Quantcast
Channel: Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう
Viewing all 1071 articles
Browse latest View live

決闘の大地で ウォリアーズ・ウェイ 2010年 チャン・ドンゴン主演

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

きっすいの韓国映画とはまた違うみたいですが

チャン・ドンゴン主演の2010年のこの作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

決闘の大地で

ウォリアーズ・ウェイ

 

 

決闘の大地で ウォリアーズ・ウェイ
原題:The Warrior's Way
韓国語題:워리어스 웨이
中国語題:黄沙武士

(2010年、ニュージーランド・韓国、100分、PG12)

監督・脚本:イ・スンム
製作:バリー・M・オズボーン、イ・ジュイック、マイケル・ペイサー
撮影:キム・ウヒョン
音楽:ハビエル・ナバレーテ

美術:ダン・ヘナ

編集:ジョナサン・ウッドフォード=ロビンソン

衣装(デザイン):ジェームズ・アシュソン

VFXスーパーバイザー:ジェイソン・ピッチォーニ

スタント・コーディネーター:オージー・デイヴィス

闘技監督:下村勇二

戦士ヤン - チャン・ドンゴン
ロン - ジェフリー・ラッシュ
リン - ケイト・ボスワース
大佐 - ダニー・ヒューストン
エイトボール - トニー・コックス
サッド・フルート - ティ・ロン
ラグ - アッシュ・ジョーンズ
ベビー・エイプリル - アナリン・ラッド
パグ - ニック・サンプソン
スラッグ - ライアン・リチャーズ

少年時代のヤン - チョ・ヨンミン(BOYFRIEND)
少女時代のリン - コンテル・メルグレン
キラー・クローン - ウェイン・ゴードン

配給:日活

 



解説: 「ブラザーフッド」「PROMISE 無極」の韓流スター、チャン・ドンゴンの海外作品初主演作。長年戦ってきた敵一族の最後の生き残りである赤ん坊の殺害を命ぜられた戦士ヤン(チャン)は、指令を無視して赤ん坊とともにアメリカ西部の小さな街へと逃亡する。だが、間もなく追手に居所を知られ、酔っぱらいのロンやサーカスのナイフ使いリンら街の仲間とともに戦うことになる。製作は「ロード・オブ・ザ・リング」「マトリックス」を手がけたバリー・M・オズボーン。共演にジェフリー・ラッシュ、ケイト・ボスワース。(映画.com)

 

 

2010年12月と10年くらい前に公開された作品です。

 

この映画も、詳しいことはわからないんだけど

ニュージーランドと韓国の合作の国際的な作品らしく

撮影は100%、ニュージーランドだそうです。

予算の3分の2はアメリカの方から出ているそうですが

ハリウッド映画とはまた違う味でした。

やっぱり無国籍ムードですよね。

 

「第4回京都ヒストリカ国際映画祭」の時の

イ・スンム監督とプロデューサーのイ・ジュイックさんの

インタビューがあったので、このインタビューが一番、詳しいです。

 

『ウォリアーズ・ウェイ』 ゲストトーク

 

「ロード・オブ・ザ・リング」「マトリックス」を手がけたバリー・M・オズボーンが製作ってことなので、やっぱりニュージーランドっぽい。

オーストラリアのジェフリー・ラッシュもキャストに名を連ねてますし。

 

 

脚本も手がけられたイ・スンム監督・・・

『千年湖』(2003年)に脚色で参加されてる

イ・スンムさんと同じ方でしょうか。

 

YouTubeには流暢な英語でインタビューに応えられてる動画も

ありますが

韓国国内の主要な映画賞で受賞、韓国エンターテイメント界で高い評価を得ながら、多くの長編・短編映画の脚本を手がけている。特に、脚本・プロデューサーを務めたインディペンデント長編映画『Sunday Seoul』では2004年バンクーバー国際映画祭審査員特別賞を受賞。1995年ニューヨーク大学映画プログラム、映画研究・映画制作専攻において修士取得後、韓国芸術総合学校映画学部創設メンバーとなり、現在も教職に就く・・・とのことです。

 

バーチャル・リアリティ(VR)テクノロジー映画のパイオニアとのことで

『決闘の大地で』も確かに、そのジャンルですよね。

 

 

これは悲しき笛と、笑う赤ん坊と泣く剣の物語

 

遠い昔、はるか彼方の土地で

うつろな目をした1人の戦士がいた

 

男はある目的に人生を捧げた

それは史上最強の剣士になること

 

ついに男は目的を果たした

だが空しさは増すばかり

 

2つの一族が500年間 敵対していた

敵の一族は1人残らず抹殺するのが掟だった

 

冒頭はキム・ヨンジュン監督の武侠アクション映画

『アウトライブ 飛天舞』(2000年)を彷彿とさせる画でしたよ。

主人公のヘアスタイルも似てたし。

 

 

で、男は敵対する一族の最後の末裔

幼い姫君を殺めることができなかったのですね、当然。

まあ、それをやったら主役として誰も共感できなくなるしねあせる

 

けど、男の属する東の国の暗殺一族〝悲しき笛〟としては

敵対している一族の最後の一人を助けてしまった男を

殺さずにはいられないわけで、次々と刺客が襲い来る。

普通にごはん屋さんのおばあちゃんとかも(^_^;)

 

それを先手々々で返り討ちにしつつ

はるか遠くの戦友を頼り、船で異国の地を目指す男と赤ちゃん。

 

そして、たどり着いたのが

〝ロード 西のパリ 人口50人〟――

ここから一気に絵ヅラが「西部劇」になります。

 

この町、寂れきってるんですが、住民の多くはサーカス団員風。

町自体もなぜかノスタルジーを誘われる遊園地風。

 

 

赤ちゃんの運び方が可愛い。

 

男が会う予定だった友人のスマイリーは亡くなってました。

しかし町の住民はみんなおとなしい人たちで、男を歓迎する。

 

 

その頃、悲しい笛の者たちは、やっぱり男を許していないのだった。

 

悲しい笛のトップの人を演じるのは

『男たちの挽歌』(1986年)のティ・ロンさんです。

 

でも出演時間はあんまり多くないですよ。

 

 

左はトニー・コックスさん演じるエイトボールさん。

いろんな映画でよく見るトニー・コックスさんですが

私は特にジム・キャリーの『ふたりの男とひとりの女』(2000年)が

印象的です。

エイトボールさんは町の代表みたいな立場。

 

男はリンとゆう少女と話すうちに成り行き上

スマイリーの洗濯店をリンと共同経営することになる。

 

チャン・ドンゴンの「困惑顔」が光ります。

大袈裟な演技でなくても多くを語っている。

 

殺伐したアクション映画なのかな~はてなマークと思ってたんですが

町に着いてからはけっこうコメディな雰囲気で

それがけっこう気持ちいいんです。

 

なんか変な感覚で・・・絵がCGで作ったような感じなので

絵本っぽい感じもしますね。

 

 

リンを演じるケイト・ボスワース、非常に魅力的です。

私、ファンになりましたもん。

主人公を演じるチャン・ドンゴンはあくまでも無表情で無口。

その代わりケイト・ボスワースはとても躍動的でアクティブ。

ホント可愛いですよ。

出演作をほとんど観てなかったので、また観たいですよ。

 

 

しかしリンは実は、子どもの頃に悲惨な体験をしているのです。

 

「大佐」と呼ばれるとんでもない変態で極悪非道な男に

家族全員を目の前で殺され、リン自身も瀕死の重傷を負ったのです。

 

それでリンは、この「大佐」に復讐を誓っているのですね。

 

「大佐」を演じるのはダニー・ヒューストンさん。

有名な映画監督のジョン・ヒューストンの息子さんだそうですが

よく映画で見ますよね。

『ナイロビの蜂』(2003年)とかもです。

 

悪役は珍しいかなあ、と思ったんですが

「大佐」役はめっちゃ憎たらしいですよ。

 

 

町の人たちはホントにフレンドリーで

町ぐるみでサーカスな状態なので赤ちゃんを可愛がってくれます。

 

赤ちゃん、ホント可愛い。

 

 

前後不覚なまでに酔っ払ってるロンの役で

ジェフリー・ラッシュも出てはります。

 

実はジェフリー・ラッシュはこの映画のナレーター

つまり、語り部でもある。

 

そしてロンにも悲しい過去があるのだった。

 

 

砂漠の果ての荒廃した町で

戦士は人並みの生き方を学び始めた

 

汚れ物をきれいにする喜びや、負ける喜びも知った

仲間と共に働く幸せも学んだ

 

 

きつい労働の後 疲れを癒す穏やかな時間も・・・

 

そして友人と一緒に見る夕日の美しさ

 

 

だが何より学んだのは

命を育てるこの上ない喜びだ

 

命を奪うよりずっと・・・

 

平和な日々が続くんですが

イ・スンム監督のセンスがとてもいいと思います。

なんか不思議な感じなんですね。

やっぱり絵本とか、おとぎ話っぽいファンタジーな感じはてなマーク

 

男の刀は抜くと、〝悲しい笛〟にいどころが知られてしまうので

「ハンダ付けはてなマーク」して抜けないようにしてあります。

 

(つまり、もう刀を抜いて戦わないってことですね)

 

 

男はリンの悲しい過去を知る。

そしてリンは男に刃の扱いを学ぶのだった。

 

リンは男のことを「スキニー(痩せっぽち)」とあだ名で呼んでます。

 

 

クリスマスが来て・・・

男とリンの間に特別な感情が生まれたように思え・・・。

 

心臓は止まったはてなマーク

 

(ここ、好きですラブラブ

 

しかし、また「大佐」とその軍団が町に戻ってきて

嫌がらせと横暴の限りを開始。

 

 

大佐をブッ殺したいリンを町のみんなは(縛って)止めますが

リンは隠してた刃物で脱走。

 

 

エロい格好と言葉で大佐を油断させて殺そうとするが・・・失敗汗

 

 

危うし、リン~!!あせるとなったところで

戦士ヤンが復帰、飛び込んできて一気に敵を斬り殺すビックリマーク

 

ここ、かっこいいです。

 

ナイフ投げで大佐をやっつけたと思ったリンだったが

取り逃がしてしまっていた。

 

刀を使ってしまった戦士ヤンは

町のみんなを危険にさらさないため、出ていこうとするが

大佐が生きている以上、町はすでに危険だった。

 

町の人たちは戦士ヤンと共に戦う決意をする。

 

 

ただの迷惑な酔っぱらいかと思っていたロンさんは

実は射撃の名手で、奥様のお墓から武器を出してくる。

 

 

そして町のカーニバルな人たちと「大佐」率いる悪の集団の

全面対決となっていくのだったが、そこへまさかのビックリマーク

戦士ヤンを追ってきた〝悲しい笛〟の軍団も乱入!!

「三つ巴」の混乱状態にあせる

 

 

アクション映画かとゆうと、けっこう後半まで違うのですが

最後はやっぱり燃える展開です。

 

けど、CGで作り込んだようなアクション・シーンなので

生身のアクションが好きな人には不評かもしれないですね。

 

けど、これはこれでケレン味が効きまくってて

私はかなり好きでした。

 

あと、この映画、赤ちゃんが可愛いので

思わず顔がほころんでしまうんですが

最後の決戦では人間の手足がスパスパ~とちぎれ飛んだり

血もけっこう出るので、残酷度も高め(^_^;)

 

特にちぎれた手が持ってるマシンガンが

目標定まらずに乱射し続けてるのメッチャ面白いです(;´∀`)

 

けど、味方にも多くの犠牲が出てしまうし・・・

その点、ちょっと子ども向きとも言えないし

やっぱり大人向きなのかもしれないですね。

 

 

「西部劇の中のアジア人」って感じの映画でした。

だから刀を使うんですけど、戦士ヤンは銃に勝ってしまうんですよね。

そこはホントにかっこいいです。

 

ストーリーはやっぱり西部劇が重要なベースにあるようで

目新しさはないのかもしれないけど

チャン・ドンゴンの演技もあって結末は感動的でした。

「最愛の女たち」って表現もホンマ好き。

私はホロッとなりましたよ。

二度目、観てたら、アッ・・・ってなって最初で泣きそうになりました。

 

ま~、その後も戦士ヤンの戦いは続く・・・

ってラストは疲れるので、ちょっと蛇足だったかな~(^_^;)

 

エンドロールで流れるクラシック音楽はてなマーク

どこかで聴いた気がして仕方がありません。

 

 

この映画ではチャン・ドンゴンもですが

ケイト・ボスワースがホントに魅力的でした。

もう一人の主役って感じで、最後もいいですよ。

 

それと、ジェフリー・ラッシュも。

 

そして、やっぱり

チャン・ドンゴンと赤ちゃんの組み合わせがいいです。

 

冷酷な戦士の心に隠された優しさとか、ホント好きですよ。

 

それと、やっぱりいいんですよね~、国は違えど

言葉は違えど、仲良くなっていける人たちが、ホントに。

 

 

全体的に笑いとアクションの微妙なバランスもホント好きです。

 

チャン・ドンゴンの主演作ってことで観てみましたが

この映画、純粋なアクション映画とはまた違う味わいです。

 

いい意味でマンガっぽいとか

この映画ならではのものがあるってのがいいですよね合格

CGで作りまくった映像もこうして見ると私はいいと思います。

 

面白かったし、私はとても気に入りましたよ。

観とかないと絶対、損だと思います。

 

でわ、今日もありがとうでした、アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


韓国映画 インサイダーズ 内部者たち 2015年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

 

 

ところで、劇場で観る作品数も少ない私ですが

このブログで書かせてもらってる映画作品でも

DVDやブルーレイを買っていることはかなり少ないです。

正直、ほとんど買わないんですね~。

 

いつか、これまでに買ったDVDやブルーレイのタイトルを

リストにして書くって記事も書いてみたいんですが

その多くは韓国映画ってことになりますね。

それまではDVDを買うって習慣がなかったのでね。

 

まあ、でも、劇場で観る、テレビで映画を観る

もしくはDVDやブルーレイなどを買うことで

映画産業に少しでも貢献したいって気持ちはありますよ。

 

そんな感じで、また映画を観ていくわけだけど

6月14日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

インサイダーズ 内部者たち

 

 

インサイダーズ 内部者たち
原題:내부자들
英語題:Inside man

 

(2015年、韓国映画、R15+)


劇場公開版:130分
オリジナル拡張版:180分


監督・脚本:ウ・ミノ
原作:ユン・テホ(尹胎鎬)のウェブトゥーン『内部者たち』
PD:イ・ミンス
助監督:パク・ユヨン
撮影:コ・ラクソン(C.G.K)
照明:イ・スンビン
音楽:チョ・ヨンウク
美術:チョ・ファソン(ファソン工作所)
武術:パク・チョンニュル(熱血男児スタント)

出演
イ・ビョンホン → アン・サング 政治ヤクザ
チョ・スンウ → ウ・ジャンフン ソウル地方検察庁 特捜部 元警察官
ペク・ユンシク → イ・ガンヒ チョグク(祖国)日報 主幹
イ・ギョンヨン → チャン・ピル議員 シンジョン(新正)党 元検事
キム・ホンパ → オ・ヒョンス会長 ミレ(未来)自動車
イーエル → チュ・ウネ 元アイドル・グループ
チョン・マンシク → 部長検事 ソウル地方検察庁 チェ・チュンシク(崔忠式)
キム・ビョンオク → 民情首席秘書官 大統領府 オ・ミョンファン
キム・ウィソン → 編集局長
チョ・ジェユン → パン係長 ソウル地方検察庁 特捜部 捜査官
ペ・ソンウ → パク・チョンパル社長 文房サッシ社
パク・チヌ → イ室長 アン・サング 組織員
キム・デミョン → コ・サンチョル記者 元チョグク(祖国)日報
チョ・ウジン → チョ常務 ミレ(未来)自動車
ナム・イル → ウ・ジャンフンの父
クォン・ヒョクプン → ソク・ミョングァン ハンギョル銀行 元頭取
リュ・テホ → ムン・イルソク ミレ(未来)自動車 元財務チーム長
パク・サンギュ → キム・ソグ議員 ンジョン(新正)党
クォン・テウォン → チャン・ピル議員の後援会長 ソン・マンソプ
チョ・ドクチェ → チェ刑事 ソウル中部警察署
パク・チニョン → ソン議員 野党 元教授
チョン・ミンソン → インタビュー記者
ソン・ジョンハク → 対外協力室長
パク・ソングン → 監察検事
キム・ソヒョン → 督促職員

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 


解説: イ・ビョンホン主演で、財閥と政治家の癒着によって腐敗した巨大権力をめぐり3人の男たちが騙しあいを仕掛けあう様を描いたサスペンスアクション。策士であるガンヒに雇われ、裏で悪事を代行するアン・サングは、財閥企業であるミライ自動車が大統領候補へ裏金を送っていた証拠を手に入れ、ミライ自動車をゆすることを企てる。裏金ファイルがアン・サングの手に渡ったことで、裏金事件の捜査が打ち切りとなってしまった検事ウ・ジャンフンは、一切の責任を取らされて左遷となってしまう。諦めきれないウ・ジャンフンは、ミライ自動車の一件が失敗し、失墜したアン・サングに接触。一発逆転の秘策を持ちかけるが……。アン・サング役をイ・ビョンホン、検事ウ・ジャンフン役をチョ・スンウ、策士ガンヒ役をペク・ユンシクがそれぞれ演じる。(映画.com)

 

『インサイダーズ/内部者たち』予告篇

 

 

『インサイダーズ 内部者たち』の日本での公開は

2016年の3月11日ですか、確かなことはわからないんだけど

TOHOシネマズさん系列の劇場で公開されたようなので

もしかしたら、京都のTOHOシネマズ 二条でも

上映されてたかもしれないんですね。

でも、私は観に行かなかったんですよ。

当時の私の心境として

この映画は私には難しいかもしれない・・・って感じだったようで。

 

けど、やっぱり観たいとは思っていました。

それでいつ観るかって感じだったんですが、ようやく観ました。

 

まず、前半は正直、イ・ビョンホン演じる

ヤクザのアン・サングを取り巻く登場人物たちの相関関係が

非常に難しかったです。

ややこしいし、その人がどんな立場で

お互いにどう関係しているのか、なかなか理解できなかった。

 

ですから、これからこの映画を観ようと考えてる人には

そこは注意しておいてください、と言いたいんですね。

 

 

こんな感じなんですけどね。

 

と言っても韓国語なのでね~あせる

もしかしたら公開当時の公式サイトには

日本語の登場キャラ相関図があったかもしれませんがね。

 

しかし、この映画がわかりにくいのは、たかだか最初の30分くらい。

徐々にわかってきますので大丈夫音譜

 

けど、ちょっと私には説明しにくいので

この記事ではそういった感じでは書けません(^_^;)

書ければいいんですけどね。

 

まあ、最近の私の考えでは

観た人にはわかるように

観てない人にはわからないように

そんな感じで書くのが一番、かっこいいんじゃないかってのが

ありますね。

 

 

大企業、ミレ(未来)自動車のオ・ヒョンス会長 。

演じるのは、キム・ホンパさん。

 

キム・ホンパさんは、私にはお金持ちを演じるイメージ・・・。

 

 

新聞社・チョグク(祖国)日報の主幹、イ・ガンヒ。

演じるのはぺク・ユンシクさん。

 

優しい、いい人もたくさん演じられてきましたが

怖い、悪い人も演じられてきたぺク・ユンシクさん。

 

まあ、ぶっちゃけ、一瞬も目が笑ってないし、誰も信用してない。

 

「大韓民国世論を動かす有名論説主幹」ほどの

新聞社のそんなえらい人が、裏の社会を使い

経済界や政界、官庁ともつながり、裏から操作してるとか

そんなことありうるのか、と思うんですが

ありうるんだと思います。

 

この映画はフィクションですが

日本でもおおいにあるんじゃないって気分にさせてくれます。

だから、怖いですよ。

 

私思うに、イ・ガンヒの有名新聞社の主幹としての仕事ぶりも

もうちょっと見せてほしかった、と思いました。

 

 

オ会長とイ・ガンヒは結託して

元検事だったチャン・ピルをシンジョン(新正)党から立候補させ

金のチカラで議員にしたんですね。

 

チャン・ピルがどの程度の男だったのかはわかりませんが

議員になり、のちに大統領候補にまでなったことで

かなり傲慢でいばり屋な性格が顔を出してきてます。

 

チャン・ピル議員を演じるのはご存知、イ・ギョンヨンさん。

 

この映画

おじさんのおじさんによるおじさんのためのおじさん映画で

おじさんノリがものすごいのです。

 

それにしても、おじさんたちが純粋に楽しそうなのが

また腹立つ。

 

 

イ・ガンヒが裏の仕事をさせてるのが政治ヤクザのアン・サング。

 

サングは兄貴、兄貴と非常にイ・ガンヒを信頼してます。

 

サングがこの世界でどうやってこの立場にまで来たか

検察側の捜査の中で少し語られてますけど

まあ、根っからのヤクザって感じです。

けど、暴力は使うけどやり過ぎない感じ。

世の中、ヤクザよりも悪い人間なんてなんぼでもいますのでね。

 

アン・サングを演じるのはご存知、イ・ビョンホン。

 

サングは

ミレ自動車の財務チーム長だったムン・イルソクを締め上げ

裏金の証拠となるファイルを入手したことで

ミレの会長を脅迫しようとするが・・・はてなマーク

 

なめてかかったのがまずかって・・・超・非道い目に遭う汗

 

サングを非道い目に遭わすのは

ミレ自動車の冷酷なチョ常務で、チョ・ウジンさんが演じてる。

 

大企業の社員なのにヤクザよりも残虐な人(;゚Д゚)

 

 

学歴もコネもなく、昇進など望めなかった検事ウ・ジャンフン。

彼は大統領選挙にかかわる裏金を追ってきたのだが

サングの行動によってその大きなヤマを潰される。

 

彼はサングを使えば巨悪を追い詰めることができると考え

サングに復讐を持ちかけるのだが・・・はてなマーク

 

演じるのはチョ・スンウ。

 

ウ・ジャンフンのお父さんを演じるのは

『神と共に 第二章 因と縁』(2018年)のあのおじいさん

ナム・イルさんです。

 

サングと一緒にお父さんの住まいに泊まりに行く場面、好きです。

 

 

そのほか、ペ・ソンウさん、チョ・ジェフンさん

キム・デミョンさんが重要な役で出てきますし

アン・サングに最後までついていく忠実な手下はパク・チヌさん。

 

大統領府のえらい人の役でキム・ビョンオクさんも出ますし

この人をウ・ジャンフンに紹介する部長検事は

チョン・マンシクさんが演じてます。

 

短い時間ですかキム・ウィソンさんも出演されてましたし

まさしく卑しい権力の犬と化した警察の人の役で

チョ・ドクチェさんも出てられましたよ。

 

 

元アイドルで、サングの汚い仕事も手伝う女、ウネは

イーエルが演じてます。

 

言っていいでしょうか・・・まあ、この程度はいいでしょうビックリマーク

この女性、かっこいいです。

「モヒートに行ってモルディブ飲もう」ってサングのセリフ

泣けます。

 

それと・・・この映画では

金と権力を手にした男たちが繰り広げる「夜の遊び」も

けっこう詳しく描かれてるんですけど

それを不快に感じられる方は・・・まあ、ほぼ全員でしょう( ゚ー゚)( 。_。)

そういった夜の遊びが実際に大好きな人以外はねビックリマーク

 

私も不愉快でした。

 

けど、それも物語上、必要なことでしょうね。

悪人はとことんゲスでなければね~(;´∀`)

 

 

私はこれまでイ・ビョンホンとチョ・スンウなら

出演作の傾向と、俳優さんとしての表現などから

やや、チョ・スンウだったのですが・・・

まあ、ファンですね、チョ・スンウの。

 

二人とも、ゴージャスな男であることは変わりませんが。

 

しかし、この映画ではイ・ビョンホンでしたね~。

 

なんちゅうか、真骨頂でしたよね。

 

ああ、やっぱりイ・ビョンホンは凄いのだ、と思った(º∀º*)

ホンマに役がええわ、役が。

 

前半は、かなり悲惨で、可哀想なんですけどね

もう、後半はこの暗く汚れたような映画の中で輝きまくりでした。

 

いや、ホントにこうゆう映画のこうゆう役はかっこいい。

ただ、普通に善人であるよりも、少なくとも映画上

悪人に見える方が、絶対に面白い・・・。

 

 

それに比べると

チョ・スンウ演じるウ・ジャンフンはちょっと普通な人物なんですが

この映画でただ一人、正義に基づいて生きる人なので

応援したくなるんですね。

 

だって、こうゆう人がいないと、悪人がのさばりまくって

世の中、ホントに汚れきってしまうでしょ。

 

けど、ウ・ジャンフンに私、二面性も感じたんですね。

たしかに検事としてキレイであるため

汚れた付き合いは絶対に避ける人なんですが

それでもタダの真面目人間ではないので。

いつ、暗い面が顔を出してもおかしくない、ちゅうか

出世もしたいわけでしょ、ホントに・・・汗

 

と書きつつ、そう思えることが映画として楽しいんですがねあせる

 

チョ・スンウの出演作も、まだ観てない映画が減ってきました。

まだあるんですけどね、観るのを楽しみにしてる作品。

 

チョ・スンウの次の作品がやっぱり期待大ですが

また『GOGO70s』(2008年)のような〝歌モノ〟を

やってほしいです~。

 

 

ぺク・ユンシクさんは、どの映画もいつも素晴らしいです。

いい人の役、悪い人の役、そして笑える役、いろいろあるけど

この映画では悪い人の役で

『風水師 王の運命を決めた男』(2018年)の時に近いですかね。

 

ただ、前の方でも書きましたけど

「大韓民国世論を動かす有名論説主幹」ほどのイ・ガンヒが

なんでそこまで悪になって悪が許されてるのか

また、マスコミが財界、政界、そして検察と癒着しまくって

悪をしまくってる怖さの現場の実態は

もうちょっと詳しく見たかったかな、と思いました。

 

私が察しが悪いだけで、観る人が観たら

充分、悪さが描かれてるのかもしれないけど。

 

 

財界、政界、検察、そして新聞の有力者たちの裏の顔は

私が普段から想像するものでしたよ。

 

それが映画となって描かれてたとゆうか

風刺的な絵もあるでしょうけど、現実に近い気がして仕方がない。

 

多かれ少なかれ、日本もあんな感じとちゃいますかねはてなマーク

と言ったら、言い過ぎですかね。

もちろん、そうでない人の方が多いと思いたいんですよ。

この映画の通りだったらホントにイヤですから。

 

けど、日本でも度を越して癒着しまくって

自分たちのいいように不正とかしてると憶測してしまうのは

報道などを見てたら仕方がないんじゃないですか。

 

それだけ、現実の日本ではまだマスコミの正義が

失われてない、ってことなんでしょうけど

それも私なんかからしたら、ちょっとわからないですね。

いつまで信用してたらいいのか・・・。

 

日本人はホントに権力とかに弱いしね~。

強いものにへつらい、弱い者イジメが大好きで・・・でもそれが

おとなしくって従順な国民性を作ってきたんだろうし・・・。

 

映画でここまで描く韓国の方がその点、未来がある気がする。

 

 

ウ・ミノ監督の作品はこれまでに4作品・・・。

 

破壊された男 誘拐犯との死闘 (2010年)

スパイな奴ら (2012年)

インサイダーズ 内部者たち (2015年)

麻薬王 (2018年)

 

ソン・ガンホさん主演の『麻薬王』だけは

Netflix(ネットフリックス)に行っちゃったので観てないんですが

他の3作は観れました。

 

今のところ・・・う~ん、『インサイダーズ』が一番ですかねー。

 

けど、『破壊された男』と『スパイな奴ら』もいいですよねビックリマーク

 

 

原作はユン・テホのウェブトゥーン、『内部者たち』とのことで

ポスターで見比べると、上からビョンホンさん、スンウさん

そしてユンシクさんってことになるんでしょうか(^_^;)

 

少なくとも見ためでは似せてないなあ~。

 

 

このスカジャンは「横須賀みやげ」なのだろうかはてなマーク

 

書いた通り、前半はちょっと難しかったけど

後半からウナギのぼりに面白くって最後、最高でした合格

 

アン・サングとウ・ジャンフンの関係、すごく良かったです。

友情・・・なのかな~はてなマーク

でも、男の結びつきはありましたよねはてなマーク

 

あるシーンであるものを出してくる時のサングのセリフとかも

ホントに良かったですよ~。

 

それと、多くを語らないけど、観終える時、何かを感じられて

胸に迫るものがありました。

 

 

やっぱりこれ系の韓国映画ですからね、私は大満足です(≧∇≦)

 

まだ観てなかったら、観てみてください音譜目音譜

 

特に、ビョンホンさんの素晴らしい演技に注目ですクラッカー

 

でわ、今日もありがとうです、アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 色男ホ・セク 2019年 上映中

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

 

 

6月12日から公開中ですNEW

 

映画 『がんばれ!チョルス』 公式サイト

 

 

 

 

そして昨日、6月19日(金)から、この作品も公開始まりましたNEW

 

映画 『ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ』 公式サイト

 

 

 

 

それからこの作品が今日、20日、東京から公開スタートNEW

 

映画 『はちどり』 公式サイト

 

『はちどり』は徐々に公開されていく形のようですが

本当に素晴らしい傑作だそうなので、是非、観てください。

私もこの作品は観に行かせてもらう予定です。

 

 

 

私のブログでも韓国映画の日本での劇場公開作は

こうしてご紹介させていただいてますが

そんなに最新の情報をきっちり告知できるわけでもないので

ご自身でもいろいろお調べくださいm(._.)mあせる

 

 

 

それから、今は、新型コロナ・ウィルスの影響で

映画が観たいのに観れない方々も大勢おられると思います。

 

そんな中で、こうして新作映画について書かせてもらうのは

心苦しいのですが、私も浅はかなことは言えません。

私自身、苦しいです。

 

今は、誰もが安心して楽しく映画を観られる未来が待っている

そう願って、ブログでは楽しい記事を書くことを誓います。

 

 

 

 

 

そんな感じですが

シネマート心斎橋さんでこの作品を観てきましたよ・・・カチンコ

 

 

 

 

 

色男ホ・セク

 

 

映画 『色男ホ・セク』 公式サイト

 

 

 

※ 公式サイトから丸写しですので、観に行かれる方は今一度、ご確認ください。(6月20日)あせる

 

長崎セントラル劇場さんがすでに「上映終了」なのが不思議!?

 

劇場情報

※新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、実際の上映期間は異なる可能性がございます。

詳しくは各劇場ページ、およびオフィシャルサイトにて随時告知いたします。


関東
東京 シネマート新宿 6/12(金) ~
神奈川 あつぎのえいがかんkiki 7/18(土) ~
埼玉 シネプレックス幸手 6/12(金) ~
千葉 シネプレックス幕張 6/12(金) ~
栃木 フォーラム那須塩原 7/3(金) ~
群馬 シネマテークたかさき 順次公開

北海道・東北
北海道 札幌シアターキノ 7/4(土) ~
青森 フォーラム八戸 7/3(金) ~
岩手 フォーラム盛岡 7/3(金) ~
宮城 フォーラム仙台 7/3(金) ~
山形 フォーラム山形 7/3(金) ~
山形 フォーラム東根 7/3(金) ~
福島 フォーラム福島 7/3(金) ~

甲信越・北陸
新潟 ユナイテッド・シネマ新潟 7/3(金) ~
石川 金沢コロナシネマワールド 6/26(金) ~
福井 福井コロナシネマワールド 6/26(金) ~

愛知 伏見ミリオン座 6/26(金) ~
静岡 CINEMAe_ra 7/17(金) ~
岐阜 大垣コロナシネマワールド 6/26(金) ~

関西
大阪 シネマート心斎橋 6/12(金) ~
京都 京都シネマ 6/12(金) ~
兵庫 神戸アートビレッジセンター 7/11(土) ~

中国・四国
岡山 シネマクレール丸の内 6/12(金) ~
広島 福山コロナシネマワールド 6/5(金) ~
香川 ホール・ソレイユ 6/19(金) ~

九州・沖縄
福岡 KBCシネマ 6/12(金) ~
長崎 長崎セントラル劇場 上映終了
熊本 Denkikan 7/10(金) ~
宮崎 延岡シネマ 6/19(金) ~

 

 

色男ホ・セク
原題:기방도령
英語題:Homme Fatale


(2019年、韓国映画、110分、G)

監督・脚本:ナム・テジュン
撮影:ナ・スンヨン
美術:キム・ギョンホ
音楽:イ・ウンジュ、モグ

イ・ジュノ - ホ・セク
チョン・ソミン - ヘウォン
イェ・ジウォン - ナンソル

チェ・グィファ - ユッカブ
コンミョン - イ・ユサン
コ・ナヒ - アルスン
シン・ウンス - スクチョン
キム・ドンヨン - ドンジュ

チョ・イヒョン - スヤン
ペ・ジョンファ - ナム夫人
カン・スンヒョン - ユン夫人

チョン・ノミン - 年老いたホ・セク
イ・イルファ - 年老いたヘウォン
ハ・ジェスク - 大人になったアルスン

配給:ハーク

 

 

内容にはできるだけ触れないようにしますけど

何も知りたくない方はご注意ください (*^^*)

実はこの作品を観る前の日に山田洋次監督の

『たそがれ清兵衛』(2002年)を観ましてね

はからずしも日韓の時代劇を続けて観ることになりました。

内容はだいぶ違うけど、同じくらいいい映画でしたよ。

 

私もこの数年、韓国の時代劇、史劇を観てきまして

映画からだけの知識ではありますが

そのへん、映画を観ることにもだいぶ慣れてきてます。

韓国ドラマを観られる方々はもっとでしょう( ゚ー゚)( 。_。)

 



母親が妓生だったゆえに

妓房で妓生に囲まれて育ったホ・セク。

 

を演じるのはご存知、2PM ジュノくん。

 

ちょっとだけ出演のホラー映画、『ホワイト』(2011年)はともかく

私もジュノくんが出演した映画を観てきました。

 

まず最初がいきなり『監視者たち』(2013年)のリス役で

いっぺんに好きになりましたね。

 

それから『メモリーズ 追憶の剣』(2014年)もかっこよかったし

キム・ウビンくんやカン・ハヌルくんと共演した

『二十歳』(2015年)もとても良かったですね。

去年に公開された谷村美月ちゃんとの共演作

『薔薇とチューリップ』だけ、まだ観れてないんですよね。

観たいんですが。

 

 

で、そんなホ・セクを育ててきたのが叔母さんで

妓房の女主人、ナンソルさん。

 

演じるのはご存知、イェ・ジウォンさんです。

アホなコメディにも出るし、ホン・サンス監督の映画の常連でもある。

 

イェ・ジウォンさんがスクリーンで見れて、良かったなぁ~ビックリマーク

 

このナンソルさんがホ・セクになかなか厳しいんですよね。

 

 

で、ふとしたキッカケでホ・セクは

よくわからない人なんですが、ユッカブって人と出会いまして

演じてるのはチェ・グィファさんなんですが

チェ・グィファさんが汚いよ~(>_<)あせる

 

まあ、途中からハード・ロック・バンドの人みたいになるんですけどね。

 

で、なぜかホ・セクとユッカブさんは気が合いまして以後

相棒となってしまうのだった。

 

チェ・グィファさん、本作への出演は、『タクシー運転手 約束は海を越えて』を観たナム監督の父親の推薦で決定した

・・・とのことですが、『タクシー運転手』の役と

ユッカブはぜんぜん似ていない~。

ナム監督のお父さんの着眼点がよくわからない~(^_^;)

 

確かなことは『色男ホ・セク』でチェ・グィファさんの笑いのセンスが

メチャクチャ開花してしまってるってことですね~。

 

この映画ですが、ほら、韓国の史劇ラブストーリーの

第1話とかってけっこうアホな始まり方するじゃないですか。

あんな感じですね。

嬉しいほどにめっちゃ笑えますよ~音譜

 



で、ホ・セクが生まれ育った妓房が経営的にけっこう苦しくなり

そこで、ホ・セクはあることを思いつくわけです。

 

妓生に囲まれて育ったホ・セクは妓生がやることなら一通りできる。

だったら僕が女性相手の妓生になればいいじゃないか、と

韓国初の男性妓生になってしまうんですね。

 

これが異常に当たった。

まあ、ユッカブさんの「客引き行為禁止条例」に抵触しない

宣伝活動も功を奏したわけですが・・・

お店に夫を亡くした寡婦たちが集まりまくって大盛況。

 

 

一つ、当時の朝鮮においては

女が貞節を守ることが何よりの美徳とされ

夫が亡くなったりすると、それからの人生

他の男性に身を許すことなく

身に危険が及べば・・・ちょっと名前を忘れましたけど

小さな刀で自らの喉元を突いて死ぬのが素晴らしいとされていた。

 

で、夫の死後、操を守る女性は「烈女」と賞賛され

烈女を称えるために「烈女門」が建てられたりしたとゆう。

 

この烈女については、ヨン様主演の『スキャンダル』(2003年)でも

描かれてますが、2003年のラブコメ映画

『セックス インポッシブル 男はみんな狼だ!』もなかなか

詳しいです。

 

そんな烈女の皆さんがホ・セクの元に詰めかけまくるビックリマーク

ここ、笑えますが、あとでまた効いてきます。

 

 

お客さんの一人を演じるぺ・ジョンファさん

最近、見たなあと思ってたら『目撃者』(2018年)の

あのエレベーターの女性でしたか。

 

 

そして最初に妓房に来店してくる女性を演じたカン・スンヒョンさん

『毒戦 BELIEVER』(2018年)の

麻薬班のあの女カンフー刑事だったんやね~ひらめき電球

 

 

そして、ホ・セクを、オッパビックリマークと呼ぶ妹みたいな可愛い存在

スクチョンがいて、彼女もいつかは妓生になる身なのです。

 

ホ・セク、スクチョンにはホントにいいお兄さんぶりで

思わずユッカブさんも目を細めて微笑ましそうに見てました。

 

スクチョン役は『隠された時間』(2016年)のシン・ウンス。

 

 

そんなある日、モテまくりのホ・セク

町で見かけたしっかり者のお嬢様、へウォンが気になり始めて・・・

手練手管をもちいて戦略的にアプローチ!!

 

ヘウォンを演じるのはご存知、チョン・ソミン。

私、映画を観ながら、この発想はなかったわ、と思いましたが

いやいや、観てると、きっちりヘウォン役です。

 

ヘウォンには科挙の試験に合格することを目指してるお兄さん

ドンジュ(キム・ドンヨン)がいます。

 

 

でも、ヘウォンの方はホ・セクに気がないよう・・・。

 

 

と、なるとホ・セクの方としては俄然、やる気も出ちゃうわけですが

その前に韓国の子役ちゃんファンの方々注目のこの方ですね。

 

ヘウォンのお付きの女の子、アルスンを演じる

コ・ナヒ(고나희)ちゃん

すでにドラマや映画にいっぱい出てるそうですが

「こましゃくれた」とはまさにこのアルスンのこと。

表情一個で笑わせてくれるかなり凄い子でした。

 

そんな感じで

ホ・セクはどんどんヘウォンに惹かれていくのですが

恋敵の存在が!!

 

 

『エクストリーム・ジョブ』(2019年)の麻薬捜査班の末っ子

ジェフンではありますまいか(;´∀`)

5urprise コンミョンです。

 

彼が演じるイ・ユサンはヘウォンのお兄さんの友達で

昔からヘウォンのことが好きだったんです。

イ・ユサンは身分も高いので、そうなると

ホ・セクのライバル意識もビビビと高まるのでした。

 

 

監督・脚本 ナム・デジュン

長編監督1作目の『偉大なる願い(原題)』が韓国公開週第2位にチャートイン。病気で余命わずかとなった少年が「〝大人の男〟として死にたい!」と願い、その願望を叶えるべく親友2人とともに奮闘するという友情コメディで、リュ・ドックァン、アン・ジェホン、そして本作でヒロインの兄を演じたキム・ドンヨンという若手演技派が出演した。 監督2作目となる本作で、ヒロインが書庫で手にした書物のタイトルを「偉大なる願い」にしてみたり、Wonder Girlsの大ヒット曲「Tell Me」をアレンジして使用してみたり、笑いのツボや遊び心が満点の期待のフィルムメーカー。

 

・・・だそうで、ナム・デジュン監督の2作目なのですね。

ってゆうか、その『偉大なる願い』、めっちゃ観たいよビックリマーク


 

字数も減ってきたようなのでアレなんですが

笑って泣ける史劇ロマンスの決定版!!

まさしくそうなのですが、それだけではありません。

 

詳しくは語りませんが

笑って、泣けて、怒れて、寂しくなる
「喜怒哀楽」の全てが詰まった作品です。

軽やかに始まり、重みも奥行もありました。

その意外性がまた素晴らしいですよね。

 

もちろん前半は笑いと胸キュンがいっぱいなんだけど

途中から重いシーンがあって、私ゃそこで泣いてしまいました。

その時、あ、いい映画、と素直に思いましたね。

 

そしてラストですが、胸がキュ~ッとなります。

その感じも大好きですね。

ストーリーテリングの面からも非常に優れた作品ですわ。

 

 

パンフレットは850円(税込)でしたが

すんません、買いませんでした汗

 

いや、シネマート心斎橋さんの壁にあるポスターを眺めてて

これから公開される韓国映画の多さにおののきまして

これはお金を節約しとかなアカンわと思いました。

 

ホント、観たい作品ばっかりなんですよね~。

 

『色男ホ・セク』ですが、観たばかりなのに私

すでにまた観たくなってます。

 

ホントにいい映画ですよ。

韓国ドラマ・映画をいつも観てる人ばかりじゃなく

韓国のこういったラブコメ時代劇を普段、観ない人にも

観てほしいですね。

その面白さ、良さがわかってもらえると思います。

 

公開される劇場さんも多いので

是非、スクリーンで観てくださいね!

 

でわ、今日もありがとうでした、アンニョン(^.^/)))

 

韓国映画 未成年 2019年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

 

 

『はちどり』の日本での公開が

東京都 ユーロスペースさんから始まってますNEW

 

映画 『はちどり』 公式サイト

 

 

 

 

 

で、今日はこの映画について書きます・・・カチンコ

 

 

 

 

 

オトナはわかってくれない

コドモはわかりたくない

 

 

 

 

 

未成年 みせいねん

 

 

映画 『未成年』 公式サイト

 

 

【劇場情報】

 

 

東京 シネマート新宿 6月5日~上映終了

大阪 シネマート心斎橋 6月5日~上映終了

福岡 KBCシネマ 近日公開

 

名優キム・ユンソク初監督作 『未成年』 予告

 

 

未成年
原題:미성년
英語題:Another Child


(2019年、韓国、96分)

監督・脚本:キム・ユンソク
脚本:イ・ボラム
撮影:ファン・ギソク

ヨム・ジョンア - ヨンジュ
キム・ソジン - ミヒ
キム・ヘジュン - ジュリ
パク・セジン - ユナ
キム・ユンソク - テウォン


キム・ヒウォン - キム先生
イ・ヒジュン - ユナの父親
チョン・ジョンジュン - 葬儀場の従業員
イ・ジョンウン - 防波堤の女性
イ・サンヒ - 担当看護師
ヨム・ヘラン - 妊婦さんの母親
チョン・イラン - 病院の妊婦さん
キム・ヘユン - チョン・ヒョンジュ
ミラム - 看護師2
ユ・スンウン - 警備員
ソン・ドヒョン - ソン課長
ウ・ミンギュ - 防波堤の少年
イ・サンホン - 会社員2
ファン・ジェヨル - コンビニの客
イ・ユンジェ - コンビニ店長

配給:クロックワークス

 

 

『未成年』は韓国では2019年4月に公開されたShowbox作品で

俳優キム・ユンソクさんの初監督作品です。

 

キム・ユンソク監督が2014年に

オムニバス演劇の一編だったオリジナルを鑑賞して

映画として演出することを決心し

原作者であるイ・ボラムと共同で脚本を執筆したとのことですね。

 

私もこの作品は是非、スクリーンで観たいと思ってたんです。

ご存知のように去年の11月、シネマートさんの企画

「のむコレ3」でまず上映されたわけですけど

たしか、シネマート心斎橋さんでは1回だけの上映だったかな。

 

観れないかもしれないなあ、と思ったんですが

いつだったか、『未成年』は単独上映の告知が入ったんですよね。

それで、その上映を楽しみにしてて・・・観れましたよ(´∀`*)

 

 

同じ女子高の2年生であるジュリ(キム・ヘジュン)と

ユナ(パク・セジン)は気まずい状況にあった。

 

ジュリの父親テウォン(キム・ユンソク)と

ユナの母親ミヒ(キム・ソジン)が男女の関係であること

そしてユナの母親のお腹には

ジュリの父親の子どもが宿っていることがわかったから。

 

優等生で通ってきたジュリはことを荒立てずに収めようと考えるが

問題児だとされるユナは大人たちを見限ったかのような態度だ。

ジュリのスマホに電話してきた母親ヨンジュに

ユナは自分の母親とジュリの父親の秘密を明かしてしまう。

 

ジュリとユナの間に最初から確執が生じ

二人は教室で大ゲンカする。

 

結局、ジュリの母親(ヨム・ジョンア)ヨンジュも事態を知り

少女たちは親たちの思いとも向き合っていくことになる。

 

そんなある日、ジュリの母親とユナの母親が

顔を合わせることになり・・・。

 

 

大人たちの不倫って、まあ、みだらな関係(文化はてなマーク)の上に

ママが妊娠までしたあ~汗って事態が

最初は悪い形で二人の少女を出会わせまして

超・険悪ムードだったんですが、何となしに話し合っときたくって

何となく共に行動していくんですよね。

 

その、むしろ険悪だったはずなのに

何となく一緒にいる関係、悪くないんですよね。

映画として楽しいんです。

そして現実でもこのくらいの気持ちであれたら、と思いました。

 

高2といっても、女の子はもう大人ですよ。

だから、大人と対等に話そうともするし、問題とも向き合う。

けっこう強いですよ。

 

むしろ、大人の方が、大人ってまだこの程度

こんな歳なのに・・・って感じなんですね。

大人になったからって、何だって受け止められるわけでもない。

弱さもあるし、逃げもする。

 

結果として、でも、私はこの映画の主要キャラ5人の

誰も非難する気にはなれなかったし

誰も嫌いになれなかったです。

そう感じれたことが結果として嬉しかったですよ。

 

状況そのものは観てて苦しいところもありました。

宗教的な映画ではないけど、罰のようなものに遭遇したり

試練のようなものが誰にも降りかかりもする。

 

淡々系かと思いきや、なかなか衝撃度もあなどれない。

 

映画としては重いだけじゃないですね。

むしろ、軽さやコミカルもあった。

でも、人によっては強い悲しみにとらわれる気もするなあ。

 

まあ、わたしが知らないだけで、同じテーマの映画も

幾つか、あるんでしょう。

普遍のテーマの気がする。

 

まあ、『未成年』であることは、立場ですね、未成年って。

それと、恋愛はともかく、親が経験したことをまだしてないってこと。

それを未経験のままで、どう知り、認識して

折り合っていくかってゆうか。

 

二人はどんな人生を過ごすのかなあ、と。

 

 

ジュリ役のキム・ヘジュン 김혜준。

1995年5月8日生まれ。

 

『未成年』のあとの映画出演作でも

ペ・ソンウさんやソン・ドンイルさんが主演する

『Metamorphosis』(2019年)

チャ・スンウォンさん、キム・ソンギュンさんの『Sinkhole』(2020年)

ソン・ジュンギくん、チン・ソンギュさんの

『Season of You and Me』(2020年)に出てますね~。

 

それらの作品も観たいし、その時はキム・ヘジュンに注目ですね。

 

 

ユナ役のパク・セジン 박세진。

1996年9月6月生まれ。

 

映画の出演は『未成年』だけですが

ユン・シユンとキム・セロンが主演したJTBCドラマ

『魔女宝鑑 ホジュン、若き日の恋』(2016年)に出てるし

キム・ヘスとチュ・ジフンが出るSBSドラマ

『ハイエナ』(2020年)にも出ますね。

 

(写真:이데일리 TV Mobileさんから拝借してますひらめき電球

 

女優さんですよね~、高校2年生を演じた映画とは違うわ~。

 

この二人がホント、魅力的な表情なんです。

さすがユンソクさんが抜擢しただけはあるなあ。

 

 

ジュリの母親ヨンジュを演じるのはヨム・ジョンアさん。

 

何度も書いてますが

私がこうして韓国映画に熱中しまくることになったホラー映画

『箪笥 たんす』(2003年)の主演女優の一人なので

私にとって非常に特別な存在。

 

『ビッグ・スウィンドル!』(2004年)と

『チョン・ウチ 時空道士』(2009年)で

ユンソクさんと一緒に出てるんですが

二人が共演するシーンはなかったんですよね。

 

ジョンアさんの出演作はどれも好きだけど

あえて1作を選ぶと主演作の『ラブリー・ライバル』(2004年)ですね。

 

 

ユナの母親ミヒを演じたキム・ソジンさん。

 

私が初めて意識したのはハン・ジェリム監督の

『ザ・キング』(2017年)で、やっぱり一番印象的な作品は

『ザ・キング』でした。

今後は、『未成年』でしょう。

 

 

そしてジュリの父親を演じたキム・ユンソクさん。

1967年1月21日生まれ。

 

韓国映画を好きになれば

誰だってキム・ユンソクさんを好きになるに違いない。

 

私が初めて観た出演作が『チェイサー』(2008年)・・・

主役ジョンホの役でした・・・ホントにビックリしたな~目あせる

 

『楽しき人生』(2007年)、『哀しき獣』(2010年)

『10人の泥棒たち』(2012年)・・・

それからユンソクさんの出る映画はいっぱい観てきましたけど

ガッカリしたなんてことは一度もないし

いつもその演技に感動してきましたね。

ホントに作品をいつも傑作にする表現者である。

 

初めて劇場で観た出演作は

『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013年)で

それから『海にかかる霧』(2014年)、『極秘捜査』(2015年)

『プリースト 悪魔を葬る者』(2015年)、『天命の城』(2017年)

『1987、ある闘いの真実』(2017年)と全部じゃないけど観てきて

最新の公開作は『暗数殺人』(2018年)ですよね~。

 

私の特にお気に入りの出演作は

『亀、走る』(2009年)と『ワンドゥギ』(2011年)ですね。

 

『未成年』はそんなユンソクさんの初めての監督作品。

 

(写真:씨네21.comさんから拝借してますひらめき電球

 

皆さん、かっこええなあ~ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

ジュリとユナの通う学校の先生はキム・ヒウォンさん。

 

まあ、普通の先生ですが、慧眼の人ではないなあ(;´∀`)

 

ラスト近く、女生徒たちからツボを押さえたツッコミを食らう。

 

 

ユナのお父さんを演じるのはイ・ヒジュンさん。

 

あまりにも的確すぎるキャスティングに出てきた瞬間

爆笑しかけましたがな(≧∇≦)

 

まあ、いかにもな人なのでユナの荒んだ態度の原因の一つが

このお父さんなわけですね。

 

 

途中で突如として登場して不穏な空気をかもすオバハン。

 

演じるは、あの『パラサイト 半地下の家族』(2019年)の

イ・ジョンウンさんですが、演技がホントに凄まじく上手い!!

いや、演技のことはよくわからない私ですら、この演技力は

わかるとゆうか・・・ホント凄いし、好きヾ(*´∀`*)ノ

 

ご苦労されたからこそ、到達できる芸術もある。

 

イ・ジョンウンさんを見るだけでも値打ちありです合格

 

 

詳しくは書きませんが

コミカル&無神経な役で出てくる

チョン・イランさんとヨム・ヘランさんひらめき電球

 

 

キム・ユンソクさんが監督した作品として考えると

映画としてどこにユンソクさん色を見いだせばいいのか

私には言えないですね。

 

それは、1作しかユンソクさんの監督作品を観てないので

ユンソクさんの色を私が感じるのも難しいですよね。

 

韓国の俳優さんによる監督作品としては

ヤン・イクチュン監督の『息もできない』(2009年)

パク・チュンフン監督の『トップスター』(2013年)

パン・ウンジン監督の『マルティニークからの祈り』(2013年)

ハ・ジョンウ監督の『いつか家族に』(2015年)

といった作品が思い浮かびますが

その中でもパン・ウンジン監督はもう、俳優さんとゆうよりも

映画監督専業って感じですよね。

 

とにかく、そういった作品群と比較しても

特に『未成年』は監督のエゴや我が感じられない

ただ、素材を丁寧に映画として監督した印象の作品でした。

 

 

でも、この物語をこうして映画にされたことで

ユンソクさんの人柄は感じられました。

やっぱり穏やかで、思慮深い方なんだろうなあ・・・

と私には感じられました。

 

特に若い二人の女優をこう演出されたこと・・・

あと、これは意識されてるかわからないけど

なんか、男であることの申し訳なさみたいなのもね~(^_^;)

 

どこがどう、とは詳しくは言えないけど

美しい画にハッとさせられる時もありました。

そういったことも考えてやっておられるでしょ。

 



ジュリとユナは最後にあることをしますが・・・

どうなんでしょうね、うわっ(>_<)あせると思われる方も

いるような気がしますけど・・・

私はそこで、ああ、これでいいんだ・・・これで良かったんだ、と。

 

静かな感動があったし、いい結末だと思いました。

その気持ちにも強く共感しました。

 

なんてゆうのかなあ、ホントに、彼女たちが経験した

いい悪いは置いといて、過ごした時間の中で

かけがえのないことを知った、教わったあとに

訪れた瞬間の空気がね、ホントにすごく好きでした。

 

みんな、今は何とか大丈夫、ありがとう、またね、みたいな。

それがあるから良かったとゆうか。

 

上手く言えないけど、あんまり大げさな映画じゃないからこそ

96分しかない映画だからこそ、伝わる何かかもしれない。

 

大人3人の退場の仕方はてなマーク

それも良かったんですよ。

 

 

『未成年』ですが、東京と大阪での上映は終わってしまったけど

福岡 KBCシネマさんが7月18日から公開なので

また観れる人は観てください。

もしかしたらまた上映してくれる劇場さんがあるかもしれないですね。

 

DVDの発売やレンタルはあるんでしょうか。

わかりませんが観たい方には全員、観てほしいですよね。

 

キム・ユンソクさんの監督作ってことを抜きにしても

素直に素晴らしい傑作でした。

私は観れて、ホントに嬉しかったですクラッカー

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

新喜劇王 2019年 チャウ・シンチー監督作品

$
0
0

 

 

你好(^-^)ノ

いつも、ホントに多謝ですキスマーク

 

 

 

続いて、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

\笑いと涙の 地殻変動。/

 

 

 

『少林サッカー』 『人魚姫』

チャウ・シンチー監督最新作

 

 


新喜劇王

 


新喜劇王
原題:新喜劇之王
韓国語題:신 희극지왕
英語題:The New King of Comedy

(2019年、香港・中国、90分、広東語・英語)

 

監督・脚本・製作:チャウ・シンチー

共同監督:ハーマン・ヤウ

音楽:日向大介

スタント:ピア・バードード、カイル・シャピロ

主題歌:疾風少女

 

■キャスト
エ・ジンウェン
ワン・バオチャン
チャン・チュエンダン

 

©2019 The Star Overseas Limited All Rights Reserved.

配給:ツイン

 

チャウ・シンチー監督最新作 『新喜劇王』 予告編

 

 

映画館さんが前のように上映してくれるようになり

私が観たい作品もあるのですが、いろいろ考えて

チャウ・シンチー 周星馳監督の最新作を観ました。

 

まあ、観る直前に観ようと決めたんですけど。

 

『少林サッカー』『人魚姫』

チャウ・シンチー監督最新作!
笑いと涙の帝王チャウ・シンチーが、

すべての夢追い人に贈る

傑作エンターテインメント!!

 

 

とにかく、チャウ・シンチーの作品を映画館で観るのは私

初めてでした。

 

チャウ・シンチー マイヒーロー 1990年 主演

チャウ・シンチー 新精武門 1991年 主演

詩人の大冒険 1993年 主演・監督

ミラクル7号 2008年 主演・監督:脚本

西遊記 はじまりのはじまり 2013年 監督・脚本

人魚姫 2016年 監督・脚本

西遊記2 妖怪の逆襲 2017年 製作・脚本

 

私がこれまでに観たチャウ・シンチーの作品は

こういったところではないかと思います。

 

好きな作品は『ミラクル7号』、そして『人魚姫』ですね。

 

『新喜劇王』は、チャウ・シンチーがリー・リクチーと共同で監督した

1999年の作品、『喜劇王』のリメイクとのことです。

 

 

まず観始めて、なんか、めちゃくちゃ画面が暗いと思って

ビックリしましたけどね汗

観つつ、これ普通はてなマークあせるって周囲を見回してみたんですけど

そんなことしてもこの暗さが普通かどうかなんて

判断できないんですけどね・・・まあ、こんなもんなんやろな、って

思って観てたらそのうち、気にならなく・・・ならない(;´∀`)

やっぱり最後まで暗いと思いましたが

しかし、そんなことでこの映画の素晴らしさは少しも

損なわれることはない。

いや、ちょっとは損なわれてるけど。

 

もっと明るい画面の方がええなあ~。

 

なんしか

女優として成功することを夢見るモン(エ・ジンウェン)

ってゆうか如夢(Ru Meng)は代役とかエキストラとかを

もう10年以上、やってきてたんですが

見た目もちょっとアレで、歳もいってきたし・・・

スターになるための道のりは険しすぎて遭難寸前。

 

現場に行って何とか撮影にねじ込もうとしますが

拒絶され、嘲笑される悲惨な日々。

役にありついたと思っても、死体役とか殴られ役とか

単にいいように使われるだけ。

それは女優の仕事ではない。

が、モンは空気を読まない、めげない、諦めない。

 

そんな彼女、演技に懸ける情熱だけは人一倍、いや10倍くらい。

絶えず演技について考えているが、またそれがめんどくさい。

 

 

そんななのでモンのお父さん(チャン・チー)は

女優になる夢を諦めず結婚も就職もしない彼女に激怒し

娘を追い出してしまった。

 

 

モンの彼氏のチャーリーは基本

そんな彼女を応援してくれてるので

モンは頑張ってバイトに励んでお金を稼ぎ

エキストラとかの少ないバイト料とかからも

いつか結婚する日のための「結婚資金」を彼氏に預けてます。

 

 

モンは懲りずにスタジオに通うのだが

ルームメイトの美人の友達の方がスカウトされて

映画出演に抜擢されてしまったり、さらに悲惨な展開・・・

なのだが、彼女はそれに気づいてない、ように見える。

 

 

モンは映画『白雪姫 血のチャイナタウン』の現場に参加しますが

主役を演じるのはモンが子ども時代に憧れていた

マー先生(ワン・バオチャン、王宝強)。

 

 

いや、この役はもっと普通で良かったと思うけど(>_<)

 

いつ見てもイヤな感じのワン・バオチャンですが

この映画ではほんとにムカムカくるヤツむかっ

 

 

マー先生は演技力も人気も失い、それでも再起を賭けて

『白雪姫』に出てるんですが昔の栄光が忘れられず

今だに威張っている。

そしてモンをいじめるのだった。

 

 

悲惨な目に遭っても懲りずにしつこく頑張り続けるモンちゃん・・・

最初は笑って観てたんですがね~

だんだん笑えなくなって、私の顔もひきつってきました。

 

コメディ映画だと思って観てるんですけどね~、笑えません。

 

そのうち、怒りすら覚えてきましてね

めちゃくちゃ腹が立ってきたぞむかっ

 

 

だからね~、なんでお金を払って映画を観て

ムカムカ、イヤな気分にならんとアカンのよ~むかっ

 

なんかね、ホントにこれはいわゆる、どの世界にもある

パワハラについての映画でもあるわけですよ。

その仕事に夢を抱いて飛び込んできた若者を

立場が下だと思ったらなんぼでもいじめるヤツね。

そうゆうカスはどの世界にもいるでしょう。

自分だってたいしたことないくせにね

「身分制度」を悪用して・・・

ひょっとすると今、これを読んでくださってる方の中にも

身に覚えのある方、おられるんじゃないですか。

 

そういった意味でチャウ・シンチー、さすがですよ。

コメディでありながら、現実の醜さをキッチリ描きまくってはる。

 

それにしても、です。

ホントに気分悪いな~むかっ

 

 

マー先生は案の定、しっぺ返しを食らうんですが

それを笑ってる自分に対してもイヤ~な気分になったり汗

 

ま、笑えるんですがね~(^_^;)

 

 

も~、全員がデリカシーに欠ける人たち・・・あせる

 

 

そしてモンはついに、自分がどんな状況にいるのか現実に直面する。

アジアで最高にKYな女にだって、身のほどを知る時が来るのだ。

 

モンは女優になれるのかはてなマーク

 

なれるわけない、永久に

宇宙が終わる日が来ても

そのあとも、ずっと、なれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の感想を書いて、いいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だー、泣きましたわー・゜・(ノД`)・゜・

 

ほんま、号泣でした~。

こう来られたら泣くしかない。

 

もうね、最後、『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988年)なんか

ぶっちぎりで超えてますから。

 

これはチャウ・シンチーの映画ってもんへの大きな愛情と

それから夢を追う若者たちへの最高のエールでしょう。

 

チャウ・シンチー、実は優しい人。

 

これは映画で、絵空ごとかもしれない。

現実的でもないかもしれない。

でも、チャウ・シンチー自身がそう思ってないでしょ。

だから、貧しい家庭の出身で苦労してきた人の結論ですよ。

そりゃ今の時代、モンちゃんみたいに夢を諦めないことも

恥ずかしいし、挫折してしまった場合の自分の落ち込みも怖い。

だから、妥協してギブアップして社会に屈服して

目標に向かって頑張る人を嘲笑うことの方が100%楽ですわな。

 

けど、それじゃダメだって

それよりも真剣にやりたいことを諦めずに目指すんだって

90分の映画できっちり確信させられるんです。

 

これは凄いことだし、若い人に観てもらってね

理不尽にいじめてくる人とか、ちっさいヒエラルキーの中で

威張ってる人間の方が間違ってるんだって知ってもらうべきよ。

 

うわ~、本当にアカデミー作品賞級クラッカー

 

 

特に、「あ・・・ひらめき電球」って感じた場面は

モンちゃんがエキストラ仲間がお金をくれようと言うのを

断るシーンかな。

欲を断ち切って夢を追う・・・みたいな

それどころではない現代人が持ちえない、清貧の美徳があった。

そこにもチャウ・シンチーの優しい気持ちが感じられました。

 


イヤだったワン・バオチャンも最高!!

最後で私ゃ好きになりましたよ~。

 

 

主役のモンちゃんを演じたエ・ジンウェン(鄂靖文)

素晴らしかったです合格

 

この映画、日本の女優さんでリメイクしたらいいのに。

 

 

チャウ・シンチーが監督に徹してて、自分が出てないことを

残念がる方も多いと思いますけど、私ゃ、そこは

そんなに残念じゃないです。

監督作を観れたってことだけでありがたいので。

 

ってゆうか、「出る」ってことが「スクリーンに映る」ってことなら

出てますよね、チャウ・シンチー(;´∀`)

 

それと、『新喜劇王』、撮影が、なんてゆうのでしょうか

切らずにワンカットはてなマーク長回しはてなマークでけっこう一気にダーッて

撮ってるシーンが多いけど、それが気持ちよかったです。

私がガチャガチャした編集よりもその方が好きなのかな。

 

『新喜劇王』はチャウ・シンチーの映画の中でも

低予算で短期間のうちに撮影したそうですが

そのあたりの良さもあったのかもしれませんな。

 

『新喜劇王』はハーマン・ヤウ監督との共同監督だそうですが

そういったところは私にはちょっとわかりませんね。

思いっきりチャウ・シンチーの映画と思って観てましたよ。

 

 

評判の悪いパンフレットですが記念に買っておきましたよ。

400円(税込)ですしね~。

 

まあ、資料的な価値もないような気もしますが

そうゆうもんを買う贅沢が味わえます。

 

江戸木純さんのレビューも載ってました。

 


で、今日・・・ってゆうか昨日ですか

「新」を観たから「旧」を観ましたよ、『喜劇王』。

 

ん~、いや~、ま~あせる

私は『新』の方が好きですね(^_^;)

 

ちょっとタイミングが悪かったかもしれません。

『新』を観て、その感動のまま、『旧』を観るのはねビックリマーク

 

あ、でも、面白かったですよ。

コメディとしては『旧』の方が笑えるかもしれないです。

 

ドラ声のセシリア・チャンも可愛いし

もっとラブストーリーですね。

 

それに何といっても、主役をチャウ・シンチーが演じてますしね。

 

そういったワケで、『新喜劇王』

さすがはチャウ・シンチー!!

大傑作でしたドンッ\(^o^)/ドンッ

 

超オススメです、絶対に観てくださいよお~音譜

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜☆⌒(*^-゜)v

 

《新喜剧之王》主题曲《疾风》MV

 

 

 

 

 


 

韓国映画 ジェニ、ジュノ 2005年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうございますキスマーク

 

 

 

いよいよ、延期になってた『悪の偶像』が

明日、6月26日から公開スタートなのですねNEWNEWNEWNEWNEW

 

悪の偶像

 

 

 

 

映画 『悪の偶像』 公式サイト

 

何といっても韓国を代表する二人の俳優

ハン・ソッキュとソル・ギョングの初共演作品で

そこに同世代では最も演技力の高いと言われる

チョン・ウヒも加わってしまうとゆう作品ですね。

私も3人とも、大好きなんでよ。

 

予想では大人向きのサスペンス映画だと思ってるんですが

公式サイトさんの方を見ると

なんか、得体の知れないもの凄さも感じますね。

 

また劇場さんの方でこんなこともしてくれるそうです。

 

“二度目、三度目...、真実が見えてくる―。”

リピーター割引決定!

シネマート新宿・心斎橋、名古屋シネマスコーレにて実施。

2回目ご鑑賞の際は1回目鑑賞時の半券をご提示の上、¥1,100(税込)でご鑑賞いただけます。

 

ありがたいですね。

ってゆうか、二度目、三度目、観た方がいい映画なんですね。

私も気持ちを高めて観に行きますね。

 

皆さんも是非!!

 

 

 

 

 

そういったわけで、今日は2005年とかなり前の作品ですが

6月16日、この韓国映画を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ天使

 

 

 

 

 

お腹の赤ちゃんを守れラブラブ

15歳のカップルのハートフルコメディドキドキ

 

 

 

 

 

ジェニ、ジュノ

 

 

ジェニ、ジュノ
原題:제니,주노
英語題:Jeni, Juno
(2005年、韓国映画、102分)

監督・脚本:キム・ホジュン

原作:イ・ホング
撮影:キム・ドンチョン、チョ・ドギョン(水中撮影)
照明:キム・ゲジュン
音楽:チェ・マンシク、チェ・スンシク

出演
パク・ミンジ → ソン・ジェニ
キム・ヘソン → チョン・ジュノ
イム・ドンジン → ジェニの父
キム・ジャオク → ジェニの母
カン・ナムギル → ジュノの父
イ・ウンギョン → ジュノの母
ソ・ミンジョン → ジェニの姉
チョン・ファヨン → ミジ 同級生
チェ・ミンジュ → ファギョン 同級生
チョン・ナエ → ペク・チャンミ
ペク・ウネ → オ・マダム
キム・ユナ → ポイ
チェ・ガンセ → ピョン・ガンスェ
パク・ポムギュ → ミンス
イ・ドングン → チジョン
キム・カン → 昏睡状態
チェ・スンシク → 座台主人

特別出演
アン・ソニョン → 性教育先生
シム・ウンジン → ヘリン姉さん
キム・ギス → タクシー運転手
ナ・ドヒョン → プロゲーマー
チョン・ソリム → アナウンサー
キム・チャンソン → 解説委員

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

15歳の同い年、ジェニとジュノは初々しいカップルですが

ある日、学校の屋上でジェニがジュノにこう告げます。

「実は私、妊娠したみたい」

 

悩んでしまうジュノにジュニは「腕相撲で勝負よ」と言い

ジュノはその時、女の子の気持ちを知り

男の子としての責任感を感じ始める。

 

ジェニは運動場に石灰で「ジェニ 愛してる」と大書きするのだった。

 

その後のことを考える中で

二人は中絶について知り、ショックを受けます。

 

そして、赤ちゃんを産むことを決意するのだった。

 

 

当時、大人気だったインターネット小説の映画化だそうです。

 

子供が出来てしまった15歳の可愛らしい中学生カップルが自分たちのお腹の子供を守ろうと孤軍奮闘する様をコミカルに愛らしく、キュートに描いた純愛物語

・・・って、いや

「純愛」とはまた違うでしょ、妊娠から入ってるんだし(;´∀`)

 

まあ、純愛なのかな~、純粋な愛ってことで。

 

なんしか、十代の妊娠についての映画ですね。

 

恥ずかしいほどのラブラブ描写がてんこ盛りな上

かなりコミカルで、そこまで深刻な映画じゃないです。

 

でも、時々、「これって性教育の映画かなはてなマーク」って

気分になりますので、ポイントは押さえられてる感じ。

変に浮ついたような印象は受けなかったですね。

 

ただ、女の先生が授業で性教育を教える場面では

照れ隠しなのか何なのか、大袈裟にやり過ぎでしたが(;´∀`)

 

ってゆうか、特に大事な「避妊」はまず教えてたんかはてなマーク

 

映画としては後半、ファンタジー的な味わいもありました。

1971年の映画、『小さな恋のメロディ』はてなマーク

あの映画に似た雰囲気もありましたよね。

音楽が、無邪気で明るい感じなことが共通点ですかね。

 

 

ジェニを演じるのはパク・ミンジ。

 

『最後の贈り物』(2008年)ではハ・ジウォンの少女時代を演じたり

『男と女』(2016年)ではベビーシッター役で出演してたそうですが

私は印象にないかな(^_^;)

 

ジェニは学年5位に輝く優等生・・・。

 

けど、わんこに薬をやってしまうの

あれだけはいただけませんな~。

 

 

ジュノはまあ、普通の男の子ですが

ゲームってゆうか、今のeスポーツが得意ですね。

そして、何ができるのかと子どもが子どもなりに

せっせと頑張るのが微笑ましくもなかなか立派。

 

ジュノを演じるのはキム・ヘソン。

 

観てる間、どこかで見たなあ、って思ってたんですが

『ホームランが聞こえた夏』(2010年)の野球部員の一人でしたか。

 

ドラマ、『思いっきりハイキック!』(2006年、全167話)で

有名だそうですね。

 

二人とも可愛いです。

この映画の頃はちょうど、子役から脱皮する時期って感じですか。

 

二人とも、『ジェニ、ジュノ』のあとも、ドラマに出てるので

ドラマを観る人にはお馴染みなのかな。

 

 

ジェニの家はかなり裕福な印象です。

 

ジェニのお父さんはイム・ドンジンさん

お母さんはキム・ジャオクさん。

 

ジェニは3姉妹の末っ子です。

 

 

ジュノのお父さんはカン・ナムギルさん

お母さんはイ・ウンギョンさん。

 

カン・ナムギルさんは『宮 Love in Palace』(2006年)の

チェギョンのお父さんですね。

 

ジュノは一人っ子ですね。

 

 

ジェニのお姉さんを演じるのはソ・ミンジョンさん。

 

かなり出演時間が多くって、コメミカル担当ですね。

 

韓流シネマ・フェスティバルさんのHPによると

「ここにも注目!」ってことで
この作品では弟と姉という役柄で共演しているキム・ヘソンとソ・ミンジョンだが、韓国中を笑いの渦に巻き込んだ大人気シチュエーション・コメディ・ドラマ「思いっきりハイキック!」では教え子と教師という役柄で再共演。毎回、ドタバタと転びまくる恋愛初心者の教師役のソ・ミンジョン、勉強は出来るが恋愛ベタのイケメン高校生役のキム・へソンは必見だ。とのことです。

 

まあ、「弟と姉」じゃないですけどね。

「彼女の姉」、「妹の彼氏」の関係ですけどね。

 

マイ・リトル・ブライド 2004年

ジェニ、ジュノ 2005年

私の男のスニ 2010年

タッチ・バイ・タッチ 2013年

 

輝国山人さんのプロフィール欄によると

キム・ホジュン(김호준)監督の作品はこの4つですか。

 

『タッチ・バイ・タッチ』以外は日本でも観れますね。

 

 

『マイ・リトル・ブライド』のムン・グニョンと

『ジェニ、ジュノ』の主演2人。

 

 

結論から言って、この映画は人工妊娠中絶に反対していて

そこはブレがないですね。

 

赤ちゃんを授かったのだから

いろいろ差し障りや問題はあるでしょうけど

やっぱり産みたいよ、産みましょう、産むべきです、ってゆう。

 

それが15歳の子どもってことなので

じゃあ、大人を納得、説得するのにはどうするのはてなマーク

みたいなことも考えていきましょうね、みたいな。

 

特に最後、登場人物たちによって歌われる歌の歌詞ですよね。

それを聴いてたら、感動しつつ、ああ、これで良かったんだ・・・

と私は思わされました。

 

 

と言ってもやっぱり年頃のお子さんを

お持ちの親御さんたちからすればご心配も多いでしょうし

私もそこまで突っ込んで書く気もないんですが

やっぱりですね、観てて涙ぐんでしまいましてね・・・

いや、最近はなんかもう、映画なんか観てると必ず

涙ぐんでるような気もしますが(^_^;)

 

特にね~、ジュニが寝てる時に見る夢がね~

なんか胸がキューッとなってしまうんですよね~。

この映画で特に気に入ったところです。

 

そういった気持ちもあり

少なくとも映画を観ていってる間に

これは何としても産まさせてあげたい

赤ちゃんを出産すべきだと私も思いましたよ。

 

まあ、甘いですよ、そりゃまだ子どもだし・・・

でも、その甘さも応援したくなるんですよ、なんか、

 

で、結論としてやっぱりね、孫は可愛い、みたいになるんですよ。

まあ、いかにもですが、やっぱりそこは揺るぎないとゆうか

新生児を目にした時、どんな親御さんも

子どもたちと孫を認めざるをえなくなるんじゃないですか。

 

映画の中では、産んだあと、養子に出す

海外にいるお姉さんのことして育てる、って案も出るんですが

生まれた赤ちゃんを母親から引き離すのはやっぱりね

この状況では賛成できませんね。

15歳のママであってもね。

 

まあ、一つには、この映画では特にジュニの家庭が

経済的に恵まれてるってのが重要だったと思います。

 

これ、貧しい家庭の子どもたちの話だったら

ぜんぜん話、違ってくるでしょう。

 

 

けど、映画を観終えてフッと思いましたけど

もしも親御さんが経済的に余裕があるのなら

子どもたちが若いうちに子どもを産むのもいいと思いましたよ。

 

そして早いうちに子育てを終えては孫

その次はまたひ孫みたいにバックアップしていけると

なんか人生に張り合いがあるように思えて・・・どうでしょうかはてなマーク

 

まあ、それも、一概に言えませんね、様々ですけど。

 

 

最後の追跡劇はちょっと

『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年)を

思い出したりしますな~。

 

まあ、最後までかなりコメディ寄りでしたけど

映画が導く結論に私は素直に感動しました。

 

 

観る前は、これはちょっとどうなのかなあ~はてなマークって

思ってたんですが、観たら、可愛いし、愛すべき映画でした。

 

大人向き・・・ってゆうか

むしろジュニ&ジュノと同世代向きの映画だと思いましたが。

 

と、同時に大人が何のために存在するのかっていったら

それは子どもたちのためじゃないのか ――

そんなふうにも私は考えさせられましたね。

 

もちろん題材が題材だけにね、賛否両論もあるでしょうけど

やっぱり観ておいた方がいい映画じゃないでしょうか。

 

でわ、今日もありがとうでした、アンニョン~バイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国映画 ワンス・アポン・ア・タイム 闘神 2017年

$
0
0

 

 

你们早!(^-^)ノ

いつも谢谢您ですキスマーク

 

 

 

昨日、6月26日から公開が始まってますNEW

 

悪の偶像

 

 

映画 悪の偶像 公式サイト

 

“二度目、三度目...、真実が見えてくる―。”

リピーター割引決定!

シネマート新宿・心斎橋、名古屋シネマスコーレにて実施。

2回目ご鑑賞の際は1回目鑑賞時の半券をご提示の上、¥1,100(税込)でご鑑賞いただけます。

 

皆さまも是非、二度目、三度目、真実を見てください~!!

 

 

 

 

 

本題ですが、6月15日、この中国映画を観ましたキラキラ

 

 

 

 

 

三生三世にわたる神々の壮大な愛と争い。

 

 

 

 

 

ワンス・アポン・ア・タイム

闘神

 

 

ワンス・アポン・ア・タイム 闘神
原題:三生三世十里桃花
英語題:Once Upon a Time
韓国語題:삼생삼세 십리도화


(2017年、中国映画、109分、G)

監督:チャオ・シャオティン、アンソニー・ラモリナーラ
原作:タン・チー
脚本:リー・ハン、リュウ・ハン、マイ・レイ、チャン・アーリャン、タン・チー
撮影:チャオ・シャオティン


リウ・イーフェイ
ヤン・ヤン
ルオ・チン
リ・チュン
イェン・クァン

配給:ハーク、ミッドシップ

 



解説
テレビシリーズ化もされて人気を呼んだタン・チーのベストセラー小説「三生三世十里桃花」を映画化し、天上界で繰り広げられる三世にわたる愛憎を壮大に描いたファンタジック・アクションラブストーリー。

天上界の太子・夜華は人間の素素と許されざる恋に落ち、彼女と結婚する。やがて素素の存在が天界に見つかり、夜華はやむを得ず彼女を天上界に連れて行くが、素素は罠にはめられ身投げしてしまう。300年後、2人は天上界で思わぬ再会を果たす。実は素素は天上界青丘の皇帝の娘・白浅のもうひとつの姿だったのだ。しかし、白浅は夜華についての記憶を失っており……。

主人公・白浅役に「ドラゴン・キングダム」のリウ・イーフェイ。「LOVERS」の撮影を手がけたチャオ・シャオティンと「スパイダーマン」シリーズのアニメーション監督アンソニー・ラモリナーラが共同でメガホンをとった。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2018/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」(18年7月14日~8月24日)上映作品。(映画.com

 

 

STORY
天界の太子・夜華と人界の素素は住む世界が異なりながらも想いを寄せ合い、人間である素素との恋が許されないにもかかわらず結婚する。やがて彼女の存在が天界に見つかり、夜華はやむを得ず素素を天界に連れて行く。ところがそこで彼女を疎ましく思う者たちの罠にはめられ、素素は誅仙台より身を投げてしまう。そして300年後、天界の東海竜宮で、二人は予期せずして再会する。実は素素は青丘の皇帝の娘・白浅のもう一つの姿だったのだ。生まれ変わった彼女の心をもう一度掴もうと夜華は必死になるのだが、白浅には夜華との記憶は失われていた…。(HARK

 

 

ソン・スンホンが主演した『第三の愛』(2016年)を観た時

女優さん、リウ・イーフェイ、劉 亦菲に魅せられて

彼女の出演作も観ていくことになったんですが

この作品、『ワンス・アポン・ア・タイム 闘神』もその一つです。

 

今にして私も中国のファンタジー映画がホント好きですので

観る前の期待も大きかったです。

 

ファンタジーで、ラブストーリーで、アクションもあるこの作品

最初はコメディ強めでスタートするのが嬉しいのですが

どうにもこうにも、話が見えてきません汗

頭に入ってこない・・・( `▽´;)あせる

ズバリ、私には難しいんです。

 

それが私アホだからそうなのか

それとも中国の映画だからそうなのか

わからなかったんですが・・・

観終えてからお詳しい方のレビューを読ませてもらって

理由がわかりましたよひらめき電球

 

 

ららぴっとさんのレビューをリブログさせていただきます。

 

皆さま、この映画について詳しくお知りになりたいなら

是非、ららぴっとさんのレビューをお読みくださいビックリマーク


ららぴっとさん、おそれいりますm(._.)m
 

つまり、小説は外伝を含めて311頁(湖南文芸出版社の【記念版】)の長編。ドラマは58話(!)もある。なのに、映画はたったの2時間・・・。

そういうことでしたか~(^_^;)

 

ドラマ版は『永遠の桃花~三生三世~』として全58話

日本でも観れるし、DVDも発売されたんですね。

 

 

2009年に出版され中国全土でベストセラーとなった

タン・チー著の小説「三生三世十里桃花」は

またマンガ化もされてると・・・。

この小説はマンガ、ドラマ、映画になってるんですよね。

 

で、中でも一番、短いのが映画版109分・・・

そりゃポンと映画だけ観ててもわかりませんわ汗

 

これは小説も読み、ドラマも観た人が

また観るといい映画なのかもしれないですね。

 

 

ですので当然

私にはストーリーがどうとか解説なんてできるわけもないし

その上、中国のファンタジー、伝奇小説も知らないけど

映画の半ばを過ぎる頃には、私にも何となく話もわかってきて

徐々に感動を覚えてきてたんですね。

 

最終的には、ああ、いい映画を観たなあって思ってましたよ。

 

だから観て損したとか、つまらないとか

そんなことはぜんぜんないです。

 

 

それと、おそらくCGで作り込んだ背景や

衣装、美術、それから音響や音楽などの映画表現全体が

すごい観どころだと思うんですね。

それを観てるだけでも、私は満足でしたよ。

 

ホント、かなりの予算で大勢のスタッフが参加した映画なので

絵作りにはことのほか手間ひまがかかってるんだと思います。

映画としてはかなり豪華ですよね。

 

天族と神仙の間で繰り広げられる物語なので

登場人物たちがそれ相応に超能力とゆうか、魔法的な技を使うし

変身もするので、そうゆうのが好きな私にも興奮でした。

 

リウ・イーフェイ以外は知らない俳優さんばかりだと思いますが

キャストの演技もホント好きです。

 

まあ、そう考えると、これで話がわかりやすかったら

傑作だったのに・・・そうならどんなに良かっただろう・・・あせる

とは考えてしまいましたけど(;´∀`)

 

 

で、観終えて考えてたんですけど、悪い意味ではなく

私も、リウ・イーフェイが出てればそれでいい

ってわけでもないんだなと思いました。

 

彼女は美しいし、魅力にあふれた女優さんだけど

『第三の愛』のヒロインが素晴らしかったのが

やっぱり大きいんだと思います。

 

本当に美しい二人の主人公

ソン・スンホンとリウ・イーフェイのケミストリーが

私にとってずば抜けて劇的だったんだろうし

原作小説、そしてイ・ジェハン監督の演出が偉大だったんですよ。

 

映画は同じキャストであっても

別の映画なら違うものになるんでしょうし

キャストへの過度の期待も禁物かもしれないですよね。

 

とは言ってもリウ・イーフェイは私の大好きな女優さんですし

見るとほれぼれしてます。

観れる映画は全部、観ていきたいですよ。

 

 

公開が延期になったディズニーの『ムーラン』

スクリーンで観る日を楽しみにしてます音譜

 

 

天界の皇太子を演じるヤン・ヤン、楊 洋・・・美形ですよね~ビックリマーク

 

まだ28歳ですか。

映画を観つつ、この美しい人は誰~!?って感じでした。

 

ヤン・ヤンですね・・・覚えた!!

 

 

そして、阿离を演じた彭子苏(Zisu Peng)ちゃん

ホントに可愛いです(*´`)

 

この可愛さも観てて嬉しかったな~。

 

けっこう、大人がおこちゃまにお酒を飲ましたりもするんですが

そこは、まあ、ファンタジービックリマーク

 

 

監督さんは二人おられて

実写部分の監督と撮影は大作『グレートウォール』や『LOVERS』のカメラを担ったチャオ・シャオティン。特殊効果部分は、『スパイダーマン』シリーズでアニメ―パートの監督を務めたアンソニー・ラモリナーラが担当する2人監督体制でこのファンタジック・アクション超大作を仕上げた。とのことです。

 

時間的には109分とけっして長くない作品ですが

やっぱり画面の完成度が高いのは2人監督体制だからですね。

 

うちのブログのコメント欄でも最近

ブロともさんと話してたんですが

昔の香港映画なんか、かなり雑で

お金かけずにガガガ~って体力勝負で撮ってる感じですが

最近の中国の大作は逆方向に豪華絢爛な映画も多いですものね。

 

どちらがいい、とゆうのではなく、それは映画史の流れとして

私は両方を好きでありたいと思ってます。

 

生活感に満ちた猥雑の美すら感じる昔の香港映画も

雄大なロケで格調高い文芸大作な中国映画も

最近のお金かけまくってる超大作系の中国映画も

同時に全部、楽しませていただきます。

 

なんか政治的には中国とアメリカももめたりしそうですが

映画的にはヒットしてなんぼなのが面白い。

そこらへん、映画のパワーを感じますね。

貪欲が国境を越える、っちゅうか・・・。

 

ただ、香港は香港で中国に飲み込まれないでほしい。

その精神も映画でやってほしいですね。

なんでも大きいのが小さいのを吸収するのって良くないですよ。

 

 

原題の『三生三世十里桃花』とは

「三つの命、三つの世、十里の桃の花」ってことでいいんでしょうか。

それが物語ですね。

 

ん~、やっぱり・・・あせる

これはもっと上映時間を増やして

原作を映画用に上手くまとめてくれてたら良かったのになあ~あせる

と思ってしまいます。

そしたら、もっともっと楽しめたと思いますね(^_^;)

 

私はいつも通り、前もって何も調べずにいきなり観たんですが

さすがにこの映画は

物語を少しは知ってから観た方が良かったと思いました。

 

 

いろいろ調べると

この数年間の中国映画も、まだまだ観てみたい映画

たくさん出てきました。

 

もう、どれから観たらはてなマークって感じなんですが

自分の勘と、あと、皆さまからのご指導をたまわりつつ

観ていきたいと思うメラメラ(`・∀・´)メラメラ

 

よろしくお願い致しますビックリマーク

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク

再见(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喜劇王 1999年 チャウ・シンチーの映画

$
0
0

 

你好(^-^)ノ

いつも、多謝ですキスマーク

 

まだ公開中の劇場さんもあるかもしれませんが、『新喜劇王』、ホントに素晴らしいで作品でした。

 

新喜劇王

 

 

 

なんでこんなにいい映画が地味に上映されてるのかちょっと謎なんですが、まあ、騙されたと思って観てほしい気分ですよヾ(´▽`)

 

それで、私も『新喜劇王』の復活元はてなマークにあたる『喜劇王』をすぐに観ることにしまして・・・6月22日、観ましたよ~カチンコ

 

 

 

 

 

今年一番の笑撃作!

 

泣くほど笑え!

 

 

 

 

 

喜劇王 きげきおう

 

 

喜劇王
原題:喜劇之王
英語題:King of Comedy
韓国語題:희극지왕


(1999年、香港映画、90分)

監督:チャウ・シンチー、リー・リクチ 
脚本:チャウ・シンチー、エリカ・リー、ツァン・カンチョン、フォン・ミンハン
製作:ヤン・グオフイ
撮影:ウォン・ウィンハン
音楽:日向大介
編集:カイ・キットワー、ヤウ・チーワイ
アクション指導:ブルース・ロウ

チャウ・シンチー - ワン・ティンサウ
セシリア・チャン - ピュウピュウ
ン・マンタ - ガンプ
カレン・モク - ト・キュンイ
ラム・ジーシン
ジャッキー・チェン

配給:アートポート

 

 

「香港のジム・キャリーとも言われる喜劇王チャウ・シンチー」が、「香港映画の舞台裏を大袈裟にパロディ化したコメディ」とのことです。

 

監督はチャウ・シンチーとリー・リクチーの共同監督です。

リー・リクチーはチャウ・シンチーと多くの傑作を作ってきてコメディの世界では「黄金の組み合わせ」と称されたそうですが、『少林サッカー』(2001年)以来、二人は決別したとの話もあり、共同作業をやっておらず、リー・リクチーの監督作の質は低下した・・・とか何とか、中国語のサイトに書いてありました。

 

リー・リクチーは2018年に『喜劇之王2018』をやろうとしたけど、著作権の問題が発生し、彼はそれを諦め、そしてチャウ・シンチーが『新喜劇王』(2019年)をやったようですね。

 

こういったこと、私はもちろんぜんぜん知らず・・・また詳しい方、教えてください。

 

 

熱意だけは人一倍、いや10倍くらいの空回り野郎、ワン・ティンサウ・・・ひとかどの俳優を目指す彼の語るも涙、聞くも涙の時間が無駄な物語。

 

ワンはハーさんとゆう映画関係者の人から情報を仕入れては、勝手に現場に入ってきて、エキストラに演技指導したりする迷惑な野郎。

 

 

冒頭でワンが参加してる現場のシーンで、ジャッキー・チェンがカメオ出演ですね。

ほんの一瞬でしたが、日本語吹き替えではちゃんと石丸博也さんが演じられてます。

 

 

なぜかワンと会った瞬間から絶えずキレ気味のお弁当屋の怖いオッサン。

出てくるごとに怖い。

イヤだなあ、このいじめ風味。

でも、こうゆう人、ホントにいますからね。

 

 

オッサンがほった弁当を食べるわんこちゃん。

 

 

ワンの本業は福祉公民館の職員であった。

しかし、そんなもん、俳優になることしか頭にないワンなので身が入るわけがない。

仕事は雑。

 

 

自分が主役の古典戯曲の公演を開催し、客集めのためには子どもも泣かす。

 

 

ワンの公演のメンバーですか、なんか弱小極道はてなマークみたいなんですが、こうゆう、ホントに俳優なんかはてなマークと思わる顔ぶれがチャウ・シンチーらしくて素晴らしい。

 

あ、やっぱりホントに俳優さんなんですけどね。

真ん中の林子善さんは16歳の時、この作品で映画デビューしたとか・・・いい演技なんですよね~。

今なんか、ムキムキになってますけど。

 

 

セシリア・チャン 張柏芝、登場。

彼女が演じるピウピウはクラブ「女子高生の初恋の夜」で働いてるキャバ嬢ですけど、本物の女子高生ではないですよ。

 

 

その頃、ワンは死体役を演じたはてなマークことで大スターのト・キュンイから気に入られ、チームに入れることになった、んですが、「そこつ」からグチャグチャになり、次の場面では弁当を持って逃げているいい加減な展開。

 

私、カレン・モク 莫文蔚さんの映画もぜんぜん観てないんですよ。

 

 

そんな折、「女子高生の初恋の夜」の皆さんが接客に役立てばとワンに演技を習いに来た。

 

 

が、ワンがここぞとばかりに頑張って講義してるのに、ピウピウはハナっから「バカなエキストラ」と限界までバカにしきってるのがホント楽しい。

 

しかしピウピウ、人に言うのはいいが、人が言うと簡単にキレる人でワンに対しイス攻撃。

 

 

しかし、その夜、ピウピウはワンから教わった泣きの演技で、酒乱だが金持ちのロン社長に気に入られるのだった。

まあ、やっぱりお金はお金ですから。

 

 

で、あんなけバカにしてたのにお金が入ったらピウピウ、ワンにまた〝客のあしらい方〟を教わりに行きまして、ワンは熱心に指導。

 

 

ピウピウの過去の思い出の中に出てくる人、馮勉恆さん・・・『ミラクル7号』(2008年)の体育の先生ですよね。

チャウ・シンチーの映画によく出てるのかな。

 

 

で・・・いろいろ笑える場面もあって、その後、ワンはまた映画の現場で恥をかき、あのお弁当屋の怖いオッサンともめた時、オッサンから決定的に罵倒されまくって、俳優を夢見る自分を全力で否定される。

 

彼の心はどれほど傷ついたことだろう。

 

ネタバレにならないように書きますが、この弁当屋のオッサンを演じるのはン・マンタ 吳孟達さんで、ただワンを怒鳴ってるだけではなく、この映画の後半で効いてくるわけです。

で、なんでワンに会うたびに罵りまくるのかもわかるんだけど、それにしてもなあ~、いや、どう考えてもまずいでしょ、人にあそこまで吠えまくるのは。

また観たら考えが変わるのかもしれないけど、腑に落ちないなあ。

 

 

それでもワンは、あの青年ヤクザたちと一緒にいる中で、演じることへの情熱を盛り返して劇の練習をするんですよね。

そこへピウピウが来まして、純粋に演技に打ち込むワンを見ていて、次第に好感を感じていく・・・。

ピウピウは知るんです、ワンが真っ暗な夜のあと、美しい夜明けが来ると信じていることを・・・。

 

鈍感でKYなワンでしたがピウピウの気持ちを感じ、二人の間に愛が芽生え、その夜、二人は結ばれます。

 

 

しかし、朝、ワンはピウピウはホステスだから、と、お金を渡してしまう。

何をやっとんじゃ、この俳優バカ空回り野郎はビックリマークむかっ

 

ピウピウはそのまま「まいど」と帰ろうとするが、ワンは自分の不甲斐なさを感じつつ、ピウピウの面倒を見ると口にする。

が、ピウピウはその申し出を断る。

 

素直になれない二人・・・。

 

 

そしてワンは、キュンイの引き立てで彼女の相手役に抜擢されるのだが・・・!?

 

 

一回目、観た時にはピンときてない気がしてたんですが、二度目、観たらハマりましたクラッカー

 

笑えるコメディでもありますが、ラブストーリーの側面が非常に強いですね。

 

ラブストーリーとして観るとホントにいいです。

 

セシリア・チャンが可愛いし、チャウ・シンチーもホント、かっこよく見えます。

 

 

それと、のちに『新喜劇王』で結実する、成功を夢見て努力する日陰者に光を当てる映画ってことでも、とても魅力的ですよね。

 

最後の方はホントに先が読めなくって、おいおいおい、って感じでどうなるのかと思うんですが、観終えると、なるほど~って感じかな。

 

ラスト・シーンはホント好きです。

あの絵を持ってこられるともう、感動するしかない・・・。

 

 

これまでに私が観たチャウ・シンチーの映画にも共通してるように思うんですが、女優さんたちがけっこう非道い目に遭うんだけど、トータルでやたら素敵なんですよね。

 

これはもう、チャウ・シンチーが考えてやってるのと、この人のセンスなんでしょうね。

 

『喜劇王』でもセシリア・チャンもカレン・モクもホントに魅力的です。

 

セシリア・チャンなんて、この映画がデビュー作で、いきなり魅力全開って感じですよね~。

 

カレン・モクはチャウ・シンチーの映画によく出てるそうなので、またその映画が観れるといいなあ。

 

 

『喜劇王』にあった恋愛の物語を『新喜劇王』では、なくして、完全に、夢見ること、それに向かって努力することの美しさに徹してましたけど、映画作品としては私は圧倒的に『新喜劇王』が好きです。

『新喜劇王』はもう、超越してるって思いました。

ラース・フォン・トリアーの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年)とか、なんて凄い映画だろうって思って観てたんだけど、今の私はチャウ・シンチーの発想や人生哲学に首ったけです。

 

こうして映画を観てて、ホントに映画作家として抜きん出てるし、唯一無二じゃないですか。

おそらく真似しようとしても無理なんでしょ。

だから日本で『少林少女』(2008年)とかやろうとしてもダメなんですよ。

チャウ・シンチーの通りにやればいいのに、おそらく怖気づいてできないんでしょ。

観客を意識しすぎて。

チャウ・シンチーの映画は上辺だけ真似ても絶対できひんと思う。

 

とか、エラそうなこと書いてお前なに様はてなマークって感じですけど、今の私はそれほどチャウ・シンチー凄い思ってますから(;´∀`)

 

 

『喜劇王』は大ヒットもしたし、香港の人たちにとって特別な映画だそうですけど、それもわかる気がします。

 

私もまたこれからチャウ・シンチーの映画を観ていく楽しみが嬉しいです。

ホントに素晴らしい映画に出会えてます。

 

この作品、まだ観てなかったら是非、です!!

 

でわ、今日も最後まで謝謝!!ですキスマーク・・・拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


韓国映画 がんばれ!チョルス 2019年 公開中

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

6月もありがとうございましたキスマーク

 

 

 

 

 

NEW現在公開中ですNEW

 

 

 

はちどり

 

 

映画 はちどり 公式サイト

 

 

 

悪の偶像

 

 

映画 悪の偶像 公式サイト

 

 

 

 

 

NEWそして7月10日から公開スタートですNEW

 

 

マルモイ ことばあつめ

 

 

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

 

『はちどり』と『悪の偶像』は私も観に行きます。

 

『マルモイ』は考え中ですが・・・できれば!!

 

 

 

 

 

 

 

公開延期となってた作品ですが

この作品を観てきましたよ・・・カチンコ

 

 

 

 

 

マルチ俳優チャ・スンウォン主演

凸凹な二人のおかしな旅が始まった!

 

 

 

 

 

がんばれ!チョルス

 


映画 『がんばれ!チョルス』 公式サイト

 

劇場情報

青森 シネマヴィレッジ8・イオン柏 8月21日~9月10日
岩手 ルミエール盛岡 7月24日~8月6日
愛知 ミッドランドシネマ名古屋空港 7月31日~8月13日
大阪 シネマート心斎橋 6月26日~7月9日
京都 MOVIX京都 6月26日~7月9日
香川 ホール・ソレイユ 7月10日~7月23日
福岡 KBCシネマ    7月11日~
長崎 長崎セントラル劇場 7月24日~8月6日

 



がんばれ!チョルス
原題:힘을 내요, 미스터 리
英語題:Cheer Up, Mr. Lee


(2019年、韓国映画、111分)

監督・脚本:イ・ゲビョク
脚本:キム・ヒジン、チャン・ユンミ、パク・ジョンイ
製作総指揮:キム・ウテク
撮影:キム・ジョンウォン
編集:ヤン・ジンモ

音楽:パン・ジュンソク(U & Me Blue)

チャ・スンウォン - チョルス
オム・チェヨン - セッピョル
パク・ヘジュン - ヨンス
キム・ヘオク - ヒジャ(セッピョルの祖母)
チョン・ヘビン - ウンヒ
チョ・ハンチョル - ドクグ
ユン・ビョンヒ - ドクチャン
イ・スンウォン - ドゥクス
キム・ボムレ - ヤン・ドゥモク
ソン・ジル - ジョングォン
シン・ヒョンビン - ヘヨン
イ・スンヨプ - 野球選手(本人役)

アン・ギルガン - キム氏
リュ・ハンビ - ミンジョン
チョン・ウォンジュン - 消防隊長

配給:クロックワークス

 

『がんばれ!チョルス』 予告編

 

 

ただ、近くの映画館で上映されるって理由で観たんですが

劇場で観たい映画もいろいろありますので

けっこう観る直前までは、この作品で良かったのかなあ・・・って

迷いもありましたが、始まってちょっとして

アン・ギルガンさんが出てくる頃には、あ~、これこれビックリマーク

やっぱり劇場で韓国映画を観るのってええなあ~音譜

この作品でホントに良かった・・・って思ってましたよ(´∀`*)

 

映画はいつもテレビで観てますので

おっきいスクリーンで観ると、さらにそれが韓国映画だと

気持ちが上がりますわ~(≧∇≦)

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019年)の予告編も

スクリーンで見れたし。

 

それにしても、お客さんが少なく汗

たしかに新型コロナ・ウィルスの感染リスクは低くなるのだろうけど。

京都っていつもこうなんですよね~(>_<)

 

それで、観た感想なんですが

この映画、ホントにわかりやすいです。

いきなり何も知らずに観て、ぜんぜん大丈夫なのです。

もちろん、少しは韓国のことを知ってた方がいいかもしれないけど

あまりにも日本とソックリなので、そこも大丈夫ですよ。

 

だから何も知らずに観るのが一番だけど

私が書きたいので、まあ、少し書かせてください(^_^;)

何も知りたくない方はご注意くださいね!!

 

 

韓国うどん、カルグクスの麺をかっこよく打ち

女性たちの視線を釘付けにしまくる大人の男、チョルスさん・・・

しかし実はこのこの人、中身は小学1~2年生くらいの人だったビックリマーク

 

しかも、こだわりがいろいろあって超めんどくさい。

チョルスさんは弟さんのヨンスさんの家族と暮らしてまして

ジム通いは欠かしません。

数字は一律なんでも「100」、地下鉄には乗れません。

この髪型の理由もすぐに明かされます。

 

そんなある日、車で道に迷ってたおばさんを案内してあげたら

病院へ連れて行かれ、血を抜かれましてね。

 

そこで出会った女の子が食べてたお菓子

「ハニカムピッツァ(벌집핏자)」がことのほか美味しくって

欲しくって欲しくって仕方がない。

いや、チョルスさん、健康へのこだわりから

お菓子などは普段、口にしないんですが

「ハニカムピッツァ」はなぜか別。

 

いい大人が子どものお菓子を横取りしようとしたんですが

この女の子、セッピョルがなかなか隙のない子で

まあ、どっちか言ったら彼女の方が大人(;´∀`)

 

で、がんばれ!チョルスさんってことなんですけどね

チョルスさんががんばるといろいろ心配になってきますが・・・

何といっても何をするかわからないのでね。

でもチョルスさん、お菓子欲しさにがんばってしまいます。

怖いわ~。

 

次の日、セッピョルはある目的のため、テグ(大邱)へ向かうが

チョルスさん、お菓子の縁で同行してしまう。

 

これはロードムービーと言っていいんでしょうかはてなマーク

いいんでしょう!!

 

もしもロードムービーならば、極上のロードムービーですねビックリマーク

いや、ホント、私が一番観たいロードムービーだッ(≧∇≦)

やばいわ~。

 

その旅の過程で、チョルスさんとセッピョルの関係

そして、チョルスさんの過去も明らかになっていくのだった。

 

 

ネタバレ、入ります。

 

セッピョルはチョルスさんの娘だったんですね。

そして、最初にチョルスさんを病院に連れて行ったおばさんは

セッピョルのおばあちゃんだったんです。

 

まあ、ポスターに

「子供みたいな父と大人びた娘が繰り広げる笑いと涙の感動作」

って書いてあるんですけどね。

 

で、チョルスさんの弟さんのヨンスと

セッピョルのおばあちゃんの話しぶりから

過去に何かがあったのは間違いないんですよ。

 

とにかく、おばあちゃんとヨンス(とヨンスの娘)は

勝手に出かけたセッピョルとチョルスさんを探しに行きます。

 

チョルスさんが通うジムをやってるおじさんも

チョルスさんの過去に何かかかわりがあるようです。

 

この人、昔はめっちゃ怖い親分さんだったようですが

昔の子分に命じてチョルスさんを探させます。

 

 

ジムのおじさんを演じるのはアン・ギルガンさんですね。

 

その頃、チョルスさんとセッピョルは変なチンピラ3人組と出会い

あれやこれやあって離ればなれになってしまうのだった。

 

この映画、時折、登場人物たちの過去が映るんですけど

それはつまりパズルのピースってやつですね。

それで話が少しずつ埋まっていきます。

この過去を、ドラマのパロディにしてるのがとても面白いです。

 

とにかく、まず思いっきりコメディなので、ホントに笑えますね。

やっぱりいいんですよね~韓国のコメディヾ(*´∀`*)ノ

 

セッピョルは、深刻な病気を患っています。

彼女は小さな傷でも命取りになるし、口にするものにも

注意しなければならない。

チョルスさんがどこまでそれを理解しているのか・・・

まあ、何やってんのよ~、チョルスさん~むかっとは思いますけどあせる

 

病気を押してでもセッピョルには

大邱に行きたい理由があったんです。

それは友達のため、そして生きていくため・・・。

私は彼女の気持ちに、ハッと大切なことを気づかされていました。

 

 

見た目は大人、頭脳は子ども

チョルスさんを演じるのはご存知、チャ・スンウォンさん。

私が初めて観たスンウォンさんの映画は

『ぼくらの落第先生』(2003年)でしたが

『がんばれ!チョルス』は『ぼくらの落第先生』に近い映画ですね。

笑えて、泣ける・・・つまり、私の好きな映画でした。

 

『がんばれ!チョルス』では

スンウォンさんの笑いのセンスも炸裂ですが

観てて、やっぱり演技が上手いなあ~って思いました。

そしてチョルスさんがこだわるだけあって逞しい腕です。

 

チョルスさんの弟、ヨンスを演じるのは

今、ノリにノってるパク・ヘジュンさんですね。

『毒戦 BELIEVER』(2018年)で見た時には

イヤな感じのヤツやな~って思ったんですが

『がんばれ!チョルス』では、感じ良かったんです。

コミカルもいいっすね~。

 

 

人相を悪く感じたのは演技だったのね(^_^;)

 

 

ヨンスの奥さま、ウンヒを演じるのはチョン・ヘビンさん。

 

貯金をガンガン使われ、血の気が引く。

 

 

ヨンスの娘、ミンジョンを演じるのはリュ・ハンビ。

 

ラーメン一杯だけでも食べたい。

 

 

チョルスさんたちが旅の途中で出会う変な三人組は

チョ・ハンチョルさん、ユン・ビョンヒさん、イ・スンウォンさん

顔が面白い人たちばかりだけど役柄上、悪ノリが凄いです(;´∀`)

 

その他、旅の途中でセッピョルが出会う女子高生とかもいるし

チョルスさんが出会う気のいい酔っぱらいのオッサンは

ソン・ジルさんでしたね~。

 

 

でかいスクリーンでソン・ジルさんを見れる喜び。

 

屋台のおばちゃん・・・ヨム・ヘランさんでしたよね~はてなマーク

ヨム・ヘランさん、『82年生まれ、キム・ジヨン』にも出てはります。

 

 

そして今回、「あビックリマーク」と思ったキャストはこの方

大邱のボスを演じるキム・ボムレ(ボムネ)さん。

 

『がんばれ!チョルス』を観る少し前、偶然ですが

『悪人は生きている』(2015年)って怖い映画のことを考えてて

その映画で不気味な殺し屋を演じたキム・ボムレさんのことを

思い出してたんですよね~。

あの方をまた見たい、と・・・

そしたらいきなりスクリーンに出てこられたのでビックリですよひらめき電球

 

キム・ボムレさんは韓国ミュージカル界の重鎮だそうです。

発声とゆうか、声がホントにいいもの。

日本でファンミも開催されてます。

 

『がんばれ!チョルス』のキム・ボムレさん

やっぱり笑わせてくれると申し上げておきましょう。

特に「おんどれら、この二人を探したらんかいっメラメラ」のところとか。

ってゆうか物語的にヤクザ軍団の活躍なんて、予想外で

なんか感動してしまいますよ~(>_<)

 

またキム・ボムレさんに映画に出てほしいビックリマーク

 

 

セッピョルのおばあちゃんを演じるのはご存知、キム・ヘオクさん。

韓ドラ好きさんの間でも有名でしょう。

何といってもこれまでの出演作がいいです。

名女優ですよ。

 

 

そしてセッピョルを演じるオム・チェヨン・・・。

2016年くらいから、かなりドラマに出てるそうですが

ホントに素晴らしい演技です。

セッピョルがまたチョルスさんと比較してしっかりしててね~

なかなかキリッとした顔でちゃんとしたことを言う。

 

けど、「泣かされる」って感じじゃないんです。

安易な涙じゃないとゆうか・・・ホントにいろいろ教えてくれる。

そこが凄いですよね。

素晴らしい脚本に裏づけられた、名演技ですよ。

 

ネタバレですが

セッピョルのママ、そしてチョルスの妻を演じるのは

美しいシン・ヒョンビン。

主演作、『名もなき復讐』が素晴らしい女優さん。

『コンフィデンシャル 共助』(2016年)ではヒョンビンの妻役を

そして『七年の夜』(2018年)ではチャン・ドンゴンの妻役を

演じておられます。

 

 

野獣と美女 2005年

LUCK-KEY/ラッキー 2016年

 

イ・ゲビョク監督の作品としては私

まだ『野獣と美女』は観れてなかったんですが

『ラッキー』、ホントに良かったですね。

けど、『がんばれ!チョルス』はさらにいいと思います。

 

素晴らしい映画を監督されましたね~。

 

 

まずコメディなんですが

そののち、深く考えさせられる映画になってゆきます。

 

それも、押しつけがましくなく・・・ハッと気づかされる感じ。

それは断言できます。

 

普段の人生観を変えてくれるとゆうか

そりゃ文句も不満もありますが、そんなことは小さい小さいって。

人は苦しい、不幸だって泣き言を言いますけど

この映画を観たらそれが恥ずかしくなるんじゃないですか。

私はそうでした。

ああ、自分なんてまだまだだな・・・って。

 

ネタバレになりますが、パズルのピースの一つは

2003年の2月に大邱で発生した、ある悲惨な事件です。

「大邱地下鉄火災惨事」と韓国で呼ばれているそうです。

私はこの事件、実は知らなかったのですが

韓国の方々の心に大きな哀しみを残したに違いありません。

映画は、その時に亡くなった方々への弔いの意味もあるでしょう。

事件を忘れてはいけない、とゆうね・・・。

 

観る前に知っておかれてもいいと思います。

その方が映画への理解が深まることでしょう。

 

また、この映画、骨髄バンクなどについても無理強いはせず

「そういったこともあります。知ってください」って感じです。

しかし、映画を観れば、あらゆることが無駄ではないと

感じられるのではないでしょうか。

私にはそんなふうに思えました。

 

やはり社会ってものは突き詰めれば

「助け合い」のために存在する ――

一人も悪人が出てこない『がんばれ!チョルス』を観終えて

私も優しい気分に包まれました。

 

オープニングとエンディングも

いかにも韓国映画っぽく絵本風味・・・音譜

 

 

今、気づいたけど、元ネタはこれですか~↓

 



がんばれ!チョルス・・・大傑作!!
オススメします。

是非、劇場のスクリーンでご鑑賞くださいまし。

 

今日は1日で映画割引の日ですし。

 

マジで笑って泣ける、ホントにいい映画です合格

 

パンフレットなど、グッズはありませんけどね。
 

でわ、7月もよろしくお願い致しますキスマーク

またです、アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

韓国映画 悪の偶像 2019年 公開中

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

7月10日(金)からこの作品の公開がスタートですNEW

 

マルモイ ことばあつめ

 

 

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の記事は劇場で観た韓国映画について書かしてください。

4月に公開されるのが延期になってた作品ですね。

 

この作品を観てきました・・・映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラナゾの人

 

 

 

 

 

ある〝ひき逃げ事件〟が運命を狂わす ――

 

 

 

巨匠マーティン・スコセッシ監督絶賛

 

 

 

〝加害者の父〟と〝被害者の父〟。

そして二人の運命の鍵を握る〝消えた目撃者〟。

人間の業と結びつく驚愕の真実 ――。

 

 

 

 

 

悪の偶像


 

映画 悪の偶像 公式サイト

 

2020年6月26日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

 


悪の偶像
原題:우상
英語題:Idol

中国語題:偶像


(2019年、韓国映画、144分、G)

監督・脚本:イ・スジン
製作:アン・ウンミ
製作総指揮:ミキー・リー
撮影:ソン・ウォンホウ
美術:キム・シヒャン、ジャング・ハイウォン
衣装:キム・ハギョン
編集:チェ・ヒョンソク
音楽:キム・テソン

ハン・ソッキュ - ク・ミュンフェ
ソル・ギョング - ユ・ジュンシク
チョン・ウヒ - リョナ
ユ・スンモク - ファンビョン
ジョー・ビョンギュ(チョ・ビョンギュ) - ヨハン
キム・ジェファ - スリョン

ヒョン・ボンシク - 探偵キム
チョ・デヒ - 刑事ジョー
カン・マルグム - ミュンフェの妻
キム・ソンニョ - ミョンフェの母親
ソ・ジュヒ - ドンスク
キム・ミョンゴン - チェ議員
キム・ソウォン - キム秘書
キム・ヒジョン - マッサージ店のオーナー
イ・ヨンソク - 継父
アン・ダジョン - メナ
チョン・ジンキ - キム議員
イ・ジュウォン - 探偵カン
ソン・ドヒョン - 探偵1
キム・ヘファ - 裁判官
ミン・ギョンジン - 高齢の証人男性
ハミン - 空港議員2
イ・ユンヒ - 知事代理
キム・ハンジュン - 記者会見記者1
ウォンガンス - 下水道徴集警官1
ペ・ジンア - 客室乗務員2
イム・ジョンミン - 風俗店ボス
チョン・ウヨン - 葬儀社従業員

配給:アルバトロス・フィルム

 

 

先に観られたブロともさんも書いておられましたが

たしかに、難解な作品でした。

 

途中からはもうおののきつつ、疑問がことのほか少なくない。

何度も、今のアレ、どうゆうこと~はてなマーク('□'*)はてなマークってなりました。

もっと見たいのに一瞬しか映らない要素もあり・・・。

 

そして、どんな映画なのかもわからない。

観てて、ある時点では、あの作品のような映画なのかなはてなマーク

とか思ってると、やっぱり違う。

次にまた、あの作品のような映画なのかなはてなマークとか思ってると

やっぱり違う・・・そんな感じでした。

 

結果、他のどの作品にも似てなかったです。

 

観る前は、ある〝ひき逃げ事件〟が運命を狂わす ――

ってことで、私なりに何となく予想もしてたんですが

ことごとくハズレましたね。

 

そして、何回も驚かされました。

 

「観る者の予測を一切許さないストーリー展開」

って言葉に、まったく嘘はないですね。

ホントにその通りだと思う。

 

これだけは言っておきたいんですが・・・すごく怖いんです

 

私は今はもう

そこまで韓国映画に残酷や恐怖を求めてないんですが

やってくれるわ、ホンマ汗って感じでした。

 

え~、かなり、ずっと怖いです。

一ヶ所、完全にホラーになるんだけど、またそのシーンが上手い。

 

ですので、怖い映画が苦手な方々には向いてないです・・・(ーー;)

 

そして、私はかなり落ち込みましたダウン

それもまた、やってくれるわ、って思いました。

楽しい映画じゃぜんぜんないダウン

なんか、口の中にイヤ~な味が広がって

体の具合がおかしくなりそうでしたダウン

 

 

この映画、もし観られるのなら、劇場でが最適だと思います。

 

と、言いますのも、音響と音楽の完成度が高いからです。

小さな物音一つにも、ハッとさせられるんですね。

まだわかりませんが、音が鍵になってるようなところもありました。

 

私はいつも映画の「音」に強く惹かれるんですけど

『悪の偶像』の「音」、素晴らしかったです。

なんてゆうか、ホントに「怖い音」でした。

 

その「音」は私の大好きなものですね。

こうゆう音が聴きたかった、と思いました。

 

 

難解であることの一つには

登場人物が何を考えてるのか掴みにくいのもあるかもしれません。

 

私は何度も、え、え、えはてなマーク

今のはどうゆうことはてなマーク

何を考えてるの~はてなマークあせると思わされましたから。

 

でも、結果としてそれも監督が意図したことなんだろう、と

考えざるをえないんですね。

 

ただわかりにくいとか、それだけじゃないのは確かなので。

 

で、ここが大事なんですが、難解でわかりにくいんだけど

異常に面白いんです、ホント、まぢで。

 

後半に行くに従って、むしろ謎が膨らむ感じなんだけど

私の集中力は落ちなかったし、かえって後半に行くに従って

面白さがガツガツ増していったと思いますよね。

 

予想外であること、難解であること、そして怖いことが

すごく面白かったとしか言いようがないんですわ。

そのわかりにくさも、結果として面白みになっていたビックリマーク

 

まあ、さらに、どんな映画だったかって簡単に書けないことが

私もブログを書く上でその方が都合がいいんですけどね。

 

タイトルですが、私はただ、『偶像』だけで良かったと思うけど・・・

それだと地味すぎるのかなあ。

 

 

私はやっぱり何も知らずに観たかったので

観る前は情報完全シャットアウトで決めましたけど

どうでしょうねはてなマーク

けっこう、いろいろ知ってからでもいいやって方は

知ってから観られてもいいかもしれませんね。

 

公式サイトに掲載されてるストーリーを

転載させていただきますね。

 

でも、とうかな~(^_^;)

私としてはやっぱり何も知らずに観てほしいんですね。

何も知らずに観た方が絶対に面白いと思うけどな~あせる

 

せめて転載させてもらったストーリーの

後半部分は読まないで観た方が絶対に面白いと思いますビックリマーク

 

Story
 

 清廉なイメージで庶民の絶大な支持を得ている市議会議員ク・ミョンフェ(ハン・ソッキュ)の政治家人生は、ある日突然、最悪の危機に見舞われた。息子のヨハンが飲酒運転中、海岸沿いの道路で人をはねてしまったのだ。しかも自宅のガレージには、ヨハンが運び込んだ身元不明の被害者の血まみれ死体が転がっていた。事故の瞬間を誰にも目撃されていないことをヨハンに確認したミョンフェは、しばし思い悩んだ末、苦渋の決断を下す。死体遺棄の罪を免れるために死体を事故現場に戻し、血のこびりついた車を処分したうえで、ひき逃げ犯としてヨハンを自首させたのだ。そして次期知事の最有力候補であるミョンフェは、イメージダウンを最小限にとどめるための記者会見を行った。

 ヨハンにひき殺された若い男性は、小さな工具店を営む金髪の中年男ユ・ジュンシク(ソル・ギョング)のひとり息子プナンだった。失意のどん底に突き落とされたジュンシクのもとへ謝罪に出向いたミョンフェは、そこで思いがけない事実を告げられる。プナンはリョナ(チョン・ウヒ)という嫁とともに新婚旅行を楽しんでいる最中にこの事故に遭い、なぜかリョナの消息が不明になっているというのだ。
 さらに、自宅ガレージの防犯カメラの録画映像を確認したミョンフェは、被害者プナンが事故後しばらく息があったことを知って衝撃を受ける。もしもヨハンがまだ生きていたプナンの遺棄を謀った事実が明るみに出れば、ヨハンは殺人犯となり、ミョンフェ自身の政治生命も絶たれてしまう。その発覚を防ぐために裏社会の探偵を雇ったミョンフェは、事故現場に居合わせていたに違いない“消えた目撃者”リョナの捜索を開始する。どうやらリョナは中国出身の不法滞在者で、本国に強制送還されることを恐れて姿を眩ましたらしい。


 一方、プナンが宿泊していた海辺のホテルを訪ねたジュンシクは、失踪したリョナが妊娠していることを知る。今は亡き息子のためにもリョナを何としても捜し出すと心に誓ったジュンシクは、怪我を負った片足を引きずりながら、リョナと一緒に中国からやってきた異父姉スリョンのもとへ向かう。ところがスリョンは「あの子とは縁を切ったわ」と忌々しげに吐き捨て、「リョナは怪物よ。人間の手には負えない」などとジュンシクに不可解な忠告を与えるのだった。

 かくしてエリート政治家のミョンフェとしがない労働者のジュンシクは、それぞれのルートでリョナの行方を絞り込んでいく。やがて、あるどしゃ降りの夜、繁華街を徘徊するリョナを一歩先んじて発見したのはミョンフェだった。


 本来めぐり合うはずもなかった加害者の父と被害者の父は、地獄の責め苦のような葛藤の果てに自らの人生を修復することができるのか。しかし、すべての鍵を握る存在となったリョナは、まさしく怪物のごとき獰猛な生存本能を内に秘め、予測不能の異常な行動でミョンフェとジュンシクの運命をねじ曲げていくのだった……。
“加害者の父”と“被害者の父”。そして、二人の運命の鍵を握る“消えた目撃者”。人間の業と結びつく驚愕の真実―。

 

 

この『悪の偶像』では、その難解さを劇場さんの方でも

考慮してくださったのでしょう、「リピーター割引」を

してもらえるそうです。

〝二度目、三度目...、真実が見えてくる――。〟

リピーター割引決定!
シネマート新宿・心斎橋、名古屋シネマスコーレにて実施。
2回目ご鑑賞の際は1回目鑑賞時の半券をご提示の上、
¥1,100(税込)でご鑑賞いただけます。

 

この映画、最後の方はもう

うわ~汗( ゚Å゚;)汗ってほど、衝撃なんですけどね

今、思うのはあの結末を知ってから、再び観ると

違うだろうな~ってことですし

それに、、映画としてはたしかに、何度も観てるうちに

さらに面白くなってくる作品なのではないでしょうか。

 

リピーター割引、いいですね。

 

 

向かって右の方がイ・スジン監督ですね。

 

『悪の偶像』は私にとって初めてのイ・スジン監督の作品・・・。

 

イ・スジン監督のプロフィールを、公式サイトから

転載させていただきます。

 

イ・スジン監督 profile


1977年、韓国・金泉市生まれ。長編デビュー作『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』は、第43回ロッテルダム国際映画祭の最高賞タイガー・アワードを受賞やシッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀作品賞受賞など、国内外の映画祭で数多くの賞に輝いた。世界的な巨匠マーティン・スコセッシ監督は同作を絶賛し、「この映画から多くを学んだ。イ・スジン監督の次回作が待ちきれない」と語っている。

長編第2作目の本作は、韓国を代表する演技派俳優を起用し、第69回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門へ出品されたのを皮切りに、2019ファンタジア映画祭で作品賞と男優賞(ハン・ソッキュ&ソル・ギョング)受賞、第28回釜日映画賞主演男優賞(ハン・ソッキュ)ノミネートなど国内外の映画祭を席巻している。

 

私、『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』はまだ観てないのです。

 

 

もうずっと前にDVDを買ったんですが・・・

間違いなくいい映画だろうってのと

間違いなく苦しい映画だろうってのがあります。

 

けど、近いうち、観ることにしますね。

 

イ・スジン監督・・・またすごい監督さんの登場ですね。

深いわ~、韓国映画のふところが~。

 

 

ハン・ソッキュとソル・ギョングの共演ってことがすでに

大きな期待を抱かせてくれてたんですが

結果として映画を観てる間は「大俳優の共演」ってことを

忘れるほど、映画としての中身にブッ飛んでいたように思います。

 

もともと、俳優さんとはそういったものではないでしょうか。

役になりきり、演技に埋没するとゆうか・・・

ハン・ソッキュもソル・ギョングも

知事候補のク・ミュンフェと、工具店経営のユ・ジュンシクにしか

思えませんでしたから・・・。

ある意味、普段の暮らしの中で私たちが出会うような人たち。

だから余計に怖いですよ。

 

やっぱり、名優ですよね~( ゚ー゚)( 。_。)

 

けど、演技がやばすぎて、観たあと、気持ちがホント重い・・・ダウン

 

 

そして、第3の主役、チョン・ウヒ。

 

なかなか出ないんですよね~。

その理由も監督のインタビューを読むと、何となくうかがい知れます。

初めて出てくる場面で、出てき方に私はゾクッときましたが

それ以後もすごく不可解で・・・

いや、もう、ほんと、驚かされました、うわ~汗と。

 

ソル・ギョングが心配するほどの役への没頭ぶりだったようですね。

 

さすがは、チョン・ウヒです。

チョン・ウヒの出る映画にハズレはない。

 

 

この映画、少しも笑える場面はありません。

 

『殺人の追憶』(2003年)なんて前半ほぼコメディですし

あの『チェイサー』(2008年)や『哭声 コクソン』(2016年)にだって

笑えるシーンがあったのに・・・。

 

そんな中で、少しはコメディを感じさせてくれるのが

弁護士さんを演じたユ・スンモクさんでしょうか。

 

もう一人、ジュンシクの姉を演じたソ・ジュヒさんも

少し笑いを混ぜてはりましたかね。

 

逆に『ハーモニー 心をつなぐ歌』(2010年)では

荒っぽいながらも憎めない〝極妻〟を演じたキム・ジェファさん

またえらい役で・・・何と言ったらいいんでしょうね~あせる

 

この映画、キャラクターが急に出てくるような感じで

その出てき方になんかビックリさせられるんですよね。

ちょっと心臓に悪い映画でした(^_^;)

 

 

パンフレットは720円(税込)だったんですが

これがペラッペラの薄いものでね~汗

ちょっとガッカリでした。

 

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ 人物相関図

・ レビュー 岡本敦史(ライター)

・ 監督 イ・スジン インタビュー

・ キャスト ハン・ソッキュ ソル・ギョング チョン・ウヒ

・ 作品データ

 

しかし、岡本敦史さんのレビューとイ・スジン監督のインタビュー

この二つはありがたかったです。

映画について理解が深まりました。

 

 

次に日本で公開されるハン・ソッキュさんの映画はこの作品↓

 

世宗大王 星を追う者たち 9月4日公開

 

 

映画 世宗大王 星を追う者たち 公式サイト

 

次に日本で公開されるソル・ギョングさんの映画はこの作品↓

 

君の誕生日 11月27日公開

 

 

映画 君の誕生日 公式サイト

 

いいですね、すぐ次の作品が観れるのって(´∀`*)

 

 

『悪の偶像』

この作品は特に賛否両論ビックリマークってことになりそうですが

私はチンチャ傑作だと思います。

結論、「怖いけど最高に面白かった」です。

 

私もやはり、また観たいですね。

 

前の方でも書きました通り

音が非常に優れた映画だと思いますので

是非、劇場で徹底的に集中して観ていただきたいと思います。

どうか、是非、観てください。

 

でわ、今日も最後までお付き合い、カムサハムニダですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))




 

 

 

ABEMAプレミアム

 

 

 

 

 

チルソクの夏

$
0
0

 

 

 

 

今年3月31日

佐々部清監督がご逝去されました。

 

新作の準備のために

故郷である山口県下関市のホテルで滞在中

突然、亡くなってしまわれたそうで

心疾患が原因だとの報道でした。

 

私は、その夜、Yahoo!のホームページを開いた時

Yahoo!ニュースの見出しで監督のことを知ったのですが

地面が揺れていると錯覚したほど

愕然としたことを今も覚えてます。

 

次の日、時間が経ってから職場の友達や両親に

私の好きな映画を作られた監督が亡くなったことを話しましたが

しかし、それほど詳しい話はやっぱりできませんでした。

 

そして本来ならば

こうして映画について書くブログをやってるんだから

何か書くべきだったと今でも思うのですが

どうしてもどうしても書けませんでした。

 

何も言葉が出なかったんですよ。

何を書くべきか、わからなかったんですね。

だから書けませんでした。

実は今でも、書くことはとても難しいんです。

 

佐々部清監督はフレンドリーで

人とのかかわりを大切にされる方だったようで

ご自分の作品について書かれてる

映画ファンの方々のブログなどに

よくコメントをされる方だったようです。

 

アメブロの映画ブロガーさんたちも

コメントを頂かれたことがあったと思います。

私も佐々部監督の『チルソクの夏』(2003年)について

書かせていただいたことから

何度もコメント欄で交流させていただきました。

 

その時の気持ちは、映画を監督された方が

私が書いたことを読まれることが、ただただ恥ずかしくって

それでさらに、映画について書く時には

その映画を作られた方々に読んでいただいても

恥ずかしくないものを書かなければならないんだと

思うようになったんだと思います。

 

もちろん、そう努力していても

そこまでのことは書けないのだと思いますが・・・。

 

佐々部監督の映画を初めて観たのは

2014年の4月、『チルソクの夏』でした。

 

その頃、まさに、韓国映画に熱中し始めていた私は同時に

韓国とのかかわりをテーマにした日本映画も観たいと

考え始めていました。

 

『チルソクの夏』はそんな中で観た映画で

日本の女の子と韓国の男の子のラブストーリーで

青春映画で、清い理想があって・・・

これまでに私が観た日韓関係を題材にした日本映画の中でも

最も好きな作品です。

 

そして、佐々部監督の作品を観ていくことになりました。

『陽はまた昇る』(2002年)、『半落ち』(2004年)

『四日間の奇蹟』(2005年)、 『カーテンコール』(2005年)

『出口のない海』(2006年)、『夕凪の街 桜の国』(2007年)

『結婚しようよ』(2008年)、『三本木農業高校、馬術部』(2008年)

・・・『八重子のハミング』(2017年)と『この道』(2019年)は

劇場で観ることができました。

 

去年の1月に佐々部監督がくださったコメントの中で

今年の秋に撮る映画は韓国の女優さんをキャスティングします。「怪しい彼女」の主演女優がいいなぁって思うのでが…。

とおっしゃっていた作品、その通りなら去年の秋に

撮影されたはずなのですが・・・完成したのでしょうか。

韓国の女優さんが出演される佐々部監督の作品・・・

どれほどそれを私が観たいか、想像していただけるでしょう。

 

私にはわからないのですが

もう佐々部監督の新しい映画を観ることは

できないのでしょうか・・・。

 

好きな映画監督が亡くなられたことも

もっとこれから作られるはずだったと思うのも、悲しいです。

 

皆さま、明日、7月7日は七夕・・・チルソク(칠석)の日です。

 

明日でなくてもいいけど

もしもまだ『チルソクの夏』を観ておられないのなら

是非、観てください。

いや、ホントは明日7日に観るのがふさわしいけど・・・。

 

そして、佐々部清監督の、それ以外の作品も・・・。

 

私もこれから観ていきます。

 

ホントに人間、明日が必ず来るとは限りませんよね。

だから、どう生きるのかってことなのかもしれないけど・・・

まだまだ私もわかりません。

と考えてられるのも幸せなのかもしれませんし

やっぱり今日の一日を大事に生きさしてもらうだけですね。

 

最後に、佐々部監督に哀悼の意を表します。

 

と書くのも寂しいです。

 

だから明日、私は『チルソクの夏』を観ますし

そしてそのあと、監督の作品を観ていきます。

 

 

 

 

 

映画監督 佐々部清 オフィシャルサイト

 

 

 

 

 

佐々部清監督の作品

 

映画作品

『陽はまた昇る』(2002年、監督・共同脚本)
『チルソクの夏』(2003年、監督・脚本)
『半落ち』(2004年、監督・共同脚本)
『四日間の奇蹟』(2005年、監督・共同脚本)
『カーテンコール』(2005年、監督・脚本)
『出口のない海』(2006年、監督)
『夕凪の街 桜の国』(2007年、監督・共同脚本)
『結婚しようよ』(2008年、監督・共同脚本)
『三本木農業高校、馬術部』(2008年、監督・共同脚本)
『日輪の遺産』(2011年、監督)
『ツレがうつになりまして。』(2011年、監督)
『六月燈の三姉妹』(2013年、監督)
『東京難民』(2014年、監督)
『群青色の、とおり道』(2015年、監督・共同脚本)
『種まく旅人 夢のつぎ木』(2016年、監督・共同脚本)
『八重子のハミング』(2017年、監督・脚本・プロデューサー)
『ゾウを撫でる』(2017年、監督)
『この道』(2019年、監督)

 

TVドラマ
『心の砕ける音〜運命の女〜』(2005年、WOWOW)
『告知せず』(2008年、監督)*テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル
『看取りの医者 バイク母さんの往診日誌』(2011年、監督)*TBS月曜ゴールデン
『痕跡や』(2012年、監督)*テレビ東京
『波の塔』(2012年、監督)*テレビ朝日
『本日は、お日柄もよく』(2017年、監督)*WOWOW ドラマW
『ミッドナイト・ジャーナル』(2018年、監督)*テレビ東京 春の開局記念ドラマ
『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』(2019年、監督)*読売テレビ開局60年スペシャルドラマ

舞台
『黒部の太陽』(2008年、作・演出)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 ガール・コップス 2019年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

公開中です・・・NEW

 

がんばれ!チョルス

 

 

 

がんばれ!チョルス 公式サイト

 

 

 

悪の偶像

 

 

映画 悪の偶像 公式サイト

 

 

 

そして、7月10日からこの作品が公開スタート・・・NEW

 

マルモイ ことばあつめ

 

 

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

 

私が観た『がんばれ!チョルス』と『悪の偶像』は

オススメです、是非、観てください~音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと前ですが、6月23日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

凸凹コンビのガールズ・パワーが炸裂する、クライム・アクション!

 

 

 

 


ガール・コップス

 


ガール・コップス
原題:걸캅스
英語題:Miss & Mrs. Cops
中国語題:女警 / 霹靂嬌鋒


(2019年、韓国映画、107分)

 

監督・脚本:チョン・ダウォン
原案:イ・ジェユン、ナ・ジュノ
脚色:ミン・ソヨン、アン・ソンヒョン

PD:アン・ソンヒョン
助監督:ラ・ドンジン
撮影:イ・ソンジェ
照明:イ・ドンファ
編集:キム・ヒョンジュ
音楽:イ・ジェハク
美術:ソン・ミンジョン
武術:ホ・ミョンヘン、ノ・ナムソン(ソウルアクションスクール)

出演
ラ・ミラン → パク・ミヨン 民願奉仕室 ソンサン警察署
イ・ソンギョン → チョ・ジヘ 民願奉仕室
ユン・サンヒョン → チョ・ジチョル パク・ミヨンの夫 チョ・ジヘの兄
スヨン(少女時代) → ヤン・ジャンミ 民願奉仕室
ヨム・ヘラン → 民願室長 チュ・チャノク
ウィ・ハジュン → チョン・ウジュン デジタル性犯罪者
チュ・ウジェ → フィリップ デジタル性犯罪者
カン・ホンソク → カク・ヨンソク デジタル性犯罪者
キム・ドワン → ソン・チャニョン デジタル性犯罪者
ハン・スヒョン → カク刑事 強力3チーム
チョン・ソッコ → オ刑事 強力3チーム
チョ・ビョンギュ → 末っ子刑事 強力3チーム
アン・チャンファン → カン・サンドゥ 麻薬流通管理法 容疑者
チョ・ヘジュ → スビン ソジンの友だち
パク・ソウン → ソジン デジタル性犯罪事件の被害者
イ・ジョンミン → チェ・スッキ 民願奉仕室
キム・ジュン → チャヌン パク・ミヨンの息子
ソ・ヒジョン → ソジンの母
ハ・ジョンウ → モーテル 職員
アン・ジェホン → クラブの前 図体1
ペ・ユラム → ヘリウム風船 高校生1
イム・ヒョンソン → サイバー犯罪捜査隊 警察
キム・ミンギョン → 女性青少年課 刑事

友情出演
イ・レ → チョ・ジヘ 子役 チョ・ジチョルの妹
特別出演
ソン・ドンイル → 強力3チーム チーム長

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

『ガール・コップス』

この作品は日本では劇場未公開ってことになりましたけど

2005年の『親切なクムジャさん』以来

小さな役であっても48本の映画に出まくり続けて

「パッと見、陰険そうな目つきながらも実はあたたかい人」みたいな

そんな役柄で韓国映画ファンに慕われてきたラ・ミランさんの

ついに初主演作なので、私も絶対に観たかった作品です。

 

観たら・・・いわゆる、「サポーティング・アクター、アクトレス」が

ついに主演する映画として大成功だった、としか言えませんね。

 

けっこう内容について触れてます。

何も知りたくない方はご注意ください!!

 

 

ラ・ミランさん、あとあと考えると、あの役、この役

いろいろ演じたこられました。

初期では『グエムル 漢江の怪物』(2006年)では

グエムルの最初の襲撃中、ソン・ガンホさんに

「中に子どもがいるんです~あせる」って助けを求める役もありました。

キャリアの初期から「近所のおばちゃん」とか、「大家さん」とか

そんな役が多かったように思います。

 

ここ数年では、『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』(2015年)の

「最後、登る」女性隊員の役もでしたし

『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(2016年)の

侍女の役に泣かされましたし、『僕の中のあいつ』(2019年)の

パク・ソンウンさん最愛の女性の役も良かったなー。

 

今回は演じる主役、パク・ミヨンは刑事が天職だったはずなのに

結婚したら閑職に追いやられて、くすぶってるおばちゃんデカです。

 

 

もう一人の主役、チョ・ジヘを演じるのはイ・ソンギョン。

「イ・ソンギュン」さんじゃないですよ。

イ・ソンギョンはラ・ミランさんに比べたらまだまだ若手。

 

しかし映画初出演の『レッスル!』では

「ユ・ヘジンさんに惚れる女の子」とゆう楽しい役をいきなり演じ

「練習にまぎれておじさまに抱きつく時の笑顔があつかましい」など

強烈な印象を残しまくった伸び盛りの女優さんで

この作品でも見事に可愛い魅力が開花している。

 

彼女が演じるジヘは、子どもの頃にミヨンの活躍を目にし

自分も彼女みたいになると決心して刑事になったとゆう役。

 

ジヘの子ども時代はイ・レちゃんが演じてました。

 

で、こうゆうふうに「2人の刑事」の映画って少なくなさそうだけど

韓国映画としては、カン・ウソク監督

アン・ソンギさんとパク・チュンフンさんが共演した

刑事もの、バディものとして『ツー・コップス』(1993年)があり

当時、大ヒットしたそうです(私は観てないです)。

 

タイトルが『ガール・コップス』と重なる気がしませんか。

 

 

もう一人、ミヨンとジヘが配属される「民願奉仕室」の

めちゃくちゃパソコンとか遠隔操作とかに詳しい女の子

ヤン・ジャンミの役で少女時代スヨンも出演。

 

お陰で「バディ・ムービー」としてのムードは薄まりましたが

3人並んでる絵が最高に面白いので問題なし。

 

ジャンミ・・・実は国家情報院の出身だったりする。

 

 

「民願奉仕室」を仕切りつつ、3人に睨みをきかせる室長役で

ヨム・ヘランさんも登場・・・勝手は許しませんむかっ

ラ・ミランさんすら怖気づく鋭い眼光が素晴らしい。

 

最近、ホントにヨム・ヘランさんをよく見ます。

 

室長さんも最後の方でノリノリなんすよね~。

 

ジヘがいた強力三班の面々も魅力的です~。

マンネくんが可愛い~。

 

 

そして・・・言っていいでしょうかはてなマーク

いいんでしょうビックリマーク(`・∀・´)ビックリマーク

 

ミヨンの活躍を目にして、自分が検事になって

二人で頑張ろうじゃないかと思ってミヨンと結婚したが

国家試験に落ちまくってるダメ旦那の役が

なんとユン・サンヒョンさん(^_^;)

 

このジチョル役が踏んだり蹴ったりでかなり笑えます。

 

そして、そうビックリマーク

つまりミヨンとジヘは義理の姉妹の関係・・・。

しかし家では目が合えばぶつかる

険悪な関係になってるっちゅう・・・汗

 

そしてミヨンとジヘ(とジャンミ)は

「民願奉仕室」に相談に来た女子大生(パク・ソウン)が

ある重大事件の被害者だと確信し、真相に迫っていくことになる。

 


STORY
警察の女性刑事機動隊で活躍していたミヨンは、結婚出産後は市民の苦情を取り扱う課に異動させられる。息子と無職の夫を抱えながらも平穏な日々を過ごすミヨンだったが、義妹で熱血刑事のジヘがトラブルを起こした末に同じ課に配属され状況が一変する。性格の異なる二人は家でも職場でも常に衝突。そんなある日、一人の若い女性が署に駆け込んでくる。彼女はアダルト動画サイトに3日以内に自分の動画を拡散されると脅されていた。ミヨンとジヘは事件を解決するべく手を組む。

 

『ガール・コップス』 予告編

 

 

ここで是非、読んでいただきたいので

うちのブロともさんの記事をご紹介させていただきます~ひらめき電球

 

 

 

なまくら姐さんの記事

おばさんが主役のアクション映画

 

 

 

 

hitoさんの記事

ガール・コップス

 

 

 

 

マズル刑事さんの記事

たまさんのおすすめ韓国映画!「ガール・コップス」は、いぶし銀のおばさんが大活躍!

 

 

 

 

うちの書きよりも絶対に深いし、面白いですビックリマーク

是非、是非、こちらのレビューを読んでいただきたい!!

 

 

映画としては特に前半、思いっきりコメディですが

事件の実像が浮かび上がる時、真剣に考えさせられるのです。

なぜなら、主人公たちが対するのは悪質な性犯罪事件だから。

 

同じタイプの事件が何度か韓国映画でも描かれていますが

偶然、映画の公開時期に重なって発生しつつあった

ネットを使った実際の性犯罪事件に特に酷似してるようです。

 

映画では、そこまで生々しく描かれてないけど

少し想像力を働かせれば、この種の事件が

どれほど卑劣で、恐ろしいものかわかっていただけるはず・・・

と思いたいが、どうなんだろうか。

少なくとも女の子の親御さんには

切実に感じていただけると信じたい。

 

それにかんしては映画の中だけで考えずに

もっともっと社会を構成する全ての人々が

憤るべきだと私には思えて仕方がないんですね。

 

日本もね、まだまだ性犯罪の被害者に対して

ぜんぜん寄り添えてない、遅れたお国柄だと思いますし

悪気はなくっても、何気ないつもりの下ネタが

どこかの誰かを傷つけている可能性にも配慮してほしいんです。

 

今のままでは、性犯罪にはまだ許される空気もあるし

被害者の苦しみに寄り添う社会が実現されるとも思えません。

 

ですが、韓国映画はいつも正義を真剣に願望してるし

映画ではガール・コップスたちの活躍で

少しは胸が晴れる展開になってます。

それを観る私たち日本の映画ファンにとっても・・・。

 

いやいや、言いたいことはヒロインたちが

キッチリ言ってくれるんです。

ホンマそれ、言ってくれてありがとうメラメラ・・・の一言です・゜・(ノД`)・゜・

 

私は映画がこうあってくれて、ホントに嬉しかったです。

ラ・ミランさんやイ・ソンギョンがこの作品に出ることを決めて

チョン・ダウォン監督がこう仕上げたことが感動ですよね。

 

 

笑いとしてはジヘがミスって干される原因になり

ジヘとミヨンの関係が明らかになるこの場面とか

私のめっちゃツボヾ(*´∀`*)ノ

 

 

コメディとしてのドタバタ感覚も大好きですが

女優さんたちのアクションも最高合格

 

特に最後の決戦には目頭が熱くなる~( ;∀;)

 

ミヨンは強いんですけどね、それでも男が相手だと苦しい。

けど、ガール・コップスの結束(とフラフラな旦那)で

絶対に諦めないのよ、屈しないのよ、犯罪者どもに対し。

泣けるで~。

〆には超・かっこいいジャーマン・スープレックスが炸裂するぞドンッ

 

韓国の「卑劣な犯罪に本気出した時の警察」映画って

ホントに傑作ばかりなんですけどね

特に『ベテラン』(2015年)や『ミッドナイト・ランナー』(2017年)が

好きな方には超・オススメ!!としか言いようがない。

 

そして、ああ、この映画はさらに女子シネ・・・キラキラ

 

 

チョン・ダウォン監督は俳優さんでもあるんですよね。

『ヘウォンの恋愛日記』(2012年)や

『タチャ 神の手』(2014年)に出演されてます。

 

そして監督しては

『Garak Market Revolution 장기왕: 가락시장 레볼』(2017年)

って作品が第1作だそうですね。

 

それは観れてないけど、『ガール・コップス』がもう

私の大好きな作風でしたので

今後の監督作に大期待させていただきたいのですね。

 

予定されている最新作は

ソン・ジュンギ、チン・ソンギュ、そしてキム・ヘジュンが主演する

『Season of You and Me 너와 나의 계절』(2021年)だそうですNEW

 

ドンドン出てきますね、韓国の優れた映画監督・・・!!

 

 

カメオ出演で・・・言っていいんでしょう!!

ハ・ジョンウとソン・ドンイルさん、出てきます。

 

特にハ・ジョンウは、けっこう脈絡なく素で出てくるので

逆に笑いました(´∀`*)

ソン・ドンイルさんは『ミッドナイト・ランナー』と同じで

いいとこ持っていきますよね~( ゚ー゚)ひらめき電球

 

あと、犯人役のヤツらもですね、別の映画の違う役だったら

十分に好きになる可能性がある感じでしたよ(´▽`*)アハハ

 

『ガール・コップス』、期待以上の傑作でした。

好きやわ~、ほんま好きやわ~、これ系の韓国映画~(≧∇≦)

 

まだ観てない方は是非ビックリマーク

 

でわ、今夜もありがとうでしたキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7日間の恋人 2012年 セシリア・チャン、クォン・サンウ主演

$
0
0

 

 

你们早!(^-^)ノ

いつも谢谢您ですキスマーク

 

 

 

音楽の話ですが

2019年にリリースされたRoyal Trux ロイヤル・トラックスの

最新アルバム、『White Stuff』を買ったので

それを聴きつつ書いてます♪

 

ロイヤル・トラックスと言っても

どれくらい知られてるのか私にはわからないけど・・・

ニール・ハガティとジェニファー・ヘレマによって

(二人は10代の頃に出会ったそうです)

1987年にバージニア州、ワシントンで結成された

めちゃくちゃかっこいいロック・バンドです。

 

2000年に『Pound For Pound』をリリースしたあと

二人は別れ・・・バンドも解散してしまったんですが(´・_・`)

2015年頃に再会して、再結成の動きもあり

2017年にライヴ・アルバム、『Platinum Tips + Ice Cream』を

リリース・・・そして去年、久しぶりのスタジオ・アルバムを

作り上げたってワケなんですね。

 

 

なんと、『Pound For Pound』から19年ぶりとなる

オリジナル・アルバムですが、音的にはいい意味で

そんなに変わってない・・・ブランクをまったく感じない音で

それがちょっと感激でした♪

 

いや、もともと

いつ死んでも不思議ではなさそうは人たちだったので(^_^;)

生きてて音楽を演っただけでも、嬉しいかぎりです音譜

 

私もけっこう解散後にちゃんと聴いてたんだけど

『White Stuff』、全11曲、ホントにいいです合格

 

ジャンル的には何なんでしょう、オルタナティブ・ロックって感じはてなマーク

なんでしょうけど、かっこいいロックが好きな方は

また聴いてみてください・・・よろしくビックリマーク

 

 

 

最近はCDとかホント、買わなかったんですけど

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンばっかり聴いてますね。

今の私に合ってるようです。

で、以前はピンと来てなかったオーディオスレイヴも

いいな、って思えてきて、聴くようになりました。

聴くと、クリス・コーネルがもういないってことを思い出して

寂しいんですけどね・・・音楽は素晴らしいです♪

 

 

 

 

 

で、本題ですが

7月6日、この映画を観たんですね・・・カチンコ

 

 

 

 

 

7日間の恋人

 

 

7日間の恋人
原題:影子爱人
韓国語題:그림자 애인
英語題:Shadows of Love / Repeat I Love You


(2012年、中国・香港合作映画、87分、G)


監督・脚本:プーン・ユンリョン
製作:スタンリー・クワン

音楽:ネイサン・ワン

 

主題曲

「第六感」 詞曲:蕭敬騰 編曲:金木義則 演唱:蕭敬騰

「相爱不能爱」 詞:廖瑩如 曲:Eric Kwok 演唱:張栢芝

 

出演:
クォン・サンウ - クォン・ジョンフン
セシリア・チャン - パリス/サム
ジン・ティエン - チョイ・ユン
ディン・チュンチェン - ジョニー
アンジェラ・チャン - 美恵子
ジン・ボーラン - ビー・ダー

配給:ブロードメディア・スタジオ

 

 

解説: 「マルチュク青春通り」「美しき野獣」の人気韓流スター、クォン・サンウが初めて中国映画に出演したロマンティックコメディ。大手企業KNCの社長クォン・ジョンフンと婚約者のパリスは、ささいなことがきっかけで口論になり、怒ったパリスは行方をくらましてしまう。1週間後には会社の命運を握る大事な舞踏会がひかえており、パートナーがいなくなってしまったクォンは困惑。そんな時、街の花屋でパリスそっくりの女性店員サムと出会ったクォンは、舞踏会が終わるまでパリスになりすましてほしいとサムに依頼する。パリスとサムの2役を中国の人気女優セシリア・チャンが演じる。(映画.com)

 



韓国トップスター、クォン・サンウ、世界進出第一弾!

STORY
大手企業KNCの社長であるクォンは、ささいな口論が原因で、婚約者のパリスが行方をくらまし、途方に暮れていた。そんな時、パリスと顔がそっくりの花屋で働く娘サムを、街で偶然見つけたクォンは、彼女にある突飛な依頼を持ちかける。それは、KNCの社長令嬢にして共同経営者でもあるパリスになりすまし、会社の命運を握る舞踏会までの1週間、彼女の代役を務める、ということ。社交ダンスはおろか、ハイヒールすら上手く履きこなせない素朴な花屋の娘を、どう変身させるのか?そして、勝気なパリスとは正反対の、無垢で天真爛漫なサムに次第に惹かれていくクォン。偽りから始まる恋の結末は―!

(ブロードメディア株式会社)

 

 

この作品もずっと前から存在は知ってたので

いつか観ようと思ってたんですが

クォン・サンウが出演した中国と香港の合作映画ですね。

 

映画製作の形的には

韓国のソン・スンホンが出演した2016年の中国映画

『第3の愛』と似てるので、そのへん含みの期待も感じたんですが

ん~、私としてはそこまでではなかったです。

 

『第3の愛』は、私が去年に観たラブストーリーでは

ベストだと断言できる作品だったんですが

あの作品はイ・ジェハン監督の演出が素晴らしかったと

やっぱり思うんですね。

 

映画を比較して評価するのは、あんまりいい感じじゃないけど

『7日間の恋人』と『第3の愛』は同じ方向の恋愛映画だけど

温度差とゆうか、『7日間の恋人』の方がやや軽いっちゅうか

アッサリ風味だったように感じました。

 

 

「花屋さんで働く性格のいい娘サム」って

ま~、いかにも過ぎる女の子ですがセシリア・チャン

私はどうしても先日、観た彼女の映画デビュー作

『喜劇王』(1999年)でチャウ・シンチーに対して

「バカなエキストラのくせに」と目の前でディスったあげくに

イス攻撃におよんだ爆笑シーンがチラついてしまう~あせる

タイミング悪いわ~あせる

 

セシリア・チャンは、お金持ちのパリスと

花屋さんのサムの二役ですが、パリスは最初にちょっと出たあと

行方不明になり、結局、最後まで出てこない。

 

で、サムは大金をもらう約束で

7日間ですか、パリスって女性になりすます仕事を請け負う。

 

 

ラブコメとしては、庶民的な女の子が上流階級の世界に入り・・・

って、シンデレラ的なのが面白そうなんですが

そんなに面白くなかったかなあ汗

いや、最近は『パラサイト 半地下の家族』(2019年)の影響で

上流・下流、貧富の差があること自体、気分良く思えず・・・

まあ、しかし、これは映画ですし、いいんですけどね。

 

 

クォン・サンウはクォン・ジョンフンって人物を演じてます。

 

韓国人の役で、韓国語も話すし

中国語も話すんですけど、、中国語は吹き替えですね。

それはまあ、そうゆうものだし、中国~香港の映画は

あとからセリフをオーバーダビングすることが多いようなので

別にいいんですが、まあ、無論、違和感はありますかね。

 

彼が中国のラブコメ~メロドラマに出演したってことは

それはいわゆる「韓流」の魅力が求められてのことで

クォン・サンウとしてはプレステージでしょう。

サンウさん、同じ2012年にジャッキー・チェン主演の

『ライジング・ドラゴン』にも出てて、中国での人気がうかがえます。

 

ただ、中国映画の中のサンウさんは

韓国映画のサンウさんよりもすごく良かったって感じに

私には思えなかったけど・・・(^_^;)

 

途中で、男友達とプールで泳ぐシーンがありますが

やっぱり鍛えてますね~。

厚い胸板と、引き締まったお腹周辺が凄いと思いました。

アスリートの体でしたね。

そりゃ脱ぎもします(´∀`*)

 

この映画におけるサンウさん・・・

ファンの皆さまとしてはどうだったんでしょうか。

まあ、ファンならサンウさんの中国進出を

素直に応援したいところですが・・・。

 

 

この女優さんは景甜(ジン・ティエン)って女優さんで近年じゃ

『グレートウォール』(2016年)

『キングコング 髑髏島の巨神』(2017年)

『パシフィック・リム アップライジング』(2018年)に

出てられるんですね。

はい、ちゃんと覚えてます。

 

 

ジン・ティエンは、ジョンフンとパリスの共通の友人の役で

サムがパリスの替え玉だって知ってましたよね。

 

で、ジョンフンが呼んだジョニーって男性に口説かれまして

その二人の関係はどうなる、みたいのもある。

 

 

そのほかにも、サムのおばあちゃんと、そしておじいちゃんの

過去の恋も回想される。

 

おばあちゃんは日本人に育てられて

若い頃は日本語しか話せなかったとゆう設定。

そしておばあちゃんの回想の場面では

日本が中国に攻めてきていた時代背景もある。

「日本人だと思われると殺される」って状況が悲しいなあ。

それが「戦争」ってものなのだろうけど。

 

サムはおばあちゃんからある「超能力」を受け継いでたりする。

私、サムとおばあちゃんのシーン、好きです。

 

あと、おばあちゃんの若き日を演じるのが、台湾の歌手、女優

張 韶涵(=チャン・シャオハン、アンジェラ・チャン)ですが

彼女の話す片言の日本語が可愛かったです。

「いえ、私は、中国人です

父母が 亡くなって 養子になったの」とか。

 

動画、ありました。

 

 影子愛人 張韶涵 井柏然 cut

 

 

え~、ほか、書いておくことないかなあせる

 

・・・あまりなさそうですあせる

 

山場は「上流社会の舞踏会」とゆう、映画的にはベタだけど

実際には誰も見たことがないかもしれないかもしれない世界あせる

 

このブログを読んでくださってる方の中で

「上流社会の舞踏会」に参加された方、おられますか~はてなマーク

 

 

こうゆうドレスで人前に出たいと思えてるうちが花音譜

床も光ってていいっすね。

もっと磨いときましょかはてなマーク

 

 

まあ、やっぱり素敵ですね。

 

結論として、観てる途中、私も心の中では

かなりケチをつけながら観てたんですが

最後の方で、かなり感動しましてね

観終える時には満足してました。

 

最後の方はとてもいいんじゃないですか。

まあ、それはつまりジョンフンのある選択ってことになりますけど

映画的に納得できるものだったように思います。

 

しかし、セシリア・チャンの演じたもう一人のパリスが

なんか、ちょっと気の毒に思えました。

ホントは別に「金持ちが全員、悪人」ってわけじゃないですから

金持ちだからってみんな性格が歪むわけでもないし・・・

そこは引っかかるなあ。

 

しかし、豊かな人生とはお金じゃないって結論には共感しますね。

まあ、それも、変なふうに突き詰めると

庶民が経済社会に利用される一端を担ってしまうのかも

しれないけれど。

「貧乏でも必死で働いて国に尽くせビックリマーク」みたいなね

そうなると洗脳でしょ。

 

しかし、『7日間の恋人』はラブストーリー。

変な映画ではないでしょう。

 

 

ジョンフンがサムに送ったイヤリングの使い方が好きでした。

 

映画としては、大絶賛とはいかないけど

私は観て良かったです。

 

きっと好きになる人もおられると思うので

また機会があれば是非、観てください。

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク

再见(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃えよドラゴン 1973年 ブルース・リー最後の映画

$
0
0

 

 

你好(^-^)ノ

いつも、多謝ですキスマーク

 

 

 

公開中です、よろしく~NEW

 

マルモイ ことばあつめ

 

 

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・7月7日、『チルソクの夏』(2003年)を観る前にでしたが、ブルース様のこの名作をついに観ましたよ~カチンコ

 

 

 

 

 

燃えよドラゴン

 


燃えよドラゴン
原題:龙争虎斗
英語題:Enter the Dragon
韓国語題:용쟁호투


(1973年、香港・アメリカ合作)


監督:ロバート・クローズ
製作:フレッド・ワイントローブ、ポール・ヘラー、レイモンド・チョウ
脚本:マイケル・オーリン
撮影:ギルバート・ハッブス
編集:カート・ハーシュラー、ジョー・ウッターズ
音楽:ラロ・シフリン

ブルース・リー - リー
ジョン・サクソン - ローパー
アーナ・カプリ - タニア
シー・キエン - ハン
ジム・ケリー - ウイリアムス
ボブ・ウォール - オハラ
アンジェラ・マオ - スー・リン
ベティ・チュン - メイ・リン
ジェフリー・ウィークス - ブレイスウェイト
ヤン・スエ - ボロ
ピーター・アーチャー - パーソンズ
サモ・ハン・キンポー
ジャッキー・チェン
ユン・ピョウ

 

配給:ワーナー・ブラザース映画

 



解説


香港の伝説的アクションスター、ブルース・リーのハリウッド進出作で、世界中にカンフーブームを巻き起こしリーの代表作となった傑作アクション。香港の裏社会を牛耳るハンは、自身の所有する島で3年ごとに武術トーナメントを開催していた。少林寺で修行する武術の達人リーは、その島で行われている麻薬製造密売の内情を探るためトーナメントに出場するよう秘密情報局に依頼される。かつて妹がハンの手下に殺されたことを家族から聞かされたリーは出場を決意し、島へ乗り込んでいく。

(映画.com)

 

 

私もカンフーなど、香港のアクション映画をちゃんと観始めたのが、一昨年の暮れにジャン・ルーシャー主演の『エンジェル・バトラー 戦闘無双』(2009年)からですので、ホント、まだまだ初心者です。

 

そして『燃えよドラゴン』は半世紀近く前、1973年の映画。

長く愛されてきたゆえに、大勢のファンの皆さまにとって思い入れの強い作品でしょう。

私ごときにちゃんと語れる映画ではないのですが、カンフー映画の初心者がこんなふうに観るんやみたいな感じで楽しんでいただければ幸いです。

 

ここ、間違えてるってことなどがあったら、遠慮なくコメント欄で教えてくださいね。

 

ご存知のように、『燃えよドラゴン』はブルース様とサモ・ハンさんの練習試合からスタートしますが、当然、ブルース様演じるリーが最も強いのでサモ・ハンさんはコテンパンにやられてしまう。

けど、サモ・ハンさんはその次に強いって感じですね。

 

で、私が借りてきたブルーレイは、セリフが英語版。

これまでに観たブルース様の3作品は全部、広東語だったので、私には違和感がありました。

けど、この英語版の声はブルース様の地声でいいんですよねはてなマーク

ま~、『ドラゴンへの道』(1972年)では英語が話せへん設定やったからね~、ブルース様(ˊᗜˋ)

 

リーは少林寺最強なんでしょうけど、やっぱりまだお師匠さまから教わることもある。

そして年若い後輩を教えてもいる。

この教え方が一見すると、「どう答えても間違い」みたいなわかりにくい教え方で、私は一瞬、ちょっとイヤでした(^_^;)

そうゆう感じで人に説教する人に会ったことがあるのでね。

まあ、そうゆう人、けっこう多いと思いますが、まさかブルース様の影響じゃないでしょうね。

 

ブルース様の教えには深い根拠があるんだと思いますが、時々、具体的でないわかりにくいことを言って部下や後輩を困らせ苦しめるだけの傲慢人間もいるようなので・・・裏付けなく上辺だけ難しそうなことをもっともらしく言うのはやめてもらいたいですね。

 

私が観たブルーレイには、おそらく「TBS版」の日本語吹き替え音声があったけど、お師匠さまと話す場面ではオリジナル音声でした。

 

 

ブルース様、スーツ姿もかっこいいです。

 

リーは国際情報局から少林寺を破門になったハン(シー・キエン)が3年に一度、開催する武術トーナメントの参加するよう依頼される。

実はハンが自分の島で悪いことをしてる可能性があるのでそれを調べてほしいって依頼です。

これ、リーが強いから抜擢されてるんでしょうか。

 

 

実は数年前、ハンの部下(ボブ・ウォール)とその仲間たちがリーの妹を辱めようとしたことで、妹さんが自害してしまったことが判明・・・リーに復讐すべき理由が生まれます。

ハンの部下は妹さんに顔を引っかかれて傷が残ってます。

 

妹さんを演じてるのはアンジェラ・マオ。

香港・女性アクションのパイオニアのような女優さんでしょうか。

しかし、アンジェラ・マオさん演じる女性がリーの妹なのか姉なのかは、ちょっとハッキリしない。

どうも姉らしいんですがね。

 

そういった物語なのですが、アクション映画といえばこの方、私の先生、明石家いわしさんのレビューです。

 

詳しくは、いわしさんのブログでお願いしますビックリマーク

 

いわしさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

ハンが開催する武術トーナメントに参加するため、各地から集まってくる腕に自信のある人たち・・・なんですが、当時の香港の景色が素晴らしいなあー。

 

実は私の母は父と結婚する前、フィリピンの友達に会いに行く途中で香港へも寄ったんだそうで、その時代の香港についてよく話してくれます。

なんか、外国人たちがお金を海に投げて、それを香港の子どもたちが海に潜って拾ってたそうですが・・・(気分が悪いなあむかっ)あげるなら普通に渡せよって感じ。

 

映画の中では、船にわんこが乗ってるのが可愛いです。

 

香港から島へ行くまでの間に、イヤな感じのヤツがブルース様に懲らしめられる顛末もあり・・・。

 

 

向かって左の方はローパーを演じるジョン・サクソンさん、そして右の方はウィリアムスを演じるジム・ケリーさんですね。

ローパーとウィリアムスも武術トーナメントに参加しに来たんだけど、この映画の中では特にローパーは大きな役です。

『燃えよドラゴン』はハリウッド映画でもあるので、当時のワーナー・ブラザースの側が、アジア人のブルース様だけでは心配・・・ハリウッドの俳優も主役級で出しておこう・・・って感じだったのかなあ、って思いました。

 

それはそれでいいんですが、今、観ると、ローパーたちの場面のせいでブルース様の場面が減ったような気がして、なぜか残念に思ってしまう・・・(^_^;)

 

ローパーは、けっこう武術家らしからぬギャンブル依存症で女たらしな人。

でも、なんか憎めないんですね。

けど、禁欲的なリーと比較して、アホに見えてしまう・・・が、そんなローパーとリーの間に生まれる男の絆もいいんです。

 

 

ウィリアムスは音楽が好きな人でレア・グルーヴはてなマークを聴いてる。

なんか親近感を感じる~♪

 

 

問題の人、ハン・・・演じるはシー・キエンさん。

 

シー・キエンさんは幼少の頃、病弱だったので武術を始められたそうですが、それもあってか、96歳まで生きはった。

シー・キエンさん、ビックリするほどたくさんの映画に出てられます。

 

ハンは自分の島で贅沢三昧ですが、鳥かごをいっぱいぶら下げて、女の子たちを集め、「前夜祭」でゆるいお相撲がやってたり、ブタの丸焼きが彼の考える「贅沢三昧」なら、ちょっと可愛い(^_^;)

 

また来てる女の子がけっこう「昔の真面目系女子高生」みたいな女の子で、半回転して変態かもしれません。

彼女たちが教祖様のようにハンを崇めてる印象もあり、ちょっと怖い絵です。

 

 

ネタバレですが、国際情報局の方から送り込まれた女性メイ・リンもいまして、ブルース様とコンタクトするのですが、ありそうで恋とかはなし。

 

演じるはベティ・チュンさん、16歳の時、歌唱コンテストで優勝。

 

 

ハンの秘書、タニア。

ローパーさんが「何れ菖蒲か杜若」とお気に入りです汗

 

ローパーさんとタニアの話に焦点を当てると、この映画、やっぱり悲しいですね。

もうちょっと温情が欲しかったなあ。

 

タニアを演じたアーナ・カプリさんはハンガリー出身、2010年の8月、交通事故に巻き込まれて66歳で亡くなられました。

今、こうしてアーナさんのことを知り、この世から交通事故がなくなることを願ってやみません。

 

 

ハンの、特に強くて怖い部下を演じるのはヤン・スエさん、英語圏ではボロ・ヤンさん。

私、この方、初めて見たんですが、お名前だけは存じ上げておりましました。

男なのに「スエ」だから(;´∀`)

いや、これは私が韓国の女優、スエを先に知ってたからで、中国では普通に男の名前なのかもしれませんけどね。

 

そんな(私にとっては)女みたいな名前なのにごっつい体です。

ボディービルダーでもあるから。

 

でもね~、なんかね~、そんなに悪人に思えないんですよ~。

「実はいい人なんじゃないか~」って感じで・・・。

ごっつい人って性格はおとなしかったりしませんか。

 

このほか、ジャッキー・チェンとユン・ピョウも出てるんですが、私には気づけなかったです(>_<)

 

 

武術トーナメントが開かれ、リーはもちろんのこと、ウィリアムズもかなり強いし、ニヤケ男のローパーも弱くないことがわかった。

 

音楽ですが、もちろん私もあの有名な曲は知ってました。

テレビでよく流れるのでね。

なぜか私、あの「Theme from Enter the Dragon」を聴くと、「関根勤さん」が頭に浮かぶのですが・・・。

 

音楽を担当したのはラロ・シフリンで、今回、『燃えよドラゴン』を初めて観てて、『ダーティハリー』(1971年)がすごい重なりましたね~。

かなり、似てますね。

 

 

はてなマーク

って感じですが、ブルース様の感情表現、好きですわー。

 

 

ブルース様の映画といえばにゃんこちゃんですが、この映画の中で最もヒヤヒヤしてビビったシーンあせる

 

 

そして地下にはゾンビがいたビックリマーク

どうする、ブルース様!?

 

それはいいんですが、あの~、ハンがですね、夜中にブルース様がこっそりいろいろ調べたのを、ウィリアムスがやったと思い込むのはどうなんよはてなマーク

情報網、甘すぎ!?

 

 

そして後半は、激しくも大荒れなアクションになだれ込む!!

 

 

私の正直な感想を書きましょう。

映画として、そこまでキッチリと完成度が高いとは思えなかったです。

前半の香港へ登場人物たちが集まってくる場面がやたら長かったり、途中の島の描写とかも、退屈しそうになる場面もありました。

 

しかし、ブルース様のアクションは素晴らしく、それが最大の観どころでしょう。

他の方々は・・・今、見るとやっぱりそれほどではないと思いました。

 

特に、これはいわしさんも触れられてますが、悪の大ボスのハンはホント、年配の普通のおじさんに見えてしまい、確かに危険な武器も持ってて、リーを惑わせる場所に誘い込んだりしてるんですが、はたしてリーを圧倒するほど強いのかなあはてなマークと説得力がない。

それはガッカリでしたね。

ボロ以外にも、何としてでも強いような部下がいて、先にリーがそいつらによって傷つけられてダメージ入ってるって流れにしといたら良かったのに・・・と思いました。

 

ハンさん、時々、なんかいい人に思えてしまうし汗

もっと卑怯で容赦ない、怖い人物であったべきビックリマーク

 

リー作品ではなかなかリー自体が強すぎる個性があるためか、敵としてなかなか恵まれた相手がいないのが惜しいところ・・・ホントにいわし先生のおっしゃる通りです( ゚ー゚)( 。_。)

 

それもあって、作品そのものはやっぱり「昔の映画」なんですね。

ツメが甘いとゆうか。

今ならこうなのに・・・と思ってしまうんですが、つまり逆に、『燃えよドラゴン』があったからこそ、その後、様々なアクション映画が誕生していき、そのうちのいくつかは『燃えよドラゴン』を超える映画作品となっていったのではないだろうか。

だって、1973年、本当にこの作品がスタートなんだし。

 

ブルース様の純粋な主演の4作品をこうして観てきましたが(米国に帰る前の香港時代には主演映画ってないんですよねはてなマーク)、まだわからないけど、そうですね~、最も衝撃的だったのは初めて観た『危機一発』(1971年)、最も怖かったのが『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)、面白く感じたのは『ドラゴンへの道』、そして映画としての圧力、エナジーを感じたのが『燃えよドラゴン』・・・そんな感じです。

 

 

ブルース様は半世紀前の映画界で活躍されて、撮影したフィルムが残されましたが、私はブルース様が残したもの、それは「可能性」だと思います。

ブルース様は未完・・・人生の半ばで死んでしまったゆえに、『燃えよドラゴン』以後、実質的に主演作品がなく、ご本人にとってもファンにとっても無念だと思います。

それゆえ、ブルース様が生きていたらはてなマーク世界のアクション映画はどうなっていたのかはてなマークと思うと同時に、ブルース様の存在の大きさ、偉大さを思わずにはいられません。

ブルース様は全てのアクション映画にとっての可能性を残していったんでしょう。

 

フッと、ジミ・ヘンドリックスと重なりました。

ジミ・ヘンドリックスもホントに短い音楽活動の途中、1970年に死んでしまうわけですが、ロックの世界のみならず、その影響力は巨大すぎる。

そして彼が存命だったらと人々はいつも噂する。

同じです。

 

『燃えよドラゴン』も実質的にブルース様が演出してられたようなので、ブルース様は死なずに自分の主演作品を監督していくべきだった。

そうすれば、1990年頃までに『燃えよドラゴン』を超える作品がいくつも誕生したことでしょうし、ご自分が出演しない作品も監督されたかもしれないし、信頼のおける監督の作品に主演もしたでしょう。

 

ごく最近、ブルース様の作品を観始めた私ですら、『燃えよドラゴン』以降、ブルース様の映画が存在しないことが残念に思えてなりません。

 

だってシルヴェスター・スタローンも今、74歳で主演して監督してるんですものね。

 

 

そして現在、復活祭が開催中ですNEW

 

ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020 (株式会社twin)

 

「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」 公式ホームページ

 

ブルース様をスクリーンで目にしたい人は是非、アチョーメラメラ

 

 

私もまだまだ、ブルース・リーの存在の一部に触れた程度だと自覚してます。

だから、そうですね、これからまたブルース様に関係のある作品も観ていこうと思います。

そして、世界最高のアクション俳優を讃えましょう。

 

また、どれを観たらいいのか教えてください!!

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 ザ・ソウルメイト 2018年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうです~キスマーク

 

今夜はジェームズ・フォーリー監督の『天国の約束』ってゆう1995年のアメリカ映画を観ました。

この映画、ホントに良かったです。

85分しかない作品ですが、感動しました。

グランパの役がアル・パチーノさんで・・・アル・パチーノさん、やっぱりいいですね~。

 

 

 

 

 

ところで、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)のソフトを買われる皆さま、ご予約はお済みでしょうか。

発売日は7月22日ですNEW

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、このDVD&ブルーレイ、どうにも評判が悪いあせる

 

値段が高すぎるんですよ。

ブルーレイは2枚組で「モノクロ Ver.本編映像」のディスクが付くんですが、やっぱりね~汗

Amazonのレビュー欄でもかなり星1つが多く、読ませてもらうとソフトの評価としては納得するものが少なくありません。

 

お値段にかんしては、やっぱり高いと思います。

だからもう、これは買う人の判断ですね。

 

はてなマーク

私は、清水の舞台からダイブする心境で【Amazon.co.jp限定】の[Blu-ray]をポチりましたわ。

「スペシャルDVD」と「オリジナルクリアファイル」が付くし、この作品は確実にこれから何度も観ることが間違いないので。

 

「スペシャルDVD」はこういった内容だそうです。

Amazon.co.jp限定特典DVD

★収録内容

・メイキング映像1

・メイキング映像2

・家族を紹介します~貧乏家族編&裕福家族編~

・豪華キャストメッセージ

・豪華キャストメッセージ~日本のみなさんへ~

★DVD収録時間:11分18秒

 

まあ、ひとつには、やっぱり応援とご祝儀の気持ちもあります。

その代わり、7月、8月、9月・・・もう何も買えない汗

 

 

 

ところでAmazonの「DVD」のレビューの星の数なんかですが、一般的にはかなり当てにならないと私は思ってます。

なぜって、映画作品としての評価と、DVDなどソフトとしての評価が混在してるからです。

これ、本来は混ぜたらアカンでしょ。

でも、形的に混ざってるので、正しい評価になってないと思うんですよね。

まあ、それにかんしても結局は自分の判断ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、7月8日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

ザ・ソウルイト

 


ザ・ソウルメイト

原題:원더풀 고스트(ワンダフル・ゴースト)
英語題:Wonderful Ghost / The Soul-Mate

 

(2018年、韓国映画、97分)

監督:チョ・ウォニ

脚色:ユン・ユギョン、ペ・セヨン

脚本:キム・ソンジン

PD:キム・ソンジン
助監督:ユン・ユギョン
撮影:ハ・ギョンホ
照明:シン・テソプ
編集:パク・キョンスク、チェ・ミニョン(C-47 POST STUDIO)
音楽:モク・ヨンジン
美術:イ・ジェソン
武術:チョン・ジェヒョン(ソウルアクションスクール)

出演


マ・ドンソク → チェ・ジャンス チャンス柔道体育館
キム・ヨングァン → カン・テジン(姜太振) 警察官
イ・ユヨン → ホン・ヒョンジ(洪絃知) テジンの恋人 ホンシ(紅柿)魚屋

チェ・グィファ → キム・ジョンシク 警察官
チュ・ジンモ → ヤン警監(警視)
チェ・ユリ → トギョン チャンスの娘
ホ・ジェホ → チョン・プンギ コリア成人ナイトクラブ 社長
コ・ギュピル → ポング チャンス体育館 練習生
チャ・レヒョン → サルサリ 客引き プンギの部下
カク・チンソク → プンギの部下1
チョン・ジェホン → プンギの部下2
リュ・ソンチョル → プンギの部下3
キム・アラ → ソヨン
イ・ヨンソク → 大家
ペ・ジョンファ → トギョンの母
パク・ポム → 幼いトギョン
ピョ・ジンギ → 男性看護師
パク・ピョンウク → ファン教授
ユン・ソンミン → 港の泥棒
キム・テヨプ → バス 卑劣な言葉男
キム・ジウン → バス 女子高生
キム・ドンジュン → 治安巡査
イ・ジャンウォン → 民願人 迷い犬ポッキルの飼い主
キム・ジェロク → 胸部外科 教授 キム・ヒジュン

特別出演
ユン・ヒウォン → イ班長 南部署 捜査課 強力班

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

解説: 「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソクと「君の結婚式」のキム・ヨングァンの共演作。田舎町の警察官テジンは、犯罪組織による人身売買の現場を目撃し、口封じのため暴行されてしまう。意識不明の重体に陥ったテジンは生霊となるが、柔道場の館長ジャンスにだけは彼の姿が見えることが判明。ひょんなことから共同捜査をすることになったテジンとジャンスは、事件の裏に隠された巨大な陰謀に巻き込まれていく。「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。(映画.com)

 

 

 

この前の『燃えドラ』の私の記事も字数が多かったんですが、また長く書いてしまう私のクセが出てるんだと思います。

短く書くよう心がけつつ・・・。

 

この作品も昨年末の「のむコレ3」上映作品で観たかったんですが、観れなかったんですね。

ブロともさんのnoriさんが観られて記事にされてのを読んで、いつかは絶対に観ようビックリマークって思ってましたよ。

 

 

韓国の田舎町で柔道の道場を営んでいるチェ・ジャンスさん・・・道場ゆうても託児所のおもむきが強いんですが、韓国に住んでるブロガーさんによるとテコンドーとかの道場に午後、子どもたちが通うそうなんですね。

そこの館長さんたちはやっぱり韓国らしく、良く言えば状況に応じて行動力があり、悪く言えばいつでもお節介だそうで、正義感も強かったりするそうです。

 

だから、ジャンスさんもバスの中で与太者がお年寄りに言いがかりをつけてたりしてたら当然のごとく一発でぶっ飛ばし懲らしめ・・・ていない、あれ~はてなマークあせる

 

いや、無関係の人が困ってても特に何もしないよはてなマークみたいな。

で、期待してた女子高生に背中をブッ叩かれたりしてるわけです。

 

ジャンスさんは自分さえ良ければあとはどうでもいい人なんですね。

 

ジャンスさんの道場には、弟分のポングがいて、いつか師範になることを夢見てます。

ポングを演じるのはコ・ギュピルさん。

『ベテラン』(2014年)の警備の人とか、印象的な役がありますね。

 

 

実はジャンスさんには亡くなった奥さまとの間の大事な大事な娘、トギョン(チェ・ユリ)がいて、この子が深刻な心臓の病いに苦しんでいたのです。

 

ジャンスさんにとっては目に入れても痛くない娘ですが、トギョンが助かるのには心臓移植しかありません。

 

そして、ようやく、ドナーに巡りあったのですが・・・。

 

ちなみに、患者としてのトギョンを担当されてる胸部外科の教授を演じられてるのがキム・ジェロクさんで、この方が出てくると私、いつも笑ってしまいます(^_^;)

キム・ジェロクさんには『訪問者 Host & Guest』(2005年、シン・ドンイル監督)って主演作もあります(オススメです)。

いつもなりきりぶりが凄いんですが、今回もキッチリお医者さんを演じてられましたよ。

 

 

ドンソクさんの娘を演じるチェ・ユリちゃん、可愛い(´∀`*)

 

トギュンはやっぱりパパのような柔道家になりたいようです。

 

ちなみに、ジャンスさんの奥さま、トギュンのママを演じるのは、『色男ホ・セク』(2019年)で未亡人の一人を演じたペ・ジョンファさんでした。

 

 

そしてもう一人、正義感200%の警察官のカン・テジン。

テジンは自分のことよりまず人のこと、職務に忠実で、日夜、全力で犯罪者を追いかけまわってます。

警察の鏡!!

 

テジンを演じるのはご存知、キム・ヨングァンくん。

ヨングァンくんがパク・ボヨンと主演した『君の結婚式』(2018年)も早く観ねば~ビックリマーク

 

 

ヨングァンくん・・・じゃない、テジンくんには結婚したい女性がいました。

 

魚屋さんのホン・ヒョンジ(イ・ユヨン)。

ヒョンジはご両親を亡くされてて、今は亡きお父さんが買った家を買い戻すことを目指し、頑張ってます。

 

 

まあ、ラブラブなんですがね、ヒョンジも気の強い子だしテジンくんが意外と女の子にはビビリで、そのへん、もどかしくもありますが、テジンくんはヒョンジの望みをかなえ、幸せにしてやりたい・・・。

いいっすねラブラブ

 

 

テジンくんが務める交番のジョンシク先輩は、今だ独身で、仕事にもやる気がなく、二日酔いで寝てばかり・・・そのくせ、飲み会は大好き。

 

演じるはチェ・グイファさん、『色男ホ・セク』のよくわからない「ユッカブ」です。

 

 

そして交番を束ねるおじさんを演じるのはチュ・ジンモさん。

まだまだ定年は来ないようです。

 

 

で、テジンはある夜、波止場で大勢の女性を急き立ててる男たちを見かけまして犯罪のにおいを感じた。

これは・・・明らかに人身売買ビックリマーク

 

でも、交番の人たちはやっぱりやる気がないので、自分で捜査するしかない。

 

その過程で、違法駐車をしていたジャンスさんと出会う。

顔が顔だけにジャンスさんも犯罪者の一味だとテジンくんは思います。

 

けど、ジャンスさんも図太いおっさんですのでなかなかゆうことを聞かないのよ~(;´∀`)

 

韓国の田舎町で二人がウロウロしまくる前半の展開、私、大好きです。

こうゆうのならなんぼでも観れますわ~(´∀`*)

 

そうこうしてるうちに、逃げ出した女性が投げたUSBメモリに入った犯罪組織の秘密を手にしたテジンくんは、悪人たちとコンタクトを取るのですが・・・時同じくして、テジンくんに自分の車をレッカーされたと思ったジャンスさんがテジンくんを追っかけてくる偶然も重なり・・・二人は悪人たちに危害を加えられてしまう。

 

そして・・・明かしていいんでしょうかはてなマーク

いいんでしょうビックリマーク(^o^)/

 

テジンくんは幽~体~離~脱~、ってザ・たっちかよ!!

 

 

こうして死んでないけど魂が体から出てどこへでも行ける状態になったテジンくんだが恋人のヒョンジにも危機が迫ると知り、ただ一人、生き霊の自分が見えるジャンスさんに頼んで、一緒に犯罪に立ち向かってもらうことにする。

 

が、ジャンスさんは娘さんのことで頭がいっぱい、その上、実は幽霊が怖かった!!

病院の中を逃げ回る場面、最高(≧∇≦)

 

そういった話です。

 

 

物語的に、私にはなかなか先の読めない作品でした。

けど、サスペンス&捜査の面では観終えてみれば、やや新鮮味に欠けるかな・・・と思ったけど、こうゆう話ならもう、こうやるしかないって感じです。

逆にまったく新しい話でやれって方が無理でしょうか。

 

なんしか、私はハラハラドキドキさせられました。

 

コメディとしてはもう、最高ですよね。

私が一番、好きなヤツ。

それにかんしては、言うことなしです。

 

いわゆる「生き霊」の描写がとても韓国っぽいですよね。

その点、日本よりも説得力があります。

霊がすぐ横にいるって感覚はいかにも韓国らしい。

 

 

けど、テジンくんが生死をさまよってますし、そしてジャンスさんの娘のトギュンも深刻な病状なので、シリアスな面も強い。

 

私としては、テジンくんとヒョンジ、ジャンスさんとトギュン、この4人の運命がどんな結末を迎えるのかは、まったく予想ができなかった。

考えると、どうしても安全な結末が見えてこず・・・そういったあたりもハラハラさせられるものがありましたね。

 

その結末については、もちろんここでは書きませんが・・・泣きましたね~、ホントに。

 

ドンソクさん、ヨングァンくん、そしてイ・ユヨンの演技に泣かされました。

 

ドンソクさんも演技派、ヨングァンくんの演技も確か、そしてイ・ユヨンも同じくですし、それをこの映画で確認しましたよ。

 

ジャンスさんとテジンくんの間に最後、絆が生まれてる流れとかも素晴らしいし、「情けは人のためならず」ってことわざもありますしね・・・ラストの優しいハッピー感とか、ホントめちゃくちゃ好き。

 

 

ところで韓国版のこのポスターですが、ドンソクさんがろくろで粘土をこねてるのって『ゴースト ニューヨークの幻』(1990年)のパロディなんですよね~(^_^;)・・・そこまでやるかビックリマーク

 

チョ・ウォニ(조원희)監督にとって『ザ・ソウルメイト』は2010年の『ダブル・キラー(Enemy at the Dead End)』に次ぐ、監督2作目だそうです。

 

『ダブル・キラー』はチョン・ホジンさんとユ・ヘジンさん主演でしたが、私はズバリ、コメディとしてもサスペンスとしてもちょっと乗りきれなかった。

ちょっと残念でした。

 

しかし、『ザ・ソウルメイト』は完璧でしたね。

これは私の大好きな映画です。

 

幽体離脱ファンタジーで、犯罪捜査サスペンスで、ハートウォーミング・コメディで、そして優しい愛の物語でした。

 

まだ観てないなら、是非、観ていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、極悪組長×暴力刑事VS無差別殺人鬼・・・ドンソクさんの最新作が7月17日から公開ですNEWNEWNEWNEWNEW

 

悪人伝

 

 

映画 『悪人伝』 公式サイト

 

 

皆さま、新型コロナウィルスに注意しながら観に行ってくださいね。

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


韓国映画 あなた、そこにいてくれますか 2016年

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

本日、17日から公開スタートですNEW

 

悪人伝

 

 

映画 『悪人伝』 公式サイト

 

 

 

この作品は~、皆さんお好きでしょう~ドンッ(≧∇≦*)ドンッ

 

 

 

公開中ですNEW

 

マルモイ ことばあつめ

 

 

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月12日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

君がいる未来を願った。

 

 

 

 

 

あなた、そこにいてくれますか

 

Will You Be There?

 


あなた、そこにいてくれますか
原題:당신 거기 있어줄래요
英語題:Will You Be There?

中国語題:你会在那里吗?


(2016年、韓国映画、111分)

監督・脚本:ホン・ジヨン
脚色:ファン・ミン、キム・ミョンソン、ユン・ソジョン、パク・シヨン、イ・ユンソン、ピョン・ヘジュ、マ・ジョウン
PD:パク・ソネ
助監督:ユン・ヨンウ
撮影:パク・ホンヨル
照明:カン・テヒ
音楽:キム・ジュンソン
美術:チャン・チュンソプ
武術:イ・テヨン

出演
キム・ユンソク → ハン・スヒョン(韓修賢) 小児外科 科長
ピョン・ヨハン → ハン・スヒョン(韓修賢) 小児外科 科長
チェ・ソジン → 若いチェ・ヨナ イルカ調教師 ソウル動物園 海洋動物チーム
キム・サンホ → カン・テホ スヒョンの幼なじみ
キム・ホジョン → ソン・ヘウォン スヒョンの後輩医師
アン・セハ → 若いカン・テホ 警察官
パク・ヘス → ハン・スア スヒョンの娘
キム・ソナ → ソニョン テホのガールフレンド

ユン・ジニョン → イルカショー 営業部長
イ・ユミ → ヨナの動物協会 職員
チャン・リウ → 心拍調整機 子供の母
チョ・ウナ → サービスエリア お手洗い おばさん
イ・ホチョル → サービスエリア タバコ店 職員 クムガン(金剛)休憩所

特別出演
キム・ソンリョン → ヨナ
チョン・インギ → ユン科長 過去の病院
キム・ヒョジン → エレーナ・ホン 心臓内科医 スアの母
シム・ウンジン → 学会女性

友情出演
キム・ジヨン → 獣医師 ソウル動物園 海洋動物チーム
チャン・グァン → スヒョンの父
パク・ヒボン → 若いソン・ヘウォン
キム・グァンギュ → 郵便(電報)配達人
パク・キルス → 入れ墨 理髪店主人 ソブ(西部)理容院

出演動物
サマー
スプリング
ペビー
マーク
センバ → ミンキーとイルカたち
カムジャ → 幼いカムジャ(じゃがいも)
イク → 成犬カムジャ(じゃがいも)
イブ → チェジュ(済州)島の子犬
トゥリ → 無断横断 子犬

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

この作品は日本での公開は、関西ではシネ・リーブル梅田で上映されてて、たしか、同時期にユン・ガウン監督の『わたしたち』(2016年)も上映してたんですね。

 

でも、私、『わたしたち』は観たけど、『あなた、そこにいてくれますか』は観なかったんですよ。

理由は、続けて劇場で映画を観ない方がいいんじゃないかって、私のなりの考えでしたが、こうしてDVDで観て、スクリーンで観ておかなかったことをひどく後悔しましたね~汗

やっぱり映画は迷った時には観た方がいいですよね。

 

『あなた、そこにいてくれますか』は、フランスの有名な作家、ギヨーム・ミュッソのベストセラー小説『時空を超えて』を映画化した作品だそうです。

原作の小説は『あなた、そこにいてくれますか』の題で、潮文庫さんから日本語訳が出版されてます。

もちろん私は読んでないんですが、観終えて、これは是非、読ましてもらいたいと思いました。

 

韓国での映画化にあたってギヨーム・ミュッソさんから手紙が届いたようですね。

 

映画『あなた、そこにいてくれますか』に出演したキム・ユンソク氏は映画『チェイサー』で知りました。非常に印象深い演技をなさる俳優だと思います。小説『あなた、そこにいてくれますか』は、これまで欧州や米国などで映画にしたいという多くの提案を断ってきたが、今回韓国の提案を受け入れ映画化されることになりました・・・とだいたい、そんなことを書かれてたそうです。

作者公認の映画化ですよ。

 

少しだけ、あらすじを書かせてもらいますね。

 

 

人生を変えた10回の奇跡。

お前は30年前の俺、俺は30年後のお前。

 

医療ボランティアでカンボジアを訪れていた医師のハン・スヒョンですが帰りのヘリコプターに乗る直前にそれをやめて、一人の赤ちゃんを治療したんですね。

それもまたいい話なんですがね。

 

手術のあと、その赤ちゃんを連れてきたおじいちゃんから「絶対にかなえたい望みはありますか」と聞かれたスヒョンは「もう一度だけ会いたい人がいますが」と答えるんです。

そしておじいちゃんからお礼として神秘的な10錠の丸薬をもらうんですね。

 

もちろん、スヒョン先生もまさかとは思うんですが、帰りの飛行機の中で薬を試してみることにする。

実はスヒョン先生には過去に大きな悔いがあったのです。

 

丸薬には不思議な力がありました。

スヒョンは30年前、1985年の過去に戻ります。

 

 

その頃のスヒョンには愛する女性がいました。

ソウル動物園に勤める韓国初の女性イルカ調教師のチェ・ヨナでした。

二人は愛し合っていて、ユナは二人の子どもを欲しがってました。

 

現代のスヒョンは、その時代に生きているスヒョン、つまり若き日の自分に会うことになります。

 

現代のスヒョンには、もうあまり時間がありませんでした。

他の人には隠してることですが、彼は深刻な病いに冒されている。

スヒョンは残された時間を使い、彼にとって人生で最も大きな後悔となった、ある出来事を変えようとします。

 

30年前のスヒョンは、未来の自分だと言うおじさんの話を信じられなかったけど、おじさんの話を聞けば聞くほど信じざるをえなくなる。

 

ヨナにもう一度会いたかったという未来の自分と話すうち、過去のスヒョンは不安を感じていきます。

自分はどうなるのか、そして、ヨナは ――はてなマーク

 

 

少し、ネタバレになります。

 

現代のスヒョンの願いは、ヨナにもう一度会うことでしたが、もしも現代にヨナがいるのなら会いに来る必要はないわけです。

過去の自分に問い詰められ、現代のスヒョンは言わずにいたかったことを口にする。

ヨナがもうすぐ命を落とすことを。

 

未来の自分と会う不思議を経験しつつある若きスヒョンは当然、ヨナを死なせたくない、助けたいと考えますが ――。

 

もう少し深く、ネタバレになります。

これは知らない方がいいと思うけど・・・。

 

現代のスヒョンはこう言うんですね。

 

ヨナを助けてスヒョンが彼女と結婚する未来にすると、ヨナがいなくなってから10年後に生まれるはずだったスヒョンの娘、スアが未来では存在しないことになってしまう。

これまでスアと過ごした時間を思えば、それは親として耐え難いことだと・・・。

 

花も折らず実も取らずに陥りかねないジレンマが立ちはだかるわけですね。

 

タイムトラベルで過去に戻り、過去を変えて未来を変えるって話は映画でもけっこう多いように思うんですが、私はスアの存在がこうして物語の中で効いてくることが凄いと思いましたよ。

このあたりからはもう、さあ、どうなるのはてなマークって感じでハラハラしどおしになりました。

 

そして過去と現在、二人のスヒョンは葛藤の末にある決断を下し、実行に移すのですが ――。

 

 

キム・ユンソクさんとピョン・ヨハンくんが二人一役で「ハン・スヒョン」って主人公を演じてるわけですが、まあ、30年の時を隔ててたとしてもさすがに同一人物に見えない、と普通は思ってしまうんですが・・・大丈夫です、映画のマジック、優れた演技の賜物ですね。

すぐに慣れて同じ人に見えてきます(ホント)。

 

もちろん二人ともかっこいいんですが、私はあえて選ぶとユンソクさんかな~(´∀`*)

特に私が痺れたシーンは「はい、手術始めるよビックリマーク」のシーンですね。

それから、そのあとにもいろいろ・・・かっこいいユンソクさんが見られます合格

もちろんピョン・ヨハンくんもかっこいいし、やっぱり二人で一人ですよね。

私もこの映画でピョン・ヨハンくんがどんな俳優さんかしっかり見れましたビックリマーク

 

登場シーンは少ないけど、スヒョンの父親を演じるのはチャン・グァンさんです。

 

 

チェ・ソジンは私には馴染みのない女優さんですが、『世界で一番いとしい君へ』(2014年)には本名のキム・ゴウンで出演してるそうで・・・アルムが想像する手紙の女の子だったんかな~はてなマーク

 

可愛かったし、きれいでした。

 

 

スヒョンの旧友、カン・テホを演じるのはキム・サンホさん。

主人公の友達役とか、ホンマお手のものですね。

 

 

その上、言っていいでしょうか、テホの若い頃をアン・セハさんが演じてたりして、面白すぎやろ~(;´∀`)

 

テホはこの映画のお笑い担当なんですが、いや~、しかし、このテホがまた最後の方でいいんですよ~音譜

 

あと、テホに電報を届ける郵便局の人がなぜかキム・グァンギュさん。

 

 

スヒョンの娘、スアを演じるのはパク・ヘス。

『スウィング・キッズ』(2018年)のあの子です。

 

ユンソクさんとホントの親子みたいですね~。

 

 

ホン・ジヨン監督は前に座ってる緑の服の方ですね。

 

ホン・シヨン監督の『あなた、そこにいてくれますか』以前の作品は、この4作品だそうです。

 

キッチン 3人のレシピ (2009年)

ホラー・ストーリーズ 「秘密のレシピ」 (2012年)

Modern Family 「Star Shaped Stain」 (2012年)

結婚前夜 マリッジブルー (2013年)

 

私は『ホラー・ストーリーズ』の1エピソード、「秘密のレシピ」だけを観てました。

ブラック・コメディなホラーですね。

『あなた、そこにいてくれますか』とあまり共通点がないように思ったけど・・・。

2012年の『Modern Family』もオムニバス作品らしいですね。

 

とにかく『あなた、そこにいてくれますか』を観た今、ホン・ジヨン監督の次の作品に期待せずにはいられません。

 

 

前半でタイムトラベルの概念をキッチリ説明しつつ、スヒョンの現在と過去を徐々に明かしていき、後半はもう、二人のスヒョンがどういった選択をするのか、二人がなすことは成功するのか、文字通りハラハラドキドキでした。

私にはまったく先が読めませんでしたよ。

 

そして、とてもロマンティックなファンタジーであり、ラブストーリーでもありました。

ズバリ、私は大泣きでしたね・゜・(ノД`)・゜・

 

そして、結末に至る時、少し複雑に感じたんですが、と同時に、思索のその先を感じたんですね。

ああ、たしかに、それが人生なんだと・・・。

映画で描かれる人生観に、ハッとさせられます。

 

ヨナがいなくなったあとで、スヒョンが別の女性との間に娘をもうけていることが引っかかるって方ともおられると思いますが、その観方はそれで正しいんだと思います。

いちずに一人の女性を愛し続けて人生を終える男の物語の方がラブストーリーとしてより純粋かもしれない。

でも、自分ならどうありたいと考えさせられるのも素晴らしいのではないですか。

 

私も映画を観ている間、悩みも感じたし、スヒョンの苦しみに共感もしました。

映画はある結末に至るんだけど、私には理想的に感じました。

それが可能だったのも神秘的な10粒の丸薬のお陰なのですが・・・現実には過去の悔いを消しに行くなんてできないわけですし、映画はやはりファンタジーです。

 

でも、その映画がどうなるのか、ハラハラドキドキした気持ちは本物だと思うんですね。

観終えてやっぱり、自分だったら・・・と考えさせられます。

 

 

最近、ユンソクさんの監督作、『未成年』(2019年)も観ましたし、やっぱりユンソクさん、好きですね( ゚ー゚)( 。_。)

 

『あなた、そこにいてくれますか』は素晴らしい傑作でした。

タイムトラベルものの韓国ドラマが好きな方、時間ファンタジーを扱った映画が好きな方には特に楽しんでいただけると思います。

もし、まだ観られてないなら是非、観てください。

 

でわ、今夜もありがとうです、アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イップ・マン 完結 2019年 ドニー・イェン主演

$
0
0

 

 

你好(^-^)ノ

いつも、多謝ですキスマーク

 

この作品を観てきました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

さよなら、イップ・マン

 

 

 

 

イップ・マン 完結

 

 

映画 『イップ・マン 完結』 公式サイト

 

 

 

 

イップ・マン 完結
原題:叶问4:完结篇
英語題:Ip Man 4: The Finale
韓国語題:엽문4: 더 파이널


(2019年、香港映画、105分、G)

監督・製作:ウィルソン・イップ
製作:レイモンド・ウォン、ドニー・イェン
脚本:エドモンド・ウォン
撮影:チェン・シュウキョン
美術:マック・コッキョン
衣装:リー・ピックワン
編集:チュン・カーファイ
音楽:川井憲次
アクション監督:ユエン・ウーピン

ドニー・イェン 甄子丹 - イップ・マン
ウー・ユエ 呉越 - ワン・ゾンホア
チャン・クォックワン 陳國坤 - ブルース・リー
バネス・ウー 呉建豪 - ハートマン・ウー
スコット・アドキンス - バートン・ゲッデズ

クリス・コリンズ - コリン・フレイター
ケント・チェン 鄭則仕 - ポー刑事
ヴァンダ・マーグラフ 李宛妲 - ワン・ルオナン

He Ye 叶禾 - イップ・チン

ヌゴ・カー・ニン 敖嘉年 - レオン・カン

アンドリュー・レーン  - アンドリュー・ウォルターズ

グレース・イングラート - ベッキー

 

配給:ギャガ・プラス

 

 

私が初めて、第1作、『イップ・マン 序章』(2008年)を観たのは去年の4月13日で、その日から私は『イップ・マン』シリーズの大ファンになりました。

そして同じ年、『イップ・マン 完結』が公開。

観るのがホントに楽しみでした。

 

ちょっとスケジュールを考えるのを失敗して、私は観るのが遅くなってしまいましたけど、『完結』はまだまだ上映中です。

 

『完結』は私が初めてスクリーンで観る『イップ・マン』です。

観る前、かなり高ぶりましたね(´∀`*)

みなみ会館さんのスクリーン1ですが、いわゆるミニシアターとして、京都で一番、観やすい映画館ではないでしょうか。

新型コロナ・ウィルスの影響でお席は1席ごと空ける形になってますが、やっぱり男性が多かったですね。

 

 

物語ですが、ぜんぜん難しくなく、わかりやすいです。

それも『イップ・マン』シリーズのこれまでの3作を観てればの話ですが、逆にこれまでの作品を観ないで観る人も少ないと思います。

 

ところどころ、小さな疑問はあったけど、『完結』は人気を博してきたこれまでの『イップ・マン』と調和した作品でした。

 

ズバリ、これまでの『イップ・マン』が好きな人なら何も知らずに観るのが一番いいんじゃないかと思いますね。

その方が、楽しい驚きがあっていい。

 

ですので、もしも観る予定なら、うちの記事なんかちゃんと読まずに備えていただいた方が私も嬉しいですひらめき電球(´∀`*)ひらめき電球

 

1964年、佛山出身の気どらない詠春マスター、イップ・マンも老境に入り、医師から厳しい現実を告げられる。

 

それが伝統なのか、イップ・マンの弟子たちは、訪ねてきた人が中国語を話せないとすぐ「道場破り」だと思ってしまうようなそそっかしい人たちばかりだった。

 

そして、3作目の『継承』(2015年)でも学校でケンカしてた次男のチンくんが「マンガの取り合い」でケンカ相手に怪我させてしまい退学に。

親子の心子知らず、反抗的な息子だけどそれでも亡き妻、ウィンシン(リン・ホン)との間の大事な息子。

イップ・マンは米国サンフランシスコにチンくんが入学できる学校を探しに行く。

旅行中は旧知のポー刑事にチンくんのことを頼み、毎晩10時に電話することになる(ポー刑事、なついです音譜)。

 

ちょうどいい具合にアメリカから、ブルース・リーが師匠に来てほしいと送ってきた航空券がありましたので、行けないとか言ってたのにそれで米国へ行くちゃっかりしたイップ・マン。

 

向こうではブルースと彼の生徒たちが手厚く出迎えてくれたんですが、武術で生きる彼らのこと、早速、ひと悶着あせる

それが観客は嬉しいんですが(´∀`*)

 

そして学校の紹介状のこともあって、米国に暮らす中国武術のマスターたちが集まる総会に挨拶に行くも、なぜか険悪ムードで困惑するイップ・マンだった。

いつも礼儀正しく謙虚なイップ・マンだが、アメリカで頑張ってるブルースもやはり弟子の一人、彼のことを否定されれば納得はできない。

はからずしも総会の人たちと対立してしまう。

 

そういった話です。

 

 

中国最高の武術の達人であっても家庭内では悩めるお父さん。

ここまででもうイップ・マンズ・ワールドが展開してますヾ(*´∀`*)ノ

 

イップ・チン(葉正)さんは残念ながら今年1月25日にフランスの病院で亡くなられたそうです。

もしこの映画を観られたなら、お父様のことと、反抗期だった若き日のご自分のことを懐かしく追憶されたでしょう、と思いたい。

イップ・チンさんもお兄さんと共に『継承』にコンサルタントとして参加されたそうですね。

 

長男のイップ・チュン(葉準)さんはお元気で、ハーマン・ヤウ版の『イップ・マン』2作にも出演してられましたけど、この『完結』にも詠春拳の顧問としてこの作品に貢献されてるとエンドロールに日本語字幕で出たように記憶してます。

 

ちなみに、映画を観終えてから考えれば考えほど、イップ・マンの年齢がわからなくなってきます

 

 

 

太極拳マスターのワン・ゾンホア。

考え方の違いからイップ・マンとの間に軋轢が生じてしまったが、出てきた時からただ者ではなさが凄いです。

 

ウー・ユエさんの出演した映画は『コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義』(2016年)と『狂獣 欲望の海域』(2017年)の2本だけ観てましたけど、正直、印象になかったです。

でも、『完結』を観た今、また凄い俳優さんに出会った気分ですよ。

 

 

ワンの娘、ルオナンはアメリカの女の子として暮らしていてチアリーディングが大好き。

しかしチアで活躍したことから、差別的ないじめに遭うことに。

 

 

ワンは娘にもっと身を入れて太極拳をやってほしいのだが娘はチアの方が好き。

二人のお父さんを対で描くのが『継承』と似てますね。

 

 

ルオナンを憎むベッキーとその仲間の男の子たちから暴力を受け、反撃してはいけないとゆう父の教えを破るルオナンだが・・・やっぱり女の子だから痛々しくって見てられない(>_<)

 

ルオナンを演じるヴァンダ・マーグラフはこの作品が映画初出演だそうですが、顔も、中国語の話し方が可愛いです。

 

ベッキーのパパが移民局の高官だったため、サンフランシスコの中国人社会に暗い影を落とす事になる。

 

ルオナンと優しいイップ・マンの交流、心が温もります(*´д`*)

 

 

すいません、ついつい詳しく書きそうになってしまい・・・気をつけます。

 

米海兵隊の砲兵軍曹、バートン・ゲッデズは保守的な価値観の持ち主で、中国人を見下しており、中国武術の存在が我慢ならない。

彼は海兵隊の空手の先生、コリン・フレイターに命じ、中秋節のチャイナタウンで行われていた武術の演舞をぶち壊させる。

 

ここでコリン・フレイターと闘う中国武術の先生方の動きも素晴らしいですね。

特に女性の先生がいましたけど、見とれました。

 

 

ヴァネス・ウー演じるハートマン・ウーは海兵隊の軍曹なんですが、ブルースに武術を習っていて、中国武術の強さを心から信じてたんだと思うんですが・・・本人もまだそこまでではないし汗

 

 

で、中秋節のイベントにコリン・フレイターが乱入してきた時、中国武術の強さをフィルムに記録しておこうとするわけですよ。

でも、名だたる先生も返り討ちにあい・・・ここで最高にせつないタイミングでカメラを下ろしてしまうので、私は思いっきり泣いてしまいましたよ。

アカン、ハートマンビックリマーク

ガッカリせんといて~・゜・(ノД`)・゜・

 

 

あの~、この記事では逆に観せ場の方をぼやかして書きたいので、もどかしさが凄いんですけどあせる

ハートマン、どれほど嬉しかったことでしょうね。

 

私もまた泣きました(T▽T)

 

 

バートン・ゲッデズを演じるのはスコット・アドキンス。

 

私にとって印象的な彼の主演作、『レイク・モンスター 超巨大UMA出現!』(2013年)では「動物博士」の役やったし、顔的にそこまで悪役かなあ~はてなマークと思ってたんですが、十分、憎たらしかったですむかっ

ってことは演技が上手いってことですねビックリマーク

 

そしてバートンがついに「えら強」ってことが判明する場面、鳥肌が立ちました。

スコット・アドキンスさん、いいっすね!!

 

また、バートンが使うコリン・フレイターを演じるクリス・コリンズの「重いアクション」も迫力が凄まじく、中国人マスターをやっつけることにも説得力があった。

 

一つ、疑問だったのは、空手はアメリカの国技じゃないだろ~!?ってことです。

アメリカだったらプロレスやボクシングの方が主流って感じに思うんだけど。

 

だからやっぱりバートン・ゲッデズたちの中国人への蔑みが根本にあって、とにかく中国人が許せないってことなんだろうけど・・・イヤな気持ちですね。

 

でも、スコット・アドキンスは素晴らしい俳優!!

 

 

ブルース様を演じるのはチャン・クォックワン。

この方のアクションは初めて目撃しました。

 

出てきた時、顔はそんなにそっくりでもないなあ汗と思ったんですが、アクションがスタートすると、そっくり!!

これなら納得、蘇ったブルース様・・・感動しました(≧∇≦)

 

彼は、『ミラクル7号』(2008年)や『道士下山』(2015年)にも出てたそうですが、どの役だったのだろう~はてなマーク

 

 

観終えて、今、考えてると、物語そのものはサプライズもなく、また本筋は「学校探し」なので拍子抜けしても仕方がないはずなのに、結果としてこれ以上はないってほどの満足感なんです。

 

おそらくどの国にも今でも存在するニューカマーへの残念な差別の理不尽があるけど、映画ではただ武術で勝つことだけで、その解決自体には至ってないと思いますし。

 

でも、それでも私はイップ・マンの気持ちに感動したんです。

 

子どもたちに何を残せるか、何を見せることができるのかが核にあり、そこも素直に泣かされました。

 

 

ウィルソン・イップ監督は、アクションで語りたいようで、そこまであざといセンチメントとかドラマは避けているようですね。

それならハーマン・ヤウ監督版の『最終章』(2013年)の方が泣かせに来てたと思いました。

 

でもね、ドニーさんの『イップ・マン』の泣かせどころはやっぱりアクション・シーンなんですよね。

 

私は『完結』の全てのアクション・シーンに目頭が熱くなりました。

あの場面も、あの場面も・・・それを詳しく書くことは控えますが・・・やっぱり最後の決戦ですね~。

本気で泣きました。

 

 

川井憲次さんの音楽も、何度も聴いても素晴らしいですよね。

 

今は、ああ、もうこれで本当に終わりなんだなあ・・・って感じかなあ。

 

シリーズ4作、あんなことやこんなこと、いろいろあったなあ( ;∀;)

 

偉人としてのイップ・マンの映画はこれからも作られるかもしれないけど、ドニーさんのバージョンは完全に完結しましたよね。

 

『完結』はそれだけのたぐいまれな情感に満ちた傑作でした。

 

 

やっぱり人類の歴史上、最強はブルース様とイップ・マンビックリマーク

 

韓国は別枠で『群盗』(2014年)のチョ・ユンですが(^_^;)

 

チャイニーズ・カンフー・アクションのファンになってよかった~!!

今はホントにそんな気分ですヾ(*´∀`*)ノ

 

もしもまだだったら、是非、1作目からこの最高のシリーズを体験してください~クラッカー

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク・・・拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 悪人伝 2019年 公開中

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)の続編、『半島 ペニンシュラ』(2020年)、大ヒット中らしいですねひらめき電球

韓国で大ヒットしたってことは、それはいい映画だってことでしょう。

新型コロナウィルスが猛威を振るう中、「感染」を描く作品がヒットしてくれれば少しは気も晴れる。

『半島』は来年1月、日本でも公開だそうです・・・楽しみビックリマーク

 

 

 

公開中の作品ですNEW

 

 

 

はちどり

 

 

映画 『はちどり』 公式サイト

 

 

 

シークレット・ジョブ

 

 

映画 『シークレット・ジョブ』 公式サイト

 

 

※ 上映期間が短いのでご注意くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品を観てきましたよ~映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラナイフハッドンッ

 

 

 

 

 

極悪組長 × 暴力刑事 VS 無差別殺人鬼

世界が熱狂した凶悪ヴァイオレンス・アクション!

 

 

 

 

 

悪人伝

 

 

映画 『悪人伝』 公式サイト 7月17日公開

 

 

 

悪人伝
原題:악인전
英語題:The Gangster, The Cop, The Devil


(2019年、韓国映画、110分)


監督・脚本:イ・ウォンテ
助監督:キム・ドフォン
撮影:パク・セスン
照明:シン・スンフン
編集:ホ・ソンミ、ハン・ヨンギュ
音楽:チョ・ヨンウク
美術:チョ・ファソン、チョン・イジン
武術:チェ・ボンノク

出演
マ・ドンソク → チャン・ドンス
キム・ムヨル → チョン・テソク
キム・ソンギュ → カン・ギョンホ
ユ・スンモク → アン・ホボン
チェ・ミンチョル → クォン・オソン
キム・ユンソン → ペ・スノ
ホ・ドンウォン → チェ・ムンシク
ウ・ガンミン → ハ・ムヨン
オ・ヒジュン → キム・ドンチョル
ムン・ドンヒョク → オ・ダロ
ミン・ムジェ → 1チーム長
クォン・ヒョク → クァンスチーム長
リュ・ソンヒョン → チョ社長
キム・ジュニョン → パク社長
イ・ソファン → 前の車の男
キム・ジェヨン → 検事

イ・ウンセム → 女子高生

友情出演
ユ・ジェミョン → ホ・サンド

特別出演
キム・ギュリ → チャ・ソジン
リュ・テホ → アン社長
チョン・ベス → 刑事課長
チャ・スンベ → 大法院 判事

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

実は『千と千尋の神隠し』(2001年)も観たりしてるんですが、それについて書くのは今の私の役目ではないので(;´∀`)

 

ザ・ギャングスター、ザ・コップ、アンド、ザ・デビルビックリマーク・・・韓国ではおよそ一年前に公開された『悪人伝』、こうして観れるはこびとなり、とにかく感謝です。

 

 

それが一番、私にとっても重要なことですが、この映画、少なくとも難解ではないでしょう。

いきなり観て大丈夫です。

 

いや、むしろ、観るのなら是非、何も知らずに真っ白な頭で観ていただきたい。

 

ゆえに、うちのこの記事でも多くは語りません(`・∀・´)

 

2005年の夏。

 

組のボス、チャン・ドンス(マ・ドンソク)と強力班の荒くれデカ、チョン・テソク(キム・ムヨル)・・・二人は、連続殺人犯を捕らえるために手を組んだ!

標的は一つ、ルールも一つ ―― 先に捕まえた方がヤツを好きにさせてもらうぜ!!

 

それ以上ではありますが、それ以下ではありません(≧∇≦)

 

 

よくもまあ、こんな人が刑事をやってるなあと思うチョン・テソクですが、ヤクザだろうと誰だろうとお構いなしにやりたい放題。

誰に対してもタメ語、ってゆうかもっと汚い言葉使い。

 

上司(ユ・スンモクさん)に対しても言いたいこと言って、えらそうにしてるのが心配になるほどです。

捜査方法も掟破り。

その代わりそのクソ度胸と行動力と、そしてひらめきは反面、頼りにもなる。

 

そりゃそうだ、犯罪者さえ捕まえてくれりゃ過程はどうあれ、刑事さんとして賞賛に値するのだ。

 

 

しかし組長さんのチャン・ドクスも幾多の修羅場を乗り越えて今の地位に上り詰めた人なので、裏事情に精通しており、またチョン・テソクよりもケンカ慣れしてたりする。

 

チャン・ドクスは「楽しく優しい愉快な親分さん」ではありません。

この男、やっぱりどこまで行っても反社会的勢力の極めつけ。

 

しかし、どうやらこの犯人探しの中で、ほんの少し、組長さんにも優しさも芽生えつつあったようなんですが・・・はてなマーク

 

 

我らが〝マブリー〟マ・ドンソクさん、今、ホントに忙しさを極めてるんでしょうね~。

 

今年は『犯罪都市』(2017年)の続編も公開されますし・・・ビックリマーク

ってゆうか、「実話の映画化」って言ってたのに続編があるとか、どうゆうことだ~!?あせる

 

とにかく、私たち日本のファンは、10月23日、どうやらこの作品でドンソクさんとすぐにも再会することになりそうです(´∀`*)

 

スタートアップ!

 

 

映画 『スタートアップ!』 公式サイト

 

 

 

そして、ドンソクさんはこうやってマブリーに、ここ日本でも働いてくれてるのです、オッパ~、コマウォスムニダ~ビックリマーク(≧∇≦)ビックリマーク

 

 

先日、記事にさせてもらった『7人の追撃者』では情けな~い臆病者の役だったキム・ムヨル、私が初めて観た出演作はパク・ヘイル主演の『神弓 KAMIYUMI』(2011年)だったと思いますが、『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』(2015年)や『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』(2017年)では戦いに優れた人物の役でしたね。

 

私、キム・ムヨルの出演作では『悪人伝』が一番、好きですよ。

 

キム・ムヨルも主演作が続けて公開されてて、韓国では2月にラ・ミランさんと共演した『Honest Candidate』(2020年)、そして6月にはソン・ジヒョと共演した『Intruder』が公開されてます。

観たいわ~。

 

 

この映画、最初に「実話をベースに・・・」とか何とか出ますが、こんな実話あるか~!?(>_<)!?

あったら怖いわ~あせる

これが実話だったら『エクストリーム・ジョブ』(2019年)も実話でええやろ~、もう(;´∀`)

 

でも、ま、警察と極道さんが協力関係にあるのは実話でしょ、日本でもね。

 

映画としてはホント、あれもあり、これもあり、それもある、みたいな面白さの塊みたいな韓国映画らしい作品でしたが、前半はけっこう笑える場面も多かったですよね~。

 

でも事件が事件でその描き方も怖いので、結果として陰惨な印象も強かったですね。

 

結末にかんしては、少なくとも爽やかではないかな。

 

いや、私は勝手に『華麗なるリベンジ』(2015年)みたいな終わり方を想像してたので・・・違いましたけどね。

 

でも、いいんじゃないですか、凄みがあって!!

 

『悪人伝』ですが、あのシルベスター・スタローンとパートナーのブレイデン・アフターグッドがシルベスターさんのバルボア・プロダクションでリメイクすることを決定した・・・とのことで、韓国オリジナル版のBAエンターテイメントも製作に参加し、ドンソクさんも同じ役で再登場らしいです。

それはパンフレットのインタビューでも語ってはります。

 

うわ~、またやるのかよ~ビックリマーク

でも、いいかも・・・多く人々に観てもらえるし!!

 

まあ、こうゆうリメイクの話ってイマイチ当てになりませんがね。

 

 

チョン・テソクとけっこう仲がいい「科捜研のオンナ」役でキム・ギュリが特別出演。

 

 

最後の方で登場するこの女子高生(イ・ウンセム)も印象的でした。

 

 

まあ、犯人については私は語らないことにしますが、怖かったなあ~汗

犯人を演じた人、後で調べたら、ああ、あの人かビックリマークって感じですが、次の出演作にも注目ビックリマークですね( ゚ー゚)( 。_。)

きっと、一気に知名度が上がりますよ~アップ

 

 

あと、『殺人の追憶』(2003年)で女のパンツで逃げ惑ってたリュ・テホさんが途中でドンソクさんの張り手を何発も喰らって楽しい音譜

 

音がええわ~、あの張り手は(´∀`*)

 

それと、『悪人伝』を観てて思いましたけど、韓国映画、やっぱり顔がいいです。

この映画なんて爽やかイケメンが一人も出ませんけど、そうゆう乱雑にしてむさ苦しくもマイナスに派手な顔が並びまくることが素晴らしいし、そうゆう顔を揃えられた韓国映画が凄い。

そこがちょっと日本映画とは違うよな~。

 

 

去年、カンヌ国際映画祭にまで行ってしまった『悪人伝』。

イ・ウォンテ監督は向かって左の方ですね。

 

前作として、チョ・ジヌンさん、ソン・スンホンが主演したキム・グの伝記映画、『Man of Will(隊長 キム・チャンス)』(2017年)があるそうです。

 

イ・ウォンテ監督の次の作品に期待です。

 

 

STORY
凶暴なヤクザの組長チャン・ドンスが、ある夜何者かにめった刺しにされる。奇跡的に⼀命をとりとめたドンスは対立する組織の仕業を疑い、手下を使い犯人探しに動き出す。一方、捜査にあたるのは、暴力的な手段も辞さない荒くれ者のチョン刑事。彼は事件がまだ世間の誰も気づいていない連続無差別殺人鬼によるものであると確信し、手がかりを求めてドンスにつきまとう。互いに敵意を剥き出しにしながら自らの手で犯人を捕らえようとするドンスとチョン刑事。しかし狡猾な殺人鬼を出し抜くために互いの情報が必要であると悟った2人は、いつしか共闘し犯⼈を追い詰めてゆくー。

 

 

パンフレットは800円(税込)です。

 

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ キャスト インタビュー

・ スタッフ イ・ウォンテ 監督/脚本 インタビュー

・ コラム ライター 加藤よしき

・ マ・ドンソク兄貴 独占インタビュー @第72回カンヌ国際映画祭

・ プロダクション・ノート

・ 作品データ

 

まあ、普通のパンフレットですが、やっぱりインタビューが嬉しいです。

観られたら記念に是非・・・。

 

 

一つ、ネタバレすると、極上のカーチェイスもあります!!

もう一個、やっぱりアクションが素晴らしいです!!

 

悪人伝

是非、劇場で観てくださいね!!

 

・・・次ですが、ドカン!!と日本でも大当たりしそうなホラー・アクション作品も8月14日から公開ですNEW

 

ディヴァイン・フューリー 使者

 

 

映画 『ディヴァイン・フューリー 使者』 公式サイト

 

 

パク・ソジュンくん主演ですものね~!?

皆さま、観に行くでしょ~(´∀`*)

 

でわ、今日も読んでくださり、おおきに、ありがとうさんです~キスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

ABEMAプレミアム

 

 

 

 

 

【映画日記】 たそがれ清兵衛 ほか

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

今日は6月に観た4本の映画について短く書かせてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月12日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

 

 

それでも夜は明ける

12 Years a Slave

(2013年、米英合作映画、134分、PG12)

 

監督:スティーブ・マックイーン

脚本:ジョン・リドリー
音楽:ハンス・ジマー


出演:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ギャレット・ディラハント、ポール・ジアマッティ、スクート・マクネイリー、ルピタ・ニョンゴ、アデペロ・オデュイエ、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット ほか

 

 

 

観ている間、何度も身がすくむ思いでしたし、重い気持ちでした。

 

アメリカの奴隷制についての映画で、醜悪で恐ろしい現実を描いていますが、私はどこかでずっと、これは現在の現実の雇用関係にも重なるところがあるんじゃないかと考えていました。

 

先日、ミニシアターを運営する有名な映画会社・・・アップリンクって会社ですが、そこのトップのパワーハラスメントが告発されましたが、報道された実態を知った時、これは奴隷制と同じではないのか、と思った。

その仕事を続けたいと願ったがゆえ、なすがまま、人の尊厳や誇りを踏みにじられてるんですから。

 

私は映画関係のお仕事について詳しく知らないけど、夢を売るお仕事としていい印象でしたが、その映画業界ですらそこまでそんなもんだったのかと、落胆しました。

 

『それでも夜が明ける』の作り手側の人たちが、そうゆう気持ちで作ったのかはわからないけど、私は現在の世の中と重なるように思えたんですね。

ただ「こんな怖い時代がありました」って感じじゃなく。

どうでしょうはてなマーク

こういった観方はおかしいでしょうかはてなマーク

 

映画としては、結末がああいった形なので、優しい感じもしました。

現実は多くの人が悲惨なままで亡くなっていったことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月17日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

 

 

たそがれ清兵衛
The Twilight Samurai
(2002年、日本映画、129分)


監督・脚色:山田洋次
脚色:朝間義隆
原作:藤沢周平
音楽:冨田勲
主題歌:井上陽水 「決められたリズム」


出演:真田広之、宮沢りえ、田中泯、岸惠子、伊藤未希、橋口恵莉奈、草村礼子、丹波哲郎、小林稔侍、大杉漣、吹越満、深浦加奈子、神戸浩直、中村梅雀、嵐圭史、尾美としのり、桜井センリ ほか

 

 

ホントに素晴らしかったです。

 

この映画は時代劇で、ラブストーリーで、さえないお父さんの物語で、本当にかっこいい男の物語で、プロポーズの映画で、反戦の映画で・・・しかもある人物の顔をハッキリ映さないことでホラーの味もある映画なんですよね。

 

観てて人間、自分の長所については多くを語らない方がいいし、でも、ここ一番、本心を明かした方がいいんだと思いました。

泣きましたわ~・゜・(ノД`)・゜・

 

真田広之さんは私の日本映画ベスト1、『つぐみ』(1990年)の主要キャストの一人ですが、さらに好きになりましたし、宮沢りえさんもです。

 

そしてこれまであまり作品を観てないんですが、山田洋次監督の映画作りがホント好きです。

 

 

何を今さらって話だと思いますが、『たそがれ清兵衛』を観て、もっと日本の時代劇を観たいと思いましたよ。

時代劇に限らず、『たそがれ清兵衛』のような映画ならいつでも観てたいですね。

 

『たそがれ清兵衛』は私がこれまでに観た日本映画の中でも最も好きな作品のうちの一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月26日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

 

 

アフター・アース

After Earth

(2013年、アメリカ映画、100分、G)

 

監督・脚本・製作:M・ナイト・シャマラン
原案:ウィル・スミス
脚本:ゲイリー・ウィッタ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード


出演:ウィル・スミス、ジェイデン・スミス、ソフィー・オコネドー、ゾーイ・クラビッツ、リンカーン・ルイス、サッシャ・ダーワン、クリス・ギア ほか

 

 

 

この作品はM・ナイト・シャマラン監督の作品だけど、M・ナイト・シャマラン監督って気づいてなかったんですよね。

まさか、こんな映画を作るはずがない、ってあせる

 

M・ナイト・シャマラン監督の映画、大好きです。

ホント、かなり好きです。

これまでに観てガッカリしたなんてことはないですね。

特に好きな作品は、『ヴィレッジ』(2004年)と『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006年)でしょうか。

 

『アフター・アース』も面白かったです。

何か、恐ろしいことが起こりそうな雰囲気を出すのってシャマラン監督、メチャクチャ上手いですよね。

 

でも、一つだけ・・・「人類が地球から別の惑星に移住した西暦3072年」ってことなんだけど、もともと地球に住めなくしておいて、よその星に移住して、そこの先住エイリアンと戦争してるわけですよねはてなマーク

それ、侵略ですやん。

地球人が悪いやん(^_^;)

 

まあ、人間のやることなんてその程度なんでしょうけど、来られた宇宙人からしたらたまったもんじゃないんですよね。

これ、映画作ってる間、誰も何とも思わなかったんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして6月27日、この作品を観る・・・カチンコ

 

 

 

 

ジャックポット
原題:California Split
(1974年、アメリカ映画、108分)


監督・製作:ロバート・アルトマン
脚本:ジョセフ・ウォルシュ
撮影:ポール・ローマン


出演:ジョージ・シーガル、エリオット・グールド、アン・プレンティス、グウェン・ウェルズ、エドワード・ウォルシュ、ジョセフ・ウォルシュ、バート・レムゼン、ジェフ・ゴールドブラム、バーバラ・ルイック ほか

 

 

 

ロバート・アルトマン監督の1974年の作品ですが、DVDのジャケットには「初監督作品」と書いてあって、不思議な感じです。

「初監督作品」なわけではないようだけど。

 

『ロング・グッドバイ』(1973年)の監督&主演だから観ましたってのもあります。

 

二人のおにいさんが仲良くなりまして、ギャンブル三昧で右往左往するって映画です。

 

これがまた、面白かったんですよね。

そんな真面目な映画ではないんですが、ギャンブルの楽しさと虚しさはありましたよね。

 

二人の変な関係が面白いですよね。

エリオット・グールドのあくまでもいい加減なムードが最高でした。

 

そしてフィルムに撮影されしは70年代のムード・・・好きです。

そして、あの結末・・・いいですね~、けっこうほろ苦なうらぶれ感ですが、けっして後味は悪くないとゆう・・・むしろ好きです。

 

あと、エリオット・グールドと同居してる女の子の一人が着てた「着ぐるみパジャマ」はてなマークが可愛かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういった感じで、4作品、書かせていただきました。

どの作品も観て良かったです。

 

でわ、またです、アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

ABEMAプレミアム

 

 

 

 

 

韓国映画 マルモイ ことばあつめ 2019年 公開中

$
0
0

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

映画に詳しくない、知らない私でも映画について書ける喜び。

感謝です音譜

 

今日は『パラサイト 半地下の家族』(2019年)のブルーレイを、とうとう観ましたよビックリマーク

やっパリ面白いです。

最後の方のパーティの場面の問題のシーン・・・繰り返し観てもさらにさらに心が震えます・・・やはり、傑作ドンッ(+o+)ドンッ

 

 

 

 


公開中ですNEW

 

悪人伝

 

 

 

映画 『悪人伝』 公式サイト

 

 

 

 

7月24日~30日に限定公開ですNEW

 

シークレット・ジョブ

 

 

映画 『シークレット・ジョブ』 公式サイト

 

 

 

※ 一週間の限定公開なのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品を観てきました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家オム・ユナの脚本&初監督作品!

 

消えてしまうかもしれない、そんな大切な母国語を守りたい、遺したい・・・辞書作りのために、懸命に生きた人々の感動の物語。

 

 

 

 

 

マルモイ ことばあつめ

 

 

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

マルモイ ことばあつめ
原題:말모이
英語題:Mal-Mo-E: The Secret Mission


(2019年、韓国映画、135分)


監督・脚本:オム・ユナ
PD:ユン・ソヨン
助監督:パク・シヌン
撮影:チェ・ヨンファン
照明:キム・ホソン
編集:キム・サンボム、チョン・ウォンジュン
音楽:チョ・ヨンウク
美術:チェ・ギョンソン、アン・ジヘ
武術:ユ・サンソプ、チョン・ヒジュン

出演
ユ・ヘジン → キム・パンス 朝鮮学会 雑用係
ユン・ゲサン → リュ・ジョンファン 朝鮮学会 代表
キム・ホンパ → チョ・ガビュン
ウ・ヒョン → イム・ドンイク
キム・テフン → パク・フン
キム・ソニョン → ク・ジャヨン
ミン・ジヌン → ミン・ウチョル
ソン・ヨンチャン → リュ・ワンテク
ホ・ソンテ → 上田
イ・ソンウク → チャン・チュンサム
チョ・ヒョンチョル → パク・ポンドゥ
チョ・ヒョンド → キム・ドクチン パンスの息子
パク・イェナ → キム・スニ パンスの娘

友情出演
イ・ジョンウン → チェジュ(済州)島 教師
チェ・グィファ → 本屋 郵便配達人
ユン・ギョンホ → メガネ店 社長
ユ・ウンミ → 中学生 スンヒ

特別出演 
イェ・スジョン → チョ・ガビュン 夫人
ユ・ジェミョン → キム・ドゥボン
キム・ドンヨン → 成人 トクチン

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

もっと早く観に行きたかったのですが、遅くなりました。

映画ファンの友達を誘いたかったので京都シネマさんで観たんですが、この記事を公開する頃には京都シネマさんでの上映は終了してます~汗

 

で、ちょっと驚いたのですが、お客さんが意外と多いひらめき電球

『金子文子と朴烈(パクヨル)』(2017年)の時もでしたが、京都の人たちはこうゆう歴史系、社会派的な映画を観たいのかな。

そのへん、思わずインタビューしたい気分でしたが、そうかといって一見、大学教授風、大学生風の人たちばかりでもないんですけどね。

 

一つ、言えることは、この『マルモイ』、実際の歴史をベースにした作品ですが、難しくはないです。

誰にでもわかる映画ですよ。

 

 

日帝植民地時代を背景に、日帝によって朝鮮語の使用が禁止された時代、朝鮮語を守るため、命がけで辞書を作ろうとした人たちが弾圧された「朝鮮語学会事件」をベースにした作品です。

 

映画 『マルモイ ことばあつめ』 予告編


1940年代の京城(=けいじょう、日本統治時代のソウルの呼称)。 

映画館の窓口担当として働いてるお調子者のキム・パンス(ユ・へジンさん)だったが、まあ、仲間たちと盗みもやってたんですわ。

 

で、中学生の息子ドクチンの授業料を払うためにある青年のカバンを盗むビックリマーク

「俺はな~、この枕でないと眠れんのじゃ~!!」みたいな(^_^;)

 

もう、このあたり思いっきりコメディで、ユ・ヘジン印がバッチリ押されてます~。

爆笑ですよ~(≧∇≦)

 

ところがその青年、リュ・ジョンファン(ユン・ゲサン)はもともと裕福な家の息子さんだったんですが、今は「親日派」である父親(ソン・ヨンチャンさん)とは距離を置き、表向きは本屋さんを営みつつ、母国語を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと、各地の方言などあらゆる言葉を収集している朝鮮学会の代表だったんですね。

 

で、ジョンファンたちのチームの指導者的立場であるチョ・ガビュン(キム・ホンパさん)と刑務所で知り合ってたことでキム・パンスも朝鮮学会で働かしてもらうことになったんですが、この人、字も読めなかったんですよ、学校に通ったことがないから。

それに言葉についてもぜんぜん興味がないし、母国語への思いも薄い。

でも口は達者なのよね(;´∀`)

 

この時代、日本に併合されていた朝鮮では内鮮一体のたてまえのもとに、学校で朝鮮語の授業は禁じられ、日本語を話すことを強いられており、名前も日本風のものに改名するよう命じられつつある。

その上、京城でも威張り散らす日本人もいたようですが、朝鮮の人たちは怖いので我慢するしかなかった。

 

ジョンファンたち朝鮮学会の人たちは朝鮮語が禁じられた後も、秘密裏に辞書を作る作業を続け、共通語を決めるための集まりを計画する。

 

そんな中、読み書きもできなかったパンスの中でも何かが変わっていくのだった。

 

そういった物語です。

 

 

さすが、ユ・ヘジンさんの出る映画にハズレなし、どころか傑作ばかりです。

 

この映画は歴史的な事実に基づく「歴史映画」でもありますが、同時に二人の男の友情の物語でもあり、またしっかりエンタメな作品でもありました。

なんてゆうか、「マルモイ(ことばあつめ)作戦」の史実に基づく作品、そしてキム・パンスとリュ・ジョンファン、二人の男たちの物語でもあり、2本のレールの上を走る一つの電車のような作品です。

ですので、歴史を知らなくても面白いし、観てれば自ずと歴史を知ることになるんですね。

そうゆうの、ホンマに韓国映画は上手いですわ( ゚ー゚)( 。_。)

 

特に「20世紀モノ」はホントにハズレがない。

 

 

観てて、アルフォンス・ドーデの短編小説集、『月曜物語』(1873年)の中の「最後の授業」を思い出しました。

つまり、ある国の民族としての象徴である言語、文化が蹂躙されつつある中での戦いの物語ですね。

これは歴史の中で幾度も繰り返されてきた人類の苦しみの一場面でもある。

 

そして、物語としては最初は爆笑だったんですが、途中から私はかなり泣きました。

 

字が読めないお父さんの話で、それだけでもう、って感じでした。

そりゃ泣きますわ。

 

映画の中でパンスは仕事上、読み書きを習っていくことになりますよ。

その気持ちにもう、泣かされますよね。

 

そしてそんな無学な前科のあるお父さんの意外な発想とかに、インテリのジョンファンも変わっていくんですよ。

ここがまた泣きますよね。

 

最後、二人は同じ目的のため、命をかけて同じものを守ることになりますが・・・その結末は是非、自分で観てほしいと思います。

 

一人の十歩より十人の一歩の方が大きい。

 

 

ユ・ヘジンさんの映画を劇場で観たのは『完璧な他人』(2018年)以来でしょうか。

やっぱり好きですわー。

 

『マルモイ』でのパンス役は『敵との初恋』(2011年)の庶民のお父さん役に近くて、そんなユ・ヘジンさんが大好きです。

 

ユ・ヘジンさんの今後の作品としては〝ロボット〟役で出演してる、ソン・ジュンギ、キム・テリ主演で今年10月1日に公開される『Space Sweepers 승리호』がホントに楽しみです音譜

 

 

ユン・ゲサンも『犯罪都市』(2017年)では凶悪なチャン・チェンを演じてたのに・・・この映画での知性的な人物の役も素敵です。

子ども大好きなのがまたいいんですよね・・・。

 

前半はジョンファンとパンス、二人の険悪な関係が最高に面白くって笑わせてもらいました。

 

 

キム・ホンパさんは私は悪役のイメージが強かったんですが、この変な髪型のおかげで今回は愛されキャラ。

穏やかで優しい人物を演じてはりました。

 

ほか、ウ・ヒョンさんも大酒飲みの詩人の役だったり、キム・テフンさん、キム・ソニョンさんもいいんです。

 

短い時間ですがイ・ジョンウンさんやチェ・グィファさんも出てはります。

 

 

オム・ユナ監督は『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年)では脚本を担当されて、この『マルモイ』が初監督作品だそうです。

主人公が普通の(小狡い)お父さんで、インテリな人と出会うってのが共通点ですかね。

 

『マルモイ』、素晴らしい初監督作品ですよ。

 

オム・ユナ監督 - 演出の意図

日本統治時代の中で監視と弾圧が最も激しかった13年間。私たちの言葉と文字を守るという志だけで「朝鮮語学会」が完成させた私たちの言葉の辞典、その原稿には、全国各地から言葉を送ってくれた数多くの名もなき人々の協力があった。

朝鮮の言葉と文字が禁止された時、不可能だと思われた朝鮮語辞典を完成させるために、できる限りのやり方で、作業に参加した多くの人々の心情を思い描きながら感じた感動をそのまま映画に込めたかった。映画『マルモイ ことばあつめ』を通じて、現実という壁にぶつかって夢見ることさえ贅沢になった今の世の中に、共に夢をかなえていく人々のぬくもりが伝わり、厳しい世の中を辛うじて一人で耐えている人たちへの小さな慰めになればうれしい。

見回してみれば、共に歩んでくれる人が隣にいるんだと。

 



パンフレットは850円(税込)です。

 

・ 物語

・ 解説

・ コラム 佐藤 結(映画ライター)

・ 演出の意図 監督・脚本 オム・ユナ

・ キャスト ユ・ヘジン ユン・ゲサン

・ マルモイ ことばあつめ 佐藤忠男(日本映画大学名誉学長)

・ 〝ことば〟が紡いだ[想像の共同体] 真鍋祐子(東京大学 教授)

・ ハングルとひらがな 成川彩(韓国在住映画ライター)

・ 作品データ

・ 公開にあたって 宣伝担当M

 

判は小さいけど、内容は読みどころが多く、最近では最も濃い内容のパンフレットでした。

嬉しいですよね。

 

特に、宣伝を担当された映画会社の方の、この映画の日本公開にまつわる話が面白くって、ああ、こうして映画は宣伝されて、公開されるんだなあ、と思いました。

 

このパンフレット、オススメしますビックリマーク
 

 

お願いがあります。

この映画を観てもらえませんか。

 

こうゆう日帝植民地時代の歴史を基にした、歴史に裏づけられた韓国映画は観ない人は多いように思うんですが、だからこそ観た方がいいと思うんですね。

まあ、無理にでも観ろとまでは言いませんがね、観れば多かれ少なかれ、韓国の人たちの気持ちを知ることができると思うんですよ。

つまり逆の立場の思いを知るってことですね。

一方向だけの視点からだけではなく、それを知った上で、日本と韓国の関係をまた考えた方がいいんじゃないですか。

もちろんその考えを発表する必要も別にないと思うけんだど、私はいろんな映画を観て、それから自分の考えを持つのがいいと思う。

誰かが言ったことをただ信じるだけじゃなく・・・いろんなことを知って、自分で考えていたい、そう思います。

 

映画としての面白さと感動は、私が保証しますよ。

映画代と135分の時間は絶対に無駄になりません、約束します。

 

これから上映される劇場も多いと思うので是非、観ていただきたいです。

ホントですよ~。

 

でわ、今日も最後までおおきに、ありがとうさんですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

ABEMAプレミアム

 

 

 

 

 

Viewing all 1071 articles
Browse latest View live