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【映画日記】 約束の地 ほか

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

今夜は『イップ・マン 序章』(2008年)を観ましたよ。

最初から観始めるとまた泣けますわ~。

 

最後の池内博之との試合は『完結』のスコット・アドキンスとの戦いに比べるとあっさりしてたんだなぁと思いました。

それだけ30年後のアメリカでの戦いはイップ・マンにとっても苦しいものだったんでしょうね。

 

 

 

今日は6月から7月にかけて観た4つの映画について、短く書かせてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月25日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

ロング・トレイル!
A Walk in the Woods
(2015年、アメリカ映画、104分、PG12)


監督:ケン・クワピス
原作:ビル・ブライソン 『ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験―北米アパラチア自然歩道を行く』
脚本:ビル・ホルダーマン
音楽:ネイサン・ラーソン、ロード・ヒューロン


出演:ロバート・レッドフォード、ニック・ノルティ、エマ・トンプソン、メアリー・スティーンバージェン、クリステン・シャール、ニック・オファーマン ほか

 

 

 

北アメリカ有数の自然歩道「アパラチアン・トレイル」踏破を目指すシニア男性2人組の旅を描いたロードムービーで、爽やかな感動のあるいい映画なんですが、「枯淡」の趣も感じられない上、「おじいちゃんのナンパ」なんてものまで描いてしまったために、どうにも鼻につくナマナマしさが残る作品。

 

まあ、ロバート・レッドフォードの方は実は妻ひとすじなんですが、よく喋る女の子を振り切ろうとする場面とかもほどよくイヤな感じ汗

人間、誰しもが年と共に枯れて達観に至ったりするわけでも別にないようです。

 

期待以上に軽かったんですが、そんなアメリカ映画も悪くないですね。

旅の結末が凄く好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日、この作品を観ましたカチンコ

 


スパイ・ゲーム
Spy Game
(2001年、アメリカ映画、128分)

監督:トニー・スコット
原案・脚本:マイケル・フロスト・ベックナー
脚本:デビッド・アラタ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ


出演:ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット、キャサリン・マコーマック、スティーブン・ディレイン、ラリー・ブリッグマン、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、シャーロット・ランプリング ほか

 

 

 

『ロング・トレイル!』と同じくロバート・レッドフォードが主演です。

 

CIAのベテラン・スパイと、かつての愛弟子 ―― 北京での非合法工作に失敗し、拘束されてしまった愛弟子を救出するために、引退間際のスパイがそのネットワークと知力を駆使して奔走する物語。

 

観れば観るほどロバート・レッドフォードのかっこよさが最後まで輝き続ける傑作でした。

いや、観てる途中はけっこう難しいかなあ、と思ってたんですがロバート・レッドフォードのかっこよさだけはよくわかりました。

このかっこよさにはブラッド・ピットもかなわない~(;´∀`)

 

まあ、でも観ててCIAのやってることは無意味にも思えました。

結局、その場限りだったんじゃないですか。

そう考えるとブラッド・ピット演じるトムが北京でやろうとしたことの方が、よっぽど人間らしいし意味があるんじゃないですか。

 

最近、『007』シリーズの新しめの作品も観てたんですが『スパイ・ゲーム』の方がいかにもリアルで、だからスパイの現実なんて不幸ですね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月10日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

ザ・ファン

The Fan
(1996年、アメリカ映画、118分)


監督:トニー・スコット
脚本:フォエフ・サットン
原作:ピーター・エイブラハムズ
音楽:ハンス・ジマー


出演:ロバート・デ・ニーロ、ウェズリー・スナイプス、エレン・バーキン、
ジョン・レグイザモ、ベニチオ・デル・トロ、パティ・ダーバンビル、クリス・マルケイ ほか

 

 

 

『スパイ・ゲーム』と同じく故トニー・スコット監督の作品ですね。

 

この作品はずっと前に観て、気に入ってたんですが、また観たくなったんです。

 

観返してて、特に前半、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)を観たあとなのもあって、「成功した人としてない人」の対比が刺さりまくりでした。

いや、もう、今、観るとホント傑作。

 

「野球が大好きで頑張ってるのに視野が狭すぎて空回りしてドツボにはまっていくナイフのセールスマン」に泣けてきます。

さすがはロバート・デ・ニーロでした。

こうなってくると一概にギル・レナードは悪人ビックリマークとも言えない。

まあ、殺人とか誘拐とか、きっちり悪いんですけどね、映画を観てる側の心情として。

私にとっては「泣ける映画」でした。

ハンス・ジマーの音楽も素晴らしいです。

 

細かいことですが、小さな役でジャック・ブラックが出演してたこともなんか嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月11日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

約束の地
Jauja
(2014年、アルゼンチン・デンマーク・フランス・メキシコ・アメリカ・ドイツ・ブラジル・オランダ合作、110分、G)

監督・脚本・製作:リサンドロ・アロンソ
脚本・製作・音楽:ヴィゴ・モーテンセン
脚本:ファビアン・カサス

出演:ヴィゴ・モーテンセン、ビールビョーク・マリン・アガー、ギタ・ナービュ、アドリアン・フォンダリ、Esteban Bigliardi、ブライアン・パターソン ほか

解説: 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのビゴ・モーテンセンが主演・製作・音楽を手がけ、異国の地で消えた娘を探す父親の孤独な旅を幻想的なタッチでつづったロードムービー。「リヴァプール」「死者たち」のアルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソと、アキ・カウリスマキ作品を手がけるフィンランドの撮影監督ティモ・サルミネンがタッグを組み、四隅が丸い変形スタンダード・サイズの映像で独創性あふれる世界観をつくりあげた。

1882年、パタゴニア。デンマーク人エンジニアのディネセン大尉は、アルゼンチン政府軍による先住民掃討作戦に参加していたが、野営地にいた娘インゲボルグが忽然と姿を消してしまう。必死の捜索を続けるうちに広大な荒野で一人きりになった彼は、一匹の犬に導かれるようにして不思議な世界へと迷い込んでいく。

2014年・第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞。(映画.com)

 

 

ヴィゴ・モーテンセンが主演してるってだけで観てみて、思いがけず出会った素晴らしい作品。

 

よくわからないし、説明もできないんだけど、観ててボーッと時間を忘れて没入してました。

もっと歴史とか知らないとわからないかなあ、と思ったんですが知っててもわからないかもしれませんね。

 

ただ、こうして映画を続けて観ていて明らかに他の映画とは違う世界に急に出会うと、それだけで感動してしまうし、この作品こそ日常とは別の世界を観せてくれたと思います。

 

観てて思い出したのは『エル・トポ』(1970年)で、乾いた残酷とか先の読めなさは似てると思います。

 

絵がホントに美しく、撮影や録音も素晴らしいですね。

よく理解できなかったけど、映画として大好きでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういった感じで、どの作品も観て良かったです。

この【映画日記】系ですが、また書きたい作品もあります。

期待は困るけど、よろしくお願い致します。

 

でわ、今日もおおきにでした、アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

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【映画日記】 『ブラックハット』 『コラテラル』

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

 

 

映画 『大綱引の恋』 公式サイト

 

来年5月公開の『大綱引の恋』は、佐々部清監督がメガフォンを取った、三浦貴大さん、知英(ジヨン)主演の作品です。

公式サイトで是非、作品について知ってください。

そして観に行きましょうね。

 

 

 

今夜はキム・ハヌル&ユ・スンホ主演の『ブラインド』(2011年)を観てました。

本来は、観た頃にはまだ、マ・ドンソクさんをマ・ドンソクさんとして認識できてなかった『ミッドナイトFM』(2010年)を観るつもりだったのに、間違えて借りてしまったんですが、『ブラインド』はやっぱり素晴らしいサスペンス映画でした。

久しぶりに観れて良かったですよ。

中国でもオリジナルのアン・サンフン監督によりヤン・ミー主演の『見えない目撃者』(2015年)として、日本でも吉岡里帆主演の『見えない目撃者』(2019年)としてリメイクされてます。

 

昨夜はクエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)を観てました。

今年のアカデミー作品賞は『パラサイト 半地下の家族』(2019年)が受賞しましたが、『ワンハリ』にも受賞してほしかったなあ~ビックリマーク

こんな映画もアカデミー作品賞を受賞する!!ってのが見たかった。

 

 

 

 

 

今夜も【映画日記】として6月~7月に観た作品について短く書かせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月28日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

ブラックハット
原題:Blackhat
中国語題:骇客交锋 / 黑帽駭客
韓国語題:블랙코드


(2015年、アメリカ映画、133分、G)

監督・原案・脚本・製作:マイケル・マン
製作:トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ
製作総指揮:エリック・マクレオド、アレックス・ガルシア
原案・脚本:モーガン・デイビス・フォール
撮影:スチュアート・ドライバーグ
美術:ガイ・ヘンドリックス・ディアス
衣装:コリーン・アトウッド
編集:ジョー・ウォーカー、スティーブン・リフキン、ジェレマイア・オドリスコル、マコ・カミツナ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、アティカス・ロス、レオ・ロス
特殊効果:ジョン・ネルソン、フィリップ・ブレナン

クリス・ヘムズワース - ニコラス・ハサウェイ
ワン・リーホン - チェン・ダーワイ大尉
タン・ウェイ - チェン・リエン
ビオラ・デイビス - キャロル・バレットFBI捜査官
ホルト・マッキャラニー - マーク・ジェセップFBI捜査官
アンディ・オン - アレックス・トラン刑事
リッチー・コスター - エリアス・カサール
クリスチャン・ボール - ジェフ・ロビショー
ジョン・オーティス - ヘンリー・ポラック
ウィリアム・メイポーザー - リッチ・ドナヒューNSA局員

ジェイソン・バトラー・ハーナー - フランク
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン - ブラックハット

 

 

中国の女優、タン・ウェイ(汤唯)の出演作について調べていて知った作品ですが、共演がなんとビックリマーククリヘムさんでした。

クリヘムさんがすでに「マイティ・ソー」として活躍してる中で主演した作品です。

 

ネットワークに不法侵入する謎のハッカー「ブラックハット」を捕まえようと米国FBIと中国人民軍警察ネットワーク部が共同捜査する話で、投獄されていた天才プログラマーのハサウェイ(クリヘムさん)に協力を要請するって流れです。

 

まず「原子炉が爆破される」とゆうショッキングなつかみで、いわゆる「ハッキングもの」なんだけど、この映画はホントに面白かったです。

 

多くはないけどアクション・シーンや銃撃戦の場面も最高でした。

そうまでアクションや銃撃戦が好きでもない私が興奮するんだから、かなりのものでしょう。

 

 

米国と中国の共同捜査って題材が惹きつけられたし、その顛末も私の好みでした。

結局、組織のやり方なんてそんなもんか、みたいなアウトロー感覚・・・好きですね。

 

ワン・リーホンはタン・ウェイのお兄さん役で、クリヘムさんとタン・ウェイがお互いに惹かれ合うラブストーリーも展開しますね。

それがすごい素敵なんですよ。

クリヘムさんがホントにかっこいいです。

これまでの映画で一番、好きかな。

今、この感じでなら、『アベンジャーズ』系を観てもいい感じです。

 

タン・ウェイはやっぱり素敵な女優さんですが、今回は特にスタイルがいいなあ~と思いましたね。

 

香港警察の役でアンディ・オンさんも出てきました。

 

現在、報道によると米国と中国は外交的には友好的なムードではないようですが、経済、文化的にはどうなんでしょうか。

特に中国側の気持ちが気になるんですが。

 

2015年の段階ではこうして、ほとんど「米中合作」のような映画が作られてたわけですが、米国の映画界は今も中国を意識していますかはてなマーク

 

私としては米国と中国に仲良くしててほしいですね。

その方が、世界情勢も穏やかになると思うのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして7月9日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

コラテラル
原題:Collateral
中国語題:借刀杀人
韓国語題:콜래트럴
 

(2004年,アメリカ映画、120分、R15+)

監督・製作:マイケル・マン
製作:ジュリー・リチャードソン
製作総指揮:フランク・ダラボン、チャック・ラッセル、ロブ・フリード、ピーター・ジュリアーノ
脚本:スチュアート・ビーティー
撮影:ディオン・ビーブ、ポール・キャメロン
美術:デビッド・ワスコ
衣装:ジェフリー・カーランド
編集:ジム・ミラー、ポール・ルベル
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

トム・クルーズ
ジェイミー・フォックス
ジェイダ・ピンケット・スミス
マーク・ラファロ
ピーター・バーグ
ブルース・マッギル
イルマ・P・ホール
バリー・シャバカ・ヘンリー
ハビエル・バルデム
ジェイソン・ステイサム

 

 

『ブラックハット』と同じく、マイケル・マン監督の作品ですね。

 

LA・・・タクシー運転手のマックスですが、ふと乗せた客が殺し屋だったために、恐怖の一夜を過ごすことになる、って話ですね。

殺し屋は一晩で5人の標的を殺めるため、マックスに様々な命令をします。

マックスは殺し屋に脅されつつ、彼に抗おうとするのですが・・・。

なんとなく、トム・クルーズはアクションとか鉄砲バンバンの世界よりもシリアスなドラマの方が好きなので、丁重に観るのをめんどくさがってた作品でしたが、観たらあんまり面白いので衝撃でしたよ。

いや、ホントに面白かったです、この作品は合格

うわ~、どうなるの~!?あせるって感じで。

 

主人公たちの会話も面白く、後半の流れも、結末も好きでしたね。

 

ジェイミー・フォックスもでしたが、トム・クルーズの映画をまた観たくなりましたよ。

一番人気は『ミッション・インポッシブル』シリーズ(1996年~)のイーサン・ハント役なんでしょうけど。

 

途中、流れるのがオーディオスレイヴ(Audioslave)のファースト・アルバム(2002年)の7曲目、「Shadow on the sun」・・・最近、RATMにまた熱中してる流れで、オーディオスレイヴの良さもわかってきたんですが、だから映画の中で「Shadow on the sun」を聴くことが嬉しかったですね。

かっこいい選曲でした。

私もようやく、クリス・コーネルの素晴らしさを知ったようです。

 

 

『ブラックハット』と『コラテラル』はマイケル・マン監督の作品ですが、私はマイケル・マン監督と非常に「相性がいい」んだと思います。

 

だって、これまでに観た作品、全部好きだもの。

 

 

※ マイケル・マン監督の主な作品。

 

Insurrection(1968年、短編映画)
Jaunpuri(1971年、短編映画)
17 Days Down the Line(1972年、短編映画)
ジェリコ・マイル 獄中のランナー(1979年、TV映画)
ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー(1981年)
ザ・キープ(1983年)
刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年) ★
メイド・イン・L.A.(1989年、TV映画)
ラスト・オブ・モヒカン(1992年) ★
ヒート(1995年) ★
インサイダー(1999年) ★
ALI アリ(2001年)
コラテラル(2004年) ★
マイアミ・バイス(2006年) ★
パブリック・エネミーズ(2009年) ★
ブラックハット(2015年) ★

 

★ = 私がこれまでに観た作品です。

 

『刑事グラハム 凍りついた欲望』だけはぜんぜん覚えてないんですけど汗・・・『ラスト・オブ・モヒカン』、『ヒート』、『インサイダー』・・・どれも大傑作ですよね。

 

ちょっと言葉にして書けないんですが、何か作家性っちゅうか、作品を貫く主張があるように思うんですよ。

「苦さ」とか「渋さ」かなあ・・・。

『コラテラル』のラストは『ヒート』の終わり方に似てるように思いますし。

 

トム・クルーズの演じた役が、ああまで非情に徹しきった殺し屋だからこそ、ラスト、何とも言えない気持ちにさせらてたんでしょうね。

 

『ブラックハット』と『コラテラル』を両方とも観てない人には『コラテラル』の方がオススメです。

まあ、両方とも観るのがいいと思いますけどけどね。

 

私はまた『ヒート』が観たくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういった感じで、今夜はマイケル・マン監督の2つの作品について書かせていただきました。

 

まったく関係のない話ですが、私は「ジェイ&サイレント・ボブ」の映画もなんか観たくなりました。

『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』(2016年)なんかが良さそうです。

 

そんなんで、最後までありがとうでしたキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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7月に観た映画

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アメンバー限定公開記事です。

【映画日記】 天国の約束 ~ 007

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7月もお世話になりました。

8月もよろしくお願い致しますキラキラm(._.)mキラキラ

 

 

 

『パラサイト 半地下の家族』の【Amazon.co.jp限定】版ブルーレイビックリマーク

発売日当日¥8,580 から発売後¥7,722 に値下げしやがってむかっ

それをするなっちゅうのむかっ

予約して買った人にひどいでしょ~(# ゚Д゚)

 

けど、欲しい方!!

今なら少し、安いですよ。

 

 

 

 

 

 

今日は7月に観た映画について短く書かせていただきます音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月14日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

天国の約束
Two Bits


(1995年、アメリカ映画、85分)

 

監督:ジェームズ・フォーリー
脚本:ジョセフ・ステファノ
製作:アーサー・コーン
撮影:ホアン・ルイス・アンチア
美術:ジェーン・マスキー
音楽:カーター・バーウェル
編集:ハワード・イー・スミス

ジェリー・バローン Gennaro
メアリー・エリザベス・マストラントニオ Luisa
アル・パチーノ Gitano Sabatoni
パトリック・ボリエロ Tullio
アンディ・ロマノ Dr. Bruna
ドナ・ミッチェル Mrs. Bruna
メアリー・ルー・ロサト Aunt Carmela
ジョー・グリファシ Uncle Joe
ローズマリー・ド・アンゲリス Mrs. Conte
ロナルド・マクラーティ Irish
チャーリー・スカリーズ Ballyhoo Driver
ジョアンナ・マーリン Guendolina
ジョフリー・ピアソン Dr. Wilson

 

 

解説: 大恐慌時代のアメリカの田舎町を舞台に、少年と祖父の心温まる交流を描いた感動作。監督は「摩天楼を夢みて」のジェームズ・フォーリー。製作は「ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー」のアーサー・コーン。製作総指揮はウィリー・ベアーとデイヴィッド・コーダ、そしてTVシリーズや「サイコ」の脚本家として知られるジョゼフ・ステファーノ。脚本はステファーノ。撮影は「摩天楼を夢みて」のファン=ルイス・アンキア。音楽は「チェンバー 凍った絆」のカーター・バーウェル。美術は「摩天楼を夢みて」のジェーン・マスキー。編集はハワード・E・スミス。衣裳はクラウディア・ブラウン。主演は「フェイク」のアル・パチーノ。共演は「訴訟」のメアリー・エリザベス・マストラントニオ、全米から集まった730人のオーディションから選ばれたジェリー・バローンほか。(映画.com)

 

 

アル・パチーノ・・・アメリカの名優の出演作をできるだけ観ておきたい・・・そう考えて選んだ、まだ観てなかった作品です。

まったく知らない映画でしたね。

大恐慌時代の1933年、南フィラデルフィア。

12歳のジェンナーロ(ジェリー・バローン)は、新装の映画館「ラ・パロマ」の入場料にする25セントがどうしても欲しい。

彼は割引料金で入場できる6時までに、頑張って自分で稼ごうとするのですが・・・って話でした。

 

ジェンナーロのおじいちゃんで、イタリアからアメリカにやって来たガエタノ(アル・パチーノ)は、自分が死んだら25セントあげるよって言ってくれてるんですが・・・ジェンナーロはそれを「はい、ちょうだい」って子ではないんですね。

確かに誰でにも「稼ぎ話」はするけど、おねだりできないことは知ってるんですよ。

そして夕方までにいろんな体験をすることになる。

 

85分と短い映画でしたので、濃いなあと思いました。

大恐慌時代って世相が21世紀の今に近いように思いましたね・・・。

 

私は最後はすごく感動しました。

最後の方のおじいちゃんの言葉には涙が溢れました。

それはやっぱりアル・パチーノだからでしょうね。

 

今、うちが貧しくておねだりできないような子たちにこそ観てほしい作品でしたが・・・ホントに誰しもに映画を観る機会があってほしいなあ・・・って私の気持ち、この映画を観ればわかってもらえます。

 

音楽を担当したのはコーエン兄弟の作品で有名なカーター・バーウェルでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月20日、この作品を観るカチンコ

 

 

007 スカイフォール
Skyfall


(2012年、アメリカ映画、143分、G)


監督:サム・メンデス
脚本:ニール・パービス、ロバート・ウェイド、ジョン・ローガン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:トーマス・ニューマン
主題歌:アデル "Skyfall"


ダニエル・クレイグ - ジェームズ・ボンド
ジュディ・デンチ - M
ハビエル・バルデム - シルヴァ
レイフ・ファインズ - ギャレス・マロリー
ナオミ・ハリス - イヴ
ベレニス・マーロウ - セヴリン
ベン・ウィショー - Q
アルバート・フィニー - キンケイド
ロリー・キニア - タナー
オーラ・ラパス - パトリス

 

 

MI6の機密情報が記録されたハードディスクが奪われ、ボンドは犯人を追いつめるがって話で、フォールしてしまいますね、いきなり。

 

で、Mの立場も危うくなり・・・大変なことが起こるビックリマーク

 

 

映画の『007』シリーズ(1962年~)は私はあんまり観てないんですが、観始めたのは第17作目の『ゴールデンアイ』(1995年)からですね。

 

『ゴールデンアイ』には非常に満足した覚えがありますし、何度か観返してます。

ピアース・ブロスナン時代の4作品はとても好きですね。

 

そしてダニエル・クレイグの時代になってからの第21作、『カジノ・ロワイヤル』(2006年)と第22作、『慰めの報酬』(2008年)もちゃんと観てます。

あの2作は連続して観るのがいいんですよね。

 

久しぶりに観た『007』の映画でしたが、『スカイフォール』もホントに面白かったですよ。

いきなりものすごいアクション・シーンから始まるので・・・まあ、周囲の一般人は大迷惑なんですけどね、矢継ぎ早に息もつかせぬ勢いでドカドカドカ~と人の心に土足で踏み込んでくるようなツカミが素晴らしいです。

 

で、これが復讐の物語で、話が見えてくるとホントに面白いです。

最後までヒヤヒヤドキドキでした。

観ながら、これは最高傑作ではないか~!?と思いましたよ。

私の姉も観てて、すごい良かったと言ってたことを思い出しまして。

 

そして、『スカイフォール』も次の『スペクター』と連続して観るのがいいようです。

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして7月21日、この作品を観ましたカチンコ

 


 

007 スペクター
Spectre


(2015年、アメリカ映画、148分、G)

監督:サム・メンデス
原案・脚本:ジョン・ローガン、ニール・パービス、ロバート・ウェイド
脚本: ジェズ・バターワース
撮影:ホイテ・バン・ホイテマ
音楽:トーマス・ニューマン
主題歌:サム・スミス "Writing's on the Wall" 


ダニエル・クレイグ - ジェームズ・ボンド
クリストフ・ワルツ - オーベルハウザー
レア・セドゥー - マドレーヌ
レイフ・ファインズ - M
モニカ・ベルッチ - ルチア
ベン・ウィショー - Q
ナオミ・ハリス - マネーペニー
デイブ・バウティスタ - ヒンクス
アンドリュー・スコット - C
ロリー・キニア - タナー
イェスパー・クリステンセン - ミスター・ホワイト
ステファニー・シグマン - エストレラ

 

 

『スカイフォール』と続けて観たんですが、その観方もホントに贅沢で良かったんですね。

 

なんかもう、右肩上がりに面白さが増してないかー!?って感じです合格

 

ダニエル・クレイグになってからなんだろうか、『007』に「怖さ」が増してるように思えて、特にこの『スペクター』は「世界の裏側」を見るような怖さがあって、それが好きでした。

悪役の人が素晴らしすぎますね~ビックリマーク

私ゃ再登場の仕方に感動でした(≧∇≦)


 

ただ、観てるとけっこう、自分自身のリアルな人生がやたらとしょぼく感じられて汗

映画が観客にコンプレックスを与えてどうする!?と思ったり(^_^;)

まあ、実際にあったらこんな世界、怖いもんです(と思いたい)。

 

とにかく、『007』の2作、素晴らしかったです合格

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第25作の『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2020年)は今年11月20日から日本でも公開ですねFREE

 

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』 公式サイト

 

 

 

 

 

テーマ・ソングの話ですが、私が観た『007』にかんしてだけど、これはやっぱり私は『慰めの報酬』の、ジャック・ホワイト&アリシア・キーズ「Another Way to Die」が一番、好きです。

観たあとで思わず買いましたもん、CD。

 

で、最近、オーディオスレイヴを聴き込んでたりもしてるので、『カジノ・ロワイヤル』の、クリス・コーネル「You Know My Name」も今、聴いてます。

クリス・コーネルはもういないけど、「You Know My Name」も素晴らしいです。

 

最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではビリー・アイリッシュが担当するってことで、今年2月にリリースされてますね。

 

攻めてくるね~、って感じです(;´∀`)

 

NO TIME TO DIE  Theme Song by Billie Eilish [Preview]

 

 

 

最新作では音楽はハンス・ジマーなんですね。

サウンドトラックCDの発売は11月13日だそうです。

 

 

※ 日本盤も同じ日に発売されます晴れ

 

Amazonさんでは『スカイフォール』や『スペクター』のDVD、ブルーレイが品切れのようですが、また新作の公開に合わせて再発されるんじゃないすかね。

 

 

 

 

 

そういったわけで、この7月に観た映画、どの作品も素晴らしかったです。

 

また映画を観ましょうか。

 

でわでわ、アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

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韓国映画 あぶない奴ら TWO GUYS 2004年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

シネマートさんで1週間限定公開だった『シークレット・ジョブ Secret Zoo』(2020年)・・・観に行かなかったことを私的にもかなり後悔してます。

こうゆう映画こそ、観に行っといたら、やっぱり韓国映画好きさんはちょっと違うよはてなマークみたいに胸を張れるんですが(^_^;)

どんな人たちが観に行ってたんだろ~はてなマーク

 

『シークレット・ジョブ』のDVDはTCエンタテインメントさんから10月2日に発売です。

買うてくださいね~ビックリマーク

 

 

 

 

今日はキム・ユンソクさん&ユ・ヘジンさん主演、クァク・キョンテク監督の『極秘捜査』(2015年)を観てたんですが、最後の方、やたらとウルウルきましたわ~。

ようやく私もこの作品の良さをわかってきたようです。

この映画なんかも日本の映画会社の売り方と、作品の本質との間に距離が生じてる感じで、先入観なく観た方がいいですね。

 

 

 

今日は、あんまり考えずに何とか簡単に感想が書ける映画はないかと考えてまして・・・この映画について書かせてもらうことにしました。

 

 

 

 

 

☆\ オレたちってサイコー!? /

 

 

 

あぶない奴ら TWO GUYS

 

 

あぶない奴ら TWO GUYS
原題:투가이즈
英語題:Two Guys

中国語題:两个坏小子


(2004年、韓国映画、116分)


監督・脚本:パク・ホンス
撮影:パク・チェヒョン
照明:シン・ジュナ
音楽:オ・ボンジュン

出演
パク・チュンフン → パク・チュンテ 別名ケ・ジュンテ
チャ・テヒョン → キム・フン
ハン・ウンジョン → ユン・ジソン
ソン・ヒョンジュ → イム次長
チョン・フンチェ → オルベク
キム・グテク → リン・ハイポン
イム・スンデ → チョン次長 情報3課
リチャード・スコット・フィリップ → トニー
シン・スンファン → スホン
ムン・ヨンフン → リン部下1
イ・ドンフン → リン部下2
ファン・チュナ → 要員1
キム・サンヒ → 要員2

友情出演
チ・デハン → パク・ヨンシク
チェ・ジュニョン → 洋服
イ・ヒョクチェ → RZカード

特別出演
パク・イナン(パク・インファン) → イ局長
パク・ユンベ → 客
キム・ヒョンジュン → 研究所長
キム・エギョン → 顔パックおばさん
イ・スナ → お盆おばさん

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。



解説: お調子者の詐欺師と借金の取立て屋がひょんなことから大金を巡る事件に巻き込まれ、互いに手を組み巨大な敵と渡り合うアクション・コメディ。主演は「猟奇的な彼女」などその明るさとキュートな魅力で日本でも人気俳優となったチャ・テヒョン。ジョナサン・デミ監督「シャレード」でハリウッド映画にも進出したベテラン俳優パク・チュンフンとともに、本格的バディ・ムービーに挑戦した。監督は「千年愛」のパク・ホンス。(映画.com)

 

 

調べると、私がこの映画を初めて観たのは2018年の4月13日で、けっこう前でしたね。

 

どんな映画って・・・まあ、普通にコメディ映画だと思いますけど、私、この作品を〝バイオレント・コメディ〟と呼びたい気分です。

 

延々、誰かが誰かを殴ってるから。

「出てくる人が必ず暴力を振るう映画」ですな。

 

まあ、いきなり観たら、何これ~!?ってなるかもしれませんが、好きな人にとってはたまらない作品合格

 

念のためですがこの映画、本来は「寒い時に観る映画」です。

季節が冬っぽいので。

 

 

パク・チュンフンさん演じるのは借金督促解決者のパク・ジュンテ、別名:ケ(犬)・ジュンテ・・・が犬を運んでますが、韓国映画でよく見る、借金を返さない人を脅して返させる仕事の人。

 

ある日、チ・デハンさんからあるヤツを捕まえたら分け前を3分の1やると持ちかけられる。

 

パク・チュンフンさんの出演作は今まで9作、観てるんですが、ほぼコメディばっかり。

それが持ち味なんですよね。

 

この映画では平気で「アゴ野郎」とか呼ばれてて、アントニオ猪木さんと扱いが一緒・・・。

 

 

ジュンテが今回、担当した借金踏み倒し常習者、チャ・テヒョンさん演じるキム・フンは運転代行で働いてる、いちびりないい加減青年。

 

チャ・テヒョンさん、変わらへんな~。

 

 

キム・フンは借金を返す気ゼロでしたが、さすがにジュンテの野蛮すぎる脅しには震え上がる。

 

キム・フンは明日の正午までに腎臓を差し出すことになってしまうのだった。

 

そんな危機的状況でもキム・フンは運転代行の仕事はこなすことになり、こなしたが、その時のお客さんが外国人のトニー・マグワイアさんなのですが、運転した車を間違えたたため、その人のカバンがなくなり・・・車を取り替えに行くことになったんだけど、案の定、逃げようとするんですわ。

 

その頃、パク・ジュンテはトニーさんのマンションで待ってたんですが、そこへ恐ろしげな男が現れ、ビビる。

 

キム・フンは逃げる前に自分の部屋に戻ったんだけど、そこにまた別の怪しい男たちが登場・・・ジュンテもやって来て大騒ぎにビックリマーク

ってゆうか、ケンカが長い~!!

 

そんなわけでトニーのカバンを手にしてしまったパク・ジュンテとキム・フンは、このてんやわんやの黒幕らしき人物から10億ウォンと引き換えにカバンを返せと言われ、降ってわいたような話に舞い上がるのだが・・・って話です。

 

いや、私にはこれ以上説明のしようがない(;´∀`)

 

最後の方はけっこうアクション映画です。

 

 

何といっても観どころはパク・ジュンテが定宿にしているサウナでのてんやわんやです。

ここ、ホント好き。

 

ほんま、その場にいたいほどですわ~(≧∇≦)

 

 

最初は脅す側と脅される側だったのに、いつの間にか欲にかられて変に息が合っていく二人がホントにいいなあ~音譜

 

これはいわゆる「バディムービー」ってヤツですよねはてなマーク

 

まあ、パク・チュンフンさんの映画はどれも「バディムービー」って気もしますが。

 

イメージとしてはパク・チュンフンさんとチャ・テヒョンさんの契約は押さえたビックリマーク・・・脚本はてなマーク・・・そんなもんどっかから持ってこんか~!!みたいな映画な気がするけど、それが功を奏して勢いはありますわ~、とりあえず。

 

なんか、ホンマ、韓国の「男子二人組モノ」って可愛い・・・音譜

 

 

で・・・ズバリ、カバンの中身は最先端の半導体だったりして、それの盗った盗られたの話は私にはよくわかりませんが・・・敵は中国はてなマーク

やったんかなあ~はてなマーク

「三合会」との情報もありますが・・・。

 

なんか笑ったんですが「日本のヤクザに勝てるのは中国マフィアしかない」ってセリフもあり・・・日本のヤクザ、そこまでなのか!?

 

いや、主人公たちもアホなら敵もちょっとアホだし、事件を追いかけてる国家情報院もアホなので・・・みんな可愛いんですよ~ヾ(*´∀`*)ノ

 

いや、ホント、面白いんですって!!

私は2000年代半ば頃の韓国映画ってホント好きです。

この映画は特に笑いがベタなんですけどね、人が変われば新鮮に感じます~。

 

 

鍵を開けたりするのが得意な犯罪者を演じるハン・ウンジョン。

「ヒロイン」って立ち位置ですが、出番は少ないです。

 

そのほか、国家情報院の人たちの役でソン・ヒョンジュさんやパク・イナンさん、イム・スンデさんも登場し、全員がボケ倒す~ドンッ

まともな人が出てこおへん~あせる

 

 

何か、ホンマにアホな映画みたいに書きましたが、しかし、ハッと気づくと、やっぱり主演二人の楽しい演技と2時間近くも延々ボケ倒してるだけで観せきってしまう確かさとか完成度があると思うんです。

 

だからパク・チュンフンさんとチャ・テヒョンさんの共演ってだけで価値があると思いますわ、ホンマ。

パク・チュンフンさんが現在、第一線から遠ざかり、監督作の『トップスター』(2013年)以来、作品がないこともありますし。

 

追記その1: パク・チュンフンさんですが、2017~18年にドラマ、『バッドガイズ2~悪の都市』に「組織を束ねる検事ウ・ジェムン役」で主演されてました、訂正します、すんませんm(._.)m

観てくださいね~NEW

 

 

 

 

チャ・テヒョンさんの現在の最新作は『神と共に』(2017~2018年)ってことになるんでしょうけど、ぜんぜん変わらない人なので、またいつものようにこんな感じの主演作に出てほしいですよね。

もちろんラブストーリーもぜんぜんいける方ですけど。

 

追記その2: パク・チュンフンさんとチャ・テヒョンさんは1997年の映画、『Hallelujah 할렐루야』(シン・スンス監督)でも共演してるそうです。

チャ・テヒョンさんにとって映画デビュー作だったようですね。

 

パク・ホンス監督はこの次、キム・ヨンホさんとキム・ヘソンさん主演の『完璧なパートナー』(2011年)を作り、そして2012年にはT.O.Pくん主演の『同窓生』を監督してはりますね。

『同窓生』はホントにいい、シリアスな、泣けるアクション映画でした。

 

『あぶない奴ら TWO GUYS』は1秒も泣けませんが。

 

 

かなり、「観たのにまだ書けてない映画」って多いんですが、こうして少しずつでも書いていきますよ。

いや、何年かかってもそれはお約束いたしましょう(`・∀・´)

それにはアメーバさんも末永く頑張ってもらわへんとね・・・ビックリマーク

 

『あぶない奴ら TWO GUYS』ですが、コメディ映画がお好きなら、一度は観ておかないとあきませんよ~!!

 

でわ、いつもおおきに・・・ありがとうさんです~キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 ボス上陸作戦!! 2002年

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NEW公開中の韓国映画NEW

 

最も普通の恋愛

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悪人伝

映画 『悪人伝』 公式サイト

 

マルモイ ことばあつめ

マルモイ ことばあつめ 公式サイト

 

 

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アンニョン(^-^)ノ

いつも読んでくださり、ありがとうございますキスマーク

 

映画についてブログなどで書いたりする時には、公開中の人気作をみんなで観て、書いて、共感し合うことが楽しいのもありますが、あんまり誰も観てない、知られてない埋もれた作品について書くのも楽しいってのもありますね。

私は後者もやりたいんですけど、まあ、いろいろありますわ~。

 

8月3日、一昨日ですが、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

大韓民国検察庁が〝ルームサロン〟をオープンした!!

 

 

 

 

 

ボス上陸作戦!!

 

 

ボス上陸作戦!!
原題:보스 상륙 작전
英語題:Boss X File


(2002年、韓国映画、108分)


監督:キム・ソンドク
原案:キム・サム、キム・ソンドク
脚本:チャン・グァンイル、カン・ギョン
助監督:イ・ゲビョク
撮影:チョン・ジョミョン
照明:ソン・ジェソク
音楽:DJチョリ
美術:イ・ミンボク
武術:ウォンジン

出演
チョン・ウンテク → キム・テフン 特捜部検事
キム・ボソン → トクサ(毒蛇) ムグンファ(無窮花)派の若頭
イ・ジヒョン → チェリー ホステス
アン・ムンスク → ユ・ファンブル(硫黄火) 女性警察官 チョ・ジナ
ユン・ギウォン → ワン・パクサ(王博士) ソウル地域歓楽街代表ウェイター
ソン・ヒョナ → 名品(ブランド)女 江南最高の人気ホステス
パク・クニョン → パク・ヒョングン 新任検察総長
チョ・サンゴン → ワンパル(大足) ムグンファ(無窮花)派のボス
キ・ジュボン → 幹部検事
キム・ギョンスク → 冷血女 女性警察官 マダム役
パク・ヒスン → セッキ トクサ(毒蛇)の子分
イ・ソンギュン → ヤンアチ(チンピラ) ウェイター
イ・ソンホ → チャクトゥ ヨンピョン出身 ムグンファ(無窮花)派
ウィ・スンチョル → パク検事
チョン・イェナ → ナルラリ(遊び人) 女性警察官
パク・チンス → キラーウェイター
シン・グィシク → 会長 韓国経済連合会
チョン・ジンガク → チェ・マニョン トンバン(東方)派親分
イ・チョルミン → ワニ(鰐)
イ・マニョン → ワニ(鰐)の部下1
キム・グテク → トンバン(東方)派1
ユン・ヒウォン → トンバン(東方)派2

友情出演
イ・ユンソン → チャンミ(薔薇) 検事

特別出演
キム・グッチン → 司法高試死守生
イ・ギョンシル → 狂信徒
キム・エギョン → ハニールームサロン マダム
キム・ジヒョン → ポンショガール

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

国民の皆さん

検察がキャバクラを開きました

変な話でしょ

でも苦肉の策でした

どうか見守ってください

悪いヤツらを一網打尽にしてみせます

 

と、最初に力強くナレーションしてから始まる映画。

そんなもん言葉で語るなと思いますが・・・汗

 

 

弟さんが暴力団から裏金をもらってたとかで検察総長が辞任して、新しい検事総長にはパク・クニョンさんがなりまして・・・大統領選挙の裏金疑惑を徹底的に調べて、大統領でも誰でも逮捕しろビックリマークとなった。

韓国にはまだ正義が残っていた!!

 

で、検察の会議が開かれ、キ・ジュボンさんが言うには、裏金の中心人物はムクゲ派のボス、ワンパル(大足)で、組の若頭、トクサ(毒蛇)を捕らえればワンパルも逮捕できる。

 

取引はすべて、毒蛇のアジトのキャバクラで行われてるそうですが、何度も潜入を試みましたが失敗しました。

 

なんで毒蛇はキャバクラをアジトにしてるかってゆうと、チェリーとゆう女の子がいて毒蛇は彼女にゾッコンなんです。
 

ってお客さんかよッビックリマーク

 

なら、その女を利用できないかはてなマークと検事総長がおっしゃったんですが・・・そこで、「キャバクラを開いて彼女を引き抜けばいい」とまたいらんことを言い出すヤツがいた。

特捜部検事のキム・テフンである。

 

そんな案、採用されるはずもないと思うんですが・・・

ボス上陸作戦!!

と、タイトルが出たら、その作戦でいくことになっている。

 

韓国では接待が必要な時、みんなでキャバクラへ行く風習があります、とかほざいてますが、字幕では「キャバクラ」となってるけど、本来は「ルームサロン」と呼ばれてます。

韓国映画・ドラマを観てるとよく出てきますよね。

 

客がふんぞり返って入ってくるとウェイターは尻尾を振って部屋に案内。

そしてマダムはホステスを選びます。

「ホステス」も「アガシ」と言ってますなー。

 

その後、客がホステスを選び、指名されなければ即退室が鉄則です。

 

アホみたいな話ですが、こうして作戦のため、ルームサロンを開店する準備が行われるのだった。

わざわざ店まで構えて、マダムの部屋は地下バンカーに通じてて、衛生システムで全室を監視できます。

ホステスやウェイターも一流をそろえました。

そこに警察官をまぎれ込ませる。

 

他にやり方はないんかしらと思うんですが、ないんでしょうね~。

 

その頃、ムクゲ派の大足と毒蛇は、自分たちが大統領にしたいキム候補が勝ちそうなことを喜んでいた。

ボスの大足を演じてるのはチョ・サンゴンさん。

いかにもそれっぽいキャスティングです。

 

 

「ボス上陸作戦」を言い出したので任されて、ウェイター補助として苦労することになる特捜部検事のキム・テフン。

検事としてダメな人ってわけでもないと思うんですが、当然、急にウェイター業が務まるわけもないし、尋常じゃない我慢も強いられる。

 

演じるはチョン・ウンテクさん。

検索したら去年の記事ですが、13歳年下の女性と5月11日に結婚へ 「今年の初めから交際」・・・とか出てきましたΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

『マイ・ボス マイ・ヒーロー』(2001年)って日本でもドラマとしてリメイクされた、ヤクザの親分が高校へ通うコメディがありますが、その1作目と2作目でイヤとゆうほどボケまくるくどい「テガリ」を演ってはりましたが、むしろクァク・キョンテク監督の『友へ チング』(2001年)で、4人組の中で一番おとなしい少年だった「ジュンホ」役の方が印象的です。

現在は舞台で活動中とのこと。

 

キム・テフン・・・主役なんですが、時々、邪魔に感じてしまう(^_^;)

 

 

毒蛇が惚れ抜いているホステスのチェリーを演じるのはイ・ジヒョン。

 

私は出演作をほとんど観てないんですが、「女でも観れる官能エロ映画」とでも言うべき『寵愛』(2000年)でオ・ジホさんと主演してました。

その映画での裸はホントにキレイでしたね。

作品的にも変ないやらしさとかなく、ちょっと退屈かもしれないけど、私は気に入った覚えがあります。

 

2013年に実業家の人と結婚し、現在はカナダで夫を支えつつ暮らしてる・・・そうなので、女優は引退したのかな。

誕生日は元日ビックリマーク

 

 

チェリーはまあ、えらそうだし、わがままだし、テフンを叩いたりもするけど、ヤクザの若頭であっても簡単にはなびかない強気も魅力で、後半で彼女がテフンに語る恋愛観も共感できるもの。

 

本人は検察に利用されてるとは思ってないんですけど、幸せになってほしいものだ。

 

 

ムクゲ派の若頭、毒蛇(トクサ)を演じるのはキム・ボソンさん。

 

知らない俳優さんだったのですが、ニコリともしない苦みばしった根っからのヤクザを演じたことで、逆に笑える存在でした。

好印象でしたね~。

 

そしてアクションがすごくいいんですが、なんと俳優さんでありつつ格闘家でもあるそうで、2016年には日本の近藤哲夫さんと対戦してたりする。

残念ながら1ラウンドで顔面骨折してしまい、負けてしまったそうですが、その時、すでに50歳。

頑張り過ぎですあせる

しかも、「対戦収入やチケット収益を全額、小児がんの子どもたちへの支援金として寄付」とか・・・負けてもかっこよ過ぎるぞ!!

 

今年の1月に公開されたイ・ソンミンさん主演の『Mr. Zoo: The Missing VIP』にも出演しておられますし、『悪女 AKUJO』(2017年)にも出ておられるので、今度、探してみよう。

 

 

この映画、半分はムクゲ派極道の毒蛇も主役です。

 

まあ、悪人は悪人な毒蛇ですがチェリーさんにはとにかくいちずで、かなりの「こわもて」なんですが、口を開けばダサいセリフしか出てこず・・・子分もそれだけは心配なんです。

他が完璧なだけに・・・。

 

 

で、毒蛇の一の子分の役で若き日のパク・ヒスンさんも出演してます。

 

細くてかっこいいんだけど、延辺(ヨンピュン)出身の子分を延々と制裁しまくってるのを見るのがイヤでね~、気持ちいいもんじゃないですよ、ヤクザ社会であっても。

後半で認めてあげる場面でもあったらええのに・・・。

 

しかし、パク・ヒスンさん演じる子分は毒蛇には忠実でことごとく尊敬してて、その関係は最後までかっこいいです。

 

そのほか、ムクゲ派と敵対する組織の一員として、私の好きなイ・チョルミンさんもチラッと出てきます。

 

この映画、出演時間が短ければ短いほど、その後の俳優人生に悪い形で響かない。

 

 

熱心なクリスチャンなので誘惑に負けず任務を遂行するってことで抜擢されたジナ。

 

この人の扱いが「女芸人」っぽく、なんかイヤな気分。

そうゆう笑いは好きじゃないな~。

 

演じておられるアン・ムンスクさんの演技はいいです。

 

アン・ムンスクさんもキャリアがかなり長いんですが、「潔癖症のために結婚できない」と突然告白した、とかなんとか。

 

 

江南No.1のウェイターとして民間からスカウトされてきた(雇われ店長はてなマーク)ワン・パクサ(博士)。

 

この人、最悪!!

ホンマに嫌いですむかっ

イヤ~な感じでずーっとキム・テフンをいじめまくるんですよね。

それがホントに不愉快。

 

しかも最後、懲らしめられるのかといえばそうでもなく・・・そこも納得いかない。

 

演じてるユン・ギウォンさんは別に嫌いじゃないですよ。

役柄と、それを書いた脚本家のせい。

 

 

で、ワン博士の腰巾着として、若き日のイ・ソンギュンさんも出演してるんだけど、出てきた時には嬉しかったんですが、この腰巾着もイヤな感じでね~、ホンマにいけすかん・・・むかっ

 

イ・ソンギュンさんとしては残念な役柄でした。

それでもファンの方は見たいでしょうけど、ホントにイヤな役ですよ~。

 

 

この道5年、韓国最高のホステス、ブランド女を演じるのはソン・ヒョナさん。

 

ソン・ヒョナさんはホン・サンス監督やキム・ギドク監督の映画に出演してるんですが、調べてみると山あり谷ありの人生で・・・なんか気の毒でした。

 

ソン・ヒョナさん演じるブランド女は毒蛇と並んで一番、面白かったです。

彼女の「心の声」にはホントに笑いましたよ(´∀`*)

 

 

こうして組織暴力団の若頭逮捕のため、ルームサロン「ボス」が開店するわけですが・・・そう!!

 

警察(検察)が犯人逮捕のため、別のエクストリームなジョブを装ってしまうとゆう・・・『エクストリーム・ジョブ』(2019年)の話をすでに2002年にやってたワケなんですね。

 

しかし、面白さや完成度にはかなりの差が・・・汗

 

 

僧侶もルームサロンに来店するが・・・つまらない。

 

あ、一種の「風刺」なのかなはてなマーク

だったら京都のおっさんもおんなじようなもんかも・・・。

 

 

これ、女と男の取っ組み合いみたいになってますが、そんなシーンはないです(撮影したけどカットしたとかかかな)。

チェリーがボクシングをやってて、キム・テフンが一方的に殴られて泣くだけです。

 

途中からはキム・テフンが毒蛇最愛のチェリーさんに惚れていく話にもなります。

 

 

観たばかりなのに、即、忘れてるんですがねーあせる

いろいろギャグを連続的につなげてる感じで、全体的に下品でいやらしく、それが笑えればいいんですがね、さぶいんですね。

 

基本的にやめてよ~、勘弁してよ~って感じです。

すみずみまでセクハラとパワハラといじめが満ちてますのでね、イヤ~な気分になるんですよ。

 

ま、センスが異様に古いので、そういった程度の低い笑いしか作れなかった映画なんですわ、言っちゃえば。

今の映画と比較して、今の映画は進んだなあ、と思いますね。

だから私、昔の映画ってかなり苦手なんですよ。

 

この映画を観てて韓国もかなり変わったんだろうなあ~って思いました。

 

そういった意味で、特に女性のあり方については韓国でも、『82年生まれ、キム・ジヨン』って作品がベストセラーになり、映画化される時代になったってことじゃないですか。

これまでのあり方も考えて・・・。

 

映画 『82年生まれ、キム・ジヨン』 オフィシャルサイト

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019年)は日本でも10月9日から全国ロードショーですNEW

 

私が言いたいのは、『ボス上陸作戦!!』よりも『82年生まれ、キム・ジヨン』を観た方がいい、ってことですね(^_^;)

 

 

まあ、かなり低い評価を私もしてますが、『ボス上陸作戦!!』、観て良かったか悪かったかといえば、観て良かったですよ。

 

下品でないタイプの韓国の笑いについてはやっぱり好きですしね、毒蛇さんがけっこうかっこよかったので・・・。

 

あと、後半、ネットを通じてキム・テフンと毒蛇がお互いを知らずに共感し合っていくんですが、そこも気に入りました。

アメリカを「美国」と表記せず「米国」と表記するって話から(ホントにそう言ってるのかはわからないけど)、あと、日本がらみで「私たちの母や祖母が慰安婦にされた時、私たちは日本に報復せず、彼女たちを娼婦扱いしました。報復しない国だから無視されるんです」ってテフンが意見するんですよ。

戦争中の従軍慰安婦の問題はともかく、このセリフから彼は女性を蔑んでないっこともわかるんだけど、そういった場面は良かったですよね。

テフンと毒蛇、ぞれぞれいい面がある。

 

だから、しょうもない笑いをいっぱいぶち込んだんだから仕方ないんだけど、もっとキム・テフンと毒蛇の関係を重視してたら、最後はもっと感動できたと思うんですけどね~。

 

観ててチョ・ジェヒョンさんとチャ・インピョさんの『木浦(モッポ)は港だ』(2004年)なんかも思い出したけど、『ボス上陸作戦!!』はちょっと落ちますよね。

 

まあ、でも、面白かったですよ。

私も観たくて観てますしね。

けっこうあれやこれや、いろいろあって・・・こんな映画だったのか~って納得はしました。

 

下品でゴチャゴチャした映画が好きな人は観て損ではないでしょ。

 

毒蛇を殺そうとして何度も失敗する〝殺し屋ウェイター〟もけっこう面白かったかな。

 

音楽も私は好きになりましたよ。

 

でも、結末のあとの「みんなのその後」はなんか納得できひんあせる

 

 

作った人はキム・ソンドク監督。

職業が「放送PD」ってなってますけど・・・1958年9月20日生まれ、慶尚南道密陽市出身、1986年度MBC公開採用コメディ作家一期生、2000年度MBC放送演技大賞功労賞受賞・・・とのことです。

 

輝国山人さんのプロフィール欄によると、これまでの監督作はこの3作だそうです。

まあ、「エロコメの人」なのかなはてなマーク

 

本能ゲーム (1997年、ビデオ映画)

ボス上陸作戦 (2002年)

セックス インポッシブル 男はみんな狼だ! (2003年)

 

『セックス インポッシブル 男はみんな狼だ!』はまだ記事に書けてないけど、観た時、気に入った覚えはあります。

またいつか、その映画についても書けるといいですね。

 

 

ところで、現在公開中の『はちどり』(2018年)ですが、私も来週には必ず観ようと思います。

 

映画 『はちどり』 公式サイト

 

皆さんも是非、劇場で観てください。

 

でわ、今日もおおきに~・・・アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABEMAプレミアム

 

 

 

韓国映画 アメノナカノ青空 2003年

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最も普通の恋愛

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悪人伝

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マルモイ ことばあつめ

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NEW今日、8月7日から公開ですNEW

 

鬼手 キシュ

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ディヴァイン・フューリー 使者

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、おおきに、ありがとうさんですキスマーク

 

こうして書いてきましたが最近、どう頑張っても自分はそこまでちゃんと映画のこと書けないなあ・・・汗と痛感してますが、それでも書かせてもらえるのが幸せ音譜(≧∇≦)音譜

 

特に韓国映画ってことになりますけど、これからも書かせていただきます ―― “幸せ 少し いただきます”ねこへび

 

 

 

 

 

8月4日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

残された時間、僕は君に何ができるだろう

 

 

 

 

 

アメノナカノ青空

 

 

アメノナカノ青空
原題:아이엔지
英語題:...ing / The most beautiful day in my life


(2003年、韓国映画、104分)


監督:イ・オニ
脚本:キム・ジン
撮影:キム・ビョンソ
照明:コ・ナクソン
音楽:パン・ジュンソク


出演
イム・スジョン → カン・ミナ 女子高校生
キム・レウォン → イ・ヨンジェ 大学生
イ・ミスク → ミスク ミナの母
チェ・ドンムン → 旗手
イ・ソンギョン → キム看護婦
キム・ジヨン → おばさん 家政婦
チャン・ヒス → ユンジョン 特別出演
ユン・チャン → キョンス
イ・ユジョン → チニョン
キム・インムン → 警備員
ソル・フィ → 国史先生
ペ・ジャンス → 担任先生 友情出演
チョン・サンジン  → 隣の席の先生
パク・ソヨン → 書店店員
パク・チャングク → ダークルーム主人
オ・ヨンヒ  → 短髪の女
イ・ジェウン → 水族館案内員
パク・ヘオン → 水族館の女
キム・ソンミ → バレリーナ1
ソ・ヨンジュ → バレリーナ2
ミン・ビョンエ → バス隣席のおばさん

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

『アメノナカノ青空』は2003年の11月に公開された作品で、原題は

『아이엔지』・・・アイエヌジー、『...ing』です。

 

『...ing』はわかりにくいタイトルだけど、観終えると少しわかったように思えます。

 

日本版のタイトルは、ある印象的なシーンから連想されたものですね。

 

 

女子高生のカン・ミナはママと二人暮らし。

 

海兵隊だったお父さんはミナがもの心つく前に亡くなってます。

 

ママはレストランを経営していて、ミナのためにも頑張ってます。

 

 

ミナの朝の習慣は学校に出る前にママにキスすること。

でも、ミナはちょっとイヤがってるけど。

 

ミナはママのことをママとは呼ばず、「ミスク」と呼びます。

 

ちょっとだけ変だけど、仲の良い親密な母と娘・・・。

 

 

ミナは生まれた時から体がとても弱く、慢性疾患に苦しめられてきた。

何度も危険な状態を経験しつつ、繰り返し手術で生きながらえてきたのだった。

 

また彼女は生まれつき、左手が変形していたので、それが強いコンプレックスになっており、ママ以外の誰とも打ち解けられない、親しく付き合えない・・・好きな人もいない・・・。

 

たしかに、人からジロジロ見られるのがイヤで、ミナが左手にはめている手袋は目立つ存在かもしれない・・・。

 

体育の時間も参加できないので教室で一人、授業が終わるのを待っている。

 

本当はチュチュを身に付けてクラシック・バレエを習いたいのだけど。

 

ミナはヨーロッパを旅行して、バレエの公演を実際に観るのが夢だった。

 

そんなある夜、ミナはママに隠れてタバコを吸いながら、自分の部屋の窓から夜空を眺めていた。

 

すると一人の青年がミナを見つけて声をかけてきた。

彼はタバコを1本もらい、ミナの大事なライターを借りて・・・そしてまた会う約束を一方的にするのだった。

 

青年はイ・ヨンジュ・・・ミナたちが暮らす部屋の下の階に最近、引っ越してきたのだった。

 

 

内気で内向的なミナは青年とかかわらないようにするのだが、ヨンジュは会うごとに馴れ馴れしくミナをかまってくる。

 

彼は写真家だった。

 

 

気さくで開放的なヨンジュと話すうち、ミナもリラックスして打ち解けていく。

 

そんな中、ヨンジュは彼女に打ち明ける。

「一目惚れなんだ」と。

 

二人の距離が徐々に縮まり、お互いへの愛が芽生えていく・・・。

 

 

しかし、ミナに残された時間は多くはなかった。

 

母、ミスクはそれを予期していた。

彼女は今は亡き夫に語りかける。

ミナがあなたにところに行くまで幸せでいられるよう、力を貸して、と。

 

ミナはそのことを知らない。

 

彼女は今、生まれて初めての恋愛に戸惑いつつも、ヨンジュといられることにただ喜びを感じていた。

そうする中で、彼女も明るく変わっていくのだった。

 

 

この作品、ちょっと予想外なほどに良かったです。

 

DVDを買ってから、何年も観ずに置いてあったんけど、しまった~、はよう観とけば良かった~あせるって思いましたもん。

 

正味なところ、話はいわゆる「難病もの」のラブストーリーなのですが・・・私にはとても新鮮に感じられました。

観る前にはちょっと、いかにもありそうな「難病もの」かなあ、って思ってたんですが、違った。

非常にいい意味で裏切られた気分で、嬉しかった。

 

「もの足りない」ってご感想もありますが、そのもの足りなさがいいんじゃないですか。

私はそんなふうに思いました。

 

なんてゆうか・・・言葉で語らない、深く描ききらないからこそ哲学的とゆうか・・・とっても深みのある映画でしたよ。

淡さに奥行きを感じました。

なんかいいですよね、そんな映画を観てるのって。

 

話としてもヒロインが大病を患ってるから可哀想、って感じじゃないんですよね。

人の命は誰にとっても限りがあるものだから・・・その中で何をしたか、どう生きたかってことを考えさせてくれるんじゃないですか。

 

そして、大事な人たちに何をしてあげられるのか、って、とても人間らしい気持ちも。

 

登場人物がとても少なくって、ほとんどミナとヨンジュと、ママのミスクの3人だけ・・・あと、家事代行のアジュンマと、ミナを見守る看護師さんの女性と、マンションの管理人のおじさんくらいで・・・そのシンプルさもこの映画では好きでした。

 

 

脚本を担当されたキム・ジンさんについては詳しく調べられなかったんですが、イ・オニ監督は女性で、1976年生まれだから、『アメノナカノ青空』を撮影した頃はまだ26歳くらいですね。

誕生日はクリスマスクリスマスツリー

 

だからかどうか知りませんが、『チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス』(2003年)の脚本も担当されてたりする。

 

アメノナカノ青空 2003年

肩ごしの恋人 2007年

女は冷たい嘘をつく 2016年

探偵なふたり:リターンズ 2018年

 

監督作はこの4作で、私は他に『女は冷たい嘘をつく』しか観てないんだけど、あの作品も気に入ってます。

 

 

『女は冷たい嘘をつく』のオム・ジウォンとコン・ヒョジンと監督。

 

とにかく、『アメノナカノ青空』がホントに好きになったので、この監督さんのセンスが好きなんだと思います。

まだ観てない映画もいつか観ますね・・・ビックリマーク

 

 

イム・スジョンは ―― 何度も書いてますが、私がこうまで韓国映画に入れ込むことになったきっかけ、キム・ジウン監督の傑作ホラー映画、『箪笥 たんす』(2003年)の主演女優。

だからもう、特別な存在ですよ。

また、いい映画に出てるんですよね~。

 

これで7本、出演作を観たことになりますが、『アメノナカノ青空』はホントに、その中でもかなりいい作品でした。

 

驚いたことにキム・レウォンよりも2歳、年上だったりするわけですが、しっかり女子高生でしたね(^_^;)

 

 

キム・レウォンは私の大好きな俳優さんの一人ですが、言っときますけど顔が、とかじゃないんですよ、やっぱり俳優人としての作品選び、表現力などからです、いやもちろん顔も好きですけどね(;´∀`)

 

またDVDもいっぱい持ってるんですよね~あせる

ホラー映画の『ハーピー』は、ちょっとヒドイ映画でしたが・・・。

 

やっぱり『ひまわり』(2006年)ですかね~、一本を選ぶと。

 

『アメノナカノ青空』も観てもらいたいですよ。

その見事な演技を知ってもらえるし。

いい顔で笑い、泣く俳優さんですよ。

 

映画を観終える時、キム・レウォンの演技がいかに的確だったか、思い知りましたもん。

 

キム・レウォンの最新作が現在、シネマート新宿&心斎橋さんで公開中ですNEW

 

最も普通の恋愛

 

映画 『最も普通の恋愛』 公式サイト

 

是非、観に行ってあげてくださいね~ヾ( 〃∇〃)ツ

 

 

ミナのママ、ミスクを演じるのはイ・ミスクさん。

ホントに素晴らしい女優さんです。

 

官能メロドラマとはかくあるべし!!と言いたいほどの『情事 an affair』(1998年)と、ヨン様と共演した『スキャンダル』(2003年)、あとは『燃ゆる月』(2000年)と『造られた殺人』(2015年)くらいしか観てないんですけど、イ・ジェヨン監督の2本、『情事』と『スキャンダル』がホントに素晴らしかったので・・・。

 

『アメノナカノ青空』でも、まさしく、お腹を痛めて産んだ娘への深い愛情、娘を失うことの辛さをせつせつと演じておられました。

さすがはイ・ミスクさん、でした。

 

 

出番は少ないけど、ミナたちのために家事をやりに来るおばちゃま役は、2017年の2月に亡くなってしまわれたキム・ジヨンさん。

この映画ではコミカル担当で、やっぱりさすがでした。

キム・ジヨンさんの出演シーン、面白いですよ。

 

 

ある理由からミナたちの通う女子校の前で交通整理してる男性を演じるのはチェ・ドンムンさん。

 

この男性のエピソードもいいんですが、そのことでミナは愛の形を知るんですよね。

 

 

私が観た『アメノナカノ青空 プレミアム版』では、エンドロールに日本版主題歌として、日本のロックバンド〝セカイイチ〟の「虹」が流れました。

 

う~ん・・・私としてはオリジナルのままの方、あるいはオリジナル音声で観た時にはオリジナルの音楽になるとかだったら嬉しかったけど・・・「プレミアム版」は音声も字幕も設定できないタイプのDVDで、日本語吹き替え音声もなかったですね。

再発された日本版DVDがどういった仕様なのかは、わかりません。

特典映像には「韓国版エンドロール」があります。

 

 

ちなみに『アメノナカノ青空』は中国で2012年にリメイクされてて、日本では『メモリー First Time』のタイトルで2014年の6月に公開されたそうです・・・と知ると、そっちも観たくなりますね~。

 

中国版の主演はアンジェラベイビーとマーク・チャオです。

 

 

 

 

いや~、実は、ネタバレしたいな~、したいな~(×Д×lll)

言いたいわ~、最後まで・・・あせる

でも、それは私の役目ではないので・・・やっぱり観てもらうのが一番ですね。

 

もちろん難しい映画じゃないです。

だから、一回目、観て結末まで知ったら、最初の方を思い出すか、もう一回、最初から観てください。

そしたら真相がわかります。

キム・レウォンの初登場シーンで「ああ、この時点でひらめき電球」とかですね。

 

私としては、隠されていたことが、いつ、明らかになるのかって点でも監督さんと脚本家さんの凄さを感じました。

それが感動を作っていたと思います。

 

まあ、これだけ・・・最後、泣きますよ、きっと( ;∀;)

 

もう一回、書かさせてもらいますが、私、この作品、大好きです。

またこれから、何度も見ていくことでしょう。

 

まだ観てない人は是非、観てください。

オススメ致します。

 

でわ、今日もおおきに、ありがとうさんですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳 1976年 ジャッキー・チェン主演

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你好(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

一昨日、8月7日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳

 


レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳
原題:新精武门
英語題:New Fist of Fury
韓国語題:신정무문

(1976年、香港映画)
オリジナル版:114分
日本版DVD:82分

監督・脚本・製作総指揮:ロー・ウェイ
脚本:パン・レイ
製作:スー・リーホワ
武術指導:ハン・インチェ

アロン(ロン) - ジャッキー・チェン
レイ(ミウ・ライイー) - ノラ・ミャオ
岡村先生 - チェン・シン
チンじいさん - ハン・スー
アロンの母親 - リウ・ミン
ハン先生 - ハン・インチェ
スー・ワンライ - イェン・ジョン
セイ - ジャン・ジン
岡村の娘 - ツォ・シュウシュウ
リン先生 - ルー・ピン
警察署長 - スン・ラン
憲兵隊長 - ウェイ・ライ

 

 

ブルース・リー様主演の『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)を観終えたあと、いろいろ調べてる中で、特に興味を惹かれた作品です。

 

『ドラゴン怒りの鉄拳』には、ジェット・リー主演の『フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳』(1994年)、ドニー・イェン主演の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(2010年)など、オマージュを捧げたリメイク作や続編があり、チャウ・シンチーも『チャウ・シンチー 新精武門』(1991年)ってパロディ的な作品で主演してるんですね。

 

このあたり、私自身には知識がないので、そんなにたいそうなことも書けないのですが、そんな中でも、ジャッキー・チェン主演の『レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳』は1976年と、かなりオリジナルの公開から早い段階で作られた続編的な作品で、しかもオリジナルの監督、ロー・ウェイによる作品なんですね。

 

ロー・ウェイが台湾で設立した「ロー・ウェイ・モーション・ピクチャー・カンパニーLTD」って映画会社の作品なんですが、『ドラゴン怒りの鉄拳』のゴールデン・ハーベストに断りなくやっちゃった感じみたいですね。

 

でも、監督ですからね、ロー・ウェイは『ドラゴン怒りの鉄拳』の。

 

 

それで、私があれこれ書くことよりも、やっぱり専門的なことは、私のアクション映画の先生、明石家いわしさんのレビューを、まず読んでいただきたいんですビックリマーク

 

いわし先生、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

ジャッキーさん演じる孤児のロンは、面倒を見てくれてるソンパクおじさんと一緒に、どうも泥棒して暮らしてるようなんですよね~あせる

 

日本人2人組とケンカになるが、強いのかと思いきや、弱いあせる

 

 

上海でのあの忌まわしき殺し合い騒動のあと、生き残った精武館の人たちが台湾へやって来る・・・が、ロンとおじさんはその人たちの荷物をパクる傍若無人。

 

 

ミウ・ライイーたちを出迎えるハン先生を演じるのはハン・インチェさん・・・『ドラゴン危機一髪』(1971年)のラスボスでしたし、『怒りの鉄拳』にも出てられました。

この作品の武術指導も担当されたそうです。

 

 

税関でしょうか・・・なんでこんなに日本人が外国で威張ってるのかと思うんですが、この時代の頃、台湾は日本に併合されていて、日本人がのさばってたってことなんでしょう。

 

その頃、人様の荷物を盗んだのにロンは罪悪感から後悔していた。

たしかに泥棒だが悪い青年ではない。

荷物を開けると、中からヌンチャクが出てきた。

そう、それは、あの陳真(チェン=ブルース様)のヌンチャクだった。

 

で、太陽門の人相の悪い師匠から手下になれと誘われてるが、ロンは彼らのやり方が好きになれず、拒否する。

 

 

太陽門の師匠のラム。

武術に精進するようなちゃんとした人ではない。

 

 

リンチに遭いそうになったロンは陳真のヌンチャクで反撃しようとするが使えてない汗

振り回してるだけなので自分の頭を攻撃してしまうあせる

結局、リンチを受けて半殺しの目に遭い、道端のへこんだとこに捨てられてしまうが、そこへミウ・ライイーの一行が通りかかり、助けてもらった。

 

Primus Jam with Buckethead 1998

 

ところでヌンチャクといえばこちらの動画を見ていただきたいんですが、プライマスのステージにバケットヘッドが参加してます。

23秒からです雷 左矢印 一見の価値あり!

やっぱりスゴイ男はヌンチャクを振り回すものなのか!?

 

 

おじさんが怪我を負ったロンを引き取りに来るが、あんまり歓迎ムードって感じじゃない。

バレてますね、荷物を盗んだことが。

 

ミウ・ライイーは陳真の婚約者だった人だけど、キャラ変わってます。

『ドラゴン怒りの鉄拳』ではオドオドした女の子だったのに、精武館の他の人たちが亡くなって地位が上がったのか、リーダー風を吹かしてる。

婚約者の死と、4年の歳月が彼女を変えたのか。

 

 

でも、ミウ・ライイーを演じるノラ・ミャオは相変わらず可愛いです。

彼女の根強い人気もわかります。

彼女を見るためだけでも『レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳』は観る価値があるでしょう。

 

ところで、この作品の俳優さんたちの「声」はご本人のものなんでしょうかはてなマーク

私はホントにジャッキーさんやノラ・ミャオさん本人の声を聴いてたのだろうかはてなマーク

 

ロンの声はどこか石丸博也さんっぽく感じたんですけどね。

 

 

実はロンのお母さんは生きていたのですが、「酒場の女」なので自尊心の強いロンにはいないことにしてたんですね。

 

けど、おかしいですよね、自尊心の強い青年が泥棒をやりまくってるとか、お母さんの職業が理由でいないことになってるとか、お母さんもそれなら転職するとか・・・観てるだけではぜんぜん納得いかない。

 

 

会って話すことはできないけど、お医者さんに診てもらってる息子を窓から心配するお母さん。

 

で、ここで急に何の説明もなくイヤな感じにムキムキなおじさんが旅館の浴場みたいなお風呂に入ってる場面になり、何なんでしょうかはてなマークみたいになるんですが、このおじさんがこの映画の悪役の人、大和道場の岡村太郎でした。

 

岡村は風呂場で命を狙われたっちゅうので、メチャクチャ強い娘の千代子がいるんですが、この千代子と七嵌武館へ殴り込み。

 

 

YOSAKOIっぽい格好でやたら人相の悪い千代子がホントに凶暴、且つ、強く、みんなやっつけてしまう。

 

岡村は台湾の武術会の今後を話し合うための会合を催したが当然、集まりは悪かった。

 

 

ロンはミウ・ライイーから武術を学ぶよう持ちかけられるが、自信なさげに「やめとく」と断るのだった。

 

その夜、ロンはミウ・ライイーのおじいさんのホイ先生のお誕生日パーティーに招待されるが、そこでもホイ先生から武術を学ぶべきだと促される。

 

 

そこへ岡村の一味がやって来て、ホイ先生は人格者ですので丁寧に対応してたんですが、岡村たちが度を越して嫌がらせを続けたので、お怒りになられ・・・憤死してしまわれた。

 

少しは後ろめたく感じたのか、その場を去る岡村たち。

 

 

ミウ・ライイーが責任者として精武館で新しい生徒たちを募集してますが、それをロンも羨ましそうに見てる。

で、一緒にやろうよと言うとやっぱり「修行はイヤなんだ」とか断るんですけどね~。

 

太陽門のラムがやって来て精武館にいちゃもんをつけだした。

 

 

この左の人、ブラマヨ小杉の息子がタイプスリップして出演してるイメージです。

 

精武館と太陽門ですが口論となり、乱闘になってしまう。

乱闘に参加しないで見てる人たちもいるんですが、どうゆう立場の人たちなんだろう・・・。

 

で、ラムがハン先生に負けまして、太陽門の岡村に告げ口に行きました。

 

 

次の日、岡村が精武館に来て、ここは私の縄張りだ、勝手な真似は許さん!!と一番勝手なことを言い出すのだった。

 

で、ミウ・ライイーがことごとく負けん気に反論するんですが、この映画、主役であるジャッキーさんは前半、あんまり目立ちません。

どっちか言ったら岡村の娘の千代子の方が目立ってるくらいで・・・だからすごいノラ・ミャオの存在感が大きいんです。

 

ノラ・ミャオ(苗可秀)はこの映画以後もずっと人気が衰えなかったそうですが、それもわかります。

ホントに女優さんとして魅力的だから。

 

私は映画を観ながらノラ・ミャオが見た世界を想像していました。

つまり、70年代の映画界ってことですが、ブルース様が亡くならなかったら、また共演しただろうと思うと本当に残念でしたね。

 

 

とにかく岡村は千代子に命じて精武館の看板を叩き割らせてしまう。

 

 

満足そうな父と娘。

 

岡村親子は割れた看板を町の広場の地面に叩きつけ、「私の意向に背くとこうなる。今後、この辺り一帯は我々が支配するビックリマーク勝手は許さん。私の命令に従え!!我ら大和門の武術が一番だ。どの流派の者であろうが大和門の門下生にならなければ半殺しの目に遭わせる!!」と人々に宣言。

 

 

その傲慢な演説を聞かされていたごはん中のロンの心の中で何かが弾け、勢いよく燃え始めたメラメラ

 

人々に団結を唱え、指を噛み切って自らの胸に「精武」と記した。

いや、よく書けたね、自分であせる

 

それを見て「ロンよ 成長したな」とか感極まるおじさん。

いやいやいや、こらこらこら、おっさんが指導して盗っ人をさせとったんやないか!!あせる

 

 

どうやらこの町では、すでに精武Tシャツが人気だったそうです。

って精武館って最近、始めたはずなのに、なんでグッズがすでに出回ってる!?

 

 

ゴルゴダの丘に向かう主イエス・キリストと重なるロン・・・。

看板もすごく丁寧に直して・・・おじさんが無断で手にした釘で・・・(結局、泥棒の習慣が抜けてない)。

 

 

(゚д゚*)(゚д゚*)(゚д゚*)オォォ...

 

 

兄弟子のチャンを思い出したの

 

彼の勇敢な振る舞いは兄弟子そのものよ

 

兄弟子 どうか安心して

 

あなたの精神はロンが受け継ぐわ

 

精武会は不滅よ

 

なぜか相撲部屋っぽい雰囲気でしたが、それからとゆうもの、ロンもみんなと一緒に熱心に武術を学び、すごい進歩を見せるのだった。

そして、師が創り、兄弟子が完成させた拳、「迷踪拳」を贈られるのだった。

 

しかしある夜、精武会に、岡村とつながってる日本軍が検挙に来るとゆう危機が迫り、それを知ったロンのお母さんはソンパクおじさんを通じて精武会に危険を知らせる。

おじさんも人の役に立つことをしたいと思って・・・。

 

どうも「日本の支配に抗ってるらしきおじいさん」も急に出てきたりして、このあたり、ちょっと説明不足だと思うんだけど、とにかくミウ・ライイーとハン先生が軍隊に拘束されるが、中国人の警察署長の機転で何とか帰ることができた。

 

 

が、総督府の命令で鹿港の武術界について話し合うことを名目に大和門に呼びつけられることになった。

 

 

はたせるかな、大和道場の岡村は鹿港の武術界を脅し上げ、牛耳ろうとゆう腹づもりだったのである。

 

精武会はついに大和道場との決戦を強いられることになる!!

 

 

いろいろ、よくわからないところがあったのですが、どうも、オリジナル版が114分だったのに対して、私が観た日本版DVDは82分ってことで、30分以上もカットされてる可能性があるようです。

 

監督の意図したものよりも30分も短いとなると、ちょっと映画としてどうこう言えないように思いますが、日本ではオリジナル版のDVDが出てないのでしょうがないですね。

 

ロンのお母さんだってホンマはあのままフェイドアウトなんてことはないはずでしょはてなマーク

 

で、続編なので、どうしても『ドラゴン怒りの鉄拳』と比較しながら観ることになったんですが、正直な感想としては、いかに『ドラゴン怒りの鉄拳』がエネルギーに満ちた偉大な映画だったかと確認することになりました。

 

申し訳ないけど『レッド・ドラゴン』は前作に比べていろいろ欠けているし、劣ってるように思えました。

 

けど、それもジャッキーさんのせいじゃないですよ。

やっぱり脚本も担当したロー・ウェイ監督の責任でしょう。

 

現にジャッキーさんのアクションは良かったですよ。

特に武術にやる気を出して練習を始めたあたりから。

 

最後の決戦もとても良かったですし。

「アチョー」とは叫ばないんですがね。

 

ところで、最後の方で岡村の手下にやっつけられる人、「イップ館長」と呼ばれてましたけど、イップ・マンとは関係ないんですよね(^_^;)

 

それと、最終決戦では私ゃてっきりラウ・ミイイーと千代子の女同士の対決になると思い込んでたんですが、それはなしでした。

 

 

ジャッキーさんのコミカルなアクション映画しか観てなかった私には、映画の雰囲気が暗かったですね。

ジャッキーさん演じるロンくんはおとぼけでコミカルな若者なんですが、状況がね、重苦しいし、物語もマイナス面ばっかり続きますし、ストレス溜まりますわ~。

 

ラストにかんしてはかなりショックでした。

『ドラゴン怒りの鉄拳』よりもある意味、衝撃で汗・・・私、ここは前作が哀しい終わり方だったんだから、精武館にとって希望を感じさせる終わり方にしても良かったんじゃないかと思うんですがね~汗

 

 

いや~、これまでに観てきた香港のアクション映画の中で、好きな方ではありませんが逆に『ドラゴン怒りの鉄拳』を観返したくなりました。

やっぱり続編って難しいですよね~あせる

 

でもね、若き日のジャッキーさんと、ノラ・ミャオですよね、二人が好きなので、『蛇鶴八拳』(1978年、チャン・シーホウ監督)、『龍拳』(1979年、ロー・ウェイ監督)といった作品も観たいと思いましたね。

実際に観れるかどうかはともかく。

 

少なくとも観たいと思った『ドラゴン怒りの鉄拳』の続編が観れたし、また、こうして70年代のカンフー映画を観れたって満足感がありましたよ。

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークでしたキスマーク・・・拜拜(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ニンジャ・アサシン 2009年 RAIN主演

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございますキスマーク

 

アクション映画が続きます。

 

8月8日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ手裏剣

 

 

 

 

 

ニンジャ・アサシン

 

 

 

ニンジャ・アサシン
原題:Ninja Assassin
韓国語題:닌자 어쌔신

中国語題:忍者刺客


(2009年、米独合作映画、99分、R18+)


監督:ジェームズ・マクティーグ
原案:マシュー・サンド
脚本:マシュー・サンド、J・マイケル・ストラジンスキー
製作:ジョエル・シルバー、ラナ・ウォシャウスキー、リリー・ウォシャウスキー、グラント・ヒル
製作総指揮:トーマス・タル ジョン・ジャシュニ、ウィリアム・フェイ
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽:アイラン・エシュケリ
美術:グレイアム・グレイス・ウォーカー
編集:ジャン・ガンジアーノ、ジョゼフ・ジェット・サリー

雷蔵 - Rain(ピ)(小野大輔)
ミカ・コレッティ - ナオミ・ハリス(岡寛恵)
ライアン・マスロー捜査官 - ベン・マイルズ
役小角 - ショー・コスギ(佐々木勝彦)
武 - リック・ユーン
ハリウッド - サン・カン
キリコ - 澤井杏奈
プリティ・ニンジャ - リン・ダン・ファン
タトゥー・マスター - ランドール・ダク・キム

配給:ワーナー・ブラザース映画

 

 

あの有名なジョエル・シルバー氏と、ウォシャウスキー姉妹、そしてグラント・ヒル氏って方が製作した米独合作の忍者アクション映画です。

ウォシャウスキー姉妹は『クラウド・アトラス』(2012年)をトム・ティクヴァと共同監督してるので、ドイツとの関係が深いのでしょう。

 

ウォシャウスキー姉妹の作品・・・『マトリックス』は私と合わなかったのか、あまり好きではありませんが、『バウンド』(1996年)や『スピード・レーサー』といった作品は素晴らしいと思います。

 

監督は、ウォシャウスキー姉妹が製作と脚本を担当した『Vフォー・ヴェンデッタ』(2006年)のジェームズ・マクティーグ監督です。

『Vフォー・ヴェンデッタ』も素晴らしい映画でしたね~。

また観たいですよ。

 

 

残酷描写がきっついとは聞いてましたが、いきなり人間の体がグチャグチャに切り刻まれる状況から始まってしまいますあせる

かなりCGを使ってるんでしょうけど、リアリズムに裏付けられたケレン味とでも言いましょうか、なかなか度肝を抜いてきますねΣ(゚д゚lll)

 

だから、残酷な映画が苦手な方は観ない方がいいんだけど・・・私としては、こういった方向性はありだと思ってます。

この作品は「R18+」に指定されてますし、もともと子ども向きの映画ではないですしね。

 

規制、規制で、あまり残酷な表現を排して無難にしていくと、アクション映画の進化が止まるとゆうか、面白みも減る気がします。

それと、暴力の痛み、怖さが消えて、逆に暴力を娯楽として捉えすぎてしまうことにもなりかねませんしね。

 

地上波のテレビは誰が見ても安心な心地いい番組が放送されるべきだと思いますが、映画の方は「観る人が観る」特殊な作品もないとダメじゃないかなと思います。

 

 

ストーリーは難しくないです。

 

忍者暗殺団は世界中で殺人を請け負い、確実にターゲットを殺しまくっていた。

 

欧州警察組織ユーロポールの科学捜査官ミカ・コレッティは繰り返される要人暗殺事件が忍者暗殺団によるものだと気づき、同僚のライアン・マスロー捜査官と調べ始める(忍者一族からユーロポールに脅しがかかってる雰囲気あり)。

その中で一人の青年の存在を知ります。

 

青年の名は〝雷蔵〟。

〝黒い砂の一族〟の末裔、冷酷なオズヌ(小角)は世界中の孤児を集めちゃあ訓練し、究極の忍者暗殺者を育成していた。

雷蔵は孤児の一人であった。

オズヌの訓練は非常に残忍で、子どもであっても情け容赦ない。

このあたりもこの映画が年齢制限高めな理由です。

 

雷蔵にとって唯一の安らぎは、キリコとゆう少女くノ一だった。

二人の間には愛が芽生えつつあったが、厳しい境遇ゆえ、その愛はかなわなかった。

 

その後、雷蔵は暗殺者としての使命を果たすことになるが(この一人目の暗殺が怖い汗)、ベルリンのビルの屋上でオズヌから裏切り者のくノ一を処刑するよう命じられたことで、オズヌと対立し、グループから抜けることとなる。

そして彼は、かつての仲間たちから命を狙われる立場になっていた。

 

抜きん出た暗殺者であった雷蔵は以後、オズヌ率いる忍者暗殺団の仕事を妨害することになる。

 

暗殺団のことを知ったミカも彼らから命を狙われることになったが、彼女を助けようと現れたのが雷蔵だった。

 

そういった話です。

 

まあ、私にはちょっとわからなかったところもあるのですが・・・。

 

 

日夜鍛錬を怠らない雷蔵を演じるのは韓国のRAIN(ピ、비)。

キム・テヒの旦那さんですな~。

 

RAINはウォシャウスキー姉妹の監督作、『スピード・レーサー』にテジョ・トゴカーン役で出てたので、その線からの起用かもしれないですね。

 

いや、RAINは俳優よりも歌手って感じで、アクション俳優のイメージでもなかったんですが、この映画では凄まじいアクションを演るのでビックリしてファンになってしまいましたよ~。

 

やっぱりステージ・パフォーマンスを頑張ってきたアーティストは違いますわ~、そのままアクション俳優になれるんですよね。

それと、やっぱりテコンドーの素地があるようで、それなら尚更ですね。

 

RAINの映画としては2012年の航空アクション映画、『R2B:リターン・トゥ・ベース』を観て、気に入った覚えがありますが、それもRAINが主演だからってよりも作品で好きになった感じでした。

まあ、また観ようと思ってるんですが、なかなか機会がないんですけどね。

 

『ニンジャ・アサシン』のRAINはホントにかっこよかったです。

アクション俳優としてきっちり役目を果たしてましたよね。

凄いカラダでしたし・・・。

 

ユーロポールに捕まった時には「この男は殺人マシンとゆうよりもアイドル歌手に見えます」とか言われてましたが(;´∀`)

 

RAINの出演作ではまたこれから観る作品もあるんですが、カン・ソラやイ・ボムス、ミン・ヒョリンと共演した実話に基づく作品、『Race to Freedom: Um Bok Dong』(2018年)は日本では観れないのかな。

 

それと、『ニンジャ・アサシン』のあと、RAINが主演候補だった、カート・サッター監督による『燃えよドラゴン』(1973年)のリメイク、『Awaken The Dragon』って企画があったと知ったんですが・・・結局、どうなったんでしょ(?_?)

なんとなく、立ち消えになった感じ・・・。

 

 

少年時代の雷蔵を演じてるのは丸坊主になってる元MBLAQのイ・ジュンビックリマーク

撮影当時、21歳くらいでしょうか・・・。

 

この映画、回想シーンが多いのでイ・ジュンもいっぱい見れます。

 

 

ヒロインのミカを演じるのはナオミ・ハリス。

 

傑作ゾンビ映画の『28日後...』(2002年)もありますし、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のティア・ダルマ役、『007』のマネーペニー役でも有名ですね。

素敵な女優さんだし、彼女の出演作には私の好きな映画が多いんです。

 

この映画では終盤まで、ただ守ってもらうだけの役ですが・・・はてなマーク

 

 

もう一人のヒロイン、キリコを演じるのはニュージーランド出身のアンナ・サワイ。

 

キリコは雷蔵の初恋の相手で、非人間的なニンジャ暗殺組織の中で生きていくことに疑問を感じ、壁を越えて逃げようとしますが・・・。

 

 

こうなりたかったようです(≧∇≦)

 

アンナ・サワイは香港やフィリピンで育ち、日本に住んでいた2004年にはミュージカル、『アニー』で主演したそうですし、『ニンジャ・アサシン』のあとには、エイベックス・マネジメント所属のダンス&R&Bグループ、「FAKY」としてデビューした経歴もあるそうで、日本語も話せるみたいです。

 

来年の4月に公開される『ワイルド・スピード』の9作目、『ワイルド・スピード ジェットブレイク』にも出演してるそうです。

 

『ワイルド・スピード ジェットブレイク』は超豪華キャストですね合格

 

 

極悪なオズヌを演じるのは、あの有名なショー・コスギさん。

 

私、ショー・コスギさんが出る映画、初めて観たと思いますが、世界忍者ブームの原点、ショー・コスギさんがお出になったってことは、おスミつきをお与えになった、ってことなんでしょうね~。

 

ハッキリ言ってオズヌ役はメチャクチャ憎たらしいんですが、さすがの存在感、そして素晴らしいアクションでした。

 

 

忍者団の中でも秀でたタケシを演じるのはリック・ユーンさんで、調べてみると、あの『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)の気持ち悪い「ザオ」を演じてたり、RZAの『アイアン・フィスト』(2012年)にも出てたり、そしてやっぱり『ワイルド・スピード』(2001年)にも出てるのだった。

 

最後がえぐい(>_<)

 

 

最初の方で出てくるこの「Pretty Ninja」もえぐい(+o+)

演じるはリン・ダン・ファンさん。

 

 

私としてはこの作品、アクション映画として満点を差し上げたいと思います合格合格合格合格合格

いや、ホントに凄かったので。

 

だいたい上映時間の60~70%くらいがアクション・シーンでしたが、そのせいもあって一瞬も退屈しませんでしたし、そのアクション・シーンが2009年の映画であることを考慮しても、異常に完成度が高かったです。

 

振り返ってみると話そのものは、ホントにありきたりな感じで、普通に悪の組織を裏切った人の戦いの物語なんですが、アクションと合わさった効果か、不思議なエモーションを与えてくれます。

なんか、素直に感動してしまいました。

やっぱりドラマ面でも優れてたんでしょう。

 

かなり回想シーンが多いけど、そこでも描かれるのは年端もいかぬ子どもたちを殺人マシンとして完成させる一点のみに集中した非人道的な世界汗

なかなか見てられません(>_<)

途中で雷蔵が昔の友達を殺めたあと、「人を殺すヤツじゃなかった」とつぶやく哀しみもあり・・・。

 

これ、出演した子どもたち自身は、自分たちが18歳になるまで観られなかったんでしょうね~。

 

しかし荒唐無稽ながらここまで殺伐とやられた方がアクション映画としてこっちも真剣に観ざるをえなくなって嬉しい。

 

そして、後半はもう、こっちの予想を超えるほど、長くアクションが持続して観終える頃にはヘトヘトになりました~(o´Д`)=з

 

そんだけ、いいアクション映画だったってことでしょうねクラッカー

 

忍者なんかおらへん~とかナメてたユーロポールが忍者に襲撃されて真っ青になりつつ必死で反撃する流れもいいし~、私はあの、忍者が振り回しまくるギロチン鎖鎌が大好きですビックリマーク

自分も振り回したくなります~(*≧∀≦*)

 

一人で多数を相手にする時の雷蔵のギリギリ感も最高やし~。

 

基本的にシリアスな映画ですが雷蔵とミカの間では軽快なセリフがポッと出たりして、楽しい。

 

あと、手裏剣が飛ぶ音とか、刀を振り回す音とか、音響も最高にかっこよかったです。

 

エンドロールの最初に流れるスパイダーベイトの「Shazam!」もいい選曲で、むごい映画を観た直後なのに後味悪くありません~(˙ᗜ˙)

 

 

ところで最初のヤクザ襲撃の忍者は雷蔵じゃないですよねはてなマーク

彫師のおじいちゃんまで手にかけるとか、ヒーローにあるまじき行為ですし、やっぱりあれはオズヌの部下なんでしょうね。

 

この作品、アクション映画好きさんでまだ観ておられなかったら、絶対に観た方がいいですよ!!

 

でも、ホントにとっても残酷なので、ご注意くださいね(^_^;)

 

残酷でしたが、私にはとってもかっこいい映画でもありましたビックリマーク

 

観る前は半信半疑でしたが観て良かったです音譜

 

でわ、今日もおおきに、ありがとうさんですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 はちどり 2019年 公開中

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ドンッNEW8月14日からついに公開ですNEWドンッ

 

ディヴァイン・フューリー 使者

映画 『ディヴァイン・フューリー 使者』 公式サイト

 

『梨泰院クラス』(2020年、JTBC)が日本でもブームとなったパク・ソジュンくんと韓国の〝国民俳優〟であるアン・ソンギ氏、そしてウ・ドファンくんが共演してて、あの『コンジアム』(2018年)にも出てたパク・ジヒョンも出てて・・・それからチェ・ウシクくんも出るのかなあ~はてなマーク

 

個人的には『お嬢さん』で子ども時代の秀子お嬢さまを演じたチョ・ウニョンもさることながら、『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)で毒舌担当のジニを演じたパク・チンジュの出演も嬉しいです音譜

 

監督は『ミッドナイト・ランナー』(2017年)のキム・ジュファン監督ですね。

 

私も予告編を見ただけで詳しいことは何も知らずに悪魔祓いをテーマに、若き格闘家とベテラン神父が悪に立ち向かう姿を描いたアクション!!ってサワリだけで傑作だと思い込んでます~ビックリマーク

 

ヨロブン、必ず観に行きましょう、ファイティンドンッ\(*⌒0⌒)/ドンッ

 

 

 

 

それもですが、この作品を観てきました・・・流れ星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界が、気になった

 

 

 

 

 

はちどり

 

 

映画 『はちどり』 公式サイト キラキラ

 

 

はちどり
原題:벌새
英語題:House of Hummingbird
中国語題:蜂鸟

(2019年、韓国映画、138分、PG12)

監督・脚本・製作:キム・ボラ
撮影:カン・グクヒョン
編集・製作:チョ・スア
音楽:Matija Strniša

パク・ジフ - ウニ
キム・セビョク - ヨンジ
チョン・インギ - ウニの父
イ・スンヨン - ウニの母
パク・スヨン - スヒ

ソン・サンヨン - デフン

パク・ソユン - ジスク
ソル・ヘイン - ユリ

チョン・ユンソ - ジワン
イ・スンジュ - ジワンの母親
クォン・ギビン - 看護師
ヒョン・ヨンソン - ウニの叔父
キル・ヘヨン - ヨンジの母
パク・ユンヒ - 担任教師
ソン・ヨンボム - ジョンテ
アン・ジンヒョン - ミンジ

配給:アニモプロデュース

 

 

この世界が、気になった ―― 『はちどり』のことを私がいつ知ったのか、忘れてしまいましたが、いつだったか知って、それからタイトルを目にするたびに実際に観るのを楽しみにしてました。

 

観ると決めたからにはできるだけ情報を避けるのが私の観方ですが、だから逆に観る根拠は直感ってゆうか、あやふやなもんですよ。

ただ、『はちどり』は私が一番観たい映画なんじゃないかと思ってました。

 

みなみ会館さんに観に行ったんですが、現在、映画館は座席が一席飛ばしの状況ですよね。

そして劇場内での飲食は控えることになってます。

 

実はそれは私にとって都合がいい。

一席飛ばしだと、前の方々の後頭部が邪魔になってスクリーンが見えにくいといったことがない。

これは喜ばれる方も少なくないのでは。

それと、私は映画館では近くで誰かが何かを食べることが、あんまり好きではないんですよ。

お菓子程度だったらいいんだけど、けっこうガッツリとお弁当とかを召し上がられるとちょっとね~。

 

だから今の映画館のあり方は、嬉しい面が強いんだけれども、そんなことを言うと怒られるかな。

劇場さんにとっては良くない状況ですよね。

やはり、以前の状況に戻るのが一番でしょう。

 

とにかく一席飛ばしの状態でありながら、そして公開後かなりの時間が経っていながら、お席は埋まっていて、ちょっとビックリしました。

 

京都の土地柄なのかもしれないんだけど、シネコンで上映される娯楽色の強い韓国映画はたいてい混雑ってわけじゃないのに、みなみ会館さんのようなミニシアターで上映される、いわゆるアート系映画や、社会派のシリアスな映画はいつもお客さんが多い。

それがちょっと私なんかには少し驚きで不思議なんですわ。

 

京都の町も、変わりました。

特殊な、風変わりな領域が消えていったように思えて・・・私の気のせいでしょうか。

それでも、映画はやっぱり芸術的な作品が好まれるのでしょうか。

 

でも、私も最近は娯楽と芸術って分類では映画を観なくなりました。

娯楽も芸術も一緒っちゅうか、映画は映画だ、です。

 

ありがたいことに、観るべき映画は、数多い・・・。

 

 

少なくとも映画のほとんどが、中学二年生の女の子が主人公の映画として、とても日常的な映画だと思いました。

 

やっぱり無理に作ってないとゆうか、劇的過ぎないとゆうか・・・平凡な光景を見ているスリルがありました。

 

ただ、驚きは多いです。

「えはてなマーク今の何だったんはてなマーク」って不可解に感じる場面もあるし、その人が何を考えてるのかわからないことも多い。

それについて考えることが面白さじゃないですか。

 

小さなことを敏感に感じざるをえない。

 

非常に嘘がないとゆうか、監督の実体験に基づいてるんでしょうけど、感情が正直とゆうか映画が息づいている。

 

ホントに、映画らしい映画でしたよね。

 

それと、昔、ニュースを見てショックを受けた経験を思い出しました。

それが自分の人生に大きな影響を与えるように思えて・・・。

 

ウニは1994年の韓国をどう思っていたんだろうか。

 

 

1994年の韓国、ソウル。

中学二年生のウニ。

 

学校では教師が生徒たちに檄を飛ばす。

ウニはそれに同調できない。

 

ウニは理不尽な形で「不良」だと決めつけれる。

 

ウニは両親、姉、兄と団地で暮らしている。

 

ウニの両親は細々とお餅屋さんを経営していて、朝、ウニたち子どもも手伝うことがある。

 

 

ウニの姉はぜんぜん勉強に身が入らず、大学生のボーイフレンドと遊ぶことに夢中で、兄は父親の期待する進路に進むため、勉強に集中している。

そして末っ子のウニは両親にないがしろにされていると感じてて、何よりも嫌なのは苛立つ兄に暴力を振るわれること。

 

それから、右耳の後ろが膨らんできたのを気にしている。

 

 

学校では他の生徒たちと打ち解けられてないけれど、漢文の塾で会うジスクが親友。

 

 

ウニは彼氏のジワンと一緒にいる時、喜びを感じ、彼にも同じ気持ちでいてほしい。

 

 

ある日、漢文の塾の先生が代わり、ソウル大学を休学中のキム・ヨンジ先生が赴任してくる。

 

ウニには、もの静かなで押しつけがましくないヨンジが他の大人たちとは違うように感じられる。

 

 

短時間のうちに様々なことが変化し、ウニは自分の気持ちのゆらぎを経験していく。

遊びに行って出会った学校の後輩からは「姉御になってください」と告白される。

 

夜中に無断で出かけたウニの姉のことで両親は激しく言い争う。

 

 

あんまり素晴らしいストーリーなので、かなり書いてしまった。

 

誰かに自分の気持ちをわかってもらうのはホントに難しく、それは大人になっても同じですけどね。

 

私にもウニに大なり小なり似たところがありました。

これは誰だって中学二年の時を思い出せば、重なるところがあるんじゃないですか。

 

父親の人柄が、私の父とは違いましたが、母親との関係は似ているかもしれません。

特に、親友との関係や、ウニのことを好きになる後輩の話は、自分のことと重なりました。

彼氏とのことだって、誰にでもある経験でしょう。

ウニは憤りつつ孤独を感じましたけど、その時、すごく共鳴しましたね。

 

もうそれは、好きになられたい、って気持ちが人並みにあったので。

 

ケンカして、もう口も聞かないと思うのに、すぐまたふとしたきっかけで元通りになったり、その人のことを考えて眠れなくなるのに、急に醒めたり。

 

 

ただ、今、思い出すと、私はなんか、自己嫌悪も感じます。

ウニよりも傲慢なところがあり、人を見下していたし・・・殴られたら殴り返すし。

中学の頃なんて、思い出しても、あんまり気分良くないんですが、また記憶が鮮明なんですわ、すごく。

その時の気持ちが変わりなく残ってる。

 

実のところ、私は先生としてのヨンジのような人物とは出会ったことがないような気もするし、今、思い出すのは嫌いだった先生のことです。

先生も私を嫌ってましたけどね。

しかし、恩師とお慕いしたい方はおられて、でも、その先生に会うとなると、なんだか申し訳なく感じてしまう。

 

ウニにとって、ヨンジとの出会いがどう残るのかわからないけれど、彼女の人生に決定的に影響を与えるような気がしてならない。

それを思うと、私は今、涙を流しそうになってしまう。

 

もうね、最後、ある場所を見つめるウニの表情・・・何とも言えません。

 

ウニは大人になっても、ずっとヨンジの言葉を忘れないでしょう。

 

 

キャストですが、親世代の方々はともかく、子どもたちを演じた俳優さんたちはほぼ知らない俳優さんばかりで、そういった意味でも非常に新鮮に映画を観ることができました。

役そのままにしか見えないのでね。

 

逆にお医者さん役でキム・ジョングさんが出てくるとなんか、笑ってしまうほどで(^_^;)

お父さん役のチョン・インギさん、お母さん役のイ・スンヨンさんも当然、さすがですし、ヨンジのお母さん演じたキル・ヘヨンさんも印象深い。

 

ウニを演じたパク・ジフ、キム・ヨンジ先生を演じたキム・セビョク、親友ジスクを演じたパク・ソユン・・・正直、知らない顔ぶれだったけど、映画を観終えた今、みんな大好きですよ。

 

私が韓国映画を観始めた当初、心奪われたホラー映画、「女校怪談」シリーズの『狐怪談』(2003年)、『ヴォイス』(2005年)だって女優さんたちによる女の子映画でしたしね。

好きなんですよね、韓国の女の子たちが。

 

後輩のユリを演じたソル・ヘインは、ユン・ガウン監督の『わたしたち』(2015年)にも出てて、いい映画に出てますよね~。

 

 

 

『わたしたち』は小学生の話ですが、こちらも観ておきたい傑作です。

 

 

Director キム・ボラ(監督)


1981年11月30日生まれ。
東国大学映画映像学科を卒業後、コロンビア大学院で映画を学ぶ。
2011年に監督した短編『リコーダーのテスト』が、アメリカ監督協会による最優秀学生作品賞をはじめ、各国の映画祭で映画賞を受賞し注目を集める。 同作品は、2012年の学生アカデミー賞の韓国版ファイナリストにも残った。本作『はちどり』は、『リコーダーのテスト』で9歳だった主人公のウニのその後の物語である。

 

作品リスト

続く奇妙な旅行(2002年、短編)

赤い靴の女の子(2003年、短編)

イヤリング(2004年、短編)

リコーダーのテスト(2011年、短編)

はちどり(2018年)

 

キム・ボラ監督はこの長編映画、『はちどり』1作で、確立されたような印象で、次の作品がホントに楽しみですよね。

 

『はちどり』の観せ過ぎない、描き過ぎない作法、ホント好きです。

 

それと、今後、リリースされるだろう『はちどり』のソフトに、9歳のウニが主人公の『リコーダーのテスト(The Recorder Exam)』も収録されることを願ってやみません。

 

 

『はちどり』の中では1994年の韓国における伝統的な家父長制も描かれますが、それは『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ)にもきっと連なる要素なんじゃないかと思います。

 

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』の映画化作品は日本でも10月9日から公開ですNEW

 

映画 『82年生まれ、キム・ジヨン』 オフィシャルサイト

 

私が韓国映画のファンだからでしょうけど、何か、ホントに韓国映画が響き合ってる気がします。

 

 

『はちどり』のパンフレットは800円(税込)でした。

 

・ 受賞一覧

・ レビュー 監督 パク・チャヌク

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ キャスト

・ コラム 暉峻創三 映画評論家

・ キム・ボラ監督 インタビュー

・ コラム 李泳采 イ・ヨンチェ 恵泉女学園大学 教授

・ 作品データ

 

そういった内容なんですが、この映画についてはパンフレットを読んでわかったような気になってから書くのがイヤだったので、コラムやキム・ボラ監督のインタビューにはまだ目を通してません。

これから読ませていただきます(´∀`*)

 

パンフレットに使われている写真ですが、他では見たことがないようなものも多く、そういった意味でも良質でした。

パク・チャヌク監督の絶賛も嬉しいですよね。

 

劇場でこの作品を観られたら、是非、買ってください。

 

 

一人の女の子の物語ですが、世界のいびつも感じる作品。

でも、説教くささゼロで、人と人の出会いの話。

 

映画としては、わからなかったこともあるし、また観たいと強く思ってるけど、今は魅力的なヒロインが主人公である青春映画の傑作を観た余韻だけで喜びを感じてます。

 

この映画は賞もいっぱい受賞したし、逆に好きではない人もいるかもしれないけど、そんなこともあまり気にならない気分です。

 

今はただ、素晴らしい傑作に出会えたこと、世界中の女の子の悩みに共感していたいこと、そして家族であることの意味を考えていたい。

 

まだ上映中の劇場も多いと思うので是非、スクリーンで観てください。

 

私はこれから皆様のレビューを読ませていただくのが楽しみです。

 

でわ、今日も最後まで、おおきに、ありがとうさんでした・・・キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 最も普通の恋愛 2019年 公開中

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ドンッNEW8月14日から公開中ですよ~NEWドンッ

 

ディヴァイン・フューリー 使者

映画 『ディヴァイン・フューリー 使者』 公式サイト

 

ヨロブン、必ず観ましょう!!

사자ビックリマークアジャビックリマークアジャビックリマークファイティンドンッ\(*⌒0⌒)/ドンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

この作品を観てきました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

キム・レウォン×コン・ヒョジン豪華共演!

 

付き合うのも

独りも

どちらも難しい⁉

 

共感&絶賛の声、続出!2019年ラブコメNo.1大ヒット作!

 

 

 

 

 

最も普通の恋愛

 

 

映画 『最も普通の恋愛』 公式サイト

 

劇場情報

東京 シネマート新宿 7月31日~
大阪 シネマート心斎橋 7月31日~
福岡 KBCシネマ 近日公開

 

『最も普通の恋愛』 7/31(金)公開 【予告編】

 

 

最も普通の恋愛
原題:가장 보통의 연애
英語題:Crazy Romance / The Most Common Date


(2019年、韓国映画、109分)

監督・脚本:キム・ハンギョル
脚本:オ・ヒョジン
PD:オ・ヒョジン
助監督:チン・ソンヒョン
撮影:ソン・ウォノ
照明:キム・スンギュ
編集:シン・ミンギョン
音楽:キム・テソン
美術:チェ・ジョンウン(アートディレクター)、ソ・ソンギョン

出演

キム・レウォン → チェフン
コン・ヒョジン → ソニョン
カン・ギヨン → ピョンチョル
チョン・ウンイン → クァンス
チャン・ソヨン → ミヨン
イ・チェウン → キョンウン
チョン・ヘリン → ユンジュ
ソン・ウヒョン → トユン
パク・クンノク → カン運転手
チュ・ミンギョン → チュヒ
チ・イルジュ → トンファ
オ・ドンミン → ヒョンソン
ソン・ビョンスク → ソニョンの母
チャ・ジュンウォン → 映像デザインチーム 社員1
シン・ミンジェ → 映像デザインチーム 社員2
ソン・ヨンスン → とうもろこし おばあさん

友情出演
チャ・ヨプ → お母さんの車の持ち主

特別出演
ユン・ギョンホ → チョンス
ソン・ヨウン → スジョン

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

韓国で2019年10月2日に公開されたロマンティック・コメディです。

韓国では最終的に300万人近くいってますのでジャンルを考えるとかなりのヒット作ですね。

 

鬼手』(2019年)とどっちを観るか考えてたんですが、今は可愛い方が観たいと思ってこっちを選んだんですね。

まあ、『鬼手』も観に行くことにしたんですけどね。

 

 

自分の元から去ってしまった婚約者スジョンにまだ未練があるジェフン(キム・レウォン)、このところ毎晩、深酒で住まいにいらないものがドンドン増えている・・・特にトウモロコシビックリマーク

ナンボほどいるねん~!?

その住まいもスジョンとの新生活のために用意したマンションなんですけどねあせる

 

仕事は、販売の宣伝のようですが社長さんがチョン・ウンインさんなので楽しそうな雰囲気のいい会社です。

 

 

そんな会社に新しく入ってきたソニョン(コン・ヒョジン)ですが、その歓迎会の場に元カレがやって来てプロポーズしてしまうなんて素敵、と思いきや、元カレを一貫して拒絶しまくるソニョン。

ま、元カレが浮気したので決定的に破局してたんですね。

ソニョンは男がそうゆうことした時点で終わりだと知ってるんですね。

 

その毅然としたフリぶりを何となく眺めてるジェフン。

彼は自分のことの方に気持ちが行ってますので。

 

 

ジェフンはチーム長としてソニョンと一緒に仕事を始めるんですが、ジェフンもちょっとデリカシーに欠けるところもあるし、対してソニョンもけっこう気が強いし、お互いちょっと反発も感じてたり。

まあ、でも仕事はしますわな。

 

しかしジェフンの深酒は止まらず毎晩、泥酔状態で、ソニョンもやっぱりいけるクチ。

 

 

また同僚のピョンチョル(カン・ギヨン)も飲みが好きなので3人で飲みに行ったりしてて、ビョンチョルが寝てしまったのでそれを帰らしたあと、ジェフンはフッと、ソニョンを、さあもう一軒行こか~、と誘うんですが・・・。

 

そんな中、ある朝、ジェフンは夜中に2時間も知らない番号の人と話してた通話履歴があることに気づくんですね。

誰なん~はてなマークってゆう。

やばいわ~。

 

そういった話です。

 

まあ、「ゲームをしよう」ってセリフに、あ~、そうゆう映画なん~はてなマークと思うけど、違う、みたいな。

「何ゆうたか当てるゲーム」、面白いです。

 

 

とにかくお酒がらみの場面が大量なので、こっちも記憶が飛ぶほど飲みたくなるってほどなんですけどね~あせる

 

この『最も普通の恋愛』はたしかに、「最も普通の恋愛映画」でもあります。

 

まあ、リアルに徹したとゆうか、30代男女1000人に聞きました。あなたが失恋から立ち直った恋ははてなマークあなたの恋のきっかけははてなマークみたいなアンケートから脚本を作ったんじゃないかってほど、いかにもありそうな場面がいっぱいで、こと共感度においてはかなり高いのではないだろうか。

 

当然、車が空を飛んだり、タイムスリップしたり、そういった無理な要素は皆無です。

笑えるシーンも多いけど、それも無理やりじゃないですね。

笑いもリアルですよ。

 

恋愛映画としては甘からず、辛からず、そのへんもリアルなんじゃないでしょうか。

ま、リアルにイヤなシーンもあるにはありますが・・・。

 

あと、ベッドシーンがダイナミック過ぎて恥ずかしい、なんてこともないし、号泣系でもないですよね。

韓流テイストも薄めです。

でも、軽さと少しの重さのコンビネーションは最高じゃないですか。

いいセリフも多かったですしね。

 

私が観ようと思った理由は、完全に主役二人のキャスティングだけで、あとはな~んにも知らずに観てます。

この映画については、それで成功でしたよ~合格

 

 

キム・レウォン、やっぱり好きですね~、先日、観た『アメノナカノ青空』(2003年)もホントに良かったんですが、やっぱり良かったですよね。

 

映画の中でジェフンは否定してましたが、やや「おじさんジェネレーション」に入りつつある感じで、つまり大人ってことですよ。

 

ジェフン役は、まあ、かっこよくはないんですよ(^_^;)

仕事はできるみたいですが、抜けてるようなところもあるし、何といっても別れた婚約者に未練がましいのがね~、まあ、「甘い」ですよ。

でも大丈夫です、途中からかっこよくなりますし。

特に最後は好きですね~、詳しく言えないけど。

 

ジェフンの元・婚約者が出てきた時、うわ、チョン・ユミ~はてなマークって思ったんですが、ソン・ヨウンって女優さんでした。

調べたらけっこう出演した映画を観てました。

 

 

コン・ヒョジン・・・私が最初に観た彼女の出演作は『火山高』(2001年)だと思いますが、いっぱい出演作を観てきましたね~。

映画への出演はキム・レウォンよりも多いですしね。

私が特に好きな作品は『家族の誕生』(2006年)と『今、このままがいい』(2008年)でしょうか。

お気に入りの女優さんです。

 

足がホントにきれいなんですけどね、この映画ではあまり映らず。

 

ソニョンには確固とした自分の恋愛ルールがあります。

だからキリっとした人で、また恋愛に冷静で、もしかしたらズルさもある。

けど、実は過去にイヤな目に遭ってるんですよね。

そのへん、一般人ですがネットでの誹謗中傷とは無縁でいられなかった不幸もある。

 

初対面でソニョンがジェフンに「仲良くしよう」とタメ語で話して驚かせる場面がありますが、映画の通り、コン・ヒョジンの方がキム・レウォンよりも1歳年上なんですよね。

 

ソニョンはタフな女性ですが、その強さが同性からは好まれない傾向が、少なくとも日本ではあるかもしれない。

そのあたり、この映画が男性向きかもと私が思う理由です。

 

映画で着てる服も素敵でしたがコン・ヒョジンですからね~。

 

しかし、あれですな、○ックスって単語をああもハッキリと連呼されるってのもなあ~(〃▽〃)

韓国ではいけるんかな。

 

 

イ・サングン監督の『EXIT イグジット』(2019年)以降、私にとっても大きな存在となりつつある、カン・ギユン、この映画のお笑い担当です。

『EXIT』ではまったく役に立たない役でしたが、今回もまためんどくさい役で・・・笑わせていただきました(≧∇≦)

 

 

カン・ギユン・・・新シーン・スティーラー(씬스틸러)の予感・・・ビックリマーク

 

 

ハリキリ社長さんはチョン・ウンインさんです。

この道四半世紀の「ベテラン」俳優。

 

このヅラはてなマークのせいで山崎邦正に見えそうになりますが、山崎邦正にはない風格もある。

 

社長さんはホントにいい人です。

 

社長の隣に座ってる「凪のお暇」っちゅうかモジャモジャ頭の女の子、キョンウンを演じるはイ・チェウン。

AsianWikiさんのプロフィールで調べたら、映画やドラマにいっぱい出てはりましたわー。

 

Lee Chae-Eun (1981)

 

最新作は6月18日に公開されたばかりの、イ・ジュヨンが主演する『野球少女』のキム先生役。

 

 

いわゆる「お局様」のミヨンを演じるはチャン・ソヨンさん。

この方もよく見ますよね~、親近感感じまくり。

 

ミヨンさんは女子社員の優しい先輩のようですが・・・。

 

 

コン・ヒョジンの奥に座ってるユンジュを演じてるのはチョン・ヘリン・・・チャ・ウヌ&イム・スヒャン主演のドラマ、『私のIDはカンナム美人』(2019年)にも出てたそうで、映画は『最も普通の恋愛』が初出演みたいですね。

 

韓国の女の子はやっぱり可愛い、と思って見てると・・・はてなマーク

 

あと、ユン・ギョンホさんがジェフンの旧友の役で出てはります。

 

 

キム・ハンギョル監督はやっぱり女性で、『最も普通の恋愛』が長編監督第一作とのことです。

見事な長編デビュー作でしたね・・・ビックリマーク

 

 

この映画はパンフレットが発売されてないやろ、と思ってたら発売されてました。

渋いわ~(;´∀`)

 

700円(税込)でした・・・って買うんかい!?って感じですが。

 

・ プロローグ

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ プロダクション・ノート

・ キム・レウォン ジェフン

・ コン・ヒョジン ソニョン

・ カン・ギヨン ビョンチョル

・ 監督 キム・ハンギョル

・ 韓国の男女1663人に聞きました 最も普通の恋愛、そして別れは?

・ 作品データ

 

いいんですけど、ちょっとね~(^_^;)

ま~、ファンなら、買わないとね~あせる

 

 

ホント、飲み会の映画みたいなところもあり、お酒が強くないと付き合いきれません・・・ってゆうか主人公が記憶を失くしてますけど。

 

けど、10代、20代の初々しいトキメキ純愛系も胸キュンですが、やっぱり大人の恋愛映画がええです。

 

ちょっと汚れてるのがまた何とも。

 

ですよね~、キレイごとだけではやってけません。

 

ソニョンが「復讐」する場面が楽しい~Σ(゚∀゚ノ)ノ

 

でも、結末はもう半回転ひねって、こうでない終わり方でも、それもまたいい、みたいな気がするんですけど・・・いや、やっぱり完成したままがいいですね。

 

あと、音楽がなんか、フランス映画かイタリア映画のどれかによく似てたような・・・『イル・ポスティーノ』(1994年)かなひらめき電球

 

 

あんまり構えて仰々しい気分で観る映画ちゃいますね。

 

軽い気分で楽しむ恋愛映画で、そういった内容が好きでしたわ。

 

でも、ホントにいい映画ですよ。

観るとちょっと幸せな気分になったりすると思うので、観てください。

 

私はしっかり満足させてもらいました~合格

 

 

でわ、今日におおきに・・・ありがとうさんですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

『最も普通の恋愛』 特別映像

 

 

 

 

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韓国映画 一級機密 2018年

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8月21日~8月30日

京都・みなみ会館さんでこういった特集上映があるそうですNEW

 

【特集上映】生誕100年記念 異端の天才 キム・ギヨン

 

はてなマーク

やっぱり凄いでしょはてなマーク

みなみ会館さんはこんなことをするんですねΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

キム・ギヨン 김기영 金綺泳
1919年、ソウル生まれ。高校卒業後に京都に留学経験あり。国立ソウル大学医学部卒業で医師の資格を持つ。1955年『屍の箱』でデビュー。以来、30本を超える作品を発表。初期の作品は戦時下や戦後の社会を描いたリアリズム調のものが多いが、1960年の『下女』以降、人間のエゴイズムに潜む魔性の美を追求する独自の作風を確立。近年、再評価が進み、1997年の釜山国際映画祭でレトロスペクティヴが組まれ、カンヌ、ベルリン、シネマテーク・フランセーズなどでも作品が上映されている。スコセッシやパク・チャヌクなど映画人からの熱烈な支持も多く、韓国映画史上の怪物と称される。(みなみ会館さんのHPより)

 

上映される作品はこういった作品です映画

 

下女 1960年

玄海灘は知っている 1961年

高麗葬 1963年

レンの哀歌 1969年

虫女 1972年

肉体の約束 1975年

異魚島 1977年

水女 1979年

火女’82 1982年

死んでもいい経験 1990年

 

韓流ブームが始まるずっと前の名作映画・・・です。

なんか、暗いです。

 

私は・・・いや、勉強のつもりで観るべきなんでしょうけど、ちょっとそこまで今はまだ、足を踏み入れられないとゆうか、もっと言えば、しんどそうなので・・・かんにんです汗m(._.)m汗

 

しかしビックリマーク

本物の映画ファンの皆様は是非、みなみ会館さんで観てください!!

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

あらためまして、アンニョン~(^-^)ノ

いつも読んでくださり、ホンマにありがとうです~キスマーク

 

 

 

8月12日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

 

 

 

一級機密

 


一級機密
原題:1급기밀
英語題:The Discloser


(2018年、韓国映画、100分)


監督:ホン・ギソン

脚色:チェ・ユンソク
脚本:アン・ヨンス、チェ・チャンヨル、ファン・ヨンチョル
助監督:パク・ソンジン
撮影:イ・ドゥマン
照明:カン・ソンフン
音楽:チャン・ヨンギュ
美術:チェ・チヨル
武術:イ・ジョンヨン

出演
キム・サンギョン → パク・テイク(朴大益)中領 国防部 軍需本部 外資部 航空部品購買課 課長
キム・オクピン → キム・ジョンスク 記者 PD25時 MBS
チェ・ムソン → チョン・ヒョンソク(天炫席) 外資部長
チェ・グィファ → ナム・ソノ 室長
キム・ビョンチョル → ファン・チュンマン 主任 航空部品購買課
ソ・ヒョヌ → チャ大尉 航空部品購買課
ファン・ボラ → ミラン 航空部品購買課
キム・ギョンナム → カク兵長
イ・ハンナ → キム・ヒギョン テイクの妻
イ・ジウォン → パク・シウォン テイクの娘
チ・ゴヌ → チャ・ギョンチョル 室長 エアスター社 元軍人
ソン・ビョンスク → ヨンウの母
キム・ソンミン → ヨンウの妻
イム・スンデ → ソン・チャンミンPD(プロデューサー)
チ・デハン → 報道局長
イ・ジェグ → 放送局 本部長
ホン・ソクピン → キム・ギシク社長 ミド精密
イ・スンフン → チュ大領 空軍参謀首席副官
カン・スンミン → 病院長 チョン大領

友情出演
パク・チュンソン → チョン・グァンウ チョジュン日報
クォン・テウォン → 師団長
キム・ジュンギ → カン・ホソク将軍 国防部 人事参謀部長

特別出演
ユソン → キャサリン・キム エアスター社 CEO
チョン・イル → カン・ヨンウ 大尉 空軍戦闘機のパイロット
シン・スンファン → チョン・イングク(鄭仁國) 軍法務官


※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。



「反逆の韓国ノワール2018年」として『黄泉がえる復讐』(2017年)と一緒に上映された作品ですが、私は観てませんでした。

 

予想としては難しそうな映画だと思ってたんですが、たしかに難しくもあったけど、予想以上に面白い映画でした。

 

2016年に製作され、韓国では2018年1月24日に公開された作品です。

 

 

「実際にあった軍の不正・汚職事件などを題材に」映画化された作品ですが、あくまでも3つの事件を題材にして一本の映画にしたそうです。

だから一つの事件を事実に忠実に映画化したって感じじゃないみたいです。

 

韓国のnamu.wikiさんでも「3つの事件のうち1つの事件を別にして、インターネットで探してもなかなかどんな内容(の事件)なのか見つからない」といったように書かれてて、もしかするとそれも軍関係の不祥事だからかもしれないですね。

 

韓国の「実話ベースの映画」はやたらとセンセーショナルなので人気も高いけど、「実話の映画化」と「実話に基づいた映画」ではかなり違うと思うので、観たあと、ちゃんと自分で調べた方がいいかもしれませんね。

 

この作品、映画の形としては、一人の軍人がジャーナリストに内部告発する形になっている。

 

 

すみませんが、私はもちろん韓国の軍についてまったく詳しくないので、少しあらすじを書かせていただきますが、間違った書き方もしてるかもしれません。

これはダメって書き方があったらコメント欄などで指摘してくださいね。

 

6か月前 ――

律儀でピュア、元気が良くって誰にでも明るく接する人柄的には問題なしのパク・デイク中領(キム・サンギョン)は、美人の奥さん、可愛い一人娘のシウォンと家族にも恵まれ、将軍になることを夢に真面目に暮らしてました。

 

そんなある日、頑張ってきた結果が出て、ソウルの「国防部 軍需本部 航空部品購買部 課長」に4月14日付けで転出することになった。

 

1つ 私は職務と関連する不正行為を知った場合、通報することを誓いますビックリマーク

 

家族で大喜びのデイクはまさしくホクホク顔で働き始める。

 

 

士官学校の同期だったナム・ソノ 室長(チェ・グィファ)もいるし、部下になる人たちも良さそうな人たちばかりなので、家族のような素敵な職場。

 

上司となるチョン・ヒョンソク部長(チェ・ムソン)は一瞬、怖い感じの人かと思ったんですが、「家族になれて嬉しい」と言ってくれます。

 

デイクは新しい職場で部下たちが困るほど頑張って働き始めるんですが、妻名義の通帳でお金を受け取る慣例があったり、不思議に感じる。

 

 

デイクは軍人ですが、この職場は普通の会社みたいな感じです。

前は軍服で銃を持ちつつ若手の軍人さんを訓練してたんですが、軍需本部ではデスクワークですね。

 

それは一般の会社でも一緒でしょうけど、軍人さんも出世のためには上司の顔色を伺いつつ、気を使います。

また肩のところの階級章の星ですか、これで判断される階級も絶対。

 

デイクはそこまで計算高い人ではなかったけど、もともと酒に強いし、呼び出されたらもちろん断らないしで、チョン・ヒョンソク部長や人事参謀部長にも目をかけてもらうことになる。

 

しかし、仕事をする中で、米国のエアスター社の部品のみが優先的に供給されていることを発見し、過去の部品購入履歴に疑問を感じます。

 

 

そして、空軍戦闘機のパイロットであるカン・ヨンウ大尉(チョン・イル)と会い、戦闘機の部品の選定にかんする疑惑を告げられます。

エアスター社との独占的な取引は明らかにおかしいし、しかもエアスター社の部品には欠陥があるのでその部品を使った戦闘機を操縦するパイロットの命にもかかわるのです、と。

 

それでもデイクは釈然としないまま、カン大尉の言い分を聞き流してしまったのですが・・・。

 

 

そして、カン大尉が任務中に墜落事故を起こすが、それをパイロットの過失だとこじつけて収めようとする過程を目にして、衝撃を受ける。

 

周囲の誰もが生真面目なテイグに、それが当然なんだと納得させようとし、報告したチョン・ヒョンソク部長からは圧力をかけられてしまうが、妻子のあるカン大尉が生死の境をさまよっていることを知るテイグは後悔と罪悪感にさいなまれていた。

何よりも軍人としてこれを見過ごすことが正義に値するのか・・・。

 

しかも、エアスター社と連携した米国防総省と韓国の国防部の間で、次世代戦闘機導入も進行していることを知り、テイグはチョン・イングク軍法務官(シン・スンファン)を通してMBSの報道番組「PD25時」の記者、キム・ジョンスク(キム・オクビン)と接触し、国益というきれいごとにかこつけた軍内部の組織的な不正行為を告発していくことを決心するが・・・。

 

 

キム・サンギョンさんの映画もかなり観てきましたが、この『一級機密』はサンギョンさんの出演作の中でもホントにいい映画でした。

 

サンギョンさんの演技、素晴らしかったです。

 

 

チェ・ムソンさん演じるチョン・ヒョンソク部長。

圧のかけ方が底知れず怖い。

 

彼の右腕であるナム・ソノ 室長を演じるチェ・グィファさんもさすがにイヤ~な本性の出し方が上手いですね~。

 

 

キム・ビョンチョルさん演じる航空部品購買課のファン・チュンマン主任。

最初はムードメーカーで人あたりがいいんですけどね~、途中からデイクが「家族を裏切る」と知るとコロッと態度を変えてくる不愉快なヤツ。

 

航空部品購買課には『8番目の男』(2019年)で「被告」だったソ・ヒョヌさんもいますし、ファン・ボラも働いてます・・・役でですよ。

 

航空部品購買課のような部署では軍人さん以外の人たちも働いてるのかなはてなマーク

制服を着てる人と着てない人がいます。

 

 

テイグがエリート軍人の道を歩んで将軍になることを期待していた妻と娘ですが、内部告発者として冷遇されるだけでなく、家に脅迫電話までかかってきてしまったことで、恐怖すら感じることに。

 

でも、最後は夫、パパを信じる姿に私は大感動でした( ;∀;)

 

 

報道番組「PD25時」の記者、キム・ジョンスクを演じるのはキム・オクビン。

クセのないキャラだからかもしれないけど、私には何だか影が薄く感じられました。

いつものように美人ですけどね。

 

 

私がこの映画をそこまで実話だと思わなかった理由の一つ、ユソン演じるエアスター社CEOのキャサリン・キム(^_^;)

だってなんか、他の登場人物と比べて作ったようなキャラなんやもんあせる

 

キャサリン・キムには長身の男がボディガードのように付いてますが、この男が最後には重要な役になる・・・。

 

 

「敵は、国家」はちょっと違うような気がする・・・。

 

「国家」って言葉は別に権力者や偉い人を指すとは私は思ってないので・・・この映画の場合、むしろ敵は反逆者とでも呼ぶべきではないかな。

 

 

デイクの人柄がね~、軍人さんとは思えないほど、普通のおじさんで、人がいいから・・・後半、彼が苦境に陥る姿が悲惨です。

 

多くの人はテイグのようには行動しないでしょう。

やっぱり我が身が大事ですからね。

 

だからこそ、テイグの行動は尊いですよ。

 

彼は軍人さんですからね、だから国家=国民をああして守ったと思うんです。

なんぼ上辺で愛国心だの、国のために死ねるだの言い立てても、他の国民を騙し、裏切っててはぜんぜんダメでしょう。

 

この映画は隠蔽されている汚職を告発する映画で、だから怖いんですけど、逆に私はこの映画を観たことで、こういった不正、談合ですか、いかにもあるだろうと思いました。

 

それが軍とマスコミと、そして政治まで結びついているから怖いので、テイグのような人物こそ、軍人さんに相応しい。

四角四面で正義感が強すぎる方でこそ、軍人さんとして讃えられるべきでしょう。

 

私も人には狡さも必要だと思うけど、根っから人がいいこそ土壇場でも正義を実行できると思うんですよ。

 

この映画を観ていて、やはりその正義に心から感動しました。

そういった意味で、いつもの韓国映画ですよ。

 

韓国映画はいつも、私に正義を考えさせる・・・。

 

私は軍律を守る軍人である前に

この国の法律と良心を守るべき ―― 市民なのだと

 

何人かの軍人が国益と国家保安を盾に真実を隠し

軍人の名誉を汚しました

 

私が着ている軍服は腐敗した軍人ではなく

国家市民に与えられたものです

 

軍人は ―― 敵と戦うべきです

 

 

ホン・ギソン監督は『一級機密』の撮影を終えて3日後の2016年12月15日、ご自宅で突然、亡くなられたそうで、『一級機密』が遺作となりました。

享年59。

 

心から哀悼の意を捧げます。

 

ホン・ギソン監督の前作は『イテウォン殺人事件』(2009年)でした。

 

 

グンちゃんの名演もあり、この作品も好きでした。

 

 

最後に、日本の自衛隊の皆様に感謝の気持ちをお伝えします。

正義に基づいて、毎日、働かれている自衛隊の方々に。

 

自衛隊は軍隊ではないけれど

私たち国民に本当の危機が迫った時、戦ってくださる方々です。

 

軍隊ではなく、外国を攻めることも絶対にないけれど

それでこそ世界に誇れる気高い自衛隊ではないでしょうか。

 

今日も読んでくださり、ありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【映画日記】 ビーイング・フリン インクレディブル・ハルク アンタッチャブル

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ドンッNEW8月14日から公開中ですNEWドンッ

 

ディヴァイン・フューリー 使者

映画 『ディヴァイン・フューリー 使者』 公式サイト

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

8月は私も戦争について考える時間が多く、今夜はソル・ギョング&ヨ・ジング主演の『西部戦線1953』(2015年)を観てました。

『西部戦線1953』、観れば観るほどいい映画です。

私も最初に観た時とは感想がだいぶ変わってきました。

戦争についての映画としてはかなりの傑作だと思いますので、まだ観られてない方は是非、観ていただきたいと思います。

 

 

 

今日は、ここ最近に観た3つの映画について書かせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月9日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

ロバート・デ・ニーロ エグザイル
Being Flynn


(2012年、アメリカ映画、103分)

監督・脚本:製作:ポール・ワイツ
原作:ニック・フリン
撮影:デクラン・クイン
美術:サラ・ノウルズ
衣装:オード・ブロンソン=ハワード
編集:ジョーン・ソーベル
音楽:バッドリー・ドローン・ボーイ


ロバート・デ・ニーロ
ポール・ダノ
ジュリアン・ムーア
オリビア・サールビー

ウェス・ステューディ
リリ・テイラー
キャサリン・ウォーターストン
デイル・ディッキー

 



名優ロバート・デ・ニーロとポール・ダノの共演で、ニック・フリンの自伝的小説「路上の文豪、酔いどれジョナサンの『幻の傑作』」をポール・ワイツ監督が映画化した作品ってことです。

 

ある日、青年ニックのもとに突然、ずっと音信不通だった父親から、アパートを追い出されたために荷物運びを手伝ってほしいという連絡が入り、その後、いろいろあり、本人の落ち度と不幸も重なり、ほどなくしてニックが働くようになったホームレス支援施設に、仕事を失って行き場がなくなった(かなり迷惑な)父親が現れ・・・って話です。

 

 

「この男、行き着く先に〝事件〟あり」とかあせる

DVDのタイトルが『ロバート・デ・ニーロ エグザイル』で、いかにもノワールっぽいジャケットの画像で、まるで、やばそうな雰囲気のタクシー・ドライバーが何事か事件を起こしそうとゆう、これまでに見たこともないような映画に思ってしまうんですが、ぜんぜん完全に違いますな。

 

『ビーイング・フリン 僕と父さんをつなぐもの』って別のタイトルの方がずっと内容に合ってます。

 

そんなサスペンスとかスリラーとかじゃなく、現実的なドラマでした。

自伝的小説が原作なんだからそれもそうですが。

 

 

それにしても、そこそこ経験豊かなはずの年配の男性が一気に貧困に陥り、自分が横目で見ていたホームレスになっていってしまうそのリアルな現実、そして、プライドだけはやけに高かったために周囲を困らせまくり、息子の人生にも暗い影を落としていく流れが衝撃的すぎました。

ホント、怖かったですよ。

 

アメリカって進んだ国だと思ってたので国民の最低限の生活は何とかして保証していくのだと思ってたんですが、その最低限がホントに低い。

日本はさらに、その人が貧困に陥ることはその人自身の結果責任で、お金を稼げなかったことが「恥ずかしい」ことだと考えさせられるような社会のムードなので、権利としてセーフティネットを望むことすら選択肢にないような空気が強く定着してきたように思うのですが。

 

まあ、いっぺんも貧困を経験したことのない人間が、貧しい人たちを罵る、嘲るだなんて、最も卑しい行為じゃないんですかね。

ネットではそういった言説も(非常に気分悪いけど)目にすることもありますし、自分がそこそこの人間だってことを自慢してるのもいますよね。

けど、おのれがいかに、ちゃんと収入を得ているかを自慢するよりも先に、苦しんでる人たちのことを思いやるのがずっと先だと思うけどね。

 

この映画の場合、主人公の父親が貧困に陥るのは本人が自分は作家であると考えるゆえに、理性的にいろいろ考えられなくなってるように思えるので、そりゃ映画を観てる時には父親にイラッときましたよ。

お父さん、今はちょっと冷静になろ、って。

お酒もやめ~、と。

 

それでも、その人が野垂れ死ねばいい、なんてはずはない。

作家になることを目指したり、芸術家であることを重要に思うのは当然の権利だし、まず最初に安定した生活を確立してからだなんて考えられない時もあるでしょうし、まず社会ってものはお互いに助け合うために発生したと思うから。

まあ、現実的には、収入を確保してから文学をやったり、音楽をやったりする人の方が圧倒的に多いんだろうけど。

 

私は小説を書いたり、絵を売ってお金を得たりするって発想も意欲もなかったけど、今でも芸術家の人たちに憧れも感じてますので、なんぼ迷惑な人であっても、この映画でロバート・デ・ニーロが演じたような人物もいていいように思いました(人種差別的な発言とか暴言、それからうるさい怒鳴り声は許せないけど)。

実際に深く付き合うかどうかはともかくね。

存在は認めるのはスジでしょう。

 

父親も息子もほぼ地獄を見たと思いますが、映画は爽やかさすら感じる結末だったと思います。

そうゆう結末だからこそ、文学として書かれたんだし、映画にもなったんでしょうけどね

 

 

この映画、ホントに素晴らしかったです合格

観てる間はかなりきつかったし、イヤだなぁ~って思ったんですけどね、最後まで観て、素直に好きになりました。

 

ポール・ワイツ監督の他の作品って観たことないんですが、観たいと思った。

 

そして、主人公のニック・フリンを演じたポール・ダノってこれまで非常に苦手だったんですが、この映画でいい俳優さんだと思いました。

 

偉大なロバート・デ・ニーロは言うにおよばず・・・ニューヨークってことだからでしょうけど、私の好きなリリ・テイラーも少しだけ出演してて(もっとロバート・デ・ニーロとからんでほしかったな~)、お母さん役のジュリアン・ムーア、主人公と付き合う女性役のオリヴィア・サールビー、みんな素晴らしかったです。

 

悪役の印象が強いウェス・ステューディも真逆に素敵でしたね。

 

まだ観ておられなかったら、是非。

 

息子が薬物に溺れていく時に流れた曲がバットホール・サーファーズの「ペッパー」(1996年)で、私にはよくわかりませんが、薬物に溺れる時にピッタリな音楽なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月10日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk


(2008年、アメリカ映画、114分)


監督:ルイ・レテリエ
原案・脚本:ザック・ペン
撮影:ピーター・メンジース・Jr.
美術:カーク・M・ペトルッセリ
編集:ジョン・ライト、リック・シャイン、バンサン・タベロン
音楽:クレイグ・アームストロング
音楽監修:デイブ・ジョーダン

エドワード・ノートン
リブ・タイラー
ティム・ロス
ウィリアム・ハート
ティム・ブレイク・ネルソン
タイ・バーレル
クリスティーナ・キャボット
ロバート・ダウニー・Jr.



実験中に大量の放射能を浴びた科学者ブルース・バナーが何かのきっかけで緑色になる物語。

 

「マーベル・シネマティック・ユニバース」の中で観ていない作品を少しでも観ておこうと選んだ作品ですが、よく考えたらアン・リー監督の『ハルク』(2003年)も観てませんでした。

 

正直、期待していたよりもかなり面白くない作品でした汗

 

いや、俳優さんたちの演技のことはよくわからない私ですら驚異的な演技力をいつも披露するだろうと信じてきたエドワード・ノートンがなぜこの映画に主演したのかはてなマーク意義が見いだせない・・・汗とそこにガッカリ感があったように思います。

 

この人が出るからには何かそこに新しい表現があるのだろうと期待してしまってるので・・・まあ、ホントに普通の映画じゃないですか・・・。

 

ルイ・レテリエ監督の作品としても、私はこの次の『タイタンの戦い』(2010年)の方がずっと楽しめたと思います。

 

 

こういったコミックの映画化、SF映画の中のラブストーリー要素って、私はこだわる方で、エドワード・ノートンとリブ・タイラーって二人とも好きなんですが・・・そこも刺さらなかったなあ汗

 

でも、観ておいて良かった。

 

!!

そういえば最初の方でヒクソン・グレイシーが普通に俳優として出演してたのが驚きでしたわ。

 

そして、スタン・リーさんがブルース・バナーの血の入った飲み物を飲んじゃってましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月14日、この映画を観ましたカチンコ

 

 

アンタッチャブル
The Untouchables


(1987年、アメリカ映画、119分)

監督:ブライアン・デ・パルマ
原作:オスカー・フレイリー
脚本:デビッド・マメット
撮影:スティーブン・H・ブラム
編集:ジェリー・グリーンバーグ
音楽:エンニオ・モリコーネ

ケビン・コスナー
ショーン・コネリー
アンディ・ガルシア
チャールズ・マーティン・スミス
ロバート・デ・ニーロ
パトリシア・クラークソン
ビリー・ドラゴ
リチャード・ブラッドフォード

 



禁酒法時代ののシカゴでは顔の丸い男がワガママし放題だったが、財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネスがアル・カポネに敢然と戦いを挑むビックリマーク

ベテラン警官のマローン、射撃の名手ストーン、税理士のウォレスといった仲間に恵まれたネスだが、ギャングはあらゆるところに手を回していた。

 

最初に観たのはテレビ放送でしたが、そのあと、DVDを借りて観てます。

また観たくなったんですが、今回、観ててアンタッチャブルズのやり方がえらい荒っぽく感じられましたあせる

いいのかなあ~、あそこまでやってあせる・・・と。

 

特にネスが殺し屋を墜落死させるのは復讐にしてもやり過ぎじゃないかなあ~(^_^;)

生かしておいた方が、カポネをさらに追い詰められただろうに。

まあ、あの状況ではもう、殺った殺られたの殺伐とした世界かもしれないけど、ネスが初めて人を射殺したあとの動揺も印象的だったので・・・この映画、観ようによっては「普通の人も土壇場でなら簡単に人を殺せる」ってことも描かれてる気がしてならない。

まあ、そうなんでしょうけど、間違えて殺したらどうするの。

 

私も最近、映画の中の殺人であっても、考えさせられることが多いですし、「殺さない」ことを選べないのかと思うんですよね。

 

 

それにしても今回、観てて思い知ったのがエンニオ・モリコーネの音楽の素晴らしさですね。

 

私はエンニオ・モリコーネの音楽には詳しくないのですが・・・『アンタッチャブル』の音楽は『ザ・シークレット・サービス』(1993年)に近いと思ったけど、同じくらい素晴らしかったです音譜

より感動的なのは『アンタッチャブル』の方かなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういったわけで、8月になってから観た、アジア映画以外の映画3作品について書かせていただきました。

お好きな映画はありましたかはてなマーク

 

今日もおおきに、ありがとうでしたキスマーク・・・アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

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BATS 蝙蝠地獄 1999年 (アニマル・パニック映画)

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうございますキスマーク

 

 

 

アメリカのロック・バンド、「チープ・トリック(Cheap Trick)」・・・私は詳しくはないのですが、1曲、「サレンダー(Surrender、1978年)」って歌がホントに好きなんですよ。

 

「サレンダー」は『レベルポイント Over the Edge』(1979年)って映画のサウンドトラック・アルバムに入ってたことで知った曲なんですが、その『レベルポイント』って映画自体は観たことがないんです(その映画はカート・コバーンやキム・ゴードンが自分の人生に大きな影響を与えた映画だと言ったそうで、観てみたいんですけどね)。

 

で、数日前に気づいたんですが、2016年5月、パール・ジャムのMSGでのステージに、チープ・トリックのメンバーがゲストで来て、共演した時の映像があったんですよひらめき電球

 

Surrender (Cheap Trick Cover) - Pearl Jam at MSG 5/2/16 with Rick Nielsen of Cheap Trick

上矢印 動画はYouTubeでしか再生できないようです。

 

チープ・トリックのリック・ニールセンさんのイチビリ具合もめっちゃ楽しいんですが(幾つなんだよッ)、私ゃこの演奏を聴きつつ、エディ・ヴェダーの歌にホントに感動してまいました。

「サレンダー」は明るめのポップ・ソングだと思いますが、そうゆう歌だから余計とエディ・ヴェダーの深淵を感じましたよ。

正直、泣きましたよ(T_T)

 

私もまた、ちゃんとパール・ジャムを聴かんとあきませんな。

このライヴだったら行きたかったな~(≧∇≦)

 

私、きっと、パール・ジャムも好きだと思うんです。

もちろん、チープ・トリックも・・・。

 

 

 

え~、今日、書かせてもらった映画は、怖い動物の大群が人間たちを襲ってくる作品です・・・苦手な方はご注意を~ビックリマーク

 

8月19日、この作品を観ました映画キラキラ🦇キラキラ🦇キラキラ🦇キラキラ🦇キラキラ🦇キラキラ

 

 

 

 

 

BATS 蝙蝠地獄

 

 

BATS 蝙蝠地獄
原題:Bats
韓国語題:박쥐

中国語題:蝙蝠


(1999年、アメリカ映画、90分)


監督:ルイス・モーノウ
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ジョージ・ムーラディアン
編集:グレン・ガーランド
音楽:グレーム・レベル
特撮:エリック・アラード

ルー・ダイアモンド・フィリップス ⇒ 保安官エメット・キムジー
ディナ・メイヤー ⇒ シーラ・キャスパー博士
ボブ・ガントン ⇒ アレクサンダー・マッケイブ博士
レオン ⇒ ジミー・サンズ
カルロス・ジャコット ⇒ トーベ・ホッジ博士
デイビッド・マコーネル ⇒ ウェズリー・マン副委員長
マーシア・デンジャーフィールド ⇒ アマンダ・ブランソン市長
オスカー・ローランド ⇒ スワンベック博士
ティム・ウィテカー ⇒ クイント
ジュリアナ・ジョンソン ⇒ エマ
ジェームズ・ユー ⇒ ジェームズ軍曹

 

日本語吹き替え版

ルー・ダイアモンド・フィリップス 後藤淳
ディナ・メイヤー 石塚理恵
ボブ・ガントン 石波義人
レオン 落合弘治

 

 

何か「アニマル・パニックもの」でいい作品はないですかはてなマークって話の中で、ブロともさんのさんせんさんに紹介していただいた作品です。

 

監督は ルイス・モーノウ Louis Morneau って方ですが、調べてみたけど、私はこれまでに監督作を1作も観てないようです。

ホラー、パニック、アクション系を作ってはる監督さんのようです。

 

 

テキサスの小さな町ギャラップで人が亡くなる事件が発生し、どうもコウモリが犯人だってことになる。

それは「生物災害」だった。

 

状況を調査するために、アトランタのCDC(疾病管理センター)のホッジ博士は野生動物学の専門家、シーラ・キャスパー博士と彼女のアシスタント、ジミー・サンズ、そしてアレクサンダー・マッケイブ博士を集め、状況について調べてもらうことになるんですが、割と早い段階でマッケイブ博士が実は私のラボから2匹、逃げ出した、コウモリは私が実験でウィルスによって知性を高め、集団で行動するように、さらに雑食性になるよう遺伝子組み換えをやったんだとサラッと明かす。

しかもそれがコウモリの間では「伝染る」とか。

 

キャスパー博士はコウモリが人を殺すはずなんてない、と主張するが、マッケイブ博士の実験のせいでコウモリはめちゃ強になっていたのだった。

 

コウモリや野生動物学にまったく詳しくないキムジー保安官とも協力しつつ、みんなでこの事態を解決しようとするのですが・・・。

 

 

最初の方は怖いです。

 

でも、「ホラー映画」ではないように思います。

やっぱり「パニック映画」ですね( ゚ー゚)( 。_。)

 

あと、私はコウモリについて詳しくないけど、この映画はちゃんとした知識に基づいてるんじゃないかと思いました。

その分、セリフはやや、難しいのですが・・・。

なかなか科学的な映画です。

 

 

キャスパー博士やキムジー保安官はコウモリの住処を見つけて何とかしようと頑張るんですがコウモリたちはそれを越えてくるので、さらに事態は深刻に・・・。

なのに一番の元凶であるマッケイブ博士は特に何もせず。

 

そして市長から町の人たちに避難するよう言ってもらってたのに、町の人たちはそんなに深刻に考えずにいつも通りにしてたために、町に来たコウモリによって大惨事に。

 

昼間のうちはコウモリは巣に帰るので、その間だけ、次の対応が考えられるのですが・・・アメリカ映画なのにで、いつも通り軍隊が何でもかんでも吹っ飛ばすと絶対に主張するのだった。

爆発の好きな国やわ~。

 

しかしコウモリは寒さに弱いのでそれが使えるのだった・・・ビックリマーク

 

 

シーラ・キャスパー博士を演じるのはディナ・メイヤーで、特にどの映画ってことはともかく、私も知ってる女優さんで、何となく好印象です。

割とホラーとかによう出てはるみたいですね。

 

キャスパー博士は、洞窟の中で調査してたり、地道に学問をやってきたんでしょうけど、キャラとしてはセクシーな美人博士ですか、まあ、いかにも映画的な女子キャラ。

イヤ、それにしても、ちょっと美人すぎない~はてなマーク(^_^;)

 

キャスパー博士のアシスタント、ジミー・サンズは、臆病だけどいつも軽口を叩いて、上手いこと言う人。

ビビリだけど仲間思いなのがいいんですね~。

 

 

エメット・キムジー保安官を演じるのはルー・ダイアモンド・フィリップスで、あんまり観た出演作とか覚えてないけど、やっぱり好印象です。

顔がなんか日本人的にも親しみやすい。

 

とにかく1998年のアクション・コメディ映画、『ビッグ・ヒット』で演じたコミカルな悪役がかっこよかったんですよね。

 

『ビッグ・ヒット』はテレビで一回、観ただけですけど、とても気に入った覚えがあります。

また観たいです。

 

 

キムジー保安官は、コウモリとかそっち系の知識は皆無ですが、基本、勇敢で責任感の強い、いかにも保安官な人。

しかし、テキサス人としては意外な趣味があったりするようです。

 

博士が男で保安官が女でもよかったね。

 

 

借りてきたDVDには日本語吹き替え音声もあるんですけど、ちゃんとした吹き替えで、それで観ると、昔、地上波で映画を観た時の気持ちを思い出します~。

声優さんが皆さん、お上手なのでこの映画は吹き替えで観る方がムードがあるかもしれない。

 

またDVDにはけっこう多めの映像特典もありました・・・見てないけど。

 

 

いわゆる「B級」かなあ・・・と思って観てると、そうも思えないんですね。

これがB級なら、もっとB級の映画もいっぱいあるし、相対的にC級、D級、E級になってしまう映画もいっぱいあるでしょ。

 

爆発がね・・・かなり激しいので、最後までドンッ

爆発が観ものな映画でしたよね。

アメリカの広大な土壌ですので、ひと気がなければナンボでも爆ってもいいよ、みたいな・・・そうゆう派手さはかなりのものです。

 

ただ、撮影としては、監督の趣味でしょうか、何度も歪んだ鏡に映った映像みたいにグニャ~っとなるのが、個人的にはあんまり好きではなかったですね。

 

 

コウモリは大群の時はCGで、ハッキリ映る時は、なんかお箸とかで首のあたりを動かしてる感じのゴムの人形っぽいんですが、時々、急にリアルに映る時もありましたけどね。

まあ、CGも人形も、作ってるとすぐ気づいてしまうんですが・・・。

 

映画としては前半は怖いんですが、後半に行くにつれて怖さはなくなっていったように思います。

 

ですので、けっこう小さいお子さんでも観て大丈夫な気がしましたね。

コウモリに興味があるお子さんに観せてあげてははてなマーク・・・と思ったけど、前半に被害者のご遺体が映ったりするのでやっぱり無理ですねあせる

 

 

それにしてもなんでこうゆう映画の、手に負えなくなる怖い存在を研究で生み出した研究第一の迷惑な博士って「おお、我が子よ・・・わしの思い通りじゃ・・・よう育ったビックリマーク・・・さ、おいで~」みたいに半分狂いかけになってから襲われるんでしょうねはてなマーク

やっぱり賢すぎる学者は紙一重なのか。

 

それに対して、もう一人の、仕事だけが取り柄の、強くも何ともなさそうな、CDCのホッジ博士は、コウモリにやられてるキャスパー博士を急に身を呈して必死に救おうとして・・・なんかそこ、印象的でした。

キャスパー博士も哀しそうにその死を悼んでましたし・・・そこ、好きでした。

 

私思うにホッジ博士は、キャスパー博士が好きになってて、この惨事が終結したらデートにでも誘おうかと思ってたんじゃないですか。

まあ、それもかないませんでしたが・・・。

 

とにかくこの映画には恋愛要素とかはなしです。

 

 

ちゃんとした映画だと思うんですが・・・やや、緊張感に欠けるとゆうか、怖さが少しずつ減っていく印象でした。

コウモリは怖いし、残虐度もそこまで低くはないんだけど、私としても怖い映画と思って観てるから、もうちょっと怖い方が嬉しいかな。

 

襲われてる状況をハッキリ撮さないし、そのあとのご遺体の損傷具合もそこまでではないので、ちょっと噛まれてビックリして死んだように思えなくもない。

使えるお金があったら、コウモリが大量にたかるビックリマークからの~、コウモリが消えると、食いちぎられてボロボロになった死体が汗くらいやってほしかった気もします(それを見たら見たでイヤがったりもするんでしょうけどね~)。

 

でも、特に主要な登場人物が襲われる場面ではカメラもグラグラしてるし、画面も暗く・・・ただキャラの悲鳴だけが長く続き、よくわからないながらも、「ああ、もうこの人はダメなのかな汗」と心配にはなります。

 

話としては、あれを試すが・・・ ⇒ ダメ、これをやってみるが・・・ ⇒ ダメ、からの~、最終決戦!!みたいな、よくある話だと思うんですけど、それもアニマル・パニック映画のお約束なのかもしれないし、そう作るしかないのかもしれないですよね。

 

でも、最後まであれやこれやいろいろ展開していくので、私は、えはてなマークまだ何かさらにやるの~はてなマークあせると驚きましたけどね。

 

『BATS2 蝙蝠地獄』(2007年)って続編もありました。

原題は「Bats: Human Harvest」で、「Sci-Fi Channel original movie」、つまりテレビ用の映画だそうです。

 

また時間があったら観てもいいですね。

 

 

このタイプの「アニマル・パニック」映画が好きな人向きの映画でしたね。

 

いろいろいいシーンもあって、私は気に入りましたよ~合格

 

おちゃらけてない、基本、シリアスな作りってのがホントに良かったです。

 

こうゆう映画を久しぶりに観たし、アメリカ映画のこれ系も久しぶりだったし、アメリカの田舎の風景を見れたのも楽しかったです~。

 

さんせんさん、ご紹介、ありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

でわ、でわ、今日も最後までありがとうでした・・・キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

控制/コントロール 2013年 ダニエル・ウー主演

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ディヴァイン・フューリー 使者

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鬼手 キシュ

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最も普通の恋愛

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※ 大阪・シネマート心斎橋さんでは8月27日まで、福岡・KBCシネマさんでの公開は9月12日~9月18日です。

 

 

 

悪人伝

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はちどり

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マルモイ ことばあつめ

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世宗大王 星を追う者たち

映画 『世宗大王 星を追う者たち』 公式サイト

 

ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。ハン・ソッキュが世宗大王、チェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった作品ビックリマークですね。

監督は『八月のクリスマス』(1998年)のホ・ジノ監督ですね。

 

韓国の歴史映画が好きな方々は観に行かねば・・・!!

私もできるだけ観に行きたいと思います。

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

你们早!(^-^)ノ

いつも谢谢您ですキスマーク

 

昨日、ってゆうか一昨日は、『TSUNAMI ツナミ』(2009年、ユン・ジェギュン監督)を観ました。

この映画は災害の映画でもありますが、それに至るまでは群像劇のドラマでもありますね。

今は海雲台(ヘウンデ)のようなビーチにも行けないし、夏の間に観ておきたいと思ってたんですが、やっぱり好きですね。

イ・ミンギくんがホント良いです。

 

そして今夜、ってゆうか日付け的には昨夜は『国際市場で逢いましょう』(2014年、ユン・ジェギュン監督)を観てたんですが、ホントに何度観ても素晴らしい傑作・・・もう泣けないかと思ってもまだ泣けます~。

 

ファン・ジョンミンさんがイ・ジョンジェさんと共演した『ただ悪から救いたまえ』、韓国では8月5日から公開がスタートし、また大ヒット確実ですね~。

『ただ悪から救いたまえ』は、ヒットマンとしての最後の仕事を請け負ったことで新たな事件に巻き込まれるインナム(ファン・ジョンミン)と、彼を追う無慈悲な追撃者レイ(イ・ジョンジェ)の凄まじい死闘を描いたハードボイルドアクション映画・・・だそうで、めっちゃくちゃ面白そうですドンッ

日本で観れる日が楽しみやわ~(≧∇≦)

 

 

 

 

 

さて、レンタルですが、8月21日、私はこの作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

控制 コントロール

 

 

控制/コントロール
原題:控制
韓国語題:컨트롤
英語題:Control


(2013年、中国・香港・台湾合作映画、92分)

キャスト&スタッフ
Cast & Staff

■スタッフ
監督・脚本:ケネス・ビー
製作:スティーブン・フォン『太極(TAI CHI)』(監督)/ローザ・リー/ダニエル・ウー
撮影:ロマン・ジャコビ
VFX:ニクソン・フォン『マトリックス』シリーズ
音楽:アンドレ・マシアス/ダン・ナカムラ

■キャスト
ダニエル・ウー『プロジェクトBB』『新宿インシデント』
ヤオ・チェン『ソフィーの復讐』
サイモン・ヤム『エレクション』
レオン・ダイ『レイン・オブ・アサシン』
アン・イーシュアン「僕たちのプリンセス」

 

■出演

ダニエル・ウー → マーク

ヤオ・チェン → ジェシカ

サイモン・ヤム → タイガー

レオン・ダイ → デビル

アン・イーシュアン → ミミ

シャオ・ビン → サム

発売元:ツイン
販売元:ミッドシップ

 

映画 『控制/コントロール』 予告篇

 

 

解説: 監視システムが張りめぐらされた近未来の犯罪都市を舞台に、恐ろしい陰謀に巻きこまれた男の運命を描いたサスペンスアクション。統合失調症の母を抱える保険セールスマンのマークは、会社の上司から裁判で偽証するよう命令され、その報酬として多額の金を手に入れる。ところが、その直後に謎の男から脅迫電話を受け、母親の介護のために貯めていた全財産を奪われてしまう。弱みを握られたマークは、男の指示どおりに強盗や闇取引に手を染めながらも、その正体を暴くべく奔走する。主演は「新宿インシデント」「香港国際警察」のダニエル・ウー。(映画.com

 

 

先日、レンタルしたDVDに予告編が収録されてて、お~、中国のSF映画か~!?と、観たくなった作品です。

 

アメリカの脚本家が書いた「リモート・コントロール」がベースになってるそうです。

 

映画全体で特殊効果ショットが50%以上、とのことですが、そこまで徹底したSF映画って感じでもなかったように思います。

正直、ハリウッドのSF映画と比較してビジュアル的に秀でている印象はなかったですね。

見たところ、『マイノリティ・リポート』(2002年)に近い感じじゃないかなあ・・・。

なんしか、十年後くらいの近未来ですね。

 

私としては、もっと車が空を飛ぶとか、ロボットも働いてるとか、未来の珍しい機械も出るとか、そうゆうSF映画らしい要素をもっと増やしてもらった方が嬉しかったです。

 

 

主演はダニエル・ウー。

私もまだ数作品しか出演作を観れてませんが、それでも印象深いイケメン俳優さんです。

 

この作品ではプロデューサーも担当してて、映画の舞台となる「罪の都」のデザインにも積極的に参加し、セットの管理も全て自分で行ったそうです。

 

 

ダニエル・ウーさんもですが、同時にヤオ・チェンも出演してることでさらに観たくなったところもありました。

ヤオ・チェンは1979年10月5日出生于福建省泉州市石狮市、中国内地女演员です。

 

私はヤオ・チェンの出演作は、『ソフィーの復讐』(2009年)、『モンスター・ハント』(2015年)、『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』(2015年)、『西遊記2 妖怪の逆襲』(2017年)といったところを観てるんですが、料理長の厨子天师役で少しだけ出演した『モンスター・ハント』や九宫真人役だった『西遊記2』でホントに好きになったんですね。

なんか、笑いのセンスが国境を越えてた気がして嬉しくなって。

美人が笑いを取りに来るのが好きなんですよ~。

 

それで、いつもヤオ・チェンが出演してる映画が観たかったんです。

 

『モンスター・ハント』のヤオ・チェン。

妖怪王子を料理しようとしてひどい目に遭うメラメラ

 

 

 

 

あと、ヤオ・チェンが出てる映画では、アンディ・ラウ主演の『風暴 ファイヤー・ストーム』(2013年)もあるので、また観たいところですが、主演作の『失踪、発見』(2018年)は日本ではDVDが出てないのかな。

 

もちろん、中国ドラマにも出てるので、ドラマのファンの方々の方がお馴染みかもしれないですね。

 

 

で、物語ですが、私には前半、なかなか難しく・・・後半で真相が浮かび上がる時、ようやくわかってきた感じなんですが、とにかく騙される映画で、アイディア一発なところもあり、説明が難しいんですね。

まあ、うちはネタバレもしませんけどね。

 

だから、ここはツインさんのあらすじを転載させていただきますね。


近未来犯罪都市の陰謀に巻き込まれた男の壮絶なる攻防戦!
革新的な映像美でスタイリッシュに描くネオ・ノワール・アクション!!


Story

 

完全なる監視システム 仕掛けられた罠 すべてを操る〝黒幕〟は誰だ――

モニタリングシステムが張り巡らされた近未来のハイテク都市。会社命令により法廷での虚偽の証言を強要された保険セールスマンのマークは、その報酬として、統合失調症の母をまともな施設に移す為の多額の金を手に入れた。しかし、その直後に謎の男から脅迫電話を受け、口座の全財産を奪われてしまう。自身の弱みを握られ執拗に恐喝を受けるマークは、その男の正体を突き止めようと奔走するが、そんなマークに新たなミッションが突き付けられる…。

 

 

ダニエル・ウーさん演じる主人公、保険会社の営業マンであるマークですが冒頭、ギャングたちに拉致され、倉庫に連れて行かれた、

 

 

大金の所在を明かすよう脅されるが、マークはこれを拒否。

即、ボコボコにされてしまい、「あんた誰!?」ってほどの顔になってしまいます。

 

このボコられて腫れ上がった顔のダニエル・ウーさんがやたらブサイクでホントにイヤなんですけど、現在は現在で話が進みつつ、過去の回想シーンがほとんどですので大丈夫です。

ほとんどのシーンは殴られる前ですからね。

 

 

で、そうこうするうちに黒幕のボス、タイガーが出てくるんですが、サイモン・ヤムさんの声がぜんぜん違うので、ずででででっDASH!とズッコケそうになりますね、いや、ホントにあせる

 

たしかにサイモン・ヤムさん、タイガー役のために役作りしてるんですけどね、「声が違う」っちゅうのもね~。

 

これは北京語だからこんな声になってしまってるんでしょうか。

いや~、いい声ではあるんですが、違うからイヤだ。

だったら私ゃ、広東語で観たかった。

 

サイモン・ヤムさん以外の俳優さんたちの地声は覚えてないので、どの方が本当の声とかは、わからかなったですね~。

それも困った話ですが・・・。

 

 

マークは自分を拉致した悪者どもにこれまでの経緯を話し始める。

 

彼は心の病いに苦しめられているお母さんのため、頑張って働いてて、勤めている保険会社の同僚、ミミと付き合ってるんですね。

で、自分の会社がかかわっている裁判で偽証を強いられたんですが、それで得た大きなお金が口座から消えてた。

そして、いろいろあるんですが、マークは匿名の不気味な声に電話で脅されつつ、命令されたことを実行していかなければならなくなる・・・って流れなんですね。

 

つまり、巻き込まれ型サスペンスってヤツですね。

私がヒッチコックに詳しけりゃ、それとからめて書きますが・・・まあ、無理ですね。

それはどなたかもっと知ってはる方にお任せして(^_^;)

 

誰だかわからない不気味な存在に電話で脅されるなんて、けっこうありそうな話ですが、なんかわかりにくいとゆうか・・・私は前半から、よりによって半分寝かけぐぅぐぅ

 

これではアカンわと思ってたんですが、そこへヤオ・チェンさんが出てきて、ちょっと目が覚めました。

 

 

マークは脅迫者が必要とするものを取りに銀行へ行くが、窓口で彼に対応したのは彼の高校時代の恋人、ジェシカだった。

ジェシカはシングルマザーで一人息子のビリーを育ててるんですが、このジェシカも脅迫されることになる。

 

マークとジェシカは仕方なく協力し合い、金庫からあるものを出すのですが、それは800万ドルで、そのお金はある人質事件に備えて用意されてたお金だった・・・だーッビックリマークややこしいドンッo(>皿<)oドンッ

 

 

で、また同じ脅迫されてる状態の関係で、このサン・マオ(サム)って人と出会うわけですが、演じてるのはシャオ・ビンさん・・・。

 

 

さらに2人の人物が、マークとジェシカと行動を共にすることになるが、予想外の展開に・・・。

 

そういった感じで、先の読めない展開が早いリズムで進んでいくんですが、正直、もっとシンプルな香港~中国のサスペンス映画、アクション映画、ファンタジー映画がいかにありがたいかと思いました(^_^;)

私にはちょっと複雑&難解・・・あせる

 

ですが!!

最後、真相を知る時、あ~ビックリマークこうゆうことだったのか~(ºдº)ひらめき電球とハタと目からウロコを膝で打ちました。

 

今ここでその種明かしを書くことはできませんが、そう来られたらもう、これはやっぱり面白かったと言わざるをえないです。

だからやっぱり映画は最後まで観てみないとダメですね。

最後は何度も、あ~、上手い合格と思いました。

 

ただ、その物語のトリックとゆうか、仕掛けは、具体的にどれとは言えないけど・・・近いような作品は何か観たこともあるように感じました。

それでも、びっくりしたし、やられた~(>_<)とは思いましたよね。

 

 

ヤオ・チェンについては今のところ、私は『モンスター・ハント』や『西遊記2』のコミカルな演技の方が好きかもしれなせんが、『控制』のように普通に美人な役も良かったです。

 

ダニエル・ウーももちろん、かっこよかったですね。

もっと細いんかと思ってましたが、脱いだら意外とゴツイんですねビックリマーク

 

 

『控制/コントロール』・・・私はキャストとSFであることに惹かれて観てみましたが、結果として満足しましたよ。

 

ドニー・イェンやジェット・リーのような激しいアクションはありませんが、よりリアルに徹してる感じで、アジアの近未来サスペンス映画を観たいって人向きの作品だと思いました。

観終えると、最初からまた検証したいような複雑な映画ですね。

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク

再见(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 2010年 ドニー・イェン主演

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鬼手 キシュ

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最も普通の恋愛

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※ 大阪・シネマート心斎橋さんでは8月27日まで、福岡・KBCシネマさんでの公開は9月12日~9月18日です。

 

 

 

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你们早!(^-^)ノ

いつも谢谢您ですキスマーク

 

8月22日、ドニー・イェンさん主演のこの作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

1925年、魔都上海。終わりなき壮絶な死闘・・・

愛と哀しみを胸に、

ついに怒りの拳が火を噴く

 

 

 

 

レジェンド・オブ・フィスト

怒りの鉄拳

 

 

レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳
原題:精武风云·陈真
韓国語題:정무문 : 100대 1의 전설
英語題:Legend of the Fist: The Return of Chen Zhen

(2010年、香港・中国合作映画、106分、スコープサイズ)

 

■スタッフ

監督・撮影:アンドリュー・ラウ

脚本:ゴードン・チャン、チェン・チーシン
撮影:ン・マンチン

音楽:コンフォート・チャン
アクション監督:ドニー・イェン
武術指導:谷垣健治

■キャスト
チェン・ジェン(陳真):ドニー・イェン
キキ:スー・チー
リウ・ユティエン:アンソニー・ウォン
ホアン警部:ホアン・ボー
曾将軍:ショーン・ユー
力石毅大佐:木幡竜
力石剛:倉田保昭
日本軍人佐々木:AKIRA(EXILE)
山崎中尉:船木壱輝
チー・ティエンユアンの妹:チョウ・ヤン
ウェイウェイ:フォ・スーイェン
チー・ティエンユアン:チョン・ホアイユイ
卓将軍:マー・ユエ
フーハイ:チャオ・ガン
ダーパオ:ウー・ジエンビン

 

発売元:ツイン

販売元:パラマウント ジャパン




2010年の香港・中国合作映画、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』は、1972年のブルース・リー主演作品、『ドラゴン怒りの鉄拳』にオマージュを捧げた続編的作品である!!・・・との情報だけで絶対に観たくなってた作品です。

 

主演は、小さい頃からの熱狂的なブルース様ファンであり、おそらくはアチョー音を発しつつヌンチャクを振り回しまくっていただろうドニー・イェンさんメラメラ

 

しかしビックリマーク

私の感想を読む前にやはり、私のアクション映画の師父である明石家いわしさんの正統派のレビューに皆さま、目を通していただきたい。

 

いや、ホントに、いわし師父のレビューを読まなきゃ、私もこの映画の様々な要素を理解することはかなわなかったでしょうね。

 

いわし師父、いつも謝謝です☆⌒(*^-゜)v

 

 

ドニー・イェンが放つ、新たなる「ドラゴン伝説」──
〝21世紀のブルース・リー〟、ここに誕生す!


Story
1925年、様々な国の思惑が入り乱れ、不穏な空気に満ちた上海。抗日活動に身を投じていたチェン・ジェンは、要人が集まるナイトクラブ「カサブランカ」へ潜入し、各国の怪しい動きを諜報していた。そんな折り、反日感情を持つ人々の命が狙われる。同胞の身を守るため、全身黒ずくめの仮面の戦士と化したチェン・ジェンは、ついに怒りの鉄拳を奮いたたせる!!

 

 

1914年 欧州で第一次世界大戦 勃発

英仏軍は多数の死傷者を出した

 

1917年 中華民国は欧州に15万人の労働者を派遣

派兵の代替策として連合国側への参加を表明した

 

労働者の手首には銅製の認識コードが巻かれ――

戦後 手首にできた傷が欧州にいた印となった

 

軽装備の労働者たちは戦場で生き残るため――

最前線での肉体労働に従事するしかなかった

 

『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』は戦争映画でもあります。


『ドラゴン怒りの鉄拳』ののち、陳真(チェン・ジェン)はフランスで戦う連合国を助けるため、戦争に参加するが、いきなり凄まじい戦場でのアクションです(≧∇≦)

殺傷のド迫力でハリウッド映画に勝ってますもん。

「戦場で最も強いのはカンフーを使う中国人」とゆう夢のような現実ドンッ

 

この冒頭の戦争+武術アクションでもう、私は持ってかれてました。

 

チェン・ジェンは戦死した友人、チー・ティエンユアンの身元を引き継ぐことになる。

 

 

戦勝国として終戦を迎えた中国だが――

連合国の日本によって山東省の青島(チンタオ)が占領された

 

1925年 平和と秩序の名の下――

各国の租界に分割された

 

日本は中国侵略の足がかりとして――

租界における影響力を強めていった

 

映画の舞台となるのはナイトクラブ〝カサブランカ〟です。

 

 

実は私、この作品が『ドラゴン怒りの鉄拳』の続編なんだろうと思って観始めたんですが、お恥ずかしいことに『ドラゴン怒りの鉄拳』でのブルース様の役名「陳真」を記憶していなかったために、ドニーさん演じる「チェン・ジェン」が「陳真」と同一人物だと把握しておらず、どういった関係なんだろ~はてなマークと途中まで考えてました(^_^;)

 

さすがに途中で気づいたんですが、その時点でも「え~ビックリマークなんで~!?最後、死んだのに~はてなマーク」と考えてました(;´∀`)

 

まあ、その点の不思議さは詳しい方のレビューを読んで納得してください。

私は納得しました。

 

もちろん私はドラマ・シリーズの『精武門』(1995年)は観てません。

 

主人公であるチェン・ジェンを演じるのはもちろんドニー兄貴。

チェン・ジェン、『ドラゴン怒りの鉄拳』では地獄の連続殺人犯と化して精武館に嫌がらせをしてくるヤツらをブチ殺しまくった挙句、ついに武装した集団に囲まれてしまったわけですが・・・彼は死んでいなかった。

 

しかし、第一次世界大戦で戦死したことにして、チー・ティエンユアンの身元を引き継いで生きることにしたチェン・ジェン・・・まさかとは思いますが財産も引き継いでしまったのか「成金おじさん」みたいになってしまってる。

フランス帰りなのでフランスの歌をピアノで弾いたりも・・・。

 

いや、別にいいんだけどキャラ変わってますやん(^_^;)

 

しかし、中国を侵略し、蔑む傲慢な外国だけは絶対に許さんからな!!ってゆう若い頃からの人生哲学だけは1mmも変わってない。

それだけは絶対に譲れない人。

 

ゆえに彼は、彼なりのやり方で抗日に取り組んでいくことになる。

 

ところで、この映画、中国では「配音」と書くらしいですが「ダビング」と訳すそうです。

 

だから、ドニーさんやアンソニー・ウォンさん、スー・チーの声も吹き替えのようですね。

ん~、私個人としては俳優さんの地声にどうしてもこだわってしまうんですが・・・まあ、仕方がない。

しかし、この映画には「広東語版」も存在するそうですがはてなマークむかっ

 

ところで『フィスト・オブ・レジェンド』といえばファン・ジョンミンさんが主演したカン・ウソク監督の2013年の韓国映画もありますねひらめき電球

 

 

こちらはおじさんたちが時を経て再会する、〝男子格闘技版『Sunny』〟でしたね。

 

 

スー・チーが歌うし、けっこう何曲も歌が披露されます。

スー・チーなんか一瞬、日本語で「ほしじょら~♪」とか歌いますし。

でも、ちょっと、アクション早うっ(・∀・)と思ってしまった私あせる

 

撮影監督でもあるアンドリュー・ラウ監督の監督作品で私が観たのは、こういった作品でした。

 

風雲 ストームライダーズ (1998年)
バレット・オブ・ラブ (2001年)
インファナル・アフェア (2002年)
インファナル・アフェア 無間序曲 (2003年)
インファナル・アフェアIII 終極無間 (2003年)
消えた天使 (2007年)

 

まだ少ししか観てませんが、こうして見るといい映画ばかりですね。

 

私もこれから香港映画を観ていく中で、またアンドリュー・ラウ監督の映画を観ていくことになるのでしょう。

 

 

〝カサブランカ〟のオーナーであるリウ・ユティエンを演じられるのはアンソニー・ウォンさん。

この映画は「イップ・マンを演じた二人の俳優」の共演でもありますね。

 

『インファナル・アフェア』でも良かったですなあ。

 

 

〝カサブランカ〟の歌手、兼、ホステス、キキ、またの名をファン・チンを演じるのはスー・チー。

 

しかし日本語が異常に下手あせる

 

でも、スー・チーがホントに可愛くってドニーさんとのデートの場面とか素敵です~。

特に56分あたりの「危ないっドキドキ」とかヾ( 〃∇〃)ツ

ファン・チンといる時、いろいろ知ってるのにドニーさん、優しい~ビックリマーク

 

 

警察のホアン警部を演じるのはホアン・ボーさん。

 

この顔を見ての通り、強くも何ともない人で、外国人の上司に怒鳴りつけられている。

非常にビビリで口が上手く、保身の気持ちが強く、祖国をに対する愛国心にも乏しいようですがはてなマークってゆう、この時代の中国を描いた作品ではいかにも出そうなキャラ。

『孫文の義士団』(2009年)のエリック・ツァンさんに近くないですか。

 

また『バットマン』におけるジェームズ・ゴードン警部のような存在に思えなくもない。

 

 

チー・ティエンユアンの妹、チー・ジーシャン。

つまり、チェン・ジェンとは血のつながりがないんですが、表面上、ホントの兄と妹のように仲良く振舞ってます。

ジーシャンをキキに紹介する夜の場面とか、ホントにいいんですね~。

 

しかし、ジーシャンの身に起こるあることで、さらにチェン・ジェンの怒りに火がつくんですが汗

 

ジーシャンを演じるのは周扬(チョウ・ヤン)。

1985年6月6日生まれ、遼寧省大連市出身の女優、ダンサー。

 

 

日本のスパイ機関を統括する、陸軍の力石毅大佐。

彼はあの「虹口道場」も経営はてなマーク運営はてなマークしているのだが、力石毅はこの映画の中でも特に、『ドラゴン怒りの鉄拳』とのつながりの濃い人。

 

演じられた木幡 竜さんは元ボクサーであり、日中両国の映画・ドラマ界で活躍されてきた国際派な男ビックリマーク

おそらく、ご自分の声で北京語を話されてます!!

 

木幡 竜 雷

 

2018年には『デブ大作戦』っちゅう、何か惹きつけられるタイトルの映画にも出演してるビックリマーク

 

力石毅大佐はミスった部下にも容赦なく、しかもものすごく強い。

この男をチェン・ジェンがどうやって倒すのか・・・ドキドキきますねあせる

 

 

「佐々木」役はEXILEのAKIRAさん。

 

佐々部清監督の『この道』(2019年)では山田耕筰さんを演じておられてて私の中では好感度高しです。

 

奥様は台湾の美しい女優、リン・チーリン。

ええなあ~、国際結婚・・・末永くお幸せに~ラブラブ

 

そして、「力石剛」役で、短時間ですが倉田保昭さんもご出演。

 

 

人間関係が私にはかなりややこしく、わからないことも多かったこともあり、ややドラマ面はまどろっこしく感じてしまったんですが・・・アクションが始まると問題なしビックリマーク

危うくなった曾将军(余文乐)を助けるため、すごい速度で暴れ込んでくるチェン・ジェン・・・痺れます~!!

 

チェン・ジェンは素性を隠すために上映中の映画、『仮面の戦士』で使われた衣装を身に着けて戦いますが、これはブルース様が「カトー」役で出演したテレビドラマ、『グリーン・ホーネット』(1966~67年)へのオマージュだそうです。

 

けど、実は「カトー」は日本人って設定だったそうですね。

 

この「カトー」コスプレでチェン・ジェンが戦い、また敵を暗殺していく場面はアメリカの「アメコミ映画」のような絵なんですが、アメリカ映画よりも残虐度は高めでしたよ。

 

アクション面では谷垣健治さんがサポートされてるようで、この方も世界に通用する凄い方ビックリマーク

 

 

この映画、チェン・ジェンとキキのラブストーリーでもあるんですが・・・言っていいでしょうかはてなマークあせる

 

イイでしょうビックリマーク

 

キキは日本軍のスパイなんですよ。

ですので、チェン・ジェンとは本来、敵味方の関係なんです。

 

映画を観てて、少しハッキリしなかったんですが、キキの本名は「山口由美」らしいので、日本人のようですね。

 

この映画は中国VS日本の、国と国との戦いの映画であり、「抗日映画」でもあるんですが、それゆえにキキのチェン・ジェンへの気持ちを考えますと、目頭が熱くなるし、また国は敵同士であっても、またスパイであっても、違う選択ができたかもしれないと思いますし、それがこの映画の救いでもあると思うんですよね。

 

 

『ドラゴン怒りの鉄拳』の続編的な作品であり、またこの時代の上海が舞台だからでしょう、この映画はかなり「抗日映画」・・・つまり当時の大日本帝国との戦いの話である色合いが強いです。

 

私ですら、かなりのインパクトでした。

だから、そんな映画は観たくないって人もいると思うんですよ。

まあ、無理にでも観なさいだなんて言いませんけど、私は必ず、半分は日本人の目で、もう半分はその国の人の目で観ますので。

 

でも、この時代を映画で描けば、どうしてもこうなると思うんですよ。

日本は中国を侵略しようとしたんだから。

多かれ少なかれ映画的なディフォルメもあるとは思うんだけど、しかし、現実の歴史はもっと醜いのかもしれないですね。

 

その点、映画では日本軍はキッチリ悪役でしたよ。

この映画では「虹口道場」は軍の一部のように描かれてましたし、だから道場同士の衝突だった『ドラゴン怒りの鉄拳』よりも、もっと日本の軍を恐ろしい存在に設定してましたね。

 

今、日本人には中国を怖い国だと恐れている人が少なくないようですし、そういった面もあると思いますが、20世紀の戦争の時代には日本が恐れられていたことも事実だと思います。

これからの日本は正義に基づいて他国を侵略したりしない国であることを証明していかねばなりませんね。

 

中国映画の中で日本が、また違った姿で描かれるのを私も観てみたいです。

 

 

『ドラゴン怒りの鉄拳』では陳真が虹口道場に殴り込みをかけて大勢を一人でやっつけてしまうあの名場面が私も好きでしてね~、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』でもアクション・シーンは多いんだけど、ブルース様のような、一人だけ強すぎる「無双」状態ではないので、そこ、ちょっと残念でした。

でも、21世紀の映画はヒーローが強すぎても成り立たないのかもしれないですね。

 

 

けど、映画の最後、最終決戦にはやっぱり大興奮でした~アップ

もう、時間が止まったっちゅうか、私も我を忘れましたね。

これですわ、これ(≧∇≦)

 

特に、アチョービックリマークホア!!と怪鳥音が出て、ヌンチャクですねDASH!

出た~ドンッ(*゚Д゚*)ドンッって気分でしたわ~。

 

けど・・・あの・・・「チェン・ジェンに大事なところを蹴られる人」がなんか気の毒・・・(*^^*)

 

 

最後の対決も、すごくかっこよかったし、ラストも味わい深かったです。

 

観てる間はいろいろ細かいことやストーリーでも言いたいことがあったけど、最後まで観て、もう文句なしでした、大満足です合格

 

 

物語が、ちょっとややこしいし、きっと知識がないとしんどいと思うんですが、ドニーさんの演技、アクションで小さいことはクリアできます。

やっぱりさすがはドニーさんでした。

 

しかも、私ゃまた『ドラゴン怒りの鉄拳』を観たくなりましたよ~。

もう、DVDとか買っといた方がええのかなあ・・・安いし。

 

あと、『ドラゴン怒りの鉄拳』関係の映画だと、ジェット・リー主演・製作の『フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳』(1994年)もあるそうなので、それもできれば観たいビックリマーク

 

ドラゴンの映画なら何でも観たいのでこれからも観ます~(≧∇≦)

 

でわ、でわ、今日も読んでくださり、谢谢您です~キスマーク

再见~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 ディヴァイン・フューリー 使者 2019年 公開中!!

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NEW9月4日 公開スタートですNEW

 

世宗大王 星を追う者たち

映画 『世宗大王 星を追う者たち』 公式サイト

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

 

 

是枝裕和の新作「ブローカー(仮題)」にソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナが出演キラキラ

⇒ 大ニュースでしたひらめき電球

題材的にも私は惹かれます。

とにかく観ることけってー(≧∇≦)

 

 

 

ムーランガーン

逆に・・・リウ・イーフェイ、ドニー・イェン、ジェイソン・スコット・リー、コン・リー、ジェット・リー、そしてチェン・ペイペイ様と、今の私にとっては最高のキャストであり、しかも監督が非・アクション系のニキ・カーロとゆうことが逆に期待を大きくさせていたディズニーの『ムーラン』・・・ダウン

劇場での公開が見送られそうです(>_<)あせる

まあ、しょうがないのかなあ汗

 

 

 

 

 

え~、ついに、この作品を観てきました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ叫び

 

 

 

 

 

右手に宿った神の力――

 

 

 

 

 

ディヴァイン・フューリー 使者

 

 

映画 『ディヴァイン・フューリー/使者』 公式サイト 😈

 

 

ディヴァイン・フューリー 使者
原題:사자
英語題:The Divine Fury

中国語題:阴曹使者


(2019年、韓国映画、129分、G)


監督・脚本:キム・ジュファン
PD:パク・アヒョン、イム・ジュニョク
助監督:パク・ソンジン
撮影:チョ・サンユン
照明:パク・チュンギ
編集:キム・ソンミン
音楽:ク・ジャワン
美術:イ・ボンファン
武術:パク・ヨンシク、イム・ワンソプ

出演
パク・ソジュン → ヨンフ
アン・ソンギ → アン神父
ウ・ドファン → チシン
パク・チヒョン → スジン
チョン・ジフン → ホソク
イ・スンヒ → 男
シム・ヒソプ → キム神父
イ・チャニュ → 幼いヨンフ
キム・シウン → テレサ
キム・ソンミン → アンジェラ
チョン・ウィスン → ベロニカ
キム・ボムス → ポムス
パク・チェホン → ソノ

特別出演
イ・スンジュン → パク警士
チェ・ウシク → チェ神父
パク・チンジュ → 中華料理店 配達

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

MOVIX京都さんでは上映前に、新型コロナ・ウイルス渦であっても映画館では感染に配慮されていることを学者の方が説明してくださる動画が流されて、このご説明がすごく納得できるものだったので、安心して映画を観ることができたものです・・・『ムーラン』、ビビリむかっ

 

『ディヴァイン・フューリー 使者』、さぞかし客席は女子で埋まり・・・と思ってるとむしろ男性も多いはてなマーク

半々ぐらいかな・・・カップルもおられました。

 

まあ、ホラー映画の色合いもあるし、けっこうね、怖いんですよ。

だから怖い映画が苦手な人が気をつけていただきたいです。




若き格闘家と
ベテラン神父が悪に挑む
ビックリマーク

新次元エクソシズム・アクション・エンターテイメントビックリマーク

ヨンフ少年は大好きなお父さん(イ・スンジュン)と仲睦まじく暮らしていたが、あることが起こり、そのせいで神様を信じられなくなった。

彼は恨み、怒りに取り憑かれ、孤独な人生を送っている・・・。

 

 

青年になったヨンフは総合格闘技の世界に進み、そこで勝ち続けている。

人呼んで〝死神〟ドクロ

 

私も格闘技イベント「PRIDE」がスタートした1997年頃から「PRIDE」がフジテレビで放送されなくなった2006年頃まで、熱心に総合格闘技を観てました。

なんか当時はめちゃくちゃエキサイトしてましたね。

まあ、ですので、このグローブをはめたスタイルのバトルには慣れてます・・・自分がやるって意味ではなく、ファンとしてね。

 

この総合格闘技の源流はブルース・リー様だったりするんでしょうけど、韓国でも総合格闘技は盛んなんだと思いますし、また現実にチャンピオンもいるでしょう。

 

パク・ソジュンくんの格闘家ぶり・・・アクション映画でもあった『ミッドナイト・ランナー』(2017年)もありましたので、非常に説得力があります。

ってゆうか、体がね・・・できてます(≧∇≦)

特に胸板がね~・・・たしかにスゴイわ、ほんま。

 

ところが帰りの飛行機の中で手のひらに・・・なんやかんやありまして、マネジャーさんのススメである人物に会いに行き・・・それがきっかけでバチカンから韓国へ来ていたアン神父(アン・ソンギさん)と出会い、自分に特別な力があることを知っていく。

 

ヨンフはこの世を混乱させる悪の存在と向き合う運命にあったのだ。

 

韓国型オカルト・アクションです。

ホラー映画もであるし、オカルト色も強く、宗教的な映画もあり、でも、そんなに観念的な映画ではなく、難解でもありませんでした。

 

アクション映画としてはそこまで直線的な作風ではなく、私が観てて思い出したのはM・ナイト・シャマラン監督の作品です。

 

私は映画のリズムとゆうか、演出ですか、ホントに好きでした。

観てて、うわ~、好きな映画やわ~、と思いましたね。

この映画ならではのリズムがあって、そこが好きでしたし、普通と違うとこでインパクトがあった、そんな気がしました。

上手く説明できないけど・・・かなり後の方まで、あんまりイケイケドンドンって感じじゃないんですよね。

 

あと、意外と派手さよりも、荒唐無稽な設定をリアルに見せるようなバランス感覚もあるように思いました。

 

暗めだったり、CGの使い方だったり、絵作りもいいですね。

 

なんしか韓国映画大好きな私ですので、ズバリ、ハリウッドのこれ系の映画よりもずっと好きかもしれません。

 

 

主演はもちろん、日本での知名度も一気に上がりまくりのパク・ソジュンくん。

 

キム・スヒョンくん主演の『リアル』(2017年)にも、ソジュンくんは「警備員服の男」って役で友情出演してたそうですが、ハッキリとパク・ソジュンくんを認識して観たのは、主演作の『ミッドナイト・ランナー 』(2017年)からですね。

ホントにいい映画でしたね~、『ミッドナイト・ランナー 』(≧∇≦)

 

今後の映画出演の予定は、IUと共演する『Dream』(2021年)、イ・ビョンホン、パク・ボヨンと共演する『Concrete Utopia』(2021年)。

 

ヨンフは友達も彼女もなく、人をドツキまくる人生を送ってきたわけですが、アン神父に父親のような何かを感じたのかもしれませんね。

と、同時に使命感も生まれていくんでしょう。

さして他人に興味がないようなヨンフが土壇場になると勝手に体が動いてしまうのがかっこいいです。

 

暗い殺伐系のソジュンくんも素晴らしいですね~。

 

だから、子どもに囲まれた時の表情も素敵でした~。

 

 

ヨンフと出会ったことで、彼の荒ぶる人生に影響を与えていくことになるアン神父を演じるのは、ご存知、韓国では〝国民俳優〟と讃えられるアン・ソンギさんです。

 

私、アン・ソンギさんを今回こそ、初めてスクリーンで観た、って確信的な気分になりました。

主演作である『殺戮にいたる山岳』(2016年)も映画館で観てたんですが・・・『ディヴァイン・フューリー』の方がずっとええの!!

それは正直な感想。

 

もうね、優しい笑みを浮かべつつ、あの声でお話しされたら、心の悩みがピャ~と消えてくれそうなんです。

 

アン神父のような役をアン・ソンギさんが演じて悪かろうはずがない。

それどころか、私がこれまでに観てきたアン・ソンギさんの出演作の中でも、『ディヴァイン・フューリー 使者』は特に好きですヾ(*´∀`*)ノ

 

アン神父は、悪魔祓いの団体であるアルマ・ルチスに所属する司祭で、韓国に潜む悪の根源である〝闇の司教〟を捜しているのだった叫び

 

 

謎に包まれた不気味青年、「ジシン」を演じるのはウ・ドファンくん。

 

『オペレーション・クロマイト』(2016年)ではさすがにどこで出てきたのかわかりませんが、『MASTER マスター』(2016年)での、チン・ギョンさん演じるキム・ママのボディーガード役はよく覚えてます。

 

ってゆうかなんでここでこんな美形男子が出てくるんだはてなマークって感じだったんですが、まあ、キム・ママ的にも若くてきれいな男の子と結託して会長の裏をかいてやろうって話だったかも。

とにかく、あの映画で出演時間が短かかったにもかかわらず、ウ・ドファンくんは目を惹かれる存在でした。

 

しかし、私はまだまだウ・ドファンくんを知らない。

ゆえに、この作品ではどこまで行っても謎に包まれた不気味青年、しかも何となく勝ち組、自分の店舗の地下で夜な夜な狂った儀式をするゴスっぷりなのだった。

 

 

悪魔憑きの暴れっぷりが凄かったですね~。

くどいわ、しつこいわ、そのあたりも意外性に富んでて、ビックリさせられると同時に嬉しくなってしまうんですよね。

こう来るか~って感じでしたわ~。

それを映画で観てるのがホンマに幸せですな。

 

 

ちびっ子憑依のバイオレンス&毒舌も素晴らしくってトリハダものでしたが・・・正直、私はちょっときつかったかな。

いじめの生々しさもありましたし、彼がシスターに「お前のせいだ」って毒づいた時のシスターの表情にドキッとさせられて、そうゆうセリフ一言で描かれない背景を感じさせるの、韓国映画っていつもながら優れてますね。

 

あの男の子、ホソクが酷くいじめられて泣いていた時、優しそうなおにいさんが味方になってくれるって言うんですよね・・・。

その時のホソクの気持ちを思うとね、それまでもうきっと、神も仏もあるものかって気持ちだったと思うんです。

そんな少年が悪魔に魅入られたとしても、誰に責められよう。

私はもう、泣きそうになった。

 

今なお、若い子どもたちがいじめに苦しんで、自ら命を絶つ事件は後を絶たないし、そのことが明るみになってもスッキリとした解決なんて望めるわけがありません。

 

この映画の中盤、修道院でのホソクの場面は、かなりいろいろ考えさせられて、重かったです。

 

ウシクくんの「ちょっと待ってくださいビックリマーク」からの~、着替えて出撃!!・・・テンション上がりました~、かっこいいっす~アップ

 

ドラマ面、怖がらせ面も非常に私好みの映画でしたが、アクションなど、動的な要素についても非常に素晴らしく、最後の決戦は出血大サービスというか、全部出し切る勢いで、興奮したなあ~ビックリマーク
見たいのもを見たいだけ見た!!って感じでした合格

 

最後、拝んで解決、とかじゃなく殴り合いで決めるビックリマークのがホンマ、ええですな。

音楽も、スロヴァキア国立交響楽団が奏でる荘厳なスコア、とのことですが、えらいかっこええ音でした音譜

 

 

監督はもちろん、『ミッドナイト・ランナー』のキム・ジュファン監督。

向かって左から二人目の方。

 

『ディヴァイン・フューリー 使者』は制作段階からユニバース化を念頭において作られた作品で、監督がアン神父を「ニックフ・ューリー」に例えたりもしたそうです。

で、監督、当初チェ・ウシクくん主演の続編を「사제(司祭)」のタイトルで作ろうと考えていたようですが、韓国内での興行的苦戦から作られない可能性も・・・まあ、アジア諸国の収益だけでも損益分岐点は軽く超えると思うんですけどね。

 

私としては作っちゃってほしいし、その続編のデキ次第でシリーズ化も考えてほしいなあ。

 

 

パンフレットは800円(税込)です。

 

・ イントロダクション

・ コラム 進化するパク・ソジュン 前田かおり(ライター)

・ キャスト パク・ソジュン

・ キャスト アン・ソンギ

・ キャスト ウ・ドファン

・ チェ・ウシク パク・ジヒョン チョン・ジフン

・ 監督・脚本 キム・ジュファン

・ コラム 韓国イケメン神父とエクソシズム映画の系譜 中村樹基(脚本家)

・ プロダクション・ノート

・ アイテム 悪魔祓いバッグ ロザリオリング 銀の炭ケース&聖水の瓶 カラスの指輪&蛇の牙

・ パク・ソジュン アン・ソンギ ウ・ドファン キム・ジュファン監督 インタビュー

・ 作品データ

 

いろいろ読むところもあり、記念にもなるビックリマーク

これならパンフレットとして嬉しい(*≧∀≦*)


 

神様に恨み、怒りを感じ続けてきた青年の物語でもあります。

戦いの中で青年の心境が変化していくのがホント感動的でした。
 

『ディヴァイン・フューリー 使者』、凄い傑作だと思います合格

日本でももっと多くの方々に観てもらいたいですね。

観ないとか、もったいないですよ~、やっぱり。

音も迫力があるので、これはスクリーンで観る映画ビックリマーク

かっこいいコリアン・オカルティック・アクションを劇場で体験せよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンッ爆弾ネタバレ爆弾ドンッ

ですけど、書いておきたいこと・・・しかし、たいしたことは書いてません👿

 

 

 

 

 

 

前半でヨンフが会いに行く美少女霊媒師、ホンジンを演じるのは『お嬢さん』(2016年)で子ども時代の秀子お嬢さまを演じてたチョン・ウニョン。

またちょっと大人になってました。

出演時間が短いのは残念ですが凄まじい存在感でした目

 

そして、チェ・ウシクくんがビビって逃げ出した、「憑かれた男」役のイ・スンヒは『ミッドナイト・ランナー』の、あのアパートで女の子たちを管理していた金髪ヤロウでした。

顔も凄かったけど身体能力凄かったですね~(゚Д゚(゚Д゚ノ(゚Д゚ノ)ノ

 

 

アン神父とヨンフが悪魔祓いしに行くスジンを演じたのは『コンジアム』(2018年)でジヒョンを演じたパク・ジヒョン・・・可愛いですよ。

ところがビックリマークあせるってゆう、モノ凄い顔をするわ~Σ(゚∀゚ノ)ノ

 

どうやらコンジアムからは逃げ帰れたようですが、霊を連れてきてしまったご様子。

今後もホラー道を極めてほしいものである。

 

スジンの部屋には「キューピーちゃん」が飾ってあったような・・・。

 

あと、修道女テレサ役には当初、イ・ソムがキャスティングされたそうですが、ドラマの撮影スケジュールから降板することになり、代わりにキム・シウンが参加したっちゅうトリビアひらめき電球

 

 

「うわっビックリマークパク・ヨンフだビックリマーク・・・ファンなんですラブラブ

「サインはてなマーク

「いえ、けっこうです音譜

 

これぞ「出オチ」ビックリマークって感じのパク・ジンジュ。

チャイニーズ・レストランのデリバリー女でした。

 

「いや~、あたしもね~、実は能力が使えるんすよ~(´∀`*)」って感じに絶対に後半で効いてくる役だと思ってたんですがね~あせる

 

まあ、出てきてくれただけで嬉しいとしよう。

 

あ、続編で活躍する予定やったんはてなマーク

 

 

で、まあ、こうしてアン神父とヨンフがもぐもぐタイムなわけです。

 

ところでバチカンにはサランラップがないのかなはてなマーク

 

アン神父がビールを飲む場面も好きでした。

 

エクソシスト系の韓国映画といえばペ・ソンウさん、ソン・ドンイルさん、チャン・ヨンナムさん主演の『Metamorphosis 변신』(2019年)もありますが、この作品は『メタモルフォーゼ 変身』のタイトルで、WOWOWで放送されたとのことです。

贅沢は言いませんが、私が観る機会はあるのかなあ~。

 

ところで、うちのブログを読んでくれてるプロレスに詳しい方で、「魔界倶楽部」を知ってる方はおられますかねはてなマーク

このいかにも悪魔に魂を売り渡したがごときヤバめな集団のボスがリングの柱から逆さま向けにビッシビシと墜落したあまりにも危険ながらほとんど笑かしにかかっていた話をついでに書いておきたかったのですが・・・今日はやめて、またの機会にします/(^o^)\

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ホントに最後の最後まで素晴らしかったし、ケチのつけようのない映画なんですがね~、ひとつだけ~汗

 

 

あ~、あ~、あ~、あ~(艸Д<; )あせる

いやいやいや、なんで!!

スベスベお肌の美形2名の戦いじゃアカンの~はてなマークあせる

 

7時間にわたる特殊メイクをこなし・・・ってこなすなービックリマーク

君がこなせばこなすほど、美しき男たちの戦いが、動物園みたいになる~あせるってゆう・・・ま、大きなお世話ですね(;´∀`)

 

その実態はご自分の目でお確かめください。

 

それもですがこの映画、総合格闘技で成功したイケメンと、クラブ経営で成功したイケメンの殴り合い蹴り合いの映画でしたね音譜

 

でわ、今夜もありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

韓国映画 金の亡者たち 2019年

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NEW9月4日 公開スタートですNEW

 

世宗大王 星を追う者たち

映画 『世宗大王 星を追う者たち』 公式サイト

 

 

 

NEW9月18日 公開スタートですNEW

 

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人

「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」 公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

そういえば、『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)のハ・チュナ、結婚でしたね~ベル

って、そうですよ、カン・ソラなんですが、私も好きな女優さんなのでやっぱり祝福したい気分です音譜

女優としての活動も続けるそうなので、頑張ってほしいですねビックリマーク

 

出演した『シークレット・ジョブ』(2020年)の日本版DVDも10月2日、発売ですねNEW

 

 

 

 

 

そしてリュ・ドックァンも来年、結婚とのことで、なんかホント、まだまだ若いイメージでしたが、もうすっかり大人でしたね~。

 

アクション監督でもあるチョン・ドゥホンさんと共演した『乱暴な記録』(2019年)・・・もう出てますよひらめき電球

 

 

 

『乱暴な記録』・・・私も早く観ないとですねDASH!

 

 

 

 

 

 

 

 

8月23日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ札束

 

 

 

 

 

金の亡者たち

 

 

金の亡者たち
原題:돈
英語題:Money

中国語題:钱


(2019年、韓国映画、115分)


監督・脚本:パク・ヌリ

PD:パク・ミンジョン
助監督:チン・ソンヒョン
撮影:ホン・ジェシク(C.G.K)
照明:キム・ジェグン(ピットハギ(光の足し算))
編集:キム・サンボム、キム・ジェボム
音楽:ファン・サンジュン
美術:チョ・ファソン、ソン・ミンジョン(ファソン工作所)
武術:ホ・ミョンヘン(ソウルアクションスクール)

出演
リュ・ジュニョル → チョ・イルヒョン トンミョン証券 株式ブローカー
ユ・ジテ → ポノピョ(番号表)
チョ・ウジン → ハン・ジチョル 金融監督院 資本市場 調査1局 主席検査役
キム・ジェヨン → チョン・ウソン トンミョン証券 法人営業チーム 
キム・ミンジェ → ユ・ミンジュン 課長 トンミョン証券
チョン・マンシク → ピョン次長 トンミョン証券
ウォン・ジナ → パク・シウン 代理 ンミョン証券
キム・ジョンス → キム部長 トンミョン証券
ソン・ジョンハク → 本部長 イム・ジェフン トンミョン証券
イム・セミ → イェジ 社会科教師
チン・ソンギュ → パク・チャング 部長 ヌリ資産 運用1チーム 
パク・ミョンシン → イリョンの母
ハン・ジュワン → ペク・チョンピル(白宗従) BK投資証券
イ・ソファン → ムン チーム長 金融監督院 資本市場 調査局
クォン・ジフン → 影
ファン・ビョングク → トンミョン証券 監査チーム チーム長(チェック模様シャツ)
チェ・ヒジン → トンミョン証券 監査チーム 女性(女史感)
イ・ファリョン → トンミョン証券 監査チーム 男性(眼鏡)
キム・ガンヒョン → キム代理 ハンヨン証券 法人営業チーム
ホ・ジナ → ユ・ミンジュンの妻
チョン・ドウォン → ハン・ジチョルの部下職員
イ・ドグク → ハプスダン チーム長
ソ・ミョンチャン → ポノピョ(番号表)の秘書
ク・ボンジン → オ刑事

友情出演
ナム・ムンチョル → イリョンの父
ユ・ジェミョン → スプレッド取引 注文者

ファン・ジョンミン → 最初の取引 失敗注文者 電話の声
オ・デファン → ホン部長

特別出演
ダニエル・ヘニー → ロイ・リー ロイ&シェリル 投資専門会社 ポンドマネージャー

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品

 

 

『金の亡者たち』は、韓国屈指の金融街を舞台に繰り広げられるスリリングなマネーゲームを描き、韓国で大ヒットを記録したサスペンスドラマ。ですね。

 

私がまったく興味のないジャンルでもないけど、よくわかってるジャンルでもなく・・・しかし、映画を観てるとなぜかわかってくる気分になる・・・そこらへん、やっぱり私と韓国映画の相性の良さだと思いますが、結論、非常に面白かったですね合格

 

 

こうして映画ブログをやる楽しみの一つに「自分のあらすじを書く」ってことがあると思うんですよね。

少なくとも私はそれが好きなんだけど・・・この『金の亡者たち』はそれが、かなり難しいんですね(^_^;)

 

まあ、基本、いつも難しいことは借りモノなんですけどね。

 

韓国の金融の中心地、漢江・汝矣島(ヨイド)。

証券市場の1日平均取引額は、国内で最も多い7兆ウォン。そこに集まる株式ブローカーたちは莫大な金をクリック1つで動かし、給料は歩合で上限なし

 



お金持ちになる夢を抱いて最大手のDM証券に入社したチョ・イルヒョンだったが、現実は厳しく株式ブローカーとしての人生はハード、且つ、しんどすぎる。

 

イルヒョンの実家はイチゴ農園をやってはります。

 

 

いちいち意地悪で小狡い感じのピョン次長を演じるのはチョン・マンシクさん・・・この手の役が多いなあ~。

 

 

仲良くなるチョン・ウソン(キム・ジェヨン)はウソン貿易の御曹司 ← 巨大なる伏線カギ

この役名には今は触れないでおきますが(;´∀`)

 

女子たちとの付き合い方も心得てる洗練された彼のことをイルヒョンは羨ましく感じているが・・・。

 

 

イルヒョンの隣の席はパク・シウン代理(ウォン・ジナ)。

夜ごはんは食べませんが、ジム通いは欠かさない。

エロさ社内No.1の彼女、当然、イルヒョンは生唾ゴックンですが、まあ、高嶺の華やろうな~。


注文を間違って上司から大目玉を食らったあと、酔って大虎化したイルヒョンは社のユ課長(キム・ミンジェ)からベールに包まれた正体不明のブローカー「ボノピョ」を紹介される。

 

 

ユ課長はできる人なのか、いい暮らしをしてます。

そんな人がイルヒョンのような新米にいい話を持ってきてくれるのには、裏があるように思えるのですが・・・汗

とにかく根回しを効かせる人。

 

またキム・ミンジェさんが裏のありそうな顔で(;´∀`)

 

 

「ボノピョ」を演じるのはご存知、ユ・ジテさん。

目が怖い汗

 

「ボノピョ」はハングルでは「번호표」と書き、「番号札」と訳せるようなんですが、人名ではないようなんですね。

説明するのは私の手には負えませんが、しかし、何となく伝わるんすよ。

ちょっと不気味な呼び名なんだと思います。

「ぼのぴょ」だなんて「かぴばら」とか「あるぱか」みたいな可愛い響きだけど、それゆえになんかコワイではありますまいか。

 


イルヒョンは、「ボノピョ」の指示通りに違法な取引に手を染め、多額の報酬を得るようになる。


高級マンション、スーツや時計、そして美女。望むものは金で何でも手に入るようになるが、それとともにイルヒョン自身も変わっていく。

 

ま、悪い形で自信つけすぎはてなマーク

彼女がいるのにね・・・目移りしたりむかっ

変わってしまった息子にご両親も愕然・・・。

 


しかし案の定、イルヒョンの取引を不審に思う金融監督官のハン・ジチョルから集中的にマークされてしまうことに。

 

ハン・ジチョルを演じるのはチョ・ウジンさん。

実に・・・的確なるキャスティングですな~。


ハン・ジチョルに執拗に追い詰められ、また「ボノピョ」の底知れない不気味さが怖くなってきたイルヒョンは自分を守るため、危険な賭けに出るのだが――。

 

 

リュ・ジュンヨルくん・・・やっぱりいいですね~。

ジュンヨルくんを見てるだけでもう、それだけで興奮です~。

 

けど、今回は「翻弄される」青年ってことで、年相応にまだまだな役。

私としてはジュンヨルくんは「翻弄する」方であってほしいなあ~。

まあ、そんな役ばっかりしてるわけにもいかないですけどね。

 

役作りでしょう、声も高め。

ジュンヨルくんの低い声が好きなんですけどね。

 

けど、ホント、ジュンヨルくんが主役の映画ですもの、それだけで観る価値あり合格

 

お金を引っ張りまくって顔も変わっていく演技、素晴らしいです。

素朴で純粋な青年が欲に駆られて「金の亡者」になるのがまた哀しいんですよね。

でも、この資本主義社会で、それを誰が責められようはてなマーク

 

うわ~、ジュンヨルくんの演技、深いわ~アップ

 

やばいわ~、これからが楽しみだな~(≧∇≦)

 

次は・・・キム・テリ、ソ・ジソブ、キム・ウビンと共演する、チェ・ドンフン監督の『Alien』ですかね!?

 

 

言っていいでしょうか・・・イイんでしょう!!

 

悪役を演じるユ・ジテさんです~。

「ボノピョ」を演じるユ・ジテさんもピッタリとしか言えません。

この映画での「悪の魅力」・・・たまらなく好きです~ヾ(*´∀`*)ノ

 

何とも、底なし沼な怖さと、野生動物のような慎重さを兼ね備えた人物ですが、最後の方で「面白いからだ」とゆうセリフを聞いた時、あ、この人はもうぜんぜん世界が違う、ここまで来たらもう筋金入りなんだ~あせると圧倒されてしまいました。

映画でそうゆう人物を見るのは楽しいですね~。

最後の最後の土壇場になってもまだ負けを認めないのが、本物のワルかっこよさ。

 

ユ・ジテさんの出た映画、どれも好きなんですが、中でもチェ・グッキ監督の『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』(2016年)がオススメです。

『金の亡者たち』とはぜんぜん違って、落ちぶれたプロボウラーの役なんですけどね。

もちろん、ヒョンビンと共演した『スウィンダラーズ』(2017年)もいいですね。

 

 

チェ・グッキ監督の『国家が破産する日』(2018年)ではホントにムカムカくるイヤな感じの財政局の官僚を演じたチョ・ウジンさんですが、『金の亡者たち』でもある意味、いやらしさを感じるしつこい男の役で、蛇ですよ、顔がもう(;´∀`)

まあ、正義感からなんでしょうけどね、なぜか、そこまで応援したくならないキャラ(;´∀`)

 

でも、この人がいないと、「金の亡者たち」がやりたい放題のままだったのでね~。

 

ウジンさんはこの次、ウォン・シニョン監督の『The Battle: Roar to Victory』(2019年)でもジュンヨルくんと共演してはりますね。

 

 

途中でイルヒョンが知り合うある人物を演じてるのはダニエル・ヘニーさん。

ちょっと出てくるだけなのでもったいないなあ~、と思ってると実は最後、決めてくれはるのだった(≧∇≦)

 

ブロともさん情報ですが、ダニエル・ヘニーさん、イ・ソクフン監督の『コンフィデンシャル 共助』(2017年)の続編にもアメリカの刑事役で出演される可能性があるようです。

その企画も実現してほしいですね。

 

ダニエル・ヘニーさんの出演作では他に、日本未公開なんですがラブコメ、『Shanghai Calling』(2012年)もホントは観たいんですよね~。

 

「Shanghai Calling」は、ニューヨークでいわゆるイケてるローファームの弁護士サムが、上海に転勤となり、慣れない中国文化に適応する過程と、そんな中で起きるロマンスを描いた作品。ダニエル・ヘニーは主人公のサム役を務め、ヒロインのエリザ・クーペと甘いロマンスを見せる。

 

 

パク・ヌリ監督は意外なことに女性なんですよね。

監督第一作だそうです。

こんな美人な人がこんな金の亡者な映画を撮るとはビックリマークΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

『生き残るための3つの取引』(2010年)、『ベルリン・ファイル』(2013年)、『傷だらけのふたり』(2014年)といった作品で助監督を勤めはったようで、リュ・スンワン監督やファン・ジョンミンさんと縁がありそうですね。

 

現に最初にイルヒョンが電話で話す取引相手の声・・・ファン・ジョンミン さんだそうです。

ってことはジョンミンさんとジュンヨルくんの初共演ですね~。

 

ジョンミンさん、ホンマいい人ビックリマーク

さすが~(〃▽〃)

 

[영화 돈] 카메오로 우정출연한 배우 황정민 (feat. 근데 어디서 나오지?)

[映画お金] カメオで友情出演した俳優ファン・ジョンミン(feat.ところで、どこ出?)

 

パク・ヌリ監督次作が楽しみです音譜

 

 

まあ、『金の亡者たち』って言っても、たしかに普通に暮らしててももう、今は「亡者」にならざるをえない時代が来てるんですけどね。

だって、社会が競争を強いるんだから。

清貧であることを許さないんだもの。

そりゃもう、どうしたって世知辛くも浅ましくもなる。

 

どう終わるか~どう終わるか~はてなマークとすごいハラハラ、かなり興奮して観てたんですが、こう終わるんやな~(;′Д`q)あせるって感じでした。

えげつなさも残ってて、そこが現実的でイイですんですが、同時に詩的なラストです。

 

天国と地獄を経験したあと、最後にイルヒョンが見たのはどんな景色だったのか・・・などと・・・。

 

韓国映画のお金ってものに対する思想、いつも現実的で納得できるし、自分の考えにホント、近いんですよ。

お金だけはやっぱり、キレイごとではすまないですよ。

この映画なんて、うちらが見たこともないお金が一瞬で動いていくんですからあせる

まあ、でも、一気に登ると落ちる時はかなりいっちゃいますかね。

 

詳しくは書きませんが、ある種の感動があります爆弾

 

 

今年の4月、すでに「マズル刑事」さんでたまさんがレビューされてますよ~ひらめき電球

うちの記事の1000倍面白いので是非、お読みください(≧∇≦)

 

たまさんのおすすめ韓国映画!「金の亡者たち」は最後にスカッとする、正義は勝つ映画!

 

たまさんのおっしゃるように続編、いけますねビックリマーク

 

でわ、今日もおおきに、ありがとうさんです~キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国映画 ハピネス 2007年 (ネタバレ)

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NEW9月18日 公開スタートですNEW

 

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人

「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」 公式サイト

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

 

8月もありがとうございました音譜

9月もよろしくお願いします~キスマーク

 

 

 

 

 

今日9月1日、カン・イェウォン主演の、閉ざされた空間で繰り広げられる、絶体絶命サスペンス・スリラー!!

『悪魔は見ていた』(2019年)の日本版DVDがリリースですNEW

 

 

 

 

そして明日9月2日はキム・ミョンミンさん、SHINeeミンホくん主演の歴史の闇に埋もれた死闘を描くミリタリーアクション超大作!

『長沙里9.15』(2019年)の日本版DVDがリリースですNEW

 

 

 

 

とにかく絶対に観たい2作品ですね。

 

『長沙里9.15』にはミーガン・フォックスも出てるぞビックリマーク

 

 

 

 

 

『パイレーツ』(2014年)の続編、『海賊:鬼旗』ですが、本当に撮影が始まってるようですね~ひらめき電球

『海賊:鬼旗』はキャストが1作目から一新されてるようなんですが、そりゃあ1作目の大ファンである私としては、ガッカリもしましたよ。

でも、カン・ハヌル、ハン・ヒョジュ、イ・グァンス、クォン・サンウ、チェ・スビン、セフン、キム・ソンオ、パク・ジファン・・・新しいキャストの豪華すぎる顔ぶれを知って、これはつまり新しい『海賊』なんだと思いますし、やっぱりめっちゃ期待を感じますね。

とにかく現実に2作目が作られてるってことが嬉しいです。

楽しみに待ちましょう!!

 

 

 

 

 

8月29日ですが、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハピネス

 

 

ハピネス
原題:행복
英語題:Happiness

(2007年、韓国映画、124分)

監督・脚本:ホ・ジノ
脚本:イ・スギョン、シン・ジュノ、ソ・ユミン
撮影:キム・ヒョング
照明:チョン・ヨンミン
音楽:チョ・ソンウ

出演
ファン・ジョンミン → ハン・ヨンス
イム・スジョン → ウニ
キム・ギチョン → プナム 療養院患者
ユ・スンモク → ジェゴン 療養院患者
イ・ジェフン → ソグ 療養院患者
ソ・ジンソク → ジンソク 療養院患者
キム・ジング → ヨンスの母
チュ・ブジン → 医師
ミン・ギョンジン → トラック運転手
オ・ソウォン → 薬剤師
キム・チャンソプ → ウェイター
チェ・チョンジャ → スーパーマーケットのおばあさん ウリ商会

友情出演
コン・ヒョジン → スヨン ヨンスの元恋人
リュ・スンス → ドンジュン ヨンスの友人

特別出演
パク・イナン → ソック 療養院患者 肺癌
シン・シネ → 療養院院長

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

ホ・ジノ監督の長編作品第4作目です。

 

もっと早くに観ておくべき作品でしたが、いろいろ考えてるうちに遅くなってしまいました。

 

主演はファン・ジョンミンとイム・スジョンです。

 

また、音楽は『八月のクリスマス』(1998年)と同じチョ・ソンウさんです。

 

 

※ 最後までネタバレしてます。ご注意ください。

 

ソウルでクラブを経営していたハン・ヨンス(ファン・ジョンミン)は職業柄見栄っ張りで無類の女好き、酒とタバコもやりたい放題だったが、深刻な肝硬変を患ってしまう。

彼は経営していた店舗を精算し、恋人のスヨンとも別れ、田舎へ療養に行くことにする。

スヨンや母親には「海外へ留学に行く」と嘘をつくが、それも最後の「見栄」かな。

今や彼の虚栄も失われつつある。

 

療養する間の生活費は、友達の ドンジュン(リュ・スンス)に頼んで少しずつ振り込んでもらうことにする。

 

療養院「希望の家」に行く道すがら、ヨンスは一人の女性を見かける。

女性と見かけるとちょっかいを出さずにはいられないヨンスは彼女にも声をかけるが、女性は最初、ヨンスに無関心。

 

彼女、ウニ(イム・スジョン)は「希望の家」で暮らして8年、スタッフとして働いている。

彼女は重い肺疾患を患っており、肺の40%しか機能していない。

激しい運動で息が切れれば死ぬことだってあるが、彼女は人に優しく、明るく生きている。

 

 

ヨンスにとって「希望の家」での毎日は、みじめで恥ずかしいものだし、以前の自分を考えれば屈辱的でもある。

しかし、彼はここで、これまでは考えもしなかった人の人生を知る。

彼自身、病気を克服して、生きていこうと思うようになっていく。

 

 

ヨンスにとってウニは見習うべきところの多い人でした。

最初はからかっているつもりだったけど、いつも間にか特別な存在になっていた。

 

ウニも、自分が知らない世界から来た、これまで会ったことのないようなタイプのヨンスに惹かれていく。

 

 

用事で町へ出たウニに付き添ったヨンスはその帰り、彼女にキスをし、二人の間は急速に深まっていく。

 

「ヨンスさん 私 息がつまると死ぬかもしれません」


ある夜、彼らは結ばれ、二人の仲は「希望の家」のみんなに知られることになった。

「希望の家」の院長(シン・シネ)はウニが入所者と付き合うことに反対したが、二人は「希望の家」を出て、古びた一軒家で暮らし始めることにする。

 



二人は幸せで、お互いになくてはならない存在になっていた。

田舎での農業に頼る質素で静かな暮らし、それは以前のヨンスが思いもしなかった生き方だった。

 

 

そしてそれが良い方に作用し、ウニの献身的なケアもあって、ヨンスの肝臓はどんどん良くなり、彼は健康を取り戻していく。

 

 

「病は治るが癖は治らぬ」とはよく言ったもの。

一年が経つ頃、ヨンスは今の毎日に退屈と窮屈を感じ始めていた。

 

ある時、スヨンとドンジュンがヨンスを訪ねてくる。

ヨンスはスヨンとの日々と、ソウルでの暮らしぶりを思い出す。

スヨンは言う。

「あなたにここは似合わない」

 

また、酒やタバコの誘惑もあった。

仕事を手伝った男性からすすめられた酒をヨンスは飲んでしまう。

 

ヨンスはソウルに行き、ドンジュンやスヨンと会った。

ドンジュンは店の経営で成功しており、新しい店をヨンスに任せたいと口にする。

またヨンスは以前のように自分を愛おしがるスヨンに心動かされるのだった。

 

帰ってきたヨンスには病弱なままのウニがわずらわしく感じられた。

ヨンスはウニにきつい言葉を投げつけてしまう。

 

 

急に遊びに行こうと言い出し、遊園地へ誘ったヨンスが、アトラクションで楽しそうにはしゃぐ姿に手を振りつつ、ウニの目からは涙があふれる。

 

ヨンスはまた酒を飲んで酔い、ウニに切り出す。

「お前から別れてほしいと言ってくれ。俺をふってくれ」

 

「このまま、今までどおり、一緒に暮らしてくれない」

言葉でハッキリと別れを切り出されたウニは狼狽え、嗚咽した。

「ヨンスさん、私が彼女より優しくするから。あなたに尽くすから」

 

それでもヨンスはウニの言葉と懇願を拒絶しそのまま眠ってしまった。

 

 

ウニは朝、ヨンスの寝顔を見ながら一人で考えていた。

これまで幸せだったこと、そして今、その幸せが消えつつあること。

 

 

ウニは病弱な体で走り出し、息が切れるまで走った。

このまま死ねれば、と言うのかのように。

 

そしてヨンスの荷物をまとめつつ、彼に告げた。

「ヨンスさん、この家から出て。あなたのせいで辛いの。出て行って。幸せに暮らしたいの」

 

ヨンスは言葉もなく、出て行った。

 

 

ヨンスは以前のようなソウルでの荒んだ人生に戻った。

 

ヨンスは結局、ドンジュンと仲違いしてしまったし、スヨンの部屋で一緒に暮らしてみたが、上手くはいかなかった。

そしてまた酒を飲み、タバコを吸っていたことで、吐血してしまう。

入院してすら、まだ酒をやめられなかった。

そんな彼を「希望の家」の院長が訪ねた。

 

ヨンスは死を迎えつつあるウニを見舞った。

ウニはただ、うなずき、彼を許しているようだった。

ヨンスと過ごした幸せな日々を思い出しているのか、彼女の目から涙があふれた。

 

ヨンスはウニと過ごしたあの家に行き、ウニの服を抱いて激しく嗚咽する。

 

そして、彼は「希望の家」へとまた向かうのだった。

ウニがもういない「希望の家」へと。

 

 

ふっとこの映画のあらすじだけは最後まで書いておきたくなって、書いておきました。

 

一つには、この映画が、言葉ではあまり語れない映画だからだと思います。

 

 

「希望の家」でヨンスと同室になる肺がんの男性を演じるのはパク・イナン(パク・インファン)さん。

 

俺は40年以上、タバコを吸ってきたよ

かなり後悔したが ―― 今は後悔しないように吸うんだ

 

 

ヨンスの元カノ、スヨンを演じるのはコン・ヒョジン。

出演時間は短いし、オーラも控えめ・・・。

ジョンミンさんとはSF時代劇、『天軍』(2005年)で共演してますね。

 

 

ヨンスの友達、ドンジュンを演じるのはリュ・スンスさんです。

けど、メガネもかけててイメージも違うし、言われないと気づかないかなあ。

 

 

『ユア・マイ・サンシャイン』(2005年)、『星から来た男』(2008年)、『ダンシング・クイーン』(2012年)、『新しき世界』(2012年)、『傷だらけのふたり』(2013年)、『国際市場で逢いましょう』(2014年)、『ベテラン』(2014年)、『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』(2015年)・・・私はいつもファン・ジョンミンさんの演技に泣かされてきましたが・・・『ハピネス』は「泣ける映画」とはまたちょっと違うかもしれません。

少なくとも、「ここ泣くところですよ」ってハッキリ号令がかかるような映画ではなかったですよね。

そこがいいんじゃないですか。

 

でも、この映画の感想は人それぞれだと思う。

映画はどれもそうなのかもしれないけれど、この映画は特に。

観る人の人生観が投影されるのではないかな。

 

観終えた時、フェデリコ・フェリーニの『道』(1954年)を思い出しはしたんだけど、私に『道』を語る資格はありません。

昔、昔、10代後半くらいの頃、NHKで放送された時に観たんですが、ハッキリ言って何の感銘も受けなかったので・・・合わなかったんでしょうね、私と・・・。

 

まあ、それもいかにも私らしい話で、どれほど映画史の中で高い評価を得た名作だとしても、アカン時にはホンマにアカンので。

でも、また観たら違うんじゃないですかね。

実際、『道』のことは今もよく覚えてますし。

 

 

八月のクリスマス 1998年

春の日は過ぎゆく 2001年

四月の雪 2005年

ハピネス 2007年

きみに微笑む雨 2009年

危険な関係 2012年

ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女 2016年

 

ホ・ジノ監督の長編監督作品はこういった作品ですが、私はお恥ずかしながら『八月のクリスマス』と『ラスト・プリンセス』しか観ていません。

でも『八月のクリスマス』はDVDを持ってて、何度も観てますよ。

『八月のクリスマス』は・・・やっぱり韓国の映画史だけでなく世界の映画史の中でも輝く傑作ですよね。

 

『ハピネス』は『八月のクリスマス』に近いとも、遠いとも言えるんじゃないですか。

同じ監督さんだから、近いとは思うんですが、じゃあ似てるかといえば、そこまで同じとも言えない。

 

ホ・ジノ監督の映画は少なくとも難解ではないですよね。

でも、大事なことはセリフでは語らないところもありますよね。

 

そして、ホ・ジノ監督の最新作、『世宗大王 星を追う者たち』(2019年)が9月4日から日本でも公開されますNEW

 

『ラスト・プリンセス』に続いて歴史映画になりますね。

 

世宗大王 星を追う者たち

 

映画 『世宗大王 星を追う者たち』 公式サイト

 

主演はハン・ソッキュとチェ・ミンシク。

これは観ないとダメですねビックリマーク

 

 

ファン・ジョンミンさんが出演する映画はいつも感動しますし、ファン・ジョンミンさんがこのヨンスって男を演じたからこそ『ハピネス』は素晴らしいと思うんですよね。

 

ヨンスはもともとが遊び人で酒好き、タバコも吸う、そして女性関係にだらしない。

ヨンスは女性がいたら自分のことを気にしてほしい、さらにはとにかく距離を縮めたいタイプ。

だから恋愛のきっかけは多いでしょう。

私はこの人のことが嫌いになれない。

ある意味、とっても人間らしいし、人生を満喫してきたんでしょう。

それも一面、幸せです。

 

しかし、彼は療養生活を送るうち、変わってしまう。

そして、これまでに出会ったことがない女性を愛するようになる。

彼には非常に卑怯な面もあるけれど、とても正直なところがある。

自分の感情に正直とゆうか。

 

最終的に彼は、以前のようにソウルでの放蕩の暮らしが楽しめなくなり、病状の悪化がさらにそれを許さなくなる。

 

彼がこれからどれほど生きられるのかはわかりませんが、死ぬ前に自分の幸福の形を知ったのだと思えてなりません。

 

 

胸に迫る演技を目にして、私はますますイム・スジョンが好きになりましたよ。

イム・スジョンも凄い。

 

彼女が演じるウニは、「希望の家」で療養している男性たちの間で癒しとなる人気者でしたが、恋愛経験はなかったように思えます。

病気のこともあって、恋愛することが体に良くない、と考えていたように想像してしまいましたが、本人が言うように、もう若くはないと諦めもあったように見えました。

なぜ、ウニがヨンスのことをそこまで好きになったのかは想像するしかないけど、彼女はヨンスと会った時からどこか嬉しそうでした。

ヨンスが人当たりのいい、ちょっとあつかましい男で、そんな彼が自分にかまってくることも、彼と男女として接することに喜びを感じていたようです。

そんなヨンスにつくすことも、彼女にとっての幸せでした。

 

ウニが望んだ幸せは、ホントにつつましく、小さなものだったと思います。

私はこうまで彼女が人がいいことが、哀しかったんですけど、結局、人間は長くも短くも、幸せな時は一度なのかなあ、と感じました。

そう思わないとやりきれない。

 

『ハピネス』はタイトルの通り、「幸せ」についての映画で、「泣ける映画」として観てもぜんぜんいい映画で、けれど、そこからさらに深い何かについて考えさせられる映画でした。

まあ、私もあまりわかったようなことは書きたくないんですが、『ハピネス』はやっぱり・・・傑作でしたよ。

 

もしも観るかどうか迷われてたら、是非、観てください。

オススメ致します。

 

でわ、今日も最後までおおきに・・・ありがとうさんですキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【映画日記】 『ブレイブ ワン』 『トゥー・フォー・ザ・マネー』 『クジラの島の少女』

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世宗大王 星を追う者たち

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

本当にこんなブログを読んでいただき、皆様、ありがとうございます。

今はこれといって趣味もなく、励みになっております・・・m(._.)m

 

今日は8月に観た、アジア映画以外の映画について書かせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月25日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

ブレイブ ワン
原題:The Brave One


(2007年、米国、122分)

配給:ワーナー・ブラザース映画

監督:ニール・ジョーダン
脚本:ロデリック・テイラー
製作:ジョエル・シルバー、スーザン・ダウニー
撮影:フィリップ・ルースロ
音楽:ダリオ・マリアネッリ

ジョディ・フォスター エリカ・ベイン
テレンス・ハワード ショーン・マーサー刑事
ナビーン・アンドリュース デイビッド・キルマーニ
ニッキー・カット ビタール刑事
メアリー・スティーンバージェン キャロル
ジェーン・アダムス ニコール

解説: 暴漢に婚約者を殺され、心身に深い傷を負ったエリカは、1丁の拳銃を手にする。自分たちを襲った男たちを見つけようと街をさまよう彼女は、自らの手で犯罪者たちを裁いていくが……。「告発の行方」「羊たちの沈黙」のオスカー女優ジョディ・フォスターが、復讐のため殺人に手を染める女性を演じたサスペンス・ドラマ。共演は「ハッスル&フロウ」「クラッシュ」のテレンス・ハワード。監督は「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダン。(映画.com)

 

 

この『ブレイブ ワン』が公開された2007年頃、私はおそらく映画を観ることに熱心ではなかったように思います。

だから、『ブレイブ ワン』って作品について知ったのも、ここ数年だったと思いますけど、ニール・ジョーダン監督・・・私と非常に相性がいいんですよね。

だから、そんな作品があると知ってからはずっと観たいと思ってました。

ニール・ジョーダン監督の映画はホントにどれも好きなので。

好きな方、多いと思います。

 

ようやく観れた『ブレイブ ワン』でしたが、予想以上に面白かったです。

 

ラジオホストのエリカ・ベインは婚約者とセントラルパークで犬の散歩をしている時、3人組の男たちに襲われ、人生が一変してしまう。

この場面の暴力の表現、ホントに痛く、怖く、惨たらしいです。

 

怪我を負い、恐怖の中で暮らすエリカ・ベインは銃を1000ドルで違法に入手し、それを持って、何とか前のように外を普通に歩けるように努力していたんですが、ある夜・・・って話。

 

そっから後、『タクシードライバー』(1976年)を彷彿とさせる話になるんですけどね。

ジョディ・フォスターの映画ってことで、観比べると面白いですよね。

 

どうなるんだろうはてなマークっていろんな意味でハラハラドキドキさせられます。

そして物語はある種の結末を迎える・・・。

 

その時、私は、ああ、ニール・ジョーダン監督の映画を観たんだ、と思いましたね。

 

『クライング・ゲーム』(1992年)も思い出したし、『ビザンチウム』(2012年)も思い出してました。

素晴らしい結末でした。

でも、ニール・ジョーダン監督は脚本は書かれてないんですけどね、それでも作品が重なるってことは、何かがあるんでしょうね、うん。

 

ジョディ・フォスターの映画ってやっぱりどれも好きですけど、特にこの『ブレイブ ワン』は好きです。

ジョディ・フォスターの演技がホントに好きでした。

 

そして、この道何年の刑事さんを演じるテレンス・ハワードもかっこよかったです、もう最後まで。

この刑事さんが連続して発生する殺人事件の犯人じゃないかと、エリカを疑っていくんですけどね・・・面白いですよ~合格

 

それにしても、最後のわんこの扱いがまた素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、8月26日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

トゥー・フォー・ザ・マネー
原題:Two for the Money


(2005年、米国、122分)


監督:D・J・カルーソー
脚本:ダン・ギルロイ
製作:ジェイ・コーエン、ジェームズ・G・ロビンソン
製作総指揮:ガイ・マケルウェイン、デヴィッド・C・ロビンソン、レネ・ルッソ、ダン・ギルロイ
音楽:クリストフ・ベック
撮影:コンラッド・W・ホール
編集:グレン・スキャントルベリー

ブランドン・ラング - マシュー・マコノヒー(森田順平)
ウォルター・エイブラムス - アル・パチーノ(野沢那智)
トニー・エイブラムス - レネ・ルッソ(高島雅羅)
C・M・ノヴィアン - アーマンド・アサンテ(石塚運昇)
ジェリー・サイクス - ジェレミー・ピヴェン(坂東尚樹)
アレクサンドリア - ジェイミー・キング(小林沙苗)

配給:ユニバーサル・ピクチャーズ

ストーリー: 怪我でプロフットボール入りの道を絶たれた男・ブランドンは、フットボール賭博の勝敗予想という才能に目覚めた。スポーツ賭博の〝予想屋〟は、顧客に情報を与えて手数料を稼ぐ商売。NYで予想会社を経営する初老の男・ウォルターは彼の才能に眼をつけ、高額のギャラで雇う。ウォルターに仕込まれたブランドンの予想的中率は80%を超え、富豪の顧客もゲット。スリルとカネの日々に人生の頂点を見る二人だったが―!

 

 

とにかく名優アル・パチーノの作品を観ておこうと思ったんだけど、主役はマシュー・マコノヒーさんですね。

 

マシュー・マコノヒーってなりきりまくる役作りで有名な俳優さんなんですけど、そのせいで本人がどんな顔なのかも知らないんですよね~。

 

この『トゥー・フォー・ザ・マネー』も、フットボール・プレイヤーとして成功することに挫折し、予想屋の世界に飛び込んだ男、ブランドン・ラングにしか見えない。

 

ブランドン・ラングはエキセントリックなおじさん、ウォルター・エイブラムスを雇い主として、いろいろ学びつつ、成功していくわけですが・・・まあ、スポーツ賭博の予想屋の世界なんて怖いもんでしょう。

しかもブランドンがかなり思い上がる性格だし、ウォルターもちょっと狂気性を感じるので、観てるこっちはハラハラさせられます。

こうゆう形でお金を引っ張ってくるのって怖いですよね。

 

最終的にどうなるのか・・・予想もつかなかったけど・・・そうですね、最後は、この映画はアル・パチーノの出演作だけど、主人公はブランドンだったのだなあ・・・と思いました。

かなり意外な結末だったので、そこに感動しましたわ。

 

でもやっぱりマシュー・マコノヒーの顔は覚えていないのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして8月28日、この作品を観る・・・カチンコ

 

 

クジラの島の少女
原題:Whale Rider


(2003年、ニュージーランド/ドイツ合作映画、102分)

監督・脚本:ニキ・カーロ
原作:ウィティ・イヒマエラ
製作総指揮:ビル・ギャビン、リンダ・ゴールドスタイン・ノウルトン
製作:ティム・サンダース、ジョン・バーネット、フランク・ヒュブナー
撮影:レオン・ナービー
美術:グラント・メイジャー
音楽:リサ・ジェラルド
編集:デイヴィッド・コウルソン
衣裳:カースティ・キャメロン
字幕:太田直子


ケイシャ・キャッスル=ヒューズ - Paikea
ラウィリ・パラテーン - Koro
ビッキー・ホートン - Flowers
クリフ・カーティス - Porourangi
グラント・ロア - Rawiri
マナ・タウマウヌ - Hemi
ティロン・ホワイト - Jake
タウプア・ワカタカ・ブライトウェル - Ropata
テニア・マクラッチー・ミタ - Wiremu
レイチェル・ハウス - Shilo

解説: 勇者伝説が伝わるマオリ族の少女を描いた愛と奇跡の物語。監督・脚本はこれが日本初登場となる女性、ニキ・カーロ。原作はマオリ出身の作家、ウィティ・イヒマエラの小説『ザ・ホエール・ライダー』。撮影は「ミルクのお値段」のレオン・ナービー。音楽は「アリ」のリサ・ジェラード。美術は「ロード・オブ・ザ・リング」のグラント・メイジャー。出演は新人のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、「モアイの謎」のラウィリ・パラテーン、「コラテラル・ダメージ」のクリフ・カーティスほか。2002年トロント国際映画祭観客賞、2003年サンダンス映画祭ワールドシネマ部門観客賞、同年ロッテルダム映画祭観客賞受賞。(映画.com)

 

 

この作品は2003年に公開されたそうですけど、いつ頃からか知ってて、観たいと思ってました。

ニキ・カーロ監督の2作目、『スタンドアップ』(2005年)をとても気に入ってたので、それででしょう。

 

ニュージーランドの海辺にあるマオリの人たちの村を舞台に、伝統にこだわる頭の固いおじいさんと、その孫の少女の、複雑な関係を描いた作品です。

 

最初は美しい風景と、マオリの人たちの日常に興味を惹かれてたんですが、途中からはしばしば、その世界に根付いてきた男尊女卑の形を知ることになります。

 

パイケアはおじいちゃんのことが好きなのですが、男の後継ぎが欲しかったおじいちゃんの期待に応えることはできない・・・観てて哀しいし、イラッともさせられました。

まあ、おじいさんの孫の気持ちをわかってやれなさは、どうしようもないと思いましたけどね、歳を重ねても鈍感な人は鈍感。

見えてないんでしょうけどねむかっ

 

観ながら、やはり『スタンドアップ』のニキ・カーロの映画だと思いましたが、『スタンドアップ』にも『クジラの島の少女』にも原作があり、『スタンドアップ』の脚本は別の方が書かれてるんですけどね・・・つまり、この映画の中で描かれてる保守的な男尊女卑のあり方って、世界中のそこかしこに今も残りつつある、ってことなんでしょうね。

 

だから韓国だったら『82年生まれ、キム・ジヨン』ですよ、きっと。

 

映画 『82年生まれ、キム・ジヨン』 オフィシャルサイト

 

映画、『82年生まれ、キム・ジヨン』は10月9日から公開です。

 

 

 

結局、人はそれぞれ違うし、これはこうとルールで男女を決めることは難しいと思いますが、こういった映画を観てると、変わってほしいなあ、と思います。

女も男も、それぞれ言い分はあると思うけれども、「昔からこうだったから」だけが理由ではもう納得できないなあ。

女性天皇と女系天皇の議論ですか、それも新しく変わっていった方がいいんじゃないですか、昔にこだわらず。

 

「女は跡継ぎになれない」とか、そのもともとの根拠ははてなマーク

 

『クジラの島の少女』は、少女が主人公ってことが大きくって、やっぱり若い子どもたちの気持ちっていいんですよね、頭の固い大人たちよりも。

パイケアのお父さんがパイケアをドイツに連れて行こうとした時、パイケアは途中でそれを拒否して村に残りますよね。

その場面が象徴的で、出て行かずに自分で何とかしたいって気持ちが感動的ですよね。

 

映画としては、どうやって撮影したんだろうはてなマークってシーンもあって、ホントに素晴らしいです。

 

この作品はすごく感銘を受けました。

ひさしく考えてこなかったことについて考えさせられましたよ。

 

おとなしくって優しい女の子ほど、心が折れてしまいそうになると思うんですよ。

おそらく、その「心を折る」ことが女性を抑圧する社会の目的でもあるんだろうけど。

だから、負けないでほしいし、みんなで頑張りましょ。

 

 

ニキ・カーロ監督とパイケアを演じたケイシャ・キャッスル=ヒューズ。

 

ニキ・カーロ監督は、ご存知でしょうけど、最新作の『ムーラン』の劇場公開が見送られ、期待してたのに残念です・・・(゜´Д`゜)

 

ケイシャ・キャッスル=ヒューズはこの作品でアカデミー主演女優賞の史上最年少候補となり大きな話題を集めたそうですが、それも納得ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなんで、8月の25~28日に観た映画について書かせてもらいました。

特に『ブレイブ ワン』と『クジラの島の少女』が私のオススメです合格

 

でわ、最後までお付き合い、ありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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