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韓国映画 時間回廊の殺人 2017年

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

本当に異常に暑いので、皆様、どうか、ご注意を・・・ひらめき電球

正直、ずっと屋内で過ごしていたい気分ですが、でもやっぱり夏もいいものですしね~。

体力に自信のある方は是非、お出かけになっていただいて・・・。

まあ、映画館で映画、が無難じゃないですか・・・お金はかかるけど。

 

 

 

昨日、8月9日から公開がスタートしてますNEW

 

僕の中のあいつ

映画 僕の中のあいつ 公式サイト

 

これは面白そうビックリマーク・・・是非!!

 

 

 

前回の記事の「枕」で書いた日韓関係についての私の見解は、あくまでもおぼつかない私の正直な気持ちですので、そんなもんです。

 

しかし!!

世の中には思慮深く、ものごとに精通しておられる方々も大勢おられ、こと日韓関係については、韓国に住んでおられる日本人の方々のブログをいつも読ませていただき、学ばさせてもらっています。

 

私が信頼する方のお一人には韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!とゆうブログもなさってる、武藤克精先生(日韓比較文化学専門家 / 文化交流コーディネーター / 日韓未来ハートタンク代表 / サムスン人力開発院講師 / 韓国語マガジン『サランヘヨ・ハングンマル』編集長)がおられます。

 

武藤先生が昨夜書かれた記事を是非、読まれることをオススメ致します。

 

■なぜ、韓国人はいつまでも歴史問題を訴えるのか?ヾ(≧∇≦)〃♪

 

私も読んでいるうちに得心がいって、心がスーッと穏やかになりました。

最近の韓国が理解できない、また現実の韓国がなかなか見えない方々は是非、読んでください。

 

そして韓国映画を観るビックリマーク

 

 

 

これはあくまでも私の印象ですが、最新の映画について書いた記事ほど、アクセス数が多いように思います。

まあ、そりゃそうかもしれません。やっぱり今、話題になってる映画ですしね。

でも私の場合はそうそう最新の、公開中の映画ばかり観て書くわけにもいかないので難しいところです。

だから、公開が終わってレンタルが始まって、旧作扱いになった映画がどうしても多いかな。

今回もそんなちょっと前の映画について書かせていただきます。

 

 

 

8月6日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ時計

 

 

 

 

 

一家を崩壊させた凄惨な殺人事件。

25年の時を超え、全ての謎が解き明かされる ――。

 

 

 

時間回廊の殺人

 

 

時間回廊の殺人
原題:시간위의 집
英語題:House of the Disappeared


(2017年、韓国映画、100分)


監督:イム・デウン
脚色:キム・ヒョヌ、イ・ガンミン、イム・デウン、ユ・ヒギョン
脚本:チャン・ジェヒョン
PD:パク・ソニョン
助監督:パク・テヒ
撮影:パク・チェホン
照明:キム・スンチュン
音楽:キム・ウグン(AURA MUSIC)
美術:ペク・キョンイン


出演:キム・ユンジン、オク・テギョン(2PM)、チョ・ジェユン、パク・サンフン、コ・ウリム、ファン・ジュヌ、カク・チヘ、ウ・サンジョン、キム・ミンジョン、キム・ナヨン、ペ・ウジン、チャン・ボンス、ソン・ミンス、シン・ヘジョン、キム・ヒョン、チョン・フィホン、カン・セイン、チェ・デウン、ソン・ミヒ ほか
特別出演:イ・ハヌィ、パク・チュンミョン、ペク・トビン、イ・ドンギュ
友情出演:ユ・イニョン

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

解説: 映画「シュリ」「国際市場で逢いましょう」、テレビシリーズ「LOST」などヒット作に出演する韓国の国際派女優キム・ユンジンが主演し、人気アイドルグループ「2PM」のテギョンが共演したミステリーサスペンス。1992年11月11日、閑静な住宅街で起こった殺人事件で、夫と息子を殺害したとして被害者の妻で母のミヒが逮捕される。しかし、息子の遺体は見つかっておらずミヒは無罪を訴えるが、懲役30年が求刑される。25年後、仮釈放されたミヒは、息子を捜す手がかりを求めて事件現場となった家に戻り、そこで何者かの気配を感じ取る。一方、受刑者のケアを担当しているチェ神父は、頑なに心を閉ざしているミヒの過去を調べていく中で、事件現場となった家にまつわる驚くべき過去を突き止める。(映画.com

 

 

この映画、観ると決めた方は何も知らずに観るのがベストだと思います。

正直、うちのブログなんか読まずにいきなり観てほしい。

でも、まあ、書くだけ書かせてください。

もしくは観たあとで読んでもらうか。

 

1992年、11月11日、ウィルン洞34番地の古びた家で殺人事件が起こる。夫チョルジュン殺害の容疑で逮捕されたのは妻のカン・ミヒ(キム・ヨンジン)。彼らの息子ヒョジェ(パク・サンフン)の血痕は確認されるも遺体は発見されなかった。

ミヒには懲役30年が宣告され、彼女は服役することに。

 

 

25年後、仮釈放されたミヒは事件の現場である家へと戻った。

ミヒは消えた息子を見つけ出したいのだった。

彼女は喉頭ガンに侵されていた。

25年を経た今でも、ミヒは家に漂う不気味な気配に恐怖を感じていた。

 

ミヒを訪ねてきたチェ神父(オク・テギョン)だが、長く刑務所にいたミヒは彼にも心を開かない。

それでもチェ神父は25年前の事件について調べ、その中で事件の舞台となった家そのものにまつわる、ある怪異な過去の事件について知っていくことになるのである。

 

 

時には迷惑がられつつも・・・。

 

もうちょっと書きますか。

 

 

映画は年老いたミヒの現在と過去の回想シーンが交互に進みます。

 

25年前、ミヒは刑事だった夫のチョルジュン、最初の夫との間に授かった長男のヒョジェ、今の夫との間の次男であるジウォン(コ・ウリム)とあの家で暮らしていた。

 

夫は実の子であるジウォンのことは可愛がるのだが、ヒョジェのことはそうではなかった。

また浮気をしているようでミヒとの仲も上手くいっていなかった。

 

私、最後までちょっとわからなかったのですがミヒはなぜチョルジュンとの結婚生活を続けていたのか・・・ほんと、感じの悪い男だったので。

 

まあ、結婚当初はいい人だったのかもしれませんが。

 

そして、ヒョジェは遺伝性の心臓病を患っていて、ヒョジェ自身、そのことでパパみたいに死なないか心配してるんですね。でもミヒはきっと治療法があるから大丈夫、と・・・。

 

ある夜、酔って帰った夫が出て行ったあと、家に不気味な音が響きます。誰かが戸を揺さぶるかのような・・・そしてミヒの寝室に誰かが侵入しようとします。怖いぞ~汗

 

その後、ヒョジェの手には謎の脅迫文が。

 

 

〝出ていけ 子供が死ぬ〟

 

 

ヒョジェは誰にこれを渡されたのか、答えない。

 

 

子どもたちが通う駄菓子屋さんのおばあちゃん(キム・ミンジョンさん)が言うには、ミヒたちの住む家が立つ土地はダメなんだ、と。

いくつもの霊がさまよっている・・・とも。

 

 

そこで、「地相鑑定士」、つまり風水の先生に家を見てもらうんですが、その役を演じるのはイ・ハヌィさん。

先生は予想外の事態に恐怖することに。

 

いいですか、例えば水脈だとか風水が問題だってゆうんじゃないんですあせる

 

 

で、次にミヒが相談に行くのは・・・汗


 

巫女(ムーダン)の先生。

先生役はパク・チュンミョンさんで、キム・ユンジンとは『ハーモニー 心をつなぐ歌』(2010年)で共演してはりますね。あの女子プロレスラーです。

 

お弟子さんはキム・ナヨンとゆう女優さんで、ちょっと笑わせてくれるのがこの映画では息抜きになってます・・・すぐに怖くなるけど。

 

 

で、家に来てもらって儀式を行ってもらうことになるんですが・・・。

 

 

やっぱり怖いですよね、ええ(lll゚д゚)゚。

 

 

ここからが重要ですが、あらすじはここまでにしときます。

 

この作品、2013年のベネズエラ映画、『マザーハウス 恐怖の使者(La casa del fin de los tiempos)』の韓国版リメイクだそうです。

 

 

ポスターが怖い(>_<)

 

こうして韓国リメイク版を観ると、オリジナル作品を観たくなります。

ありがたいことに日本でもオリジナル版のDVDが発売されてるんですが・・・そのジャケットが韓国版よりも怖いので困ってしまうあせる

 

韓国版も、最初、事件モノかなと思って観てると一気にホラーっぽくなるし、いろいろ怖いので怖がりの人たちには向いてません。

 

ですが・・・。

 

 

 

ドンッネタバレドンッ

※ 種明かしはしてないけど内容には触れてますひらめき電球

読みたい方だけマウスでドラッグしてください・・・汗

 

ミステリー、スリラーかと思いきや、ホラー風味全開になり、そして謎が解き明かされつつ、ファンタジー的な展開になります。

それも、韓国映画・ドラマでもよくある「時間モノ」、「タイムスリップ系」です。

私は観ながらハタと膝を打ちました。

なんと伏線がよく効いた、完成度の高い映画かと・・・ビックリマーク

 

真相のキーとなる人物に「陰陽師のあべの」って存在があって、日本人なんですが、陰陽師がそうして韓国でも知られているのが面白かった。

はい、怪奇な現象の原因に日本もからんでますよ。

これも実は理にかなってます。

 

そして最後には強い感動があります。

これは、お母さんの映画でした。

お母さんは我が子のためならどんなことでもできる、とゆう。

そんな映画だと知らずに観てた私は思わず涙しました。

ホントにいい映画でした。

 

実は『怪しい彼女』(2014年)に近いものもあって、そういった意味ではいかにも韓国映画でしたが、ベネズエラ映画のリメイクとのことで、やはりこうゆう母の思いは万国共通なのかな、と思わされました。

 

そして、ラストがまたいいんです。

ある人たちが再会するんですが、またここも泣きましたね。

 

ネタバレ、ここまでですひらめき電球

 

何も知らずに観たから余計に感動したと思います。

 

それと、映画が私に合ってたんだと思います。

もともとコレ系の映画や小説は私の好きな分野だったんですが、この映画はよく理解できました。

わからなかったところはないですね。

きっとオリジナルの脚本も優れていたんでしょう。

それを最高に上手い形で料理した韓国の作り手も凄い。

 

イム・デウン監督の映画はこれで3作、観ましたがこの作品が最高だったと思います。

『ホラーストーリーズ』(2012年)の第2話、「恐怖のフライト」も良かったけど、レオン・ライさん主演、中韓合作の『マッド・ドライバー』(2016年)はピンとこなかったので、やるじゃんビックリマークみたいな。

 

キム・ユンジンは映画のほぼ半分を老けメイクで演じてますが、メイクだけでなく演技でも老けててさすがです。女優としてやり甲斐があったでしょう。

 

テギョンくんの神父役、良かったですよ~。

テギョンくんの映画は初めて観ましたが、さすがでした。

かっこいいけど、役にハマってましたね~。

 

あと、子役たちも素晴らしかったビックリマーク

 

そして被害者役なのにチョ・ジェユンさんがイヤだった(^_^;)

 

そういったわけでこの映画、オススメなんですが、騙されたと思って何も知らずに観てほしいところです。

そうゆうふうに作ってある映画ですのでね。

ジャンルとかにこだわらずに観ていただければ。

 

怖い場面が多い映画ではあるんですけどあせる

 

私は非常に気に入りました、観て良かったです(´∀`*)

 

でわ、今日も最後までおおきにですキスマーク

またです~、アンニョン~(^.^/)))

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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