你好(^-^)ノ
いつも、ホントに多謝です
KBS京都では、8月13日から韓国ドラマ、『ホジュン 伝説の心医』(2013年)が放送されます。
KBS京都が映る方は是非。
キム・ジュヒョク、パク・ジニ、ナムグン・ミン、パク・ウンビン・・・ほか、キャストが豪華、もしもノーカットなら135話と長大・・・何といっても故・キム・ジュヒョクさん主演のドラマですので、私も頑張って観たいところです。
観たい映画も多いし、時間がもっと欲しい~。
7月31日、この映画を観ました
ブルース・リー伝説の師「葉問」の原点はここにあったー
若き日のイップ・マンを描く本格“詠春拳”アクション・ムービー
イップ・マン 誕生
イップ・マン 誕生
原題:叶问前传
英語題:The Legend Is Born: Ip Man
韓国語題:엽문전전
(2010年、香港映画、100分、G)
監督:ハーマン・ヤウ
脚本:エリカ・リー
武術指導:トニー・リャン
キャスト
デニス・トー
ルイス・ファン
サモ・ハン・キンポー
ユン・ピョウ
クリスタル・ホアン
ローズ・チャン
澤田拳也
シュー・チャオ
ラム・シュー
バーニス・リウ
配給:日活
ハッシュタグ: #イップマン誕生
解説: ブルース・リーの師として知られるイップ・マンの青年期を描いたカンフーアクション。生涯の伴侶となる女性との出会いや、ライバルでもあった義兄イップ・ティンチーとのエピソードなどが描かれる。1905年、中国広東省・佛山市。6歳のイップ・マンは義兄イップ・ティンチーとともに詠春拳の宗師チェン・ワースンに弟子入りし、妹弟子のメイワイらとともに修行を積む。やがて立派な青年に成長したイップ・マンは、副市長の愛娘チャン・ウィンセンと出会う。ウィンセンはイップ・マンを気にかけるが、メイワイもイップ・マンに淡い恋心を抱いていた。(映画.com)
なんで日本版ポスターではラム・シューさん演じる副市長がでっかく載ってるねん
などとゆうことはともかく、2008年から始まるウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演版の『イップ・マン』シリーズに対して、ハーマン・ヤオ監督版の作品ですね。
ハーマン・ヤオ監督版はこのあと、老境にさしかかったイップ・マンを描く『イップ・マン 最終章』(2013年)が作られてます。
監督さんが違う、別の映画ではあるけれど、実在の同じ人物の伝記映画だからか、共通点も多く、ドニー・イェン版のプリクエル・・・前日譚といっても無理のない感じですよね。
昔、中国広東省、佛山の武館では子どもたちが詠春拳を熱心に習っていた。
イップ・マンのお父さんは武館にここの土地を貸してはったみたいで、その縁もあってか息子のイップ・マン、そして養子にしたティンチーを連れてきて、武館で預かってもらうことになった。
たしかに厳しい格闘技の道場ではあるけど、見ようによっては保育園に見えなくもない。
子どもたちの楽しみはもちろん食べること・・・。
イップ・マン、ティンチーと一緒に詠春拳を学ぶ中にはメイワイとゆう女の子もいた。
子ども時代のメイワイを演じるのはご存知、シュー・チャオ(徐嬌)。
『ミラクル7号』(2008年)の主役の子です。
お~、出てる出てる~、って感じでした。
武館の先生はサモ・ハンさん。
そして、先生のあとを継ぐことになる先輩はユン・ピョウさん。
ユン・ピョウさんって私、どうしても顔がわからなかったのですが、この方ですか~。
先生と先輩は詠春拳の素晴らしさを見せてくれた。
すなわち、目隠し。
ちなみに先輩は基本的には厳しいけど、のちに、飽くなき探究心に目覚めた青年、イップ・マンが正統な詠春拳から逸脱せんとした時、これにかなり激怒、イップ・マンを破門すべきかどうか悩むことになったが、師匠の墓前でコイントスしながら悩みまくるような心優しくお茶目な一面を持ち合わせた人物。
デブゴン先生はイップ・マンのたぐいまれなる素質を見抜いていた。
そしてご自分の死期をも悟っておられた。
観てて、先生、はよお薬を飲んでください~と思いましたが、もう先生はわかってらっしゃったのだろう。
武館は先輩が継ぐことになり、イップ・マンは修行に励んだ。
みんなが稽古をやめてもなかなか休憩しないところに「詠春拳バカ」の人生がすでに始まっている。
メイワイは実はイップ・マンのことが好きなのだが、詠春拳バカは鈍感でした。
そしてそんなメイワイのことをティンチーはそっと愛しているのだった。
そんな折、「縁日」に武館も屋台で参加してたのだが、外国の珍しい蓄音機に目を奪われたイップ・マンはある姉妹と出会った。
副市長さんの娘たちである。
姉妹の姉、チョン・ウィンシン(クリスタル・ホアン)は、レコードのことをよく知らずに傷をつけてしまった無知なくせに触りたがりなイップ・マンに代わって代金を払ってやるのだった。「気持ちを買ったの」とか言って・・・。
ところが町のチンピラたちが大道芸の少女たちにイチャモンをつけ、正義感の強いウィンシンが咎めたら、ちょっと暴力的な状況になり、詠春拳の武館の若者たちがチンピラたちを懲らしめることになった。
若き日のイップ・マンはやはり、若い頃からこんなことをしていた。
チンピラ連中を懲らしめるのがちょっと楽しそう。
若いの、うぬぼれは禁物じゃよ(´∀`*)
もちろん、私たち観客の方も楽しい。
そのこともあって、ウィンシンにとってイップ・マンは気になる存在になる。
それで妹にラブレターを託し、イップ・マンに届けてもらうが、出てきたメイワイはイップ・マンが今はいないと嘘対応(実はいる)。
恋敵は容赦なく潰す。
メールとかラインとか、ない時代の話です。
お陰でイップ・マンはウィンシンの気持ちを知ることなく、香港のステファン書院へ勉強に行ってしまった。
香港の学校の食堂の習わしが変な感じでイヤなんですが、それよりもイップ・マン、中国人をバカにした外国人を45秒くらいで懲らしめた。
昔から、外国人に中国人が蔑まれるのがイヤな人です。
でも、昔の方がちょっと気が短いかな。
普段はおとなしい青年だけど。
傲慢な外国人を懲らしめたことでイップ・マンは早くも町のヒーローとなった。
が、その懲らしめた外国人青年のために打ち身の薬を買いに行ったら、薬屋さんのおじいちゃんも詠春拳をやってるとのことで、ちょっと手合わせしたら、異様に強くてイップ・マン、かなわない。
ここ、私、大好きですね。
おじいちゃんの名はヨーダ、でわなく、リョン・ビック(梁璧)。
演じるはイップ・チュン(葉準)さん。
現実のイップ・マンの息子さんですね。
俳優としては超・ド素人のはずですが、存在感が違います。
リョン・ビックさんと詠春拳の関係など、詳しいことはともかく、私は観てて、『イップ・マン 継承』(2015年)で、チョン・ティンチ(マックス・チャン)が「イップ・マンの詠春拳は正統ではない」と宣言して、自分が正統派の道場を開いたことと、連なっているのではないかと思いました。
イップ・マンはリョン・ビックから新しいことを多く学びます。
ルーク・スカイウォーカーとヨーダの関係のよーだ。
そしてお土産をいっぱい買って佛山に帰るのだった。
その頃、佛山港では日本人の北野(澤田拳也)が何ごとか、悪いことをスタートしているようだった。
その北野の娘か妹かよくわからないけど、ティンチーがいた道場に『帝都物語』の加藤保憲みたいな格好で道場破りにやって来て、刀とか振り回すバーニス・リウがなんか凄い。
帰ってきたイップ・マンは久しぶりに兄・ティンチーと手合わせ。
よく考えたら、ドニー版の『イップ・マン』ではこの二人、「山賊」みたいな悪役を演じてたんですよね。
デニス・トーはこの『誕生』と同じ年に公開されてる2作目の『葉問』(2010年)では市場の乱暴な格闘家を演じてたりして・・・。
いや、演技がぜんぜん違うし、それはそれで面白いと思います。
詠春拳にはなかった新しい方法とかを取り入れたイップ・マンのやり方にみんな驚き、教えてー、教えてーと大騒ぎ。
しかし、そのことで頭の固いユン・ピョウ先輩の怒りを買うことに。
そして、ヴァンパイア映画を観に行った時でしたか、イップ・マンはウィンシンと再会し、二人はデートとかするようになる。
この時、ないがしろにされるお金持ちの坊っちゃんがメチャクチャ気の毒。
メイワイはとうとうウィンシンにイップ・マンを取られそうになって泣いてしまうのですが、この時にローズ・チェンの演技に私も心打たれ、もらい泣きしてしまいましたよー。
そんな時、顔では数レベル劣るティンチーがメイワイに優しく寄り添うのですが、そんな急に気持ちとか変われませんて
娘がイップ・マンと付き合ってると知った副市長さんは猛反対。
絶対に許さんぞと言ってますが、そこへ正装してお父さんに会いに来るイップ・マンが男として立派。
二人は何ごとか話し合うことになり、ウィンシンも笑顔ですが、何を話し合ってたんでしょうか~。
結果としてメイワイはティンチーと結婚することになりますが、その式の夜、日本の悪い人たちがイップ・マンを陥れて、中国にイジワルをしてくのだった。
ん~、ここまでは良かったんですがね~、個人的にはこの映画、ここからがいただけませんね~、好みじゃなかったわ~
日本人が悪役なのは別にいいんだけど、物語の展開と、悪役たちの作戦がね~、ハッキリ言って気に入りませんな~。
正直、私は前半のまま、淡々とほのぼの系の「イップ・マンの青春時代」でいっちゃって良かったと思うんですよねー。
無理にそこまで暴力的なドラマにいかず・・・。
せいぜい、中国人をバカにした日本人と戦って懲らしめる、とかで・・・日本の変な組織との戦いとか、映画としては荒唐無稽にも思えるのに、ああまで深刻で悲しいことが起こって終わる必要はなかったように思えてなりません。
ニンジャ軍団はいいんですけどね~、むしろ好きですよ。
でもね~、日本人の子どもを中国人の家の前に捨ててスパイにしてる、しかもその子どもたちを箱に詰めて運んでるっちゅうのがね~、そんな回りくどくめんどくさいこと、実際はなかったに決まってるでしょ。
作ったにしてもあんまり面白くないねー。
しかもそのことで悲劇的なことが起こって、私は悲しかったですよ。
しかし
イップ・マン対ニンジャ軍団のあたりのアクション・シーンは素晴らしかったです。
そうなるともう、納得でしたね。
けど、肝心のラスボスの北野があんまり強くないのも残念でした。
あれならもう、意外なところから武器を出したりしてイップ・マンを苦しめてくれた方が面白かったのに。
でも、目潰しをくらったイップ・マンが昔、デブゴン先生から教わったことを思い出すのは感動でした。
まあ、映画を観終えて一番、疑問に思ったのは、ラスト、「詠春部屋のおかみさん」みたいになったウィンシンがその後、ウィルソン・イップ監督版の作品ではなんであんなに夫の武術熱をイヤがって、怒ったりしてるのか、その間のことが気になりましたよ。
おそらく、イップ・マンが詠春拳一辺倒で家族と過ごす時間をないがしろにした、とかでしょうけど。
その他、川井憲次さんのあのテーマ曲が流れない、とか不満はあるにはありますが、この作品はこの作品で良かったんじゃないですか。
デニス・トーの初々しいイップ・マンも良かったです。
悪役がもうちょっと魅力的だったらなお良かったんですが・・・バーニス・リウの持ち味か、素でイジワルそうな感じは気に入りました。
あと、エンドロールで元気に流れる冼國林、「千尺浪」も好きですね。
そんなんで次は、アンソニー・ウォンさん主演の『イップ・マン 最終章』(2013年)ですね。
近いうちに観ようと思います。
でわ、でわ、今日も最後まで謝謝です
・・・拜拜☆⌒(*^-゜)v
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