や「恩讐の彼方に」に。

 

なんで、1970年のメキシコの映画が、昔の日本の文学とこうまで似てるのか。

いや、これはアレハンドロ・ホドロフスキー監督が「捨石丸」や「恩讐の彼方に」をパクったと見るのが妥当ですが、今は「偶然・符号」の可能性と思いたい。

 

それにしても不思議だなぁ~。

トンネルを掘るとか・・・。

 

 

とにかく、『エル・トポ』はすごい映画だな~ビックリマーク

 

観ながら汗をかくほど、おののいていたようなに覚えてます。

 

10代も後半になると生意気にも「映画なんて・・・」だとか不遜に軽んじ、見下すものですが、『エル・トポ』を観て、映画は怖いと思った。

 

そして、その後、たしかに影響を受けてるんですね。

人生観とかにね、きっと。

 

『エル・トポ』はセリフの少ない映画なので言葉じゃないと思うけど、深い哲学があると今でも思います。

 

不気味で奇妙、残酷で怖い映画ですが、やっぱり観ておいて良かったなぁ~!!

 

 

その後、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の次の作品、『ホーリー・マウンテン』(1973年)も観ました。

 

さすがに私もある程度、映画に順応していたところがあったからでしょうかね、『エル・トポ』ほどショックを受けなかったように覚えてますが、それでも凄いビックリマークと思いました。

 

なんか、映画ってよりも「カードを見ている」気がしましたね。

絵かなはてなマーク

タロット占いで有名な監督さんなので、それもあるんでしょう。

 

そして次にその後・・・私はアレハンドロ・ホドロフスキー監督作品をもう観ませんでした。

 

他に作品があるのかどうかも、知らなかったですね。

だから観ようとも思ってなかったんですよね。

 

もしかするとですよ。

もしかすると、私がそれまでの自分を切ろうと思って、意識的に10代から20代前半に体験したことから離れていたのかもですね。

 

でも、それも違う気がする・・・。

 

 

とにかく、レンタルDVDさんでアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『サンタ・サングレ 聖なる血』を見つけて、借りて、観ました。

 

やはり何も知らずに観たんですが、観終えて、どんなストーリーなのかってことはよく把握できず、説明もできない感じですね。

セリフも多くないし、説明的なことも多くないし。

 

とにかく、久しぶりに観たアレハンドロ・ホドロフスキー監督の映画作品は、やっぱり凄かったってことです。

 

 

話的にはけっこう前後してる感じで混乱もしますが、途中でわかります。

 

話と言ったって・・・不死鳥のタトゥーを胸に入れた青年が病院の一室の中で鳥のようになっている。

 

そして時はさかのぼり・・・時計

 

サーカスの団長オルゴはそうとう変な人なんですけど、刺青の女と浮気していて、団長の妻コンチャは、カルト的な宗教団体「サンタ・サングレ」の中心人物・・・。

 

Santa Sangre = 聖なる血

 

夫婦の一人息子フェニックスはそんな異常な両親に育てられて苦しんでましたが、刺青の女の付き人はてなマーク言葉の話せない美少女アルマにほのかな恋心を感じている。

 

 

そういった導入部なんですけど、こういったことは青年になったフェニックスが病院の一室で、あたかも鳥のようになりながら、回想する感じ・・・はてなマーク

 

 

ちっさい人は、主人公フェニックスの友、アラジンさん。

 

 

フェニックスの、お父さんを信じていいいか、お母さんを信じていいのかで困ってる感じがオリバー・ストーン監督の『アレキサンダー』(2004年)を思い出しました。

 

 

で、かなりショッキングなことが起こりまして、フェニックスの人生は一変し、彼の淡い恋もかなわなかった。

 

だあ~、説明が下手あせる

 

自分でも恥ずかしい(>_<)

 

 

まあ、映画サイトなどにあらすじが載ってるのでそれを読んでもらったらいいんですけど・・・ただ、私が読んだかぎりでは映画サイトなどのストーリー、解説はどこか的はずれに感じました。

 

要は、言葉で言い表すのが困難な映画なんでしょう。

 

だからこそ、映画として存在してるわけですし。

 

青年のフェニックスは母コンチャに呼び寄せられ、母の心とフェニックスの腕が一体となって動く奇妙な一心同体芸を身につけ、舞台に立つようになる・・・「一心同体芸」・・・凄っ(^_^;)

 

 

そしてフェニックスはある女を殺めてしまう・・・。

 

 

フェニックスの視点からだけでなく、ある女性の物語もあります。

彼女はある夜、恐ろしい体験をする。

 

 

その女性を演じるサブリナ・デニスン・・・魅力的な女優さん。

 

 

凄い絵だなぁ~ビックリマーク

 

 

起こってることは惨たらしい殺人だったりするんですが、けっこうカラッと笑えてしまう変なムードもある。

 

シュール・・・ですかはてなマーク

いや、私にはわからないけど。

 

途中で巨大な女子プロレスラーに男のプロレスラーがかかっていってひっくり返るのとか、あきらかに監督も笑いを取りにきてるでしょ。

 

しかし、事態はやっぱりバイオレンス。

 

 

もちろん、オチは書けませんが、私、観てる間はなんのこっちゃぜんぜんわからへんかったんですが、オチ、ってゆうか結末を目にした時、それまでの話がわかったような気がしました。

 

あ~、そうなのか!?みたいな。

 

まあ、間違ってるかもしれないんだけどね。

 

せつない結末だと思います。

 

とにかくビジュアルっちゅうか、絵の説得力が凄いです。

 

予算とかはハリウッドの超大作にはかなわないのだろうけど、ハリウッドの超大作に勝ってるもん、絵が。

 

そのへん含みもあり、私は終始、圧倒されていた。

 

 

そして『エル・トポ』や『ホーリー・マウンテン』がまた少し、深く理解できたように思います。

共通点があったのでね。

 

また観返したいなあ~!!




映画としては絶対に好き嫌いのある映画でしょう。

 

そりゃもう・・・イヤって人はイヤでしょう。

 

カラッとした残虐とかね、そういった世界がイヤな人は無理でしょう。

 

絵にも物語にも狂気性が満ちてるので、それもありますしね。

 

でも、好きな人は大好きなんでしょうね。

 

人によっては醜く見え、人によっては美しく見えビックリマークみたいな。

 

ま、何でもそうか。

 

私は観れて良かったです・・・凄い映画!!

 

でわ、最後までありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Santa SangreSanta Sangre
 
Amazon

 

 

 

 

ウォーロード 男たちの誓い 2008年

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2月21日からこの作品が公開ですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

是非!!

 

 

 

 

『パラサイト』、ホントにヒットしてますね~。

変な話ですが、観に行かれた皆さま、ありがとうございますキスマーク

 

パラサイト 半地下の家族

映画 『パラサイト 半地下の家族』 オフィシャルサイト

 

まだ観に行かれていない皆さまビックリマーク

『パラサイト』はホントに凄い映画!!

 

絶対に満足していただけると思いますので是非、スクリーンで観てください、よろしく☆⌒(*^-゜)v

 

 

 

 

 

あらためまして、你好~(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

2月7日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

ジェット・リー 『HERO』

アンディ・ラウ 『LOVERS』

金城 武 『レッドクリフ』

 

 

 

それは命を懸けた義兄弟の契り。

 

 

 

ウォーロード 男たちの誓い

 

 

ウォーロード 男たちの誓い

原題:投名狀
英語題:The Warlords
韓国語題:명장


(2008年、香港・中国合作、PG12)


日本劇場公開版:113分
完全版:126分

監督:ピーター・チャン
製作:アンドレ・モーガン、ホアン・チェンシン、ピーター・チャン
脚本:スー・ラン、チュン・ティンナム、オーブリー・ラム
撮影:アーサー・ウォン
美術:イー・チェンチョウ、ペーター・ウォン、イー・チュンマン
編集:クリストファー・ブランデン
音楽:ピーター・カム、チャン・クォンウィン、チャッチャン・ポンプラパーン、レオン・コー

演員 角色
ジェット・リー - 龐青雲(パン・チンユン) 字鹿山
アンディ・ラウ - 趙二虎(ツァオ・アルフ)
金城武 - 姜午陽(ジアン・ウーヤン)
シュー・ジンレイ - 蓮 生(リィエンション)
グオ・シャオドン - 黃文金(太平军首领)(ホアン・ウェンジン)
ウェイ・ツォンワン - 陈 公(チェン大臣)
クゥ・パオミン - 狄 公(ディー大臣)
ワン・フイウィン - 姜大人(ジアン大臣)
チョウ・ポー - 陸大山(ルー・ダーシャン)
シ・チャオチー - 何 魁(ホー・クイ将軍)
吴优(ウー・ユー) - 赵副官

配給:ブロードメディア・スタジオ

 



解説: ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武が義兄弟を演じる歴史大作アクション。監督は「ウィンター・ソング」のピーター・チャン。アヘン戦争で腐敗した清朝の圧政が続く19世紀末期、自分の部隊を全滅に追いやられたバン(ジェット・リー)は、失意の中で荒野を彷徨っているところで、盗賊団のアルフ(アンディ・ラウ)とウーヤン(金城武)と出会う。国の秩序と平和のため、バンは運命を共にする証として2人と義兄弟の契り〝投名状〟を結ぶが……。(映画.com

 

 

去年の秋から暮れにかけて、実際の歴史をベースにした幾つかの香港~中国映画を観た時に、私のアジアン・アクションの師匠、明石家いわしさんからさらに推薦された映画です。

 

こういった香港と中国の合作映画は「香港映画」か、「中国映画」かどっちに分類したらいいのかわからないのですが、キャスト的に香港映画のおもむきが強い気がしたので、「香港映画」に分類させてもらいます。

 

あ、違ってたら、またコメント欄でご指摘ください(^_^;)

 

 

ジェット・リーこと、リー・リンチェイ・・・。

 

私、ほとんど出演作を観てないと思います。

 

『リーサル・ウェポン4』(1998年)と『HERO』(2002年)は祇園会館さんで観ましたが、他に観たのは『ザ・ワン』(2001年)、『ドラゴン・キングダム』(2008年)、『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008年)といったところでしょうか。

 

日本でも4月17日から公開される『ムーラン』(2020年)に出演してはるので、久しぶりにスクリーンでお目にかかれることでしょうNEW

 

 

ムーラン 実写映画 ディズニー Disney

 

主役のムーランを演じるのは私の好きなリウ・イーフェイ。

 

ジェット・リーの役は・・・はてなマーク

 

 

アンディ・ラウさんの方が出演作を観てます。

ってゆうか出演作が、多いビックリマーク

 

代表作の一つであろう『インファナル・アフェア』(2002年)を観てなかったりするんですが・・・先日も香港と中国と韓国と日本の合作映画、『墨攻』(2007年)を観ましたよ。

 

でも、まだホントにいい出演作を観てないと思うので・・・ファンの方、どの作品を観るのがいいですかねはてなマーク

 

これは!!って作品があったら教えてほしいです。

やっぱり『インファナル・アフェア』ですかねはてなマーク

 

どこか私好みに思える雰囲気の、日本の石田ひかりさんと共演した『愛は波の彼方に』(1999年)も観る予定なんですけど。

 

 

金城武さんも映画を観てないんですよね~汗

 

私的には『ターザン』(1999年)の声の人って印象が強いんです。

 

あと、とても評判のいい『恋する惑星』(1994年)も観てるんだけど、その時はスイッチ入らなくって、まったく関係のない女性の髪を急に触るフェイ・ウォンだけが記憶に残ってたりしますあせる

今、観たらきっちり好きになりそうですが。

 

いや~、なんか申し訳ない(>_<)

 

 

19世紀末、清朝の圧政に民衆が蜂起し、大平天国の乱が勃発・・・歴史はホントにダメな私ですが「太平天国の乱」って言葉は知ってました。

昔、家にあった図鑑に載ってまして、その図鑑だけはよく読んでましたよ。

歴史書としては、その図鑑の『世界の歴史』しか読んでないんですが・・・まあ、文学としては井上靖先生の『蒼き狼』とかも読んでます。

関係ないかもですが。

 

とにかく、太平天国の乱は、私には『スター・ウォーズ』の反乱軍VS帝国軍みたいにイメージされてるので、私は『ウォーロード』を観る前には、主人公たちは反乱軍側の人物なのかなあ、と思ってたんですが、そうではなく、清朝軍の方でした。

 

ウォーロード(Warlord)とは「将軍」とか「武将」とかいった意味だそうです。

 

敗北した清朝軍将軍パン(ジェット・リー)が盗賊団のリーダー、アルフ(アンディ・ラウ)と、その弟分のウーヤン(金城武)と出会い、3人は戦争で名を上げるため、義兄弟の契り、「投名状」を結ぶ。

この「投名状」、何ごとよりも重い。

 

大平天国軍を次々と倒し、軍人としての誉れを手にしていく3人でしたが、あくまでも清朝のためには冷酷な行いもいとわないパンと、何よりもまず仲間を思うアルフの間に不協和音が生じ、悲劇的な結末に向かってしまう・・・そういった話でしょう。

 

これは戦争の映画で、とてもリアルな戦争の映画だと思います。

勝って手柄を立ててバンザイ!!ってだけの映画でないことはたしか。

 

哀しい物語です。

 

前半はけっこう戦場での勇ましさに興奮するんだけど、でも、すぐ、もっと冷たく重い気持ちにとらわれていくとゆうか・・・ああ、戦争ってやっぱりホントはこうだね・・・みたいな気持ちになってしまいます。

戦闘のシーンは非常にリアルで、残酷ですよ。

 

まあ、パンとアルフとウーヤンは強いので、ちょっと超人的に見えてしまいますが・・・でも、やっぱり生身の人間で、傷つけば命を落とす存在ですよね。

 

アクション的には、やっぱりジェット・リーの戦い方が凄かったです。

 

そして、この時代の軍人、狡い政治家たちの姑息な思惑によって利用され命を落とす。

みな、戦争で名声を手に入れ、仲間たちを幸せにしたいとの気持ちで殺し合いをしてるんだけど、結局は使い捨てのような境遇に甘んじてしまう・・・虚しいなあ。

 

ハッとさせられたのは、戦闘に勝利したあと、「戦利品」として民間人の少女たちを乱暴した若い兵士たちをパンが見せしめで処刑する場面でした。

おそらく、人類の歴史上、戦場で幾度も繰り返されてきたであろう光景・・・。

怖いですよね。

それが当たり前みたいになってるのも含めて。

 

でも、ただ戦争を冷徹に描くだけじゃなく、「投名状」で結ばれた男たちの絆、友情のドラマでもありますので・・・戦争の残酷とともに、最後は哀しいドラマに私も涙を流しました。

 

 

アルフ(アンディ・ラウ)の妻はてなマークでしょうか、蓮生(リィエンション)を演じたシュー・ジンレイ(徐静蕾)。

 

シュー・ジンレイの出演作は何も観たことがなかったんですが、映画監督として活動されてるようですね。

 

蓮生はアルフの女なんですけど、パンとも関係してしまう・・・。

そのことを後半、ウーヤンが知ることで悲劇が加速してしまうんだけど、私としては、この3角関係はいらなかったんじゃないかな~はてなマークと思ってますあせる

 

あってもいいけど、ない方が引き締まるように思えるんですけどね~。

 

男たちのゴツゴツした関係だけで良かったんじゃないですか。

蓮生の存在を女性の観客が喜ぶようにも思えないし・・・。

 

でも女優さんとしてのシュー・ジンレイの表情も、彼女の出てる場面も、そこは個別に良かったですけどね。

 

まあ、そこは好みですか。

 

 

蓮生のことはともかく、私は「固い」映画だと思いました。

なんてゆうか・・・「固い」と思いましたね。

 

あんまり女の入る余地のない映画とゆうか・・・男の世界!?

 

戦争映画として傑作ですよね。

 

いや、公開がスタートした『1917 命をかけた伝令』(2019年)・・・アカデミー賞が終わってやっと知ったんですが、これは劇場で観た方がいい映画ですよね~。

なんか凄く迫ってくる力とその場にいる感覚とかがありそう・・・。

 

『ウォーロード』は、かっこいい男3人の絆の映画ってことで女子が観てもいい映画だと思いますよ。

まあ、残虐ですけどね・・・どうしても戦争ですから・・・。

 

観てて辛かったし、気持ちも沈みましたけど、感動もしました。

ホントにいい映画でした。

 

明石家いわしさん、オススメ、ありがとうございます♪(´・∀・`)ゞ

 

実はここ最近、香港~中国のアクション系はは何を観ていいのか、わからなくなってます(^_^;)

 

ドラマ系は自分でも目星が付けたあります。

でも、アクション系は何を観ていいのか、皆目、見当が・・・ホントにわかりません~あせる

 

このままではまたもやドニー・イェンさんの映画を観ることになりそう・・・や、それはそれでいいですけどね。

 

コメント欄で教えていただけると幸いです(´∀`*)

 

でわ、でわ・・・今日も謝謝ビックリマークですキスマーク

拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 寄生霊 2011年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

今日、2月21日からこの作品が公開ですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

是非!!

 

 

 

 

 

人んちのベルを鳴らす前に、これ歌うと楽しいですよ音譜

 

ジェシカ ウエドンタル イリノイ シカゴ クォソンベヌン キム・ジンモ クヌンネサチョン ・・・ピンポ~ン(`ー´)

 

パラサイト 半地下の家族

映画 『パラサイト 半地下の家族』 オフィシャルサイト

 

まだ観に行かれていない皆さまビックリマーク

『パラサイト』はホントに凄い映画!!

 

絶対に満足していただけると思いますので是非、スクリーンで観てください、よろしく☆⌒(*^-゜)v

 

 

 

 

 

2月17日、この作品を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ叫び

 

※ ホラー映画です。苦手な方はご注意ください。

 

 

 

 

 

寄生霊

 

 

寄生霊
原題:기생령
英語題:Ghastly


(2011年、韓国映画)
オリジナル上映時間:92分
日本版DVD:77分


監督:コ・ソクチン
脚本:キム・ユラ
撮影:ペク・トンヒョン
照明:コ・ヨングァン
音楽:チェ・マンシク、キム・テウン、ソン・テヒョン
美術:イ・チョンウ


出演:
ハン・ウンジョン → キム・ソニ
イ・ヒョンソク → ピン チャンファンの甥
ヒョミン → ユリン ソニの妹
パク・ソンミン → チャンファン ソニの夫
ノ・ミヌ → クォン・チョルウン 刑事(特別出演)

ペク・スリョン → チョン・グィオク カヒの母 ムーダン(巫女)
キム・ジンソン → キジン
ファン・ジヒョン → チェ・ガヒ チャンファンの義姉
チャン・ソノ → チャンヨン カヒの夫 チャンファンの兄
チョン・ビョンチョル → 班長
パク・ミンス → ソン・ジャンギ ピンの同級生
ホ・ジョンボム → ソンウク ピンの同級生
ソル・ジュヨン → ピンの担任
イム・グナ → 果物店 主人
キム・チョルウン → 刑事1
チェ・ウク → 鑑識班
チャン・ユンソ → 産婦人科 医師
ハン・セミ → 産婦人科 看護師
パク・ヘジン → チャンヨンの母
イ・ウンソク → ひよこ商人
ファン・ジェハ → ひっかかった子供1
パク・チャニョク → ひっかかった子供2
キム・デウ → ひっかかった子供3
ソン・ジュニョン → ナンパ男
ユン・ボムジュン → 鍵工
キム・ヒョンチョル → ユリンの担任
ハ・イルゥ → カップル男
イ・セッピョル → カップル女

イ・ミニ → ソニ代役

特別出演
ハム・ウンジョン → ナルラリ(遊び人)1

友情出演
ティアラ(T-ARA)

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

「韓国映画セレクション2013 秋」上映作品

 

 

『寄生霊』・・・何とも言えないタイトルですが、韓国語のオリジナル題は『기생령』・・・翻訳すると「寄生領」と出ました。

「領」の意味がつかめません。

 

英語題の「Ghastly」は、(身の毛のよだつほど)恐ろしい、ものすごい、ぞっとする、死人のようで、青ざめて、実に不(愉)快な、いやな、ひどい・・・だそうで、いかにもホラー映画らしい意味。

 

でも、実はどれも映画の内容をつかみにくい題だと思うんですけど。

 

ストーリーを少し書かせていただきます。

 

物語の核心には触れずに、でも、けっこういろいろ書きますね。

 

残酷度はかなり高い映画ですので、観る人は、ホラー映画慣れしてる人に限られると思いますけどあせる

 

 

チェ・カヒ(ファン・ジヒョン)とゆう女性が夫チャンヨン(チャン・ソノ)を深夜に殺害し、驚くべきことに自分の脚を切断しようとしながら息絶えるとゆう事件が発生する。

カヒの母親、チョン・グィオク(ぺク・スリョン)は2ヶ月前から行方不明で捜索願が出ていた。

 

 

事件を担当する刑事の一人、クォン・チョルウンを演じるのはノ・ミヌ・・・特別出演ですね。

チョルウンはなおざりに対応したりせず、真剣に事件の不審な点について考えてみる。

 

細かいことはぼやかして書きますが、事件の被害者、チャンヨンの弟、

チャンファン(パク・ソンミン)は経済的な問題を抱えており、妻、キム・ソニ(ハン・ウンジョン)には事件のことを詳しく話さないまま、兄の暮らしていた家に引っ越すことを決める。

 

ソニは不妊に悩んでいる・・・はてなマーク

 

 

ソニの妹、ユリン(ヒョミン)は高校生ですが、友達と夜遊びしていた。

 

この場面ではヒョミンが所属するT-ARA(티아라)のウンジョンが友情出演してて、T-ARAの「Roly-Poly」が流れてるそうです。

 

ソニとユリンの姉妹仲はとてもいいですね。

ユリンはかなり、お姉さんに甘えて、かまっててほしいみたいね。

 

高校生のユリンの面倒はチャンファンとソニの夫婦が見てるんですが、韓国では家長として、夫が妻の妹、弟を扶養してるケースを映画の中でよく見ますね。

社会人になるまで兄、姉として育てる習わしがあるんでしょうね。

 

 

チャンファン、ソニ、ユリンの3人は、チャンファンの兄夫婦が暮らしていた家に引っ越してきた。

 

家は広くて部屋数も多く、豪華。

 

 

ヒョミンの映画出演はこれ1作のようですね。

ホラー映画の女の子役として魅力的でしたよ。

 

けど、T-ARAウンジョンの『ホワイト 呪いのメロディ』(2011年)といい、この頃、K-POPの女の子がホラーに出る流れでもあったのかはてなマーク

 

 

そして、兄夫婦の息子、ビン(イ・ヒョンソク)と一緒に暮らすことになる。

 

このビンくん、どこかで見たなあと思ったんですが、わかりました。

 

『トンイ』(2010年)のクムちゃん(延礽君)だったんですね~。

 

イ・ヒョンソクくん・・・この映画のあとは、大学での勉強を優先させてるとのことですが、ドラマ出演など芸能活動もやってるそうです。

 

イ・ヒョンソクくんのインスタグラム → hs_l0909

 

 

こうして4人は暮らし始めるんだけど・・・まず、ユリンとビンくんの相性が悪い。

 

そしてソニも両親を失ったビンくんを可愛がってあげようと思うんだけど、どうもビンくんには変なところがあって理解できない時もある。

急に残虐性をあらわにしたり・・・学校でもトラブルを起こしてソニたちを困らせる。

 

 

ソニを演じるハン・ウンジョンさん・・・パク・チュンフン&チャ・テヒョン主演の『あぶない奴ら TWO GUYS』(2004年)のヒロインだったんですね。

DVD持ってるから、また観なおそ。

 

美しい女優さんでしたよ。

 

夫役のパク・ソンミンさんも普通の旦那さんて感じで映画に合ってたんじゃないですか。

 

 

不可解なことがあっても子どもを望んでいたソニは基本、ビンくんを可愛がるんですけどね・・・夜になると恐ろしいことが起こるんですよね。

 

やはりホラー映画ですので怖いですよね、ええ。

 

でも、あ~(>_<)あせるってビビるとこの映画、それが夢だったりするんですよね。

ソニとユリンが悪夢にうなされるわけです。

 

ホントに怖い存在が間近まで来たのかと思ってると、どうも夢らしいってゆうね・・・そのあたり、心霊的な存在がどの程度、実際にいるのか、あやふやなんですね。

 

ただ、毎夜、そんな悪夢を見ることになったらとてもイヤですよね。

うちだったら耐えられませんよ、ホントに・・・。

 

 

ストーリーとしては、なんだかモタモタした感じです。

前へ進まないとゆうか・・・ま、それも悪夢的なんですけどね。

 

で、実はユリンが義理の兄のチャンファンに、自分の体を見られるのをすごくイヤで「変態」とか思ってることとかもあるんだけど、けっこうこの映画、いろいろと伏線が回収できてないように思うんですね。

なにか、もったいないなあ、とゆうか、前半のあれ、何だったのかはてなマークとかね、観終えて思ったんです。

 

 

ノ・ミヌ演じるイケメン刑事さんもね、できる人っぽく、ビンくんを尾行して真相を探ろうとするので、この怪事件の解決を成し遂げるのかなあ、とか思ってると、あまり出番もなく、後半、退場してるんですよ。

それも、もったいない話だと私は思いました。

 

 

で、海外のサイトなんかではこの映画、上映時間が92分なんですけど、日本版のDVDは77分しかないんですよね。

 

これはもしかすると、大幅にカットしたんじゃないですかねはてなマーク

 

けっこう、そうだと納得です。

だって、なんだかいろいろ抜け落ちてる気がするんだもの。

 

もしも、カットされてるシーンが多いのなら、イヤやな~(#・∀・)

 

 

で、チャンファンのお兄さんの妻、カヒのお母さんは占い師、いわゆるムーダン(巫女)なんですが、このお母さんが家の地下かなはてなマーク

それこそ半地下みたいな位置の部屋を儀式のために使っていて、ソニがそれを見つけて恐怖を感じるんだけど、チャンファンは行方不明のお母さんが帰ってきた時に中のものを捨ててたら具合が悪いだろうってそのままにしておくことにするんですね。

 

ムーダンのおばあさんを演じるのはぺク・スリョンさん。

『アジョシ』(2010年)の人身売買ばあさんですね。

あと、『ビーデビル』(2011年)のイヤな感じのおばあさんも印象的でした。

ホラーやサスペンスによく出てるイメージ。

 

 

ビンを演じるイ・ヒョンソクくんの演技も素晴らしく、またホラー場面もなかなかいいんですけど、どうも物語が杜撰っぽく、よれってるような感じで、怖さのメリハリがないんですね。

 

ですので、この怖がりの私としても、怖さ度は全開が100として、まあ50くらいの映画だったかなあと思います。

 

しかし・・・真相を知ることになる結末がね・・・すごく惨たらしいんです。

 

普通のホラーの発想じゃないですね。

キツイです・・・ゾッとしながら気が滅入りました。

 

 

ネタバレ・・・真相を書いておきますね。

読みたい方だけ・・・かなり陰惨ですのでご注意を。

過去の回想になるんですが、夫の実家から子どもができないことを急き立てられ、夫との離婚を強いられそうになったカヒは、ムーダンである母親に懇願して、妊娠する儀式を執り行ってもらったんです。

 

それは、よそから連れてきた他人の子を犠牲にする儀式でした。

キジンとゆう男の子がさらわれ、そして、両足を切り落とされ、生きたままに瓶の中へ閉じ込められたんです。

この場面は目を覆うほど残酷でした。

 

カヒはそれによってビンを授かりました。

しかし、キジンの恨みにより結局、カヒも夫も死に、キジンはビンに取り憑き、ソニたちをも苦しめたのでした。

 

最後、チャンファンやユリンがどうなったのかはわかりません。

亡くなったように思います。

 

ソニはしかし、念願の子を授かり、エコー写真で赤ちゃんを見ます。

 

そして、自分を見つめるビンと目が合うのでした。

 

ネタバレ終わりドクロ

 

 

コ・ソクチン監督の作品はこの『寄生霊』だけみたいですね。

 

いや~、ホラー映画は好きなんだけど、この映画は正直、好きになれへんわ~あせる

 

そこまで怖くないけど、真相のむごたらしさがすごいくイヤでした。

 

キャストの演技や日常の描写など、いろいろ好きなところもあるんだけど真相が陰惨すぎる。

「楽しめるホラー」って感じではない。

 

でも、物語的には、妊娠できない嫁をなじったり脅したりすることを批判してるのかもしれない。

そう思わないとやりきれない。

 

この映画はオススメしませんが、キャストが好きな方、ホラー好きな方はまたチャレンジしてみてください汗

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【映画日記】 ズートピア など…☆

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

少し先の話ですが、4月17日からこの作品が公開ですNEW

 

悪の偶像

映画 『悪の偶像』 公式サイト

 

名優お二人の共演です。

是非、劇場で観ましょうビックリマーク

 

 

 

 

 

今日は、最近、観た映画について短く書かせてもらいます。

 

※ タイトルをクリックすると映画.comさんのページが開きます。

 

 

 

 

 

2月10日、この作品を観るカチンコ

 

 

ミッション


原題:The Mission
韓国語題:미션
中国語題:教会


(1986年、英国、125分)


監督:ローランド・ジョフィ
脚本:ロバート・ボルト
撮影:クリス・メンゲス
音楽:エンニオ・モリコーネ

ロバート・デ・ニーロ - ロドリゴ・メンドーサ
ジェレミー・アイアンズ - ガブリエル
レイ・マカナリー - アルタミラーノ枢機卿 
リーアム・ニーソン - フィールディング
エイダン・クイン - フィリップ
シェリー・ルンギ - カルロッタ
ロナルド・ピックアップ - Hontar
チャック・ロウ - Cabeza
 

 

この作品も昔、ロバート・デ・ニーロの映画を観ていた時に観た作品です。

その時、私は途中はほとんど理解できてなくって、でも最後はとても感動したことをよく覚えてます。

 

また観て、ホントに素晴らしい映画だと思いました。

信仰についてはともかく、一人の男の気持ちの変化が好きでした。

 

やっぱり最後が好きですね~。

 

でも、なんで最後、音楽よりも爆弾の音がとても大きいんでしょうかはてなマーク

それが不思議でした。

いいとか悪いとかではなく、なぜ、そうなのかが私にはわからなかった。

 

観返してて、ジェレミー・アイアンズやリーアム・ニーソンがちゃんとわかるようになってて自分的には進歩でしたね。

 

そしてロバート・デ・ニーロがやはり素晴らしかったです。

 

大人になって観返してホンマに感動しましたわ~。

 

 

 

 

 

 

2月11日、この作品を観るカチンコ

 

 

セルピコ


原題:Serpico
韓国語題:형사 서피코
中国語題:冲突


(1973年、アメリカ映画、130分)


監督:シドニー・ルメット
原作:ピーター・マーズ
脚本:ウォルド・ソルト、ノーマン・ウェクスラー
音楽:ミキス・テオドラキス


アル・パチーノ - フランク・セルピコ
ジョン・ランドルフ - シドニー・グリーン
ジャック・キーホー - トム・キーオ
ビフ・マクガイア - マクレイン分署長
バーバラ・イーダ=ヤング - ローリー
コーネリア・シャープ - レスリー
トニー・ロバーツ - ボブ・ブレア

 

 

実話をもとに、名匠シドニー・ルメット監督が警察内部の腐敗と戦う青年刑事の姿を描いた社会派ドラマ、です。

 

この映画も以前、父がテレビで放映された時に録画して観ていた時、横で観ていた覚えがあります。

日本語吹き替えだったでしょうね。

 

中一くらいですか。

その時はアル・パチーノも誰も知らなくって、しかも難しく・・・で、観返したんだけど・・・やっぱり、難しいとゆうか渋すぎるからかなぁ汗・・・そこまで好きになりきれませんでした(^_^;)

 

ダメとかそんなんじゃなく、ちょっと私には合わない感じだったってゆうのが正直な感想です。

 

でも、話とか、映画が訴えることは普通に好きですよ。

 

シドニー・ルメット監督の映画はほとんど観てないんですが、『狼たちの午後』(1975年)はとても満足した記憶があります。

 

 

最後の方で、アッと思ったのがこの方・・・F・マーレイ・エイブラハムさん。

 

セルピコの同僚の刑事の役で、映画初出演だったそうです。

 

 

従姉たちが『アマデウス』(1984年)が大好きなんですよね~。

もちろん私も好きです。

またF・マーレイ・エイブラハムさんの映画が観たいです。

 

F・マーレイ・エイブラハムさんって、どっかアンソニー・ウォンさんと重なりませんかねはてなマーク

 

 

 

 

 

 

そして2月14日、この作品を観るカチンコ

 

 

ズートピア


原題:Zootopia
韓国語題:주토피아
中国語題:疯狂动物城

(2016年、アメリカ、109分、G)

監督:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
共同監督:ジャレッド・ブッシュ
脚本:ジャレド・ブッシュ、フィル・ジョンストン
音楽:マイケル・ジアッキノ
主題歌:シャキーラ
出演(日本語吹き替え)


ジニファー・グッドウィン - ジュディ・ホップス (上戸彩)
ジェイソン・ベイトマン - ニック・ワイルド (森川智之)
イドリス・エルバ - チーフ・ボゴ (三宅健太)
ネイト・トレンス - クロウハウザー (高橋茂雄)
J・K・シモンズ - ライオンハート市長 (玄田哲章)
ジェニー・スレイト - ベルウェザー副市長 (竹内順子)
トミー・〝タイニー〟・リスター - フィニック
レイモンド・パーシ - フラッシュ
オクタビア・スペンサー - オッタートン夫人
シャキーラ - ガゼル (Dream Ami)
ボニー・ハント - ボニー・ホップス
ドン・レイク - スチュー・ホップス
モーリス・ラマルシュ - Mr.ビッグ
トミー・チョン - ヤックス

 

 

動物たちが高度な文明社会を築いた世界「ズートピア」を舞台に、ウサギの女の子ジュディが夢をかなえるために奮闘する姿を描いたディズニーアニメーション、です。


この作品はブロともさんも観られてて、その頃からめちゃくちゃ観たかったのですが、すっかり遅くなってしまってました。

アニメーション・・・観れてないです汗

アニメも好きなのに汗

 

『ズートピア』、大きな志を抱いて警察に就職するってとこが『セルピコ』と同じですね~。

 

めっちゃ良かったです\(^o^)/

ホントに観て良かった~って映画でした。

まあ、観る前からそう思ってましたけどね。

 

ジュディ・ホップスとニック・ワイルドが大好きですビックリマーク(≧∇≦)

特にニックの性格が好きだなぁ~音譜

 

そして、ジュディの警察官としての活躍とともに、後半明るみになるテーマがホントに凄いと思いました。

 

ってゆうか、かなり怖かったです。

いかにも現実にありそうな話で・・・アニメだからといってホントにバカにはできない。

 

物語には触れませんが、偏見や先入観、そしてそれを利用して対立を煽る人たち(けものたち)についての作品です。

これが凄いと思った。

 

半ばで事件が解決したかのように見えた時から、ホントのテーマが浮かび上がるんですね。

その時、私は衝撃を受けて、座り直しましたよ。

 

そして、自分自身の心を問うて、自分の偏見や先入観、そして差別の気持ちを省みました。

反省させられましたね。

映画を観終えて恥ずかしいと思った。

なんだ自分も俗物なんだ、と思った。

 

それほど凄いアニメなんだと思いましたよ。

 

この映画は是非、小学生、中学生など、若い人たちに観てほしいですよね。

そこらの大人の中途半端な説教や演説よりも、1000倍、心に響くと思いますし、いろいろな考えを巡らせることに役立つと思います。

 

めちゃくちゃ面白いのにしっかり考えさせられる・・・なんて凄い映画だ、『ズートピア』ビックリマーク

さすがはディズニー!!って感じでした。

 

まだ観てない人のために詳しくは書かないけど、フラッシュが超・笑えます(≧∇≦*)

クイックシルバーは速すぎることで笑わせてくれましたがね、フラッシュは「遅すぎること」で爆笑させてくれる音譜

 

そして、ある名作映画のパロディのシーンも(なんで子ども向きなのにそれはてなマークって思いますが)笑えますよ~。

思わず観返してしまったもの、『ゴッ○ファー○ー』(1972年)ひらめき電球

 

声も凄く良かったです合格

 

時間の関係で日本語吹き替え版ではちゃんと観れなかったけど、少し観たらすごく良かったです。

また日本語吹き替え版でも観たいですよ。

 

まだ観てない人は絶対に観る!!です( ゚ー゚)

 

でわ、今日は、この3本についてでした、ありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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男はつらいよ 1969年 山田洋次監督作品

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうございますキスマーク

 

 

 

公開が始まってますNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

すでに観た方の感想で、私には意外な感想もありました。

ちょっとドキッとしたんですが、、また別の方の感想は絶賛です。

観るまでどんな映画かはわからないけど・・・だから観たい~!!

 

 

 

そして、この映画も2月28日から公開がスタートNEW

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクション・・・ですドンッ

これは観たいッ\(^o^)/

 

 

 

そういえばホントはHIKARI監督の『37seconds』(2020年)も観たかったんですよね・・・。

ホントは観に行くべきなんですが・・・『ジョーカー』(2019年)も絶対に好きになると思うので早く観たいし、『1917 命をかけた伝令』(2019年)のような映画こそ、スクリーンで観ておく方がいいと思ってはいるんですが・・・汗

 

観る映画が多くて大変です・・・無理あせる

 

 

 

 

 

2月13日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

私、生まれも育ちも

葛飾柴又です

帝釈天で産湯を使い

根っからの江戸っ子

姓名の儀は車寅次郎

人呼んでフーテンの寅と発します

 

 

 

男はつらいよ シリーズ第1作

 

 

男はつらいよ
Otoko wa tsurai yo (1969)
英語題:Am I Trying / Tora-san,Our Lovable Tramp

韓国語題:남자는 괴로워

(1969年、日本、91分)

監督・原作・脚色:山田洋次
脚色:森崎東
企画:高島幸夫、小林俊一
製作:上村力
撮影:高羽哲夫
美術:梅田千代夫
音楽:山本直純
録音:小尾幸魚
照明:内田喜夫
編集:石井巌
スチル:堺兼一

渥美清 - 車寅次郎
倍賞千恵子 - 車さくら
森川信 - 車竜造
三崎千恵子 - 車つね
笠智衆 - 御前様
光本幸子 - 坪内冬子
秋野太作 - 川又登
前田吟 - 諏訪博
志村喬 - 諏訪飈一郎
佐藤蛾次郎 - 寺男源さん
太宰久雄 - 印刷屋梅太郎
広川太一郎 - さくらの見合い相手

配給:松竹

 



解説: 「喜劇 一発大必勝」の山田洋次と「いい湯だな 全員集合!!」の森崎東が、脚本を共同執筆し、山田洋次が監督した人情喜劇。撮影は高羽哲夫。出演は渥美清、森川信、倍賞千恵子ほか。山田監督原作、渥美主演の同名TV番組の映画化。(映画.com

 

 

ベトナム戦争の最中ですか、中学生の時にお父さんと大ゲンカして20年間もの長期にわたって家出していた寅さんが葛飾柴又のとらやに帰ってきた。

 

シリーズ一作目とゆうことで、けっこう詳しい説明を期待してたんですが人気テレビドラマの映画化とゆうことで、そこまでの説明はなかったですね。

 

まあ、以後、50作をかけて説明していくことになるその第一歩なので問題なし!!

 

またあとの作品で寅さんのご両親も回想シーンで登場して、とらやのなり立ちもその時に語られるのでしょう・・・ないかもしれないけどあせる

 

いや、20年間も行方不明になってた人が帰ってくるのもアンビリーバボーな話ですが、20年間の間にどう見ても見た目も変わってたに違いないので・・・さくらたちも衝撃だったでしょう。

 

寅さんはともかくさくらが可愛い!!

 

 

で、放蕩息子の帰還の早々、寅さんは妹さくらのお見合いに付き添うんですが、ここでまたとんでもなく品のない寅さんジョークを誰も聞いてないのに全開で披露、見事にお見合いの場をブッ壊して、さくらが広川太一郎さんと結婚するのを未然に阻止。

 

その空気の読めなさも許された時代なんでしょうけど、超・迷惑。

 

このあとの虎さんの発言、行動からも虎さんは妹さくらを結婚させたくないと無意識に思ってるのではと疑ってしまった。

 

心苦しいのですが映画としては、昭和のイヤな面も出てると思います。

寅さんがさくらにビンタしたりね~あせる

やっぱり女の立場が低いイメージもありました。

あ、寅さんがイヤなんじゃなく、私が映画に昭和のネガティブなイメージも感じたってことですよ。

 

昭和の文学、あるいは雑誌・新聞などに目を通すと、書いてる人の意識がうかがえますからね。

時々、ものすごくセクシャル・ハラスメントだったり、女をイヤな感じで性的対象として見てる笑いもあったりして、昭和のそういった面は私は好きになれません。

なかなか、いい時代だった・・・とは言いにくいところもあります。

 

 

そして妹の結婚は邪魔ばかりするのに、自分が思い込みから失恋すると落ち込み方がきつい。

 

でも、午前様のお嬢さんの冬子さんもちょっと悪い。

寅さんのような人に期待させるのは・・・。

 

でも、虎さんも、あのまま結婚するつもりだったんだろうか。

 

私、虎さんは人情の人で優しい人のイメージでしたが、1作目はかなり口が悪く、ムチャクチャ言ってる。

 

自分も大学を出てないのに(ってゆうか中学も出てないのでははてなマーク)、共栄印刷の若者たちには、大学も出てねえてめえらみたいのにさくらをやれるかってんだ、とか何とか・・・(;´∀`)

ただ、その言葉には庶民の自虐を感じましたけど。

 

まあ、当時でも虎さんはそうとう無茶な人物だったと思いますし、それだけ言ってもまだ許されるのが人柄でしょう。

だから、ただの毒舌、暴言、放言ではない・・・。

 

でも先月、このブログで書かせてもらったずっとあとの46作目、『男はつらいよ 寅次郎の縁談』(1993年)では、もっと包容力を感じる円熟した人情の人だと思ったので、虎さんもこれから年を取っていくんでしょう。

1作目はやはりまだ若いってことかな。

 

まあ、憧れてなれるような人じゃないですね。

同じことを別の人が真似してやってもしらけるんじゃないですかね。

 

言いたいことを言ってるとですね、知らず知らずのうちに、ほんの小さなことでも人から深い恨みを買うなんてこともあるわけですよ。

だから一般人はホントに言葉に気をつけないと、怖いですね。

 

まあ、でも、ほんと、虎さんも、寅さんが主役をつとめるこの映画も、嫌いにはなれないですよ・・・。

どこがどう良かったとは言えないけど、何かがいいんですよね。

 

一番、笑ったのは押し入れに隠れてる場面ですね(´∀`*)

 

驚いたことに博のお父さんは北海道大学の先生で、博も虎さんと同じくお父さんとケンカして家出したのだとゆう・・・家出が多かったのか、昭和のこの時代は・・・!?

 

博とさくらの結婚式でのお父さんのエピソードがホントに良かったですね~。

その直前まで虎さんたちは警戒して、お父さんとお母さんをハブにしてたんですけどね~。

ムチャクチャやな、ホンマ(;´∀`)

 

まあ、そのせいで式の主役である博とさくらがかすんでたり。

 

あと、御前様がものすごく棒読み・・・(^_^;)

 

まあ、私はまだまだ映画がわかってないですよ~あせる

観れば観るほどわかるって感じじゃないな~あせる

 

 

やはり1作目でしたね・・・たしかに!!

 

またいつか、『男はつらいよ』を観たいです。

 

boo-rei 三好さん

オススメしていただき、ありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

いただいたコメントへのお返事ですが、明日、書かせていただきます。

お待たせして申し訳ないですm(._.)mあせる

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


インファナル・アフェア 2002年 香港映画

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NEWNEWNEWドンッ公開中ドンッNEWNEWNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

 


NEWNEWNEWドンッ2月28日から公開がスタートドンッNEWNEWNEW

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクションビックリマークですドンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらためまして、你好~(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

2月22日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

 

世界を沈黙させた!!

女も惚れる本物の男のドラマ!! 日本上陸!!

 

 

 

インファナル・アフェア

 

 

インファナル・アフェア
原題:无间道
英語題:Infernal Affairs
韓国語題:무간도


(2002年、香港映画、101分)


監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作:アンドリュー・ラウ
製作総指揮:ナンサン・シー、ジョン・チョン
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
撮影:アンドリュー・ラウ、ライ・イウファイ
美術:チウ・ソンポン、ウォン・ジンジン
衣装:リー・ピックワン
編集:ダニー・パン、パン・チンヘイ
音楽:チャン・クォンウィン
視覚効果顧問:クリストファー・ドイル
アクション指導:ディオン・ラム

 

出演:
アンディ・ラウ - ラウ
トニー・レオン - ヤン
アンソニー・ウォン - ウォン警視
エリック・ツァン - サム
ケリー・チャン - ドクター・リー
サミー・チェン - マリー
ショーン・ユー - 若き日のヤン
エディソン・チャン - 若き日のラウ
エルバ・シャオ - メイ
チャップマン・トウ - キョン
ラム・カートン - B(ラム)
ン・ティンイップ - チョン

配給:コムストック


 

解説: 警察に潜入することを命じられたマフィアの青年と、マフィアに潜入して囮捜査をすることを命じられた警察官青年は、ともに18歳。その10年後、ある覚醒剤取引きをめぐってお互いの存在を知った2人に、避けられない対決の時がやってくる。人気俳優トニー・レオンとアンディ・ラウが共演。香港で02年の年間興行成績第1位はじめオープニング興収、上映館数など数々の歴代記録を更新した大ヒット作。続編「インファナル・アフェア 無間序曲」「インファナル・アフェアIII」とあわせた3部作の第1作。2006年にはマーティン・スコセッシ監督により「ディパーテッド」としてハリウッドリメイクされ、同作はアカデミー賞も受賞。12年には日本でもTBSとWOWOWのドラマ「ダブルフェイス」としてリメイクされている。(映画.com

 

 

冒頭、ヤンとラウが聴く歌は「被遗忘的时光 Forgotten time」(蔡琴 Tsai Chin)とゆう歌だそうです。

 

この『インファナル・アフェア』を、マーティン・スコセッシ監督がリメイクした『ディパーテッド』(2006年)は公開当時、私も劇場で観てます。

友達と観に行ったんですね(でも当時、映画を観ることにあまり熱心じゃなかったんですけどね汗)。

レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン・・・キャストが良かったですよね。

 

その時、さすがに香港映画のリメイクだってことは知って観てましたが、どんな映画かは詳しく知りませんでした。

 

香港の『インファナル・アフェア』が公開された時、傑作だと評判になってたことも何となく覚えてます。

当時、『PREMIERE』と『映画秘宝』を読んでました。

『PREMIERE』は日本版を創刊から購読してて、最初は『エイリアン4』で最後は『スター・ウォーズ シスの復讐』でしたね・・・。

 

 

あまりにも有名な映画ですので、ストーリーとか、細部とかは今さら私が書かせてもらうこと自体、僭越、且つ、生意気なので、詳しいことはもっと詳しい方のブログで読んでください。

 

それと、この映画、何も知らずにいきなり観て大丈夫です。

少し難しいけど、すぐわかりますよね。

 

マフィアのメンバー、ラウ(アンディ・ラウ)は警察にまぎれ込み、そして警察官のヤン(トニー・レオン)はマフィアの一員になりすまし、それぞれ、警察のウォン警視(アンソニー・ウォン)とマフィアのボス、サム(エリック・ツァン)の信頼を得ていく。

 

そしてお互いに、誰が裏切り者なのかを突き止めるのは困難・・・。

 

 

映画のリズムの話をするのなら、香港映画はやや性急に、慌ただしく私は感じてしまう・・・。

私の感じ方ですが、香港映画は韓国映画に比べてスピーディ、悪く言えばせっかちなことが多いように思ってしまう。

 

『インファナル・アフェア』は101分の作品だけど、私はもっと長めで、120分の映画だったとしても長いとは感じないでしょう。

 

でも、どこを増やすのかと言われれば、増やすところを思いつけないし、逆に減らすところもあるとは思えないんですね。

つまり、101分のこの形で完璧なんですよね。

 

でも、ほんと始まったら休む暇もなく、そして終わる時、ああ、もう終わりか~って感じでした。

一気って感じでしたよ。

 

途中、何度か息詰まる場面を経験する・・・。

 

 

『ディパーテッド』をかなり忘れてたんですが、かなり違う映画だと感じました。

『ディパーテッド』を観返したらまた違うのかもしれないけど・・・印象としては別の映画って感じでした。
違う気持ちになるとゆうか…。


まだ観てない方のために詳しくは書きませんが、ある重要なキャラクターが亡くなった時・・・何とも言えない涙が出ましたね…。

 

それはその時、ヤンと同じ気持ちになったってことなのかもしれません。

 

そのあと、ヤンはある人物とその場を逃げ出すんですけど、その人物とはキョン(チャップマン・トウ)ってあまり凄そうに見えなかったヤクザですね。

またそこで涙腺を刺激されましたね。

 

何なんでしょうね~・・・。

 

 

『ディパーテッド』ではジャック・ニコルソンが演じた役柄のオリジナル、〝サム〟を演じるエリック・ツァンさん。

ウォン警視を演じたアンソニー・ウォンさんも良かったです。

 

 

短い出演時間ながら強い印象を残すケリー・チャン。

ケリー・チャンさんって昔、日本のCMにも出てくれてましたよね。

 

メイ(エルヴァ・シャオ)とゆう女性と再会した時のヤンの気持ちもせつないですね。

 

 

最後、屋上からエレベーターでの場面は、私も泣きました。

 

ちょっとなぜ泣けたのか、理由が観てる時には自分でもわからないような感じだったんですけど、今、こうして感想を書かしてもらっててわかってきたように思います。

 

ラウの気持ちがわかったからでしょうね。

 

だから、ラウがやったことは理解できます。

ラウはただ、自分のこれからを考えてあの選択をしたんじゃないですね。

彼が刑事になりすましていた時間のやむにやまれぬ結果でしょう。

 

ここらへんが、ヤンとラウの気持ちを想像すると泣けるところですよね。

それでまた最初の、二人の偶然の邂逅に思いはめぐっていくんでしょう。

 

最後は画的に、実話か!?って思いましたよ。

 

そしてエンドロールで流れるタイトル・ソング「無間道」の歌詞がまたズシンと重い・・・。


あ~、これはやはりホントに傑作だ~と思いました。

 

あと、やはりパク・フンジョン監督の2013年の作品、『新しき世界』はこの映画に影響を受けたんだろうな、と思いました。

インスパイアとゆうかね。

 

 

調べてみましたがトニー・レオンさんとアンディ・ラウさんの映画、やっぱりほとんど観てませんでした。

 

でも有名な俳優さんたちなので観た気になってたみたいですね。

それなら、ここ数年でアーロン・クォックさんの映画を一番、観てましたわ。

 

トニー・レオンさんとアンディ・ラウさん・・・やっぱり名優ですね~。

いきなり共演の傑作を観てしまいました。

 

それで、やっぱりまた一週間後くらいに、2作目の『インファナル・アフェア 無間序曲』(2003年)を観て、それから3作目の『インファナル・アフェアIII 終極無間』(2003年)も観ようと思います。

それにしても、凄い速さで作ったんですね、続編2作(^_^;)

 

皆さま、素晴らしい傑作をオススメいただき、ありがとうございます!!

 

でわ、でわ・・・今日も最後まで謝謝ビックリマークでしたキスマーク

拜拜(^.^/)))

 

 

 

インファナル・アフェア (字幕版) (プレビュー)

 

インファナル・アフェア 無間道 (吹替版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 二つの顔の猟奇的な彼女 2007年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

公開中ですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

 


そして明日、2月28日から公開がスタートですNEW

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクションビックリマークですドンッ

 

 

 

『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も、もっとヒットしてほしいけど、でも映画館は人が集まる場所なので・・・新型コロナウィルスが心配汗

皆さま、どうか十分に注意してくださいビックリマーク

 

 

 

 

 

2月23日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

2010年、もっと凄い

〝猟奇的な彼女〟と

クラッとするデートを…

 

 

 

二つの顔の猟奇的な彼女

 


 

二つの顔の猟奇的な彼女
韓国語題:두 얼굴의 여친
英語題:Two Faces of My Girlfriend


(2007年、韓国映画、117分)


監督:イ・ソックン
脚本:ファン・イノ
撮影:イ・ドゥマン
照明:カン・ソンフン
音楽:パン・ジュンソク

出演
ポン・テギュ → チョン・グチャン
チョン・リョウォン → アニ/ハニ/ユリ
イ・ヘウン → ヨンソン クチャンの姉
シン・ウンジョン → サンヒ ユリの姉
キム・ジョングク → クチャンの後輩たち 海洋青年団
キム・ギョンネ → クチャンの後輩たち 海洋青年団
チャン・ジウン → クチャンの後輩たち 海洋青年団
サヒ → シフの恋人
イ・スナ → 餅おばさん
チョ・ダルファン → チンピラA
コ・ドンオプ → 南極隊長
キム・ジミン → 南極隊員
コ・テホ → トング クチャンの甥
チョ・ヨノ → 精神科医師
イ・サンヒョク → 警察官
イム・ヒョングク → クチャンの職場先輩
イム・ソンチャン → 行為芸術家
キム・デソン → 面接官
キム・イェナ → 面接女 キム・ミンジュン
チョン・ムニョプ → バイキング運行要員
ハム・ジョンイ → 映画会社女性職員
ソン・ミンソ → 空港警備員
チェ・ソンウン → 酒場主人
クォン・ヨンミン → おばけアルバイト女
イ・ジュソン → アナウンサー
カン・ビョンジョ → チンピラ1
ソ・スンイン → チンピラ2
キム・ジョンミン → チンピラ3

友情出演
キム・テヒョン → イ・シフ
キム・イングォン → クチャンの先輩 チョンユン 医師
イ・ヨンア → グラマーガール

特別出演
キム・ヘオク → クチャンの母
 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

かなりバッタモン感覚にあふれた題名から、後回しになってた作品ですが、『私の名前はキム・サムスン』(2005年)のチョン・リョウォンが主演の一人なのでついに観ました。

 

イ・ソクフン監督の2作目です。

 

イ・ソクフン監督の作品で日本でDVDが発売された映画はこれで全部、観れました。

 

イ・ソクフン監督のこれまでの監督作はこの5作品。

 

放課後の屋上 2006年

二つの顔の猟奇的な彼女 2007年

ダンシング・クイーン 2012年

パイレーツ 2014年

ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆 2015年

 

やっぱり『パイレーツ』と『ヒマラヤ』が大好きですけど、『ダンシング・クイーン』もいい映画でしたよね~。

 

『二つの顔の猟奇的な彼女』には『パイレーツ』で〝松岳山のイカレ虎〟サジョンの手下を演じたチョ・ダルファンさんが不良高校生の役で出演してます。

 

 

何も知らずに観た方が絶対に面白いと思いますが、少しストーリーを書きます。

 

主演を演じるのは独特なムードのポン・テギュさん。

個人的には絶対に髪は短い方がいいと思うんですが、今回も長髪バージョンの役柄。

 

 

大学7年生のチョン・クチャンくんはやっぱりお金がなく、彼女もいなかった。

しかし頭の中で美女との出会いを妄想していて怖い。

 

クチャンくんの先輩を演じるのはキム・イングォンさん。

 

クチャンくんの家族はお母さんと離婚したお姉さんとお姉さんの息子ちゃんで、お姉さんが離婚した時に慰謝料としてもらった家で暮らしてます。

 

お母さんを演じるのはキム・ヘオクさん、お姉さん役はイ・ヘウンさん。

 

 

先輩たちと飲んだ帰りの電車で幽霊に会い、ビビって逃げて携帯を失くしてしまう。

 

 

甥のテコンドー道場の月謝にまで手を出すクチャンくんにお姉さんはお金を渡してくれない。

 

で、お金がないので人が食べ残したお菓子を食べて飢えをしのぐクチャンくん。

 

が、近くに座った可愛い女の子が財布を落としていったので、その中のお金でごはんを食べたビックリマーク・・・使うんかいっ!!

 

 

で、財布の持ち主のアニ(チョン・リョウォン)と知り合うんですけど財布の中に入ってたアニの大事な写真がなくなっててアニが泣いて、申し訳ない・・・。

 

さすがはイ・ソクフン監督・・・コメディの演出が素晴らしいです。

 

 

クチャンくんは後輩たちと「海へ行こう 海洋少年団」ってサークルをやってるんですが、その勧誘の時に、アニとなぜか再会する。

アニは海に行ったことがないとか。

 

先輩、知ってる?

アマゾンの鳥は愛を囁くとき

クルックルッって鳴くんです

 

彼もキスがしたいときはクルックルッって言ってたのに

それが最近、耳元で聞こえるんです

おかしいでしょ

 

 

で、アニはなぜかものすごく食べる。

 

 

で、その勢いで遊園地の船に乗ったら大変なことになるんですがね。

 

まるで『パイレーツ』のユ・ヘジンさんのようだ。

 

アニはなんか不思議ちゃんでクチャンは何となく彼女の雰囲気に飲まれてるうちに楽しい気分に。

 

その日は彼女の誕生日でした。

 

 

急遽、海洋少年団の部室でしょうか、そこで(クチャンくんと同じようにもてない)後輩たちとアニの誕生日を精一杯、楽しくお祝いすることに。

すぐに用意できるのが凄い。

 

アニは高校時代の山岳部の先輩に惚れて追いかけてこの大学に入学したんだけど、その先輩は他の女の子に取られちゃったとか。

 

 

酔って寝てしまったアニ・・・男の子としてはチャンスなのかもしれないけど、クチャンくんはそんなことしなかった。

そんな状況で純粋なアニに手を出すなんて・・・いけないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ入りまーす!!

 

 

なんでスイッチが入ったのか、アニの指輪が半回転し、アニは「凶暴な人」になってしまったあせる

 

なぜか一人称は「俺」。

 

なんで~!?

 

この「怖いおにいさん」のようなチョン・リョウォンの演技が本当に面白いんだけど、いい感じで距離が縮まってると思えてたクチャンくんは秒でシメられてしまう。

 

 

今度会ったら死ぬと思えよ、OKはてなマークと捨て台詞を残して消えたアニ。

 

当然、もう会うこともないと思ってたんだけど、先輩と飲んで帰ってきたら、自分のベッドでアニが寝ていた。

 

ま、騒ぎになるんですけど、クチャンくんのお母さんもアニを気に入ったりしてて、アニも最初に会った時のように可愛くて優しい不思議ちゃんに戻っていた。

 

クチャンくんをシメた時の記憶もないようです。

 

実はアニの中にはハニとゆう別人格が存在してたんですね!!

 

ハニのことはよくわかりませんが、男はてなマークでいいのかな(;´∀`)

 

 

そんで、クチャンくんが送ってたら、またハニになり、クチャンくんの甥たちをいじめていた不良たちを一瞬でブチのめしたり、またすぐに元のアニに戻ったり。

 

先輩がお医者さんだったので聞くと、強いショックを受けた時の自己防衛で多重人格が何とかかんとかとか。

 

で、アニは誰かの部屋で目覚めたんですが、それは別れた彼氏であるシフ(キム・テヒョン)の部屋だったようです。

彼氏さんには新しい恋人(サヒ)がいるみたい・・・。

 

 

で、クチャンくんといえば、アニに振り回されて就職の面接も失敗。

 

でも、可愛い時のアニをほってもおけず、彼女の支えになりたいとも思う。

 

 

アニも失恋を忘れるため、クチャンくんと付き合いたいと言う。

 

 

まずはキスから、といった流れで二人は唇を重ねますが(クチャンくん、初キス)・・・その時、ハニが顔を出し、クチャンくんは舌を噛まれたあせる

 

まあ、それでもクチャンくん、やっぱりアニとは離れられないわけで、なんとなくハニとも付き合っていかざるをえない。

 

アニはね、ホントにおとなしくって気弱なほどなんですが、ハニはね~、そりゃもう猟奇的なオトコって感じなので・・・。

 

どうなる、クチャンくんの初めての恋の行方はてなマーク

 

そんな感じの話です。

 

ま、「アニ → ハニ」で笑わす繰り返しなんですけどね。

 

 

キャッラブラブ

キャッラブラブ

 

Fin.k.l 내 남자 친구에게

 

 

クソガキどもがムカムカ

調子に乗りやがってえーむかっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

字数もあれなんで、ストーリーを追いまくるのはもうやめますが、まずコメディとして素晴らしいですね合格

 

さすがはイ・ソクフン監督ビックリマークって感じでした。

 

予想以上にポン・テギュくんとチョン・リョウォンのケミがいいわけですよ。

 

テギュくんは・・・あ、もうお子さまもおられるようなのでテギュさんですね。

テギュさん、女に振り回されまくる役、ホントにピッタリですし、そしてチョン・リョウォンの2つのぜんぜん違う人格の演じ分けがホントに面白いんですよ。

えらい笑いましたよ~ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

アニとハニ、二人の人格と付き合うクチャンくんですが、可愛くたおやかなアニもですし、粗野で暴力的なハニとも友情めいた感情が芽生えていく・・・それがほんっとにいいんですよね~音譜

 

ところが、この映画、またさらにネタバレがあるのです。

 

それは、うちのブログでは書かないけどね・・・正直、泣かされましたね。

 

まず、意外と重くなり、そして、何とも言えないせつない感じになってくんですよね。

 

その時、この映画、凄いわ~と思いましたね。

 

いや、最後の方、ホンマにスイッチ入りました。

「灯台の光が私を温かく照らしています」のセリフに号泣あせる

 

前半のお笑い路線もいいけど、後半の純愛方向もいいなあ~( ;∀;)

 

その人の幸せを願うと、その人が消えてしまう・・・ってあの感覚、大好きですね。

もう、それだけで私的には満点です。

 

いや、ホントにこの映画、観てほしい。

 

「多重人格ラブコメ」が好きなら絶対に気に入るはず!!

 

でも、2度のギルバート・オサリバン、「アローン・アゲイン」はなんだか、くどく感じてしまった、ごめんなさい(^_^;)

 

 

ベタ褒めで終わりたいところですが、しかし、でも、私が監督だったら、違う結末にしたと思います。

 

この結末以外にね、思いついてしまいました。

ま、たかが観客があつかましいけどね(;´∀`)

 

観た方だけ、また読んでください・・・ここ、白で書いてます↓

 

ユリに戻ったアニ / ハニを遠くから見つめるクチャンくん。

 

ユリは幸せそうに見えた。

 

クチャンくんが好きだったアニはもういない。

 

でも、クチャンくんはこれで良かったんだと思う。

 

彼もそれで幸せだったのです。

 

うわ~、自分で書いても泣けるわ~、怖いわ~・゜・(ノД`)・゜・

 

ま、素人の思いつきですがねビックリマーク

 

ところで、この映画、2015年にユナ主演、『Goodbye Ani』ってタイトルで、中国でリメイクが予定されてる・・・って書いてあったけど、実現したのかな。

タイトルは最高ですが。

 

 

『二つの顔の猟奇的な彼女』は、『猟奇的な彼女』(2001年)の二番煎じ、柳の下のアレなのかもしれないけど、でもね、多くはないかもしれませんが、こっちの方が好きって人も中にはいると思うんですよね~。

 

私も、『猟奇的な彼女』と同じくらい好きですよ。

 

たしかなことは『二つの顔の』の方も観た方がいいってことですね。

 

まだ観てない方は機会があったら是非ビックリマーク

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

またです、アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 作戦 THE SCAM 2009年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

日本ハムさん「アジア食彩館」の「ビビンバ」が好きで、週に何度かはいただいてます。

Twitterはやりません。

 

昨日の夜、チャン・フン監督の第1作、『映画は映画だ』(2008年)を久しぶりに観たんですが、やっぱり凄い映画ですね~( ゚ー゚)( 。_。)

観返したらまた新しいことに気づいたように思います。

 

また昔に観た韓国映画をもっと観返したいですよ。

 

 

 

 

 

2020年3月6日~15日に開催!

第15回大阪アジアン映画祭

OAFF2020

 

 

 

 

 

公開中の韓国映画ですNEW

 

 

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

 

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクションビックリマークですドンッ

 

 

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開中音譜

 

私もあと2回かそれ以上は劇場で観たいけど、でも、なんかタイミング悪いですね汗

新型コロナウィルスも心配汗

 

 

 

2月24日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

史上最大のマネーゲームが、今始まる。

勝ち残る奴は、誰だ!?

 

 

 

パク・ヨンハ主演

 

 

 

作戦 THE SCAM

 

 

作戦 THE SCAM
原題:작전
英語題:The Scam


(2009年、韓国映画、119分)


監督・脚本:イ・ホジェ
脚色:ホン・ウォンチャン
撮影:キ・セフン
照明:カン・デヒ
音楽:モク・ヨンジン
武術:パク・チョンニュル


<出演>
パク・ヨンハ → カン・ヒョンス 個人投資家
キム・ミンジョン → ユ・ソヨン 資産管理士(PB)
パク・ヒスン → ファン・ジョング 投資会社DGS CEO 元暴力団毒ガス組ボス
キム・ムヨル → チョ・ミニョン 証券ブローカー 投資会社ソジン・アセット 次長
チョ・ドッキョン → パク・チャンジュ テサン土建大株主
キム・ジュンソン → ブライアン・チェ 在米同胞ファンド・マネージャー 本名チェ・ホンマン
イ・ドンヨン → ハン部長 ファン・ジョングの手下
チョ・ジェユン → イ代理 ファン・ジョングの手下
パク・チェウン → トクサン ファン・ジョングの手下
シン・ヒョンジョン → ウ博士 別名 株式殺人魔
クォン・ヒョンジュン → キム・スンボム室長 アナリスト 教祖
ユ・スンモク → ユン・サンテ 教授
キム・スンフン → イ・ジェハク 金融監督院 調査6チーム事務官
チョン・ググァン → パク・ウォンソク マサン(馬山)創投
イ・ヨンイ → ヒョンスの母
パク・ヨンヨン → カン・ジュンス ヒョンスの弟
ペ・ホグン → パク・チヒョク ヒョンスの友人 プログラマー
キム・ヨンフン → ナム・ゴヌ ユ・ソヨンの秘書
パク・パリョン → 金バッチ国会議員
イ・ウンジ → セクシー女 ミヨン
キム・ドンチャン → 金融監督院 調査6チーム長

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 


解説: 人気韓流スターのパク・ヨンハがデイトレーダーに扮し、仲間たちと一攫千金の勝負に挑むサスペンス・ドラマ。株に手を出して借金を背負ってしまったヒョンスは、その失敗を糧に独学で相場を学びプロの個人投資家となる。やがて元ヤクザのジョングから腕を買われた彼は、エグゼクティブたちの資産を管理するソヨンや仕手株界のエースであるミンヒョン、大株主のチャンジュら凄腕のメンバーが顔を揃える巨額の仕手戦に参加することになる。(映画.com

 

映画.comさんのあらすじ、なんか違う・・・(^_^;)

 

 

『作戦』はパク・ヨンハさんが最後に主演した映画作品です。

 

パク・ヨンハさんはこの映画が韓国で公開された翌年、日本でも1月に公開された2010年6月30日に亡くなられました。

 

日本では歌手としても人気だったんだけど、また『冬のソナタ』(2002年)の主演のうちの一人としても有名です。

 

私はパク・ヨンハさんの出演した映画を観たことがなく、観てないことが気にかかってました。

 

だから、『作戦』をこうして観れて、良かったです。

 

Park Yong Ha JAPAN OFFICIAL SITE

(パク・ヨンハさんの公式サイト)

 

『作戦』のパク・ヨンハさん、素晴らしかったです。

 

 

わかる人にはわかるんでしょうけど、『作戦』は私には難しい映画で、人さまに説明するのは無理ですねあせる

説明しようとしたら、大部分よそさんから「コピペ」することになるので・・・。

 

なんしか、韓国映画史上初めて〝株の世界〟を本格的に扱ったとのことで・・・そら難しいわ、私には。

 

でも、観る分にはぜんぜん大丈夫でしたよ(^-^)

 

こんな話です。

 

本来は演劇の方で頑張ってた豊かでない青年、カン・ヒョンス(パク・ヨンハ)ですが就職しようとしても上手くいかず、先輩にも騙され、ふと出会った1冊の本をきっかけに、5年、努力して株のデイトレーダーになります。

10億ウォン稼ぐことを目標にね。

 

 

で、上手いこといってたんですが、カジノで出会った色っぽい美女とも上手いこといったと思ったら、それが罠で、怖いおじさん、ファン・ジョング(パク・ヒスン)が登場。

 

 

ファン・ジョング(パク・ヒスン)は毒ガス組のボスでしたがいろいろ考えて投資会社DGSキャピタル&ホールディングスを設立して裏社会から足を洗おうとしていた。

「DGS」は毒ガス組のイニシャル(^_^;)


監禁されて脅されて、株価操作を仕掛ける裏工作チームに協力するハメになったヒョンスは、、業績不振の建設会社と環境ベンチャーとの合併を背景に、600億ウォン規模の壮大な仕手戦を繰り広げることに。

 

ま、それならそれで、我慢して頑張れば何とか切り抜けられそうに思えたんですが、渡る世間はもっと怖い。


ジョングとチームの参謀チョ次長(キム・ムヨル)の企みによってヒョンスは窮地に追い込まれていく・・・のだったあせる

 

 

ファン・ジョングを演じるのはパク・ヒスンさん・・・善でも悪でも、どっちを演じてもかっこええですね~。

 

でも善の役でも、いつもちょっと悪が入ってる印象ですね。

 

 

証券会社に勤めつつ、ジョングのアドバイザーを務めるチョ・ミニョンを演じるのはキム・ムヨルさん・・・ごめんなさい、この役はかっこよくないですわ~あせる

 

その代わり、超・憎たらしいです。

 

 

ジョングの仲間のファンド・マネジャー、ブライアン。

米国生まれなのかな。

演じるのはキム・ジュンソンさん・・・超・うさんくさいんです(;´∀`)

 

そしてやっぱり憎たらしいむかっ

 

 

ジョングのヤクザ時代からの手下。

 

けっこう前半、笑えます。

私は『ミラーズ・クロッシング』(1990年)を思い出しました~。

 

チョ・ジェウンさんが一番、馴染みがあるけど、ヒゲのイ・ドンヨンさん、巨大なパク・チェウンさんもいっぱい映画に出てはります。

 

 

お金の扱いに慣れた女、ユ・ソヨンを演じるのはキム・ミンジョンさん。

 

私がこれまでに観た出演作は『僕らのバレエ教室』(2004年)だけなんだけど、大人になりましたね~、あの映画では高校生の役やったし。

 

役にはピッタリでしたね。

 

 

ま、最大極悪なファン・ジョングよりも、金が全て、金があれば何してもいい、みたいな卑しい小者感漂いまくるチョ・ミン二ョンとブライアンの二人がイヤでしたよむかっ

 

ホステスさんの横っ面を札束ではたいていじめる場面では久しぶりに激怒しかけましたがな。

 

あと、欲深なおじさんの役でチョ・ドッキョンさんも出てはりまして、またそうゆう役が似合うんですよね~。

 

 

詳しくは書きませんが、後半、登場してくる「ウ博士」・・・この人も好きにはなれないな~。

頭はいいんでしょうけどね、その分、人として大切な何かを失ってるタイプで、人間、バカでも貧乏でも善人の方がなんぼかええよ。

死んだら、一緒。

 

演じるはシン・ヒョンジョンさん。

 

映画の最後を締めるある人物を演じるのはチョン・ググァンさんですよ。

 

 

イ・ホジェ監督は、この『作戦』のあと、2015年に『ロボット、音(ソリ) 로봇,소리』って作品を監督しておられるんですが、この映画、メチャクチャ観たいよビックリマーク

 

 

主演がイ・ソンミンさん、イ・ヒジュンさん、イ・ハニさん、キム・ウォネさん、そしてやっぱりチョ・ドッキョンさん、からの~、シム・ウンギョンも!!・・・ねはてなマーク観たくなるでしょ!?

 

行方不明になった娘を10年も探し続け、ある島にたどり着いたヘグァンは、宇宙から漂着した衛星ロボットを見つけ持ち帰る。そのロボットは世界中の声を認識する能力があり・・・って映画なんだそうですけど、観たいわ~。

 

2017年の大阪アジアン映画祭で上映されたそうですが、リュ・ジュンヨルくんも出てることですし、今からでもDVD発売してほしいものです。

 

박용하&조PD - MONEY

エンドロールで流れるパク・ヨンハ&チョPDの「MONEY」音譜

 

 

難しい、難しいと書きましたが、映画的には韓国映画らしい映画ですし、難しくても十二分に楽しめる作品ではないでしょうか。

 

私もわからないところもあるけど、大筋でちゃんと観えてました。

 

最後、納得のできる終わり方だったし、頑張って観た疲れとともに感動もありました。

 

いわゆる「マネーゲーム」を題材とした映画作品の中では、とてもいい作品ではないでしょうか。

 

観てない方は是非。

 

でわ、またです、アンニョン(^.^/)))

 

 

 

天国のパク・ヨンハさん・・・また一人、この映画を観ましたよ。

 

そして私はパク・ヨンハさんの国、韓国が大好きですキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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インファナル・アフェア 無間序曲 2003年 香港映画

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你好~(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

 

 

ファン・ジョンミンさん主演の傑作2作が4月29日にブルーレイ&DVDで再発されるようですNEW

 

 

『国際市場で逢いましょう』(2014年)はジャケットが変わってブルーレイだけの再発売みたいですね。

 

 

ベテラン [DVD]ベテラン [DVD]
2,245円
Amazon

 

『ベテラン』(2015年)はブルーレイとDVDですね、

 

ただ、この2つ、最初にリリースされたソフトにあった特典ディスクは付かないようです汗

 

とにかく2作ともが、持っておきたい名作ではあります。

 

 

同じ日、『カエル少年失踪殺人事件』(2011年)のDVDも再発売されます。

 

この映画は繰り返し観るのには辛すぎる映画に思いますがあせる

 

こちらの3枚、お値段的には私が思ってた「廉価版」の平均価格ってほど、そこまではお安くはなく・・・ちょっと寂しい汗

これも時代の流れでしょうか汗

近頃は何でも値上がりしていきますし、それが私には恐怖です(>_<)

 

まあ、私は映画のソフトもこの数年間でいっぱい買いましたし、それを観返してるだけでも十分、観るものには困らないんですけどね。

 

 

 

 

 

それはともかく本題は香港映画です。

 

2月22日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

3部作 第2章、それは秘められた過去 ――

 

 

 

悲しいから憎むのか

憎むから悲しいのか

 

 

 

インファナル・アフェア

無間序曲

 

 

インファナル・アフェア 無間序曲
原題:无间道2 / 無間道II
英語題:Infernal Affairs II
韓国語題:무간도 II - 혼돈의 시대


(2003年、香港映画、119分)

監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作:アンドリュー・ラウ
製作総指揮:ジョン・チョン、ダニエル・ユン、マー・パオピン
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
撮影:アンドリュー・ラウ ン・マンチン
美術:ビル・ルイ
衣装:シルバー・チョン
編集:ダニー・パン、パン・チンヘイ
音楽:チャン・クォンウィン
アクション指導:リー・タッチウ


アンソニー・ウォン - ウォン警部
エリック・ツァン - サム
エディソン・チャン - ラウ
ショーン・ユー - ヤン
カリーナ・ラウ - マリー(サムの妻)
フランシス・ン - ハウフ
フー・ジュン - ルク
チャップマン・トウ - キョン
ロイ・チョン - ロ・ガイ
リウ・カイチー - サンスク
チウ・ジョンユー - マリー
ケリー・フー - メイ
アーサー・ウォン - コッワ
ヘンリー・フォン(フォン・ピン) - カムディ
ピーター・ゴウ - ハクワイ
テディ・チャン - マン・チン

配給:コムストック

 



解説: 大ヒット作「インファナル・アフェア」の監督・脚本家が前作の11年前を描く続編。第3作「インファナル・アフェア 終極無間」へと続く3部作の第2作。中国への返還に揺れる香港で、マフィアの大ボスが暗殺され、次男ハウが2代目の大ボスになったのを危険視した警察は、ハウの異母兄弟であるヤンを組織に潜入させる。一方、マフィアは新興マフィアのサムの子分、ラウを警察に潜入させるが、彼は大ボスの暗殺に加担していた。(映画.com

 

 

『インファナル・アフェア』、『無間道』の続編ですが、前作から11年ですか、時間をさかのぼることで、ヤン、ラウ、サム、そしてウォン警視の過去を描く・・・まさしく「序曲」にあたる映画ですね( ゚ー゚)( 。_。)

 

一作目の公開後、すぐにこの脚本で映画を一気に完成させてる香港映画のエネルギーが凄いと思いました。

 

 

一作目ではトニー・レオン、アンディ・ラウだったですが、二作目ではヤンをショーン・ユー、ラウをエディソン・チャンがそれぞれ演じてますね。

 

似てる度・同一人物度ですが、私としては、あまり高くないと感じました。

 

私は時々、この人は後のヤン、この人は後のラウと頭の中で確認してしまいましたよ汗

 

エディソン・チャンは『ダークナイト』(2008年)にも出てたんですか。

知りませんでした。

現在のところ、私はエディソン・チャンの他の出演作を観てないようです。

芸以外のことにはここでは触れないことにしましょう。

 

ショーン・ユーの出演作は『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(2009年)と『ヘリオス 赤い諜報戦』(2015年)を観てました。

でも、そこまで強い印象を受けるにはいたらず・・・。

 

二人が出演している『頭文字D THE MOVIE』(2005年)はDVDを持ってるので、また観ます・・・私はいつも遅いですよね(^_^;)

 

 

時間がさかのぼるってこと、それから主要キャスト以外には何も知らずに観てたんですが、ムードは一作目と同じですね。

同じ映画ビックリマークって感じでした。

当たり前か(^_^;)

 

いや、とにかく、前作を観てからすぐにこの二作目を観た私ですが、スッとその映画世界に入れたと思うのでありがたいと思った。

それが続編を観る時の不安でもあり、また喜びでもある。

 

なんだか、一作目よりもノアール感、ゴッドファーザー度が高いと思ったんですが、それはフランシス・ンさん演じる、ドン(首領)、ンガイ・ハウとその周囲の人物が新しく登場したからではないかと思いました。

 

 

一作目から引き続きサムを演じたエリック・ツァンさん。

 

サムが主人公の『スカーフェイス』(1983年)みたいな映画を作ってほしかったほどですね・・・ってゆうか『スカーフェイス』も観たいです。

 

エリック・ツァンさんの愛されキャラも相まって、サムの生き様にも魅力を感じまくりでした。

 

でも、11年前のウォン警部(アンソニー・ウォン)とすでにあんなに密な関係だったとは。

 

ウォン警部がサムに近づいたのにはある理由があったのですが、彼の目論見は成功する。

しかし、です。

 

 

今回、一番、かっこいいビックリマークと興奮したのが香港を支配するドンになるンガイ・ハウ(倪永孝)を演じるフランシス・ン(吴镇宇)さんでした。

 

出演シーンの全てが・・・最高ドンッ\(^o^)/ドンッ

 

これまでに、『風雲 ストームライダーズ』(1998年)、『電脳警察サイバースパイ』(2000年)、『ノイズ』(2001年)、『ラヴァーズ・アンド・ドラゴン』(2004年)、『ラスト・シャンハイ』(2012年)といった出演作を観てるのですが、ごめんなさいあせる

あまり印象になく(>_<)

 

 

いわゆる世襲制で黒社会のトップを継ぐ形なのですが、このメガネが象徴するがごとくにとにかく頭がいい。

そして、また隠された残忍性も。

 

いや~、ホンマ~、かっこええわ~。

 

この映画はサムとンガイ・ハウの映画でもある・・・。

 

 

ウォン警部よりも若そうだけど先に出世しはったらしいルク警視(陆启昌)を演じるフー・ジュン(胡军)さん・・・『孫文の義士団』(2009年)で演じた暗殺団のリーダー、将軍イエン・シャオグオがホントに素晴らしかったので、出てきはった時は気持ちが上がりましたね~(≧∇≦)

 

イエン・シャオグオでは眉毛を剃ってらしたんですがね~、それがまたなんか好きで・・・今回、わかったのはかなり背が高いってことですね。

 

ルク警視とウォン警部の関係もいいんですよね。

トランプを使った賭けでどっちが主導権か決めるとかね、その最後のトランプの賭けの場面のセリフも良かったですわ~。

 

 

もちろん、後のウォン警視、11年前のウォン警部を演じるアンソニー・ウォンさんもかっこよかったです。

 

いや~、香港映画を観る前は「変な人」、「怖い人」って印象だったんですが、申し訳ない(>_<)

それもこれもあの「人肉饅頭」の評判のせいですがあせる

 

 

一作目で強い印象を残したキョン(チャップマン・トウ)も登場。

えらく呑気なセリフを言いまくる。

 

でも、この二作目ではそこまでではなかったです。

 

あと、タイの方の組織とサムの関係もそりゃ一作目の時点で親密になってたのでわかりますが、ここはちょっと後付けっぽいかな。

 

そして、女性キャラも複数、出てきますが、これはやっぱり男の映画。

 

でも、ラウ、ヤン、サムのせつない過去を知りました。

 

ウォン警視は女性がらみの過去は描かれないけど、彼もまた『無間道』の人なのでした・・・。

 

 

登場人物も増えて、話が複雑化したことの面白さはあるのですが、私が感じる映画的うねりは、そのことでやや分散化した印象です。

細かくなったとゆうか。

 

ラストへの物語の流れは一作目の方が強いと思います。

 

でも、二作目も強いセンチメントがあるし、途中にも泣ける場面がありましたね。

 

香港が返還されるところ、良かったなあ。

 

特に良かったのは一作目ではそこまで描かれなかった香港黒社会の生々しさです。

 

これはおそらく、後の映画にまた影響を与えたじゃないでしょうか。

 

 

一作目と同じ作風で一作目とは違う面白さのある、話がさかのぼる続編でした。

いわゆる「プリクエル」型の、前日譚モノとして理想的だったのではないでしょうか。

 

私はとても気に入りました。

 

ヤン、ラウも良かった、ウォン警部もサムもルク警視も良かった、でも、ンガイ・ハウが今回、観ててホントに良かったですクラッカー

 

 

そんな感じで、また少し間を空けてからついに三作目、『インファナル・アフェアIII 終極無間』(2003年)を観ようと思います。

 

皆さま、素晴らしい傑作をオススメいただき、ありがとうです!!

 

でわ、でわ・・・今日も最後まで謝謝ビックリマークでしたキスマーク

拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 スウィング・キッズ 2018年 公開中

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2020年3月6日~15日に開催!

第15回大阪アジアン映画祭

OAFF2020

 

 

 

 

 

公開中ですNEW

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクションビックリマークですドンッ

 

 

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開中音譜

 

 

 

これから公開される韓国映画も期待度高しです!!

 

 

 

3月13日から公開

 

ムルゲ 王朝の怪物

ムルゲ 王朝の怪物 公式サイト

 

 

 

3月20日から公開

 

人間の時間

映画 『人間の時間』 公式サイト

 
 
 
3月27日から公開
 
映画 『幼い依頼人』 公式サイト

 

 

 

4月3日からはキム・ユンソク&チュ・ジフンの『暗数殺人』(2018年)も公開ですが・・・これが怖い(>_<)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ついにこの作品を観てきましたドンッカチンコドンッ

 

 

 

 

 

捕虜収容所で結成された

ダンスチームの友情と青春

 

D.O.主演!

夢と希望をかけた挑戦が今、幕を開ける!

 

 

 

激動の1951年 ――

捕虜収容所で結成された、

国籍も身分も異なる

寄せ集めのタップダンスチーム

 

 

 

 

 

スウィング・キッズ

 

 

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

 

ひらめき電球劇場情報ひらめき電球

 

北海道・東北
北海道 札幌シアターキノ 3月28日
青森 シネマディクト 4月4日
青森 フォーラム八戸 4月9日
岩手 盛岡ルミエール 5月1日~5月14日
宮城 フォーラム仙台 2月21日
山形 フォーラム山形 4月30日
福島 フォーラム福島 4月30日

関東
東京 シネマート新宿 2月21日
東京 グランドシネマサンシャイン 2月21日
東京 TOHOシネマズ錦糸町 2月21日
東京 立川シネマシティ 2月21日
神奈川 横浜ブルク13 2月21日
神奈川 川崎チネチッタ 2月21日
千葉 TOHOシネマズ ららぽーと船橋 2月21日
千葉 TOHOシネマズ 市原 2月21日
千葉 TOHOシネマズ 八千代緑が丘 2月21日
栃木 小山シネマロブレ 5月22日~6月4日
栃木 宇都宮ヒカリ座 7月11日~7月24日
群馬 シネマテークたかさき 3月28日~4月10日

中部
長野 長野ロキシー 4月4日
長野 佐久アムシネマ 4月3日
長野 塩尻東座 4月11日
石川 金沢シネモンド 4月18日
静岡 静岡東宝会館 2月21日
静岡 シネマサンシャイン沼津 4月3日
静岡 浜松シネマイーラ 4月18日~5月1日
愛知 ミッドランドスクエア シネマ 2月21日
三重 伊勢進富座 4月11日
 
近畿
大阪 シネマート心斎橋 2月21日
大阪 シネ・リーブル梅田 2月21日
京都 MOVIX京都 2月21日
兵庫 神戸国際松竹 2月21日

中国・四国
香川 ホール・ソレイユ 3月27日
愛媛 シネマサンシャイン大街道 4月3日
     
九州・沖縄
福岡 KBCシネマ 2月29日
佐賀 シアターシエマ 5月1日
熊本 Denkikan 3月27日
大分 大分シネマ5 3月28日
大分 別府ブルーバード劇場 4月24日
沖縄 桜坂劇場 3月21日

 

 

スウィング・キッズ
原題:스윙키즈
英語題:Swing Kids


(2018年、韓国映画、133分、PG12)

 

監督・脚本:カン・ヒョンチョル
原案:キム・シヌ

製作総指揮:キム・ウテク

PD:ユ・ソングォン、アン・ヒジン
助監督:カン・スンヨン、イ・スンフン
撮影:キム・ジヨン
照明:チョ・ギュヨン
音楽:キム・ジュンソク、ク・ボンチュン
武術:ユ・サンソプ、クォン・ジフン

出演:
ト・ギョンス(D.O.) - ロ・ギス
ジャレッド・グライムス - ジャクソン
パク・ヘス - ヤン・パンネ
オ・ジョンセ - カン・ビョンサム
キム・ミンホ - シャオパン
ロス・ケトル - 所長
A・J・シモンズ - ジェイミー
ソン・ジェリョン - サムシク
イ・ギュソン - マンチョル
イ・デビッド - クァングク
イ・ユルリム - ファン・キドン
キム・ドンゴン - ロ・ギジン
パク・チンジュ - リンダ
チュ・ヘウン - メファ
パク・ヒョンス - 通訳
イ・ドンヨン - 闇屋
チェ・ウンギョン - ナンシー
イ・ランソ - ステイシー
イム・ソヨン - キャンディ
キム・ウンジュ - ウェンディ
パク・チウン - バーバラ
オ・ギョンファ - ジュリア

特別出演:
キム・ミンジェ - ロ・ギジン 声

配給:クロックワークス

 

 

今はちょっと心置きなく映画館で映画を楽しめるって状況じゃないんですが・・・これは観逃せない。

 

ともかく、ああ、ついに観てるなあ、って感じでした。

まず、感慨深かったですね。

 

で、どんな映画もそうなんですが、やっぱり何も知らずに観る方がいい。

 

うちのブログではネタバレをしませんが、映画について少しも知りたくない方はご注意ください。

 

 

『スウィング・キッズ』はカン・ヒョンチョル監督の4作目です。

 

カン・ヒョンチョル監督のこれまでの作品は、この3作。

 

過速スキャンダル 2008年

サニー 永遠の仲間たち 2011年

タチャ 神の手 2014年

 

説明不要とゆうか、韓国映画が好きなら、いや、映画が好きなら『サニー』は必ず観ますよね。

 

『過速スキャンダル』や『神の手』も大好きだけど、私もやっぱり『サニー』ですよね~。

『サニー』はこの世のすべての映画から選んだ私のベスト10にも必ず入る映画です。

 

だから『スウィング・キッズ』を観に行くのは当然のことでした。

 

 

1951年、朝鮮戦争の時の話。

最大規模の巨済(コジェ)捕虜収容所には大勢の人たちが収容されていた。

 

実態として、ただこの戦争の敵になる北の兵士だけが収容されてるって感じじゃないんだけど、これは米軍が、北の人か南の人か、兵士か民間人か区別できないから入らなくていい人まで入れられてしまっているってゆう理不尽なんだけど、この事情と状況はパンフレットに載ってる崔 盛旭先生のコラムに詳しいので是非、読んでおきたいところです。

 

とにかく・・・そこでダンスチーム5人組が(かなりドタバタしながら)結成された!!

 

 

優れた身体能力に恵まれた北の反抗的な兵士、ロ・ギス。

トラブルに見舞われた時の切り返しも見事。

 

演じるはもちろんEXOディオくん。

 

アメリカの踊りなんか踊れるか~むかっと撥ねつけてみたが、寝ても覚めでもその踊りのことが頭から離れず体が勝手に動きだす~あせる

 

問題は普通、こうゆう映画の主人公は最初はカッコ悪くて徐々にかっこよくなっていくものだけど、ギスは最初からかっこいいビックリマークってこと。

 

彼には「前線の英雄」と讃えられる兄のロ・ギジンがいるらしいのだが・・・はてなマーク

 

 

以前はタップダンサーだったジャクソン。

階級は上なのにアフリカ系であるがゆえに、他の兵士から見下されている。

本来は軍人なんて向いてなかったはずの人なのに・・・。

沖縄に結婚したい女性がいる。

 

所長からの命令でイヤイヤながらダンスチームのメンバーを選ぶことになるが、なぜかノリノリな人がまず2名、自分から売り込んできたドンッ

 

ジャクソンを演じるのはジャレッド・グライムス・・・ブロードウェイミュージカルの最優秀ダンサーに授与される「アステア賞」を受賞してるってことは、やはりビックリマーク

その本格派の卓越したタップダンスのテクニックと興奮をスクリーンで体感せよ!!

 

 

食べものを求めて収容所へやって来たがいきなり迫力あふれる歌声を披露、まず最初の見せ場をかっさらうヤン・パンネ。

 

もう一個、特別な技があったが、けっこう適当・・・お陰でジャクソンの怪訝そうな表情は続く。

 

演じるはパク・ヘス・・・さすがは『サニー』のカン・ヒョンチョル監督、女の子を可愛く撮らせたらピカイチキラキラ

 

姉貴分のリンダねえさんを演じるのは『サニー』の罵詈雑言担当、パク・ジンジュビックリマーク

 

 

え~、望みは離ればなれになってる妻との再会だけビックリマークのカン・ビョンサム。

 

この人こそ、なんで収容所に入れられてるのか、気の毒で仕方ないけど、オーディションでは全力で己の技をキッチリ披露!!

そん時の周囲の人たちの「おおお」とゆうどよめきが私は大好きです。

 

演じるは『エクストリーム・ジョブ』(2019年)では「テッド・チャン」なんてゆう胡散臭すぎる役を演じていたオ・ジョンセさん。

 

ネタバレになりますが・・・オ・ジョンセさん、かっこいいです。

いや~、こんなかっこいいオ・ジョンセさんを見ることになるとは!!

 

 

出し抜けに登場して意外な動きで観客を確実にフリーズさせる中国人のシャオパン・・・いちいち言うことが不思議な人。

 

私、てっきり、シャオパンを演じた俳優さんは撮影後、中国へ帰っていったとばかり思ってたんだけど・・・演じるキム・ミノさん、これまでに『장례희망 Fake funeral』(2015年)って27分間の短編映画で主演されたことがあるそうですが、それ以外は謎。

わかってることは強烈な個性とコメディ勘の持ち主だってことですね。

 

 

まずチームとして何をするかの前に、やるかどうかですでに右往左往してたりするんですが、その前半の流れ、嬉しかったですね~。

 

あ~、これ、これ、これや、観たいのは!!って感動でした。

 

さすがは、カン・ヒョンチョル監督・・・笑わす笑わすビックリマーク

カン・ヒョンチョル監督の笑いのリズムが大好きですヾ(*´∀`*)ノ

 

そしてカメラワークですか、凄いですね、エキサイティングとゆうか・・・映画を観ながらすごく高ぶりました。

 

そして映画の表現がまた新しく進化してると実感できるんよ。

何度も凄い!!って驚きましたもん。

 

このまま、このままで続け~、ずっとこれを観てたい~、って思ってました。

 

だから言ったでしょ~、私は韓国映画を観てられたら、もうそれで他には何もいらないって・・・(≧∇≦)

 

 

ネタバレになってしまうので、知りたくない方は気をつけてください。

 

映画で流れる主な曲はこういった曲・・・。

 

私としては観る前に知らない方がいいと思う・・・。

 

サウンドトラック


Side A
1. "Caldonia" Louis Jordan
2. "If I Knew You Were Comin' I'd've Baked a Cake" Eileen Barton
3. "Shout" The Isley Brothers
4. "Hava Nagila" (하바나길라) Rita Kim
5. "Joy" (환희) Jung Su-ra

Side B
1. "Prelude and Fugue in C major, BWV 846" (평균율 1권 1번 다장조) Bach
2. "Modern Love" David Bowie
3. "The Christmas Song" European Jazz Trio
4. "Sing Sing Sing"    Benny Goodman
5. "Free as a Bird" The Beatles

 

1951年にはまだ生まれていなかった曲も使われるわけですが、それがカン・ヒョンチョル監督とキム・ジュンソク音楽監督の方針だったようですね。

私もその選択で正しかったと思いました。

 

それにしても、幾つかの選曲には驚かされましたね。

これかビックリマークって。

 

最後の方ではアイリーン・アイバースの「Nearer My God To Thee」も聴けました。

 

 

また少し深めに書きますね。

 

出てるって知らなかったんだけど、グァングクって役で、イ・デビッドくん、出てきます。

 

イ・デビッドくん・・・なんでいつもこんなに心かき乱される演技をするんだろうか!?

 

出てきた瞬間、泣いてしまいましたよ。

彼の登場で映画の色合いが一気に変化していったように思います。

 

グァングクを演じる彼は圧倒的にパワフルでした。

これまでで最高の名演でしょう。

 

もう一人、ある人物が登場します。

ある有名な文学・映画にオマージュを捧げたようなキャラクターが。

この人物の存在も私の哀しみを強くさせるのです。

 

『スウィング・キッズ』は私の予想を超えてくる映画でした。

 

 

これは青春の映画で、仲間の映画で、タップダンスの映画で、そして、そう、戦争の映画でした。

 

笑えるし、エキサイティングで、感情を揺さぶられ、嗚咽もする映画です。

 

強い怒りと強い哀しみに満ちた映画で、それを鎮めるのにはどうしたらいいのか、悩むしかない映画でした。

 

ああ、カン・ヒョンチョル監督はこんなことを考えていたのか、とショックでした。

 

何度も観るのはきついかもしれないなあ・・・。

 

でも、私が漠然と考えていたことをハッキリと観せてくれる作品だったことは間違いないと思いました。

 

 

パンフレットは800円(税込)です。

 

・ ディレクターズ・メッセージ 監督 カン・ヒョンチョル

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ コラム1 崔 盛旭(映画研究者)

・ コラム2 桑畑 優香(ライター・翻訳家)

・ キャスト・プロフィール

・ 監督 / 脚本 カン・ヒョンチョル

・ カン・ヒョンチョル監督 インタビュー

・ D.O. インタビュー

・ プロダクション・ノート

・ プレイリスト(曲目)&作品データ

 

いいパンフレットです。

映画を観たら是非、買った方がいいですよビックリマーク

 

 

『スウィング・キッズ』は『パラサイト 半地下の家族』(2019年)と同じくらい凄い傑作でした。

 

この感動を多くの人とわかち合いたい気分でいっぱいです。

 

是非、劇場で観てください!!

 

でわ、ありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

天国の門 1980年 マイケル・チミノ監督作品

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アンニョン(^-^)ノ

 

いつも読んでくださり、本当にありがとうございますキスマーク

 

詳しくもない、作品をたくさん観てない私が、本物の映画ファンのブロガーさんたちに混ぜていただき、こうして映画について書いていけるだなんて、ホントに感謝しなければならないと思ってます、カムサハムニダ。

 

これからはこれまでよりもなおいっそう、謙虚に書いていこうと思います、映画(と、あと、ちょっと音楽とか)についてだけですがビックリマーク

 

 

 

第43回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞ですが『新聞記者』(2019年)のシム・ウンギョンが受賞したそうですね。

うち観てますやん、劇場でひらめき電球∑(゜∀゜)

 

いや~、チンチャ良かったね~、シム・ウンギョンっし、심은경씨、おめでとうございます、チュカヘヨ~、축하해요クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー

 

でも私的には、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(2019年)の演技の方が好きなんだけど・・・そんなことは言わない、言わないあせる

 

ほんま、そうゆうことなら日本アカデミー賞を見といたら良かったです。

『翔んで埼玉』(2019年)もはよ観たいし・・・。

 

 

 

さて、現在とこれから、劇場で公開される韓国映画の告知です。

 

 

 

2020年3月6日~15日に開催!

第15回大阪アジアン映画祭

OAFF2020

 

韓国映画も上映されてますね。

 

『チャンシルは福も多いね』 Lucky Chan-sil (2019年、韓国、95分)

 監督:キム・チョヒ

 

『家に帰る道』 Way Back Home (2019年、韓国、113分) 監督:パク・ソンジュ

 

そして、特集企画《祝・韓国映画101周年:社会史の光と陰を記憶する》の4作品ですね。

 

本当は私も観に行くべきなのですが・・・行ける人は是非ビックリマーク

 

 

 

 

 

で・・・公開中ですNEW

 

 

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

 

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

 

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開中音譜

 

 

 

これから公開される韓国映画も楽しみです!!

 

 

 

3月13日から公開

 

ムルゲ 王朝の怪物

ムルゲ 王朝の怪物 公式サイト

 

 

 

3月20日から公開

 

人間の時間

映画 『人間の時間』 公式サイト

 

 

 

3月27日から公開

 

幼い依頼人

映画 『幼い依頼人』 公式サイト

 

 

 

そして4月3日からはキム・ユンソク&チュ・ジフンの『暗数殺人』(2018年)も公開ですNEW・・・忙しいあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月25日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

天国の門 Heaven's Gate

 

 

天国の門
原題:Heaven's Gate
韓国語題:천국의 문
中国語題:天堂之门 


(1980年、アメリカ映画)


ワークプリント・カット版:325分
最初の「プレミア」リリース版:219分
2番目のディレクターズ・カット版:149分
ラジカル・カット版:219分
デジタル復元されたディレクターズ・カット版:216分

監督・脚本:マイケル・チミノ
音楽:デイヴィッド・マンスフィールド
撮影監督:ヴィルモス・スィグモンド

ジェームズ・エーヴリル - クリス・クリストファーソン
ネイサン・D・チャンピオン - クリストファー・ウォーケン
エラ・ワトソン - イザベル・ユペール
ウィリアム・C・アーバイン - ジョン・ハート
フランク・カントン - サム・ウォーターストン
エグルストン - ブラッド・ドゥーリフ
レヴェランドの医師 - ジョセフ・コッテン
ジョン・L ・ブリッジズ - ジェフ・ブリッジズ
トラッパー・フレッド - ジェフリー・ルイス
チャーリー・レザック市長 - ポール・コスロ
カリー - リチャード・マスア
ウォルコット少佐 - ロニー・ホーキンス
ミナルディ船長 - テリー・オキン
ジェイク - トム・ヌーナン
ニック・レイ - ミッキー・ローク
美しい少女 - ロザンヌ・ベラ
小さな男 - ニコラス・ウッドソン
クレジットなし - ウィレム・デフォー

 


解説: 1890年、ワイオミング。東欧からの移民が押し寄せる中、家畜業者の会議が開かれ、牛泥棒という名目で移民125名の死刑執行が決定される。これに立ち向かう保安官のアベリル。町には傭兵たちが集結し、ついに戦争の火蓋が切られる……。「ディア・ハンター」で名声を得たマイケル・チミノ監督がアメリカ史の恥部と言われたジョンソン郡戦争を題材にして作り上げた西部劇超大作。興行的失敗で製作元のユナイト映画は倒産。219分の完全版も88年に日本公開された。(映画.com)

 

 

家族で映画の話をし始めた頃、母はいつも、自分が好きな映画は『スケアクロウ』(1973年)と『ディア・ハンター』(1978年)だと言ってました。

 

『スケアクロウ』のことはともかく、だから、私も十代の半ばくらいにですが、『ディア・ハンター』を観てます。

とにかく、ジト~と汗をかくほどに圧倒されたんですが、感動と同時に嫌悪感も感じたことを覚えてます。

つまりそれは戦争の恐ろしさってこともあったんだと思います。

 

それから何度か観返すことになって、母に『ディア・ハンター』のブルーレイをプレゼントしたりして、そのうちに、前半のスティービーとアンジェラの結婚式や鹿狩りの場面の方が印象的になってきました。

何度も観返したくなる名作なのだ、『ディア・ハンター』は。

 

ディア・ハンターの監督さんは、マイケル・チミノ。

2016年の7月に死んでしまわれました。

 

マイケル・チミノの長編監督作品は7作・・・少ないですね。

 

サンダーボルト 1974年

ディア・ハンター 1978年

天国の門 1980年

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン 1985年

シシリアン 1987年

逃亡者 1990年

心の指紋 1996年

 

どれか一本を選ぶのなら私は『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』でしょう。

よく考えてみたら『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』は私がアジア映画にハマる前にグッときた「中国モノ」でした。

中国人の人たちには悪い気がしますが・・・(悪役なため)。

でも、かっこいいんですよ、映画では、チャイニーズ・マフィア。

 

で、『ディア・ハンター』を観たずっとあとで、マイケル・チミノ監督の他の映画のことも本とかで知り、183分の『ディア・ハンター』よりもまださらに長い219分の『天国の門』を観たいと思いました。

私は長~い映画が好きなので。

短い映画も好きですがね。

 

が、思ったんですが、なかなか観ませんでした。

いつも観たい~、観たい~とは思ってたんですが。

 

でも、とうとう観る時が来ました・・・。

 

 

まず、ガッカリしたのはDVDの画質でした。

10年前ならこれでもありがたかったのでしょうけれど、映像=絵がホントに美しい映画だったので落胆を禁じえません汗

 

お金に余裕のあるファンの方は『天国の門 完全版』のBlu-rayを買われた方がいいかもしれない。

私は観てないわけですからいい加減なことは言えませんが(ブルーレイは219分じゃなく216分と短いそうです)。

 

ストーリーはマクザムさんのHPに載ってるものを転載させていただきますね。

 

Story

1870年、ハーバード大学の卒業式に参加するジェームズ・エイブリルとビリー・アーヴァイン。仲間たちと騒ぎ、浮かれる彼らの前には前途洋々たる未来が広がっているように見えた。それから20年後、ジョンソン郡の保安官となったジェームズは、ビリーと再会を果たす。この土地では、ロシアや東欧からの移民が増加、牛泥棒などの犯罪も増え、住民たちと軋轢が生じていた。牧場主となっていたビリーは、自分が所属する牧場主協会が、移民による犯罪に対処すべく、彼らの処刑を計画していることを知り、ジェームズに打ち明ける。非道な企みに憤りを覚えたジェームズは、移民たちを逃がそうと考えるのだが…。

 

これ、全体の20%くらいですね。

「19世紀末にアメリカで起きたジョンソン郡戦争に着想を得た」作品だそうですが、さすがは219分もある大長編なので、長くて壮大ですわ。

 

でも、私は少しも退屈したりしなかったし、余裕だった。

後半にいくにしたがってハラハラドキドキさせられてました。

 

ただ、主人公はジェームズ・エイブリル(クリス・クリストファーソン)とビリー・アーヴァイン(ジョン・ハート)とゆうよりも、ジェームズ・エイブリルとネイサン・D・チャンピオン(クリストファー・ウォーケン)、そしてエラ・ワトソン(イザベル・ユペール)の三角関係の趣が強いと思いました。

 

そこ、『ディア・ハンター』のマイケルとニックとリンダの関係を思い出しますね。

 

ストーリーはともかく、そういった二人の男と一人の女の話でもあり、そしてアメリカは移民の国です、先に来て富を得ていた者たちが、後から来て貧しいままの者たちを疎んじ、ついには政治まで動かして虐殺しようとする話ですね。

主人公のジェームズ・エイブリルは後から来た移民たちが殺されることを何とか阻止しようとします。

 

驚いたのは、後半で急に「休憩」が始まったことです。

そんなに長い「休憩」ではないけれど。

 

 

この映画には、膨大な予算を使って作ったのに公開したらズッコケて制作会社ユナイテッド・アーティスツが倒産したって有名なエピソードがあります。

 

それを知った時、じゃあ、映画として完成度が高くないのだろうと観もせずに思ってました。

実際、『ディア・ハンター』は公開から時が過ぎても映画ファンの誰からも愛されてますけど、『天国の門』のことはあまり映画ブロガーさんの記事でも読んだことがないように思えました。

 

観終えて私は、『天国の門』が『ディア・ハンター』よりも劣っているとは思いませんでした。

映画としてのエナジーや圧は『ディア・ハンター』の方が強く感じると思うけど・・・『天国の門』も素晴らしい映画だと思います。

 

なぜコケたか理由がわからないっちゅうか。

 

 

途中でアッと思ったのが、「ニック・レイ」の役で登場するミッキー・ロークさん。

 

 

短い出演でしたが、見つけた時は嬉しかったですよ。

ひらめき電球って。

 

ウィレム・デフォーさんも出てるそうですが気づかへんかったあせる

 

主演のクリス・クリストファーソンさんといえば歌手でもありますね。

私の好きなジャンルの方なので聴いててもおかしくなかったんですが・・・アルバム1枚聴いてませんあせる

 

そういえば『タクシードライバー』(1976年)でトラヴィスがベッツィにプレゼントする(そして突き返される)レコードってクリス・クリストファーソンさんの1971年のアルバム、『The Silver Tongued Devil and I』なんですよね・・・。

 

 

 

俳優さんとしては『 PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001年)が印象的だなあ、それしか劇場で観た映画もなさそうですし。

 

クリストファー・ウォーケンもかっこよかったし、イザベル・ユペールも素敵でした。

可愛かったですね。

 

若き日のジェフ・ブリッジスも印象的でした。

 

楽しい物語ではないけど、『ディア・ハンター』、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』と同じく、アメリカの歴史や現実の暗い面を美しく撮る、そんなマイケル・チミノ監督の芸術に魅せられたように思います。

 

撮影はヴィルモス・ジグモンド・・・『スケアクロウ』や『ディア・ハンター』も担当したそうです。

 

長い映画だけど、観てない方はまた観てみてください。

 

でわ、ありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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韓国映画 マイ・ラスト・ラブ 私に残った愛を 2017年

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

すみません、コメントのお返事は今晩、必ず書きますねあせる

 

 

 

 

 

2020年3月6日~15日に開催!

第15回大阪アジアン映画祭

OAFF2020

 

韓国映画も上映されてますね。

 

『チャンシルは福も多いね』 Lucky Chan-sil (2019年、韓国、95分)

 監督:キム・チョヒ

 

『家に帰る道』 Way Back Home (2019年、韓国、113分) 監督:パク・ソンジュ

 

そして、特集企画《祝・韓国映画101周年:社会史の光と陰を記憶する》の4作品ですね。

 

 

 

 

 

【公開中の韓国映画】

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開中音譜

 

 

 

 

 

【これから公開される韓国映画】

 

3月13日から公開

ムルゲ 王朝の怪物

ムルゲ 王朝の怪物 公式サイト

 

3月20日から公開

人間の時間

映画 『人間の時間』 公式サイト

 

3月27日から公開

幼い依頼人

映画 『幼い依頼人』 公式サイト

 

4月3日からはキム・ユンソク&チュ・ジフンの『暗数殺人』(2018年)が公開ですビックリマーク

 

でも、私が観に行くかはわからんよビックリマークあせる

まあ、『ムルゲ』は行くでしょうね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月3日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

もっと遅くなる前に

伝えようと思います。

 

 

 

マイ・ラスト・ラブ

私に残った愛を

 


 

マイ・ラスト・ラブ 私に残った愛を
原題:내게 남은 사랑을
英語題:My Last Love


(2017年、韓国映画、110分)


監督・脚本:チン・グァンギョ
脚本:イ・ソンギョン
潤色:オ・ミソン
原作:チェ・スンホ
PD:ナ・ヨングク
助監督:ユン・ホンソン
撮影:キム・ミンス
照明:キム・ユシン
音楽:ソク・スンヒ
日本版 エンディング曲 「心が届くように」 歌手:RUNY(ロニー)
美術:イ・ユンギョン(1M)

出演
ソン・ジル → キム・ボンヨン 現場所長 リオン建設
チョン・ミソン → ファヨン ポンヨンの妻
グォン・ソヒョン → キム・ダルニム ポンヨンの娘 双子
ホンソク(PENTAGON) → キム・ウジュ ポンヨンの息子 双子
イ・イェウォン → キム・ビョルニム ポンヨンの娘
イ・ユンゴン → ミンジェ スンジョンの夫 ブラザーズ家具
チョン・スヨン → スンジョン ポンヨンの妹 ブロンシス
イ・ビョンジュン → チョン牧師
ヨ・フェヒョン → ヨハン タルニムのバンド仲間
シン・ムンソン → ソン班長 リオン建設
チョ・ホチョン → チェ班長 リオン建設
イ・ヒョヌン → 部長1 ポンヨンの上司 リオン建設
チョン・ウイル → 部長2 リオン建設
チョ・ミチョ → 勧士1
キム・ミヒャン → 勧士2
ナム・ジンボク → 入院患者 職場同僚

特別出演
トン・ヒョンベ → チョ理事

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

主演はソン・ジルさんです。

 

ソン・ジルさんが主役の映画は珍しい気がします。

 

ソン・ジルさんは私の中では強い印象を残す脇役の人を演じてるイメージです。

 

でも、まだ観てないけど、『特殊工作員 ヒドゥン・プリンセス 北朝鮮+韓国 VS CIA』(2002年)では主役っぽい感じなのかな、と予想してますけど。

 

一番好きな役は『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)の最後で出てくるチュナの弁護士さんかなあ。

 

 

リオン建設に務めるキム・ボンヨンさん(ソン・ジルさん)。

 

家族は妻のイ・ファヨン(チョン・ミソンさん)、双子の高校生たち、ウジュ(ホンソク)とダルニム(クォン・ソヒョン)、そして目に入れても痛くない末っ子のビョルニム(イ・イェウォン)の5人。

 

ボンヨンさんはもちろんそれなりに家族を愛していて、大切にしているつもりなのですが、いかんせん仕事が忙しい。

 

 

現場所長とゆう責任のある立場です。

建設の仕事ですので安全面にはホントに気を使うの。

 

その上、夜は夜で上の人たちから呼び出されて毎晩、酒席に付き合わされ、そして会社のチョウ理事(トン・ヒョンベ)は年上のボンヨンさんにいろいろ細かい手伝いを頼むのだった。

 

だからボンヨンさんが家族と過ごせる時間は少ない・・・。

 

日曜日には家族で教会へ行くのですが、ボンヨンさんは抜け出して妹、スンジョン(チョン・スヨン)の夫、ミンジェ(イ・ユンゴン)とまたお酒を飲んだりもする。

 

 

前列左からボンヨンさん、ビョルニム、奥さまのファヨン。

後列左から息子のウジュ、娘のダルニム、そしてボンヨンさんの妹のスンジョンとその夫のミンジェです。

 

 

息子のウジュには家庭教師や塾にお金を使い、成績は優秀です。

ボンヨンさんはそれが嬉しかった。

 

でも、娘のダルニムは歌手になる夢ばかり追いかけて勉強はおろそか。

ボンヨンさんはやっぱりそれが気に食わない。

 

娘は娘で自分の本心を知ろうともしない、顔を合わせると小言を言う父親のことがだんだん本気で嫌いになってきた。

 

ボンヨンさんは、幼いビョルニムと接する時だけは顔がほころぶ。

ビョルニムがごはんをしっかり食べるように昔、話した机の下に隠れてるオバケのこと、ビョルニムはまだ覚えてたりもする。

 

奥さまのファヨンは、いつも遅くに酔って帰ってくるボンヨンさんに不満を感じて、夫婦の間にも距離が広がってた。

 

 

実は今日、リーアム・ニーソン主演の『96時間』(2008年)を観てたんですが、どの国のお父さんも大変ですね。

 

家族のために働いてるはずなのに、そのせいで家族と過ごせる時間がない。

 

必死で働いてるのに、家族はそのありがたみを忘れているように思えるし、自分の思い通りになってくれないことにも苛立ちを感じる。

 

しかも毎晩、飲みたくもない酒に付き合わされ、愛想笑いを振りまきつつ、年下の上司にはあれこれと頼まれる。

 

現実にお母さんでも働いてる人は多いし、女の方があれこれ時間を取られることも多いと思うので、あまり性別は関係ないかもしれないけど、この映画を観たら、日本のお父さんたちも共感されるでしょうね~あせる

泣いてしまうんちゃうはてなマーク

 

ホンマそう思いますわ(^_^;)

 

ですから、是非、この映画はご家族で観ていただきたいですね。

 

子どもたちもお父さんがどんなけ大変か、そしてお父さんも家族と過ごすことがどんなけ大切か、気づかせてくれる映画ですよ。

 

映画としてはそんなに予算をかけてないイメージです。

だから、こじんまりとしたホームドラマですね。

 

あと、ケチをつけると日本版DVDの画面が、ちょっと暗めで見にくい。

なんだか鮮明でなく・・・画像的なことに問題を抱えてるような画面に感じました。

 

 

ネタバレです、ご注意を!!

 

※ ここから先は内容に深く触れてます。

 

毎日、頑張って働いて、無理にお酒を飲んでたこともあったんでしょうけど、ボンヨンさんは少し前からお腹に激痛を感じるようになってました。

 

病院で検査してもらうと、末期の直腸がんで、全身に転移していて病状は深刻でした。

 

ボンヨンさんは強いショックを受けますが、どうしてもそのことを家族に打ち明けることができず、一人で苦しみを背負ってしまう。

 

そして折り悪く、仕事の現場で起こった事故の責任を押し付けられる形でボンヨンさんは解雇されてしまう・・・。

 

 

ある日突然、自分が深刻な病であることを告げられる。

 

とても日常的な映画で、誰にでも起こりうることを描いた映画だと思います。

 

まず、治そうとすることが大切だと思いますが、それがかなわない時、どうすべきかといった内容ですね。

 

物語的に私が困惑を感じたこともあります。

 

それは、ボンヨンさんが治療に積極的でないように見えてしまうことでした。

 

やるだけのことは全部やった、というようなセリフもあるんですが・・・ボンヨンさんが病のことを家族に言えない中で、専門的な治療を受けていないように見えてしまいました。

 

これは私の考え方ですが、病気の人自身が諦めずに、自暴自棄にならずに、全力で治療に専念することは、その人自身のためもあるし、同時に家族や仲のいい人のためもあると思うんですね。

そうでないとあとで後悔が残るように思うから。

 

私はあまり達観ってのが好きじゃないんです。

人間らしく最後まで必死に戦ってくれてる方が真実に思えるから・・・もちろん、それも押しつけになってはいけないし、ご本人とご家族のお気持ちが第一だと思いますけど。

 

 

また、ボンヨンさんは教会に通ったりすることをめんどくさがってたんだけど、後半で信仰と、家族と一緒に教会へ行くことをあらためて大切に感じていく場面があります。

 

それは映画の感動的な場面でもあるので私も泣いたんだけど、信仰心の薄い日本人が見たら、ちょっと違和感を感じるかもしれない。

映画の中で、こうして特定の宗教に重きがおかれてるのって、日本人にはちょっと変な気分がするような感じですよね。

 

逆にそれで、日本人って信仰心がないなあ、とあらためて思いました。

おおむね、韓国の人たちの方が信心深いですよね。

またそれが美徳とされてるようにも思いました。

 

日本では宗教関係なしって態度が好まれますよね。

 

そんなことも映画を観ながら思いました。

 

映画の結末も、韓国らしいあり方なんでしょうね。

 

 

とても平凡な映画だと思います。

珍しいことは何もやってないってゆうか・・・。

 

だからとても正直で良心的な映画だと思いました。

そうなると、こちらも素直な気持ちで観るしかない。

 

この映画はこれでいいんだ、これが一番いいんだと思いました。

 

韓国映画って時々、とても純粋なんですよね。

優しいってゆうか。

 

韓国映画のそういった面が素敵に感じられる映画でした。

後半は自然に涙が溢れました。

 

チン・グァンギョ監督の作品を観たのは初めてでした。

パク・ヨンウ&ナムグン・ミンが主演する『ビューティフル・サンデー』(2007年)は日本でもDVDが出てるので観れそうですねひらめき電球

 

 

たしかに、こんなソン・ジルさんを見るのは初めてでした。

ソン・ジルさんはコミカルな役が多いから・・・。

 

最初に意識したのは『公共の敵』(2001年)でカン・チョルジュン刑事に情報を売ってる人の役じゃないかったかなあ。

『ぼくらの落第先生』(2002年)では「自主的に用務員さんをやってる人」の役でしたね。

『浮気な家族』(2003年)での、突発的な激情から犯罪を犯してしまう平凡でおとなしい男の役は怖かったなああせる

 

主役級の映画としては『カエル少年失踪殺人事件』(2011年)の行方不明になった少年の父親役もありましたね。

 

とにかく『マイ・ラスト・ラブ』では不器用で愛情表現が下手なお父さんの役・・・。

 

奥さま役は今は亡き、チョン・ミソンさんで、そういった役はさすがでした。

この映画を観た別の目的はチョン・ミソンさんでした。

チョン・ミソンさんの作品は追悼の気持ちで全部、観ていきたいですね・・・。

 

娘役は元4minuteのソヒョン。

息子役はPENTAGONのホンソクくん。

日本と違ってなかなかアイドル系が活躍しない韓国映画ですが、出れば演技もキッチリ過ぎるほどこなしますね・・・さすが。

とくにソヒョンは歌うシーンが多いので適役でした。

 

末っ子役のイ・イェウォンちゃんも可愛いです。

 

なんか、ホントの家族みたいだったなぁ・・・( ;∀;)

 

後半でボンヨンさんと静かに話し合う牧師さまの役でイ・ビョンジュンさんも出てはります。

 

 

なぜかこの映画のDVDはやたら日本っぽく、エンドロールとかも日本語なんですね。

で、その時、RUNY(ロニー)さんとゆう方の「心が届くように」って日本語の歌が流れてるとゆう不思議・・・。

日本の映画祭で上映したからかなはてなマーク

 

書きました通り、平凡な映画だと思いますが、そこがいいんじゃないでしょうか。

 

世界中のどの家族にも重なる愛憎や、難しさ、そして家族で良かったな~と思える幸せが無理に装おったりせず、自然に表現されてたと思います。

観れば、誰もが優しい気分になれるでしょう。

 

オススメしますので、観てない人は是非、観てみてください~ビックリマーク

 

でわ、ありがとうですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ライク・サムワン・イン・ラブ 2012年 アッバス・キアロスタミ監督作品

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうございますキスマーク

 

 

 

なんか、ある掲示板でOfficial髭男dismのことを全力で誹謗中傷してるおそらくけっこう歳のいった人間が書いたコメントを目にしまして、まあ、読んだ若者たちは気分を害したと思いますが、私もけっこうゲンナリきて、そうゆう人間にだけは絶対なるまい~と心に誓いました、年取るのはイヤですねあせる

 

 

 

KBS京都で今夜、ってゆうか昨夜からキム・ナムギル主演の『赤と黒』(2010年)の放送がスタートですNEW

これでまた最初から観れる~(^q^)

水曜日の夜9時は絶対に予定を入れないぞビックリマーク

 

 

 

去年の4月に日本版DVDが発売されたばかりの、イ・ソンミンさん主演のスリラー映画、『目撃者』(2018年)が早くも4月24日に廉価版で再発売ですNEW

ちょっと意外でしたが・・・。

 

目撃者 [DVD]目撃者 [DVD]
1,121円
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ギャガさん、ありがとうございますキスマーク

 

 

 

 

 

3月1日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

ライク・サムワン・イン・ラブ

 

 

ライク・サムワン・イン・ラブ
مثل یک عاشق:題原
英語題:Like Someone in Love
韓国語題:사랑에 빠진 것처럼
中国語題:如沐爱河


(2012年、日仏合作作品、109分)


監督・脚本:アッバス・キアロスタミ
プロデューサー:堀越謙三、マラン・カルミッツ
撮影:柳島克己
録音:菊池信之
美術:磯見俊裕
編集:バーマン・キアロスタミ
サウンドデザイン:菊地信之


奥野匡 - 渡辺タカシ
高梨臨 - 鈴木明子
加瀬亮 - 樋口ノリアキ
でんでん - ヒロシ
鈴木美保子 - 隣のおばあさん
窪田かね子 - 明子の祖母
岸博之 - 教え子
森レイ子 - なぎさ
大堀こういち - タクシー運転手
辰巳智秋 - 整備工
春日井静奈 - なぎさの友人


配給:ユーロスペース

 

 

日仏合作作品で、監督さんはイランのアッバス・キアロスタミ。

 

こうゆう場合、イラン、ニッポン、フランス、それぞれの国の映画関係者の方々がどのようにお仕事されてるんでしょうね。

私にはちょっと想像できない・・・ってゆうか、想像はできますけどね。

 

撮影現場はニッポン、監督さんは幾人かイランからスタッフを同行されるんでしょう。

と、なるとフランスですが、思うに資金を出されたのでははてなマーク・・・とか。

 

本当のところはわかりませんがね。

 

 

2016年の7月にアッバス・キアロスタミ監督が亡くなった時、うちのブログでも追悼に記事を書かせてもらったんですね。

 

その時、ブロともさんのキャプテン・ニッポンがコメントしてくださって、『ライク・サムワン・イン・ラブ』に強い衝撃を受けたって教えてくれたんです。

キャプテンはそんなわかりやすい伝え方はしないんですけど、私はやはり、凄そうと感じました。

 

それでいつも『ライク・サムワン・イン・ラブ』のことは頭にあったんですが、観る映画が多く今頃になってしまいました。

 

そうこうしてるうちにキャプテンはブログを更新しなくなってしまって・・・なんだか悪いなあ汗って感じです。

 

キャプテンが教えてくれた映画をこうして観たのに・・・。

 

せっかくブログを通して知り合っても、更新が途絶えてしまうと、寂しいんですよね(´・_・`)

私はあまり人様のブログにコメントさせていただかない方なんですが、もっとコメントをしといたら良かった・・・と後悔します。

 

皆さん、できるだけ続けましょうね!!

 

 

『ライク・サムワン・イン・ラブ』のキャストは全員、日本人で日本が舞台です。

東京だったかなあはてなマーク

東京だったように思います。

 

イランの巨匠が日本を舞台に日本人キャストで映画を撮る・・・それは日本人にとって名誉にも思えることですが、この映画、一筋縄ではいかない。

名誉に思えない人もいるかもね。

 

 

ご存知のように、私はあまり日本映画を観れてませんし、詳しくもありません。

落語家の立川談志さんは洋画専門だったそうですが、私も近いでしょ。

 

だから『ライク・サムワン・イン・ラブ』が日本人の監督さんの作品だって言われたら信じてしまうと思いますね。

とてもイランの監督さんが作った映画には思えない。

 

でも、少しは違和感がありましたよ。

なんだか変とゆうか・・・そんな気持ちにもなりました。

それはアッバス・キアロスタミ監督の作品だって知って観てるからかもしれないけれど。

 

 

で、この映画・・・観た人は別にいいんだけど、まだ観てない人には言っておきたいことがある!

 

私も何も知らずに観たんですが

その観方で良かったなぁ~!!

ってつくづく思いましたので。

 

なんてゆうのかなあ・・・ジャンルとかも知らずに観てると、まあ、ほんと、いかにも日本の普通のお店の中で、女の子とでんでんが会話してるんですがね~、何を話してるのかなあ~はてなマークどういった人たちで、どんな関係なのかなあ~はてなマークと考えてるうちに、グイグイと引き込まれていくんですね。

その時の気分が最高です。

 

だから、もしもまだ観てないのなら、うちのブログで下手なあらすじを読んでもらうよりも映画そのものを観てもらった方がいいです、何も知らずに素のままで。

 

ホントは映画の場面画像とかも目にしない方がいいと思うんですがね。

 

※ あらすじを知りたい方のため、一番下の方に映画.comさんの「解説」を転載させていただいてます。

 

ジャンル的には、どうなるんでしょうね。

 

私はまず「コメディ」だと思いましたね。

でも「ホラー」や「スリラー」の味もあるかもしれないけどね。

何も知らずに観てると「ミステリー」の側面もあるかも。

でもコメディでもホラーでもスリラーでもミステリーでもない映画ですね。

まあ、ジャンルなんかどうでもいいですね。

 

アッバス・キアロスタミ映画です。

 

ただ、不遜かもしれないけど、、私、映画作家の皆さまに、これぐらいやってみたらどうでしょうはてなマークとは言いたくなりましたね。

もちろん、映画は人が観るものだから観客のことも考えた方がいのかもしれないけどね、時々、まったく違う何かを観たくなり・・・『ライク・サムワン・イン・ラブ』がそれでしたよ。

 

私は映画の本質も何も知らないのかもしれないけど、少なくとも『ライク・サムワン・イン・ラブ』を観たいと思える人間ですわ。

 

何てゆうか、似たような映画ばかりでは困るんですよね、これからもまた観ていく上ではね・・・。

 

 

奥野匡さん。

 

この方の話し方がなんだか良くってお話をずっと聞いていたい気分にさせてくれる・・・。

 

 

高梨臨さん。

 

ぜんぜん知らない女優さんだったんですが、なんと!!

 

2018年12月2日にNHKで放送されたイ・チャンドン監督の『バーニング』(2018年)の日本語吹き替え音声で、チョン・ジョンソが演じるヘミの声を担当されたとか・・・!?

 

でしたか~( ゚ー゚)( 。_。)

 

あ、DVDやブルーレイではヘミの声は逢沢ゆりかさんが演じてます。

 

そう考えると、NHK放送版の『バーニング』を観られた方は貴重でしたね~。

 

前半の良かったところの一つに、ヒロインが聞くおばあちゃんの声もありましたね。

あの声がまた何とも言えない気分にさせてくれる・・・。

 

 

主要な登場人物としてもう一人、加瀬亮さんも出演してます。

 

この映画を観てて、演技が上手いなあ~とあらためて思いました。

 

ってゆうか、出てくる人全員、演技が素晴らしいです。

 

演技に見とれましたよ。

 

 

アッバス・キアロスタミ監督の作品ってことで、コンペティション部門正式招待作品ですからね、第65回カンヌ国際映画祭にみんなで行かはったんですね。

 

 

たしかに、『ライク・サムワン・イン・ラブ』はカンヌ国際映画祭が相応しい・・・。

 

 

それで、キャプテンが衝撃を受けたとゆう、お隣に住んでるおばちゃんが、最後の方で出てくるんですけど、やっぱり凄かったですね、ええ。

 

最初に声だけで登場してくるのがまた何とも怖いんですがね、同時にこの人か!!って笑ってしまいましたわ。

 

演じておられるのが鈴木美保子さんですね。

 

またおばちゃんが何とも独特のアクセントとイントネーションで・・・いいんですよね~。

 

そして最後、あることが起こった時、おばちゃんが下の方で、あ~、車が壊されちゃう~、えはてなマーク警察に電話はてなマーク私がするのはてなマークとか騒いでるのがいいんですよー。

またそこで笑いました。

 

 

結末にかんしては、えはてなマーク汗って感じでしたけど、その、えはてなマーク汗がまた良かったです。

 

これまでに観たアッバス・キアロスタミ監督のどの作品にも似てなかったし、こんな映画をこれまでに観たことはなかったですね、うん。

 

どの映画にも似ていない・・・とても変な気分になる・・・怖い・・・イヤな感じ・・・不安・・・でも、面白い、そんな映画でした。

 

なんてゆうか、ホントに面白かったです。

 

そんな泣いたり、感動したりじゃないですね・・・なんか・・・やっぱり変な気分でした。

 

でも、なんで、アッバス・キアロスタミ監督がこの映画を作ったのか、わからないですね。

それも日本で・・・。

 

けど、もしかして、「自分の中の何か」を描きたかったのかもしれないですね。

 

これは、嘘についての映画・・・。

 

『ライク・サムワン・イン・ラブ』・・・傑作としてオススメしたいところですが、「オススメ映画」とはまたちょっと違うんですよ。

 

思うに、この映画が好きな人はもう、観てると思うんですよね。

だからオススメするのには遅すぎる。

 

とにかく観たいって方は是非、観てください。

それでどんな気分になっても私ゃ知りませんけど(^_^;)

 

いや、ほんま、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)と同じくらい面白いですよ。

 

私は観てホントに良かったです合格

 

でわ、最後までありがとうでした・・・アンニョン(^.^/)))

 


解説: イランの巨匠アッバス・キアロスタミが日本を舞台に描いたドラマで、デートクラブでアルバイトをする女子大生・明子と、そこで出会った老教授タカシ、明子の恋人ノリアキの3人をめぐる物語。80歳を超え現役を退いた元大学教授のタカシは、亡き妻に似た若い女性・明子をデートクラブを通して家に招く。しかし明子は、自分に会うために田舎から出てきた祖母を駅に置き去りにしてきてしまったことが気にかかり、タカシが用意した食事にも手がつけられない。翌朝、明子が通う大学まで車で送ったタカシの前に、明子の婚約者ノリアキが現れる。ノリアキがタカシを明子の祖父だと勘違いしたことから、次第に運命の歯車が狂い始めて……。タカシ役に84歳にして映画初主演となる奥野匡、明子役に「侍戦隊シンケンジャー」の若手・高梨臨。ノリアキ役を加瀬亮が演じる。映画.com
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 PMC ザ・バンカー 2018年 公開中!!

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

少し時間がなくブロともさんのブログを読ませていただけない日が続いてます。

本当に申し訳ないです汗

時間に余裕がある時、また読ませていただきますm(._.)m

 

 

 

 

 

【公開中の韓国映画】

 

 

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

 

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開中音譜

 

 

 

そして昨日、13日からこの作品の公開がスタートビックリマーク

 

ムルゲ 王朝の怪物

ムルゲ 王朝の怪物 公式サイト

 

「怪物」ファンは劇場へGOドンッですね!!

 

 

 

 

 

【これから公開される韓国映画】

 

 

 

3月20日から公開

人間の時間

映画 『人間の時間』 公式サイト

 

 

 

3月27日から公開

幼い依頼人

映画 『幼い依頼人』 公式サイト

 

 

 

4月3日からはキム・ユンソク&チュ・ジフンの『暗数殺人』(2018年)が公開ビックリマーク

 

 

 

かなりラッシュですね。

私も日程を調整してできるだけ観に行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

俺が、絶対守る



軍事境界線、地下300メートルの

〝地下要塞 バンカー〟
取り残された傭兵たちの運命は、

たった1人の男に託された ――



生き残る。仲間、

そして愛する者のために ――



PMC ザ・バンカー

 

 

『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

 

PMC ザ・バンカー
原題:PMC: 더 벙커
英語題:Take Point

(2018年、韓国映画、124分、G)

 

CJ Entertainment作品

監督・脚本:キム・ビョンウ
撮影:キム・ビョンソ
美術:キム・ビョンハン
編集:キム・チャンジュ
音楽:イ・ジュノ

ハ・ジョンウ - エイハブ
イ・ソンギュン - ユン・ジイ
ジェニファー・イーリー - マッケンジー
ケビン・デュランド - マーカス
マリク・ヨバ -  ジェラルド
スペンサー・ダニエルズ - ローガン

シン・ヒョンビン - イ・ジス
アン・ソンボン - 最初の奉仕会員3
キム・スンヒョク - 最初の奉仕会員4
ソン・ソンチャン - 韓国大統領の写真
カン・シンチョル - チェ・イヒョン
イ・サンウォン - 補佐官1
ミン・ムージェ - 補佐官2
サン・ウクヒョン - 〝キング〟

配給:ツイン

 

 

劇場情報

 

北海道・東北エリア
青森県 シネマヴィレッジ8イオン柏 2/28
宮城県 ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原 2/28
フォーラム仙台 3/27

関東・甲信越エリア
東京都 ネマート新宿 2/28
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 2/28
神奈川県 小田原コロナシネマワールド 2/28
群馬県 シネマテークたかさき 近日
新潟県 J-MAXシアター 3/27
長野県 千石劇場 4/3    

中部・北陸エリア
愛知県 中川コロナシネマワールド 近日
岐阜県 大垣コロナシネマワールド 2/28
福井県 福井メトロ劇場 近日

近畿エリア
大阪府 シネマート心斎橋 2/28
京都府 京都みなみ会館 近日    
兵庫県 元町映画館 4/4

中国・四国エリア
岡山県 シネマ・クレール 近日

 


九州・沖縄エリア
福岡県 小倉コロナシネマワールド 2/28 
KBCシネマ 3/21

 

 

『PMC ザ・バンカー』・・・タイトルを目にすれどさっぱり内容がわかりませんが「北と南の境界線」と聞けば観に行かずにはおれないのが私です。

 

ってゆうか、その前にハ・ジョンウ&イ・ソンギュンの2大キャストですこやかに観に行くことけってービックリマークでした。

 

で、落ち着き払って観始めたんですが、たしかに、かっこいい。

 

数年後の未来、民間軍事会社(=PMC)の傭兵たちがCIAのオーダーで北と南の境界線にある地下のバンカーである作戦を実行することになり・・・って話。

 

 

が、考えてみれば当然だけど、やっぱり難しいあせる

 

いや~、こ・れ・は、少しは知識を入れといた方が良かったなあと後悔しつつの映画鑑賞です(^_^;)

 

またセリフが立て板に水・・・早過ぎるよお~(>_<)

 

しかも物語の展開的に、少しわかってきたと思ったら、その上を行くようなことになってまた難しい、少しわかってきたと思ったらさらに難しいみたいな話で、それを5、6回はやられたんちゃいますかねあせる

 

ま、それが凄いんですけどね、二転三転が・・・。

 

作戦は予想外に過酷な状況に陥り、PMCの隊員たちは危機にさらされていく。

 

一気に深刻化し、生きて出られるかどうかもわからない・・・。

 

で、人間関係も予想外なややこしさを見せ、あの人がこうだったので、さらにあれになり、その人がそうなったので動けなくなり、その上、この人がああなるとガチでやばいのであの人とあの人が協力してあんなことやこんなことを始めるビックリマーク

 

過酷な決断も強いられます。

今はただ、生き延びることだけだ目的な、サバイバルな話。

だって俺はもうすぐ・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

 

で、うわ~って思うシーンの連続で、映画の残り3分の1くらいでしょうかね~、4分の1かな、で、かなりわかってきまして、そっからですよ、体が熱くなるっちゅうか心が燃えてきます。

 

そん時、うわ~、この映画、ええわ~クラッカーと思いまして、で、もう終わりかなあ~はてなマークって思ったんです。

 

もうあとは書きたくなんだけど、最後は・・・うわあドンッ(>_<)ドンッって感じでした。

どうやって撮影したんでしょうね、あれは・・・どう考えてもホントに○○でるようにしか見えないんですが・・・凄いわークラッカー

 

でね、途中もなんだけど特に最後の数分間ですか、そこは絶対にスクリーンで観た方がいいですよ。

軍事的なことがいっさいわからない私ですら、めっちゃ興奮しまくりましたから。

 

そして最後は・・・最後は・・・あせる

いや、ここでは語らないことにしましょう。

 

ご自分の目で!!

観といてほしい(`・∀・´)

 

 

まあ、正直、この作品をきちんと説明できないことを幸いに、ネタバレもせず、狐を馬に乗せたようにぼやかして書きましたけど、それももう一個、理由があって。

 

帰ってからうちのブロともさん、「冷やしえいがゾンビ」のチルさんの書かれたレビューを読んだら、そうそうそう、これこれこれ、うわ~、ようわかったわ~!!って思ったんですね。

 

もう、観た人には絶対にわかる、すっごくわかりやすくチルさんが書いててくれたんですね。

 

チルさんのレビューは核心には触れてはらへんけど、かなり詳しく書いてはります。

まあ、観てから読んだ方がいいと思うけど、軍事や戦争、国際問題のことに詳しくなく、心配やったら読んでいかはったらいいかもしれない。

 

とにかく観た方は是非、読んでください。

それや ―――― っビックリマーク(≧∇≦)ビックリマークって絶対思いますから。

 

うわー、なんか楽な気分やわぁ。

 

 

念のためですが、あらすじも転載させてもらいますねあせる

 

これは読んどいた方がいいかも。

 

STORY


韓国特殊部隊の元兵士で、今は民間軍事会社(=PMC)の傭兵として作戦成功率100%を誇る隊長エイハブ(ハ・ジョンウ)は、依頼主であるCIAの密かな策謀、仲間の裏切り、国家間の政治的な駆け引きによって孤立し、バンカー内で絶体絶命の窮地に陥る。度重なる想定外の誤算に見舞われて状況は混乱し、ついにはアメリカ、北朝鮮、韓国、中国の陰謀が究極の死闘へと発展していく―。エイハブは自分を信じる部下たち、そして愛する妻のもとへ帰るため、本来は敵同士である北朝鮮のエリート医師(イ・ソンギュン)と手を組み無謀ともいえる作戦に打って出る。果たして、彼は仲間と共に生きてこの巨大バンカーから脱出することができるのか。いま、究極のサバイバルが始まる!

 

 

主演はもちろん、ハ・ジョンウさんとイ・ソンギュンさん。

 

二人とも、ホンットにかっこよかったです~ヾ(*´∀`*)ノ

 

ハ・ジョンウはほとんど出ずっぱりですけど、イ・ソンギュンさんはそんなに出てきません。

 

でも、急にあの声が聞こえてくる時、(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-!!ってなりますよ。

 

二人の他の主要キャストは外国の人ばかりです。

知ってる人も何人かいたような気がします。

あとでキャストのプロフィールを読んだら、なるほど、とか思いました。

 

 

監督はキム・ビョンウ監督・・・『テロ、ライブ』(2011年)の監督さんですね。

言われてみれば、あ~、って感じです。

キーワードは「緊迫感」や「緊張感」ですね。

ずーっと張り詰めたような映画が得意な監督さんですよね。

 

そして音楽はイ・ジュノ氏。

『テロ、ライブ』や『ワンライン 5人の詐欺師たち』(2017年)を担当されてて、毛色は違うけど『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(2018年)もイ・ジュノ氏の仕事です。

 

『PMC』の音楽、良かったです。

私好みの音でした。

音楽がかなり際立ってるとゆうか、注目、ってゆうか注聴かな、です。

サントラCDはAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天でも買えますよ。

どうしようかな~あせる

 

 

パンフレットは800円(税込)です。

 

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ キャスト

・ インタビュー キム・ビョンウ監督 インタビュー

・ 国や組織、登場人物の関係の図

・ コラム 黒井文太郎(軍事ジャーナリスト)

・ プロダクション・ノート

・ コラム 佐藤結(映画ライター)

・ FIREARMS PMC ザ・バンカー 登場銃器解説

・ コラム 菊池雅之(軍事フォトジャーナリスト)

・ お写真

 

かなり内容が濃く、コラムが3つもあってプロの書きはったコラムやな~と思いました。

軍事の人が二人もいはるビックリマーク

 

でも、これは読んだら知識になるビックリマーク

観たあとで読むとなるほどと思いますね。

 

銃器解説とかは、まあ、まったく興味のない世界なんですが、ここまで詳しいと勉強になる。

 

 

そういったわけで、ハードな映画ですが、地下での戦闘とゆう珍しい映画で、複雑な国際情勢をベースにしたややこしくもかっこええアクション映画です。

最後の方はホンマにええですよー。

 

絶対にスクリーンで観た方がいいので是非ビックリマーク

 

でわ、今日も最後までありがとうです・・・アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かがあなたを愛してる 香港映画 1987年

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你好~です(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

私にも変なジンクスがあり、「4、6、9」のつく日にはブログを更新しないでおこうって思ってたんですけど、もう、そのルールやめます(^_^;)

年齢的にも、そういった自分の変なこだわりを捨てていくのがいいかなあ、と思いました。

まあ、それはどうでもいいんですけどね。

 

ブログの記事も・・・頑張って2日にひと記事しか書けないですね~。

もっと簡素にパッパッと書いていくのがブログだと思うんですけど、ついつい書きたいことを全部、書いてしまう。

 

記事のテーマも映画以外に書けそうにないですね~。

映画についても書けてませんが(;´∀`)

何か書くとすれば、映画についてかなあ。

 

一番、いいのはその映画が好きな人が喜んでもらえる文章かなあ。

そうゆうのを書ければ、書く意味もありますね。

 

今日、書かせてもらう映画は、ブロともさんのnoriさんからオススメしてもらった作品です。

ちょっと探し方がまずくって(ってゆうかお店の置き方がまずくて)見つからなかったので、もう無理かなあ・・・と諦めかけてたんですが、ありましたよひらめき電球

背表紙が色あせていたのも見つかりにくかった原因ですが、最初からお店の人に探してもらった方が早かったとゆうか・・・。

 

 

 

3月9日、この映画を観ました。

 

 

 

 

 

出会ったのはニューヨーク……秋。

 

 

 

かがあなたしてる

 

An Autumn's Tale

 



誰かがあなたを愛してる

原題:秋天的童话
英語題:An Autumn's Tale
韓国映画:가을날의 동화


(1987年、香港映画、98分)


監督:メイベル・チャン
脚本:アレックス・ロウ
製作:ジョン・シャム
製作総指揮:ディクソン・プーン
撮影:ジェームズ・ヘイマン、デヴィッド・チャン
美術:クリスティ・アディス、ヤン・ウォン
編集:コック・キュン・チャン
音楽:ローウェル・ロー
字幕:長屋按ニ

サミュエル - チョウ・ユンファ
ジェニファー - チェリー・チェン
ビンセント - ダニー・チャン
シャーウッド - ジジ・ウォン

配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画

 

 

解説: ニューヨークに住む三人の香港人の愛の行方を描く。監督は本作が日本での一般公開第一作になるメーベル・チャン、脚本はアレックス・ロウ、撮影はジェームズ・ヘイマンとデイヴィッド・チャン、音楽はローウェル・ローが担当。出演はチョウ・ユンファ、チェリー・チェン、ダニー・チャンほか。(映画.com

 

 

香港で暮らすジェニー(チェリー・チェン)は演劇の勉強のためにニューヨークに行くことになりました。

ニューヨーク行きにはもう一つ目的があって、留学している恋人のビンセント(ダニー・チャン)に会うこと。

 

ジェニーが慣れないニューヨークで過ごすため、おばさんがニューヨークにいる親戚の人に段取りを頼んでおいてくれたんですね。

 

その人はチャイナタウンで成功してお金持ちなんですってよ。

車も持ってるみたい。

昔は船乗りだったらしくて、あだ名が・・・シュンタウ。

周りから一目置かれてる人みたい。

 

それなら安心ですと思ってたんだけど、空港でジェニーを待ってたその人、サミュエル・パン(チョウ・ユンファ)は係りの人をいい加減な日本語でケムに巻くような限りなくチャランポランな人。

 

そして彼の車はボロボロ、サミュエルの友達もガラの悪いヘンテコな男たち、ジェニーが暮らすことになった部屋も汚いビックリマーク・・・いやいやいや、ぜんぜん話が違うじゃねえか!!

 

 

サミュエルの部屋はジェニーの部屋の下で、用がある時には床をドンドンビックリマークと叩けと。

 

サミュエルは成功したお金持ちではなく、レストランのウェイターで、賭けごとをやったり、悪友たちとダラダラ過ごしているだけだった。

また寝ぐせがね~汗

 

とにかく彼氏のビンセントに会いに行ったジェニーだが、ビンセントには新しく付き合ってる恋人がいた。

当然、凹みまくるジェニー。

 

ちょっとそこまで思いつめてたのか、よくわからないんですが、ジェニーは結果としてガス自殺寸前に陥る。

が、サミュエルが気づいて彼女を救出。

 

そして落ち込んでる彼女を不器用に慰めるのだった。

 

ジェニーはそれでもせめて演劇の勉強をすることにして、少しでもちゃんと暮らせるよう、ベビーシッターのアルバイトも始める。

 

 

で、映画的にはもう、どうでもいいようなことが延々、ダラダラと続くわけですが、それがまた面白いんですよね。

 

この映画、ホントに良かったですヾ(*´∀`*)ノ

 

実のところ、最初からホントに面白いと思いました。

 

 

1987年の香港映画、舞台はニューヨークってことで、その時代のニューヨークの空気を満喫できる映画作品です。

 

ニューヨークってもちろん私は行ったことがないし、あまり行きたいとも思ってないんだけど、映画で何度も触れてきた都市ですよ。

だから有名な風景とかには馴染みがあるんですが、1987年の香港映画で目にするニューヨークはまた違うし、それがまたエキサイティングなのですね。

 

監督さんと撮影の方がホントにいい画を撮られたと思います。

待って待って、夕暮れ時・・・それ、今や!!って感じで撮影されたんでしょうね~、ホントに美しい・・・。

 

絵が好きとゆうか、そんなふうに私は感動してた。


 

音楽がまた凄くいい音譜

 

80年代のいい音ビックリマークって感じでした。

私は気に入りましたね。

 

ところでアメーバブログ、もしかしてYouTubeの動画を貼り付ける機能がなくなってる!?あせる

それはちょっと困りますね~あせる

 

エンドロールで流れる歌はサミュエルにとっての恋敵、ビンセントを演じたダニー・チャン(陳百強)さんの「凝望」かなはてなマーク

違ってたらすみませんあせる

詳しくはわからないけど、結末の変更により主題歌が差し替わったとの話もあります。

 

ダニー・チャンさんは1993年に35歳の若さで亡くなられたそうですね。

残念なことです。

 

 

俳優さんとしてのチョウ・ユンファって私はそこまで大ファンじゃないんですよね。

キライとかじゃなく、作品との出会いもそこまで感慨深くないとゆうか・・・一番好きな出演作はおそらく『グリーン・デスティニー』(2000年)だったと思うんだけど、でも、今は『誰かがあなたを愛してる』でしょう。

 

『男たちの挽歌』(1986年)の次の年の作品なんですが・・・ってゆうか一年に何本映画に出てるんすか!?あせる

 

それはともかくチョウ・ユンファさん、年齢的なこともあって今は大御所~って感じに思えてたんですが(それはそれで風格があって好きなんですが)、『誰かがあなたを愛してる』では30過ぎのダメ男・・・。

 

最初、うわ~、なんかイヤやな~汗って思うんですが、このダメ男が実に魅力的・・・。

 

ガサツで、いい加減、行き当たりばったりで無責任な人物だけど、実はすごく繊細な心の持ち主・・・それがわかってきますね。

 

図々しいようで、実は恋には引っ込み思案。

めっちゃ内気なところがある。

 

そう、この映画、ラブストーリーなんですね。

 

前半はドタバタしてるだけに見えるんですが、ある時、ハッと恋心が芽生える・・・。

 

この映画では特に、チョン・ユンファの魅力を知りました。

こんなチョウ・ユンファさん、初めて見た。

 

 

ジェニーを演じるチェリー・チェン・・・出演作としてはもしかして『五福星』(1983年)を観てるのかなぁ~・・・と思ったけど内容が記憶にないので観てないかもしれません。

だから初めてでしょう、チェリー・チェンを見たのは。

 

美しい魅力的な女優さんだと思いましたね。

ジェニーってキャラ自身も魅力的でしたし。

でも途中、ちょっと何考えてるのかわからないところもありましたけど。

 

サミュエルと二人で部屋をキレイにするシーンとか、めちゃくちゃ好きですね。

 

 

原題は同名の韓国ドラマもある『秋の童話』みたいですけど、日本版のタイトル、『誰かがあなたを愛してる』、これはホントにいいですね。

タイトルが物語の中で登場する場面でジーンときました。

 

で、驚いたんですけど、『誰かがあなたを愛してる』を観る直前、私、メイベル・チャン監督の2015年の作品、『三城記』を観てたんですね。

まったくの偶然です。

 

で、あの~、その~あせる

ハッキリ言って『三城記』はあんまりイイとは思わなかったんですよ汗

同じ監督さんなのに・・・。

 

なんででしょうかね~、わかりませんが・・・。

 

まあ、好みでしょうね。

 



ハッキリ言って古臭いんだけど、その古臭さも好きな映画でした。

昔の映画を観る時、ノスタルジーを疑似体験させてもらうのが大好きです。

そうゆう作品に出会った時、ああ、いい映画を観ているなあ、と思いますね。

 

ラブストーリーとして後半、ホントに素晴らしかったです。

非の打ちどころがないですよね。

無駄なシーンもあるんでしょうけど、その無駄がまた凄くいい・・・ってことは無駄じゃないんでしょうね。

 

ここ最近のラブストーリーとしては最高に気に入りました。

 

noriさん、オススメいただきありがとうです☆⌒(*^-゜)v
 

でわ、でわ・・・今日も最後まで謝謝ビックリマークでしたキスマーク

拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三城記 2015年 中国・香港合作映画

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你们早!(^-^)ノ

いつも谢谢您ですキスマーク

 

 

 

 

 

【公開中の韓国映画】

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

ムルゲ 王朝の怪物

ムルゲ 王朝の怪物 公式サイト

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開続行中NEW

 

 

 

 

 

【これから公開される韓国映画】

 

3月20日から公開

人間の時間

映画 『人間の時間』 公式サイト

 

3月27日から公開

幼い依頼人

映画 『幼い依頼人』 公式サイト

 

4月3日から公開

暗数殺人

映画 『暗数殺人』 公式サイト

 

4月10日から公開

がんばれ!チョルス

映画 『がんばれ!チョルス』 公式サイト

 

4月17日

悪の偶像

映画 『悪の偶像』 公式サイト

 

まるで談合したかのごとくに一週間ごとに新しく公開されていく韓国映画・・・せわしないですね~あせる

 

私も全部は無理かもしれないけど・・・全部観たいよねー(>_<)

 

皆さん、頑張ってください、アジャビックリマークアジャビックリマークファイティン!!

 

 

 

 

 

今夜は『インファナル・アフェア』シリーズ(2002~2003年)に誘発されて大傑作、『新しき世界』(2013年)を久しぶりに観ました。

何度観ても凄い映画ですね。

観れば観るほど新しい発見があります。

ホンマにきっつい映画ですけどね~(^_^;)

 

 

 

 

 

3月7日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

この命が果てても ――

 

歴史と運命に翻弄されながら

激動の時代を生きた一組の男女の

壮大なる真実の物語

 

 

 

 

 

三城記 A Tale of Three Cities

 

 

三城記
原題:三城記
英語題:A Tale of Three Cities
韓国語題:사랑: 세 도시 이야기


(2015年、中国・香港合作映画、131分)


監督・脚本:メイベル・チャン
製作・脚本:アレックス・ロウ
撮影:ワン・ユー
美術:ティミー・イップ
編集:コン・チールン
音楽:ヘンリー・ライ(黎允文)
アクション指導:トン・ワイ


ラウ・チンワン(劉青雲)
タン・ウェイ(湯唯)
チン・ハイルー(秦海璐)
チン・ボーラン(井柏然)
ホワン・ジュエ(黄觉)
エレイン・ジン(金燕玲)
リー・ジェンイー(李建 義)
チャオ・ガン(焦剛)
フィリップ・チャン(陳欣健)

 



三城記 A TALE OF THREE CITIES

【作品解説】

戦乱に翻弄される男女の愛の行方は!?

ジャッキーの両親を描いた名作 日本初登場!


1940~50年代の安徽省、上海、そして香港を舞台に、時代に翻弄されながらも一途な愛を貫いたジャッキー・チェンの両親の物語。『ポリス・ストーリー2 九龍の眼』にゲスト出演したラウ・チンワンが父(本名・房道龍)を、中国の女優・タン・ウェイが母(本名・陳月榮)を演じる。『失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン』のメイベル・チャンとアレックス・ローの共同脚本、メイベル・チャンが監督を務めている。

 

 

この映画は記事で書こうかどうしようか迷ったんですが・・・まあ、今は時間があるうちは、アジア映画はできるだけ全部、観た作品は書いておこうと思いました。

 

実は、私にはあんまり面白くなくって汗・・・書くことがないんですが・・・そうゆう時には下手なことを書かない方が良さそうです。

 

どこが面白くなかったとか、説明ができないんですが、なぜかずっとスイッチが入らず・・・いや、でも、私は面白い映画でないとダメだとか、泣ける映画でないとダメだとか、そんなふうには思ってないんですよ~。

 

長いのに退屈な映画だって、それでいいと思いますし、難解で理解できないような映画だって観るのが好きですよ。

 

別にこうでないとダメって枠組みが自分の中であるわけでもないですし、映画の評価だって自分にはわからないしね。

 

面白くなくってもぜんぜんいいんです。

 

 

メイベル・チャン監督、ラウ・チンワンさん主演の中国・香港合作だけど、この映画は中国映画っぽいと思いました。

中国色が強いとゆうか。

 

で、この作品はなんと、あのジャッキー・チェン、成龙さんのご両親の物語だそうで、つまり実話なんですね。

 

映画の最後に、この映画は房道龍(ファン・ダオロン)と陳月榮(チェン・ユエロン)の生涯を元に ―― 息子・成龍(ジャッキー・チェン)より権利を得て製作されたものである、と出ます。

 

ただ、私には、少しはやっぱり映画のために、創作も入れてはるんじゃないかと思えました。

成龍さんのご両親のことを私が知らない以上、比較してどうこう言えるわけではないのも知ってますが。

 

実際のご両親の写真を見ましたが、タン・ウェイはお母さんに似てないと思いました(^_^;)

でも、ラウ・チンワンの方はお父さんに似てるかなあ・・・と思った。

 

まあ、どこまで似せるか、どこまで再現すべきか、そんなんも難しいですが、でも、事実をそっくりそのまま映画化したってケースの方が少ないでしょう。

 

それを置いといても『三城記』は、歴史の映画であり、ラブストーリーでもあるでしょう。

 

 

監督は『誰かがあなたを愛してる』のメイベル・チャン監督。

 

メイベル・チャン(張婉婷)監督の作品

 

非法移民 1985年

誰かがあなたを愛してる 1987年

七小福 1988年

八兩金 1989年

我愛扭紋柴 1991年

戰神傳說 1992年

宋家の三姉妹 1997年

玻璃の城 1998年

北京ロック 2000年

失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン 2003年

1:99 電影行動 2003年

深藍 2013年

愛•從心發現 2014年

O的故事 2014年

三城記 2015年

 

私が観たのはそれこそ、『誰かがあなたを愛してる』と『三城記』だけですね。

 

監督作品のタイトルを見ると、観といた方が良さそうな題が並んでますね。

 

2003年の『失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン』は、それこそ

ジャッキーの母親チェン・ユエロン(陳月榮・02年に死去)の病気を契機に、彼の父親であるチェン・ジーピン(陳志平)が初めて過去の真実を話したことをきっかけに撮影された衝撃のドキュメンタリー映画である。
それは1組の男女が辿った波瀾万丈な人生の軌跡であり、時代に翻弄された中国人たちの壮絶なる歴史でもあった。

・・・だそうで、本来は『三城記』と併せて観たい作品なんですよね。

 

 

 

 

映画は、なんとなくさらにドラマチックに創作された場面もあるように思えますが、大筋ではこういった人生もあるだろうと思わされるものでした。

他の様々な実話の映画化がそうであるように・・・。

 

ご両親の出会いからその後を描くことで「激動の中国史が浮かび上がる」わけですね。

 

そしてなんと、父親は諜報員、母親はアヘンの密売人だった過去をもち、さらにジャッキーに兄姉がいるという信じがたい事実だった・・・ってことまで判明していく・・・。

 

アヘンの密売人・・・うーん(。-_-。)

まあ、運び屋ではあったんですね。

それをお父さんが見逃したっちゅうか。

 

そしてそれぞれ連れ合いを亡くしていたダオロンとユエロンは惹かれ合い、ダオロンがプロポーズして、でもユエロンのお母さんが反対して・・・ダオロンは命を狙われ、ユエロンは成金に迫られたことでトラブルに陥り、二人は命の危機にさえ、さらされていく・・・。

 

 

房道龍(ファン・ダオロン)には息子が二人、陳月榮(チェン・ユエロン)には娘が二人いて、再婚することになるんですが、それぞれの息子と娘とはどうなったのかは、映画の最後に明かされています。

 

ダオロンとユエロンが子どもたちと再会できるのは38年後だった、と。

 

ジャッキー・チェンのお兄さんたち、お姉さんたちですね。

 

まあ、いろいろあるんですが・・・何といっても激動の時代なので、今の日本とは違います。

結局、時代と境遇に振り回される。

明日どうなるかもわからないし、何ごとで身の危険が及ぶかもわからない。

 

ですが、あの~、映画を観てるとね、段取り悪いな~(>_<)って思ってしまうんですね、誰がじゃなく、全体的にあせる

 

特に最後の方の脱出の時の手はずとか手配とか、そして一旦、決めてスタートしたら下手に変更しないとか・・・そこらへん、自分だったらこうするのに、だなんて上から目線では言わないけど、でも、やっぱり観てて歯がゆいし、どこかでイライラを感じてしまうんですよね。

なんではてなマークって思って困惑はてなマーク

それならそれでいいんですけど、それが悪い形で私の中で作用してしまったようです汗

 

私ゃ行かないよビックリマークっていう人の気持ちもわかるんですが。

 

お母さんはともかく、子どもたちとは離れたらアカンでしょ、一番あせる

子どもたちよりも先に逃げてっても、すぐに子どもたちのことが心配で心配で生きた心地もしないと思うんですが・・・そこらへん、映画の中で生き別れになった理由がもっとあったのかなあ。

 

特に主人公、ダオロンの考え方はちょっとわかりにくかったなああせる

 

まあ、それだけ事実に忠実なのかもしれない。

 

それにしても、大スター、ジャッキーのご両親が人を鉄砲で撃ちまくっていたとは・・・あせる

 

ジャッキーのお母さんの前の夫を日本軍が殺めていたのも悲しかったなあ。

 

 

他の映画で見てるかもしれないけど、ラウ・チンワンとタン・ウェイ以外の俳優さんたちに私は見覚えがありませんでした。

 

ラウ・チンワンの映画もホントに久しぶりですね。

ってゆうかあんまり観てないんですけどね。

 

タン・ウェイの映画はよく観てて、このすぐ後にドニー・イェン&金城武と共演した『捜査官X』(2011年)を観てます。

次に書きますね。

 

セリフは物語的にも当然として、北京語ですね。

日本語吹き替え音声はありませんでした。

 

 

どうも今現在の私にはきっと合わない映画だったんだと思います。

 

でも、観る人が観たらきっと気に入ると思います。

観てない人、歴史モノが好きな人は観てみてください。

 

私は・・・『誰かがあなたを愛してる』が好きですね(*^^*)

 

他にも観た映画がいくつもあるので、急いで記事を書いていきますね。

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク

再见(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

捜査官X 2011年 香港・中国合作映画

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你好~です(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

 

 

『パラサイト 半地下の家族』(2019年)の大ヒットが理由でしょうビックリマーク

『グエムル 漢江の怪物』(2006年)がブルーレイで再発ですね~NEW

 

 

私は~、う~ん~、買いなおすのはもちろん躊躇しますが・・・でも、やっぱり観たいですね~、ブルーレイではどう見えるのか・・・!!

 

 

 

 

 

【公開中の韓国映画】

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

ムルゲ 王朝の怪物

ムルゲ 王朝の怪物 公式サイト

 

もちろん、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開続行中NEW

 

 

 

そして今日、3月20日からこの作品が公開スタートNEW

 

人間の時間

映画 『人間の時間』 公式サイト

 

 

 

 

 

【これから公開される韓国映画】

 

3月27日から公開

幼い依頼人

映画 『幼い依頼人』 公式サイト

 

4月3日から公開

暗数殺人

映画 『暗数殺人』 公式サイト

 

4月10日から公開

がんばれ!チョルス

映画 『がんばれ!チョルス』 公式サイト

 

4月17日から公開

悪の偶像

映画 『悪の偶像』 公式サイト

 

 

 

 

『人間の時間』・・・まだ観たことのないキム・ギドク監督の作品、そして私好みのキャストで観たかったんですが、時間的に無理ですあせる

 

『ムルゲ』も意外と上映回数が少ないのがきついあせる

でも来週、頑張って観てきます。

 

 

 

 

 

今夜は大好きな『お嬢さん』(2016年)の劇場公開版を観てました。

観れば観るほど新しい発見のある映画ですね~。

あと、この映画はけっこういろいろ笑えるので好きです。

 

 

 

 

 

3月10日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

挑むのは、偽りの真実。

 

天才捜査官が難事件解明に挑む、奇想に満ちたミステリー・アクション巨編!

 

 

 

捜査官X

 


 

捜査官X
原題:武俠
英語題:Dragon / Swordsmen
韓国語題:무협

 

(2011年、香港・中国合作映画、115分、PG12)


監督:ピーター・チャン
脚本:オーブリー・ラム
撮影:ジェイク・ポロック、ライ・イウファイ
美術:イー・チュンマン
音楽:コンフォート・チャン、ピーター・カム
アクション監督:ドニー・イェン


ドニー・イェン - リウ・ジンシー/タン・ロン
金城武 - シュウ・バイジュウ
タン・ウェイ - アユー
ジミー・ウォング - マスター
クララ・ウェイ - マスターの妻
リー・シャオラン - シュウの妻


配給:ブロードメディア・スタジオ

 

 

去年からドドドってドニー・イェンさんの映画を観たんですが金城武さんの映画ってあまり観たことなく、『ウォーロード 男たちの誓い』(2008年)を観た時、ブロともさんからオススメしてもらったこの作品を観ることにしました。

 

映画自体は、タン・ウェイの出演作を調べた時に知ってまして、いつかは観るだろうと思ってました。

 

 

昔々、中国は雲南省ののどかな農村に、リュウ・ジンシー(ドニー・イェン)とゆう平凡なおじさんがいました。

 

リュウ・ジンシーは優しい奥さんのアユー(タン・ウェイ)と二人の坊やと一緒に、慎ましやかだけど幸せに暮らしていました。

 

ってゆうか、屋根の上に牛とか大丈夫なん!?

夜とかに落ちてこおへんのかなあ~あせる

下でええやん、下で・・・。

 

 

ところがある日、村の両替商のお店に二人、イヤな感じの強盗がやって来て強盗を働こうとしていた(強盗の一人は谷垣健治さん)

 

そこへ偶然いあわせたリュウ・ジンシー。

 

いや、ドニーさんなんだから秒殺ですよね~(((o(*゚▽゚*)o)))と誰もが思うんですが、実はリュウ・ジンシー、大変な臆病者汗

 

それでも死にもの狂いでしがみついて強盗たちを止めてたら、偶然が重なって強盗たちは死にました。

 

普段はそんな凶悪事件が起こったこともない村だったのでリュウ・ジンシーはすっかりヒーロー。

 

でも、めちゃくちゃビビリでいい人なのには変わりない。

 

 

しかし、一人だけ疑問を感じた男がいた。

 

捜査官シュウ・バイジュウ(金城武)である。

 

ドニーさんが演じてるのにただ臆病なはずがないと思ったシュウ・バイジュウは独自にしつこく捜査を続ける。

 

この人自身もそうとう変人なのですが、その変人ゆえの鋭さも兼ね備えていた。

 

が、彼の推理はほとんど的はずれだった、ように見えて、もしかしたら当たってるのかもしれない、と思いきや、推理を裏づけようとすると、やっぱり間違ってると証明されて恥ずかしいし、完全に迷惑。

 

と、ここまで書いて私のあらすじは終わるのだった。

 

 

え~、この映画は、何も知らずに観た方がいいと思う・・・っていつもそう書いてるんですが、この映画は特にです。

 

しかし!!

そうゆう映画は人頼み( ゚ー゚)

 

いわしアクション映画日記 VOL. 699 『捜査官X』

 

私のアジアン・アクションの先生、明石家いわしさんがレビューをされてます。

 

もっと詳しく、そしてもっと正しく知りたい方々は、いわしさんのレビューを是非、お読みください。

 

ほんと、うちのブログよりも絶対にいいから!!

 

明石家いわしさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

いつからでしょうね~、私もすっかりドニーさんの大ファンになりましたね~。

 

5月の8日からはとうとう『イップ・マン 完結』ですね。

 

映画 『イップ・マン 完結』 公式サイト

 

でもね~、本当は完結してほしくないんですよね(>_<)

もっと作っててほしいんですよね汗

 

『捜査官X』のドニーさん、ホントにいいパパさんしてはりました音譜

 

 

金城武さん、いいですね。

 

この映画は前半、けっこう笑えるんですが、金城武さんとドニーさんが真顔のまま、間で笑わせてくる感じでツボでした。

 

ちょっと日本科学技術大学・理工学部の上田教授が入って・・・それはないか(;´∀`)

 

捜査官シュウ・バイジュウは過去のある出来事から心はかたくなになり、身体にも痛手が残っていた。

そしてやっぱりビビリだった。

 

いや、ビビリはぜんぜん悪いことじゃないですよね。

それは用心深いってことで。

 

シュウ・バイジュウがあることをやってミスったために村の人たち全員から歌で攻め立てられるの最高(≧∇≦)

 

 

タン・ウェイはもちろん好きな女優さんですが、この映画では特に「顔こども」状態が凄い。

童顔ここに極まれり。

 

彼女演じるアユーは、前の夫がふら~っと出て行ったきり帰ってこなかったので、今の夫、リュウ・ジンシーもそうならないか、心配している。

 

リュウ・ジンシーはあることがあって故郷を離れ、雲南省にやって来たとゆう身の上。

夫としては申し分ないのですが・・・はてなマーク

 

 

監督はピーター・チャン監督。

この前に記事に書かせてもらった『ウォーロード 男たちの誓い』(2007年)の監督さんで、『捜査官X』のあと、『最愛の子』(2014年)を監督されたんですよね。

 

まったく違う映画だったけど『最愛の子』も良かったですわー。

 

 

後半、不気味にゆら~と登場してくるクレイジー七十二地刹。

 

よくわからないが中国では受けた恨みは何百年かけても倍返しビックリマーク

 

 

そのうちの一人がクララ・ウェイ(惠英紅)さん。

 

詳しいことはともかく、いや~、この方がかっこいい!!

 

私が初めて見る人かと思いきや、なんとビックリマーク

『インファナル・アフェア 無間序曲』(2003年)でフランシス・ンさん演じるンガイ・ハウのお姉さまを演じられていたと!!

 

出演作を調べるととても多いので、また観る機会もあるはず。

 

クララ・ウェイさんのアクションと表情、ホントに素晴らしいです。

 

 

ボヤ~ッとボヤかして書かせてもらいますが、前にも書いたけどアクション映画は「タメ」があった方が私は好きかもしれません。

 

ワザと焦らして焦らして溜めてそっからバーンドンッみたいな。

 

「タメ」にかんして言えば、『捜査官X』はいい意味で映画史上最高じゃないですか。

 

 

そしてある役を演じる、かつて「天皇巨星」と呼ばれたクンフー映画の大スター、ジミー・ウォングさん。

 

この方を映画で観るのは初めてでしたが、どんな方かってことは『映画秘宝』で読んだ記憶があります。

もう20年くらい前の話なんですが・・・変なことの方が鮮明に覚えてたりする(^_^;)

 

ま、ぶっちゃけ~・・・黒社会の幹部はてなマーク

存在が闇営業はてなマーク

 

怖い人なのは間違いないんですが、その怖さが映画に出てても漂いまくってて、いい感じ。

 

ま、好きじゃないけど、また若い頃の映画も1本くらい観たいです。

 

それにしても中国といえば人を殺したら肉まんかよビックリマークあせる

 

 

観てて思い出したのは・・・ヴィゴ・モーテンセン主演の2005年の映画もありました。

まあ、同じではないけど。

 

あの映画にも激しいアクションがあったけど、やっぱり『捜査官X』の方がそれはさすがかな。

 

前半はけっこう楽しく観てたんですが、後半はなんだか胸が痛んで、重くなったりもしました。

それが好きでしたけどね。

 

リュウ・ジンシーとアユーの気持ちとかね、やっぱり泣きましたね。

シュウ・バイジュウの方のトラウマ乗り越えも良かったです。

 

ロケーションとか撮影とか音響も素晴らしく、観て良かったです合格

 

でわ、でわ・・・今日も最後まで謝謝ビックリマークでしたキスマーク

拜拜(^.^/)))


 

 

 

 

 

 

 

 

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